中山ダート1800mは外枠の先行馬を軸に|傾向・血統・枠順データ

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中山競馬場




結論:中山ダート1800mは「外枠の先行馬」のコース

  • 4角で先頭に立った馬は勝率28.3%・単勝回収率240%
  • 4角10番手以下は勝率0.4%・複勝率3.0%で、直線308mでは届かない
  • 7〜8枠が勝率9.3%で、1〜2枠6.4%・3〜4枠5.8%を上回る
  • 4角4番手以内に付けられた割合は7〜8枠38.6%、1〜2枠26.0%
  • 出馬表で見るのは前走先行(2〜4番手)×7〜8枠の勝率15.4%・複勝率37.1%
今週の厳選該当馬(S・Aランク)をnoteで公開中

中山ダート1800mのコースの特徴|スタンド前発走で直線308m

集計期間:2023.9.9〜2026.4.19/中山ダート1800m・JRA平地
項目数値
1周(ダートコース)1,493m
直線308m(中央4場で最も短い)
高低差4.5m
スタートスタンド前の直線入口/最初のコーナーまで約375m
ゴール前の坂残り180m付近から高低差2.2mの上り
平均頭数14.6頭
平均勝ちタイム1:54.5
勝ち馬の平均上り3F38.6秒
4角先頭の勝率28.3%

スタートはスタンド前の直線に入ったあたりで、最初のコーナーまで約375mあります。

その375mがそのまま上り坂になっているのが、このコースの一番の特徴です。

坂を上りながらの先行争いになるので、前半のペースは上がりきりません。

上り坂は1コーナーから2コーナーの間まで続き、2コーナー付近が最高点になります。

そこから下って向正面、3〜4コーナーを回ると、最後にもう一度ゴール前の急坂が待っています。

残り180m付近から高低差2.2mを上ることになり、直線は308mと中央4場で最も短い形です。

前半で脚を使わずに済み、後半は坂で全馬が止まる、という組み合わせになります。

4角先頭の勝率28.3%は、平均14.6頭という頭数の多さを考えると相当に高い数字です。

集計期間:2023.9.9〜2026.4.19/中山ダート1800m・JRA平地
条件着別度数勝率連対率複勝率単勝回収率複勝回収率
全体421-420-419-4834/60946.9%13.8%20.7%77%70%

コース全体の単勝回収率は77%、複勝回収率は70%です。

1番人気が勝率36.5%・複勝率66.6%と、ダートらしく順当に決まります。

フルゲートで行われる開催が多いわりに、決まり方そのものは荒れにくいコースになります。

本記事の回収率の見方

単勝回収率は、万馬券が1本混ざるだけで簡単に100%を超えます。

そこで本記事では、目立つ数字について「最も高い配当を1走ぶん除いた回収率」も併せて確認しています。

1本の大穴に支えられているだけの数字は、そのまま載せたうえでその旨を注記しています。

中山ダート1800mの枠順は外枠が有利

集計期間:2023.9.9〜2026.4.19/中山ダート1800m・枠番別
着別度数勝率複勝率単勝回収率複勝回収率
1〜2枠85-72-70-1110/13376.4%17.0%84%64%
3〜4枠87-95-116-1195/14935.8%20.0%60%67%
5〜6枠95-117-120-1281/16135.9%20.6%71%71%
7〜8枠154-136-113-1248/16519.3%24.4%92%78%

