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東京ダート1400mは人気どおりに決まりやすい?|傾向・血統・枠順データ




結論:東京ダート1400mは直線が長くても前が止まらないコース

  • 直線501.6mはJRAのダートで最長だが、4角10番手以下の複勝率は7.6%
  • 7番人気以下は勝率1.0%・単勝回収率34%、コース全体の単勝回収率も54%で紛れが少ない
  • 前走6番人気以内なら勝率12.4%・複勝率32.7%とコース全体(勝率6.5%・複勝率19.5%)の倍近く
  • 馬格が素直に出るコースで、500キロ以上は勝率9.0%・460キロ未満は4.6%
  • 前走7番人気以下・6歳以上(勝率2.1%)は割引

東京ダート1400mのコースの特徴|直線501.6mはJRAのダートで最長

集計期間:2023.10.7〜2026.6.21/東京ダート1400m・JRA平地
項目 数値
1周(ダート) 1,899m
直線 501.6m(JRAのダートで最長)
直線の上り坂の高低差 2.4m
スタート 向正面/3コーナーまで約440m・ダートからのスタート
平均頭数 15.5頭
平均勝ちタイム 1:24.9
勝ち馬の平均上り3F 36.3秒
4角先頭の勝率 19.6%

スタートは向正面で、3コーナーまで約440mのゆるやかな上りが続きます。

JRAでダート1400mが組まれているのは東京・中京・京都・阪神の4場です。

このうち芝の上からスタートしないのは東京だけで、最初の一完歩から砂を蹴ることになります。

芝スタートのコースのように助走でスピードに乗れないので、テンの行き脚がそのまま位置取りに出ます。

しかも平均15.5頭とほぼ毎回フルゲートなので、置かれた馬は前の馬の砂を浴びながら追走することになります。

直線は501.6mで、日本のダートでは最も長い部類です。

直線に入るとすぐに2.4mの上り坂が始まり、上りきってからもゴールまでまだ距離が残ります。

この形だけを見ると差し馬に向きそうですが、実際には前半で脚を使わされた馬をふるい落とす装置として働いているのかなと。

集計期間:2023.10.7〜2026.6.21/東京ダート1400m・JRA平地
条件 着別度数 勝率 連対率 複勝率 単勝回収率 複勝回収率
全体 277-275-276-3417/4245 6.5% 13.0% 19.5% 54% 65%

コース全体の単勝回収率54%という数字が、このコースの性格を最もよく表しています。

同じ東京のダート1600mでは76%、中山のダート1200mでは72%あるので、ここだけ極端に低い水準です。

大穴が飛び込む回数そのものが少ないので、単勝配当の総額が積み上がりません。

1番人気は勝率34.2%・複勝率66.2%と順当に走り、7番人気以下はほとんど馬券に絡んできません。

紛れが起きにくいぶん、力量がそのまま結果に出やすい場所という整理になります。

本記事の回収率の読み方

単勝回収率は、万馬券が1本混ざるだけで簡単に100%を超えます。

そこで本記事では、100%を超えた数字について最も高い配当を1走ぶん除くとどうなるかを注記しています。

1本の大穴に支えられているだけの数字は、そのまま真に受けないようにしてください。

東京ダート1400mの枠順は内外でほぼ差がない

集計期間:2023.10.7〜2026.6.21/東京ダート1400m・枠番別
着別度数 勝率 連対率 複勝率 単勝回収率 複勝回収率
1枠 33-26-23-409/491 6.7% 12.0% 16.7% 65% 58%
2枠 35-29-40-405/509 6.9% 12.6% 20.4% 40% 65%
3枠 29-36-25-437/527 5.5% 12.3% 17.1% 52% 54%
4枠 45-27-38-427/537 8.4% 13.4% 20.5% 64% 67%
5枠 32-35-48-430/545 5.9% 12.3% 21.1% 58% 69%
6枠 37-34-35-436/542 6.8% 13.1% 19.6% 61% 77%
7枠 34-53-31-430/548 6.2% 15.9% 21.5% 55% 71%
8枠 32-35-36-443/546 5.9% 12.3% 18.9% 35% 61%

