結論:京都芝1600m内回りは「2歳・3歳限定」の別番組
| 項目 | 数値 |
|---|---|
| 1周(芝内回り) | 1,782.8m |
| 直線 | 328.4m |
| コース全体の高低差 | 3.1m |
| ゴール前の坂 | なし(4コーナーからゴールまで平坦) |
| スタート | 2コーナー奥のポケット/外回りより約100m手前 |
| 平均頭数 | 14.9頭 |
| 平均勝ちタイム | 1:34.9 |
| 勝ち馬の平均上り3F | 34.9秒 |
| 4角先頭の勝率 | 23.6% |
京都の芝は3コーナーで内回りと外回りに分かれ、4コーナーで合流します。
芝1600mはどちらのコースでも組まれますが、走っている馬がまったく違います。
| クラス | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 新馬 | 32-32-32-371/467 | 6.9% | 20.6% | 67% | 78% |
| 未勝利 | 60-60-60-699/879 | 6.8% | 20.5% | 86% | 76% |
| 1勝クラス | 14-14-14-88/130 | 10.8% | 32.3% | 63% | 62% |
内回りで組まれるのは新馬・未勝利・1勝クラスだけです。
2勝クラス以上は1レースもありません。
| 年齢 | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2歳 | 51-51-51-500/653 | 7.8% | 23.4% | 73% | 71% |
| 3歳 | 55-55-55-658/823 | 6.7% | 20.0% | 82% | 78% |
年齢も2歳と3歳だけで、4歳以上は1頭も走っていません。
一方の外回りは1勝クラス以上が中心で、オープンが33%を占めます。
つまり内回りと外回りの数字を並べて比べても、コースの違いを見ていることにはなりません。
内回りの数字は「京都の若駒戦のデータ」として読むのが正しい形になります。
| 枠 | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1〜2枠 | 22-17-17-248/304 | 7.2% | 18.4% | 47% | 47% |
| 3〜4枠 | 27-29-21-266/343 | 7.9% | 22.4% | 68% | 63% |
| 5〜6枠 | 23-23-23-301/370 | 6.2% | 18.6% | 74% | 47% |
| 7〜8枠 | 34-37-45-343/459 | 7.4% | 25.3% | 109% | 125% |
勝率は3〜4枠の7.9%が最上位で、枠による差はそれほど大きくありません。
差が出るのは回収面で、7〜8枠の単勝回収率109%に対して1〜2枠は47%です。
新馬・未勝利は能力が読み切れないぶん、内枠の馬に人気が集まりやすいところです。
複勝率でも7〜8枠の25.3%が最上位になっています。
| 4角の位置 | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 4角1番手(逃げ) | 25-16-14-51/106 | 23.6% | 51.9% | 217% | 147% |
| 4角2〜4番手 | 46-44-44-255/389 | 11.8% | 34.4% | 174% | 105% |
| 4角5〜9番手 | 31-35-35-407/508 | 6.1% | 19.9% | 42% | 64% |
| 4角10番手以下 | 4-11-13-445/473 | 0.8% | 5.9% | 6% | 46% |
4角で先頭に立った馬は勝率23.6%・単勝回収率217%です。
4角2〜4番手も単勝回収率174%で、前で運べた馬に配当がついています。
4角10番手以下は勝率0.8%・複勝率5.9%・単勝回収率6%しかありません。
直線328.4mでゴール前に坂もないので、後ろから位置を挽回する形にはなりにくいコースです。
| 上がり順位 | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 上がり1位 | 45-29-15-40/129 | 34.9% | 69.0% | 213% | 221% |
| 上がり2〜3位 | 45-47-44-146/282 | 16.0% | 48.2% | 155% | 159% |
| 上がり4〜5位 | 14-24-35-237/310 | 4.5% | 23.5% | 138% | 100% |
| 上がり6位以下 | 2-6-12-735/755 | 0.3% | 2.6% | 1% | 9% |
勝ち馬の平均上り3Fは34.9秒です。
上がり1位は勝率34.9%・単勝回収率213%です。
