モズアスコット産駒の特徴と買い方|牡馬・芝・内枠が買いのテーマ

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モズアスコット産駒の買い条件 マ行

結論:モズアスコット産駒は「牡馬」と「芝」と「内枠」が買いのテーマ

勝ち星が多いのはダートですが、馬券で妙味があるのは芝という、めずらしいタイプの種牡馬です。

芝の単勝回収率127%に対して、ダートは76%にとどまります。

いちばん太い軸は性別で、牡馬(セン馬含む)は単勝回収率117%、牝馬は71%と大きな差がつきます。

枠順は内枠(1〜3枠)で単勝回収率134%になります。

ローテーションは前走から1〜3か月あけた馬が単勝回収率139%・複勝回収率103%です。

逆に芝の距離延長と外枠(6〜8枠)は割り引くのが基本です。

今週の厳選該当馬(S・Aランク)をnoteで公開中
  1. モズアスコット産駒の成績と全体像|勝ち星はダート、妙味は芝
  2. モズアスコット産駒の買い方【狙い目4選】
    1. 買い① 牡馬(セン馬含む)
    2. 買い② 芝
    3. 買い③ 内枠(1〜3枠)
    4. 買い④ 前走から1〜3か月あけた馬
  3. モズアスコット産駒の距離適性|芝はマイル前後、ダートは「意外にも」1800mが軸
  4. モズアスコット産駒の脚質|芝は前走中団、ダートは前で運べた馬
  5. モズアスコット産駒は距離延長で評価を下げる|芝もダートも同距離が軸
  6. モズアスコット産駒のコース別成績|東京ダート1400mが最上位
  7. モズアスコット産駒は重馬場・道悪で買える?|着順は上がるが妙味はない
  8. モズアスコット産駒は早熟?|2歳から走るが、4歳の判定はこれから
  9. モズアスコット産駒のニックスは母父サンデー系|母父クロフネはまだ勝ち星なし
  10. モズアスコット産駒の人気別信頼度|1番人気は堅いが妙味なし
  11. モズアスコット産駒と相性のいい騎手|岩田望来騎手が単勝171%
  12. モズアスコット産駒の消し条件
  13. モズアスコットのプロフィール|2026年の種付料は600万円
  14. モズアスコットの血統構成
  15. 代表産駒① ファウストラーゼン
  16. 代表産駒② エコロアルバ
  17. 代表産駒③ メリディアンスター
  18. 代表産駒④ モズナナスター
  19. 代表産駒⑤ リリーフィールド
  20. まとめ:モズアスコット産駒の買い方

モズアスコット産駒の成績と全体像|勝ち星はダート、妙味は芝

集計期間:2024.6.1〜2026.7.19/JRA
着別度数勝率連対率複勝率単勝回収率複勝回収率
103-96-77-722/99810.3%19.9%27.7%95%85%

モズアスコットは、2022年生まれの初年度産駒がいま4歳、2年目の世代が3歳という若い種牡馬です。

勝率10.3%・複勝率27.7%は水準どおりで、単勝回収率も95%とほとんど目減りしません。

ただ、この産駒のいちばんの特徴は全体の数字ではなく、芝とダートで馬券の性質がまったく違うところにあります。

集計期間:2024.6.1〜2026.7.19/芝
条件着別度数勝率複勝率単勝回収率複勝回収率
29-23-31-303/3867.5%21.5%127%94%
集計期間:2024.6.1〜2026.7.19/ダート
条件着別度数勝率複勝率単勝回収率複勝回収率
ダート74-73-46-419/61212.1%31.5%76%80%