勝率は5%台から8%台までのあいだに収まっており、内外で線を引けません。

フルゲートが基本のコースなので、内枠は砂を被り、外枠は距離ロスを負います。

ところが3コーナーまで約440mの助走があるおかげで、そのどちらの不利も道中でいったん整理されてしまうのかなと。

枠順の有利不利がはっきりしているコースなら、その分だけ人気も動いて回収率に差が出ます。

ここは動く材料そのものが薄いので、枠で取捨を決めるより前走の中身を見るほうが早いという整理になります。

※8枠の単勝回収率35%だけは目立って低い数字です。

※ただし勝率5.9%・複勝率18.9%は他の枠と変わらないので、消しの材料にするほどではありません。

東京ダート1400mの脚質は前が止まらない|4角10番手以下は複勝率7.6%

集計期間:2023.10.7〜2026.6.21/東京ダート1400m・4コーナー通過順別
4角 着別度数 勝率 複勝率 単勝回収率 複勝回収率
4角1番手(逃げ) 54-33-25-164/276 19.6% 40.6% 185% 126%
4角2〜4番手 117-108-100-694/1019 11.5% 31.9% 76% 100%
4角5〜9番手 83-91-94-1058/1326 6.3% 20.2% 56% 63%
4角10番手以下 23-43-57-1501/1624 1.4% 7.6% 16% 35%

この表で使っているのは4コーナーの通過順で、レースが終わるまで確定しない数字です。

そのまま買い材料にはできませんが、このコースがどういう競馬で決まっているかはよく見えます。

4角で10番手以下だった馬が3着以内に入るのは1割にも届きません。

直線が日本のダートで最も長いコースで、この数字が出ているのは知っておく価値があります。

逆に逃げた馬は好走率でも回収率でも突出しており、走ったぶんの配当がしっかり残っています。

500mを超える直線で外から差し切る場面は映像として強く記憶に残るので、後ろから行く馬にも票が入りやすいところがあります。

実際には届いていないぶん、その票が前で運んだ馬のオッズを甘くしているのかなと。

集計期間:2023.10.7〜2026.6.21/東京ダート1400m・前走の4コーナー通過順別
前走4角 着別度数 勝率 複勝率 単勝回収率 複勝回収率
前走逃げ(1番手) 20-20-27-174/241 8.3% 27.8% 71% 82%
前走先行(2〜4番手) 86-90-59-624/859 10.0% 27.4% 62% 77%
前走中団(5〜9番手) 81-80-92-1016/1269 6.4% 19.9% 41% 54%
前走後方(10番手以下) 57-51-67-1123/1298 4.4% 13.5% 52% 63%

こちらは前走の4コーナー通過順なので、出馬表と競馬新聞の段階で確認できます。

前で運べていた馬ほど好走率が高く、後ろからの馬は数字を落とします。

ただし回収率で見ると順番が入れ替わり、前走後方組のほうが前走中団組を上回ります。

そしてこの傾向は、枠と掛け合わせるとさらにはっきりします。

集計期間:2023.10.7〜2026.6.21/東京ダート1400m・前走の4コーナー通過順×枠
条件 着別度数 勝率 複勝率 単勝回収率 複勝回収率
前走逃げ(1番手)×1〜2枠 5-5-2-39/51 9.8% 23.5% 58% 72%
前走逃げ(1番手)×3〜6枠 11-11-16-95/133 8.3% 28.6% 52% 81%
前走逃げ(1番手)×7〜8枠 4-4-9-40/57 7.0% 29.8% 127% 92%
前走先行(2〜4番手)×1〜2枠 19-24-19-151/213 8.9% 29.1% 55% 102%
前走先行(2〜4番手)×3〜6枠 47-34-23-319/423 11.1% 24.6% 77% 60%
前走先行(2〜4番手)×7〜8枠 20-32-17-154/223 9.0% 30.9% 40% 85%
前走中団(5〜9番手)×1〜2枠 20-13-13-239/285 7.0% 16.1% 48% 42%
前走中団(5〜9番手)×3〜6枠 41-43-61-505/650 6.3% 22.3% 45% 60%
前走中団(5〜9番手)×7〜8枠 20-24-18-272/334 6.0% 18.6% 27% 53%
前走後方(10番手以下)×1〜2枠 14-8-18-270/310 4.5% 12.9% 51% 46%
前走後方(10番手以下)×3〜6枠 28-25-33-579/665 4.2% 12.9% 45% 71%
前走後方(10番手以下)×7〜8枠 15-18-16-274/323 4.6% 15.2% 66% 64%

