結論:阪神芝1800mは「1800mの流れを知っている馬」から選ぶコース
| 項目 | 数値 |
|---|---|
| 1周(芝外回り・Aコース) | 2,089m |
| 直線 | 473.6m |
| コース全体の高低差 | 2.4m |
| ゴール前の坂 | あり(残り200m付近から高低差約1.8mの上り) |
| スタート | 2コーナー奥のポケット/3コーナーまで約665m |
| 平均頭数 | 13.6頭 |
| 平均勝ちタイム | 1:46.4 |
| 勝ち馬の平均上り3F | 34.1秒 |
| 4角先頭の勝率 | 22.6% |
阪神芝1800mは、2コーナー奥のポケット地点からスタートして外回りを使う、コーナー2つのワンターンコースです。
最初の3コーナーまで約665mと長いので、ゲートを出てからの位置の取り合いは激しくなりにくいところです。
枠なりにすっと隊列が決まり、道中は落ち着いた流れになるケースが多いコースです。
直線は473.6mで、JRAの芝コースでは新潟の外回りに次ぐ長さがあります。
ただし京都の外回りと違って、ゴール前の残り200m付近に高低差約1.8mの上り坂が待っています。
長い直線で脚をためた差し馬と、坂を押し切りたい先行勢の力比べが、このコースの基本の構図になります。
なお集計期間には、スタンドリフレッシュ工事による約11か月の休催(2024年4月中旬〜2025年2月末)を含みます。
| 枠 | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1〜2枠 | 15-16-18-167/216 | 6.9% | 22.7% | 56% | 52% |
| 3〜4枠 | 24-29-21-167/241 | 10.0% | 30.7% | 76% | 105% |
| 5〜6枠 | 22-21-22-189/254 | 8.7% | 25.6% | 60% | 62% |
| 7〜8枠 | 23-18-23-245/309 | 7.4% | 20.7% | 80% | 71% |
勝率・複勝率とも3〜4枠が最上位で、複勝回収率も105%と唯一100%を超えます。
逆に1〜2枠は複勝率22.7%・複勝回収率52%で、4区分では最も奮いません。
7〜8枠は複勝率20.7%と低めですが、単勝回収率80%は4区分で最も高く、外枠だからと割り引く必要はなさそうです。
3コーナーまで約665mのワンターンなので、外の馬も無理なく位置を取りにいけます。
一方で最内は、内で包まれて動けないまま直線を迎える形が出やすいのかなと。
枠はほぼフラットと考えて、最内だけ少し慎重に見るくらいの扱いが数字に合っています。
| 4角の位置 | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 4角1番手(逃げ) | 19-8-7-50/84 | 22.6% | 40.5% | 328% | 103% |
| 4角2〜4番手 | 37-40-36-206/319 | 11.6% | 35.4% | 47% | 74% |
| 4角5〜9番手 | 23-25-29-258/335 | 6.9% | 23.0% | 56% | 57% |
| 4角10番手以下 | 5-11-12-254/282 | 1.8% | 9.9% | 32% | 81% |
4角で先頭に立った馬は勝率22.6%・複勝率40.5%で、単勝回収率は328%まで伸びます。
最高配当の105.5倍を除いても205%が残るので、大穴1本で膨らんだ数字ではありません。
勝った19頭の人気は中央値4番人気で、7番人気や8番人気の押し切りも出ています。
直線473.6mに急坂という舞台のイメージから「前は最後に捕まる」と見られやすく、先頭で直線に入る馬の評価が追いついていない形です。
実際はワンターンで道中のペースが上がりにくく、前に行った馬は脚を残したまま直線に入れます。
急坂は後ろから追う馬にも等しく効くので、坂だから前が止まるという話にはなっていません。
一方で4角2〜4番手は複勝率35.4%と好走率こそ高いものの、単勝回収率47%です。
好位で運べそうな馬は人気に織り込まれやすく、妙味は先頭まで行き切る馬のほうにあります。
| コース | 4角先頭の勝率 | 4角10番手以下の複勝率 |
|---|---|---|
| 中山芝1800m | 27.0% | 5.9% |
| 阪神芝1800m | 22.6% | 9.9% |
| 東京芝1800m | 21.2% | 7.5% |
| 京都芝1800m | 17.3% | 7.6% |
4角先頭の勝率22.6%は、中央4場の芝1800mでは中山に次ぐ2番目です。
それでいて4角10番手以下の複勝率9.9%は、この並びで最も高い数字になります。
