レイデオロ産駒は走らない条件とは?産駒特徴や注目馬、初年度の成績を踏まえた馬券のヒント

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このページでは、種牡馬レイデオロについて記載しています。

レイデオロ産駒の成績

【参考】これまでのレイデオロ産駒の成績
(集計期間:2023.6.11~2024.6.16)

勝率連対率複勝率単勝回収率複勝回収率
8.6%12.7%20.8%85%60%
35-17-33-324/409

レイデオロ産駒の買い条件

競馬場×距離別成績

コース成績勝率連対率複勝率単勝回収率複勝回収率
京都・芝20004-1-2-8/1526.7%33.3%46.7%502%180%
東京・芝18004-1-1-13/1921.1%26.3%31.6%161%83%
京都・芝1800外3-1-2-5/1127.3%36.4%54.5%131%91%
中山・芝20003-0-3-15/2114.3%14.3%28.6%26%71%
中山・ダ18002-3-1-8/1414.3%35.7%42.9%32%68%
集計期間:2023.6.11~2024.6.16

まだ初年度産駒が出たばかりで今年2年目という段階ですが、ここまでの傾向として見られたのは、牝馬の成績が奮わないということ。

中距離の芝適性が高く、ダートは一息。

初年度産駒の勝ち上がりは8割が芝コースでのものでした。

◆これから期待のコース

・ローカル(函館、札幌、福島、小倉戦)芝2600m

馬体重460kg以上

馬体重成績勝率連対率複勝率単勝回収率複勝回収率
馬体重460kg以上27-7-17-130/18114.9%18.8%28.2%160%70%
集計期間:2023.6.11~2024.6.16

レイデオロ産駒は、基本的に馬格のある馬からというのがセオリーということは覚えておきたいところ。

牝馬の勝ち上がり率がそこまで高くないのは、馬体が小さく出がちだからなのか…という考察はできますが、2年目以降の牝馬成績向上にも期待です。

騎手成績×レイデオロ産駒

騎手成績勝率連対率複勝率単勝回収率複勝回収率
川田将雅7-1-1-3/1258.3%66.7%75.0%223%118%
M.デムーロ3-2-0-6/1127.3%45.5%45.5%831%277%
ルメール3-1-2-1/742.9%57.1%85.7%92%112%
北村宏司2-1-3-7/1315.4%23.1%46.2%272%116%
西村淳也2-0-2-16/2010.0%10.0%20.0%90%52%
集計期間:2023.6.11~2024.6.16

