このページではロゴタイプの種牡馬成績から、産駒の特徴、得意条件を記載しています。
【参考】ロゴタイプ産駒のこれまでの成績
(集計期間:2021.6.6~2024.3.1)
勝率 | 連対率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
---|---|---|---|---|
4.3% | 9.5% | 16.4% | 38% | 69% |
勝率 | 連対率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
---|---|---|---|---|
5.2% | 10.8% | 16.4% | 30% | 80% |
わずかの差ながらもダートのほうが成績は優秀です。
勝率 | 連対率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
---|---|---|---|---|
5.5% | 11.5% | 20.6% | 76% | 90% |
芝・ダートと馬場問わずこの距離での活躍が目立っています。
既に5歳世代まで、産駒は出ていますが、2勝クラスや3勝クラスの勝ち星はなし。
オメガギネスやラブリイユアアイズのような重賞級の馬もこれまで出てきているものの、産駒的な爆発力はこれまでそれほど感じない印象。
◆馬体重480kg以上の成績
勝率 | 連対率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
---|---|---|---|---|
7.6% | 14.1% | 21.2% | 85% | 86% |
479kg以下との比較では
◆馬体重479kg以下の成績
勝率 | 連対率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
---|---|---|---|---|
3.0% | 7.6% | 14.5% | 20% | 62% |
集計期間内ではともに13勝も、馬券率、回収率ともに480kg以上のほうが成績は優秀。
さらに480kg以上はダート成績に絞ると
◆馬体重480kg以上×ダート
勝率 | 連対率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
---|---|---|---|---|
9.7% | 17.5% | 24.3% | 54% | 108% |
◆1番人気×1600~1800m
勝率 | 連対率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
---|---|---|---|---|
43.8% | 56.3% | 75.0% | 121% | 102% |
これまでの傾向の部分でもご紹介しましたが、やはり得意距離は1600~1800m。
ここで上位人気に推された際には、安定して走る傾向にあります。
勝率 | 連対率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
---|---|---|---|---|
9.3% | 14.0% | 25.6% | 111% | 101% |
芝については、洋芝の適性が高く、力感に振られているタイプが多いのでダートもこなします。
単勝回収率については、ラブリイユアアイズが引き上げているものが大きいものの、今後もこの二つのコースでの穴あけには期待したいところです。
通算30戦6勝。
主な勝ち鞍として朝日杯FS、皐月賞、安田記念。
「好位から抜け出し」というセンスの良さと「粘り強さ」を武器に活躍。
連勝を重ねて皐月賞を制した後の日本ダービーでは、さすがに距離が長かったか、直線で一杯。
キズナ、エピファネイアに後塵を拝し5着に。
そこからリズムを崩したわけではないものの、決め手不足が露見し勝ち切れない競馬が長いことが続きます。
復活を遂げたのは6歳春の安田記念。
真ん中の枠から厳しいペースに持ち込まず、直線では早めに後続を突き放して、モーリスの追い上げを退ける田辺騎手のファインプレーが決まり、久々のタイトルに。
翌年の安田記念でも思い切った逃げ込みで、サトノアラジンの2着に粘りこむなど、ここぞという場面での意外性が光った現役時代でした。
父のローエングリンは逃げの名脇役。
中山記念(2回)、マイラーズCなどを制するものの、GⅠではあと一歩と言える現役時代でした。
母のステレオタイプは、JRA未勝利、園田で2勝という成績も、祖母のスターバレリーナが名牝。
ファミリーには、グランパドドゥやパドトロワといった活躍馬も出ています。
Haloのクロスを持つことや、牝系の米国色の強さからキレ味というより序盤から出して行っての粘りこむ能力に優れている馬が出るのも納得の血統構成です。
この記事内でも取り上げている、オメガギネス、ラブリイユアアイズの共通点として挙げられるのは、デインヒルを繁殖が持っているということ。
この組み合わせで、今後また大物が出てくることを期待しています。
サンデーサイレンスの3×3という強烈なクロスの持ち主で、母父がワイルドラッシュということからもパワー型でダートでこそ。
デビューから堅実に成績を残してきたものの、ワンパンチ不足も目立つタイプ。
まだ4歳なので、今後も順調にキャリアを積んでいってくれればと思っています。
同牝系からはクラウンプライドが出ており、母スクラッタの姉は南関東の名牝エミーズパラダイス。
母父キングカメハメハ、3代父にアグネスタキオンを持つことからもダート適性の高い馬と見ています。
未勝利戦を勝ち上がった後は、パンチの足りない成績が続いていますが、堅実にまとめているのもまた事実。
今後に注目しています。
芝でキャリアを積んでいる一頭。
不良馬場もこなせるタイプで、おそらく母父プリサイスエンドということからもダートでも。
ダート替わりでの一発に期待したいと思います。
◆大系統‐サドラーズウェルズ系