ダートは内枠が有利、というのが一般的なイメージかと思います。

このコースではそうなっていません。

勝率でも複勝率でも7〜8枠が最上位で、内寄りの枠ほど数字が落ちていきます。

理由は4コーナーでの位置取りにそのまま出ています。

4角で4番手以内に付けられた割合は、7〜8枠が38.6%あります。

5〜6枠は31.0%、3〜4枠は29.7%、1〜2枠になると26.0%まで下がります。

スタート直後が上り坂で、しかも最初のコーナーまで375mあるので、押していける馬が前に出ます。

内で包まれると砂を被りながら我慢することになり、そこから位置を上げ直すのは簡単ではありません。

外なら自分のタイミングで出していけるぶん、隊列の前半分に入りやすいということです。

集計期間:2023.9.9〜2026.4.19/中山ダート1800m・16頭立てのみ
条件着別度数勝率複勝率単勝回収率複勝回収率
1〜2枠×16頭立て59-47-40-775/9216.4%15.9%91%62%
3〜4枠×16頭立て46-53-66-764/9295.0%17.8%35%61%
5〜6枠×16頭立て48-60-64-754/9265.2%18.6%66%69%
7〜8枠×16頭立て81-74-64-711/9308.7%23.5%117%87%

頭数が少ないレースだけで外枠が得をしているわけではありません。

16頭立てに限っても7〜8枠が勝率8.7%・複勝率23.5%で、順番は変わりません。

むしろ多頭数のほうが、内で包まれる馬と外で自由に動ける馬の差がはっきり出ます。

いちばん奮わないのは3〜4枠で、内を取り切れないまま砂も被る位置になりやすいところです。

ダートは内枠、という感覚が残っているぶん、外枠の馬は評価を落とされやすくなります。

枠の並びを見た段階で、外目に入った先行馬を一段上げて考えたいコースかなと。

※16頭立て×7〜8枠の単勝回収率117%は、最高配当を1本除くと78%まで下がります。

※回収率そのものより、勝率と複勝率が枠の順に並んでいることのほうが本題です。

中山ダート1800mの脚質は4角先頭が勝率28.3%|後ろからは届かない

集計期間:2023.9.9〜2026.4.19/中山ダート1800m・4コーナー通過順別
4角着別度数勝率複勝率単勝回収率複勝回収率
4角1番手(逃げ)119-83-55-163/42028.3%61.2%240%183%
4角2〜4番手226-224-177-882/150915.0%41.6%144%118%
4角5〜9番手67-89-158-1751/20653.2%15.2%65%66%
4角10番手以下9-24-29-2038/21000.4%3.0%7%18%

この表で使っているのは4コーナーの通過順なので、レースが終わるまで確定しない数字です。

出馬表の段階では分かりませんが、このコースが何で決まっているかは一目で分かります。

4角で先頭に立った馬が勝率28.3%・複勝率61.2%で、3回に1回近く勝ち切っています。

単勝回収率240%・複勝回収率183%と、走るうえに配当まで残るのが強いところです。

勝ち馬の人気は中央値で2番人気ですから、勝つのは人気馬が中心になります。

それでも回収率がここまで伸びるのは、人気を落とした逃げ馬がそのまま残ってしまうケースが混ざるからかなと。

直線が短いうえに、坂で全馬が同じように止まるので、追い上げる側の脚も鈍ります。

一方で4角10番手以下は勝率0.4%・複勝率3.0%しかありません。

後ろから届くコースではない、と言い切ってよさそうな数字です。

※4角1番手の240%は、最高配当を1本除いても196%を保ちます。

※複勝回収率183%も除外後175%で、1本の大穴に支えられた数字ではありません。

※4角2〜4番手の144%も除外後130%、複勝回収率118%も除外後114%です。

集計期間:2023.9.9〜2026.4.19/中山ダート1800m・前走の4コーナー通過順別
前走4角着別度数勝率複勝率単勝回収率複勝回収率
前走逃げ(1番手)38-42-32-241/35310.8%31.7%61%71%
前走先行(2〜4番手)140-125-128-923/131610.6%29.9%50%71%
前走中団(5〜9番手)123-138-139-1419/18196.8%22.0%82%77%
前走後方(10番手以下)67-67-75-1552/17613.8%11.9%79%56%

