結論:札幌芝1200mは「夏は牝馬」が数字にそのまま表れるコース
- 牝馬が勝率・複勝率・回収率のすべてで牡馬を上回る(複勝回収率82%対55%)
- 4角先頭の勝率18.1%は芝1200mの主要8コースで最も低く、勝ち星の中心は4角2〜4番手(35勝)
- 枠は7〜8枠が勝率9.0%で最上位、4角10番手以下は299走1勝
- 札幌にしかない芝1500mからの距離短縮組が勝率15.9%(勝った馬の人気中央値は7番人気)
- 2〜3番人気が単勝回収率106%(最高配当を除いても101%)
- 札幌芝1200mのコースの特徴|全面洋芝でほぼ平坦・直線266.1m
- 札幌芝1200mの枠順傾向|7〜8枠が勝率9.0%で最上位
- 札幌芝1200mの脚質と上がり|勝ち星の中心は4角2〜4番手
- 札幌芝1200mで買える種牡馬|ロードカナロアが7勝
- 札幌芝1200mの母父はディープインパクトが10勝
- 札幌芝1200mの前走の舞台|滞在の北海道組と芝1500mからの短縮
- 札幌芝1200mの性別|牝馬が勝率・複勝率で牡馬を上回る
- 札幌芝1200mの年齢別成績|2〜3歳の若い馬が中心
- 札幌芝1200mのクラス別・馬場状態別平均勝ちタイム
- 札幌芝1200mの騎手成績|鮫島克駿騎手が8勝
- 札幌芝1200mの人気別信頼度|2〜3番人気の単勝回収率106%
- 札幌芝1200mの消し条件
- まとめ:札幌芝1200mは牝馬と滞在組、そして好位の馬から
札幌芝1200mのコースの特徴|全面洋芝でほぼ平坦・直線266.1m
| 項目 | 数値 |
|---|---|
| 1周(芝・Aコース) | 1,640.9m |
| 直線 | 266.1m |
| コース全体の高低差 | 1m未満(ほぼ平坦) |
| ゴール前の坂 | なし |
| スタート | 向正面・2コーナー奥のポケット/3コーナーまで約400m |
| 平均頭数 | 14.2頭 |
| 平均勝ちタイム | 1:09.5 |
| 勝ち馬の平均上り3F | 34.9秒 |
| 4角先頭の勝率 | 18.1% |
札幌芝1200mは、向正面にある2コーナー奥のポケットからスタートする右回りのワンターンコースです。
3コーナーまでは約400mあり、短距離戦としては先行争いに余裕のある造りです。
札幌の芝は函館と並んでJRAで2場だけの洋芝100%で、野芝より時計がかかり、パワーが求められます。
コーナーは他場の約1.3倍長い円形に近い形状で、1200mでも道中のかなりの部分をコーナーで走ることになります。
直線は266.1mと短く、コース全体の高低差は1m未満です。
緩く長いコーナー・短い直線・坂なしという組み合わせが、このコースの骨格になります。
開催は夏(7〜9月)だけで、滞在競馬になる点も他場にはない特徴です。
| 条件 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 全体 | 73-71-73-752/969 | 7.5% | 14.9% | 22.4% | 62% | 72% |
芝1200mの8コースで比べると「4角先頭の勝率」が最も低い
| コース | 4角先頭の勝率 | 4角10番手以下の複勝率 |
|---|---|---|
| 阪神芝1200m | 34.6% | 9.1% |
| 函館芝1200m | 30.8% | 4.5% |
| 小倉芝1200m | 29.9% | 5.9% |
| 福島芝1200m | 26.5% | 4.2% |
| 京都芝1200m | 22.7% | 5.2% |
| 中京芝1200m | 19.6% | 4.5% |
| 中山芝1200m | 18.8% | 3.3% |
| 札幌芝1200m | 18.1% | 4.7% |
4角先頭の勝率18.1%は、芝1200mの主要8コースで最も低い数字です。
同じ洋芝の函館芝1200mは30.8%ですから、洋芝の短距離とひと括りにできない差があります。
回るコーナーが3〜4角の2つだけのワンターンなので、外からでもスピードを保ったまま進出でき、4コーナーの時点で隊列が横に広がりやすい形です。
平坦で直線が短いのに先頭がすんなり押し切れないのは、この形状の影響が大きいのかなと。
いっぽうで4角10番手以下の複勝率4.7%も低い部類で、後方からの一気も決まっていません。
前も後ろも一辺倒では楽ができず、好位で運べる馬が中心になるコースです。
札幌芝1200mの枠順傾向|7〜8枠が勝率9.0%で最上位
