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ザファクター産駒はダートの穴で買う|特徴・距離適性・6歳での開花



結論:ザファクター産駒は「ダートの穴」で拾う
米GIを2勝したスプリンターで、日本での供用は1シーズンのみ。産駒は34頭と少数ですが、全体の勝率5.3%に対して単勝回収率は90%と、人気薄でも一発のある珍しいタイプです。
狙いはダートの牡馬(単勝回収率116%)6歳(単勝回収率163%)前走4〜6番人気母父アフリートも妙味です。芝への乗り替わりとダートの中団は消しです。

ザファクター産駒の成績と全体像|勝率は低いが回収率が立つ

集計期間:2023.7.29〜2026.7.12/JRA平地
着別度数 勝率 連対率 複勝率 単勝回収率 複勝回収率
15-18-25-226/284 5.3% 11.6% 20.4% 90% 75%

勝率5.3%は低い水準ですが、単勝回収率90%(最高配当を除いても75%)は他の低勝率種牡馬より明らかに高く、勝ち星のわりに稼ぐ効率のいい産駒です。頭でバンバン勝つのではなく、人気薄で時々大きいのを持ってくる穴党向きの種牡馬です。

※日本での供用は1シーズンのみで、産駒は34頭と少数です。数字の振れは大きいので、傾向として捉え、頭を過信しないでください。走数が増え次第、更新のたびに見直します。

集計期間:2023.7.29〜2026.7.12/芝ダ別
馬場 着別度数 勝率 複勝率 単勝回収率 複勝回収率
ダート 10-10-14-163/197 5.1% 17.3% 104% 63%
5-8-11-63/87 5.7% 27.6% 59% 101%

回収率で見るとダートが単勝回収率104%とプラスに乗ります。父ザファクターはダンチヒ系のダートGI馬で、産駒の穴もダートで生まれます。芝は複勝率27.6%・複勝回収率101%と、3着内・複勝で拾える形です。

ザファクター産駒の距離適性|ダートの短〜中距離

集計期間:2023.7.29〜2026.7.12/ダート・距離帯別
距離帯 着別度数 勝率 複勝率 単勝回収率 複勝回収率
ダ1200m以下 4-5-7-78/94 4.3% 17.0% 85% 68%
ダ1300〜1400m 3-0-4-37/44 6.8% 15.9% 149% 59%
ダ1500〜1600m 1-0-0-6/7 14.3% 14.3% 606% 71%
ダ1700〜1800m 2-5-3-40/50 4.0% 20.0% 33% 58%

ダートは短距離から1400mあたりが中心です。1300〜1400mは単勝回収率149%(最高配当を除いても92%)と、穴の出やすい距離帯。父が米GIをスプリント〜マイルで勝った馬らしい適性です。

※ダ1500〜1600mの単勝回収率606%は7走・1勝によるもので、1回の大穴が作った数字です。買える距離という意味ではありません。芝は1200m以下(勝率10.3%・複勝率41.0%・単勝回収率116%)で走りますが、こちらも出走39走と少なめです。

ザファクター産駒は重馬場で走る?|ダートは良〜重で

集計期間:2023.7.29〜2026.7.12/馬場状態別
馬場 着別度数 勝率 複勝率 単勝回収率 複勝回収率
ダ良 6-4-13-114/137 4.4% 16.8% 94% 56%
ダ稍重 1-3-1-29/34 2.9% 14.7% 39% 62%
ダ重 2-3-0-18/23 8.7% 21.7% 107% 75%
ダ不良 1-0-0-2/3 33.3% 33.3% 1240% 277%
芝良 3-8-9-50/70 4.3% 28.6% 61% 116%
芝稍重 1-0-0-11/12 8.3% 8.3% 14% 10%
芝重 0-0-2-2/4 0.0% 50.0% 0% 85%
芝不良 1-0-0-0/1 100.0% 100.0% 670% 220%

ダートは良(単勝回収率94%)から重(8.7%・単勝回収率107%)まで、渋っても崩れません。ダートで水を含んで脚抜きがよくなると、持ち前のスピードが活きるようです。

※ダ不良(3走)や芝不良(1走)の高い回収率は、1走の大穴によるものです。サンプルが極端に少なく、傾向とはいえません。

ザファクター産駒の脚質|ダートは逃げが強い

ダートの脚質|前走で逃げていた馬が最上位

集計期間:2023.7.29〜2026.7.12/ダート・前走4角の位置別
前走4角 着別度数 勝率 複勝率 単勝回収率 複勝回収率
逃げ(1番手) 2-1-0-11/14 14.3% 21.4% 125% 69%
先行(2〜4番手) 3-1-3-39/46 6.5% 15.2% 90% 63%
中団(5〜9番手) 1-2-6-50/59 1.7% 15.3% 31% 52%
後方(10番手以下) 2-5-4-38/49 4.1% 22.4% 97% 77%

