結論:函館ダート1700mは「人気と先行の両立」が理想
| 項目 | 数値 |
|---|---|
| 1周(ダート) | 1,475.8m |
| 直線 | 260.3m(JRAのダートで最短) |
| コース全体の高低差 | 3.5m(ローカル場で最大) |
| ゴール前の坂 | なし(緩い下り) |
| スタート | 4コーナーを回った正面スタンド前/1コーナーまで約330m |
| 平均頭数 | 12.6頭 |
| 平均勝ちタイム | 1:45.3 |
| 勝ち馬の平均上り3F | 37.7秒 |
| 4角先頭の勝率 | 35.2% |
函館のダートは右回りで、1周1,475.8m、直線は260.3mです。
この260.3mはJRAのダートコースで最も短く、直線を待ってから追い出す競馬はまず間に合いません。
1700mは1周と少しを走る計算になり、スタートは4コーナーを回り切った正面スタンド前に置かれています。
1コーナーまでは約330mあるので、テンで位置を取り合う時間は十分にあります。
そしてゴール板を過ぎてから2コーナーまでは緩い下りが続くため、序盤の隊列は速くなりやすい形です。
向正面から3コーナーにかけては一転して上りになり、3〜4コーナーは外に膨れにくいスパイラルカーブです。
坂の頂上を過ぎると直線半ばまで緩い下りなので、前に行った馬が止まりにくい作りになっています。
コース全体の高低差3.5mはローカル場で最大で、ほぼ平坦な札幌とは同じ北海道でも性格が違います。
| 条件 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 全体 | 108-108-108-990/1314 | 8.2% | 16.4% | 24.7% | 73% | 79% |
全体では勝率8.2%・複勝率24.7%です。
集計期間の108レースはすべて6月と7月の夏開催で、平均頭数は12.6頭と少なめになります。
| 枠 | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1〜2枠 | 11-28-21-151/211 | 5.2% | 28.4% | 32% | 97% |
| 3〜4枠 | 24-20-32-239/315 | 7.6% | 24.1% | 93% | 91% |
| 5〜6枠 | 31-25-29-292/377 | 8.2% | 22.5% | 68% | 66% |
| 7〜8枠 | 42-35-26-308/411 | 10.2% | 25.1% | 85% | 74% |
小回りなので内枠が有利かと思いきや、勝率は7〜8枠の10.2%が最上位で、1〜2枠は5.2%まで落ちます。
単勝回収率も1〜2枠だけが32%と極端に低い数字です。
複勝率は28.4%と4つの枠帯で最も高いので、来ることは来るが勝ち切れないのが内枠、という形になっています。
位置取りの面で不利があるのかを確かめておきます。
| 枠 | 4角で先頭に立てた割合 | 4角4番手以内に付けられた割合 |
|---|---|---|
| 1〜2枠 | 7.5% | 36.6% |
| 3〜4枠 | 8.2% | 33.4% |
| 5〜6枠 | 6.1% | 38.4% |
| 7〜8枠 | 10.4% | 39.7% |
1コーナーまで約330mあるおかげで、好位を取れた割合は枠帯でほとんど変わりません。
1〜2枠でも36.6%が4角4番手以内に付けられており、位置を取れないから沈んでいるわけではないと分かります。
差が出るのは、同じ好位に付けたあとの伸びのほうです。
| 条件 | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1〜2枠×4角4番手以内 | 7-21-11-39/78 | 9.0% | 50.0% | 23% | 129% |
| 3〜4枠×4角4番手以内 | 21-14-21-49/105 | 20.0% | 53.3% | 238% | 155% |
| 5〜6枠×4角4番手以内 | 30-18-23-74/145 | 20.7% | 49.0% | 173% | 127% |
| 7〜8枠×4角4番手以内 | 35-29-18-82/164 | 21.3% | 50.0% | 176% | 145% |
同じ4角4番手以内でも、3〜8枠が勝率20%前後なのに対し、1〜2枠だけが9.0%です。
着別度数7-21-11と2着が突出しており、複勝回収率129%は残るのに単勝回収率は23%しかありません。
直線が260.3mしかないため、内で前をふさがれると進路を作り直す余地がないのだと考察できます。
そのうえ「小回りは内枠有利」というイメージは分かりやすく、人気にも織り込まれやすいところです。
| 条件 | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1〜3番人気×1〜2枠 | 9-14-10-19/52 | 17.3% | 63.5% | 48% | 100% |
| 1〜3番人気×3〜8枠 | 59-43-37-131/270 | 21.9% | 51.5% | 66% | 76% |
上位人気に限っても、1〜2枠は勝率17.3%・単勝回収率48%と、外目の枠に見劣りします。