| 枠 | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1〜2枠 | 14-9-22-167/212 | 6.6% | 21.2% | 64% | 64% |
| 3〜4枠 | 13-28-16-178/235 | 5.5% | 24.3% | 26% | 67% |
| 5〜6枠 | 22-15-14-203/254 | 8.7% | 20.1% | 74% | 84% |
| 7〜8枠 | 24-19-21-204/268 | 9.0% | 23.9% | 79% | 72% |
勝率は7〜8枠の9.0%が最上位で、5〜6枠の8.7%が続きます。
単勝回収率も外の2つの枠帯が74%・79%と、内の枠帯を上回ります。
目を引くのは3〜4枠で、2着が28回と多く複勝率24.3%は最上位なのに、勝率5.5%・単勝回収率26%と勝ち切れていません。
洋芝は傷みやすく、開催が進むと内側から荒れていきます。
内で我慢するより、傷みの少ない外目を通れる枠のほうが、結果的にスムーズなのかなと。
小回りの短距離は内枠有利というイメージが強いぶん、外枠の評価が後回しにされやすい面もありそうです。
札幌芝1200mの脚質と上がり|勝ち星の中心は4角2〜4番手
| 4角の位置 | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 4角1番手(逃げ) | 13-9-15-35/72 | 18.1% | 51.4% | 137% | 125% |
| 4角2〜4番手 | 35-32-30-173/270 | 13.0% | 35.9% | 105% | 95% |
| 4角5〜9番手 | 24-23-22-259/328 | 7.3% | 21.0% | 63% | 79% |
| 4角10番手以下 | 1-7-6-285/299 | 0.3% | 4.7% | 4% | 31% |
勝ち星がいちばん集まっているのは4角2〜4番手の35勝で、勝率13.0%・複勝率35.9%です。
この35勝は34頭に散っており、特定の1頭が作った数字ではありません。
単勝回収率105%は最高配当の1本を除くと82%になりますが、位置を取れた馬から狙うのがこのコースの基本線です。
4角で先頭にいた馬の勝率18.1%は8コースで最も低いとはいえ、全体の7.5%から見れば2倍以上あります。
単勝回収率137%は最高配当の1本を除いても105%残るので、単騎で楽に運べそうな馬がいるなら、複勝やワイド、3連系の軸として一考の余地があります。
4角10番手以下は299走して1勝、複勝率4.7%です。
短い直線と平坦なコースが重なって、後方からでは物理的に間に合いません。
| 上がり順位 | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 上がり1位 | 26-10-6-48/90 | 28.9% | 46.7% | 196% | 145% |
| 上がり2〜3位 | 17-31-25-127/200 | 8.5% | 36.5% | 76% | 132% |
| 上がり4〜5位 | 20-22-22-169/233 | 8.6% | 27.5% | 63% | 78% |
| 上がり6位以下 | 10-8-20-408/446 | 2.2% | 8.5% | 27% | 28% |
勝ち馬の平均上り3Fは34.9秒で、洋芝らしく時計のかかる末脚勝負になります。
メンバー最速の上がりを使えた馬は勝率28.9%で、単勝回収率196%は最高配当の1本を除いても151%です。
その26勝は25頭に散っており、再現性のある数字と言えます。
平坦の小回りでも、位置を取ったうえで、なお上位の上がりを使えるかが着順を分けています。
札幌芝1200mで買える種牡馬|ロードカナロアが7勝
| 種牡馬 | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| ロードカナロア | 7-5-2-33/47 | 14.9% | 29.8% | 74% | 54% |
| ファインニードル | 4-0-3-9/16 | 25.0% | 43.8% | 119% | 74% |
| タワーオブロンドン | 4-0-0-11/15 | 26.7% | 26.7% | 184% | 73% |
| ミッキーアイル | 4-4-2-28/38 | 10.5% | 26.3% | 64% | 103% |
