サートゥルナーリア産駒の特徴や評判は?芝だけでなくダート成績も分析してみた

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このページでは種牡馬サートゥルナーリアについての考察記事になります。

ぜひ最後までご覧ください。

 

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サートゥルナーリア産駒の成績や特徴は?

【参考】サートゥルナーリア産駒の成績

着別度数勝率連対率複勝率単勝回収率複勝回収率
9-5-3-31/4818.8%29.2%35.4%65%60%
集計期間:2024.6.1~2024.9.16

初年度産駒がデビューしてからはまだ3か月半ですが、既に9勝の活躍。

サートゥルナーリア産駒は、かなりの好発進を決めていると思います。

ここからはサートゥルナーリア産駒のもう少し詳細を見ていきましょう。

勝ち上がりはすべて芝

新馬戦・未勝利戦を制したのは、全て芝のレースでのものになります。

おそらく芝2000m±400mで最強馬を作りたいというノーザンファームの思惑があるので、繁殖牝馬に関しては今後も大きく成績が奮わない限りは基本的に芝で走る血統馬が用意されると思います。

ダートでも勝ち上がる有望な馬が出てくるようであれば、またこの記事内容も少し更新したいと思います。

ダートは現在勝ち星なし

あくまでも集計期間内(2024年6月~9月16日)までの話となりますが、まだダート戦では馬券に絡めていません。

地方競馬においてもサートゥルナーリア産駒はデビューしていますが、現状として勝ち星なし。

極端に軽い血統でもないので、ダートで勝ち上がる産駒が出てくるのは時間の問題かと思いますが、現状としては、サートゥルナーリア産駒のダート戦は軽視気味でも良いかもしれません。

重馬場の際には牝馬の血統に注目

父のロードカナロア産駒も重馬場をこなしますし、母のシーザリオも追走力のある、我慢比べでも踏ん張りが効きそうな血統をしているので、「重馬場」をこなせる産駒は多く出てくると予想しています。

しかし、こればっかりは馬の個性にもよるところですし、繁殖牝馬がストームキャットを強められたような軽さ重視の血統となると、ダメという産駒もいるはずでしょう。

繁殖牝馬の血統構成を見て、欧州血統の要素が強めであれば、サートゥルナーリア産駒は重馬場でも強気に買いの姿勢に出ても良いかもしれません。

サンプルが揃い次第、しっかりこの項目に関するデータをまとめたいと思います。

サートゥルナーリア産駒で狙いたい条件

上位人気馬を素直に信頼する

速い時計が出る芝でハイパフォーマンスが出るような血統構成の馬ばかりが揃うと思うので、整備が行き届いてるような馬場状況の際の人気馬を素直に狙いたいと思います。

◆芝×1番人気~3番人気

条件着別度数勝率連対率複勝率単勝回収率複勝回収率
1番人気3-3-0-2/837.5%75.0%75.0%51%88%
2番人気4-1-1-5/1136.4%45.5%54.5%139%106%
3番人気1-0-2-2/520.0%20.0%60.0%130%96%

基本的に良血の繁殖牝馬が揃えられることで産駒は人気が先行するでしょうし、ゆえに回収率的には大きな伸びが期待できません。

あくまでも軸に据えて考えるというスタンスの方が良い配当は取れることでしょう。

特定の母父産駒の活躍に期待

母父:ディープインパクト、ハーツクライ、マンハッタンカフェといった、過去には種牡馬としてリーディングを獲得したことのある馬との組み合わせは、当然ながらよく走ると思います。