内枠の人気馬は複勝率63.5%と3着内にはよく来るので、単勝より複勝やワイド、3連系の相手として扱うのが実情に合っていそうです。
| 4角の位置 | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 4角1番手(逃げ) | 38-22-14-34/108 | 35.2% | 68.5% | 304% | 188% |
| 4角2〜4番手 | 55-60-59-210/384 | 14.3% | 45.3% | 125% | 125% |
| 4角5〜9番手 | 15-23-30-451/519 | 2.9% | 13.1% | 30% | 60% |
| 4角10番手以下 | 0-3-5-295/303 | 0.0% | 2.6% | 0% | 15% |
108勝のうち93勝を、4角を4番手以内で回った馬が挙げています。
4角で先頭に立った馬は勝率35.2%・単勝回収率304%で、勝ち馬は38頭に散っているので特定の1頭が作った数字ではありません。
2〜4番手も単複とも回収率が100%を超えており、前で運ぶこと自体はまだ評価が追いついていない印象です。
一方で4角5番手以下は822走して15勝、勝率1.8%です。
4角10番手以下に至っては303走して未勝利で、複勝率も2.6%にとどまります。
この35.2%という数字が高いのか、同じ距離のコースと並べて確かめます。
| コース | 1番人気の勝率 | 4角先頭の勝率 |
|---|---|---|
| 函館ダート1700m | 39.8% | 35.2% |
| 札幌ダート1700m | 36.0% | 38.0% |
| 小倉ダート1700m | 31.1% | 36.9% |
| 福島ダート1700m | 29.5% | 30.6% |
| 京都ダート1800m | 36.5% | 31.0% |
| 中山ダート1800m | 36.5% | 28.3% |
4角先頭の勝率だけを見れば、35.2%は札幌や小倉に届かず、ダート1700mの4場では3番目です。
ところが1番人気の勝率39.8%のほうは、この6コースで最も高くなります。
JRAのダート27コースで見ても、中京ダート1200mの43.7%に次ぐ2位です。
前が止まりにくいコースは人気薄の逃げ残りで荒れやすいものですが、函館ダート1700mは前有利と人気の堅さが同居している珍しい部類になります。
平均12.6頭という少頭数と、未勝利・1勝クラス中心の番組で力差が素直に出やすいことが効いているのかなと。
| 上がり順位 | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 上がり1位 | 48-26-11-36/121 | 39.7% | 70.2% | 241% | 177% |
| 上がり2〜3位 | 44-58-52-118/272 | 16.2% | 56.6% | 205% | 193% |
| 上がり4〜5位 | 14-17-33-205/269 | 5.2% | 23.8% | 37% | 94% |
| 上がり6位以下 | 2-7-12-631/652 | 0.3% | 3.2% | 2% | 8% |
勝ち馬の平均上り3Fは37.7秒です。
上がり1位の勝率39.7%は目を引きますが、これは結果として速い上がりになったという側面もあります。
予想で見るべきは、その脚をどの位置から使えたかのほうです。
| 条件 | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 上がり1位×4角4番手以内 | 37-13-3-0/53 | 69.8% | 100.0% | 348% | 197% |
| 上がり1位×4角5番手以下 | 11-13-8-36/68 | 16.2% | 47.1% | 158% | 162% |
4番手以内でメンバー最速の上がりを使えた馬は、53走して着外なしの複勝率100.0%です。
同じ最速の脚でも、5番手以下からでは勝率16.2%まで落ちます。
末脚の絶対値より、それを前で使えているかどうかを見るコースということになります。
| 種牡馬 | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| マインドユアビスケッツ | 6-9-3-24/42 | 14.3% | 42.9% | 104% | 94% |
| キズナ | 6-3-2-24/35 | 17.1% | 31.4% | 83% | 58% |
| ドレフォン | 6-7-6-47/66 | 9.1% | 28.8% | 42% | 100% |
| ルヴァンスレーヴ | 5-3-4-24/36 | 13.9% | 33.3% | 44% | 72% |
| サンダースノー | 4-1-1-8/14 | 28.6% | 42.9% | 83% | 138% |
勝ち星のトップはマインドユアビスケッツ、キズナ、ドレフォンの6勝で並びます。
中身がいちばん濃いのはマインドユアビスケッツで、42走して着別度数6-9-3、複勝率42.9%は5頭の中で最上位です。
単勝回収率104%のほうは大きめの配当1本を含むので、そのままは受け取らないほうがよさそうです。
ダートのスピードと持続力を伝える血統で、テンから押していける産駒が多いのがこの舞台に噛み合っているのだと思います。
