中山ダート2400mは先行力がすべて?|傾向・血統・枠順データ

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中山競馬場




結論:中山ダート2400mは「前で運べた馬だけ」のコース

  • 4角先頭の勝率37.0%は中山のダートで最も高い(ダート1800mは28.3%)
  • 勝ち馬27頭のうち23頭が4角4番手以内で、勝率18.4%・単勝回収率137%
  • 4角5番手以下は勝率1.6%・複勝率9.5%まで落ちる
  • 出馬表で見るのは前走の4角4番手以内で、勝率13.3%・単勝回収率103%
  • 組まれるのは1勝クラスと2勝クラスだけで、5歳以上は勝率2.7%
今週の厳選該当馬(S・Aランク)をnoteで公開中

中山ダート2400mのコースの特徴|向正面の中央からスタート

集計期間:2023.9.16〜2026.4.18/中山ダート2400m・JRA平地
項目数値
ダートコース1周1,493m
直線308m
高低差4.5m(JRAのダートで最大)
ゴール前の坂残り180m付近から高低差2.2mの急坂
スタート向正面の中央付近/最初の3コーナーまで約209m
周回1周半あまり
平均頭数14.2頭
平均勝ちタイム2:35.8
勝ち馬の平均上り3F38.6秒
4角先頭の勝率37.0%

中山のダートで組まれる距離は1200m・1800m・2400m・2500mの4つで、2400mは2番目に長い設定になります。

年に10回ほどしか使われない条件で、番組はすべて1勝クラスと2勝クラスです。

スタートは向正面の中央付近で、最初の3コーナーまでは約209mしかありません。

しかもゲートを出た直後から下り坂なので、行きたい馬はそのまま流れに乗って進んでいきます。

3〜4コーナーも緩い下りが続き、4コーナーを回ってから正面スタンド前の坂を上ります。

ゴール板を通過したあとは1〜2コーナーがやや上りで、2度目の向正面から再び下る、という形です。

高低差4.5mはJRAのダートで最も大きく、それを1周半あまり回ることになります。

直線は308mと短く、その最後に残り180m付近から高低差2.2mの急坂が待ち構えています。

坂で止まる馬が出るぶん、後ろから来た馬にも出番がありそうに見えるコース形です。

集計期間:2023.9.16〜2026.4.18/中山ダート2400m・JRA平地
条件着別度数勝率連対率複勝率単勝回収率複勝回収率
全体27-27-27-297/3787.1%14.3%21.4%64%68%

コース全体の単勝回収率は64%、複勝回収率は68%です。

1番人気が勝率37.0%と順当に決まり、7番人気以下の勝率は3.2%にとどまります。

荒れるコースではない、というのが最初の前提になります。

※集計期間中に行われたのは27レースだけで、すべて1勝クラスと2勝クラスです。

※データが薄い箇所は、その旨を各章に添えています。

※開催のたびに数字は動くので、傾向に変化があればそのつど更新していきます。

本記事の回収率の見方

単勝回収率は、万馬券が1本混ざるだけで簡単に100%を超えます。

そこで本記事では、目立つ数字について「最も高い配当を1走ぶん除いた回収率」も併せて確認しています。

1本の大穴に支えられているだけの数字は、そのまま載せたうえでその旨を注記しています。

中山ダート2400mの枠順は両端が優勢|ただし位置取りでは説明がつかない

集計期間:2023.9.16〜2026.4.18/中山ダート2400m・枠番別
着別度数勝率複勝率単勝回収率複勝回収率
1〜2枠10-4-7-61/8212.2%25.6%121%104%
3〜4枠3-10-5-71/893.4%20.2%38%69%
5〜6枠3-10-5-84/1022.9%17.6%13%43%
7〜8枠11-3-10-81/10510.5%22.9%92%62%
3〜6枠6-20-10-155/1913.1%18.8%25%55%

