【有料級】1.1倍の複勝転がしが10回連続で成功する確率は?転がしで生活は成り立つのか解説

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馬券術
競馬予想のレジまぐ

この記事では、複勝転がしのメリット、デメリットを踏まえつつ

・1.1倍の複勝が10連続で的中できる確率について
・複勝転がしの種類
・複勝転がしのコツ


を中心にお届けします。ぜひ最後までご覧ください。、

複勝転がしとは?

ご存知とは思いますが、念のため複勝転がしについて説明します。

複勝転がしとは、複勝馬券で得た払戻金を次のレースに全額賭け続ける競馬の賭け方です。

複勝馬券は、8頭立て以上のレースで選んだ馬が3着以内に入れば的中となるため、比較的当たりやすく、低リスクで始められるのが特徴の一つと言えます。
※7頭立て以下は2着払いとなります。

この方法を繰り返すことで、少額の元金からでも大きな利益を狙うことが可能です。
例えば、1000円をスタートとして10回連続的中させると、元金は数十倍に増える可能性があります。

複勝転がしの起源は、競馬愛好家が少額で大きな利益を得る方法として広まったものであり、現代でも多くの競馬ファンに愛されています。

毎週競馬中継をしている緑のチャンネルでの「複勝転がし」で特番が組まれたりするほどで、昔から現代にいたるまで広く知られている賭け方になります。

成功すれば大きなリターンを得られる一方、一度でも外れると全ての利益が失われるため、かなりの戦略性が求められます。

複勝転がしのメリット

・少額の元金で始められる
・大きく膨れ上がる可能性がある
・馬券が上手になる

少額の元金で始められる

さすがに100円からでは、的中を続けてもなかなか賭け金が増えていかないので、当ブログでは最低500円から初めていただくことをオススメします。

ワンコインスタートでも楽しめてしまうという点は複勝転がしの大きな魅力の一つです。

大きく膨れ上がる可能性がある

これは言わずもがなの点にはなりますが、少額であっても連続的中を続けることによって、少ない元手から高額の払戻へのサクセスロードが待っている可能性があります。

上手くいった際の達成感・快感は正直、払戻金以上のものがあります。

馬券が上手になる

複勝転がしを行うと一頭の馬に対して、しっかり時間を使いつつ複勝圏内に絡むか否かを理論的に考える癖がしっかり刻み込まれるので、自然と馬券上手への道を歩むことができます。

「外すことはできない」という状況からレースの絞り込み、選定やデータをしっかり加味しながら予想を組み立てることができるようになるので、ただのエンタメ馬券ではないのもまた確かと言えます。

複勝転がしのデメリット

・一度外れるとパー
・人気サイドを選択しても連続的中は簡単ではない
・目標を事前に決めないとグダつく

一度外れるとパー

どんなに原資が膨らんでも、一度でも買った馬が複勝圏外に飛んでしまった場合は、0になります。

そうです。すべてを失います。

一円も返してくれません。

複勝転がしは堅いところで1.1倍からコツコツ転がしていくことを投資の複利のように捉えている方もいますが、競馬は投資ではなく投機。ギャンブルな訳です。

投資の場合は一気に0になることは、ほとんど考えられます(程度のひどい元本割れなども存在することもたしかです)。

しかし競馬、もといギャンブルの場合は福利的にお金を増やそうにも一つのミスも許されないという圧倒的な不利な状況に常に立たされているということなのです。

人気サイドを選択しても連続的中は簡単ではない

昨年一年間の複勝1.1倍の馬の複勝率は約76%

4回に1回は馬券に絡めないという事実が存在します。

10回連続で的中する確率を求めていくと

0.76×0.76×0.76…

=0.0643

つまり6.4%です。

この数字を見て簡単と思うか、難儀を思うかは人それぞれ…かもしれませんね。

昨年1年間全レースの集計で、11番人気の複勝率が5.9%だったので、率だけで見れば11番人気の馬の複勝を一発当てるのとほぼ同等ということに。

しかし、競馬に限らずギャンブルは参加すればするほど負けるシステムになっています。

こと競馬に関しては圧倒的な人気馬についてどんなに下調べをしても、急なコンディション不良、スタート直後の落馬、道中の事故など避けられない要素が多数存在します。

であることから、難易度比較では11番人気の複勝を当てにいく方がまだ簡単なのではないかと個人的には考えています。

加えて11番人気馬の複勝平均払戻額は1119円。単純計算ですが1000円賭けていた場合は11119円に。

対し1.1倍の10回転がしでは1000円スタートした場合は、2593円とどちらも一回のトライで成功した場合の計算なので、比較しきれない部分はあるものの、仮に一回で成功してしまった際にはここまで大きな払戻額の差がでてしまうのです。

