| 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 15-18-25-226/284 | 5.3% | 11.6% | 20.4% | 90% | 75% |
勝率5.3%は低い水準ですが、単勝回収率90%(最高配当を除いても75%)は他の低勝率種牡馬より明らかに高く、勝ち星のわりに稼ぐ効率のいい産駒です。頭でバンバン勝つのではなく、人気薄で時々大きいのを持ってくる穴党向きの種牡馬です。
※日本での供用は1シーズンのみで、産駒は34頭と少数です。数字の振れは大きいので、傾向として捉え、頭を過信しないでください。走数が増え次第、更新のたびに見直します。
| 馬場 | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| ダート | 10-10-14-163/197 | 5.1% | 17.3% | 104% | 63% |
| 芝 | 5-8-11-63/87 | 5.7% | 27.6% | 59% | 101% |
回収率で見るとダートが単勝回収率104%とプラスに乗ります。父ザファクターはダンチヒ系のダートGI馬で、産駒の穴もダートで生まれます。芝は複勝率27.6%・複勝回収率101%と、3着内・複勝で拾える形です。
| 距離帯 | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| ダ1200m以下 | 4-5-7-78/94 | 4.3% | 17.0% | 85% | 68% |
| ダ1300〜1400m | 3-0-4-37/44 | 6.8% | 15.9% | 149% | 59% |
| ダ1500〜1600m | 1-0-0-6/7 | 14.3% | 14.3% | 606% | 71% |
| ダ1700〜1800m | 2-5-3-40/50 | 4.0% | 20.0% | 33% | 58% |
ダートは短距離から1400mあたりが中心です。1300〜1400mは単勝回収率149%(最高配当を除いても92%)と、穴の出やすい距離帯。父が米GIをスプリント〜マイルで勝った馬らしい適性です。
※ダ1500〜1600mの単勝回収率606%は7走・1勝によるもので、1回の大穴が作った数字です。買える距離という意味ではありません。芝は1200m以下(勝率10.3%・複勝率41.0%・単勝回収率116%)で走りますが、こちらも出走39走と少なめです。
| 馬場 | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| ダ良 | 6-4-13-114/137 | 4.4% | 16.8% | 94% | 56% |
| ダ稍重 | 1-3-1-29/34 | 2.9% | 14.7% | 39% | 62% |
| ダ重 | 2-3-0-18/23 | 8.7% | 21.7% | 107% | 75% |
| ダ不良 | 1-0-0-2/3 | 33.3% | 33.3% | 1240% | 277% |
| 芝良 | 3-8-9-50/70 | 4.3% | 28.6% | 61% | 116% |
| 芝稍重 | 1-0-0-11/12 | 8.3% | 8.3% | 14% | 10% |
| 芝重 | 0-0-2-2/4 | 0.0% | 50.0% | 0% | 85% |
| 芝不良 | 1-0-0-0/1 | 100.0% | 100.0% | 670% | 220% |
ダートは良(単勝回収率94%)から重(8.7%・単勝回収率107%)まで、渋っても崩れません。ダートで水を含んで脚抜きがよくなると、持ち前のスピードが活きるようです。
※ダ不良(3走)や芝不良(1走)の高い回収率は、1走の大穴によるものです。サンプルが極端に少なく、傾向とはいえません。
| 前走4角 | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 逃げ(1番手) | 2-1-0-11/14 | 14.3% | 21.4% | 125% | 69% |
| 先行(2〜4番手) | 3-1-3-39/46 | 6.5% | 15.2% | 90% | 63% |
| 中団(5〜9番手) | 1-2-6-50/59 | 1.7% | 15.3% | 31% | 52% |
| 後方(10番手以下) | 2-5-4-38/49 | 4.1% | 22.4% | 97% | 77% |
ダートは前走で逃げていた馬が勝率14.3%・単勝回収率125%と最上位です。先行(勝率6.5%・単勝回収率90%)も悪くなく、前で運べる馬が狙い目。反対に中団は勝率1.7%と、この位置取りだけは避けたいところです。
※芝は87走で、逃げ・先行に一発はあるものの頭数が少なく、脚質別の傾向は語れる水準ではありません。
少数ながら妙味のある条件を5つにまとめます。いずれも頭を過信せず、複勝・ワイド・馬連の軸として使うのが安全です。
| 条件 | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 牡・セン馬×ダート | 7-10-13-110/140 | 5.0% | 21.4% | 116% | 76% |
この産駒の中心です。ダートの牡馬は単勝回収率116%(最高配当を除いても86%)。勝率は5.0%と低いものの、人気薄で走るぶん買い続けてプラスに乗ります。牡馬でダートが、穴を狙う土台になります。
| 条件 | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 6歳 | 6-6-4-48/64 | 9.4% | 25.0% | 163% | 99% |
はっきりした晩成型です。6歳になると勝率9.4%・単勝回収率163%(最高配当を除いても111%)まで上がります。4歳(勝率2.6%)・5歳(5.5%)と、年を重ねるごとに良化。キャリアを積んだ古馬ほど信頼できる産駒です。
| 条件 | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| ダ1300〜1400m | 3-0-4-37/44 | 6.8% | 15.9% | 149% | 59% |
単勝回収率149%(最高配当を除いても92%)。父が米GIをスプリント〜マイルで勝ったスピード型らしく、ダートの1300〜1400mで穴を出します。この距離で人気を落としている牡馬は、押さえておきたいところです。