最初の3コーナーまで約209mしかないので、内枠が位置を取りやすく見えるコース形です。

実際、勝ち星は1枠と8枠に多く、真ん中の3〜6枠をひとまとめにすると勝率3.1%・単勝回収率25%まで落ちます。

ただし、この差を位置取りで説明することはできません。

4コーナーを3番手以内で回れた割合は、1〜2枠20.5%、3〜4枠26.4%、5〜6枠21.6%、7〜8枠25.2%とほとんど横並びです。

枠を引いたことで前に行きやすくなる、という関係はこのコースでは出ていません。

買われ方も同じで、平均人気は7.5〜8.1番人気の範囲に全部おさまります。

内枠が過小評価されている、外枠が嫌われている、といった歪みも見当たりません。

位置取りでも人気でも説明がつかないので、枠だけで評価を動かすのは避けたいところです。

27レースぶんの偏りという可能性がまだ残ります。

それでも1〜2枠は単勝回収率121%・複勝回収率104%と、単複そろって元が取れています。

内を引いたことを軽い加点にする、くらいの使い方が実際のところかなと。

※1〜2枠の単勝回収率121%は、最高配当を1本除くと95%になります。

※複勝回収率104%も除外後84%で、どちらも1本の大穴に頼った数字ではありません。

※勝ち星は10頭に分かれています。

※3〜6枠の単勝回収率25%は除外後11%まで下がるので、こちらは沈み方のほうが本物です。

中山ダート2400mの脚質は4角4番手以内が勝ち馬の8割超

集計期間:2023.9.16〜2026.4.18/中山ダート2400m・4コーナー通過順別
4角着別度数勝率複勝率単勝回収率複勝回収率
4角1番手(逃げ)10-3-3-11/2737.0%59.3%350%200%
4角2〜4番手13-13-15-57/9813.3%41.8%79%123%
4角5〜9番手3-10-6-116/1352.2%14.1%31%43%
4角10番手以下1-1-3-113/1180.8%4.2%24%19%

この表で使っているのは4コーナーの通過順で、レースが終わるまで確定しない数字です。

出馬表の段階では分かりませんが、このコースがどういう競馬で決まっているかは一目で見えます。

4角で先頭に立った馬が勝率37.0%・複勝率59.3%で、27レースのうち10レースは4角で先頭だった馬が押し切っています。

しかも単勝回収率350%・複勝回収率200%と、走っているうえに配当まで残ります。

高低差4.5mのコースを1周半あまり回るので、最後は消耗戦になるという見方が広く共有されています。

逃げた馬は坂で捕まる、という前提で見られやすいということです。

実際に4角を先頭で回った馬の人気は中央値で5番人気ですから、期待されていない馬が前に行っています。

そのイメージが人気に織り込まれたまま10勝しているのが、この回収率の中身になります。

※4角1番手の単勝回収率350%は、最高配当を1本除いても279%を保ちます。

※複勝回収率200%も除外後166%で、1本の大穴に支えられた数字ではありません。

※勝ち星は8頭に分かれています。

集計期間:2023.9.16〜2026.4.18/中山ダート2400m・4コーナー4番手での線引き
4角着別度数勝率複勝率単勝回収率複勝回収率
4角4番手以内23-16-18-68/12518.4%45.6%137%140%
4角5番手以下4-11-9-229/2531.6%9.5%28%32%

4番手のところで線を引くと、このコースの性格がはっきりします。

勝ち馬27頭のうち23頭が、4コーナーを4番手以内で回っています

そこから外れた馬は複勝率9.5%で、3着以内に来ること自体が難しくなります。

直線が308mしかないうえに、その最後が急坂です。

坂の前で脚を使わされる位置にいると、そこから差を詰める区間がもう残っていません。

ゴール前の坂は前の馬を止めますが、後ろの馬も同じ坂を上ることになる、という当たり前のことが効いているのかなと。

※4角4番手以内の単勝回収率137%は除外後117%、複勝回収率140%も除外後127%を保ちます。

※勝ち星は20頭に分かれているので、特定の馬に頼った数字ではありません。

集計期間:2023.9.16〜2026.4.18/中山ダート2400m・上り3F別
上り3F着別度数勝率複勝率単勝回収率複勝回収率
上り3F38.4秒以内10-8-7-18/4323.3%58.1%283%187%
上り3F38.5〜39.4秒13-14-8-52/8714.9%40.2%118%121%
上り3F39.5秒以上4-5-12-227/2481.6%8.5%7%28%