モズアスコット自身は、芝の安田記念とダートのフェブラリーステークスを両方勝った二刀流でした。

芝のマイル王として頂点に立ったあと、6歳でダートに矛先を変えて再びGIを勝った、めずらしい経歴の持ち主です。

その二面性は産駒にも受け継がれていて、芝でもダートでも走る馬が出ています。

そのうえで、現状の産駒が成績を残しているのはダートのほうです。

勝ち星はダートが芝の倍以上あり、勝率も複勝率もダートが上回ります。

新馬・未勝利を勝ち上がった舞台も、ダートが多数を占めます。

地方競馬でも同産駒の評判は高く、南関東をはじめとする各地で走る姿をよく見かけるようになりました。

一方、馬券の妙味という物差しに持ち替えると、順番が入れ替わります。

単勝回収率で見ると上に来るのは芝のほうで、ダートとの間には大きな差があります。

本記事の回収率の考え方

単勝回収率は、万馬券が1本混ざるだけで簡単に100%を超えます。

そこで本記事では、その条件で最も高い配当を1走ぶん除いても、なお100%を超えた条件だけを「買い」としました。

1本の大穴に支えられただけの条件は採用していません。

モズアスコット産駒の買い方【狙い目4選】

出馬表の段階で判定できる買い条件を4つにまとめます。

買い① 牡馬(セン馬含む)

集計期間:2024.6.1〜2026.7.19/性別
性別着別度数勝率複勝率単勝回収率複勝回収率
牡馬(セン馬含む)69-57-44-362/53213.0%32.0%117%95%
牝馬34-39-33-360/4667.3%22.7%71%73%

最初に効かせるフィルターがこれです。

勝率でも単勝回収率でも大きな差があり、性別ひとつで別の種牡馬のような数字になります。

フランケルとヘネシーが伝える力強いスピードが、牡馬のほうにはっきり出るという印象で、牝馬には持ち味が伝わりきらないようです。

※牡馬を芝に絞ると単勝回収率172%・複勝回収率114%まで伸びます。

※最高配当を1本除いても123%を保ち、勝ち星も15頭に散っています。

買い② 芝

集計期間:2024.6.1〜2026.7.19/芝
条件着別度数勝率複勝率単勝回収率複勝回収率
29-23-31-303/3867.5%21.5%127%94%
牡馬(セン馬含む)×芝18-11-15-137/1819.9%24.3%172%114%

芝は勝率7.5%とお世辞にも高くありませんが、単勝回収率は127%に届きます。

最高配当を1本除いても104%で、勝ち星は22頭に分散しています。

ここに買い①を重ねた「牡馬の芝」が、この記事でいちばん推せる形になります。

芝で数字が出るのは、父:フランケル、母父:ヘネシーというマイル寄りのスピード構成が、芝の1400〜1600mでそのまま活きるからかなと。

脚を長く使って差し切るより、道中でポジションを取ってから短くひと伸びする形が持ち味です。

芝でも内でロスなく運べた馬に数字が偏るのは、そのためだと考えています。

買い③ 内枠(1〜3枠)

集計期間:2024.6.1〜2026.7.19/枠番別(馬番と頭数から算出した実枠)
着別度数勝率複勝率単勝回収率複勝回収率
内枠(1〜3枠)39-38-19-239/33511.6%28.7%134%91%
中枠(4〜5枠)24-21-24-200/2698.9%25.7%80%86%
外枠(6〜8枠)40-37-34-283/39410.2%28.2%73%79%

枠順は内から外へ、きれいに右肩下がりになります。

単勝回収率134%は最高配当を1本除いても108%で、勝ち星も33頭に散っており、再現性のある条件です。

道中でロスなく立ち回れる形がはまるタイプです。

外からの差しより、内でタメることが叶うかどうかを意識したいところです。

※牡馬に絞ると単勝回収率214%・複勝回収率117%

※最高配当を1本除いても単勝163%・複勝108%と、単複どちらでも成立します。

※勝ち星は23頭。

買い④ 前走から1〜3か月あけた馬

集計期間:2024.6.1〜2026.7.19/前走からの間隔
間隔着別度数勝率複勝率単勝回収率複勝回収率
0〜1か月48-41-37-317/44310.8%28.4%71%70%
1〜3か月36-33-21-204/29412.2%30.6%139%103%
3〜6か月8-6-5-79/988.2%19.4%49%57%
半年以上1-1-0-12/147.1%14.3%21%51%