こちらは前走の4コーナー通過順なので、出馬表と競馬新聞で確認できます。

前で運べていた馬ほど好走率が上がる、という素直な並びになります。

ただし単勝回収率のほうは、前走逃げが61%、前走先行が50%と沈みます。

先行有利がこのコースの常識として広く知られているぶん、前走で前にいた事実はそのまま人気に反映されます。

つまり「前走で前にいた馬を買う」だけでは、妙味の面では足りません。

そこで効いてくるのが、ひとつ前の章で見た枠になります。

集計期間:2023.9.9〜2026.4.19/中山ダート1800m・前走の4コーナー通過順×枠
条件着別度数勝率複勝率単勝回収率複勝回収率
前走逃げ(1番手)×1〜2枠9-10-7-61/8710.3%29.9%74%67%
前走逃げ(1番手)×3〜6枠14-21-16-113/1648.5%31.1%37%71%
前走逃げ(1番手)×7〜8枠15-11-9-67/10214.7%34.3%89%76%
前走先行(2〜4番手)×1〜2枠23-26-20-228/2977.7%23.2%37%62%
前走先行(2〜4番手)×3〜6枠64-61-71-478/6749.5%29.1%46%68%
前走先行(2〜4番手)×7〜8枠53-38-37-217/34515.4%37.1%70%84%
前走中団(5〜9番手)×1〜2枠33-14-27-314/3888.5%19.1%87%77%
前走中団(5〜9番手)×3〜6枠51-79-81-743/9545.3%22.1%86%80%
前走中団(5〜9番手)×7〜8枠39-45-31-362/4778.2%24.1%68%71%
前走後方(10番手以下)×1〜2枠10-10-8-356/3842.6%7.3%104%38%
前走後方(10番手以下)×3〜6枠30-31-44-777/8823.4%11.9%40%54%
前走後方(10番手以下)×7〜8枠27-26-23-419/4955.5%15.4%129%71%

同じ前走先行でも、1〜2枠だと勝率7.7%、7〜8枠だと勝率15.4%になります。

前走で前に付けられていて、なおかつ外枠という組み合わせが、このコースでいちばん確かな形です。

複勝率37.1%・複勝回収率84%なので、複勝やワイド、3連系の軸として使うのが噛み合います。

前走逃げも7〜8枠なら勝率14.7%まで上がるので、方向は同じです。

逆に前走後方だった馬は、どの枠に入っても複勝率7〜16%止まりです。

1〜2枠の104%と7〜8枠の129%が目を引きますが、こちらは注記のとおり参考程度になります。

※前走逃げの3行はいずれも87〜164走とサンプルが薄いので、参考値として見てください。

※前走後方×7〜8枠の129%は最高配当を1本除くと56%まで落ちる、1本依存の数字です。

※前走後方×1〜2枠の104%も除外後82%で、勝ち星は10頭にとどまります。

中山ダート1800mの上がりは39秒台だと勝負にならない

集計期間:2023.9.9〜2026.4.19/中山ダート1800m・上り3F別
上り3F着別度数勝率複勝率単勝回収率複勝回収率
上り3F37.9秒以内123-89-71-287/57021.6%49.6%154%149%
上り3F38.0〜38.9秒158-142-136-732/116813.5%37.3%174%123%
上り3F39.0秒以上140-189-212-3815/43563.2%12.4%41%46%

勝ち馬の平均上り3Fは38.6秒で、坂を上りながらの上がりなので時計はかかります。

39秒台までかかった馬は勝率3.2%で、その時点で勝負になっていません。

坂で止まらずに38秒台をまとめられるかどうかが、このコースの線引きになります。

集計期間:2023.9.9〜2026.4.19/中山ダート1800m・上がり最速だった馬の4コーナー位置別
条件着別度数勝率複勝率
上がり最速×4角4番手以内157-36-7-3/20377.3%98.5%
上がり最速×4角5〜9番手45-37-41-22/14531.0%84.8%
上がり最速×4角10番手以下6-16-18-81/1215.0%33.1%