勝ち馬の平均上り3Fは38.6秒で、速い脚が問われる舞台ではありません。

それでも39.5秒以上かかった馬は勝率1.6%で、この時計になった時点で勝負になっていません。

坂の手前まで脚を余らせておけるかどうか、という話に落ち着きます。

前で運びながら38秒台でまとめる、という形がこのコースの勝ちパターンです。

集計期間:2023.9.16〜2026.4.18/中山ダート2400m・前走の4コーナー通過順別
前走4角着別度数勝率複勝率単勝回収率複勝回収率
前走逃げ(1番手)2-1-2-11/1612.5%31.2%76%83%
前走先行(2〜4番手)11-7-4-60/8213.4%26.8%109%71%
前走中団(5〜9番手)12-14-11-98/1358.9%27.4%86%92%
前走後方(10番手以下)2-5-9-112/1281.6%12.5%20%45%
前走4角4番手以内13-8-6-71/9813.3%27.6%103%73%

こちらは前走の4コーナー通過順なので、出馬表と競馬新聞の段階で確認できます。

前走で4番手以内にいた馬をまとめると、勝率13.3%・単勝回収率103%になります。

コース全体の勝率7.1%・単勝回収率64%と比べると、ここだけで景色がだいぶ変わります。

前走で4番手以内にいた馬が、このレースでも4番手以内を確保できた割合は、逃げていた馬で58.8%、先行していた馬で47.0%です。

前走で後方だった馬になると14.7%まで落ちます。

前で運ぶ癖のある馬でないと、そもそも勝ち負けの位置に取り付けないということです。

前走後方だった組の平均人気は9.4番人気で、市場もきちんと割り引いています。

それでも単勝回収率20%・複勝率12.5%ですから、割り引き方がまだ足りていないという読みになります。

※前走先行の単勝回収率109%は、最高配当を1本除くと83%まで下がります。

※前走4角4番手以内の103%も除外後82%で、勝ち星は12頭に分かれています。

※回収率で押し切る条件というより、好走率が素直に上がる条件として見るのがよさそうです。

※前走で逃げていた馬は16走しかないので、この行は参考値として見てください。

集計期間:2023.9.16〜2026.4.18/中山ダート2400m・前走の4コーナー通過順×枠
条件着別度数勝率複勝率単勝回収率複勝回収率
前走逃げ(1番手)×1〜4枠1-0-1-4/616.7%33.3%145%87%
前走逃げ(1番手)×5〜8枠1-1-1-7/1010.0%30.0%34%81%
前走先行(2〜4番手)×1〜4枠5-4-2-21/3215.6%34.4%127%91%
前走先行(2〜4番手)×5〜8枠6-3-2-39/5012.0%22.0%97%58%
前走中団(5〜9番手)×1〜4枠6-7-4-43/6010.0%28.3%103%129%
前走中団(5〜9番手)×5〜8枠6-7-7-55/758.0%26.7%73%63%
前走後方(10番手以下)×1〜4枠1-3-5-56/651.5%13.8%34%53%
前走後方(10番手以下)×5〜8枠1-2-4-56/631.6%11.1%5%36%