サンデーサイレンスの4×3も労せずに組むことができますし、日本の芝競馬において相当なポテンシャルを秘めていることは間違いありません。

これに関しても冬頃にまたデータをまとめたいと思います。

サートゥルナーリアの血統構成

父、ロードカナロアは、日本競馬史上最も成功したスプリンターの一頭であり、スプリントG1で3勝、さらには安田記念の勝利を含め国内G1を4勝しています。

また、香港スプリントを2年連続で制するなど、日本国外でもその実力を証明しました。

ロードカナロアのスピードとパワーは、彼の産駒にも強く伝わっており、サートゥルナーリアもその影響を強く受けています。

ロードカナロアは、父キングカメハメハからも影響を受けており、芝短距離からマイルでの強さに加えて、幅広い適性を示す血統背景があります。

キングカメハメハ自身も日本ダービーを制した名馬であり、その血はスピードのみならず、持続力やタフネスを産駒に伝えることが特徴です。

そして母、シーザリオは、2005年にオークスとアメリカンオークスを制した名牝。

日本競馬界だけでなく国際的にも名を馳せた馬です。

シーザリオの母父は、1999年の日本ダービー馬であるスペシャルウィークで、瞬発力と持続力を兼ね備えた中距離馬として非常に高く評価されていました。

母系から受け継ぐこの「切れ味」と「持続力」は、サートゥルナーリアの競走成績にも反映されており、産駒にも同様に期待される特徴です。

特に、瞬発力が要求される日本の芝中距離戦においては、このシーザリオの血統が産駒のアドバンテージとなるでしょう。

サートゥルナーリアの現役時代の成績

2歳時(2018年)

サートゥルナーリアのデビュー戦は、2018年6月10日に阪神競馬場で行われた2歳新馬戦。

このレースでは、3番手追走から直線で抜け出し、鋭い伸び脚を見せて勝利しました。

1.1倍という圧倒的な人気に応える形で、デビュー戦を完勝。初戦から見せたそのトップスピードと持続力は、多くの競馬ファンや専門家からクラシック有望馬としての期待を高めました。

その後、10月に萩ステークス(OP)で連勝。3番手から直線で抜け出し、圧倒的なパフォーマンスを見せました。

そして、12月にはホープフルステークス(G1)に出走。

レース序盤ではやや折り合いを欠いたものの、最後の直線で力強い末脚を発揮し、見事に勝利を収めました。

これにより、サートゥルナーリアは2歳世代の頂点に立ち、クラシックへの期待がさらに高まりました。

2歳成績

  • 出走3戦3勝
  • 主な勝利:ホープフルステークス(G1)

3歳時(2019年)

サートゥルナーリアの3歳初戦は、4月の皐月賞(G1)に直行。

このレースでは1.7倍の1番人気に応え、6番手追走から直線で力強く抜け出して見事に勝利。

これで無敗のクラシック馬となり、名実ともにクラシック路線の有力馬としての地位を確立しました。

続く日本ダービー(G1)では、スタートで出遅れ、11番手からの競馬となりました。

最後の直線では鋭い末脚を見せましたが、ロジャーバローズの4着に終わり、初めての敗北を経験しました。

秋に入り、クラシック最終戦として神戸新聞杯(G2)に出走。

このレースでは2番手からレースを進め、直線で一気に突き抜けて快勝しました。

その後、菊花賞には出走せず、古馬との対戦となる天皇賞(秋)(G1)に挑戦。2番手を追走するも、最後の直線で伸び切れず6着に敗れました。

年末の有馬記念(G1)では、リスグラシューに敗れましたが、3歳ながら2着と健闘しました。

3歳成績

  • 出走4戦2勝
  • 主な勝利:皐月賞(G1)、神戸新聞杯(G2)

4歳時(2020年)

4歳となったサートゥルナーリアは、古馬としてさらに成長を見せました。初戦は3月の金鯱賞(G2)で、好位からレースを進め、1.3倍の断然人気に応える形で勝利。

これにより、続く宝塚記念に向けた好発進を切りました。

6月の宝塚記念(G1)では、クロノジェネシスが圧勝する中、4着に敗れました。道悪の馬場やレース展開が響き、持ち味を出し切れなかったものの、トップクラスの馬たちと互角に戦える実力は見せつけました。

この年の後半戦には再びG1レースでの活躍が期待されましたが、その後のレースには出走せず、2020年末をもって引退が発表されました。

4歳成績

  • 出走2戦1勝
  • 主な勝利:金鯱賞(G2)
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