前走で前に行けていた馬は、どの枠に入っても複勝率20%台を保ちます。

いちばん苦しいのは前走中団だった馬を内枠で買う形で、複勝率16.1%・複勝回収率42%まで落ちます。

内で包まれたうえに砂を浴び続けると、位置も取れず脚も溜まらないという形になりやすいのかなと。

※前走で逃げていた馬はどの枠も51〜133走とサンプルが薄いので、参考値として見てください。

※前走逃げ×7〜8枠の単勝回収率127%は、最高配当を1本除くと23%まで下がります。

※こちらは1本の大穴に支えられた数字で、そのまま真に受けられるものではありません。

集計期間:2023.10.7〜2026.6.21/東京ダート1400m・前走の4コーナー通過順×前走人気
条件 着別度数 勝率 複勝率 単勝回収率 複勝回収率
前走4角1〜4番手×前走1〜6番人気 98-90-66-468/722 13.6% 35.2% 76% 84%
前走4角5〜9番手×前走1〜6番人気 69-62-68-432/631 10.9% 31.5% 62% 72%
前走4角10番手以下×前走1〜6番人気 43-34-28-252/357 12.0% 29.4% 121% 87%
前走4角10番手以下×前走7番人気以下 14-17-39-871/941 1.5% 7.4% 25% 54%

前走の通過順に前走の人気を掛け合わせると、配当の出どころがはっきりします。

勝率がいちばん高いのは前走で前にいた組ですが、こちらは勝ち馬の人気の中央値が2番人気で、当たっても配当がほとんど残りません。

配当がつくのは前走で後方にいた組のほうで、勝ち馬の人気の中央値は3番人気まで下がります。

このコースで後方から行く馬が届きにくいことは、4コーナーの通過順別の数字が示すとおりです。

だからこそ前走で後方のまま負けた馬は、次走でまとめて嫌われます。

ただし前走で6番人気以内に支持されていたのなら、位置を取り損ねただけで力量の問題ではないケースが多いのかなと。

同じ前走後方でも、前走7番人気以下だった馬は勝率1.5%・単勝回収率25%まで沈みます。

※121%は最高配当を1本除くと105%です。

※勝ち星は41頭に分かれており、1頭に支えられた数字ではありません。

※前走の通過順は前走の人気とセットで見るのが安全です。

東京ダート1400mの上がり3F|前走で上がり最速だった馬が突出する

集計期間:2023.10.7〜2026.6.21/東京ダート1400m・上り3F別
上り3F 着別度数 勝率 複勝率 単勝回収率 複勝回収率
上り3F35.4秒以内 44-35-25-129/233 18.9% 44.6% 133% 156%
上り3F35.5〜36.4秒 115-95-98-602/910 12.6% 33.8% 101% 110%
上り3F36.5秒以上 118-145-153-2686/3102 3.8% 13.4% 34% 46%

勝ち馬の平均上り3Fは36.3秒で、35秒台前半を使えれば勝ち負けの圏内に入ってきます。

ただしこの数字もレースが終わるまで確定しないので、出馬表の段階では前走の上がり3F順位を代わりのものさしとして使います。

集計期間:2023.10.7〜2026.6.21/東京ダート1400m・前走の上がり3F順位別
条件 着別度数 勝率 複勝率 単勝回収率 複勝回収率
前走上がり1位 59-43-30-265/397 14.9% 33.2% 100% 80%
前走上がり2〜3位 64-74-58-547/743 8.6% 26.4% 51% 82%
前走上がり4〜6位 80-61-91-807/1039 7.7% 22.3% 55% 65%
前走上がり7位以下 41-63-65-1314/1483 2.8% 11.4% 37% 52%
前走上がり1位×前走1〜6番人気 54-38-20-166/278 19.4% 40.3% 120% 84%