1〜3か月、週で言えば中4週から中12週あたりが最も走ります。

単勝回収率139%は最高配当を1本除いても109%、勝ち星も29頭に分散しています。

連戦を続けると数字を落とし、かといって3か月を超える休み明けも走らないので、「詰めすぎず、空けすぎず」の中間だけが買いという珍しい形です。

使い込むと反動が出やすい一方、休みが長すぎると態勢が整わない。

仕上がりに手間のかかるタイプが多いのだろうと考察できます。

※牡馬に絞ると単勝回収率212%・複勝回収率147%

※最高配当を1本除いても単勝154%・複勝123%と、こちらも単複どちらでも成立します。

※勝ち星は17頭。

モズアスコット産駒の距離適性|芝はマイル前後、ダートは「意外にも」1800mが軸

集計期間:2024.6.1〜2026.7.19/芝・距離帯別(芝2200m以上は9走のため除外)
距離帯着別度数勝率複勝率単勝回収率複勝回収率
芝1200m以下8-11-11-90/1206.7%25.0%98%84%
芝1400-1600m15-11-16-144/1868.1%22.6%146%103%
芝1800-2000m6-1-4-59/708.6%15.7%145%99%

芝はマイル前後が中心で、1400〜1600mが単複とも100%を超えます。

1800〜2000mも単勝回収率145%と数字は出ますが、複勝率15.7%と勝ち負けか大敗かに割れやすく、複勝で当てにいく相手ではありません。

※芝1400〜1600mは最高配当を1本除くと98%まで下がるので、買い条件には格上げしていません。

※芝の狙いは距離帯で切るより、買い②の「牡馬の芝」で拾うほうが安定します。

集計期間:2024.6.1〜2026.7.19/ダート・距離帯別(ダート1900m以上は7走のため除外)
距離帯着別度数勝率複勝率単勝回収率複勝回収率
ダート1200m以下23-14-18-129/18412.5%29.9%82%70%
ダート1300-1400m23-31-13-118/18512.4%36.2%54%76%
ダート1600-1700m8-14-5-78/1057.6%25.7%41%88%
ダート1800m20-14-10-87/13115.3%33.6%128%96%

短距離のイメージが強い産駒ですが、ダートは意外にも1800mだけが別格で、勝率15.3%・単勝回収率128%と数字がそろいます。

一方、同じ中距離でも1600〜1700mは勝率7.6%・単勝回収率41%と奮いません。

1ハロンの違いでこれだけ変わるのは、スタートから最初のコーナーまでが長く、序盤で無理なく好位を取れる1800mのほうが持ち味に合うからかなと。

※ダート1800mは最高配当を1本除くと91%まで下がります。

※買いというより、ダートで狙うならここという優先順位の話として使ってください。

モズアスコット産駒の脚質|芝は前走中団、ダートは前で運べた馬

集計期間:2024.6.1〜2026.7.19/芝・前走4角位置別
条件着別度数勝率複勝率単勝回収率複勝回収率
芝×前走逃げ(1番手)4-2-1-21/2814.3%25.0%158%74%
芝×前走先行(2-4番手)6-6-8-69/896.7%22.5%57%84%
芝×前走中団(5-9番手)10-5-6-78/9910.1%21.2%138%112%
芝×前走後方(10番手以下)1-4-9-69/831.2%16.9%109%92%
集計期間:2024.6.1〜2026.7.19/ダート・前走4角位置別
条件着別度数勝率複勝率単勝回収率複勝回収率
ダ×前走逃げ(1番手)11-9-1-26/4723.4%44.7%115%93%
ダ×前走先行(2-4番手)29-24-21-110/18415.8%40.2%62%78%
ダ×前走中団(5-9番手)21-23-13-132/18911.1%30.2%73%68%
ダ×前走後方(10番手以下)10-8-4-102/1248.1%17.7%111%61%