キズナは35走で6勝、勝率17.1%と勝ち切る強さがあります。
ドレフォンは66走と最も多く使われて勝率9.1%ですが、複勝回収率100%は水準を保っています。
ルヴァンスレーヴは勝率13.9%と健闘する一方、単勝回収率44%と妙味は乏しめです。
母数14走と参考程度ながら、サンダースノーが4勝・複勝回収率138%を挙げている点は覚えておきたいところです。
どの種牡馬も母数は70走に届かないので、サンプルがさらに集まり次第、この章は更新したいと思います。
| 母父 | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| ディープインパクト | 8-5-3-37/53 | 15.1% | 30.2% | 134% | 68% |
| ゴールドアリュール | 7-4-2-34/47 | 14.9% | 27.7% | 115% | 62% |
| マンハッタンカフェ | 5-3-3-16/27 | 18.5% | 40.7% | 51% | 67% |
| ハーツクライ | 5-3-5-36/49 | 10.2% | 26.5% | 86% | 102% |
| Tapit | 4-0-1-3/8 | 50.0% | 62.5% | 217% | 119% |
母父は最多8勝のディープインパクトが勝率15.1%で、母父ゴールドアリュールの14.9%がそれに続きます。
ディープインパクトの単勝回収率134%は最高配当の1本を除くと51%まで下がるので、額面どおりには読めません。
ゴールドアリュールの115%のほうは1本を除いても88%が残り、こちらのほうが安定しています。
母父Tapitは8走で4勝と目を引きますが、母数が少なすぎるので現時点では参考にとどめます。
タフな流れになりやすい舞台らしく、上位には中距離で実績を残した母父が並ぶ形になりました。
| 前走の位置 | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 前走4角1番手 | 15-12-8-71/106 | 14.2% | 33.0% | 65% | 76% |
| 前走4角2〜4番手 | 49-41-47-262/399 | 12.3% | 34.3% | 88% | 89% |
| 前走4角5〜9番手 | 29-43-34-368/474 | 6.1% | 22.4% | 58% | 76% |
| 前走4角10番手以下 | 13-12-18-272/315 | 4.1% | 13.7% | 82% | 75% |
4角の位置はレースが終わるまで分かりませんが、前走の位置なら出馬表の段階で確認できます。
前走4角1番手なら勝率14.2%、2〜4番手なら複勝率34.3%と、前で運べていた馬が基準になります。
前走4角10番手以下は勝率4.1%・複勝率13.7%で、前で競馬ができる裏づけのない馬は積極的に狙いにくいところです。
| 前走の場 | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 函館 | 45-46-47-403/541 | 8.3% | 25.5% | 71% | 73% |
| 東京 | 16-16-17-142/191 | 8.4% | 25.7% | 116% | 98% |
| 京都 | 15-11-11-118/155 | 9.7% | 23.9% | 66% | 68% |
| 阪神 | 9-6-5-79/99 | 9.1% | 20.2% | 96% | 52% |
| 福島 | 3-10-9-70/92 | 3.3% | 23.9% | 82% | 86% |
| 新潟 | 8-9-8-67/92 | 8.7% | 27.2% | 34% | 117% |
| 中山 | 8-4-7-57/76 | 10.5% | 25.0% | 45% | 99% |
前走が函館だった滞在組が541走と全体の4割を占め、その成績は勝率8.3%とほぼ全体並みです。
輸送がなく順調に使えるという利点は、すでにオッズへ織り込まれていると見たほうがよさそうです。
前走東京の単勝回収率116%は最高配当の1本を除くと62%まで落ちるので、こちらも決め手にはできません。
前走の場そのものでは大きな差が出ないコース、と整理しておくのが実情に近いところです。
| 前走 | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 前走芝 | 6-5-5-129/145 | 4.1% | 11.0% | 119% | 109% |
| 前走ダート | 101-103-102-850/1156 | 8.7% | 26.5% | 68% | 76% |
前走芝からの転戦は複勝率11.0%と、前走ダートの26.5%に大きく見劣りします。
単勝回収率119%は最高配当の1本を除くと59%まで下がるため、ダート替わりの一変に期待する形ではありません。
| 距離 | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 距離短縮 | 37-36-33-320/426 | 8.7% | 24.9% | 41% | 91% |
