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【予想に役立つ】函館競馬芝1200m戦の血統傾向/成績上位種牡馬/得意騎手まとめ

このページでは、函館競馬芝1200mのコースの特徴、各クラス別の勝ち時計の平均や活躍血統、成績上位騎手について解説しています。

函館競馬芝1200m戦コースの特徴

画像引用:JRA

スタートは2コーナーの奥、3コーナーまでは490mと長い距離があるものの、スプリント戦ということもあり、ラップは緩むことはありません。

前半は上り坂と海からの強い追い風にさらされることも多くあり、加えて芝質も洋芝であることから全体的に時計もかかり、かなり負荷が強くなりやすい条件です。

負荷が強くなると、逃げ馬は踏ん張り切れずに直線で失速してしまう一方で、普段は時計勝負で台頭できない差し馬にチャンスが巡ってくることもあります。

難しいのは、この芝が雨の影響や仮柵位置を変えることによって傾向が変わりやすいこと。

基本的にはイン前有利のコースレイアウトも、開催が進むごとに内を使う馬が思うように成績を残せないということもしばしば。

枠順的には大きな偏りはないものの、開催終盤は外差しになりやすいことからも6枠、7枠が幾分優位。

外有利になっても極端な外は良いとは言い切れないという難しさも持ちます。

◆枠順別成績

枠番成績勝率連対率複勝率単勝回収率複勝回収率
1枠18-19-23-172/2327.8%15.9%25.9%83%92%
2枠16-26-17-182/2416.6%17.4%24.5%42%73%
3枠18-13-22-197/2507.2%12.4%21.2%57%65%
4枠20-19-21-210/2707.4%14.4%22.2%58%83%
5枠21-16-20-223/2807.5%13.2%20.4%93%72%
6枠32-25-21-222/30010.7%19.0%26.0%110%82%
7枠25-30-22-232/3098.1%17.8%24.9%70%98%
8枠22-22-26-248/3186.9%13.8%22.0%46%67%
集計期間:2020.6.13~2023.7.16

函館競馬芝1200m各クラス別・馬場状態別平均勝ちタイム

クラスやや重不良
新馬戦1:10.31:10.9
未勝利戦1:09.61:10.51:11.6
1勝クラス1:09.21:09.81:11.7
2勝クラス1:08.81:09.81:12.7
3勝クラス1:08.61:10.2
オープン1:08.61:09.3
集計期間:2020.6.13~2023.7.16

短距離ということもありますが、ラップ面でも新馬とOPまでそれほど大きな開きはなく。

函館競馬芝1200m戦の成績上位種牡馬

種牡馬成績勝率連対率複勝率単勝回収率複勝回収率
ロードカナロア13-17-7-90/12710.2%23.6%29.1%46%63%
ダイワメジャー9-5-6-80/1009.0%14.0%20.0%39%51%
モーリス9-3-4-43/5915.3%20.3%27.1%166%98%
ビッグアーサー6-6-7-29/4812.5%25.0%39.6%65%83%
ジョーカプチーノ6-3-1-15/2524.0%36.0%40.0%140%80%
集計期間:2020.6.13~2023.7.16

首位はロードカナロア産駒も、元の期待度が高いということもあり、馬券的な旨味はベタ買いでは存在せず。

ダイワメジャーやモーリスといったパワー型マイラーを出しやすい馬に加えて、現役時はマイラーも血統構成自体は中長距離型のジョーカプチーノ産駒の成績も優秀。

このことからも、函館芝1200m戦は負荷のかかりやすいコースであることが伺えます。

母父にサクラバクシンオーが上位成績を収めているように、ビッグアーサーも成績は良好。

ローカル芝短距離戦では今後も広く活躍していくことが期待されます。

函館競馬芝1200m戦の成績上位母父馬

母父成績勝率連対率複勝率単勝回収率複勝回収率
サクラバクシンオー10-9-7-64/9011.1%21.1%28.9%156%96%
フレンチデピュティ8-6-2-40/5614.3%25.0%28.6%58%86%
クロフネ7-3-6-55/719.9%14.1%22.5%157%66%
サンデーサイレンス7-3-3-34/4714.9%21.3%27.7%287%92%
ディープインパクト5-10-6-65/865.8%17.4%24.4%25%49%
集計期間:2020.6.13~2023.7.16

トップはサクラバクシンオー。

小回りコースで直線上り坂ではない舞台で成績が良いのは、父系がプリンスリーギフト系統である馬によく見られる傾向ではあります。

他は持久力型に出やすいクロフネやその父のフレンチデピュティ、なによりサンデーサイレンスも母父として成績上位なことに驚き。

もう該当馬はなかなか見られないと思いますが、大種牡馬の威光を感じ取ることのできるデータです。

函館競馬芝1200m戦の成績上位騎手

騎手成績勝率連対率複勝率単勝回収率複勝回収率
横山武史17-13-19-55/10416.3%28.8%47.1%74%95%
武豊16-14-13-33/7621.1%39.5%56.6%121%111%
池添謙一13-9-5-67/9413.8%23.4%28.7%72%54%
藤岡佑介11-9-7-51/7814.1%25.6%34.6%64%76%
鮫島克駿11-6-6-43/6616.7%25.8%34.8%129%92%
集計期間:2020.6.13~2023.7.16

首位は横山武史騎手。

特にこの条件下で、内枠に入った際には注目です。

池添謙一騎手も1枠に入った際の成績は抜群なので、要チェック。

対照的に藤岡佑介騎手は勝ち星は全て6枠より外という極端な成績。

武豊騎手の複勝率は驚異の56.6%、これは得意条件と呼べるでしょう。

函館競馬芝1200m戦の馬券のヒント

・頻繁に馬場傾向が変わる
・モーリスやダイワメジャー産駒のパワー型スプリンター優位
・サクラバクシンオー経由のプリンスリーギフト系統も適性有
・横山武史騎手と池添騎手の内枠
・武豊騎手は枠差なく、藤岡佑介騎手は外でこそ

Tokuma

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