前が残りやすいのに、後方からも2〜3着なら届くという両にらみのコースです。
ただし4角10番手以下の勝率は1.8%なので、差し一辺倒の馬は複勝やワイド、3連系の相手までという扱いになります。
| 上がり順位 | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 上がり1位 | 34-24-10-31/99 | 34.3% | 68.7% | 265% | 230% |
| 上がり2〜3位 | 36-38-42-111/227 | 15.9% | 51.1% | 132% | 134% |
| 上がり4〜5位 | 10-18-22-180/230 | 4.3% | 21.7% | 26% | 64% |
| 上がり6位以下 | 4-4-10-446/464 | 0.9% | 3.9% | 17% | 13% |
上がり1位を使えた馬は勝率34.3%・複勝率68.7%です。
上がり2〜3位も複勝率51.1%で、メンバー上位の上がりを使える馬は3連系の軸として機能します。
逆に上がり6位以下は464走4勝しかありません。
最後の坂で止まらない末脚があるかどうかが、そのまま着順に直結するコースです。
| 種牡馬 | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| ロードカナロア | 9-6-5-32/52 | 17.3% | 38.5% | 102% | 80% |
| キズナ | 8-8-2-48/66 | 12.1% | 27.3% | 148% | 100% |
| エピファネイア | 7-9-5-39/60 | 11.7% | 35.0% | 59% | 73% |
| ルーラーシップ | 4-3-2-17/26 | 15.4% | 34.6% | 227% | 90% |
| スワーヴリチャード | 4-2-0-18/24 | 16.7% | 25.0% | 503% | 134% |
勝ち星のトップはロードカナロアの9勝で、勝率17.3%・複勝率38.5%です。
単勝回収率102%は最高配当の1本を除くと74%まで下がりますが、複勝率38.5%は全体の24.7%を大きく上回ります。
マイル色の強い血統ながら、ワンターンでマイルに近い流れになるこの1800mは合っているのかなと。
キズナは8勝で単勝回収率148%ですが、こちらも最高配当を除くと77%なので、数字ほどの妙味はありません。
エピファネイアは7勝・複勝率35.0%と好走率は高いものの、単勝回収率59%と人気先行気味です。
ルーラーシップは26走4勝で単勝回収率227%、最高配当を除いても133%が残ります。
母数が少ないので断定はできませんが、パワー型の持ち味が最後の坂で活きているという見方はできます。
スワーヴリチャードの単勝回収率503%は大きい配当1本で作られた数字なので、そのまま受け取らないほうが無難です。
| 母父 | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| キングカメハメハ | 8-8-8-48/72 | 11.1% | 33.3% | 33% | 59% |
| ディープインパクト | 8-16-7-80/111 | 7.2% | 27.9% | 72% | 66% |
| ハーツクライ | 4-2-6-15/27 | 14.8% | 44.4% | 156% | 183% |
| サンデーサイレンス | 3-2-2-1/8 | 37.5% | 87.5% | 138% | 742% |
| マンハッタンカフェ | 3-0-2-10/15 | 20.0% | 33.3% | 201% | 67% |
勝ち星はキングカメハメハとディープインパクトが8勝で並びます。
母父キングカメハメハは複勝率33.3%と安定していますが、単勝回収率33%で妙味はありません。
母父ディープインパクトは2着が16回と勝ち切れないタイプなので、3連系の2〜3列目に置くほうが形になります。
母父ハーツクライは複勝率44.4%・複勝回収率183%で、最高配当の1本を除いても複勝回収率137%が残ります。
27走という母数なので断定はできませんが、見かけたら押さえておきたい血統です。
母父サンデーサイレンスの複勝率87.5%は8走での数字なので、傾向として扱う段階ではありません。
| 距離 | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 距離短縮 | 15-22-18-182/237 | 6.3% | 23.2% | 75% | 73% |
| 同距離 | 33-36-28-216/313 | 10.5% | 31.0% | 62% | 83% |