枠との掛け合わせでは、前で運べていた馬ほど内を引いたときの上乗せが大きくなります。

前走先行×1〜4枠が単勝回収率127%、前走中団×1〜4枠が単複ともに100%超です。

一方で前走後方だった馬は、内でも外でも複勝率11〜14%止まりです。

内枠を引いたから巻き返せる、という話にはなりません。

枠より先に見るのは、あくまで前走でどこにいたかのほうという整理になります。

※前走で逃げていた馬の行はどちらも6〜10走なので、参考値として見てください。

※前走先行×1〜4枠の127%は、最高配当を1本除くと74%まで下がります。

※前走中団×1〜4枠の103%も除外後61%で、こちらは複勝回収率129%(除外後102%)のほうが実体に近い数字です。

中山ダート2400mで買える種牡馬|ニューイヤーズデイが5勝でトップ

集計期間:2023.9.16〜2026.4.18/中山ダート2400m・勝ち星上位5頭(5走以上)
種牡馬着別度数勝率複勝率単勝回収率複勝回収率
父:ニューイヤーズデイ5-2-0-4/1145.5%63.6%159%122%
父:ルーラーシップ3-0-1-11/1520.0%26.7%183%73%
父:シニスターミニスター3-1-1-6/1127.3%45.5%225%119%
父:コパノリッキー2-0-1-2/540.0%60.0%314%160%
父:ジャスタウェイ1-0-3-13/175.9%23.5%68%132%

勝ち星の多い順に並べると、ニューイヤーズデイ産駒が5勝で先頭に立ちます。

勝率45.5%・複勝率63.6%は、この舞台では頭ひとつ抜けた数字になります。

勝っている種牡馬とそうでない種牡馬の違いは、4コーナーで何番手にいるかにきれいに出ています。

コース全体では4角4番手以内が33%なのに対し、ニューイヤーズデイ産駒は64%、コパノリッキー産駒は100%、シニスターミニスター産駒は55%です。

いずれも米国の砂で速さを出す血で、前でスピードを持続させる形に向いています。

前で運べる産駒を出す種牡馬が、そのまま勝ち星に直結しているという構図です。

ルーラーシップ産駒だけは4角4番手以内が27%と後ろ寄りで、3勝も差し脚での上積みによるものです。

ジャスタウェイ産駒は勝ち切れないぶん複勝回収率132%が残るので、複勝やワイド、3連系の軸で拾う形になります。

※どの種牡馬も5〜17走とサンプルが薄いので、現時点の傾向として見てください。

※ニューイヤーズデイの単勝回収率159%は除外後113%で、5勝が3頭に分かれています。

※シニスターミニスターの225%も除外後141%を保ちます。

※一方でルーラーシップの183%は除外後39%、コパノリッキーの314%は除外後70%で、こちらは1本依存です。

※出走数が最も多いのはハーツクライ産駒の21走ですが、まだ勝ち星がありません。

ホッコータルマエ産駒も20走で未勝利ですが、複勝回収率は115%と2〜3着はきちんと拾っています。

※両者とも4角4番手以内の割合が32%・14%と後ろからの競馬になりやすいところがあります。

ドレフォン産駒は16走で複勝率31.2%と、勝ち切れないまま好走を重ねています。

※サンプルがさらに集まり次第、更新のたびに追いかけていきたいところです。

中山ダート2400mの母父はクロフネの複勝率43.8%が目を引く

集計期間:2023.9.16〜2026.4.18/中山ダート2400m・勝ち星上位5頭(6走以上)
母父着別度数勝率複勝率単勝回収率複勝回収率
母父:キングカメハメハ2-4-0-18/248.3%25.0%94%88%
母父:クロフネ2-1-4-9/1612.5%43.8%98%246%
母父:ハーツクライ2-0-0-9/1118.2%18.2%57%28%
母父:マンハッタンカフェ1-0-0-9/1010.0%10.0%24%13%
母父:ディープインパクト1-0-0-8/911.1%11.1%36%21%