| ビッグアーサー | 4-5-3-41/53 | 7.5% | 22.6% | 65% | 54% |
勝ち星のトップはロードカナロアの7勝で、勝率14.9%は全体の7.5%のほぼ2倍です。
ただ単勝回収率74%・複勝回収率54%と、実績どおりに買われるぶん妙味までは残っていません。
ファインニードルは16走4勝の勝率25.0%で、単勝回収率119%は最高配当の1本を除くと83%です。
タワーオブロンドンは15走4勝、単勝回収率184%は最高配当の1本を除いても129%残ります。
自身がこの舞台のキーンランドカップを勝った馬で、母数の少なさを差し引いても覚えておきたい血統です。
ミッキーアイルの複勝回収率103%は、最高配当の1本を除くと71%です。
ビッグアーサーは53走と出走数が最も多く、勝率7.5%と全体並みの水準です。
札幌芝1200mの母父はディープインパクトが10勝
| 母父 | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| ディープインパクト | 10-5-4-48/67 | 14.9% | 28.4% | 70% | 62% |
| サクラバクシンオー | 6-2-1-22/31 | 19.4% | 29.0% | 129% | 175% |
| ヨハネスブルグ | 3-0-0-3/6 | 50.0% | 50.0% | 205% | 75% |
| ハービンジャー | 3-2-1-10/16 | 18.8% | 37.5% | 119% | 90% |
| ロードカナロア | 3-0-1-10/14 | 21.4% | 28.6% | 123% | 64% |
母父ディープインパクトは10勝でトップ、勝率14.9%は全体のほぼ2倍です。
ただ単勝回収率は70%で、この母父はどの舞台でも人気になるぶん配当は残りません。
注目は母父サクラバクシンオーで、31走6勝の勝率19.4%です。
単勝回収率129%は最高配当の1本を除くと81%、複勝回収率175%も同じく63%まで下がるので、回収率そのものより勝率の高さを評価したいところです。
母系に生粋のスプリンターを持つ馬が、時計のかかる洋芝でもテンの速さで楽に位置を取れる、という筋は通っています。
母父ヨハネスブルグの50.0%は6走3勝という中身なので、傾向として見ておく程度にとどめます。
母父ハービンジャーの単勝回収率119%は、最高配当の1本を除くと33%です。
札幌芝1200mの前走の舞台|滞在の北海道組と芝1500mからの短縮
| 前走の場 | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 札幌 | 28-22-28-230/308 | 9.1% | 25.3% | 87% | 82% |
| 函館 | 25-23-17-222/287 | 8.7% | 22.6% | 61% | 62% |
| 福島 | 2-2-4-31/39 | 5.1% | 20.5% | 44% | 77% |
| 前走の場 | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 前走が札幌・函館 | 53-45-45-452/595 | 8.9% | 24.0% | 75% | 72% |
| 前走が札幌・函館以外 | 6-13-13-133/165 | 3.6% | 19.4% | 26% | 89% |
夏の北海道シリーズは、函館から札幌へと滞在で使われる馬が中心になります。
前走も札幌か函館だった組は勝率8.9%なのに対し、本州から直行してきた組は165走6勝の勝率3.6%です。
輸送がなく、涼しい環境で態勢を整えられる滞在組の強みが、そのまま数字に出ている形です。
遠征組は2〜3着なら拾えていますが、頭から狙う馬ではありません。
| 前走 | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 前走芝 | 55-57-53-521/686 | 8.0% | 24.1% | 67% | 78% |
| 前走ダート | 4-1-5-64/74 | 5.4% | 13.5% | 39% | 58% |
前走ダートからの臨戦は74走4勝、複勝率13.5%と奮いません。
時計のかかる洋芝でも、求められるのはダートのパワーではなく芝のスピードの持続力です。
