結論:中京ダート1400mは「単勝と複勝で狙う枠が変わる」コース
| 項目 | 数値 |
|---|---|
| 1周(ダート) | 1,530m |
| 直線 | 410.7m |
| コース全体の高低差 | 3.4m |
| 直線の坂 | あり(直線に入ってすぐ急な上り) |
| スタート | 2コーナー奥のポケット(芝の上から)/3コーナーまで約600m |
| 平均頭数 | 15.3頭 |
| 平均勝ちタイム | 1:24.7 |
| 勝ち馬の平均上り3F | 37.1秒 |
| 4角先頭の勝率 | 19.4% |
中京のダートは左回りで1周1,530m、直線は410.7mです。
この直線の長さはJRAのダートでは東京に次ぐ2番目になります。
スタート地点は2コーナー奥のポケットで、最初は芝の上を走ってからダートに入り、3コーナーまでは約600mの長い直線が続きます。
3〜4コーナーは下りながら入るスパイラルカーブで、直線に入ってすぐ高低差約2mの急坂を上ります。
坂を上り切ってからゴールまでまだ200m以上あるのが中京の特徴で、坂がゴール直前にある阪神とは造りが違います。
| 条件 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 全体 | 139-139-141-1667/2086 | 6.7% | 13.3% | 20.1% | 70% | 67% |
では、この「長い直線+急坂」がレースにどう出るかを、同じダート1400mを行う他の3場と並べて確認します。
| コース | 4角先頭の勝率 | 4角10番手以下の複勝率 |
|---|---|---|
| 京都ダート1400m | 23.2% | 6.3% |
| 阪神ダート1400m | 23.1% | 6.3% |
| 東京ダート1400m | 19.6% | 7.6% |
| 中京ダート1400m | 19.4% | 8.0% |
4角で先頭にいた馬の勝率19.4%は、ダート1400mを行う4場で最も低い数字です。
逆に4角10番手以下の複勝率8.0%は4場で最も高く、直線の短い京都・阪神とは1.7ポイント差があります。
数字の並びが同じ左回りの東京とそっくりで、右回りの1400mより前が残りにくく、差しも一定の範囲で届くコースという整理ができます。
もうひとつ押さえておきたいのが頭数で、平均15.3頭、出走ベースでは16頭立てが8割近くを占めるフルゲート常連の舞台です。
頭数が多いぶん展開の紛れも起きやすく、これが後述する人気薄の台頭にもつながっている印象です。
| 枠 | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1〜2枠 | 32-34-24-400/490 | 6.5% | 18.4% | 106% | 68% |
| 3〜4枠 | 38-27-28-420/513 | 7.4% | 18.1% | 71% | 60% |
| 5〜6枠 | 36-32-44-422/534 | 6.7% | 21.0% | 64% | 62% |
| 7〜8枠 | 33-46-45-425/549 | 6.0% | 22.6% | 43% | 78% |
単勝回収率は1〜2枠の106%がトップで、一番大きい配当の1本を除いても76%と、他のどの枠帯よりも上に残ります。
一方の7〜8枠は複勝率22.6%・複勝回収率78%がともに最上位なのに、単勝回収率は43%しかありません。
つまり頭で狙うなら内枠、2〜3着づけや複勝・ワイドの相手なら外枠、と券種で見る場所が変わるコースです。
理由は位置取りの中身を見ると想像がつきます。
| 枠 | 4角で先頭に立てた割合 | 4角4番手以内に付けられた割合 |
|---|---|---|
| 1〜2枠 | 9.6% | 32.7% |
| 3〜4枠 | 5.1% | 27.9% |
| 5〜6枠 | 5.4% | 26.8% |
| 7〜8枠 | 6.7% | 33.2% |
3コーナーまで約600mの直線があるため、内枠は最短距離を通ってハナを取りやすく、4角で先頭に立てた割合9.6%は全枠帯で最も高い数字です。
外枠は芝の上を長く走れる利で加速がつき、好位(4角4番手以内)を取れた割合が33.2%と最上位になります。
ここで効いてくるのが人気の側で、「芝スタートの短距離ダートは外枠有利」というイメージは広く知られており、外枠の馬は評価に織り込まれやすい印象です。
外枠は実際に崩れにくいものの頭までは伸び切らず、単勝の妙味はイメージで軽視されがちな内枠のほうに残っている、という構図が考察できます。
