札幌ダート1000mは牝馬の勝ち切りが目立つコース|傾向・血統・枠順データ

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札幌競馬場




結論:札幌ダート1000mは「テンに速い牝馬」のコース

  • 51レース中34勝を牝馬が挙げ、混合戦でも勝率は牝馬10.3%・牡馬7.2%
  • 4角先頭の勝率41.2%はJRAの全ダートで3番目に高く、単勝回収率は356%
  • 4角10番手以下は105走で未勝利、上がり最速でも後方からは勝てていない
  • 枠は7〜8枠が勝率12.3%で外優勢、ただし単勝回収率は47%どまり
  • 5歳以上は77走で1勝、前走ダート1700m組は20走で3着内なし
今週の厳選該当馬(S・Aランク)をnoteで公開中

札幌ダート1000mのコースの特徴|3コーナーまで約284m・ワンターンの右回り

集計期間:2023.7.29〜2026.7.26/札幌ダート1000m・JRA平地
項目数値
1周(ダート)1,487m
直線264.3m
コース全体の高低差ほぼ平坦(1m未満)
ゴール前の坂なし
スタート向正面(2コーナー奥)/3コーナーまで約284m
平均頭数11.5頭
平均勝ちタイム59.1秒
勝ち馬の平均上り3F35.6秒
4角先頭の勝率41.2%

札幌ダート1000mは、向正面の2コーナー奥からスタートするワンターンの右回りです。

3コーナーまでは約284mで、ここまでのダッシュ力で隊列がほぼ決まります。

直線は264.3mと短く、札幌はコース全体の高低差が1m未満で、ゴール前に坂もありません。

平均勝ちタイムは59.1秒と、1分を切る決着が標準の電撃戦です。

一度できた隊列をひっくり返す時間も坂もない、というのがこのコースの基本形になります。

なお夏の札幌開催だけの施行で、3年分を集めても51レースです。

本記事の数字はサンプルが51レースぶんという前提で、傾向の強さとして見てください。

集計期間:2023.7.29〜2026.7.26/札幌ダート1000m・JRA平地
条件着別度数勝率連対率複勝率単勝回収率複勝回収率
全体51-51-51-420/5738.9%17.8%26.7%63%70%

全体では勝率8.9%・複勝率26.7%です。

平均頭数11.5頭と少頭数のぶん、率はやや高めに出ます。

札幌ダート1000mの枠順は外枠優勢|ただし前を取れば内外の差は消える

集計期間:2023.7.29〜2026.7.26/札幌ダート1000m・枠帯別
着別度数勝率複勝率単勝回収率複勝回収率
1〜2枠7-9-6-79/1016.9%21.8%44%74%
3〜4枠7-8-9-77/1016.9%23.8%52%51%
5〜6枠14-15-20-135/1847.6%26.6%98%84%
7〜8枠23-19-16-129/18712.3%31.0%47%64%

勝率は7〜8枠の12.3%が最上位で、1〜4枠の6.9%とはほぼ2倍の開きがあります。

ただし7〜8枠の単勝回収率は47%です。

短距離ダートの外枠有利はよく知られた形なので、評価が人気に織り込まれてしまっていると見るのが自然なところです。

では外枠の何が有利なのか、枠ごとの位置取りで確かめます。

集計期間:2023.7.29〜2026.7.26/札幌ダート1000m・枠帯別の位置取り
4角で先頭に立てた割合4角4番手以内に付けられた割合
1〜2枠10.8%30.4%
3〜4枠6.9%33.3%
5〜6枠8.6%44.3%
7〜8枠8.9%43.5%

先頭に立てた割合はむしろ1〜2枠の10.8%が最も高くなっています。

一方で「4角4番手以内」という好位で見ると、外の5〜8枠が44%前後で内より10ポイントほど高くなります。

外枠は先頭を取るためではなく、砂を被らずに好位へ収まるための枠という整理になります。

集計期間:2023.7.29〜2026.7.26/札幌ダート1000m・4角4番手以内×枠帯
条件着別度数勝率複勝率単勝回収率複勝回収率
4角4番手以内×1〜4枠13-7-8-37/6520.0%43.1%137%114%
4角4番手以内×5〜8枠35-28-19-83/16521.2%49.7%138%116%