| 距離 | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 距離短縮 | 10-9-7-92/118 | 8.5% | 22.0% | 119% | 81% |
| 同距離 | 45-48-48-451/592 | 7.6% | 23.8% | 54% | 78% |
| 距離延長 | 4-1-3-42/50 | 8.0% | 16.0% | 58% | 42% |
距離短縮組の単勝回収率119%は、最高配当の1本を除くと84%になります。
ただ、この短縮組は中身を割ると評価が変わります。
| 前走の距離 | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 前走札幌芝1500m | 7-3-2-32/44 | 15.9% | 27.3% | 272% | 102% |
| 前走1400m | 1-5-3-23/32 | 3.1% | 28.1% | 7% | 68% |
| 前走1600m以上 | 2-1-2-37/42 | 4.8% | 11.9% | 43% | 68% |
短縮組の数字を作っているのは、前走が札幌芝1500mだった組です。
44走7勝の勝率15.9%で、7勝は7頭に散っています。
芝1500mは札幌にしかない距離で、そこで着順を落とした馬は次走で評価も下がりやすく、勝った7頭の人気中央値は7番人気でした。
単勝回収率272%は最高配当の1本を除いても181%残りますが、母数が44走なので過信は禁物です。
1500mで流れに乗り切れなかったスピード型が、200mの短縮でぴたりと収まる形は理屈も通っています。
札幌芝1500m組が出てきたら、着順ではなく脚質と血統を見直したいところです。
| 前走の位置 | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 前走4角1番手 | 6-7-12-52/77 | 7.8% | 32.5% | 67% | 84% |
| 前走4角2〜4番手 | 31-18-16-188/253 | 12.3% | 25.7% | 99% | 69% |
| 前走4角5〜9番手 | 20-20-22-202/264 | 7.6% | 23.5% | 66% | 77% |
| 前走4角10番手以下 | 2-12-8-143/165 | 1.2% | 13.3% | 7% | 81% |
前走の4コーナー通過順は、出馬表の段階で確認できます。
軸になるのは前走4角2〜4番手で、勝率12.3%・単勝回収率99%と最上位です。
前走4角10番手以下は165走2勝で、前走で後ろだった馬がここで急に位置を上げる例はほとんどありません。
| 間隔 | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 連闘〜中2週 | 29-26-40-266/361 | 8.0% | 26.3% | 78% | 81% |
| 中3〜5週 | 20-16-8-152/196 | 10.2% | 22.4% | 75% | 71% |
| 中6週〜3か月 | 7-14-7-114/142 | 4.9% | 19.7% | 20% | 48% |
| 3か月超 | 3-2-3-53/61 | 4.9% | 13.1% | 47% | 131% |
間隔は中5週以内で詰めて使われている馬が優勢で、複勝率は連闘〜中2週の26.3%が最上位です。
滞在で順調に使われている馬がよく走るという、前走の場の傾向とも重なります。
中6週〜3か月は勝率4.9%・単勝回収率20%と落ち込むので、ひと息入った馬は評価を一段下げたいところです。
3か月超の複勝回収率131%は高配当1本の寄与が大きく、最高配当を除くと75%です。
札幌芝1200mの性別|牝馬が勝率・複勝率で牡馬を上回る
| 性別 | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 牡馬(セン馬含む) | 26-20-28-281/355 | 7.3% | 20.8% | 57% | 55% |
| 牝馬 | 47-51-45-471/614 | 7.7% | 23.3% | 64% | 82% |
タイトルの問いに答えると、このコースの数字は「夏は牝馬」の格言を裏切っていません。
牝馬は勝率7.7%・複勝率23.3%で、牡馬の7.3%・20.8%を上回ります。
回収率も単勝64%対57%、複勝82%対55%と、すべての指標で牝馬が上です。