| 同距離 | 46-55-50-401/552 | 8.3% | 27.4% | 67% | 65% |
| 距離延長 | 24-17-24-258/323 | 7.4% | 20.1% | 130% | 90% |
距離変化では、勝率こそ短縮が8.7%で最上位ですが、単勝回収率は41%と奮いません。
短縮組の中心は前走1800m組の325走で、人気を集めやすいわりに配当が返ってこない形です。
逆に距離延長は勝率7.4%と見劣りするのに、単勝回収率は130%まで伸びます。
これは人気薄が突っ込んでくる条件なので、延長組の中身をもう一段割ってみます。
| 条件 | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 距離延長×前走1400m以下 | 13-9-13-150/185 | 7.0% | 18.9% | 186% | 111% |
| 距離延長×前走1500m以上 | 11-8-11-108/138 | 8.0% | 21.7% | 54% | 62% |
延長の妙味は前走1400m以下の組に集まっており、単勝回収率186%は最高配当の1本を除いても131%が残ります。
短距離で使われてきたテンの速さが、1コーナーまで約330mのこのコースでそのまま位置取りの武器になる形です。
距離が延びる馬は買いづらいというイメージのぶん、配当が甘くなっているのだと考察できます。
| 間隔 | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 連闘〜中2週 | 44-51-47-430/572 | 7.7% | 24.8% | 83% | 76% |
| 中3〜5週 | 29-24-27-195/275 | 10.5% | 29.1% | 70% | 83% |
| 中6週〜3か月 | 24-27-26-242/319 | 7.5% | 24.1% | 68% | 91% |
| 3か月超 | 10-6-7-112/135 | 7.4% | 17.0% | 56% | 61% |
間隔では中3〜5週が勝率10.5%・複勝率29.1%で最上位になります。
3か月超の休み明けは複勝率17.0%と一段落ちるので、前哨戦を挟めているかは見ておきたいところです。
| 性別 | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 牡馬(セン馬含む) | 66-72-67-548/753 | 8.8% | 27.2% | 68% | 75% |
| 牝馬 | 42-36-41-442/561 | 7.5% | 21.2% | 80% | 86% |
勝率は牡馬8.8%・牝馬7.5%で、大きな差はありません。
単複とも回収率はむしろ牝馬のほうが上回っており、性別で割り引く必要は薄いコースです。
| 年齢 | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 3歳 | 81-74-70-633/858 | 9.4% | 26.2% | 81% | 80% |
| 4歳 | 21-17-26-171/235 | 8.9% | 27.2% | 77% | 85% |
| 5歳 | 4-16-7-130/157 | 2.5% | 17.2% | 43% | 56% |
| 6歳 | 2-1-4-38/45 | 4.4% | 15.6% | 48% | 112% |
| 7歳以上 | 0-0-1-18/19 | 0.0% | 5.3% | 0% | 114% |
108勝のうち102勝を3歳と4歳が挙げています。
夏の函館は3歳未勝利戦と1勝クラスが番組の中心で、出走の65.4%が3歳という構造ではあります。
それでも5歳以上をひとまとめにすると221走で6勝、勝率2.7%・単勝回収率40%と見劣りします。
降級のないクラス体系では、勝ち上がってきた3歳と同じクラスで足踏みしている古馬が同じレースに入ります。
迷ったら若いほうから、という優先順位でよさそうです。
| クラス | 平均勝ちタイム | レース数 |
|---|---|---|
| 未勝利 | 1:45.8 | 51 |
| 1勝クラス | 1:45.1 | 36 |
| 2勝クラス | 1:44.6 | 15 |
| オープン | 1:43.5 | 6 |
| 馬場 | 平均勝ちタイム | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 良 | 1:45.7 | 73-73-73-670/889 | 8.2% | 24.6% | 78% |
| 稍重 | 1:45.0 | 15-15-15-137/182 | 8.2% | 24.7% | 57% |
| 重 | 1:44.2 | 14-14-14-124/166 | 8.4% | 25.3% | 86% |
| 不良 | 1:43.7 | 6-6-6-59/77 | 7.8% | 23.4% | 23% |
未勝利とオープンでは平均勝ちタイムに2.3秒の差があります。
馬場が渋ると時計は速くなり、良の1:45.7に対して不良は1:43.7です。
水を含んだダートは砂が締まって脚抜きがよくなるためで、好走率そのものは馬場状態でほとんど動いていません。
