| 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 33-46-57-507/643 | 5.1% | 12.3% | 21.2% | 69% | 67% |
勝率5.1%は物足りない水準で、複勝率も21.2%。基本的にスピード勝負では分が悪く、狙いを絞って連軸・複勝で拾うのが基本方針になります。
| 馬場 | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 芝 | 29-43-53-431/556 | 5.2% | 22.5% | 76% | 73% |
| ダート | 4-3-4-76/87 | 4.6% | 12.6% | 20% | 29% |
出走の86%が芝で、勝ち星も芝に集中します。父ウインブライトはステイゴールド系の芝中距離馬で、産駒もその路線です。ダートは87走・勝率4.6%・単勝回収率20%とふるわず、ダートに出てきたら評価を下げてよい種牡馬です。
| 距離帯 | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 芝1200m以下 | 7-7-6-36/56 | 12.5% | 35.7% | 86% | 94% |
| 芝1300〜1400m | 0-1-1-32/34 | 0.0% | 5.9% | 0% | 16% |
| 芝1500〜1600m | 3-7-11-85/106 | 2.8% | 19.8% | 103% | 126% |
| 芝1700〜1800m | 11-14-16-125/166 | 6.6% | 24.7% | 132% | 67% |
| 芝1900〜2000m | 3-7-14-116/140 | 2.1% | 17.1% | 5% | 52% |
| 芝2200m以上 | 5-7-5-37/54 | 9.3% | 31.5% | 74% | 60% |
距離適性はやや変わっています。数の上での主戦場は芝1700〜1800mで、166走・単勝回収率132%(最高配当を除いても84%)。父が中山記念を勝ったマイル〜中距離が、産駒でも中心です。
加えて芝1200m以下(勝率12.5%)と芝2200m以上(複勝率31.5%)でも走ります。反対に、その間の1300〜1400m(0勝)や1900〜2000m(勝率2.1%)は苦しく、短距離・1700〜1800m・長距離という飛び飛びの適性が特徴です。
| 馬場 | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 芝良 | 23-36-46-366/471 | 4.9% | 22.3% | 64% | 76% |
| 芝稍重 | 5-5-6-56/72 | 6.9% | 22.2% | 165% | 53% |
| 芝重 | 1-2-1-8/12 | 8.3% | 33.3% | 28% | 112% |
| 芝不良 | 0-0-0-1/1 | 0.0% | 0.0% | 0% | 0% |
芝は良〜稍重でしっかり走ります。稍重は勝率6.9%・単勝回収率165%と、少し渋って人気を落としたときに妙味が出ます。重(12走)でも複勝率33.3%と悪くありません。
※ダートは87走・勝率4.6%と消し条件のため、馬場状態別の表は芝のみとしました。芝不良は1走のみ・芝重も12走とサンプルは限られます。
| 前走4角 | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 逃げ(1番手) | 1-7-4-19/31 | 3.2% | 38.7% | 21% | 115% |
| 先行(2〜4番手) | 14-11-13-82/120 | 11.7% | 31.7% | 63% | 82% |
| 中団(5〜9番手) | 9-18-21-131/179 | 5.0% | 26.8% | 81% | 102% |
| 後方(10番手以下) | 4-4-7-110/125 | 3.2% | 12.0% | 152% | 51% |
芝は前走2〜4番手だった先行馬が勝率11.7%・複勝率31.7%と突出します。産駒全体の勝率5.1%の2倍以上で、この記事で最も明確な差です。
逃げ(勝率3.2%)は勝ち切れず、後方(勝率3.2%)も届きにくい。前に行けるが、ハナには立たない「番手」の馬が理想です。ただし後方待機組の単勝回収率152%は、人気を落とした一発が時々あることを示しています。
※ダートは87走で脚質別に分けられないため、表は芝のみとしました。
芝に絞ったうえで、はっきり数字が上がる条件を5つにまとめます。