メンバー最速の上がりを使った馬だけを取り出すと、位置取りの重さがはっきりします。

4角4番手以内にいた馬は勝率77.3%で、ほぼそのまま押し切っています。

ところが同じ最速の脚でも、4角10番手以下だと勝率5.0%まで落ちます。

脚が足りないのではなく、届く位置にいなかった、ということかなと。

集計期間:2023.9.9〜2026.4.19/中山ダート1800m・前走の上がり3F順位別
前走上がり着別度数勝率複勝率単勝回収率複勝回収率
前走上がり1位69-53-49-303/47414.6%36.1%76%82%
前走上がり2〜3位135-124-102-697/105812.8%34.1%105%83%
前走上がり4〜6位107-113-127-1232/15796.8%22.0%92%73%
前走上がり7位以下57-82-95-1898/21322.7%11.0%38%54%

当日の上がりはレースが終わるまで確定しないので、出馬表では前走の順位を代わりのものさしにします。

前走で上がり3位以内だった馬は、勝率も複勝率もはっきり上位に来ます。

逆に前走の上がりが7位以下だった馬は複勝率11.0%で、ここは分かりやすく割り引けます。

※前走上がり2〜3位の105%は、最高配当を1本除くと88%まで下がります。

※上り3Fの2つの帯は除外後も146%・143%を保つので、こちらは1本依存ではありません。

中山ダート1800mで買える種牡馬|ルヴァンスレーヴが勝ち星20勝でトップ

集計期間:2023.9.9〜2026.4.19/中山ダート1800m・勝ち星上位5頭
種牡馬着別度数勝率複勝率単勝回収率複勝回収率
父:ルヴァンスレーヴ20-16-16-71/12316.3%42.3%99%95%
父:ドレフォン16-18-22-149/2057.8%27.3%57%75%
父:ホッコータルマエ16-16-11-141/1848.7%23.4%61%72%
父:ナダル15-6-11-38/7021.4%45.7%59%79%
父:ヘニーヒューズ10-7-7-87/1119.0%21.6%56%48%

勝ち星の多い順に並べると、ルヴァンスレーヴ産駒が20勝で先頭に立ちます。

勝率16.3%・複勝率42.3%はコース全体(勝率6.9%・複勝率20.7%)を大きく上回ります。

自身がジャパンダートダービーとチャンピオンズカップを勝った中距離ダートの実力馬で、産駒にも前で押し切る形が出ています。

勝ち星20勝が13頭に分かれているところも、条件として扱いやすい材料かなと。

勝率21.4%で最も高いのはナダル産駒で、複勝率45.7%もこの5頭では最上位になります。

ただし70走とサンプルはまだ薄いので、更新のたびに追いかけていきたいところです。

出走数トップはドレフォン産駒ですが、こちらは単勝回収率57%で妙味の面は厳しくなります。

勝ち馬の人気は中央値で1番人気ですから、走ることが十分に織り込まれているという感じです。

ホッコータルマエ産駒は先行力と坂を上るタフさが噛み合う一方、勝率8.7%とコース全体を少し上回る程度です。

※勝ち星10勝でトップ5に一歩届かなかったニューイヤーズデイ産駒は、勝率10.8%・複勝率28.0%です。

※ただし10勝が6頭に集中しているので、産駒全体の傾向として扱うのは早いところがあります。

※同じく10勝のレイデオロ産駒は勝率15.9%と好成績ですが、こちらは63走とサンプルが薄い状況です。

※ゴールドドリーム産駒は単勝回収率410%と跳ねていますが、最高配当を1本除くと68%まで落ちます。

中山ダート1800mの母父はエンパイアメーカーが勝率14.5%

集計期間:2023.9.9〜2026.4.19/中山ダート1800m・勝ち星上位5頭
母父着別度数勝率複勝率単勝回収率複勝回収率
母父:キングカメハメハ22-14-19-224/2797.9%19.7%122%59%
母父:ダイワメジャー16-17-9-132/1749.2%24.1%72%97%
母父:ハーツクライ16-11-12-131/1709.4%22.9%192%100%
母父:エンパイアメーカー16-13-5-76/11014.5%30.9%181%85%
母父:ディープインパクト15-11-18-163/2077.2%21.3%93%85%