芝とダートで、狙うべき前走の位置がずれます。

ダートは前で運べた馬ほど強い、という素直な並びです。

ただし前で運べる強さはそのまま人気になるので、前走2〜4番手だった馬の単勝回収率は62%しかありません。

着順は買えても、配当は買えないという形です。

芝は逆に、前走で先行していた馬が勝率6.7%・単勝回収率57%と最も奮いません。

妙味が出るのは芝の前走中団(4角5〜9番手)で、単勝回収率138%・複勝回収率112%

前走で控えていたぶん評価が下がり、芝に替わって前々で運べたときに一変する、という形が繰り返し起きています。

芝の前走後方(10番手以下)は勝率1.2%で、勝ち切りはまず期待できません。

単勝回収率109%も1頭の大穴が作った数字で、それを除くと0%まで落ちます。

※同じ「芝の前走先行」でも舞台で評価が正反対になります。

※東京・中山・阪神・京都の中央4場では勝率0.0%・複勝率18.4%・単勝回収率0%とまったく足りませんが、ローカル開催なら勝率11.8%・複勝率25.5%・単勝回収率100%・複勝回収率109%まで戻ります。

※中央の広いコースで前に行った馬は差し込まれる、と割り切ってよさそうです。

モズアスコット産駒は距離延長で評価を下げる|芝もダートも同距離が軸

集計期間:2024.6.1〜2026.7.19/芝・前走からの距離変更(±100m以上で短縮・延長)
条件着別度数勝率複勝率単勝回収率複勝回収率
芝×距離短縮6-4-6-56/728.3%22.2%72%88%
芝×同距離12-9-14-102/1378.8%25.5%112%133%
芝×距離延長4-4-4-81/934.3%12.9%131%42%
集計期間:2024.6.1〜2026.7.19/ダート・前走からの距離変更(±100m以上で短縮・延長)
条件着別度数勝率複勝率単勝回収率複勝回収率
ダ×距離短縮11-13-13-95/1328.3%28.0%57%68%
ダ×同距離47-46-19-184/29615.9%37.8%74%77%
ダ×距離延長13-5-7-94/11910.9%21.0%127%62%

芝もダートも、前走と同じ距離を使ってきた馬が軸になります。

とくに芝の同距離は複勝回収率133%で、最高配当を1本除いても106%を保ちます。

逆に芝の距離延長は複勝率12.9%・複勝回収率42%と、はっきり評価を下げるべき形です。

単勝回収率131%は最高配当1本が全体の7割以上を占めた見せかけの数字で、除くと35%まで落ちます。

ダートの延長も複勝回収率62%と同じ傾向で、こちらの127%も除外すると86%です。

マイラーのスピードで押し切るタイプなので、追走が忙しくない距離に替わると持ち味が出ない、という理解でよさそうです。

集計期間:2024.6.1〜2026.7.19/芝・距離変更×前走4角位置
条件着別度数勝率複勝率単勝回収率複勝回収率
芝×同距離×前走中団(5-9番手)4-2-6-35/478.5%25.5%193%190%
芝×距離延長×前走5番手以内0-1-2-28/310.0%9.7%0%29%
集計期間:2024.6.1〜2026.7.19/ダート・距離変更×前走4角位置
条件着別度数勝率複勝率単勝回収率複勝回収率
ダ×同距離×前走先行(2-4番手)20-16-12-62/11018.2%43.6%59%80%
ダ×距離延長×前走中団(5-9番手)3-0-4-39/466.5%15.2%45%48%

脚質と距離変更を掛け合わせると、狙いどころがさらに絞れます。

芝は同距離×前走中団が単勝193%・複勝190%と跳ねます。

47走と数は多くありませんが、最高配当を1本除いても単勝107%・複勝112%を保っており、芝の中心はここです。

ダートは同距離×前走先行が複勝率43.6%と最も確かで、複勝やワイド、3連系の軸向きになります。

そして芝の延長は、前で運べていた馬でも勝率0.0%。

延長というだけで手を出さない、くらいの割り切りでよさそうです。

モズアスコット産駒のコース別成績|東京ダート1400mが最上位

集計期間:2024.6.1〜2026.7.19/芝・30走以上のコース
コース着別度数勝率複勝率単勝回収率複勝回収率
小倉芝1200m4-2-2-26/3411.8%23.5%276%101%
東京芝1400〜1600m3-3-2-25/339.1%24.2%296%108%
京都芝1400〜1600m4-4-4-36/488.3%25.0%71%66%
中京芝1200〜1600m2-3-5-31/414.9%24.4%54%164%