| 距離延長 | 20-13-20-236/289 | 6.9% | 18.3% | 50% | 67% |
距離変化で見ると、同距離組が勝率10.5%・複勝率31.0%で最上位です。
距離延長は複勝率18.3%、距離短縮は勝率6.3%と、どちらの方向でも数字が落ちます。
前走の距離を細かく分けると、この差の中身がはっきりします。
| 前走の距離 | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 前走芝1400m以下 | 1-0-1-47/49 | 2.0% | 4.1% | 6% | 13% |
| 前走芝1600m | 18-11-18-153/200 | 9.0% | 23.5% | 68% | 62% |
| 前走芝1800m | 33-35-27-185/280 | 11.8% | 33.9% | 69% | 81% |
| 前走芝2000m以上 | 14-22-17-175/228 | 6.1% | 23.2% | 74% | 74% |
前走も芝1800mだった馬は複勝率33.9%で、全体の24.7%をはっきり上回ります。
同じ延長でも前走芝1600mは勝率9.0%と全体並みで、マイルからの延長を割り引く必要はありません。
奮わないのは前走芝1400m以下で、49走1勝・複勝率4.1%です。
ワンターンで序盤から淀みなく流れるぶん、道中の速さはマイル戦に近く、そこへ残り200mの坂が加わります。
短距離だけを使われてきた馬は最後のひと押しが足りず、2000m以上を使われてきた馬は追走に脚を使って勝ち切れない、という整理ができます。
実際、前走芝2000m以上は複勝率23.2%と水準並みながら、勝率6.1%と勝ち味に欠けます。
なお前走も同じ阪神芝1800mだった馬は64走で複勝率34.4%ある一方、単勝回収率は24%です。
コース経験は評価されやすく、人気に織り込まれがちなところです。
| 前走の場 | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 京都 | 30-26-23-214/293 | 10.2% | 27.0% | 54% | 72% |
| 阪神 | 16-17-11-135/179 | 8.9% | 24.6% | 37% | 70% |
| 中京 | 2-6-8-74/90 | 2.2% | 17.8% | 5% | 93% |
| 小倉 | 7-6-6-65/84 | 8.3% | 22.6% | 200% | 69% |
| 東京 | 4-8-8-50/70 | 5.7% | 28.6% | 56% | 79% |
| 新潟 | 5-4-5-31/45 | 11.1% | 31.1% | 48% | 56% |
| 中山 | 2-2-2-36/42 | 4.8% | 14.3% | 20% | 42% |
前走の競馬場は京都が最多で、勝率10.2%・複勝率27.0%と水準どおり走っています。
目立って奮わないのが前走中京で、90走2勝・複勝率17.8%・単勝回収率5%です。
前走中山も42走2勝と付いてきていません。
前走小倉の単勝回収率200%は最高配当の1本を除くと75%なので、狙い目とまでは言えません。
| 前走 | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 前走芝 | 66-68-63-562/759 | 8.7% | 26.0% | 66% | 70% |
| 前走ダート | 2-3-2-71/78 | 2.6% | 9.0% | 21% | 127% |
前走ダートからの臨戦は78走2勝・複勝率9.0%です。
複勝回収率127%という数字は残っていますが、当てにいく条件ではないという見方になります。
| 間隔 | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 連闘〜中2週 | 16-20-16-219/271 | 5.9% | 19.2% | 78% | 51% |
| 中3〜5週 | 15-18-21-151/205 | 7.3% | 26.3% | 51% | 95% |
| 中6週〜3か月 | 24-26-22-164/236 | 10.2% | 30.5% | 42% | 102% |
| 3か月超 | 13-7-7-100/127 | 10.2% | 21.3% | 81% | 44% |
間隔は中6週〜3か月が勝率10.2%・複勝率30.5%で最も安定し、複勝回収率も102%あります。
ひと息入れて態勢を整えてきた馬が走るコースで、連闘〜中2週の勝率5.9%とは差があります。
3か月超の休み明けも勝率10.2%ありますが、複勝率21.3%にとどまります。