| 条件 | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収率 |
|---|---|---|---|---|
| 1〜2枠×前走4角4番手以内 | 10-18-9-117/154 | 6.5% | 24.0% | 27% |
| 1〜2枠×前走4角5番手以下 | 18-11-13-236/278 | 6.5% | 15.1% | 161% |
内枠の単勝妙味の中身は、前走で4角5番手以下に控えていた組です。
勝率6.5%は全体並みですが単勝回収率は161%あり、一番大きい配当を除いても108%と水準を保ちます。
勝ち星は18頭に散らばり、そのうち6頭は5番人気以下でした。
前走の位置取りが地味なぶん人気を落としますが、内枠なら道中も直線もロスなく立ち回れるので、多頭数の紛れと合わせて内枠を引いた人気薄は単勝・馬単の頭で一考の価値があるという傾向が見られます。
| 4角の位置 | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 4角1番手(逃げ) | 27-21-9-82/139 | 19.4% | 41.0% | 140% | 116% |
| 4角2〜4番手 | 67-59-51-312/489 | 13.7% | 36.2% | 160% | 112% |
| 4角5〜9番手 | 31-42-51-574/698 | 4.4% | 17.8% | 48% | 63% |
| 4角10番手以下 | 14-17-30-699/760 | 1.8% | 8.0% | 20% | 33% |
脚質の基本は他のダート短距離と同じで、4角を4番手以内で回った馬が勝率13〜19%と主導権を握ります。
目を引くのはその回収率で、4角先頭は単勝回収率140%、4角2〜4番手は160%と、どちらも高い水準です。
勝ち馬は先頭が26頭、2〜4番手が63頭に散らばっているので、特定の1頭が数字を作っているわけでもありません。
先ほど見たとおり4角先頭の勝率19.4%は4場で最も低く、「前がよく飛ぶコース」という評価が人気に織り込まれているのだと思われます。
それでも実際には5回に1回近く残るのだから、前を軽視する空気ごと逆手に取って、先行できる馬を素直に評価したいところです。
続いて、レース後にしか分からない数字ではありますが、上がり3Fの順位も見ておきます。
| 上がり順位 | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 上がり1位 | 44-27-23-62/156 | 28.2% | 60.3% | 209% | 183% |
| 上がり2〜3位 | 54-47-50-203/354 | 15.3% | 42.7% | 156% | 137% |
| 上がり4〜5位 | 27-42-36-265/370 | 7.3% | 28.4% | 104% | 102% |
| 上がり6位以下 | 14-23-32-1137/1206 | 1.2% | 5.7% | 17% | 21% |
勝ち馬の平均上り3Fは37.1秒で、メンバー上位の上がりを使えた馬が素直に上位へ来ます。
| 条件 | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 |
|---|---|---|---|
| 上がり1位×4角4番手以内 | 19-5-2-0/26 | 73.1% | 100.0% |
| 上がり1位×4角10番手以下 | 10-11-14-57/92 | 10.9% | 38.0% |
メンバー最速の脚を4角10番手以下から使った場合でも、複勝率は38.0%あります。
直線の短いダートではこの形が2桁パーセントに届かないコースもあるので、末脚のしっかりした馬なら後方からでも3着内までは十分に間に合うという感じです。
前で運びながら速い上がりを使えた馬は26走して全馬が3着以内と、ほぼ完璧な成績でした(サンプルは少なめです)。
| 種牡馬 | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| ドレフォン | 11-4-8-49/72 | 15.3% | 31.9% | 303% | 172% |
| モーニン | 6-0-2-12/20 | 30.0% | 40.0% | 248% | 166% |
| Into Mischief | 5-3-1-8/17 | 29.4% | 52.9% | 86% | 91% |