ダートで上がり3F最速を使うというのは、砂を浴びても止まらなかったか、外を回して自分の脚で伸びたかのどちらかです。

どちらにしても、501.6mの直線を最後まで我慢できる裏づけになります。

面白いのは、2〜3位ではまったく線が引けないことです。

ダートは芝と違って上がりの数字が団子になりやすく、そのなかで1位を取れること自体が地力の証明になるのかなと。

前走で上がり最速だった馬を前走6番人気以内に絞ると勝率19.4%・単勝回収率120%です。

勝ち星は50頭に分かれており、毎週のように該当馬が出る使いやすい着眼点です。

※120%は最高配当を1本除いても110%を保ちます。

※さらに前走4〜6番人気に絞ると単勝回収率157%・複勝回収率101%まで上がります。

※ただしこの絞り込みは勝ち星が16頭で、サンプルはやや薄めです。

※前走7番人気以下だと単勝回収率54%まで沈むので、人気とセットで見てください。

東京ダート1400mで買える種牡馬|ロードカナロアが勝ち星15勝でトップ

集計期間:2023.10.7〜2026.6.21/東京ダート1400m・勝ち鞍トップ5
種牡馬 着別度数 勝率 複勝率 単勝回収率 複勝回収率
父:ロードカナロア 15-14-10-79/118 12.7% 33.1% 92% 96%
父:モズアスコット 14-5-7-26/52 26.9% 50.0% 105% 93%
父:ドレフォン 11-13-19-112/155 7.1% 27.7% 34% 91%
父:ダノンレジェンド 10-8-8-68/94 10.6% 27.7% 89% 73%
父:シニスターミニスター 9-9-12-67/97 9.3% 30.9% 63% 72%

勝ち星の多い順に並べると、ロードカナロア産駒が15勝で最多です。

出走数の多い種牡馬のなかでは勝率も複勝率も最上位で、単複とも回収率90%台と数字が落ちません。

ロードカナロア産駒の買い方で触れているとおり、この血統はダートでもスピードで押し切れるタイプが出ます。

もっと目を引くのがモズアスコット産駒の買い方で扱っている同産駒で、勝率26.9%・複勝率50.0%という数字です。

52走と母数はまだ小さいものの、14勝が9頭に分かれているので特定の1頭に支えられた数字ではありません。

父自身が安田記念とフェブラリーSを勝った芝ダート兼用のマイラーで、産駒にもテンの速さがそのまま出ているのかなと。

数が集まるにつれてどう動くか、更新のたびに追いかけていきたいところです。

トップ5に入らない1頭で触れておきたいのがヘニーヒューズ産駒の買い方で扱っている同産駒で、ダートの主力でありながらこの舞台では複勝率11.5%にとどまります。

前に行って押し切る形が持ち味の産駒が多く、501.6mの直線を我慢する形とは噛み合いにくいのかなと。

※モズアスコット産駒の単勝回収率105%は、最高配当を1本除くと90%です。

※ドレフォン産駒は勝ち切れないぶん複勝率27.7%・複勝回収率91%と3着以内の確度が高い形です。

※単勝より複勝やワイド、3連系の軸として使うほうが噛み合います。

東京ダート1400mの母父はゴールドアリュールとディープインパクトが最多

集計期間:2023.10.7〜2026.6.21/東京ダート1400m・勝ち鞍トップ5
母父 着別度数 勝率 複勝率 単勝回収率 複勝回収率
母父:ゴールドアリュール 12-6-13-114/145 8.3% 21.4% 70% 64%
母父:ディープインパクト 12-11-10-98/131 9.2% 25.2% 44% 74%
母父:ダイワメジャー 11-11-6-82/110 10.0% 25.5% 57% 84%
母父:ネオユニヴァース 10-4-5-84/103 9.7% 18.4% 95% 123%
母父:キングカメハメハ 9-7-12-108/136 6.6% 20.6% 42% 84%