そもそもこのコースは出走の6割以上を牝馬が占めており、勝ち星も47勝対26勝と差がついています。
| 条件 | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 牝馬×牝馬限定戦 | 9-9-9-105/132 | 6.8% | 20.5% | 59% | 82% |
| 牝馬×混合戦 | 38-42-36-366/482 | 7.9% | 24.1% | 66% | 82% |
牝馬限定戦の数字ではなく、牡馬相手の混合戦でも勝率7.9%・複勝率24.1%と牡馬を上回っているのがポイントです。
混合戦の38勝は36頭に散っており、特定の強い牝馬が作った数字でもありません。
牝馬は暑さに強いと言われるうえ、斤量の軽さがテンの速さを問われる小回りスプリントで活きやすいのかなと。
混合戦で牝馬というだけで評価を下げるのは、このコースでは損な扱いになります。
※牝馬限定戦は「出走馬が全て牝馬のレース」で集計しています。
札幌芝1200mの年齢別成績|2〜3歳の若い馬が中心
| 年齢 | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2歳 | 18-18-18-122/176 | 10.2% | 30.7% | 59% | 72% |
| 3歳 | 36-26-29-295/386 | 9.3% | 23.6% | 81% | 71% |
| 4歳 | 11-14-11-149/185 | 5.9% | 19.5% | 37% | 81% |
| 5歳 | 6-12-10-133/161 | 3.7% | 17.4% | 63% | 76% |
| 6歳 | 2-1-5-36/44 | 4.5% | 18.2% | 26% | 60% |
| 7歳以上 | 0-0-0-17/17 | 0.0% | 0.0% | 0% | 0% |
複勝率は2歳の30.7%が最上位で、勝率も2歳10.2%・3歳9.3%と若い馬が引っ張っています。
4歳で勝率5.9%、5歳で3.7%と、年齢を重ねるごとに数字が落ちていきます。
7歳以上は17走して3着内がありません。
スピード勝負の短距離は世代交代が早く、力のある馬は若いうちに上のクラスへ抜けていくためと考察できます。
札幌芝1200mのクラス別・馬場状態別平均勝ちタイム
| クラス | 平均勝ちタイム | レース数 |
|---|---|---|
| 新馬 | 1:10.4 | 3 |
| 未勝利 | 1:09.7 | 25 |
| 1勝クラス | 1:09.4 | 18 |
| 2勝クラス | 1:09.4 | 14 |
| 3勝クラス | 1:07.9 | 3 |
| オープン | 1:09.1 | 10 |
新馬の1:10.4からオープンの1:09.1まで、クラスなりにタイムは詰まっていきます。
3勝クラスの1:07.9は3レースと母数が少ないので、参考程度に見てください。
| 馬場 | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 良 | 45-45-46-447/583 | 7.7% | 23.3% | 55% | 68% |
| 稍重 | 21-19-20-224/284 | 7.4% | 21.1% | 73% | 79% |
| 重 | 7-7-7-81/102 | 6.9% | 20.6% | 67% | 77% |
| 不良 | 0-0-0-0/0 | 集計期間中の施行なし | |||
平均勝ちタイムは良の1:09.0に対して、稍重1:10.1、重は1:10.5です。
ただでさえ時計のかかる洋芝が、渋るといっそう力の要る馬場になります。
好走率そのものは良7.7%・稍重7.4%・重6.9%とほとんど変わらないので、渋ったからと一律に評価を動かす必要はありません。
水はけのよい札幌では、この3年で不良馬場の施行自体がありませんでした。
札幌芝1200mの騎手成績|鮫島克駿騎手が8勝
| 騎手 | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 鮫島克駿 | 8-4-5-27/44 | 18.2% | 38.6% | 81% | 72% |
| 武豊 | 7-5-1-29/42 | 16.7% | 31.0% | 120% | 74% |
| 佐々木大輔 | 6-4-5-41/56 | 10.7% | 26.8% | 89% | 75% |