| 条件 | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 福島芝 | 8-12-6-65/91 | 8.8% | 28.6% | 213% | 89% |
この記事の看板です。勝率8.8%・複勝率28.6%・単勝回収率213%と、産駒全体を大きく上回ります。父ウインブライト自身が福島記念を勝った舞台で、産駒もその適性を受け継いでいます。
※単勝回収率213%は最高配当を除いても127%と高水準を保ちます。福島開催で見かけたら、素直に狙いたい条件です。
| 条件 | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 牡・セン馬 | 29-40-44-347/460 | 6.3% | 24.6% | 89% | 64% |
性別の差がはっきりしています。牡馬(セン馬含む)は勝率6.3%・単勝回収率89%に対し、牝馬は勝率2.2%・単勝回収率18%。3倍近い開きです。
牡馬は安定して走り、牝馬は伸び悩む傾向です。まず牡馬かどうかを確認するだけで、大きく取捨が進みます。
| 条件 | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 芝×前走4角2〜4番手 | 14-11-13-82/120 | 11.7% | 31.7% | 63% | 82% |
勝率11.7%・複勝率31.7%と、産駒全体の2倍以上。前走で先行できていた馬は、次走も安定して上位に来ます。逃げ・後方だと勝率3.2%まで落ちるので、前走の通過順で2〜4番手にいた馬を選ぶのが効きます。
| 条件 | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1勝クラス | 11-8-11-78/108 | 10.2% | 27.8% | 130% | 84% |
勝率10.2%・単勝回収率130%(最高配当を除いても63%)。活躍の大半は1勝クラス以下で、下級条件でこそ持ち味が出ます。未勝利を勝ち上がった直後の1勝クラスが、この産駒の稼ぎどころです。
| 条件 | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 前走4〜6番人気 | 10-13-18-78/119 | 8.4% | 34.5% | 183% | 95% |
複勝率34.5%・単勝回収率183%(最高配当を除いても110%)。前走で人気薄すぎず、かといって上位でもない4〜6番人気だった馬が、次走で妙味を生みます。前走ひと桁人気で掲示板前後だった馬が狙い目です。
| コース | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 福島芝 | 8-12-6-65/91 | 8.8% | 28.6% | 213% | 89% |
| 中山芝 | 5-6-4-95/110 | 4.5% | 13.6% | 25% | 46% |
| 新潟芝 | 3-5-9-53/70 | 4.3% | 24.3% | 23% | 167% |
| 東京芝 | 1-8-8-85/102 | 1.0% | 16.7% | 86% | 35% |
福島芝が突出し、新潟芝も複勝回収率167%と、ローカルの芝で妙味が出ます。反対に東京芝は勝率1.0%と苦手。広くて速い上がりが問われる東京よりも、小回り・平坦のローカルが合うようです。
| 母父 | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 母父ロージズインメイ | 8-6-7-42/63 | 12.7% | 33.3% | 100% | 64% |
| 母父アグネスタキオン | 2-5-4-24/35 | 5.7% | 31.4% | 44% | 87% |
| 母父ディープブリランテ | 0-3-3-25/31 | 0.0% | 19.4% | 0% | 22% |
頭数がまとまっている母父ではロージズインメイが勝率12.7%・単勝回収率100%と際立っています。ノーザンテーストのクロスを持つパワー寄りの配合が、良い方向に出ています。
| 馬齢 | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2歳 | 11-12-26-195/244 | 4.5% | 20.1% | 63% | 75% |
| 3歳 | 17-30-25-268/340 | 5.0% | 21.2% | 75% | 63% |
| 4歳 | 5-4-6-44/59 | 8.5% | 25.4% | 55% | 61% |
好走率は4歳が勝率8.5%で最も高く、牡馬は3歳になって信頼性が増してきます。まだ2世代目がデビューした段階で、これから世代が増えていく種牡馬です。