上位5頭のうち4頭がサンデーサイレンス系で、ダート適性の高い内国産の血が並びます。

いずれも複勝率は20%台に乗るものの、単勝回収率は軒並み100%を割ります。

母父側から入るときは、勝ち切る形を求めるより3着以内の確度を取りにいくほうが噛み合います。

トップ5に入らない1頭では、母父フジキセキが複勝率31.1%・複勝回収率111%と目を引きます。

勝ち星こそ8勝ですが、3着以内に来る確度ではこの舞台の最上位です。

※母父ネオユニヴァースの複勝回収率123%は、最高配当を1本除くと55%まで下がります。

※母父フジキセキの複勝回収率111%は、同じく除外しても92%と大きくは崩れません。

※複勝やワイド、3連系の軸として使うなら母父フジキセキのほうが現実的です。

東京ダート1400mは前走同コース組が中心|前走芝は奮わない

集計期間:2023.10.7〜2026.6.21/東京ダート1400m・前走の舞台別
前走 着別度数 勝率 複勝率 単勝回収率 複勝回収率
前走も東京ダート1400m 95-96-81-732/1004 9.5% 27.1% 58% 64%
前走東京ダートの他距離 29-35-37-327/428 6.8% 23.6% 49% 84%
前走関西ダート 27-17-23-257/324 8.3% 20.7% 49% 69%
前走中山ダート 42-45-47-758/892 4.7% 15.0% 61% 58%
前走ローカルダート 36-36-42-510/624 5.8% 18.3% 40% 65%
前走芝 18-12-16-364/410 4.4% 11.2% 38% 58%

同じコースを使ってきた馬がいちばん信頼できます。

目を引くのは、輸送のある関西ダートからの臨戦が中山ダートからの臨戦を上回っていることです。

中山のダート1200mや1800mは急坂と小回りが要求される舞台で、求められる持ち味がだいぶ違うのかなと。

近いようでいて、直線の長さで別物になっているという整理になります。

前走芝からのダート替わりは複勝率11.2%で、ここは素直に割り引きたいところです。

集計期間:2023.10.7〜2026.6.21/東京ダート1400m・距離変更別
距離変更 着別度数 勝率 複勝率 単勝回収率 複勝回収率
同距離 137-122-118-1112/1489 9.2% 25.3% 54% 63%
距離短縮 48-50-61-738/897 5.4% 17.7% 45% 65%
距離延長 62-69-67-1103/1301 4.8% 15.2% 53% 67%

短距離から短距離へ、という同距離ローテがいちばん安定します。

短縮も延長も勝率5%前後まで落ちるので、距離を動かしてきた馬は一段割り引いて見るのが基本です。

テンの速さがそのまま位置取りになるコースなので、追走リズムが変わることの影響が大きいのかなと。

東京ダート1400mは牡馬と大型馬が優勢|牝馬は混合戦で勝率4.1%

集計期間:2023.10.7〜2026.6.21/東京ダート1400m・性別
性別 着別度数 勝率 連対率 複勝率 単勝回収率 複勝回収率
牡馬(セン馬含む) 189-180-172-1990/2531 7.5% 14.6% 21.4% 61% 71%
牝馬 88-95-104-1427/1714 5.1% 10.7% 16.7% 44% 57%
牝馬×牝馬限定戦 47-45-46-571/709 6.6% 13.0% 19.5% 48% 62%
牝馬×混合戦 41-50-58-856/1005 4.1% 9.1% 14.8% 40% 53%

牡馬と牝馬では、勝率にも複勝率にもはっきりした差が出ています。

牝馬をさらに分けると、牝馬限定戦では牡馬に近い水準まで戻り、混合戦だけがはっきり落ちます。

牝馬が苦しくなるのは牡馬と一緒に走るときで、その中身は馬格の差になります。

集計期間:2023.10.7〜2026.6.21/東京ダート1400m・馬体重別
馬体重 着別度数 勝率 複勝率 単勝回収率 複勝回収率
500キロ以上 84-69-63-721/937 9.0% 23.1% 80% 75%
480〜499キロ 70-79-74-793/1016 6.9% 21.9% 62% 74%
460〜479キロ 67-80-65-874/1086 6.2% 19.5% 37% 65%
460キロ未満 56-47-74-1029/1206 4.6% 14.7% 42% 51%