| American Pharoah | 5-1-3-15/24 | 20.8% | 37.5% | 247% | 93% |
| シニスターミニスター | 5-7-3-32/47 | 10.6% | 31.9% | 69% | 103% |
勝ち星のトップはドレフォンの11勝です。
単勝回収率303%は大きい配当が押し上げた数字ですが、その1本を除いても173%が残り、勝ち星も8頭に散らばっています。
自身がBCスプリントを勝った快速血統で、芝スタートからダッシュがつき、長い直線でもスピードを持続できる産駒の質が、このコースと合っているのかなと。
モーニンは20走で6勝と勝率30.0%を残していますが、サンプルが少ないので傾向として見ておく程度が良さそうです。
Into MischiefとAmerican Pharoahという米国の大物種牡馬の直輸入産駒も、それぞれ5勝と存在感があります。
シニスターミニスターは5勝で複勝回収率103%と、相手候補として堅実です。
| 母父 | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| キングカメハメハ | 10-7-6-83/106 | 9.4% | 21.7% | 153% | 103% |
| ゴールドアリュール | 7-4-7-40/58 | 12.1% | 31.0% | 62% | 76% |
| ダイワメジャー | 6-4-3-38/51 | 11.8% | 25.5% | 99% | 59% |
| キングヘイロー | 4-1-1-12/18 | 22.2% | 33.3% | 353% | 158% |
| フレンチデピュティ | 4-1-3-29/37 | 10.8% | 21.6% | 42% | 55% |
母父はキングカメハメハが10勝でトップです。
単勝回収率153%は目を引きますが、一番大きい配当の1本に大きく頼った中身なので、額面どおりには受け取らないほうが無難です。
母系に入ってもパワーとスピードの両方を補えるのが強みで、勝ち星が10頭に散らばっている点は評価できます。
キングヘイローの353%はさらに極端で、18走・勝ち馬2頭によるものです。
複勝率で見るならゴールドアリュールの31.0%が最も高く、砂の中距離血統のイメージより、短めの距離でも堅実に走っています。
| 距離 | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 距離短縮 | 25-29-34-467/555 | 4.5% | 15.9% | 72% | 64% |
| 同距離 | 85-81-71-676/913 | 9.3% | 26.0% | 82% | 77% |
| 距離延長 | 18-17-23-319/377 | 4.8% | 15.4% | 65% | 49% |
ローテーションの軸は同距離で、勝率9.3%・複勝率26.0%と、短縮・延長の4%台をはっきり上回ります。
前走も同じ中京ダート1400mだった馬に限れば勝率11.8%・複勝率29.1%まで上がります。
芝スタートからの追走、長い直線と急坂という独特の流れは、1400mを走り慣れた馬のほうが対応しやすいのだろうと考察できます。
| 前走の場 | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 京都 | 32-43-25-399/499 | 6.4% | 20.0% | 62% | 66% |
| 中京 | 37-31-32-283/383 | 9.7% | 26.1% | 113% | 87% |
| 東京 | 28-18-33-262/341 | 8.2% | 23.2% | 82% | 72% |
| 阪神 | 15-19-14-151/199 | 7.5% | 24.1% | 123% | 74% |
| 中山 | 2-2-6-104/114 | 1.8% | 8.8% | 16% | 44% |
| 小倉 | 7-4-4-90/105 | 6.7% | 14.3% | 56% | 34% |
| 新潟 | 4-7-9-71/91 | 4.4% | 22.0% | 33% | 80% |
| 福島 | 3-1-4-70/78 | 3.8% | 10.3% | 23% | 23% |
前走の競馬場では、同じ中京から続戦してきた組が勝率9.7%・単勝回収率113%で最上位です。
ただし113%は一番大きい配当を除くと87%まで下がるので、率の高さを軸の根拠にする使い方が現実的だと思います。
目立って悪いのが前走中山組で、114走して2勝、複勝率8.8%しかありません。