| 横山武史 | 5-7-6-28/46 | 10.9% | 39.1% | 57% | 66% |
| 横山和生 | 4-2-3-13/22 | 18.2% | 40.9% | 97% | 100% |
勝ち星のトップは鮫島克駿騎手の8勝で、勝率18.2%と高打率です。
武豊騎手は42走7勝、単勝回収率120%は最高配当の1本を除くと85%です。
佐々木大輔騎手は56鞍と騎乗数が最も多く、夏の北海道を主戦場にする騎手らしい存在感があります。
横山武史騎手は複勝率39.1%と、馬券圏内への安定感で買うタイプです。
横山和生騎手は22鞍という母数なので、参考程度にとどめてください。
札幌芝1200mの人気別信頼度|2〜3番人気の単勝回収率106%
| 人気 | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1番人気 | 22-11-9-30/72 | 30.6% | 58.3% | 83% | 78% |
| 2〜3番人気 | 27-21-23-73/144 | 18.8% | 49.3% | 106% | 89% |
| 4〜6番人気 | 16-22-22-155/215 | 7.4% | 27.9% | 76% | 85% |
| 7〜9番人気 | 6-11-12-175/204 | 2.9% | 14.2% | 58% | 78% |
| 10番人気以下 | 2-6-7-319/334 | 0.6% | 4.5% | 31% | 51% |
1番人気は勝率30.6%・複勝率58.3%で、芝1200mのコースとして標準的な信頼度です。
目を引くのは2〜3番人気で、単勝回収率106%は最高配当の1本を除いても101%残ります。
27勝が27頭に散っており、このコースでいちばん安定して買える人気帯と言えます。
滞在で順調な上位人気どうしの決着が多く、単勝1番人気との比較でも83%対106%と分があります。
10番人気以下は334走2勝なので、伏兵を探す範囲は9番人気までで足ります。
札幌芝1200mの消し条件
札幌芝1200mで評価を下げたい条件
- 4角10番手以下は299走1勝・複勝率4.7%
- 前走4角10番手以下は勝率1.2%・単勝回収率7%
- 前走が札幌・函館以外は165走6勝・単勝回収率26%
- 前走ダートは74走4勝・複勝率13.5%
- 5歳以上は勝率3.6%・複勝率16.2%
- 中6週〜3か月は単勝回収率20%・複勝回収率48%
いちばん割り切りやすいのは脚質で、後方一辺倒の馬はこのコースでは奮いません。
前走の通過順が10番手以下だった馬は、人気でも頭からは狙いにくい存在です。
本州からの直行組・ひと息入った馬・高齢馬という「順調さを欠く側」の条件が並ぶのも、滞在競馬らしいところです。
いずれの数字も断定ではなく、人気や枠と重ねて評価を一段下げるための材料という位置づけです。
まとめ:札幌芝1200mは牝馬と滞在組、そして好位の馬から
札幌芝1200mのポイント
- 牝馬が勝率・複勝率・回収率のすべてで牡馬を上回る(混合戦でも勝率7.9%対7.3%)
- 勝ち星の中心は4角2〜4番手の35勝で、4角10番手以下は299走1勝
- 前走札幌芝1500mの距離短縮組が勝率15.9%(勝ち馬の人気中央値7番人気)
- 滞在の北海道組が勝率8.9%、2〜3番人気が単勝回収率106%
- 遠征組・前走4角10番手以下・5歳以上・中6週〜3か月は割引
札幌芝1200mは、洋芝と緩く長いコーナーのせいで、平坦の小回りなのに単純な前残りでは決まらないコースです。
それでも後方からは届かないので、狙いは好位で運べる馬に絞られます。
そこに牝馬と滞在組を素直に上位へ取るという夏の北海道らしい物差しを重ねると、検討する馬はかなり絞れます。
あとは本州からの直行・前走後方一辺倒・高齢馬の割引を引き算すれば、買い目の形はほぼ出来上がります。
同じ札幌の芝でも、芝1500mや芝1800m、芝2000m、芝2600mとは求められるものが変わります。
データが積み上がって傾向に変化があれば、更新の際に触れていきたいと思います。
予想の際にはぜひ、本記事のデータを参考にしてみてください。
出典:TARGET frontier JV(集計期間 2023.7.30〜2026.7.26、札幌芝1200m・JRA平地)




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