ダートは前走で逃げていた馬が勝率14.3%・単勝回収率125%と最上位です。先行(勝率6.5%・単勝回収率90%)も悪くなく、前で運べる馬が狙い目。反対に中団は勝率1.7%と、この位置取りだけは避けたいところです。

※芝は87走で、逃げ・先行に一発はあるものの頭数が少なく、脚質別の傾向は語れる水準ではありません。

ザファクター産駒の買い方【狙い目5選】

少数ながら妙味のある条件を5つにまとめます。いずれも頭を過信せず、複勝・ワイド・馬連の軸として使うのが安全です。

買い① ダートの牡馬(セン馬含む)

集計期間:2023.7.29〜2026.7.12
条件 着別度数 勝率 複勝率 単勝回収率 複勝回収率
牡・セン馬×ダート 7-10-13-110/140 5.0% 21.4% 116% 76%

この産駒の中心です。ダートの牡馬は単勝回収率116%(最高配当を除いても86%)。勝率は5.0%と低いものの、人気薄で走るぶん買い続けてプラスに乗ります。牡馬でダートが、穴を狙う土台になります。

買い② 6歳

集計期間:2023.7.29〜2026.7.12
条件 着別度数 勝率 複勝率 単勝回収率 複勝回収率
6歳 6-6-4-48/64 9.4% 25.0% 163% 99%

はっきりした晩成型です。6歳になると勝率9.4%・単勝回収率163%(最高配当を除いても111%)まで上がります。4歳(勝率2.6%)・5歳(5.5%)と、年を重ねるごとに良化。キャリアを積んだ古馬ほど信頼できる産駒です。

買い③ ダート1300〜1400m

集計期間:2023.7.29〜2026.7.12
条件 着別度数 勝率 複勝率 単勝回収率 複勝回収率
ダ1300〜1400m 3-0-4-37/44 6.8% 15.9% 149% 59%

単勝回収率149%(最高配当を除いても92%)。父が米GIをスプリント〜マイルで勝ったスピード型らしく、ダートの1300〜1400mで穴を出します。この距離で人気を落としている牡馬は、押さえておきたいところです。

買い④ 前走4〜6番人気だった馬

集計期間:2023.7.29〜2026.7.12
条件 着別度数 勝率 複勝率 単勝回収率 複勝回収率
前走4〜6番人気 5-4-6-40/55 9.1% 27.3% 123% 83%

勝率9.1%・単勝回収率123%(最高配当を除いても77%)。前走でひと桁人気の後ろめだった馬が、次走で巻き返します。この産駒は前走大敗からでも走るタフさがあり、人気を落としているときこそ買いです。

買い⑤ 母父アフリート

集計期間:2023.7.29〜2026.7.12
条件 着別度数 勝率 複勝率 単勝回収率 複勝回収率
母父アフリート 4-6-7-35/52 7.7% 32.7% 123% 106%

血統欄で拾える買い条件です。母父アフリートは複勝率32.7%・単勝回収率123%・複勝回収率106%と単複ともプラス。ミスタープロスペクター系のスピードとパワーを足す配合が、いい方向に出ています。

ザファクター産駒は何歳が買い?

集計期間:2023.7.29〜2026.7.12/馬齢別
馬齢 着別度数 勝率 複勝率 単勝回収率 複勝回収率
4歳 2-4-9-63/78 2.6% 19.2% 102% 59%
5歳 7-7-12-101/127 5.5% 20.5% 56% 74%
6歳 6-6-4-48/64 9.4% 25.0% 163% 99%

供用が1シーズンだったため、産駒はすでに4歳以上です。年を重ねるほど良く、6歳が勝率9.4%とピーク。若い時期に見限られてキャリアを積んだ古馬に、妙味が残っています。

ザファクター産駒と相性のいい騎手

集計期間:2023.7.29〜2026.7.12/勝ち星上位
騎手 着別度数 勝率 複勝率 単勝回収率 複勝回収率
小林脩斗 2-1-2-9/14 14.3% 35.7% 339% 137%
太宰啓介 2-6-1-2/11 18.2% 81.8% 85% 238%
柴田善臣 1-0-0-7/8 12.5% 12.5% 530% 62%
富田暁 1-0-0-5/6 16.7% 16.7% 57% 28%
高杉吏麒 1-0-1-4/6 16.7% 33.3% 125% 100%

太宰啓介騎手が複勝率81.8%、小林脩斗騎手が勝率14.3%と目を引きます。ただし騎乗数はいずれも一桁〜十数鞍で、単発の高配当が回収率を押し上げています。騎手を軸にするより、馬の条件で選んでください。