数の上位はキングカメハメハとディープインパクトで、このあたりは母系のブランドがそのまま人気に乗ります。

目を引くのは母父エンパイアメーカーの勝率14.5%・単勝回収率181%のほうです。

最高配当を1本除いても110%を保ち、16勝が14頭に分かれているので、偏りの小さい数字になります。

アンブライドルド系の力強さが、坂を2回上るこの舞台と噛み合いやすいのかなと。

母父ハーツクライの192%は、1本の高配当に寄った数字なので扱いを分けたいところです。

母父ダイワメジャーは単勝回収率72%ながら複勝回収率97%で、複勝やワイド、3連系の軸に向きます。

※母父ハーツクライの192%は最高配当を1本除くと85%まで落ちます。

※母父キングカメハメハの122%も除外後48%で、こちらも1本依存です。

※勝ち星9勝で表には入りませんが、母父ブライアンズタイムが勝率13.8%・単勝回収率120%と健闘しています。

中山ダート1800mは前走も同コース組が中心|前走芝は奮わない

集計期間:2023.9.9〜2026.4.19/中山ダート1800m・前走の舞台別
前走着別度数勝率複勝率単勝回収率複勝回収率
前走も中山ダート1800m164-169-167-1412/19128.6%26.2%60%68%
前走東京ダート69-66-77-770/9827.0%21.6%59%72%
前走関西ダート34-24-17-282/3579.5%21.0%56%76%
前走ローカルダート63-72-78-860/10735.9%19.9%83%69%
前走芝37-39-30-689/7954.7%13.3%115%62%

同じコースを使ってきた馬が勝率8.6%・複勝率26.2%で、いちばん信頼できます。

スタート直後の上り坂で位置を取る形に慣れが要るので、コース経験がそのまま加点になるのかなと。

前走がローカルのダートだった馬は複勝率19.9%と一段落ちます。

小回りでも坂のない競馬場から来ると、ここでの一戦は勝手が違うということかと思います。

前走芝からの砂替わりは複勝率13.3%で、好走率という面では期待しづらい形です。

単勝回収率だけが115%と上を向くのは、たまに人気薄が突っ込んでくるからで、注記のとおり1本の高配当の影響も残ります。

集計期間:2023.9.9〜2026.4.19/中山ダート1800m・距離変更別
距離変更着別度数勝率複勝率単勝回収率複勝回収率
距離短縮41-40-40-554/6756.1%17.9%139%79%
同距離233-236-240-2150/28598.1%24.8%62%70%
距離延長95-98-94-1448/17355.5%16.5%60%59%

前走と同じ距離で使ってきた馬が、勝率でも複勝率でも上に来ます。

距離延長は複勝率16.5%まで落ちるので、短いところから一気に1800mというローテは重い形です。

坂を2回上る舞台で追走に追われると、最後の坂で立ち止まりやすいということかなと。

距離短縮は勝率も複勝率も下がるのに、単勝回収率だけが139%と逆を向きます。

これは人気薄がときどき台頭する形で、勝ち馬の人気は中央値で3番人気になります。

※距離短縮の139%は最高配当を1本除くと85%まで下がるので、狙って拾える形ではありません。

※前走芝の115%も除外後70%で、こちらも1本の高配当に助けられた数字です。

集計期間:2023.9.9〜2026.4.19/中山ダート1800m・レース間隔別
間隔着別度数勝率複勝率単勝回収率複勝回収率
連闘〜中2週109-115-123-1257/16046.8%21.6%80%58%
中3〜5週119-125-108-1131/14838.0%23.7%89%79%
中6週〜3か月113-106-110-1187/15167.5%21.7%58%80%
3か月超28-28-33-577/6664.2%13.4%40%38%

