このページでは、ゴールドアクター産駒の特徴や傾向、馬券でのヒントについて記載しています。
ぜひ最後までご覧になってください。
【参考】ゴールドアクター産駒のこれまでの成績
(2022.7.2~2024.1.1)
勝率 | 連対率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
---|---|---|---|---|
6.1% | 14.5% | 22.3% | 30% | 58% |
ダート全体の成績は
勝率 | 連対率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
---|---|---|---|---|
8.8% | 16.2% | 22.1% | 28% | 53% |
と全体との比較でほぼ変わらないことからダートもこなせることが伺えます。
東京2100m戦ではこれまでマオノアラシが2勝。
水の含んだダートコースでは馬券率が上がっているので、脚抜きが良い馬場は大きなマイナスにはならない産駒が多いと見ます。
勝率 | 連対率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
---|---|---|---|---|
0% | 4.7% | 10.9% | 0% | 42% |
1600m以下では芝ダ問わず成績は低迷。
スピード勝負ではかなり分が悪いことが伺えます。
2歳戦の成績は以下の通り
勝率 | 連対率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
---|---|---|---|---|
1.4% | 7.2% | 14.5% | 4% | 40% |
一方で、3歳になると成績は向上します。
勝率 | 連対率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
---|---|---|---|---|
9.1% | 19.1% | 27.3% | 46% | 69% |
と全体との比較でも上昇傾向。
父同様、古馬に入ってさらに成績を伸ばすことが期待されます。
芝での稍重~不良での成績は
勝率 | 連対率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
---|---|---|---|---|
11.4% | 25.7% | 42.9% | 64% | 77% |
ベタ買いではプラスにはなりませんが、全体との比較では成績が向上。
さらに上位人気(1~3番人気)と指示を集めた際には
勝率 | 連対率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
---|---|---|---|---|
17.6% | 35.3% | 70.6% | 49% | 110% |
と複勝率は7割越え。
馬券の軸としては信頼できそうです。
勝率 | 連対率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
---|---|---|---|---|
38.5% | 61.5% | 76.9% | 109% | 126% |
先にも書きましたが、体力面に優れている産駒が多いので、ダート戦で人気を集めた際には信頼をおいてもよさそうです。
先に1600m以下のスピード勝負は得意ではないとご紹介しました。
ですので、小倉芝1200m戦を除くと
勝率 | 連対率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
---|---|---|---|---|
28.6% | 71.4% | 71.4% | 254% | 208% |
サンプル数はまだまだ少ないですが、優秀な成績を残しています。
ゴールドアクター産駒は体力に優れ、荒れた芝もあまり苦にしないタイプが多いのか、芝の生育環境が安定していない小倉競馬場でも年間通して走る傾向にあるようです。
通算24戦9勝。
主な勝ち鞍として有馬記念、アルゼンチン共和国杯、日経賞、オールカマーが挙げられます。
モーリスと共にスクリーンヒーローの種牡馬としての評価を一気に高めるのに貢献しました。
3歳春は、クラシック戦線には乗り切れなかったものの、夏から連勝を重ね菊花賞では上り馬の勢いを見せ3着。
長い休みを挟み、古馬になってからは連戦連勝。
アルゼンチン共和国杯、そして有馬記念までをも制しグランプリホースへ。
翌年も古馬中長距離戦線での活躍が大いに期待されましたが、下半期から少しずつ陰りが。
5歳シーズンでは、宝塚記念で2着があるものの、以降はらしさを取り戻せず7歳の秋、レイデオロが制したオールカマーを最後に引退となりました。
父はジャパンC優勝馬・スクリーンヒーロー。
母のヘイロンシンは小倉の障害競走で2勝。
牝系は曾祖母のブゼンフブキから大物は出さずとも、堅実に勝ち星を積む多くのサラブレッドを送り出しているファミリー。
母の父、キョウワアリシバは朝日チャレンジC3着と現役時代は目立った成績はありません。
その父のアリシバはケンタッキーダービーにプリークネスS、BCクラシックを制した世界的名馬ですが、有力な後継種牡馬はいない現状です。
全体の構成としては、スクリーンヒーローを経由してのロベルト系の体力と、母系も中長距離適性に寄っている印象のため、スタミナに優れていると言えます。
それが現役時代の走りだけではなく、産駒にも良く伝わっている印象で、一方でサンデーサイレンス要素が薄く、キレ味不足という欠点もしっかりと受け継がれている印象です。
未勝利戦では東京ダート2100mを2着に1.0秒差の完勝。
1勝クラスも同舞台で突破。
そして古馬初戦となった中山ダート2400m戦でもロスを抑えつつ直線は外から伸びきっての勝利。
馬群の内側で被せられるように進めても捌ける面が強み。
オーナーゆかりの血統馬。
重馬場の3000mをこなしてしまうスタミナ牝馬。
OP入り後も長丁場であれば安定して力を発揮できそうなタイプなのかなと見ています。
天皇賞(春)のような超一線級での通用は、現状ではまだ厳しいかもしれませんが、母父にはキングヘイローが配され、今後の成長が非常に楽しみな存在です。
ホッカイドウ競馬デビューの3歳馬。
「軽い走りをする」との評で、川崎を経て、中央競馬へ移籍。
血統的にはゴールドプリンセス同様に母父キングヘイローを持つ形で、キャリアを重ねつつこれから一段と良くなってくることに期待がかかります。
まだ番組に恵まれていない感じもあるので、古馬との混合になってからの長めの距離に適性があると考えています。