母父で目を引くのはクロフネの複勝率43.8%・複勝回収率246%です。

複勝圏に来た7走が5頭に分かれていて、1頭が押し上げているだけの数字ではありません。

母系にダートで走る血が入っていると、この距離でも最後まで踏ん張れるという読みができます。

一方で母父ハーツクライ・マンハッタンカフェ・ディープインパクトは、いずれも勝ち星はあるのに複勝率が10〜18%です。

勝ち切るときは勝ち切るけれど、崩れるときは大きく崩れる、という出方になります。

芝で持ち味の出る母系だと、この舞台では持続力の面で足りなくなりやすいのかなと。

※母父クロフネの複勝回収率246%は、最高配当を1本除いても150%を保ちます。

※ただし単勝回収率98%は除外後19%まで落ちるので、単勝で狙う形ではありません。

※複勝やワイド、3連系の軸として扱うのが噛み合います。

※どの母父も9〜24走とサンプルが薄いので、現時点の傾向として見てください。

中山ダート2400mは前走の距離が長かった組が好走|前走芝は奮わない

集計期間:2023.9.16〜2026.4.18/中山ダート2400m・前走の舞台別
前走着別度数勝率複勝率単勝回収率複勝回収率
前走も中山ダ2400m7-6-6-57/769.2%25.0%67%60%
前走が東京のダート2100m6-4-5-50/659.2%23.1%77%97%
前走が中山のダート1800m2-3-3-30/385.3%21.1%38%80%
前走ダ2500m以上3-3-2-13/2114.3%38.1%216%143%
前走ローカルのダート7-8-7-76/987.1%22.4%43%61%
前走芝1-1-1-26/293.4%10.3%99%37%

同じ舞台を使ってきた馬と、東京のダート2100mから来た馬が数のうえでの中心になります。

どちらも勝率9.2%で、コース全体の7.1%をわずかに上回る程度です。

経験そのものが大きな加点になるわけではない、という結果になっています。

目を引くのは前走がダート2500m以上だった組の複勝率38.1%です。

より長い距離を使ってきた馬にとって、2400mは追走が楽になる短縮ローテになります。

この距離を「長い」と感じずに前を取りにいける、というのが中身なのかなと。

逆に前走芝からの替わりは複勝率10.3%で、砂を被る形になると持ち味が出ません。

※前走ダ2500m以上は21走しかないので、参考値として見てください。

※単勝回収率216%は最高配当を1本除くと96%まで下がります。

※複勝回収率143%のほうは除外後114%を保ち、勝ち星も3頭に分かれています。

集計期間:2023.9.16〜2026.4.18/中山ダート2400m・距離変更別
距離変更着別度数勝率複勝率単勝回収率複勝回収率
距離短縮3-4-2-29/387.9%23.7%119%84%
同距離7-8-8-79/1026.9%22.5%50%54%
距離延長17-15-16-176/2247.6%21.4%65%74%

出走の6割近くが距離延長ですが、勝率はどの区分もほぼ同じです。

初めての2400mだからといって割り引く必要はありません。

スタート直後から下りで運べるので、距離が延びたぶんの負担が出にくいのかなと。

延ばして持つかどうかより、前に行けるかどうかで決まるコースという理解でよさそうです。

※距離短縮の単勝回収率119%は38走しかなく、最高配当を1本除くと52%まで下がります。

集計期間:2023.9.16〜2026.4.18/中山ダート2400m・レース間隔別
間隔着別度数勝率複勝率単勝回収率複勝回収率
連闘〜中2週4-8-6-65/834.8%21.7%77%87%
中3〜5週11-12-11-112/1467.5%23.3%57%59%
中6週〜3か月7-6-8-78/997.1%21.2%45%75%
3か月超5-1-1-29/3613.9%19.4%140%55%

