このページでは、札幌ダート1700mのコースの特徴、各クラス別の勝ち時計の平均や活躍血統、成績上位騎手について解説しています。
札幌ダート1700m戦コースの特徴
スタートしてから1コーナーまでは240mほど。
初角までの距離が短いがゆえにスンナリ隊列が決まるのかなと思いきや、ラップとしては序盤からかなり速いレースが多くみられるのがこのコースの特徴。
これはコーナーが緩やかであることやコース全体がほぼ平坦であることが理由として挙げられます。
先にも書いたように序盤から出していくレース質になりやすく、全体としてもあまり緩むところがないため、血統的には米国血統にかなり向きやすいと言えます。
枠順別成績は、勝率ベースから考えればほぼフラット。
あとは狙いの対象が砂被りをこなせるのか、NGなのかなどの個性にフォーカスして馬券を組むのがベターでしょう。
◆枠順別成績
枠番 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
---|---|---|---|---|---|---|
1枠 | 10-8-13-116/147 | 6.8% | 12.2% | 21.1% | 32% | 54% |
2枠 | 7-10-10-120/147 | 4.8% | 11.6% | 18.4% | 29% | 81% |
3枠 | 9-22-15-207/253 | 3.6% | 12.3% | 18.2% | 55% | 74% |
4枠 | 27-10-21-206/264 | 10.2% | 14.0% | 22.0% | 83% | 62% |
5枠 | 19-24-22-213/278 | 6.8% | 15.5% | 23.4% | 56% | 86% |
6枠 | 24-34-21-204/283 | 8.5% | 20.5% | 27.9% | 90% | 106% |
7枠 | 29-21-24-218/292 | 9.9% | 17.1% | 25.3% | 94% | 75% |
8枠 | 23-19-23-228/293 | 7.8% | 14.3% | 22.2% | 44% | 60% |
札幌ダート1700m戦の成績上位種牡馬
種牡馬名 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
---|---|---|---|---|---|---|
ヘニーヒューズ | 10-5-4-44/63 | 15.9% | 23.8% | 30.2% | 96% | 173% |
シニスターミニスター | 6-8-2-42/58 | 10.3% | 24.1% | 27.6% | 88% | 73% |
マジェスティックウォリアー | 6-7-7-33/53 | 11.3% | 24.5% | 37.7% | 169% | 118% |
ドレフォン | 6-7-4-32/49 | 12.2% | 26.5% | 34.7% | 60% | 86% |
ルーラーシップ | 6-5-5-42/58 | 10.3% | 19.0% | 27.6% | 49% | 81% |
ヘニーヒューズ、シニスターミニスター産駒が上位であることは1000m戦と同様。
ただし、配当面で優秀なのはマジェスティックウォリアー産駒になります。
また、供用されてから年数が浅いにも関わらず上位にランクインしているドレフォン産駒は今夏も注目の種牡馬。
回収率で抜けている感じはないものの、複勝率は優秀なので要チェックです。
札幌ダート1700m戦の成績上位母父馬
種牡馬名 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
---|---|---|---|---|---|---|
フジキセキ | 13-8-2-36/59 | 22.0% | 35.6% | 39.0% | 148% | 89% |
クロフネ | 6-4-4-50/64 | 9.4% | 15.6% | 21.9% | 55% | 47% |
キングカメハメハ | 6-3-6-51/66 | 9.1% | 13.6% | 22.7% | 34% | 80% |
アグネスタキオン | 6-2-6-40/54 | 11.1% | 14.8% | 25.9% | 79% | 66% |
フレンチデピュティ | 4-6-1-42/53 | 7.5% | 18.9% | 20.8% | 72% | 47% |
1000m戦ではキンシャサノキセキ産駒が種牡馬成績が優秀。
その父であるフジキセキが母父では集計期間内トップ。
元よりサンデーサイレンス系のなかでも、ダート適性の高い産駒が出ているのでこの成績には納得。
母父1000m戦成績でも上位にランクインしていた、クロフネ、フレンチデピュティ親子はここでも優秀で。
あとはダートは良く走るアグネスタキオンとキングカメハメハは様々なコースの常連と言えます。
札幌ダート1700m戦の成績上位騎手
騎手名 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
---|---|---|---|---|---|---|
横山武史 | 17-15-7-58/97 | 17.5% | 33.0% | 40.2% | 81% | 72% |
武豊 | 13-5-6-22/46 | 28.3% | 39.1% | 52.2% | 227% | 135% |
丹内祐次 | 10-17-12-81/120 | 8.3% | 22.5% | 32.5% | 148% | 124% |
池添謙一 | 8-5-9-34/56 | 14.3% | 23.2% | 39.3% | 110% | 92% |
吉田隼人 | 8-5-3-59/75 | 10.7% | 17.3% | 21.3% | 77% | 55% |
トップ成績は横山武史騎手、今年は2度目の函館リーディングを獲得も札幌リーディングも獲得経験が有り。全体としても注目の存在。
配当面では武豊騎手が大変優秀で、これもまた目が離せないレジェンドの存在です。
以下、中穴で回収率を稼ぐ丹内祐次騎手、堅実にまとめてくる池添騎手と続いています。
札幌ダート1700m戦の馬券のヒント
・枠的にはフラット
・今夏はドレフォン産駒に注目
・母父成績クロフネ、フレンチデピュティ親子は優秀
・レジェンド武豊騎手の大活躍舞台
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