もともと前が止まりにくいコースなので、渋った日はその傾向がさらに強まるという程度の理解でよいのかなと。
| 騎手 | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 横山和生 | 9-10-6-36/61 | 14.8% | 41.0% | 90% | 91% |
| 武豊 | 8-6-8-27/49 | 16.3% | 44.9% | 49% | 76% |
| 鮫島克駿 | 8-9-6-43/66 | 12.1% | 34.8% | 38% | 58% |
| 佐々木大 | 7-5-11-57/80 | 8.8% | 28.7% | 51% | 87% |
| 横山武史 | 6-11-7-44/68 | 8.8% | 35.3% | 78% | 72% |
勝ち星のトップは横山和生騎手の9勝で、勝率14.8%・複勝率41.0%と単複の回収率も90%前後を保っています。
武豊騎手は49鞍で8勝、勝率16.3%・複勝率44.9%が5名の中で最も高い数字です。
ただし単勝回収率は49%なので、人気を背負ったうえでの好成績と読むのが妥当なところです。
騎乗数が80鞍と最多の佐々木大輔騎手は、着別度数7-5-11と3着が多いのが特徴になります。
| 人気 | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1番人気 | 43-16-15-34/108 | 39.8% | 68.5% | 92% | 87% |
| 2〜3番人気 | 25-41-32-116/214 | 11.7% | 45.8% | 49% | 76% |
| 4〜6番人気 | 22-28-36-236/322 | 6.8% | 26.7% | 55% | 74% |
| 7〜9番人気 | 14-16-15-270/315 | 4.4% | 14.3% | 99% | 74% |
| 10番人気以下 | 4-7-10-334/355 | 1.1% | 5.9% | 76% | 89% |
1番人気は勝率39.8%・複勝率68.5%で、単勝回収率92%と人気馬が素直に走るコースです。
2〜3番人気が単勝回収率49%まで落ちるのも、1番人気が順当に勝ち切っている裏返しになります。
ただし、その1番人気も無条件に強いわけではありません。
| 条件 | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1番人気×4角4番手以内 | 40-15-12-14/81 | 49.4% | 82.7% | 113% | 105% |
| 1番人気×4角5番手以下 | 3-1-3-20/27 | 11.1% | 25.9% | 31% | 36% |
| 4番人気以下×4角4番手以内 | 33-33-34-178/278 | 11.9% | 36.0% | 228% | 168% |
| 4番人気以下×4角5番手以下 | 7-18-27-662/714 | 1.0% | 7.3% | 17% | 45% |
4角4番手以内に付けられた1番人気は勝率49.4%・単勝回収率113%で、最高配当の1本を除いても109%が残ります。
勝ち馬も37頭に散っているので、1本の高配当が作った数字ではありません。
反対に4角5番手以下に置かれた1番人気は勝率11.1%・単勝回収率31%まで沈みます。
1番人気の75.0%は4角4番手以内に付けられているので、位置を取れるかどうかが1番人気の信頼度をそのまま左右する形です。
この構図は人気薄でも変わらず、4番人気以下でも4角4番手以内なら単勝回収率228%まで跳ね上がります。
こちらは最高配当を除いても192%が残り、勝ち馬は31頭に散っています。
波乱になるときも差しが決まるのではなく、人気薄が前に行ったときに起きるということです。
人気と先行がそろった馬を軸に置き、相手は同じく前に付けられそうな人気薄から選ぶ、というのがこのコースの組み立てになります。
函館ダート1700mで評価を下げたい条件
消し条件は突き詰めると「直線までに前にいられない馬」に集約されます。
直線が260.3mしかない以上、後ろから運ぶ形はそれだけで大きなハンデになるということです。
内枠の割引もこれと同じ話で、位置は取れても直線で出せなければ結果は同じ、という理屈になります。
函館ダート1700mのポイント
函館ダート1700mは、260.3mというJRAのダートで最も短い直線が、あらゆる数字の土台になっています。
前が止まりにくいのに人気も堅いという珍しい組み合わせで、素直に人気馬から入れるコースです。
ただしその人気馬が前に行けるかどうかで信頼度がまったく変わるので、脚質の見極めは省けません。
予想ではまず、前走で4角4番手以内に付けていた馬を人気帯を問わず拾い上げたいところです。
そのうえで内の1〜2枠を引いた馬は単勝を割り引き、前走1400m以下からの距離延長組を相手に加えると、狙いはかなり絞れます。
同じ函館のダートでも、函館ダート1000mとは求められる適性が変わります。
洋芝の函館芝1200mや、夏の転戦先になる札幌ダート1700mと合わせて、夏の北海道シリーズの予想にぜひ本記事のデータを役立ててみてください。
出典:TARGET frontier JV(集計期間 2024.6.8〜2026.7.19、函館ダート1700m・JRA平地)