目標を事前に決めないとグダつく

予めゴールや目標を決めておかないことには完全にグダグダして結局すべてを失うハメにあうというのがこの複勝転がしの恐ろしいところです。

この目標は「回数」「金額」の二つに分けられます。

回数に関しては、何回転がったから完結と定めるもの。

そして金額に関しては、ここまで膨らんだら終了というもの。

後にも書きますが、個人的には金額よりかは目標回数を決めて複勝転がしは行った方がよいと考えています。

複勝転がしの具体的な方法

「複勝オンリー」で転がす

シンプルな複勝転がしの手法です。

複勝圏内に入る馬を見定めて、そこに原資をベット。的中したら次の候補馬へ転がしていくという手法です。

先にも書きましたが、勝利を目指すのであれば予め「回数」と「目標金額」を必ず決めるようにしましょう。

ゴールの無い転がしは着地地点が存在せず、迷った挙句に事故的に負けてしまうパターンというのはあるあるかつとてもメンタル的にショックを食らうので気をつけましょう。

単勝と組み合わせた転がし手法

これは単勝1:複勝9という割合で、馬券を購入し転がしを行っていくという手法です。

転がし対象の馬が人気サイドでなおかつ2、3着に負けてしまうと元本割れを起こすリスクはありますが、単勝とセットで的中させることができると、複勝の払戻+αを得ることができます。

単勝1割は少ないと思われるかもしれませんが、回数を重ねてくるとこの1割が結構効いてきます。

この手法は払戻金を膨らませやすい点が最大の利点です。

最小600円から始める2コロ手法

これは狙い馬のオッズがある程度つくことが前提にはなりますが、最小600円から始めて転がすのは実質1回という手法です。

まず、転がしの対象馬を決めたらその馬に単勝100円、複勝500円購入します。

的中した場合は、単勝払い戻し額はすべて複勝へ。

そして複勝払戻額は100円購入で戻ってきた分を次の単勝へ移します。

具体的な【A】【B】【C】【D】の例で示していきます。

【例】元手600円 参加レース単勝オッズ5.0倍、複勝オッズ1.8倍の場合

【A】
・1レース目 単勝+複勝ともに的中の場合
(単勝+500円 + 複勝+900円) = 1400円
・2レース目 単勝+複勝ともに的中の場合
(単勝1000円 + 複勝+2160円) = 3160円

【B】
・1レース目 単勝+複勝のみ的中の場合
(単勝+500円 + 複勝+900円) = 1400円
・2レース目 複勝のみ的中の場合
(単勝-200円 + 複勝+2160円) = 1960円

【C】
・1レース目 複勝のみ的中の場合
(単勝-100円 + 複勝+900円) = 800円

・2レース目 単勝+複勝のみ的中の場合
(単勝+1000円 + 複勝+1080円) = 2080円

【D】
・1レース目 複勝のみ的中の場合
(単勝-100円 + 複勝+900円) = 800円

・2レース目 複勝のみ的中の場合
(単勝-200円 + 複勝+1080円) = 880円

600円が2レース上手く転がるとなんと元本が約5倍になります。

ただこの例示では、参加するレースのオッズがどちらも固定されていますし、なかなか文字では簡単そうに見えてもかなりの予想力が問われる手法になります。

この転がし方法で安定的に勝てる人は超のつく達人といっていいでしょう。

また、守るべき最大のルールは、複勝オッズは必ず1.3倍~、最悪でも1.2倍つく馬を選択することです。

払戻金のトータルが600円より下回ってしまうと何度転がそうとも元手が増えていかないので、この点にご注意ください。

筆者が考え出した転がしを楽しみつつ、競馬にもしっかり勝ちたい人用の転がし手法のご紹介でした。

転がし馬券を行う際のポイント

一日に何レースも買わない

多くても2レースまでのとどめるのが良いと個人的には考えています。

参加する機会が多い≒損失の機会に直面する可能性が高まる

というのは、ギャンブルの基本です。

よく有料情報などの謳い文句として

「超厳選の〇鞍!」

みたいな文言が存在しますが、その超厳選の〇鞍を自分自身で選定することがとっても大切です。

初めはレース選びもとても迷うと思いますし、2つまでと決めつつも候補になり得るレースが3つも4つもという状況になるとなかなか決めきれません。

ですが、参加レースを自分で厳選できるようになると予想力はグッと向上しますし、なにより複勝転がしに興じるに限らずとも回収率も自然と上がってくるはずです。

繰り返しになりますが、参加する数が増えると負けやすいという原則は間違いのないことなので、どこまでも転がし続けたいということであれば、基本参加レースを絞り込むべきでしょう。