間隔は中3〜5週がいちばん成績が良く、詰まっていても大きくは崩れません。

はっきり落ちるのは3か月超の休み明けで、複勝率13.4%・単勝回収率40%です。

坂を2回上るタフな一戦なので、仕上がり途上だと苦しくなりやすいコースです。

中山ダート1800mの性別|牝馬は混合戦で複勝率12.2%

集計期間:2023.9.9〜2026.4.19/中山ダート1800m・性別
性別着別度数勝率複勝率単勝回収率複勝回収率
牡馬(セン馬含む)311-311-298-3187/41077.6%22.4%80%75%
牝馬110-109-121-1647/19875.5%17.1%70%62%
牝馬×牝馬限定戦80-80-80-927/11676.9%20.6%56%64%
牝馬×混合戦30-29-41-720/8203.7%12.2%92%59%

全体では牡馬が勝率7.6%、牝馬が5.5%で、牡馬のほうが優勢です。

ただし牝馬をひとくくりにすると、実態が見えにくくなります。

牝馬限定戦なら勝率6.9%・複勝率20.6%で、コース全体とほとんど変わりません。

差が出るのは牡馬混合戦のほうで、こちらは複勝率12.2%まで落ちます。

スタート直後の上り坂で押し合いになるコースなので、パワー勝負に持ち込まれると分が悪くなりやすいところです。

牝馬を見るときは、性別そのものより相手が牝馬同士かどうかを先に確認したいコースかなと。

※牝馬×混合戦の単勝回収率92%は、最高配当を1本除くと69%まで下がります。

中山ダート1800mの年齢別成績|6歳以上は複勝率10.9%

集計期間:2023.9.9〜2026.4.19/中山ダート1800m・年齢別
年齢着別度数勝率複勝率単勝回収率複勝回収率
2歳73-73-73-841/10606.9%20.7%114%81%
3歳223-216-207-2271/29177.6%22.1%78%68%
4歳77-77-65-743/9628.0%22.8%63%63%
5歳38-36-49-545/6685.7%18.4%65%78%
6歳以上10-18-25-434/4872.1%10.9%33%67%

2歳から4歳までは、勝率も複勝率もほとんど横並びです。

下がり始めるのは5歳からで、6歳以上は勝率2.1%・複勝率10.9%と一段落ちます。

古馬になってから中山のダート1800mに出続けている馬は、条件クラスで頭打ちになっているケースが多いのかなと。

2歳だけ単勝回収率114%と上を向くのは、新馬・未勝利で人気の序列が固まりきっていないからかと思います。

※2歳の114%は最高配当を1本除くと95%で、大きく崩れる数字ではありません。

中山ダート1800mのクラス別・馬場状態別平均勝ちタイム

集計期間:2023.9.9〜2026.4.19/中山ダート1800m・1着馬の平均タイム
クラス稍重不良
新馬1:56.71:55.91:54.6
未勝利1:55.81:55.31:54.61:54.0
1勝クラス1:54.11:53.61:52.61:53.5
2勝クラス1:53.51:52.81:52.7
3勝クラス1:52.71:52.61:51.71:50.6
オープン・重賞1:52.61:51.91:51.2

新馬から3勝クラスまでで、良馬場ならざっと4秒縮まります。

上級条件は1分52秒台で決着すると覚えておけば十分です。

同じクラスでも、馬場が渋るほどタイムが速くなるのがダートの特徴になります。

水分を含むと砂が締まって脚抜きがよくなるので、前に行った馬がそのまま止まらなくなります。

※新馬の不良、1勝クラスの不良、3勝クラスの不良は1〜2鞍しかないので参考値です。

集計期間:2023.9.9〜2026.4.19/中山ダート1800m・馬場状態別
馬場着別度数勝率複勝率単勝回収率複勝回収率
256-254-255-2962/37276.9%20.5%79%72%
稍重98-99-97-1123/14176.9%20.7%84%77%
53-53-53-584/7437.1%21.4%50%51%
不良14-14-14-165/2076.8%20.3%70%59%