間隔を空けた馬でも成績が落ちません。

3か月超の休み明けが勝率13.9%と、むしろ最も高くなっています。

使い詰めの馬ほど数字が伸びないので、余力があるほうが噛み合うコースなのかなと。

※3か月超は36走しかなく、単勝回収率140%も最高配当を1本除くと69%まで下がります。

※複勝率19.4%は全体を下回るので、勝ち切るか凡走するかの振れ幅が大きい区分です。

中山ダート2400mの性別|牡馬と牝馬で成績が変わらない

集計期間:2023.9.16〜2026.4.18/中山ダート2400m・性別
性別着別度数勝率複勝率単勝回収率複勝回収率
牡馬(セン馬含む)23-26-20-253/3227.1%21.4%63%62%
牝馬4-1-7-44/567.1%21.4%68%102%

勝率も複勝率も、牡馬と牝馬でまったく同じ数字になりました。

力の要る長丁場なので牡馬向きに見えますが、そういう差は出ていません。

そもそもこの距離に牝馬が出てくること自体が少なく、出てくる時点である程度ふるいに掛かっているのかなと。

牝馬の複勝回収率102%は、頭数が少ないぶん人気になりにくいことの裏返しという見方ができます。

牝馬だからという理由で割り引く必要はなさそうです。

※牝馬は56走しかないので、現時点の傾向として見てください。

※複勝回収率102%は最高配当を1本除くと73%まで下がります。

※前走で4番手以内にいた牝馬は12走だけなので、脚質との掛け合わせはまだ語れません。

※サンプルが集まり次第、更新の際に触れていきたいと思います。

中山ダート2400mの年齢別成績|5歳以上は勝率2.7%

集計期間:2023.9.16〜2026.4.18/中山ダート2400m・年齢別
年齢着別度数勝率複勝率単勝回収率複勝回収率
3歳7-3-3-20/3321.2%39.4%60%72%
4歳15-17-10-116/1589.5%26.6%78%78%
5歳3-4-9-96/1122.7%14.3%59%65%
6歳以上2-3-5-65/752.7%13.3%45%47%
4歳以下×前走4角4番手以内12-5-4-35/5621.4%37.5%142%92%

3歳が勝率21.2%、4歳が9.5%なのに対し、5歳と6歳以上はそろって2.7%です。

タフな長丁場は年齢を重ねた馬の土俵、というイメージとは逆の結果になります。

このコースで組まれるのは1勝クラスと2勝クラスだけです。

5歳を過ぎてもこのクラスにいる馬は、上のクラスへ抜けられないまま滞留している馬ということになります。

そこに上昇途上の3〜4歳が入ってくるので、力関係がそのまま数字に出ているのかなと。

年齢と脚質を重ねると、4歳以下×前走4角4番手以内が勝率21.4%・単勝回収率142%まで伸びます。

この記事でいちばん実戦で使いやすい形はここになります。

※4歳以下×前走4角4番手以内の142%は、最高配当を1本除いても112%を保ちます。

※勝ち星は11頭に分かれており、特定の馬に頼った数字ではありません。

※ただし56走とサンプルは薄いので、更新のたびに追いかけていきたいところです。

※3歳の出走は33走で、多くは秋以降の1勝クラスです。

中山ダート2400mのクラス別・馬場状態別平均勝ちタイム

集計期間:2023.9.16〜2026.4.18/中山ダート2400m・1着馬の平均タイム
クラス稍重不良
1勝クラス2:36.62:36.82:35.82:33.5
2勝クラス2:35.72:34.12:32.02:36.1

全27レースの平均勝ちタイムは2分35秒8です。

良馬場だと1勝クラスが2分36秒6、2勝クラスが2分35秒7で、その差は1秒もありません。

クラスが上がっても時計がほとんど変わらないのは、このコースの特徴のひとつです。

脚を溜めて速い上がりを使う競馬にならないので、能力差がタイム差として出にくいのかなと。

2分32秒台から2分37秒台のあいだで決着する、と覚えておけば十分です。

※良馬場以外のマスは各1〜3鞍しかないので、参考値として見てください。

集計期間:2023.9.16〜2026.4.18/中山ダート2400m・馬場状態別
馬場着別度数勝率複勝率単勝回収率複勝回収率
19-19-19-216/2737.0%20.9%57%63%
稍重4-4-4-45/577.0%21.1%81%82%
2-2-2-17/238.7%26.1%48%77%
不良2-2-2-19/258.0%24.0%117%82%