過剰人気馬を見つける

かなり高度な競馬予想テクニックになりますが、これも複勝転がしに限らず、馬券上手になるためには避けて通れない道になると思います。

こと複勝転がしにおいては、過剰人気馬を見つけて、他の馬から購入。

そして人気馬が複勝圏外になると一気に配当も跳ねてくるため、怪しい人気馬を発掘し、そして馬券に絡みそうな馬を選ぶことができれば、そこには大きな金脈が眠っています。

過剰人気馬を見つける具体的な方法については、下記の記事でもご紹介しているので、ぜひそちらもご覧いただければと思います。

明確にパスするレースを決める

この条件で複勝転がしは行わないと予めマイルールを設けるとレースの絞り込みが多少しやすくなります。

例えば、

・不確定要素があまりにも多い新馬戦
・出遅れたらリカバリーの効きづらい短距離戦
・単勝オッズの上位人気が割れている一戦

・いい馬だとは思うが、騎手の成績が心もとない etc…

要素は様々ですが、「この条件には手を出さない」と鉄の掟を己に設けることが、複勝転がしに限らずムダ打ちを減らすことができます。

複勝転がしの面白いところ/魅力

プレッシャーがたまらない

1コロ…2コロ…と雪だるま式に資金が増えていく感覚は、この転がし馬券でしか味わえない感覚です。

元手は少なくとも、段々と大きくなる賭け金を投じる瞬間からそしてレースまでのドキドキ感は正直やみつきになります…!

勝ち負けも大切と思いつつも、正直このドキドキできる時間の為だけに複勝転がしをやっていたんだという方がいてもおかしくないと思いますし、筆者もこの時間が大好きです。

謎の自己陶酔ができる

「1000円からスタートして10000円が見えてきたぞ…」
「ここまでじっくり時間をかけて10連勝しているのは世の中でオレだけなんちゃう…?」
「連勝し続けるとか予想力が練磨されまくっとるな…」


といった感じで、転がしの最中は、なぜか巨大なプロジェクトを立ち上げて、それを自分が主導で動かし続けているような気持ちになれます。

頭の中が完全にプロジェクトXというか、脳内で中島みゆきさんが地上の星を歌い始めている、そんな感覚に陥ることも全く珍しくありません。

レースを厳選すれば長く楽しめる

上の項でも書きましたが、自分自身で「超厳選の〇鞍」ができるようになれば、日を跨ぎつつかなり長い時間ワクワクできます。

そんな予想力がない…というのではなくて、自分でレースを選定する実力というのは、経験を重ねてできるようになっていけばいい話です。

選定に割く時間、そして予想する時間というのが、競馬を楽しむための本質の一つであることには違いありません。

巧拙は気にせず、まずは自分なりの根拠を持って参加レース絞り込みにいくことが大切です。

上手く転がってくると、もう転がすのが怖くてどうしようもないみたいな時もありますが、その苦しさすら楽しい…といいますか。

もちろん競馬に参加する以上、我々は勝利を求めていますが、どこかM気質な面も備えている人間も多いと思うので、そのプレッシャーのかかる時間も正面から楽しんでいきましょう。

まとめ:複勝転がしで生活はできるのか

複勝転がしで生活ができるか否かについては、「かなり厳しい」と結論づけます。

安直ですが、仮に1ヵ月間生活するのに20万円が必要であるとします。

複勝転がし1万円スタートで、仮に1.1倍の馬に賭け続けて20万円を目指すとなると計算上は32連勝しなければなりません。

的中率は76%とすると、32連勝する確率は約0.0153%

いやいや…宝くじかい…と。

先にも紹介しましたが1.1倍の複勝オッズの馬をベタに狙い続けても10回的中する確率は6.4%。

であれば、究極の思考を凝らしてレース厳選を行っても、なかなか簡単に生活できる水準まで持っていくには難易度は相当高いと考えます。

あくまでも複勝転がしは競馬を楽しむ上での賭け方として付き合うことがベストだと考えます。

ですが、調べてみると複勝転がしで大きく結果を出している方もいらっしゃるんですね…。

この底辺競馬さんの複勝転がし動画は思わず食い入るように見てしまいました。

この方の複勝転がし理論はかなり慎重で、本気で勝ちにいっているという気概を感じるものがあるので、参考になるかもしれません!


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