【予想に役立つ】新潟競馬ダート1200m戦の特徴/馬場傾向/成績上位種牡馬/得意騎手

このページでは、新潟ダート1200mのコースの特徴、各クラス別の勝ち時計の平均や活躍血統、成績上位騎手について解説しています。

新潟ダート1200m戦コースの特徴

画像引用:JRA

中央競馬の「ローカル場」と呼ばれる中では、唯一ダート1200mの番組が組める競馬場。

とはいえ、芝スタートであり、外の方が長い走行距離になるのは中山競馬場と同じです。

新潟競馬場の全体的な特徴として言えるのは、ほぼ平坦であることと、スパイラルカーブを採用しているものの、コーナーがキツく、差し切るには相当な能力が必要という点になります。

枠順的な有利不利は大幅にはないものの、1枠、2枠の複勝率は低めなことから、馬群に押し込められると致命的になってしまうパターンが多いことが見受けられます。

安全性が高いのは外枠かつ2番手、3番手が取れそうな先行馬というのが一つ条件になると考えられます。

◆枠順別成績

枠番着別度数勝率連対率複勝率単勝回収率複勝回収率
1枠14-12-11-185/2226.3%11.7%16.7%48%58%
2枠21-25-24-322/3925.4%11.7%17.9%51%51%
3枠22-33-32-328/4155.3%13.3%21.0%41%72%
4枠37-33-28-327/4258.7%16.5%23.1%68%86%
5枠25-29-27-350/4315.8%12.5%18.8%44%88%
6枠35-32-34-343/4447.9%15.1%22.7%76%87%
7枠36-31-31-345/4438.1%15.1%22.1%66%61%
8枠34-28-35-349/4467.6%13.9%21.7%68%66%
集計期間:2021.4.10~2024.5.19

新潟ダート1200m戦の成績上位種牡馬

種牡馬名着別度数勝率連対率複勝率単勝回収率複勝回収率
ヘニーヒューズ13-14-12-110/1498.7%18.1%26.2%59%74%
ロードカナロア13-9-6-78/10612.3%20.8%26.4%130%90%
キンシャサノキセキ9-9-10-93/1217.4%14.9%23.1%52%85%
サウスヴィグラス7-6-6-59/789.0%16.7%24.4%38%56%
ダイワメジャー6-3-0-40/4912.2%18.4%18.4%83%43%
集計期間:2021.4.10~2024.5.19

集計期間トップはヘニーヒューズ。

早い時期から完成度の高い産駒が多く、また父譲りのテンから出していけるスピードを引き継いでいる産駒が好成績を残しています。

同様にロードカナロア産駒も好成績、勝率で見ても優秀ですし、単勝回収率もプラス。

全般的に言える話ではありますが、先行力があることをチェックする必要性はあります。

またダイワメジャーは父としても母父としても上位にランクイン。高い適性を感じさせます。

さらにこの条件では、ベスト5に入らずとも、定期的に穴を開けている種牡馬を以下の表で紹介します。

種牡馬名着別度数勝率連対率複勝率単勝回収率複勝回収率
ディスクリートキャット6-2-4-31/4314.0%18.6%27.9%110%72%
マジェスティックウォリアー6-2-0-24/3218.8%25.0%25.0%311%77%
オルフェーヴル5-0-0-30/3514.3%14.3%14.3%231%69%
スマートファルコン5-0-0-13/1827.8%27.8%27.8%263%69%
ホッコータルマエ4-7-6-38/557.3%20.0%30.9%116%93%
集計期間:2021.4.10~2024.5.19

勝ち星こそ、上の表に掲載されている種牡馬の方が多いものの、勝率や連対率、複勝率ベースではこちらの方が上いう馬も多いので、要チェックでしょう。

新潟ダート1200m戦の成績上位母父馬

種牡馬名着別度数勝率連対率複勝率単勝回収率複勝回収率
フジキセキ8-10-4-75/978.2%18.6%22.7%31%114%
サクラバクシンオー8-3-6-44/6113.1%18.0%27.9%196%91%
ダイワメジャー6-11-6-53/767.9%22.4%30.3%80%80%
マンハッタンカフェ6-9-7-51/738.2%20.5%30.1%63%92%
キングカメハメハ6-7-9-78/1006.0%13.0%22.0%53%68%
集計期間:2021.4.10~2024.5.19

母父成績には大きな偏りはないものの、母父として多くのダート活躍馬を出しているフジキセキは複勝回収率で100%超え。

サクラバクシンオーに関しても、先行有利が顕著なこの舞台では母父として活躍の場。

同馬の産駒であるビッグアーサーは父としてこの舞台での数字は奮わない状況ですが、水を含んだ際の一発には注意していきたいと個人的には考えています。

新潟ダート1200m戦の成績上位騎手

騎手名着別度数勝率連対率複勝率単勝回収率複勝回収率
菅原明良13-7-6-67/9314.0%21.5%28.0%68%64%
今村聖奈11-5-3-26/4524.4%35.6%42.2%107%93%
津村明秀10-12-5-45/7213.9%30.6%37.5%147%161%
藤田菜七子8-9-4-72/938.6%18.3%22.6%56%54%
佐々木大輔8-5-7-41/6113.1%21.3%32.8%55%71%
集計期間:2021.4.10~2024.5.19

近年の勝ち星トップは、菅原明良騎手。ただし騎乗数も多く、お買い得かと聞かれると少し微妙なところ。

率ベースで見ていくと、今村聖奈騎手になるものの、近況は冴えていないので様子見が必要と考えています。

安定感があるのは津村騎手で、馬の気分を害さずに先行できそうな際には人気薄でも。

藤田菜七子騎手、佐々木大輔騎手と続きます。

他で優秀なのは、戸崎圭太騎手。

騎手名着別度数勝率連対率複勝率単勝回収率複勝回収率
戸崎圭太6-6-3-20/3517.1%34.3%42.9%159%120%
集計期間:2021.4.10~2024.5.19

しっかりとポジションを取りに行ってくれる競馬をしますし、最後は押して押して追い込むというよりかは、うまく余勢を残す騎手ですので、このコースとの相性も良いと思います。

ただしあまりこのコースでの騎乗がない点が残念。

新潟ダート1200m戦の馬券のヒント

・1枠、2枠を狙う際は包まれ注意、または砂被りに耐えられる馬から
・上位はヘニーヒューズ、ロードカナロア産駒中心も穴種牡馬多数
・母父成績は混戦もトップはフジキセキ、サクラバクシンオーがリード
・騎手でお買い得なのは戸崎圭太騎手

Tokuma

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