目を引くのは上がり4〜5位の単勝回収率138%で、飛び抜けた末脚がなくても位置さえ取れていれば残せています。
逆に上がり6位以下は755走して2勝、単勝回収率1%です。
勝ち星のトップはエピファネイアの12勝で、勝率14.1%・複勝率37.6%です。
キズナも10勝・勝率15.6%で続きます。
単勝回収率で100%を超えるのはキタサンブラックの123%だけです。
ただし35走で5勝という中身なので、傾向として見ておく程度にとどめたいところです。
| 母父 | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| ディープインパクト | 12-11-8-116/147 | 8.2% | 21.1% | 218% | 67% |
| キングカメハメハ | 5-5-4-62/76 | 6.6% | 18.4% | 31% | 59% |
| ハーツクライ | 4-7-2-27/40 | 10.0% | 32.5% | 100% | 87% |
| ゼンノロブロイ | 4-0-1-16/21 | 19.0% | 23.8% | 94% | 62% |
| チチカステナンゴ | 3-3-0-3/9 | 33.3% | 66.7% | 153% | 812% |
母父ディープインパクトは12勝でトップ、単勝回収率218%です。
勝率8.2%は全体の7.2%を少し上回る程度ですが、勝ったときの配当が大きくなっています。
若駒戦では母系の影響が読みにくいぶん、人気になりにくい面はありそうです。
| 前走 | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 前走芝 | 74-70-70-603/817 | 9.1% | 26.2% | 102% | 85% |
| 前走ダート | 0-3-4-122/129 | 0.0% | 5.4% | 0% | 41% |
前走ダートからの臨戦は129走して0勝、複勝率5.4%、単勝回収率0%です。
3着以内に入ったのが7回だけという結果になっています。
前走芝の勝率9.1%・単勝回収率102%とは、比較にならない差がついています。
未勝利戦でダートを試して芝に戻す形は、このコースでは結果が出ていません。
| 前走の位置 | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 前走4角1番手 | 4-6-5-52/67 | 6.0% | 22.4% | 23% | 57% |
| 前走4角2〜4番手 | 35-31-18-165/249 | 14.1% | 33.7% | 76% | 68% |
| 前走4角5〜9番手 | 22-24-31-274/351 | 6.3% | 21.9% | 149% | 94% |
| 前走4角10番手以下 | 13-11-19-229/272 | 4.8% | 15.8% | 39% | 75% |
前走4角の位置は出馬表の時点で確認できます。
前走で前に付けられていた馬のほうが、このコースでは数字が出ています。
| 距離 | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 距離短縮 | 16-20-15-193/244 | 6.6% | 20.9% | 142% | 97% |
| 同距離 | 49-38-35-289/411 | 11.9% | 29.7% | 86% | 75% |
| 距離延長 | 9-15-24-243/291 | 3.1% | 16.5% | 46% | 69% |
同距離が勝率11.9%で最上位、距離短縮は単勝回収率142%です。
距離延長は勝率3.1%・単勝回収率46%まで落ちます。
| 間隔 | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 連闘〜中2週 | 18-19-25-276/338 | 5.3% | 18.3% | 29% | 59% |
| 中3〜5週 | 24-17-23-153/217 | 11.1% | 29.5% | 99% | 101% |
| 中6週〜3か月 | 25-27-22-206/280 | 8.9% | 26.4% | 85% | 85% |
| 3か月超 | 7-10-4-90/111 | 6.3% | 18.9% | 254% | 80% |
中3〜5週が勝率11.1%で最上位です。
連闘〜中2週は勝率5.3%・単勝回収率29%と厳しい数字になっています。
3か月超の単勝回収率254%は111走で7勝という中身なので、そのまま買い条件にはできません。
年齢は2歳44%・3歳56%で、4歳以上は1頭も走っていません。
年齢別の比較は成り立たないので、この記事では章を設けていません。