芝は小倉と東京で大きな配当が出ています。

ただしどちらも最高配当を1本除くと小倉45%・東京23%まで落ちるので、条件そのものが強いというより、たまたま大穴が出た枠と見るのが正確です。

コース単位で芝を買うより、買い②の「牡馬の芝」で拾うほうが再現性があります。

集計期間:2024.6.1〜2026.7.19/ダート・40走以上のコース
コース着別度数勝率複勝率単勝回収率複勝回収率
東京ダート1400m14-5-7-26/5226.9%50.0%105%93%
中山ダート1200m6-6-5-24/4114.6%41.5%94%112%
函館ダート1000〜1700m8-6-0-26/4020.0%35.0%78%49%
京都ダート1200〜1400m8-14-6-69/978.2%28.9%49%61%
阪神ダート1200〜1400m4-9-5-56/745.4%24.3%34%54%

ダートの看板は東京1400mで、勝率26.9%・複勝率50.0%は他のコースと段違いです。

単勝回収率105%とプラス圏に残っているのも、ダートではここだけになります。

広い直線でスピードを活かしきれる形が合うようで、芝で結果が出なかった産駒が東京ダート1400mで一変するのは、この産駒の典型的な出世パターンです。

逆に関西の短距離、京都と阪神のダート1200〜1400mは勝率が一桁で、単勝回収率も50%前後にとどまります。

札幌・函館の洋芝は複勝率32.7%と走りますが単勝回収率58%で、着順の割に妙味はありません。

北海道はダートのほうが向いています。

モズアスコット産駒は重馬場・道悪で買える?|着順は上がるが妙味はない

集計期間:2024.6.1〜2026.7.19/芝・馬場状態別
馬場着別度数勝率複勝率単勝回収率複勝回収率
芝良20-17-23-247/3076.5%19.5%105%94%
芝稍重6-4-7-44/619.8%27.9%111%60%
芝重3-1-1-10/1520.0%33.3%663%205%
芝不良0-1-0-2/30.0%33.3%0%167%
集計期間:2024.6.1〜2026.7.19/ダート・馬場状態別
馬場着別度数勝率複勝率単勝回収率複勝回収率
ダ良49-46-33-299/42711.5%30.0%85%83%
ダ稍重11-19-8-66/10410.6%36.5%53%88%
ダ重12-6-1-38/5721.1%33.3%61%46%
ダ不良2-2-4-16/248.3%33.3%45%65%

馬場が渋ると着順は上がりますが、馬券としては話が別になります。

ダートは重で勝率21.1%まで跳ね上がります。

水を含んで砂が締まると脚抜きがよくなり、時計が速くなって前が止まらない。

そこにこの血統のスピードがはまるのだろうと考察できます。

ところが単勝回収率61%・複勝回収率46%で、その強さはすでにオッズに織り込まれています。

稍重・不良も同様に、着順は良くても配当は残りません。

芝の重は単勝回収率663%という派手な数字になりますが、これは15走しかない中の1本が作ったもので、除くと146%。

現時点では語れる材料が足りません。

道悪は「買い足す材料」ではなく「消さない材料」という扱いが実態に合っています。

モズアスコット産駒は早熟?|2歳から走るが、4歳の判定はこれから

集計期間:2024.6.1〜2026.7.19/馬齢別(産駒の最年長は4歳)
馬齢着別度数勝率複勝率単勝回収率複勝回収率
2歳24-29-31-180/2649.1%31.8%75%105%
3歳65-57-37-454/61310.6%25.9%108%73%
4歳14-10-9-88/12111.6%27.3%78%102%