馬場が渋っても成績はほとんど動きません。

ダートは水を含むと砂が締まって脚抜きがよくなり、時計は速くなります。

実際、重の勝ちタイムは良より速くなっています。

ただし前が止まらない性質はもともと良馬場でも同じなので、渋ったからといって狙いを変える必要はなさそうです。

※稍重・重・不良はそれぞれ23〜57走しかないので、参考値として見てください。

※不良の単勝回収率117%は、最高配当を1本除くと13%まで落ちる1本依存の数字です。

中山ダート2400mの騎手成績|横山和生騎手の単勝回収率185%

集計期間:2023.9.16〜2026.4.18/中山ダート2400m・勝ち星上位(6鞍以上)
騎手着別度数勝率複勝率単勝回収率複勝回収率
横山和生2-2-0-11/1513.3%26.7%185%85%
戸崎圭太2-1-1-8/1216.7%33.3%57%58%
菅原明良2-0-2-6/1020.0%40.0%137%94%
長浜鴻緒2-0-0-6/825.0%25.0%684%165%
松岡正海1-0-2-13/166.2%18.8%54%37%

27レースしかない条件なので、騎乗数はどの騎手も8〜16鞍にとどまります。

そのなかで横山和生騎手と菅原明良騎手が、勝率と単勝回収率の両方で上に来ています。

長浜鴻緒騎手の単勝回収率684%は8鞍での数字で、大きな配当が中身の大半を占めます。

数字をそのまま信頼する段階ではありませんが、人気薄で持ってくる場面があるのは確かです。

※横山和生騎手の185%は、最高配当を1本除くと41%まで下がります。

※長浜鴻緒騎手の684%も除外後373%と高い水準ですが、母数が8鞍しかありません。

※4鞍で3勝している荻野極騎手は表から外しましたが、複勝回収率162%と結果を出しています。

※騎乗数が積み上がり次第、更新のたびに見直していきます。

中山ダート2400mの人気別信頼度|1番人気の勝率37.0%

集計期間:2023.9.16〜2026.4.18/中山ダート2400m・当日人気別
人気着別度数勝率複勝率単勝回収率複勝回収率
1番人気10-3-2-12/2737.0%55.6%106%83%
2〜3番人気7-7-6-32/5213.5%38.5%61%71%
4〜6番人気3-14-7-56/803.8%30.0%42%88%
7番人気以下7-3-12-197/2193.2%10.0%68%58%

この表の人気は当日のオッズで決まるので、出馬表の段階では確定しません。

1番人気をどこまで信頼できるかを確認するための参考情報として見てください。

1番人気は勝率37.0%で、単勝回収率106%と珍しく元が取れています。

一方で4〜6番人気は勝率3.8%しかないのに複勝率30.0%で、勝ち切れないまま3着以内に流れ込む層です。

1番人気から入って、2〜3着に4〜6番人気を置くという組み立てが噛み合います。

集計期間:2023.9.16〜2026.4.18/中山ダート2400m・前走人気別
前走人気着別度数勝率複勝率単勝回収率複勝回収率
前走1〜3番人気13-7-8-41/6918.8%40.6%93%89%
前走4〜6番人気8-10-3-48/6911.6%30.4%142%91%
前走7番人気以下6-10-15-193/2242.7%13.8%36%58%