ダートからのスタートで砂を蹴って加速し、最後に2.4mの坂を上る形なので、素の馬格がそのまま出ます。

500キロ以上と460キロ未満で勝率はほぼ2倍の開きがあり、複勝率にもはっきりした差が付いています。

このコースの出走馬の平均馬体重は、牡馬・セン馬が487キロなのに対して牝馬は459キロです。

500キロ以上の割合も牡馬・セン馬の31.9%に対し、牝馬は7.7%しかありません。

牝馬の数字が伸びない理由は、性別そのものよりこの舞台が求める馬格に届いていないところにあるのかなと。

馬体重が確定するのはレース当日ですが、前走の馬体重は競馬新聞に載っているので見当は付きます。

※500キロ以上を前走6番人気以内に絞ると、勝率15.3%・単勝回収率107%まで上がります。

※107%は最高配当を1本除くとちょうど100%なので、単勝で押し切れるほどの数字ではありません。

※さらに前走4〜6番人気まで絞ると単勝回収率134%・複勝回収率109%です。

東京ダート1400mの年齢別成績|6歳以上は勝率2.1%

集計期間:2023.10.7〜2026.6.21/東京ダート1400m・年齢別
年齢 着別度数 勝率 連対率 複勝率 単勝回収率 複勝回収率
2歳 40-40-40-469/589 6.8% 13.6% 20.4% 55% 67%
3歳 140-133-131-1500/1904 7.4% 14.3% 21.2% 56% 62%
4歳 65-64-62-663/854 7.6% 15.1% 22.4% 55% 78%
5歳 25-29-34-482/570 4.4% 9.5% 15.4% 50% 66%
6歳以上 7-9-9-303/328 2.1% 4.9% 7.6% 43% 47%

2歳から4歳までは勝率7%前後でほとんど差がありません。

落ち込むのは5歳からで、6歳以上になると複勝率が1割を割り込みます。

出走の中心は3歳で、番組の重心もそこにあります。

テンの行き脚を毎回問われるコースなので、若さがそのまま武器になりやすい面があるのかなと。

※6歳以上の勝ち星は6頭に集中しており、勝ち切れる馬はごく限られています。

※古馬になってから初めてこの舞台を試す形は、現時点では厳しい傾向が見られます。

東京ダート1400mのクラス別・馬場状態別平均勝ちタイム

集計期間:2023.10.7〜2026.6.21/東京ダート1400m・1着馬の平均タイム
クラス 稍重 不良
新馬 1:26.6 1:25.2 1:25.4
未勝利 1:26.1 1:25.6 1:24.3 1:24.4
1勝クラス 1:25.0 1:24.5 1:23.5 1:22.8
2勝クラス 1:24.4 1:24.4 1:22.9 1:23.0
3勝クラス 1:23.7 1:23.3 1:22.3 1:21.9
オープン 1:23.1 1:23.0 1:22.1
G3(根岸S) 1:23.7 1:22.6

クラスが上がるほど時計が詰まるのは当然として、それ以上に効いているのが馬場状態です。

ダートは水を含むと砂が締まって脚抜きがよくなり、時計はむしろ速くなります。

1勝クラスの不良馬場の平均が1分22秒8で、3勝クラスの良馬場(1分23秒7)より速いというのが分かりやすい例です。

クラスをまたいでタイムを比べるときは、必ず馬場状態をそろえるようにしてください。

※重・不良のマスは施行数が少なく、1〜数レースの平均になっているところがあります。

※上級条件ほどサンプルが薄いので、目安として見てください。

集計期間:2023.10.7〜2026.6.21/東京ダート1400m・馬場状態別
馬場状態 着別度数 勝率 複勝率 単勝回収率 複勝回収率
184-184-184-2281/2833 6.5% 19.5% 52% 65%
稍重 46-44-45-567/702 6.6% 19.2% 59% 65%
33-33-33-408/507 6.5% 19.5% 62% 62%
不良 14-14-14-161/203 6.9% 20.7% 46% 77%

