【予想に役立つ】小倉競馬芝2600m戦の特徴/馬場傾向/成績上位種牡馬/得意騎手

このページでは、小倉芝2600mのコースの特徴、各クラス別の勝ち時計の平均や活躍血統、成績上位騎手について解説しています。

小倉競馬芝2600m戦コースの特徴

画像引用:JRA

スタートは向正面やや2コーナー寄りの位置から。

3コーナーまでの距離がそこまでないことから先行争いはそこまで激しくなることはありません。

4コーナースタンド前と落ち着いて流れることが多く、1800m戦や2000m戦との比較では向正面で思い切って仕掛ける人馬も多くはありません。

他のローカル2600m戦と異なる点はレース後半に時計が出ることで、上り3Fは35秒台で決することが多く見られます。

終盤までしっかりタメを作りつつ、最後に一脚が繰り出せる存在がこのコースにおいては適性が高いと言えるでしょう。

枠順的には開幕直後はロスのない内枠が有利も、Bコースに替わると8枠の成績が近年一気に向上。

外々を回ることは距離ロスも多く、不利になりますが、それ以上に内を回ると不利になることがあるということも覚えておきたいポイントでしょう。

◆枠順別成績

枠番成績勝率連対率複勝率単勝回収率複勝回収率
1枠4-5-0-44/537.5%17.0%17.0%30%61%
2枠7-3-7-39/5612.5%17.9%30.4%100%132%
3枠1-7-9-40/571.8%14.0%29.8%6%174%
4枠4-3-9-44/606.7%11.7%26.7%52%106%
5枠5-8-8-46/677.5%19.4%31.3%75%93%
6枠8-4-2-58/7211.1%16.7%19.4%73%51%
7枠3-7-4-63/773.9%13.0%18.2%54%35%
8枠12-7-5-56/8015.0%23.8%30.0%100%65%
集計期間:2021.1.16~2024.3.3

小倉競馬芝2600m各クラス別・馬場状態別平均勝ちタイム

クラスやや重不良
未勝利戦2:38.72:42.0
1勝クラス2:39.82:42.22:41.2
2勝クラス2:39.12:41.62:43.7
集計期間:2021.1.16~2024.3.3

施行数が少ないということも関係しているのかもしれませんが、未勝利戦の良馬場成績が一番優秀という結果になっています。

小倉競馬芝2600m戦の成績上位種牡馬

種牡馬成績勝率連対率複勝率単勝回収率複勝回収率
ゴールドシップ7-3-6-36/5213.5%19.2%30.8%85%102%
オルフェーヴル4-7-5-26/429.5%26.2%38.1%54%170%
ルーラーシップ4-2-3-18/2714.8%22.2%33.3%80%80%
キングカメハメハ4-1-2-11/1822.2%27.8%38.9%135%82%
ディープインパクト3-4-2-43/525.8%13.5%17.3%22%28%
集計期間:2021.1.16~2024.3.3

ゴールドシップ、オルフェーヴル産駒とステイゴールド系の活躍が目立ちます。

他では中長距離適性が高く、ものすごい速い脚はなくとも、トニービン感の強めなルーラーシップ産駒の堅実に結果を残している印象があります。

キングカメハメハ、ディープインパクト産駒は今後出てこないので、しばらくは上位2頭の天下がこの舞台では続きそうな予感がします。

小倉競馬芝2600m戦の成績上位母父馬

母父成績成績勝率連対率複勝率単勝回収率複勝回収率
ディープインパクト6-2-1-14/2326.1%34.8%39.1%257%131%
Galileo3-1-0-3/742.9%57.1%57.1%287%215%
キングカメハメハ2-5-1-21/296.9%24.1%27.6%52%81%
アグネスタキオン2-2-3-14/219.5%19.0%33.3%38%193%
ジャングルポケット2-1-1-8/1216.7%25.0%33.3%153%85%
集計期間:2021.1.16~2024.3.3

上位混戦というのが母父成績ではよく見られる傾向ではありますが、この舞台においてはディープインパクトが母父として優秀な成績。

率ベースではガリレオは堅実、以下は混戦も長距離適性の高い種牡馬とペアになったキングカメハメハ、さらにはトニービン父系のジャングルポケットが好成績。

小倉競馬芝2600m戦の成績上位騎手

騎手成績勝率連対率複勝率単勝回収率複勝回収率
丹内祐次3-5-5-16/2910.3%27.6%44.8%76%115%
藤岡佑介3-0-1-8/1225.0%25.0%33.3%134%64%
菅原明良3-0-0-3/650.0%50.0%50.0%235%88%
吉田隼人2-4-0-10/1612.5%37.5%37.5%121%81%
幸英明2-1-1-13/1711.8%17.6%23.5%60%48%
集計期間:2021.1.16~2024.3.3

丹内佑次騎手は、ウインやマイネルといったゴールドシップ産駒に騎乗する機会が多いため、成績がトップ。複勝率が優秀。

ただ上位騎手成績は混戦で、その時その時の馬場傾向や状態によって大きく左右もされる舞台でもあるので、まずは騎手より馬の個性と馬場がどうなのかを重視すべきでしょう。

小倉競馬芝2600m戦の馬券のヒント

・基本的にはイン有利
・1番人気馬の成績が不振で複勝率は52%ほど
・開催が進むと8枠や外の成績が向上
・種牡馬はステイゴールド系からがセオリー
・騎手成績に関しては混戦でその時の馬場傾向による立ち回り一つ

Tokuma

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