出馬表の段階で使えるのは、当日の人気ではなく前走の人気のほうです。

前走で1〜3番人気だった馬が勝率18.8%と最も走ります。

妙味が残るのはその一枚下で、前走4〜6番人気だった馬が単勝回収率142%です。

前走で勝ち切るところまでは期待されていなかった層が、この舞台では巻き返してきます。

逆に前走7番人気以下は勝率2.7%で、力量差がそのまま持ち越されます。

※前走4〜6番人気の142%は、最高配当を1本除いても102%を保ちます。

※勝ち星は8頭に分かれているので、特定の馬に頼った数字ではありません。

中山ダート2400mの消し条件

出馬表の段階で判定できる「消し」をまとめます。

集計期間:2023.9.16〜2026.4.18/中山ダート2400m
条件着別度数勝率複勝率単勝回収率複勝回収率
前走後方(10番手以下)×前走7着以下1-2-4-89/961.0%7.3%3%31%
前走後方(10番手以下)2-5-9-112/1281.6%12.5%20%45%
5歳以上5-7-14-161/1872.7%13.9%53%58%
前走7番人気以下6-10-15-193/2242.7%13.8%36%58%
前走7着以下9-7-7-170/1934.7%11.9%56%51%
前走芝1-1-1-26/293.4%10.3%99%37%

最も強い消しは前走で後方のまま7着以下に敗れていた馬で、複勝率7.3%・単勝回収率3%です。

位置も取れず結果も出なかった前走の内容は、このコースではそのまま繰り返されやすいところがあります。

前走後方(10番手以下)だけでも勝率1.6%なので、まずここで大きく削れます。

脚質の章で見たとおり、後ろから運ぶ馬はそもそも勝負になる位置まで上がれません。

5歳以上も勝率2.7%で、こちらは年齢の章で見たクラス滞留の話がそのまま出ています。

前走7着以下は勝率4.7%と、上の3つに比べればまだ残ります。

大敗の中身が展開によるものなら、前で運べる馬に限って拾う余地はありそうです。

ひとつ注意したいのは前走芝からの替わりで、複勝率10.3%なのに単勝回収率だけ99%あります。

29走で1勝しただけの数字なので、ここを買い材料とは読まないほうがよさそうです。

※前走芝の単勝回収率99%は、その1勝を除くと0%になります。

※5歳以上のうち前走も後方だった馬は、複勝率10.7%・単勝回収率29%とさらに落ちます。

まとめ:中山ダート2400mは前走で4番手以内にいた馬から見る

中山ダート2400mはこういうコース

  • コース全体は単勝回収率64%・複勝回収率68%で、1番人気が勝率37.0%と堅く収まります
  • 4角先頭の勝率37.0%は中山のダートで最も高い数字です
  • 4角で先頭に立った馬は勝率37.0%・単勝回収率350%になります
  • 勝ち馬27頭のうち23頭が4角4番手以内で、そこから外れると複勝率9.5%です
  • 通過順は出馬表では分からないので、前走でどこにいたかを先に見ます
  • 前走4角4番手以内は勝率13.3%・単勝回収率103%です
  • そこに4歳以下を重ねると勝率21.4%・単勝回収率142%まで伸びます
  • 枠は1〜2枠が単勝回収率121%ですが、位置取りでは説明がつきません
  • 距離延長でも勝率7.6%で、初めての2400mを割り引く必要はありません
  • 種牡馬はニューイヤーズデイ(勝率45.5%)とシニスターミニスター(勝率27.3%)が二枚看板です
  • 母父はクロフネが複勝率43.8%・複勝回収率246%と安定しています
  • 前走後方・前走7番人気以下・5歳以上・前走芝はまとめて割引です

高低差4.5mのコースを1周半あまり回る、というだけで消耗戦を思い浮かべるコースです。

実際には4角5番手以下から3着以内に入るのは1割にも届きません。

確認するのは前走で4番手以内にいたことと、4歳以下であることの2つです。

ここを先に見るようにするだけで、検討する馬はかなり絞れます。

年に10回ほどしか組まれない条件なので、データは開催のたびに厚くなっていきます。

傾向に変化があればそのつど更新していきます。

予想の際にはぜひ、本記事のデータを参考にしてみてください。

出典:TARGET frontier JV(集計期間 2023.9.16〜2026.4.18、中山ダート2400m・JRA平地)

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