| 性別 | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 牡馬(セン馬含む) | 49-52-45-454/600 | 8.2% | 24.3% | 52% | 85% |
| 牝馬 | 57-54-61-704/876 | 6.5% | 19.6% | 95% | 68% |
牝馬は勝率6.5%・複勝率19.6%で、牡馬の8.2%・24.3%を下回ります。
ところが単勝回収率は牝馬95%・牡馬52%と逆転します。
好走率が低いぶん人気を落としやすく、勝ったときの配当が大きくなっている形です。
| クラス | 平均勝ちタイム |
|---|---|
| 新馬 | 1:35.6 |
| 未勝利 | 1:34.6 |
| 1勝クラス | 1:34.1 |
| 馬場 | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 良 | 86-86-86-934/1192 | 7.2% | 21.6% | 57% | 78% |
| 稍重 | 13-13-13-138/177 | 7.3% | 22.0% | 199% | 69% |
| 重 | 5-5-5-58/73 | 6.8% | 20.5% | 100% | 54% |
| 不良 | 2-2-2-28/34 | 5.9% | 17.6% | 110% | 58% |
新馬と1勝クラスで1.5秒の差があります。
芝は馬場が渋るとタイムがかかり、良の1:34.6に対して不良は1:37.0です。
ダートと逆の動き方をするので、時計の見方を切り替えたいところです。
稍重の単勝回収率199%は177走で13勝という中身で、母数が小さい点には注意が要ります。
| 騎手 | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 川田将雅 | 12-5-3-6/26 | 46.2% | 76.9% | 131% | 103% |
| 浜中俊 | 9-1-1-20/31 | 29.0% | 35.5% | 185% | 83% |
| 西村淳也 | 7-5-9-37/58 | 12.1% | 36.2% | 68% | 90% |
| 松山弘平 | 7-3-3-39/52 | 13.5% | 25.0% | 304% | 83% |
| 北村友一 | 6-3-2-34/45 | 13.3% | 24.4% | 104% | 55% |
勝ち星のトップは川田将雅騎手の12勝で、勝率46.2%・複勝率76.9%です。
26走で12勝という数字で、単勝回収率131%と回収面でも残ります。
浜中俊騎手の単勝回収率185%、松山弘平騎手の304%も目を引きます。
ただし松山騎手は52走で7勝という中身なので、大きい配当が1本入っている可能性は考えておきたいところです。
| 人気 | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1番人気 | 30-23-11-42/106 | 28.3% | 60.4% | 72% | 79% |
| 2〜3番人気 | 38-36-28-110/212 | 17.9% | 48.1% | 79% | 77% |
| 4〜6番人気 | 23-30-35-229/317 | 7.3% | 27.8% | 80% | 84% |
| 7〜9番人気 | 14-11-17-259/301 | 4.7% | 14.0% | 132% | 85% |
| 10番人気以下 | 1-6-15-518/540 | 0.2% | 4.1% | 47% | 64% |
1番人気は勝率28.3%・複勝率60.4%です。
新馬・未勝利中心のコースなので、古馬の条件戦ほどには人気が当たりません。
単勝回収率で最上位は7〜9番人気の132%になります。
この層は複勝率14.0%しかないので、複勝やワイド、3連系の軸には向きません。
京都芝1600m内回りで評価を下げたい条件
前走ダートの割引は、この距離とクラスに限った話です。
ダートで芽が出なかった若駒が芝で一変する例がないわけではありませんが、京都芝1600m内回りでは今のところ結果が出ていません。
京都芝1600m内回りのポイント
京都芝1600mを調べるときは、まず内回りか外回りかを確認したいところです。
内回りなら相手は2歳か3歳の未勝利級で、古馬の条件戦とは見方がまったく変わります。
そのうえで前走が芝だったか、前で運べていたかを重ねると、検討する馬はかなり絞れます。
同じ京都の芝でも、芝1600m外回りや芝1200mとは求められるものが変わります。
若駒戦は世代が入れ替わるたびに顔ぶれが変わるので、そのつど確かめ直します。
予想の際にはぜひ、本記事のデータを参考にしてみてください。
出典:TARGET frontier JV(集計期間 2023.10.7〜2026.5.31、京都芝1600m内回り・JRA平地)