| 条件 | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 前走4〜6番人気 | 5-4-6-40/55 | 9.1% | 27.3% | 123% | 83% |
勝率9.1%・単勝回収率123%(最高配当を除いても77%)。前走でひと桁人気の後ろめだった馬が、次走で巻き返します。この産駒は前走大敗からでも走るタフさがあり、人気を落としているときこそ買いです。
| 条件 | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 母父アフリート | 4-6-7-35/52 | 7.7% | 32.7% | 123% | 106% |
血統欄で拾える買い条件です。母父アフリートは複勝率32.7%・単勝回収率123%・複勝回収率106%と単複ともプラス。ミスタープロスペクター系のスピードとパワーを足す配合が、いい方向に出ています。
| 馬齢 | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 4歳 | 2-4-9-63/78 | 2.6% | 19.2% | 102% | 59% |
| 5歳 | 7-7-12-101/127 | 5.5% | 20.5% | 56% | 74% |
| 6歳 | 6-6-4-48/64 | 9.4% | 25.0% | 163% | 99% |
供用が1シーズンだったため、産駒はすでに4歳以上です。年を重ねるほど良く、6歳が勝率9.4%とピーク。若い時期に見限られてキャリアを積んだ古馬に、妙味が残っています。
| 騎手 | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 小林脩斗 | 2-1-2-9/14 | 14.3% | 35.7% | 339% | 137% |
| 太宰啓介 | 2-6-1-2/11 | 18.2% | 81.8% | 85% | 238% |
| 柴田善臣 | 1-0-0-7/8 | 12.5% | 12.5% | 530% | 62% |
| 富田暁 | 1-0-0-5/6 | 16.7% | 16.7% | 57% | 28% |
| 高杉吏麒 | 1-0-1-4/6 | 16.7% | 33.3% | 125% | 100% |
太宰啓介騎手が複勝率81.8%、小林脩斗騎手が勝率14.3%と目を引きます。ただし騎乗数はいずれも一桁〜十数鞍で、単発の高配当が回収率を押し上げています。騎手を軸にするより、馬の条件で選んでください。
| 当日人気 | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1番人気 | 3-3-2-5/13 | 23.1% | 61.5% | 60% | 90% |
| 2〜3番人気 | 3-5-7-21/36 | 8.3% | 41.7% | 47% | 89% |
| 4〜6番人気 | 2-7-8-39/56 | 3.6% | 30.4% | 51% | 100% |
| 7番人気以下 | 7-3-8-161/179 | 3.9% | 10.1% | 113% | 63% |
この産駒の最大の特徴がここです。7番人気以下でも単勝回収率113%(最高配当を除いても89%)と、人気薄がしっかり走ります。多くの種牡馬では人気薄の回収率は50%を切りますが、この産駒は違います。人気薄を狙って妙味が出る、数少ないタイプです。
| 条件 | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| ダート×前走4角5〜9番手 | 1-2-6-50/59 | 1.7% | 15.3% | 31% | 52% |
| 前走7〜9着 | 0-4-8-39/51 | 0.0% | 23.5% | 0% | 109% |
| 芝→ダートの乗り替わり | 0-0-0-5/5 | 0.0% | 0.0% | 0% | 0% |
| ダートの距離短縮 | 2-3-3-36/44 | 4.5% | 18.2% | 18% | 65% |
穴が出やすい産駒ですが、狙えない条件もあります。最優先はダートで前走中団だった馬(勝率1.7%)。前に行けない馬は苦しく、脚質だけは選びたいところです。
前走7〜9着(勝ち星ゼロ)も割引です。前走10着以下の大敗明けは走るのに、中途半端に負けた馬は勝ち切れないのが面白いところ。芝→ダートの乗り替わり(0勝)とダートの距離短縮(単勝回収率18%)も避けたい形です。
ザファクターは2008年生まれの芦毛。父War Front、母父Skatingonthinice。現役では米・首で13戦6勝を挙げました。
オールウェザー7ハロンのパットオブブライエンステークス、ダート7ハロンのマリブステークスと米GIを2勝。姪に米GI馬キーパーオブザスターズがいます。種牡馬となり日本で1シーズン供用され、産駒に米GI馬シストロン(ビングクロスビーS)、日本でサンライズアリオンを出しています。
父:War Frontはダンチヒ系で、アメリカのスピードとパワーを凝縮した名血。ダートの短距離〜マイルの快速を伝えます。
母父:Skatingonthiniceを通じてミスタープロスペクター系のスピードも入り、全体にスピード寄りのダート血統です。産駒がダートの短〜中距離で、前に行って粘り、人気薄でも一発を持つのは、この血統背景と一致します。芝でも短距離ならこなすのは、そのスピードの表れです。
日本での代表産駒で、ダートを中心に勝ち鞍を挙げています。まだ重賞タイトルには届いていませんが、この産駒の「ダート・前で運ぶ・古馬」という勝ちパターンを体現しています。
父ザファクターが米国で残した産駒で、アメリカのGⅠビングクロスビーステークスを制覇しました。ダートのスプリント王者として、父の血の底力を証明した一頭です。
日本の産駒は34頭と少数ですが、素材としてのスピードは世界で通用するレベル。頭数が限られるぶん出番は多くありませんが、条件のそろった一頭を人気薄で拾えたときの破壊力があります。
頭でバンバン当てる種牡馬ではありませんが、ダートで、前に行けて、キャリアを積んだ牡馬を人気薄で拾えば、回収率で戦えます。少数のため出番は限られますが、妙味のある一頭を見つけたときは積極的に狙う価値があります。頭数が増えれば傾向も固まるので、変化があればそのつど更新していきます。予想の際にはぜひ、本記事のデータを参考にしてみてください。
出典:TARGET frontier JV