勝率も複勝率も、4つの馬場状態でほとんど動きません。

変わるのは回収率のほうで、重まで渋ると単勝回収率50%まで落ちます。

脚抜きがよくなって前の馬がそのまま残るぶん、人気どおりに決まりやすいということかなと。

時計は速くなるので、良馬場の勝ちタイムをそのまま基準にすると読み違えやすいところです。

中山ダート1800mの騎手成績|ルメール騎手の勝率32.3%

集計期間:2023.9.9〜2026.4.19/中山ダート1800m・勝ち星上位
騎手着別度数勝率複勝率単勝回収率複勝回収率
戸崎圭太35-31-24-99/18918.5%47.6%67%84%
横山武史34-23-19-129/20516.6%37.1%53%67%
横山和生33-14-15-121/18318.0%33.9%117%82%
ルメール30-14-13-36/9332.3%61.3%75%85%
三浦皇成19-20-9-105/15312.4%31.4%96%67%

ルメール騎手が勝率32.3%・複勝率61.3%と別格です。

ただし単勝回収率75%なので、買い目の中心というより切りにくい1頭という扱いになります。

戸崎圭太騎手は複勝率47.6%で、複勝やワイド、3連系の軸として安定しています。

勝率と回収率を両立しているのは横山和生騎手で、勝率18.0%のまま単勝回収率117%に届きます。

前に出して押し切る形が持ち味なので、このコースとの噛み合いがそのまま数字に出ているのかなと。

三浦皇成騎手も単勝回収率96%で、人気薄で持ってくる場面があります。

※横山和生騎手の117%は最高配当を1本除いても92%を保ちます。

中山ダート1800mの人気別信頼度|1番人気の複勝率66.6%

集計期間:2023.9.9〜2026.4.19/中山ダート1800m・当日人気別
人気着別度数勝率複勝率単勝回収率複勝回収率
1番人気153-71-55-140/41936.5%66.6%79%85%
2〜3番人気126-144-115-451/83615.1%46.1%69%80%
4〜6番人気86-128-133-907/12546.9%27.7%80%79%
7番人気以下56-77-116-3336/35851.6%6.9%77%63%

この表の人気は当日のオッズで決まるので、出馬表の段階では確定しません。

1番人気をどこまで信頼できるかを確認するための参考情報として見てください。

1番人気の勝率36.5%・複勝率66.6%はダートとしても高い水準になります。

前に行った馬が止まらないぶん、力量どおりに収まりやすいということかと思います。

集計期間:2023.9.9〜2026.4.19/中山ダート1800m・前走人気別
条件着別度数勝率複勝率単勝回収率複勝回収率
前走1番人気77-49-44-203/37320.6%45.6%67%74%
前走2〜3番人気116-90-92-441/73915.7%40.3%72%79%
前走4〜6番人気91-104-102-783/10808.4%27.5%82%76%
前走7番人気以下85-130-136-2714/30652.8%11.5%68%62%
前走4〜6番人気×7〜8枠40-37-29-202/30813.0%34.4%119%95%