| 騎手 | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 丹内祐次 | 6-3-10-27/46 | 13.0% | 41.3% | 80% | 85% |
| 松岡正海 | 2-5-3-29/39 | 5.1% | 25.6% | 22% | 50% |
| 菊沢一樹 | 2-0-4-19/25 | 8.0% | 24.0% | 50% | 68% |
| 佐々木大 | 2-2-2-8/14 | 14.3% | 42.9% | 78% | 76% |
| 戸崎圭太 | 2-1-1-5/9 | 22.2% | 44.4% | 49% | 61% |
丹内祐次騎手が勝率13.0%・複勝率41.3%と、この産駒では際立っています。46鞍と騎乗数も多く、主戦といえる存在です。丹内騎手が乗ってきたら素直に評価を上げてよいでしょう。
| 当日人気 | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1番人気 | 10-10-9-8/37 | 27.0% | 78.4% | 70% | 108% |
| 2〜3番人気 | 10-17-13-35/75 | 13.3% | 53.3% | 72% | 94% |
| 4〜6番人気 | 9-10-25-92/136 | 6.6% | 32.4% | 74% | 77% |
| 7番人気以下 | 4-9-10-372/395 | 1.0% | 5.8% | 66% | 55% |
上位人気は3連複の軸に向きます。1番人気は複勝率78.4%・複勝回収率108%と、3着内に堅実。2〜3番人気も複勝率53.3%です。
反対に7番人気以下は勝率1.0%。人気薄の一発は期待しにくく、上位〜中位人気を軸に組み立てるのが正解です。
| 条件 | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 牝馬 | 4-6-13-160/183 | 2.2% | 12.6% | 18% | 75% |
| 東京芝 | 1-8-8-85/102 | 1.0% | 16.7% | 86% | 35% |
| 前走7〜9着 | 2-6-7-93/108 | 1.9% | 13.9% | 14% | 56% |
| 新馬 | 1-3-8-84/96 | 1.0% | 12.5% | 6% | 27% |
最優先の消しが牝馬(勝率2.2%)と、すでに触れたダート(勝率4.6%)です。この2つは、条件が良くても評価を下げて構いません。
次いで東京芝(勝率1.0%)と前走7着以下(勝率1.9%)、新馬(勝率1.0%)。デビュー戦では走らず、勝ち上がってからのほうが安定します。
ウインブライトは2014年生まれの芦毛、新冠・コスモヴューファーム産。父ステイゴールド、母父アドマイヤコジーン。現役では24戦9勝を挙げました。
3歳春のスプリングSで重賞初制覇。クラシックでは本領を発揮できませんでしたが、4歳の中山記念を制すると、5歳では中山金杯・中山記念を連覇し、初の海外遠征となった香港クイーンエリザベスⅡ世カップを3連勝。欧州や地元香港の強豪が集う暮れの香港カップも制し、2019年最優秀4歳以上牡馬に選出されました。7歳春から種牡馬入りし、供用地は新冠・ビッグレッドファームです。
父:ステイゴールドは香港ヴァーズでGIを勝った個性派で、オルフェーヴルやゴールドシップなど大物を出した名種牡馬。粘り強さとパワーを伝えます。
母父:アドマイヤコジーンは最優秀2歳牡馬・最優秀短距離馬に選ばれたスピード型。スタミナのステイゴールド×スピードのアドマイヤコジーンという配合で、産駒が芝の中距離を主戦場としつつ、短距離もこなすのは、この血統背景と一致します。
初年度産駒からの一頭で、スプリングステークスで2着。父ウインブライト自身も勝ったレースで好走し、クラシック戦線に名を連ねました。
まだ産駒から重賞勝ち馬は出ていませんが、こうした重賞で通用する馬が現れ始めており、世代が増えるこれからが楽しみです。
条件戦を勝ち上がって活躍する一頭で、産駒のなかでも勝ち星を積み重ねているタイプです。
このほかサンカシグレ、バンブルビー、ウインベラーノなど、芝の中距離で息長く走る産駒が多く、買いで見た「福島芝・牡馬・先行」の形にはまったときが狙いどきです。
地味な数字ですが、福島や渋った芝で、前に行ける牡馬という形に絞れば、複勝・ワイド・3連複でしっかり拾えます。2世代目がデビューしたばかりで、これから傾向が固まっていく種牡馬なので、変化があればそのつど更新していきます。予想の際にはぜひ、本記事のデータを参考にしてみてください。
出典:TARGET frontier JV