| 性別 | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 牡馬(セン馬含む) | 57-59-61-444/621 | 9.2% | 28.5% | 80% | 65% |
| 牝馬 | 27-25-23-324/399 | 6.8% | 18.8% | 52% | 85% |
牝馬は勝率6.8%・複勝率18.8%で、牡馬の9.2%・28.5%を下回ります。
| 条件 | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 牝馬×牝馬限定戦 | 12-12-12-131/167 | 7.2% | 21.6% | 69% | 87% |
| 牝馬×混合戦 | 15-13-11-193/232 | 6.5% | 16.8% | 39% | 83% |
牝馬どうしの限定戦に絞っても複勝率21.6%で、全体の24.7%に届きません。
牡馬と当たる混合戦の牝馬は複勝率16.8%・単勝回収率39%まで落ちます。
残り200mの坂で牡馬との馬力の差が出やすいのかなと。
ローズステークスなど牝馬限定の番組も組まれる舞台ですが、馬券の上では牝馬を一段割り引く扱いが数字に合っています。
| 年齢 | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2歳 | 23-23-23-171/240 | 9.6% | 28.7% | 110% | 68% |
| 3歳 | 45-40-39-385/509 | 8.8% | 24.4% | 65% | 84% |
| 4歳 | 10-9-9-89/117 | 8.5% | 23.9% | 46% | 61% |
| 5歳 | 2-8-7-65/82 | 2.4% | 20.7% | 24% | 62% |
| 6歳 | 4-4-4-29/41 | 9.8% | 29.3% | 83% | 57% |
| 7歳以上 | 0-0-2-29/31 | 0.0% | 6.5% | 0% | 13% |
番組の中心は新馬・未勝利と3歳戦で、2〜3歳だけで勝ち星の8割を占めます。
2歳の単勝回収率110%は最高配当の1本を除くと66%なので、若い馬なら何でも買えるという話ではありません。
一方で5歳は82走2勝・勝率2.4%、7歳以上は31走で未勝利です。
6歳の勝率9.8%は41走・4勝での数字なので、そのまま受け取らないほうが無難です。
キャリアを重ねた馬が巻き返す舞台ではなく、若い馬を中心に見るコースという整理になります。
| クラス | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 新馬 | 10-10-10-63/93 | 10.8% | 32.3% | 119% | 78% |
| 未勝利 | 30-30-30-352/442 | 6.8% | 20.4% | 74% | 68% |
| 1勝クラス | 17-17-17-126/177 | 9.6% | 28.8% | 40% | 100% |
| 2勝クラス | 11-11-11-70/103 | 10.7% | 32.0% | 61% | 62% |
| 3勝クラス | 6-6-6-65/83 | 7.2% | 21.7% | 69% | 59% |
| オープン | 10-10-10-92/122 | 8.2% | 24.6% | 58% | 64% |
新馬は勝率10.8%・単勝回収率119%と数字が出ていますが、最高配当を除くと81%です。
1勝クラスは複勝回収率100%で、2〜3着の押さえが利くクラスになっています。
| クラス | 平均勝ちタイム | レース数 |
|---|---|---|
| 新馬 | 1:48.2 | 10 |
| 未勝利 | 1:47.1 | 30 |
| 1勝クラス | 1:46.3 | 17 |
| 2勝クラス | 1:45.8 | 11 |
| 3勝クラス | 1:44.9 | 6 |
| オープン | 1:44.7 | 10 |
| 馬場 | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 良 | 69-69-69-628/835 | 8.3% | 24.8% | 64% | 76% |
| 稍重 | 11-11-11-116/149 | 7.4% | 22.1% | 96% | 58% |
| 重 | 4-4-4-24/36 | 11.1% | 33.3% | 74% | 62% |
平均勝ちタイムは新馬の1:48.2からオープンの1:44.7まで、クラスが上がるごとに縮まります。