中山にはダート1400mの番組自体がなく、転戦組は1200mからの延長か1800mからの短縮をどうしても挟むことになります。
同距離組が中心のこのコースで距離変更を強いられるうえ、小回り急坂の中山と求められる適性も違うので、数字の低さは理屈が通っている印象です。
| 前走 | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 前走芝 | 12-13-7-199/231 | 5.2% | 13.9% | 119% | 58% |
| 前走ダート | 116-114-121-1259/1610 | 7.2% | 21.8% | 69% | 69% |
前走芝からの砂替わりは複勝率13.9%と全体を下回り、単勝回収率119%も大きい配当頼みの数字です。
芝スタートのコースとはいえ、砂替わりの一発を積極的に拾いにいく舞台ではなさそうです。
| 間隔 | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 連闘〜中2週 | 38-38-36-282/394 | 9.6% | 28.4% | 91% | 79% |
| 中3〜5週 | 29-26-23-269/347 | 8.4% | 22.5% | 49% | 54% |
| 中6週〜3か月 | 42-36-47-557/682 | 6.2% | 18.3% | 104% | 71% |
| 3か月超 | 19-27-22-354/422 | 4.5% | 16.1% | 36% | 60% |
間隔では連闘〜中2週の勝率9.6%・複勝率28.4%が最上位で、使い詰めを苦にしないコースです。
3か月を超える休み明けは勝率4.5%・単勝回収率36%まで落ちるので、久々の馬は一度様子を見たいところです。
| 性別 | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 牡馬(セン馬含む) | 91-98-92-970/1251 | 7.3% | 22.5% | 78% | 75% |
| 牝馬 | 48-41-49-697/835 | 5.7% | 16.5% | 58% | 55% |
牝馬は勝率5.7%・複勝率16.5%と、どの数字でも牡馬に見劣りします。
| 条件 | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 牝馬×4角4番手以内 | 37-29-25-172/263 | 14.1% | 34.6% | 146% | 112% |
| 牝馬×4角5番手以下 | 11-12-24-525/572 | 1.9% | 8.2% | 18% | 30% |
ただし前で運べた牝馬に限れば勝率14.1%・複勝回収率112%と、牡馬に引けを取りません。
前に行けなかった牝馬が勝率1.9%・複勝率8.2%まで沈み、全体の数字を引き下げている形です。
牝馬を検討するときは、先行できる根拠が前走の通過順にあるかどうかを、牡馬以上に厳しく見たいところです。
| 年齢 | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2歳 | 22-22-22-228/294 | 7.5% | 22.4% | 44% | 62% |
| 3歳 | 63-63-63-691/880 | 7.2% | 21.5% | 69% | 69% |
| 4歳 | 35-35-33-381/484 | 7.2% | 21.3% | 88% | 67% |
| 5歳 | 14-14-14-252/294 | 4.8% | 14.3% | 73% | 73% |
| 6歳 | 5-5-9-77/96 | 5.2% | 19.8% | 93% | 74% |
| 7歳以上 | 0-0-0-38/38 | 0.0% | 0.0% | 0% | 0% |
2〜4歳が勝率7%台で並び、若い馬が標準的に走るコースです。
ただ2歳は勝率7.5%と最上位なのに単勝回収率44%で、人気が先行しやすい区分でもあります。
5歳になると勝率4.8%へ落ち、7歳以上は38走して勝ち鞍がありません。
| クラス | 平均勝ちタイム | レース数 |
|---|---|---|
| 新馬 | 1:26.1 | 10 |
| 未勝利 | 1:25.3 | 40 |
| 1勝クラス | 1:24.6 | 56 |
| 2勝クラス | 1:24.0 | 15 |
| 3勝クラス | 1:23.6 | 8 |
| オープン | 1:23.2 | 10 |