2歳から複勝率31.8%と早いうちに動けるタイプで、複勝回収率も105%と妙味があります。

3歳では単勝回収率108%、4歳では複勝回収率102%と、どの年齢にも買える切り口が残っています。

現時点では大きな早熟・晩成の偏りは出ていません。

ただ、初年度産駒がまだ4歳になったばかりで古馬戦のサンプルが薄いため、この年齢の評価は今後動く可能性があります。

サンプルが集まり次第、更新の際に変化があればそこにも触れていきたいと思います。

モズアスコット産駒のニックスは母父サンデー系|母父クロフネはまだ勝ち星なし

集計期間:2024.6.1〜2026.7.19/母の父別・25走以上
母父着別度数勝率複勝率単勝回収率複勝回収率
母父フジキセキ10-7-6-28/5119.6%45.1%97%98%
母父マンハッタンカフェ5-4-2-27/3813.2%28.9%105%57%
母父ディープインパクト8-5-8-66/879.2%24.1%188%104%
母父ハーツクライ5-7-3-36/519.8%29.4%34%87%
母父クロフネ0-1-3-23/270.0%14.8%0%46%

母父にサンデーサイレンス系を持つ産駒は勝率14.2%・単勝回収率122%で、この配合が相性の良い組み合わせになります。

父方が濃いスピード寄りなので、母方から柔らかさと持続力をもらう形が噛み合うのだろうと考えます。

なかでも母父フジキセキは勝率19.6%・複勝率45.1%が目を引きますが、該当するのは5頭だけで、そのうちの数頭が数字を作っています。

買い条件には格上げせず、血統の傾向として押さえておくのがよさそうです。

母父ディープインパクトの単勝回収率188%も、最高配当を1本除くと86%まで下がります。

逆に母父クロフネはまだ勝ち星がなく、複勝率14.8%と奮いません。

父方と同じ米国型のスピードを重ねると、この産駒の良さが出ないという傾向が見られます。

モズアスコット産駒の人気別信頼度|1番人気は堅いが妙味なし

集計期間:2024.6.1〜2026.7.19/当日の人気別(買い条件ではなく信頼度の参考)
人気着別度数勝率複勝率単勝回収率複勝回収率
1番人気28-22-11-25/8632.6%70.9%71%91%
2〜3番人気42-32-25-90/18922.2%52.4%113%99%
4〜6番人気19-20-23-169/2318.2%26.8%75%68%
7番人気以下14-22-18-438/4922.8%11.0%102%87%

当日のオッズは締切まで動くので買い条件には使えませんが、1番人気をどこまで信頼できるかの目安として置いておきます。

1番人気の複勝率70.9%は十分に堅い数字で、軸としての信頼は置けます。

面白いのは2〜3番人気で、勝率22.2%・単勝回収率113%と1番人気より馬券になります。

実績馬が早い時期から出たぶん、名前で1番人気に推されやすいところがあり、1つ譲った位置のほうが実力とオッズが釣り合うのかなと。

モズアスコット産駒と相性のいい騎手|岩田望来騎手が単勝171%

集計期間:2024.6.1〜2026.7.19/勝ち星上位・6鞍以上
騎手着別度数勝率複勝率単勝回収率複勝回収率
坂井瑠星5-3-1-14/2321.7%39.1%68%63%
岩田望来5-3-2-7/1729.4%58.8%171%119%
松若風馬4-3-1-14/2218.2%36.4%420%145%
松山弘平4-2-0-16/2218.2%27.3%92%55%
武豊4-4-5-9/2218.2%59.1%90%129%