折り合い重視でピッタリ回ってくる騎手よりかは、最後の直線でガッツリ追わせるタイプの騎手のほうが成績が良い傾向に。

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血統背景

父はキングカメハメハ、母はラドラーダ

ラドラーダは中央競馬4勝を挙げる実績を持ち、さらに祖母レディブロンドは5歳にして中央競馬デビューと異色の経歴を持ちながら、芝1200mを5勝した快速馬。

さらに曾祖母ウインドインハーヘアは、名馬・ディープインパクトキタサンブラックの父となるブラックタイドを送り出しています。

5代母Highclere(ハイクレア)からなる現在日本国内でも繁栄を続けている牝系の一頭です。

現役時代

デビューから3連勝でホープフルS(GⅡ)を制覇。

その後は皐月賞に直行も、出遅れが響いてしまい5着。

雪辱を果たすべく挑んだ日本ダービーでは、一生一度の大舞台ながらも鞍上のルメール騎手が道中思い切った動きを見せて、序盤後方から一気に2番手まで進出。

大胆な動きを見せたものの、最後まで余力を残していたレイデオロは、スワーヴリチャードアドミラブルの追い上げを退けて優勝。

管理する藤沢和雄調教師にとっては、シンボリクリスエスゼンノロブロイでも成しえなかった悲願の開業30年目でのダービー制覇となりました。

母のラドラーダも、祖母のレディブロンドも藤沢厩舎の管理馬ということもあり、まさに藤沢血統の結晶が大舞台で満開の花を実らせる形に。

4歳シーズンではUAE・ドバイシーマクラシックにサトノクラウンモズカッチャンと共に日本勢として挑戦も、逃げたホークビルにペースを自在に操られ、差し届かずの4着。

間隔を取った秋には立て直し、オールカマー、天皇賞(秋)と重賞2連勝を飾り、異なる舞台でも力のあるところを見せました。

しかし、以降は燃え尽きてしまったかのように思うような結果を残せず、2019年の有馬記念を最後にターフを去ることとなりました。

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これからの予測される産駒傾向

・2000m以上で活躍する馬も多いがマイルでも対応できる馬が出てくる
・母系の米国色が強いほどダートで活躍できる馬が送り出される可能性も
・追わせる騎手との相性の良さに期待

ノーザンファーム繋養ということで、昨年の初年度産駒の傾向と成績からしっかり育成や配合に工夫を加えてくることになるでしょう。

現状のレイデオロ産駒の特徴である「長くいい脚」は、欧州の芝血統をやディープインパクトとの組み合わせで、より長所として活きてくると予想します。

年齢を重ねて、ローカル場の芝2600m戦京都の芝2200m、2400m戦での活躍も目立つようになりそう。

また、サンデーサイレンス系のスプリンターやマイラーとの組み合わせでは芝マイルまでこなせる馬が出てきても全くおかしくないと見ています。

むしろマイル以下の競走番組の多さから、育成側は今後そういった馬を送り出す為に力を入れてきそうな感じがします。

先にも挙げた「速い時計はそこまで出せないが長くいい脚」という自身の特徴と、ダート競馬の体力比べという質が合いそうなので、母系がガッツリダートの馬との組み合わせでは、有力馬が登場するかもしれません。

切れ味不足から、序盤からある程度ポジションを取ることに長けていて、追わせる騎手との相性が良いと思います。

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今後期待の産駒

ペッレグリーニ

先だっては、東京芝1800mのセントポーリア賞を制覇。

序盤は後方からも徐々にポジションを上げて、2番手に収まります。
この折り合いがスンナリとついた点は、父の日本ダービーを彷彿とさせるものがありました。

直線では追い比べを制し、2勝を挙げ3歳OP入り。

血統構成からも切れ味勝負よりかは持久力比べで本領を発揮できそうなタイプ。

4代母ハッピートレイルズからはハッピーパスや名マイラー、シンコウラヴリイが送り出されています。

クラシック戦線に乗れるかはまだ不透明な点もありますが、コース左右差でパフォーマンスの上下があるタイプとも思いません。

トロヴァトーレ

新馬戦から2連勝。

特に葉牡丹賞の勝ちっぷりは秀逸。

最内枠から5番手に構えて、直線ではやや進路を探りながらの進出でスムーズさを多少欠いたものの、前が開くとグングン伸びて一気のつけ抜け。

スムーズならばもっと着差は開いていたのでは、と思わせる内容で勝ち上がっています。

近親には、ソングラインやディアドラ、ジューヌエコールと牝馬に実績馬を多く持つファミリーではあるものの、特徴である切れ味をこの馬はしっかり母系から引き継いでいる感じ。

再三、レイデオロ産駒は切れ味や一瞬の脚が…ということを書いてきましたが、この馬はその点をしっかり母系で補えている走りを見せています。

21年世代で順調なら一番出世しそうなのはこの馬かなと予想しています。

アドマイヤテラ

典型的な長くいい脚タイプ。

新馬戦から、その特徴を活かしきるレースぶりで2連勝をマークしています。

ウインドインハーヘアの4×4という名牝クロスがあり、生産者さんのこだわりと良血っぷりがうかがえます。

あくまでも仮説ですが、ウインドインハーヘアの欧州的適性を強めることで、レイデオロ産駒は切れ味勝負より、長くいい脚型に出やすくなるのではないかと考えています。

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◆キングカメハメハ産駒

◆主戦騎手





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