このページでは、函館競馬芝2600mのコースの特徴、各クラス別の勝ち時計の平均や活躍血統、成績上位騎手について解説しています。
スタートは向正面の中間あたり。
3コーナーの進入までは比較的早いラップでの先行争いとなるものの、その後はゆったり流れることが多いコース傾向になっています。
コーナーは6回というレイアウトからしても、基本的にはイン前が有利。
枠順別でみても内が有利で外が不利。
ただし、多頭数にもそこまでならないので、ものすごい極端にというわけでもありません。
2600m戦という舞台設定ですが、適性としては芝3000mでもしっかり走り切れそうな馬から入りたいところ。
◆枠順別成績
枠番 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
---|---|---|---|---|---|---|
1枠 | 3-1-1-25/30 | 10.0% | 13.3% | 16.7% | 186% | 60% |
2枠 | 3-1-4-24/32 | 9.4% | 12.5% | 25.0% | 58% | 109% |
3枠 | 3-5-3-23/34 | 8.8% | 23.5% | 32.4% | 37% | 97% |
4枠 | 3-2-1-31/37 | 8.1% | 13.5% | 16.2% | 36% | 31% |
5枠 | 5-3-4-29/41 | 12.2% | 19.5% | 29.3% | 237% | 144% |
6枠 | 3-3-4-33/43 | 7.0% | 14.0% | 23.3% | 46% | 64% |
7枠 | 3-4-4-34/45 | 6.7% | 15.6% | 24.4% | 146% | 68% |
8枠 | 2-6-4-36/48 | 4.2% | 16.7% | 25.0% | 33% | 85% |
クラス | 良 | やや重 | 重 | 不良 |
---|---|---|---|---|
未勝利戦 | 2:41.8 | 2:44.4 | 2:49.0 | – |
1勝クラス | 2:41.1 | 2:46.0 | 2:46.9 | – |
2勝クラス | 2:42.7 | 2:42.1 | – | – |
種牡馬 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
---|---|---|---|---|---|---|
ディープインパクト | 6-3-1-21/31 | 19.4% | 29.0% | 32.3% | 96% | 57% |
ハーツクライ | 3-3-1-32/39 | 7.7% | 15.4% | 17.9% | 68% | 57% |
オルフェーヴル | 3-0-3-10/16 | 18.8% | 18.8% | 37.5% | 260% | 121% |
ハービンジャー | 2-2-2-17/23 | 8.7% | 17.4% | 26.1% | 36% | 48% |
エピファネイア | 2-1-0-6/9 | 22.2% | 33.3% | 33.3% | 190% | 232% |
ディープインパクトやハーツクライ産駒はもう出てこないので、来年にはガラッと上位種牡馬が入れ替わるものとして考えたいと思います。
この中で、首位に立つを馬を探すのであれば、まずはオルフェーヴルが候補筆頭でしょう。
元より、ステイゴールド産駒も含め、他のローカル場でもゴールドシップ産駒が芝2600m戦は良く走ったりと、ここは得意条件と見ていいでしょう。
そして今名を挙げたゴールドシップ産駒の成績も今年上昇してくることに期待しています。
★ゴールドシップ産駒成績
種牡馬 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
---|---|---|---|---|---|---|
ゴールドシップ | 1-3-5-27/36 | 2.8% | 11.1% | 25.0% | 25% | 92% |
かなり数を使っていて、3着内にはよく入りますが、勝ち切れていない印象なので、今年はここにひと押しが欲しいところです。
母父 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
---|---|---|---|---|---|---|
ディープインパクト | 2-2-0-12/16 | 12.5% | 25.0% | 25.0% | 421% | 238% |
ハーツクライ | 2-0-0-3/5 | 40.0% | 40.0% | 40.0% | 420% | 120% |
ジャングルポケット | 1-1-1-6/9 | 11.1% | 22.2% | 33.3% | 331% | 97% |
ブライアンズタイム | 1-1-1-9/12 | 8.3% | 16.7% | 25.0% | 52% | 156% |
Intikhab | 1-1-0-0/2 | 50.0% | 100.0% | 100.0% | 155% | 150% |
上位2頭を除けばトニービンの影響の強いジャングルポケットやあとはロベルト色を感じるブライアンズタイムやIntikhabが率としては上位。
ただ集計期間内では25個の勝ち星を、母父は1勝という馬が20頭以上おり、勝ち星を完全に分け合っているので、あまり気にしなくても、という見方も十分にできてしまいます。
騎手 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
---|---|---|---|---|---|---|
吉田隼人 | 6-0-0-13/19 | 31.6% | 31.6% | 31.6% | 170% | 61% |
ルメール | 4-2-1-4/11 | 36.4% | 54.5% | 63.6% | 110% | 103% |
丹内祐次 | 2-3-3-16/24 | 8.3% | 20.8% | 33.3% | 162% | 115% |
藤岡佑介 | 2-2-2-11/17 | 11.8% | 23.5% | 35.3% | 64% | 104% |
角田大和 | 2-0-0-3/5 | 40.0% | 40.0% | 40.0% | 362% | 94% |
どんな名手でも枠や馬場状態には勝てないといったところでしょうか。
ただその中でも、吉田隼人騎手は、外枠でも勝ち星があったりと自在な立ち回り目立ちます。
ルメール騎手やゴールドシップ産駒に頻繁に騎乗している丹内佑次騎手も上位は納得です。
・基本的にはイン前有利
・ステイゴールド系統へ注目
・母父は横一線もロベルト内包馬は注目
・ゴールドシップ産駒は割と丹内騎手次第な面も
・名手の内枠からの捌きに期待