いずれも20鞍前後と少なめなので、参考程度に構えるのが前提です。

そのうえで目を引くのが岩田望来騎手で、勝率29.4%・単勝回収率171%

最高配当を1本除いても106%を保っており、見かけたら加点したいコンビです。

松若風馬騎手の単勝回収率420%は大穴1本の影響が大きく、除くと261%。

それでも残るので、こちらも人気薄でこそという扱いになります。

武豊騎手は勝ち切りより複勝率59.1%・複勝回収率129%が光り、複勝やワイド、3連系の軸に向いています。

モズアスコット産駒の消し条件

買い条件と同じく、出馬表の段階で判定できる「消し」をまとめます。

集計期間:2024.6.1〜2026.7.19/芝の消し条件
条件着別度数勝率複勝率単勝回収率複勝回収率
芝×距離延長4-4-4-81/934.3%12.9%131%42%
牝馬×芝×距離延長0-2-2-42/460.0%8.7%0%28%
芝の外枠(6〜8枠)8-5-14-122/1495.4%18.1%92%73%
芝×1勝クラス2-5-7-61/752.7%18.7%33%71%
ダ→芝替わり2-0-1-42/454.4%6.7%213%43%
集計期間:2024.6.1〜2026.7.19/ダート・全体の消し条件
条件着別度数勝率複勝率単勝回収率複勝回収率
牝馬×ダート23-27-17-194/2618.8%25.7%58%71%
外枠(6〜8枠)40-37-34-283/39410.2%28.2%73%79%
前走10着以下7-6-15-176/2043.4%13.7%87%72%

最優先で消したいのが芝の距離延長です。

複勝率12.9%・複勝回収率42%で、とくに牝馬は勝ち星がゼロ。

芝で距離を延ばしてきた牝馬は、人気がなくても手が出ません。

枠は外に行くほど落ちますが、影響が大きいのは芝で、芝の外枠は勝率5.4%・複勝率18.1%まで沈みます。

臨戦ではダートから芝への替わりが厳しく、複勝率6.7%とほぼ来ません。

逆向きの芝からダートへの替わりは複勝率31.4%あるので、この産駒の路線変更は「芝からダートへ」が正解になります。

クラスでは芝の1勝クラスが勝率2.7%と壁になっています。

芝は新馬・未勝利のうちに勝ち上がり、その先で足踏みするタイプが多いという傾向が見られます。

ダートで割り引きたいのは牝馬で、複勝率こそ大きくは落ちませんが、単複とも回収率が残りません。

面を問わず、前走10着以下からの巻き返しも勝率3.4%と期待しにくい形です。

※芝×距離延長の単勝回収率131%、ダ→芝替わりの213%は、いずれも最高配当1本が大半を占めた数字です。

※1本を除くとそれぞれ35%・13%まで落ちるので、買い材料にはなりません。

モズアスコットのプロフィール|2026年の種付料は600万円

2014年アメリカ生まれ、父:フランケル、母:インディア、母父:ヘネシー。

現役は26戦7勝でした。

4歳で安田記念を制してマイル王になったあと、6歳で根岸ステークスとフェブラリーステークスを連勝し、JRA史上5頭目となる芝・ダート両方でのGI制覇を達成しています。