ザファクター産駒の人気別の信頼度

集計期間:2023.7.29〜2026.7.12/当日人気別
当日人気 着別度数 勝率 複勝率 単勝回収率 複勝回収率
1番人気 3-3-2-5/13 23.1% 61.5% 60% 90%
2〜3番人気 3-5-7-21/36 8.3% 41.7% 47% 89%
4〜6番人気 2-7-8-39/56 3.6% 30.4% 51% 100%
7番人気以下 7-3-8-161/179 3.9% 10.1% 113% 63%

この産駒の最大の特徴がここです。7番人気以下でも単勝回収率113%(最高配当を除いても89%)と、人気薄がしっかり走ります。多くの種牡馬では人気薄の回収率は50%を切りますが、この産駒は違います。人気薄を狙って妙味が出る、数少ないタイプです。

ザファクター産駒の消し条件

集計期間:2023.7.29〜2026.7.12
条件 着別度数 勝率 複勝率 単勝回収率 複勝回収率
ダート×前走4角5〜9番手 1-2-6-50/59 1.7% 15.3% 31% 52%
前走7〜9着 0-4-8-39/51 0.0% 23.5% 0% 109%
芝→ダートの乗り替わり 0-0-0-5/5 0.0% 0.0% 0% 0%
ダートの距離短縮 2-3-3-36/44 4.5% 18.2% 18% 65%

穴が出やすい産駒ですが、狙えない条件もあります。最優先はダートで前走中団だった馬(勝率1.7%)。前に行けない馬は苦しく、脚質だけは選びたいところです。

前走7〜9着(勝ち星ゼロ)も割引です。前走10着以下の大敗明けは走るのに、中途半端に負けた馬は勝ち切れないのが面白いところ。芝→ダートの乗り替わり(0勝)とダートの距離短縮(単勝回収率18%)も避けたい形です。

ザファクターのプロフィール

ザファクターは2008年生まれの芦毛。父War Front、母父Skatingonthinice。現役では米・首で13戦6勝を挙げました。

オールウェザー7ハロンのパットオブブライエンステークス、ダート7ハロンのマリブステークスと米GIを2勝。姪に米GI馬キーパーオブザスターズがいます。種牡馬となり日本で1シーズン供用され、産駒に米GI馬シストロン(ビングクロスビーS)、日本でサンライズアリオンを出しています。

ザファクターの血統構成

父:War Frontはダンチヒ系で、アメリカのスピードとパワーを凝縮した名血。ダートの短距離〜マイルの快速を伝えます。

母父:Skatingonthiniceを通じてミスタープロスペクター系のスピードも入り、全体にスピード寄りのダート血統です。産駒がダートの短〜中距離で、前に行って粘り、人気薄でも一発を持つのは、この血統背景と一致します。芝でも短距離ならこなすのは、そのスピードの表れです。

代表産駒① サンライズアリオン

日本での代表産駒で、ダートを中心に勝ち鞍を挙げています。まだ重賞タイトルには届いていませんが、この産駒の「ダート・前で運ぶ・古馬」という勝ちパターンを体現しています。

代表産駒② シストロン

父ザファクターが米国で残した産駒で、アメリカのGⅠビングクロスビーステークスを制覇しました。ダートのスプリント王者として、父の血の底力を証明した一頭です。

日本の産駒は34頭と少数ですが、素材としてのスピードは世界で通用するレベル。頭数が限られるぶん出番は多くありませんが、条件のそろった一頭を人気薄で拾えたときの破壊力があります。



▲ 当ブログの買い条件に該当した今週の出走馬を、毎週noteで公開しています

まとめ:ザファクター産駒の買い方

  • 産駒34頭と少数だが、全体の単勝回収率90%・ダート104%と穴党向き
  • 狙いはダートの牡馬(単勝回収率116%)と6歳(単勝回収率163%
  • ダート1300〜1400m、前走4〜6番人気、母父アフリート、ダートの逃げも妙味
  • 7番人気以下でも単勝回収率113%と、人気薄が走る珍しいタイプ
  • ダートの中団・前走7〜9着・芝への乗り替わり・ダートの距離短縮は消し

頭でバンバン当てる種牡馬ではありませんが、ダートで、前に行けて、キャリアを積んだ牡馬を人気薄で拾えば、回収率で戦えます。少数のため出番は限られますが、妙味のある一頭を見つけたときは積極的に狙う価値があります。頭数が増えれば傾向も固まるので、変化があればそのつど更新していきます。予想の際にはぜひ、本記事のデータを参考にしてみてください。

出典:TARGET frontier JV

Tokuma

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