時計は動くのに、来る馬の顔ぶれはほとんど変わりません。

馬場が渋ったからといって、狙いを大きく組み替える必要はなさそうです。

※勝率と複勝率がどの馬場でもほぼ同じなのは、出走頭数が変わらないためです。

※馬場状態の行で見るべきは回収率のほうになります。

東京ダート1400mの騎手成績|ルメール騎手の勝率22.1%

集計期間:2023.10.7〜2026.6.21/東京ダート1400m・70鞍以上/勝ち星上位
騎手 着別度数 勝率 複勝率 単勝回収率 複勝回収率
戸崎圭太 19-21-14-81/135 14.1% 40.0% 52% 70%
ルメール 17-9-8-43/77 22.1% 44.2% 71% 65%
横山武史 16-15-17-96/144 11.1% 33.3% 66% 65%
三浦皇成 16-17-13-84/130 12.3% 35.4% 81% 77%
菅原明良 14-19-17-121/171 8.2% 29.2% 56% 85%
原優介 12-6-5-146/169 7.1% 13.6% 133% 60%

ルメール騎手が勝率22.1%と抜けていますが、単勝回収率71%で妙味まではありません。

買い目の中心に据えるというより、切りにくい1頭として扱うのが実際の使い方になります。

安定感で選ぶなら三浦皇成騎手で、単複とも回収率80%前後を保っています。

妙味という意味で目を引くのは原優介騎手で、単勝回収率133%です。

複勝率13.6%と3着以内に来る回数そのものは少ないので、人気薄で一発を持ってくるタイプという整理になります。

※原騎手の133%は最高配当を1本除くと71%まで下がります。

※本命視ではなく、ヒモ荒れの目印として使うのが安全です。

東京ダート1400mは前走の人気がそのまま効く|7番人気以下は単勝回収率34%

集計期間:2023.10.7〜2026.6.21/東京ダート1400m・当日人気別
人気 着別度数 勝率 複勝率 単勝回収率 複勝回収率
1番人気 94-60-28-93/275 34.2% 66.2% 82% 86%
2〜3番人気 90-90-69-301/550 16.4% 45.3% 81% 83%
4〜6番人気 66-81-90-588/825 8.0% 28.7% 90% 87%
7番人気以下 27-44-89-2435/2595 1.0% 6.2% 34% 53%

この表は判定の材料ではなく、1番人気をどこまで信頼できるかを確認するための参考情報です。

いちばん注目してほしいのは最下段で、7番人気以下の単勝回収率34%という数字です。

同じ東京のダート1600mでは77%、中山のダート1200mでは69%あるので、ここだけ半分以下という水準になります。

人気薄に賭ける旨みがほとんど無いぶん、狙いは4〜6番人気あたりに置くのが現実的です。

この帯は単勝回収率90%・複勝回収率87%と、全体の水準をはっきり上回っています。

当日のオッズは締切直前まで動きますが、前走の人気はすでに確定しています。

集計期間:2023.10.7〜2026.6.21/東京ダート1400m・前走人気別
前走人気 着別度数 勝率 複勝率 単勝回収率 複勝回収率
前走1〜6番人気 212-186-163-1153/1714 12.4% 32.7% 80% 81%
前走1〜3番人気 142-111-77-529/859 16.5% 38.4% 85% 76%
前走4〜6番人気 70-75-86-624/855 8.2% 27.0% 76% 86%
前走7番人気以下 34-55-83-1787/1959 1.7% 8.8% 26% 51%

前走で6番人気以内だったというだけで、勝率も複勝率もコース全体(勝率6.5%・複勝率19.5%)の倍近くまで上がります。

逆に前走7番人気以下だと、勝率は2%を割り込みます。

出馬表の段階で動かない材料なので、判定の土台として使いやすいところです。

集計期間:2023.10.7〜2026.6.21/東京ダート1400m・前走人気×前走着順
条件 着別度数 勝率 複勝率 単勝回収率 複勝回収率
前走1〜3番人気×前走1〜3着 82-76-45-288/491 16.7% 41.3% 66% 73%
前走1〜3番人気×前走4〜6着 45-19-18-122/204 22.1% 40.2% 115% 81%
前走1〜3番人気×前走7着以下 13-16-13-118/160 8.1% 26.2% 103% 77%
前走1〜3番人気×前走4〜6着×同距離 28-9-10-51/98 28.6% 48.0% 138% 94%