| 馬場 | 平均勝ちタイム | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 良 | 1:24.8 | 104-104-106-1244/1558 | 6.7% | 20.2% | 74% | 70% |
| 稍重 | 1:24.9 | 19-19-19-227/284 | 6.7% | 20.1% | 68% | 59% |
| 重 | 1:23.6 | 12-12-12-148/184 | 6.5% | 19.6% | 50% | 61% |
| 不良 | 1:24.5 | 4-4-4-48/60 | 6.7% | 20.0% | 29% | 58% |
新馬とオープンでは平均勝ちタイムに2.9秒の差があります。
馬場が渋ると砂が締まって脚抜きがよくなり、良の1:24.8に対して重は1:23.6まで速くなります。
好走率そのものは馬場状態でほとんど動かないので、渋った馬場を特別視する必要は薄そうです。
| 騎手 | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 川田将雅 | 12-8-1-21/42 | 28.6% | 50.0% | 66% | 70% |
| 松山弘平 | 10-8-6-33/57 | 17.5% | 42.1% | 165% | 86% |
| 高杉吏麒 | 8-7-4-32/51 | 15.7% | 37.3% | 100% | 125% |
| 坂井瑠星 | 7-4-4-25/40 | 17.5% | 37.5% | 67% | 67% |
| 西村淳也 | 7-3-4-38/52 | 13.5% | 26.9% | 107% | 71% |
勝ち星のトップは川田将雅騎手の12勝で、勝率28.6%・複勝率50.0%と騎乗機会の半分で馬券に絡んでいます。
松山弘平騎手は単勝回収率165%で、一番大きい配当を除いても104%と人気以上に走らせています。
若手では高杉吏麒騎手が8勝・複勝回収率125%と存在感を見せています。
坂井瑠星騎手と西村淳也騎手も7勝ずつと、関西リーディング上位がそのまま上位を占める顔ぶれです。
| 人気 | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1番人気 | 45-25-19-50/139 | 32.4% | 64.0% | 82% | 88% |
| 2〜3番人気 | 36-36-39-167/278 | 12.9% | 39.9% | 61% | 74% |
| 4〜6番人気 | 37-47-43-289/416 | 8.9% | 30.5% | 89% | 81% |
| 7〜9番人気 | 18-16-25-356/415 | 4.3% | 14.2% | 113% | 78% |
| 10番人気以下 | 3-15-15-805/838 | 0.4% | 3.9% | 41% | 48% |
1番人気の勝率32.4%は、ダート1400mを行う4場では低い部類です(最上位は阪神の37.6%)。
フルゲート常連の多頭数で紛れが出やすいぶん、1番人気を頭に固定する馬券は少し慎重に扱いたいところです。
代わりに目を引くのが7〜9番人気で、単勝回収率113%は一番大きい配当を除いても102%が残り、勝ち星も17頭に散らばっています。
内枠や先行力といった材料のある7〜9番人気は、思い切って頭から狙う価値があるコースだと思います。
10番人気以下は838走で3勝なので、手を広げすぎるのは禁物です。
中京ダート1400mで評価を下げたい条件
消し条件の多くは「このコースへの適性がまだ示されていない馬」に行き着きます。
同距離を使われてきた馬、前で運べる根拠のある馬から順に評価していくのが、遠回りのようで一番の近道だと思います。
中京ダート1400mのポイント
中京ダート1400mは、芝スタートと東京に次ぐ長い直線、そして直線入口の急坂が組み合わさった、右回りの1400mとは別物のコースです。
外枠有利のイメージが強いぶん、単勝の妙味は内枠に、複勝の堅実さは外枠に残るという「ねじれ」が生まれています。
まず前走の通過順で前に行ける馬を探し、そのうえで枠と券種の組み合わせを考えれば、検討はかなり整理できるはずです。
同じ中京のダートでも、ダート1200mは向正面からの発走で芝スタートではなく、ダート1800m・ダート1900mは正面スタンド前からの発走で性質が変わります。
予想の際にはぜひ、本記事のデータを参考にしてみてください。
出典:TARGET frontier JV(集計期間 2023.12.2〜2026.7.26、中京ダート1400m・JRA平地)