馬場別では良の1:46.2に対して稍重は1:47.5、重は1:48.0と、渋るほど時計がかかります。
芝は水を含むと力の要る馬場になるので、時計のかかる決着に実績のある馬を上げたい場面です。
重馬場は36走しかないため、勝率11.1%という数字は参考程度の扱いになります。
| 騎手 | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 川田将雅 | 10-11-7-14/42 | 23.8% | 66.7% | 49% | 94% |
| 松山弘平 | 10-7-1-28/46 | 21.7% | 39.1% | 97% | 74% |
| 岩田望来 | 8-6-5-34/53 | 15.1% | 35.8% | 94% | 79% |
| 坂井瑠星 | 7-8-6-20/41 | 17.1% | 51.2% | 115% | 112% |
| 西村淳也 | 5-4-5-29/43 | 11.6% | 32.6% | 188% | 90% |
勝ち星は川田将雅騎手と松山弘平騎手の10勝が並びます。
川田騎手は複勝率66.7%と抜群の安定感ですが、鞍上込みで支持されるぶん単勝回収率は49%です。
坂井瑠星騎手は単勝回収率115%・複勝回収率112%と、両方で100%を超えています。
母数は41走なので、傾向として頭に入れておく程度の扱いが無難です。
西村淳也騎手の188%は最高配当の1本を除くと80%なので、そのまま受け取らないほうがよさそうです。
| 人気 | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1番人気 | 32-23-3-25/83 | 38.6% | 69.9% | 80% | 87% |
| 2〜3番人気 | 21-27-34-85/167 | 12.6% | 49.1% | 49% | 76% |
| 4〜6番人気 | 22-19-31-178/250 | 8.8% | 28.8% | 99% | 75% |
| 7〜9番人気 | 8-11-10-186/215 | 3.7% | 13.5% | 126% | 71% |
| 10番人気以下 | 1-4-6-294/305 | 0.3% | 3.6% | 11% | 67% |
1番人気は勝率38.6%・複勝率69.9%です。
| コース | 1番人気の勝率 |
|---|---|
| 東京芝1800m | 38.9% |
| 阪神芝1800m | 38.6% |
| 京都芝1800m | 31.8% |
| 中山芝1800m | 26.0% |
中央4場の芝1800mで並べると東京の38.9%とほぼ同じ水準で、中山や京都よりはっきり堅いコースです。
紛れの少ないワンターンなので、能力どおりに決まるケースが多いのかなと。
7〜9番人気の単勝回収率126%は最高配当の1本を除くと78%で、層として買える話ではありません。
穴を狙うなら人気の層ではなく、どの馬が先頭で直線に入るかから逆算する形になります。
10番人気以下は305走1勝・複勝率3.6%です。
手を広げても拾えないので、相手も9番人気までで足ります。
阪神芝1800mで評価を下げたい条件
消し条件の多くは、1800mの流れの経験と最後の坂への対応に行き着きます。
短距離やダートだけを使われてきた馬は、道中は追走できても残り200mの坂で余力がなくなります。
前走で大きく崩れていない馬でも、臨戦がこの形なら思い切って評価を下げてよいところです。
阪神芝1800mのポイント
阪神芝1800mは、まず出馬表の前走欄で距離を確認するところから入りたいコースです。
前走が芝1800mなら軸の候補、芝1600mなら互角、芝1400m以下やダートなら大幅割引と、それだけで検討する馬がかなり絞れます。
そのうえで、どの馬が先頭で直線に入りそうかを考えると、配当面の狙いが立ちます。
外回りの長い直線に急坂という舞台は差しが決まるイメージを持たれやすいのですが、実際の数字は前に行ける馬と1800mに慣れた馬を支持しています。
同じ芝1800mでも、京都芝1800mや東京芝1800m、中山芝1800mとは坂や隊列の性格が変わります。
同じ阪神の芝でも、内回りを使う芝2000mや芝1400mとは直線の長さも隊列も変わってきます。
阪神は2025年3月にリニューアルオープンしたばかりで、今後開催が積み重なればデータも増えていきます。
傾向に変化があれば、更新の際に触れていきたいと思います。
予想の際にはぜひ、本記事のデータを参考にしてみてください。
同じ外回りの芝1600m・芝2400m、内回りの芝2000mとの違いも参考になります。
出典:TARGET frontier JV(集計期間 2023.9.9〜2026.6.20、阪神芝1800m・JRA平地)