出馬表の段階で使えるのは、当日の人気ではなく前走の人気のほうです。

前走で4〜6番人気だった馬は、勝ち切るところまでは期待されていなかった層になります。

ベースの単勝回収率82%は平凡ですが、7〜8枠に入った一戦だけを取ると119%まで上がります。

前走で人気の盲点だった馬が、位置を取りやすい外枠を引いた形ということです。

枠の章で見た構造が、そのまま配当の面にも出ているのかなと。

※前走4〜6番人気×7〜8枠の119%は、最高配当を1本除くと94%まで下がります。

※勝ち星は40頭に散らばっているので、特定の馬に頼った数字ではありません。

※複勝回収率95%なので、複勝やワイド、3連系の軸として扱うほうが噛み合います。

中山ダート1800mの消し条件

出馬表の段階で判定できる割引材料をまとめます。

集計期間:2023.9.9〜2026.4.19/中山ダート1800m
条件着別度数勝率複勝率単勝回収率複勝回収率
前走後方(10番手以下)×前走上がり7位以下6-11-18-740/7750.8%4.5%23%35%
前走ダート1400m以下10-11-11-340/3722.7%8.6%19%52%
前走7着以下×1〜4枠30-35-47-1185/12972.3%8.6%46%52%
6歳以上10-18-25-434/4872.1%10.9%33%67%
牝馬×混合戦30-29-41-720/8203.7%12.2%92%59%
3か月超28-28-33-577/6664.2%13.4%40%38%

最も強い割引は前走で後方のまま上がりも7位以下だった馬で、複勝率4.5%です。

位置も取れず脚も使えなかったという前走の中身は、このコースでは巻き返しにつながりません。

次が前走がダート1400m以下だった馬で、複勝率8.6%になります。

スプリント戦からいきなり1800mですから、坂を2回上るあいだに脚が残らない形かと思います。

同じ距離延長でも、前走がダート1600mや1700mだった馬とは扱いを分けたいところです。

前走大敗組は内寄りの枠に入るとさらに厳しく、前走7着以下×1〜4枠は勝率2.3%です。

同じ前走大敗でも7〜8枠なら勝率3.3%・複勝率12.7%まで戻るので、枠は最後まで見ておきたい要素になります。

年齢では6歳以上が複勝率10.9%で、ここも分かりやすい割引材料です。

3か月超の休み明けは複勝率13.4%・複勝回収率38%と、当てにいく馬券でも拾いにくくなります。

※牝馬×混合戦は単勝回収率92%とそこまで沈みませんが、除外後69%で複勝回収率も59%です。

※たまの一撃はあっても、狙って拾える形ではないという判断になります。

まとめ:中山ダート1800mは枠と前走の位置から見る

中山ダート1800mはこういうコース

  • 直線308m・高低差4.5mで、ゴール前に高低差2.2mの急坂があります
  • スタート直後の375mが上り坂なので、前半のペースが上がりきりません
  • 4角で先頭に立った馬は勝率28.3%・単勝回収率240%です
  • 4角10番手以下は勝率0.4%・複勝率3.0%で、後ろからは届きません
  • 枠は7〜8枠が勝率9.3%で、3〜4枠の5.8%を大きく上回ります
  • 4角4番手以内に付けられた割合は7〜8枠38.6%、1〜2枠26.0%です
  • 出馬表で見るのは前走先行(2〜4番手)×7〜8枠の勝率15.4%・複勝率37.1%です
  • 前走で4〜6番人気だった馬が外枠を引くと、単勝回収率119%まで上がります
  • 種牡馬はルヴァンスレーヴ(勝率16.3%)とナダル(勝率21.4%)が二枚看板です
  • 母父はエンパイアメーカーが勝率14.5%・単勝回収率181%で目を引きます
  • 前走ダート1400m以下・6歳以上・3か月超・牝馬の混合戦は割引です

小回りでタフだから何が起きるか分からない、という見方をされやすいコースです。

実際には4角10番手以下から3着以内に入る割合は、3%ほどしかありません。

確認するのは前走で前に付けられていたことと、外目の枠に入ったことの2つになります。

この2つが重なった馬から組み立てるだけで、検討する頭数はかなり絞れます。

データは開催のたびに動くので、傾向に変化があればそのつど更新していきます。

予想の際にはぜひ、本記事のデータを参考にしてみてください。

出典:TARGET frontier JV(集計期間 2023.9.9〜2026.4.19、中山ダート1800m・JRA平地)

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