ほかに南部杯2着、スワンステークス2着2回、マイラーズカップ2着、阪急杯2着と、短距離からマイルの一線級で長く戦いました。

2021年から北海道・新ひだかのアロースタッドで種牡馬として供用されています。

種付料は初年度200万円から毎年上がり続け、2026年は600万円。

2025年の種付頭数は131頭で、数字のうえでも需要が伸び続けている現役の種牡馬です。

モズアスコットの血統構成

父:フランケル、母:インディア、母父:ヘネシー。

父フランケルは英国で14戦14勝の無敗馬で、世界的な大種牡馬です。

母父ヘネシーは米国のスピード型で、日本ではヨハネスブルグやアジアエクスプレスの父系としてダート色の濃さで知られます。

血統表の4代目と3代目にミスワキが重なるクロス(4×3)を持ち、欧州の底力より、米国型の速さと硬さのほうが前面に出た配合です。

産駒がダートで数を勝ち、芝でも1400〜1600mが中心になり、距離延長で数字を落とすのは、この血の性格どおりだと感じます。

内枠が良く外枠で落ちるのも、序盤からポジションを取れるスピードがあるからこそ、と読めます。

代表産駒① ファウストラーゼン

母父スペシャルウィークの牡馬で、産駒最初の重賞勝ち馬です。

3歳時に弥生賞ディープインパクト記念を勝ち、2歳暮れのホープフルステークスでも3着に好走しました。

2026年6月28日の函館記念を10番人気で勝ち、重賞2勝目を挙げています。

小林美駒騎手にとってJRA重賞初制覇となった一戦でした。

通過順を見ると、弥生賞も函館記念も後方から4コーナーまでに一気に押し上げる形で、脚質はマクり

前に行った大阪杯やダイヤモンドステークスは大敗しており、産駒全体の「前が有利」という傾向に対しては例外的な存在です。

現役で、古馬中距離路線での上積みに注目したい1頭です。

代表産駒② エコロアルバ

母父フレンチデピュティの3歳牡馬で、2025年のサウジアラビアロイヤルカップを勝ちました。

朝日杯フューチュリティステークス4着、2026年のNHKマイルカップ9着、6月のしらさぎステークス3着と、マイル路線で走り続けています。

4コーナーでの位置取りは8番手、14番手、16番手と後方が多く、脚質は差し・追い込み

前に行けないぶん展開に左右されますが、決め手は世代でも上位です。

現役で、3歳秋のマイル路線が主戦場になりそうです。

代表産駒③ メリディアンスター

母父ゴールドアリュールの4歳牡馬で、この産駒の出世パターンをそのまま体現した1頭です。

札幌の芝1500mで新馬勝ちしたあと芝では頭打ちになりましたが、東京ダート1400mに矛先を変えてから1勝クラス、立川特別、2026年6月の麦秋ステークスと3連勝し、3勝クラスまで駆け上がりました。

4コーナーは3〜7番手で、脚質は好位から中団の差し

芝で結果が出なくてもダートで一変する、という記事前半の話をそのまま示してくれています。

現役で、オープン入りが射程に入っています。

代表産駒④ モズナナスター

母父アグネスデジタルの4歳牝馬で、短距離路線の主力です。

2歳時にファンタジーステークスとカンナステークスで2着、2025年に知立ステークスを勝ち、2026年は春雷ステークス2着・韋駄天ステークス3着と重賞級の相手にも通用しています。

脚質は2歳時が4コーナー2〜5番手の先行〜好位でしたが、古馬になってからは4コーナー12〜14番手からの差しに変わりました

2026年6月の函館スプリントステークスは11着。

母が同レースの勝ち馬で母仔制覇がかかっていましたが、実現はなりませんでした。

現役で、引き続き短距離重賞路線を歩んでいます。

代表産駒⑤ リリーフィールド

母父アグネスタキオンの4歳牝馬で、2024年のもみじステークスを勝ち、2025年のファルコンステークスで3着に入りました。

4コーナー1〜3番手で運ぶ先行型でしたが、2026年は近5走で掲示板がなく、7月5日の立待岬特別も13着でした。

現役は続けているものの、現在は苦戦が続いています。

牝馬が数字を落とすという産駒全体の傾向が、この馬にも重なっているのかもしれません。

まとめ:モズアスコット産駒の買い方

モズアスコット産駒の狙いどころ

  • 自身は芝ダート二刀流、産駒は勝ち星がダート、妙味が芝という二面性が最大の特徴
  • 牡馬(セン馬含む)は単勝117%は単勝127%
  • 重ねた「牡馬の芝」は単勝172%・複勝114%
  • 内枠(1〜3枠)は単勝134%前走から1〜3か月は単勝139%・複勝103%(どちらも牡馬に絞ると単勝200%超)
  • 脚質は芝が前走中団(4角5〜9番手)、ダートは前で運べた馬
  • ダートで狙うなら東京ダート1400mとダート1800m
  • 芝の距離延長・外枠・牝馬のダート・ダートから芝への替わりは消し
  • 道悪は着順が上がるだけで妙味はありません

ダートの数字だけを見て買うと、着順は当たっても配当が残らないタイプです。

牡馬・芝・内枠・間隔をあけた馬という4つのフィルターを重ねるだけで、狙いはすっきりまとまります。

予想の際にはぜひ、本記事のデータを参考にしてみてください。

出典:TARGET frontier JV(集計期間 2024.6.1〜2026.7.19)

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