面白いのは、前走で人気に応えて3着以内に来ていた組より、4〜6着に負けていた組のほうが数字が上だという点です。

前走の着順は、次走の人気を作る材料としていちばん強く働きます。

ところがこのコースは着順よりも地力どおりに決まる場所なので、人気だけが下がって力は残っている馬が生まれます。

このズレを拾えるかどうかが、東京ダート1400mでいちばん差の出るところかなと。

勝ち星は44頭に分かれており、特定の1頭が支えている数字ではありません。

※前走と同じ距離帯からの臨戦に絞ると、勝率28.6%・単勝回収率138%まで伸びます。

※115%は最高配当を1本除いても106%を保ちます。

※前走7着以下まで広げると勝率8.1%まで落ち、単勝回収率103%も除外後67%です。

※負けの幅は4〜6着までで線を引くのが安全です。

東京ダート1400mの消し条件

出馬表の段階で判定できる割引材料をまとめます。

集計期間:2023.10.7〜2026.6.21/東京ダート1400m
条件 着別度数 勝率 複勝率 単勝回収率 複勝回収率
前走7番人気以下 34-55-83-1787/1959 1.7% 8.8% 26% 51%
前走7番人気以下×前走7着以下 11-17-44-1329/1401 0.8% 5.1% 17% 46%
460キロ未満×前走7番人気以下 6-19-24-582/631 1.0% 7.8% 13% 33%
前走上がり7位以下 41-63-65-1314/1483 2.8% 11.4% 37% 52%
6歳以上 7-9-9-303/328 2.1% 7.6% 43% 47%
牝馬×距離延長 24-25-33-528/610 3.9% 13.4% 31% 57%

最も強い消しは前走7番人気以下で7着以下に負けていた馬で、勝率0.8%・単勝回収率17%です。

該当馬が毎レース数頭は出るので、まずここを外すだけで買い目が締まります。

ここに馬体重460キロ未満が重なると、単勝回収率13%・複勝回収率33%まで落ちます。

6歳以上は勝率2.1%・複勝率7.6%と、年齢の壁がはっきり出ます。

テンの速さを問われ続けるコースなので、若さがそのまま武器になる面があるのかなと。

牝馬の距離延長も勝率3.9%と厳しい数字です。

ダート1200mからの1F延長で追走に忙しくなると、砂を被る位置に置かれてしまうケースが多いところです。

まとめ:東京ダート1400mはどういうコースか

東京ダート1400mの押さえどころ

  • 直線501.6mはJRAのダートで最長で、最後に2.4mの上り坂があります
  • それでも4角10番手以下の複勝率は7.6%で、後ろからは届きません
  • コース全体の単勝回収率54%が示すとおり、紛れが起きにくい部類のコースです
  • 枠順は内外でほぼ横並びで、取捨の材料にはなりません
  • 効いてくるのは前走で何番人気だったかで、前走6番人気以内なら複勝率32.7%です
  • 前走で上がり最速だった馬は勝率14.9%で、2〜3位との落差が大きいところです
  • 種牡馬はロードカナロア(15勝)とモズアスコット(勝率26.9%)が中心です
  • 牡馬と大型馬が優勢で、500キロ以上と460キロ未満で勝率に2倍近い差があります
  • 前走7番人気以下・馬体重460キロ未満・6歳以上・牝馬の距離延長は割引です

直線が長いから差しが決まる、というイメージのままだと後ろから行く馬を買ってしまいがちなコースです。

実際には4角で二桁番手にいた時点でほぼ終わっているので、そこは思い切って切ってしまってよさそうです。

そのうえで確認したいのは前走で何番人気だったかと、そのとき何をしていたかの2つです。

前走で支持されながら着順を落とした馬、前走で最速の上がりを使った馬。

この2つを頭に置いておくだけで、見るべき馬はかなり絞れます。

データは開催のたびに動くので、傾向に変化があればそのつど更新していきます。

予想の際にはぜひ、本記事のデータを参考にしてみてください。

出典:TARGET frontier JV(集計期間 2023.10.7〜2026.6.21、東京ダート1400m・JRA平地)

Tokuma

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