同じ4角4番手以内なら、勝率は内枠20.0%・外枠21.2%とほとんど差がありません。

枠の有利不利は「前を取れるかどうか」の入口の話で、前さえ取れてしまえば内外は関係ないという見方ができます。

内枠でもテンに速い馬なら、外枠有利のイメージで人気を落とすぶん、むしろ狙い目になり得るのかなと。

札幌ダート1000mの脚質は4角先頭が勝率41.2%|4角10番手以下は未勝利

集計期間:2023.7.29〜2026.7.26/札幌ダート1000m・4コーナー通過順別
4角の位置着別度数勝率複勝率単勝回収率複勝回収率
4角1番手(逃げ)21-9-3-18/5141.2%64.7%356%198%
4角2〜4番手27-26-24-102/17915.1%43.0%75%92%
4角5〜9番手3-14-22-199/2381.3%16.4%20%52%
4角10番手以下0-2-2-101/1050.0%3.8%0%11%

4角で先頭に立った馬は勝率41.2%・複勝率64.7%で、単勝回収率は356%に達します。

21勝は21頭が1勝ずつ挙げた形で、最高配当の1走を除いても単勝回収率は229%を保ちます。

一方で4角5〜9番手は勝率1.3%と、後方どころか中団からもほぼ勝てていません。

4角10番手以下に至っては105走で未勝利です。

この41.2%という数字を、他のダートコースと並べて確かめます。

集計期間:2023.9〜2026.6/JRAのダート・4角先頭の勝率(50レース以上)
コース4角先頭の勝率
小倉ダート1000m52.9%
函館ダート1000m48.3%
札幌ダート1000m41.2%
札幌ダート1700m38.0%
福島ダート1150m36.4%
京都ダート1800m31.0%

JRAでダート1000m戦が組まれているのは札幌・函館・小倉の3場だけで、この3コースが4角先頭の勝率の上位3つを独占しています。

札幌の41.2%はJRAの全ダートで3番目に高い数字です。

ただ同じ1000mの小倉(52.9%)や函館(48.3%)には届きません。

札幌はコーナーが他場より長く緩い円形に近い形をしており、3〜4コーナーで外から並びかけていく余地が残るぶん、先頭がすんなり決め切れないケースもあるのかなと。

それでも「前に行けるか」がすべての土台になるコースであることは変わりません。

札幌ダート1000mの上がりは前で使えてこそ|上がり最速でも後方からは未勝利

集計期間:2023.7.29〜2026.7.26/札幌ダート1000m・メンバー内の上がり3F順位別
上がり順位着別度数勝率複勝率単勝回収率複勝回収率
上がり1位13-14-12-20/5922.0%66.1%97%158%
上がり2〜3位26-19-20-73/13818.8%47.1%171%125%
上がり4〜5位9-12-12-92/1257.2%26.4%48%66%
上がり6位以下3-6-7-235/2511.2%6.4%5%21%

勝ち馬の平均上り3Fは35.6秒です。

上がり上位の成績が良いのは当然ですが、大事なのはその上がりがどの位置から使われたかのほうです。

集計期間:2023.7.29〜2026.7.26/札幌ダート1000m・上がり1位の内訳
条件着別度数勝率複勝率
上がり1位×4角4番手以内11-6-0-0/1764.7%100.0%
上がり1位×4角10番手以下0-2-2-11/150.0%26.7%

メンバー最速の上がりを4角4番手以内から使えた馬は、17走すべてが連対しています。

同じ最速の脚でも、4角10番手以下からでは1勝もできていません。

末脚は前で使えてこそのコース、という整理でよさそうです。

札幌ダート1000mで買える種牡馬|リオンディーズが勝ち星トップ

集計期間:2023.7.29〜2026.7.26/札幌ダート1000m・勝ち鞍上位5頭
種牡馬着別度数勝率複勝率単勝回収率複勝回収率
リオンディーズ4-0-2-8/1428.6%42.9%159%76%
シニスターミニスター3-1-2-5/1127.3%54.5%176%132%
マジェスティックウォリアー3-1-2-7/1323.1%46.2%875%268%
ダノンレジェンド3-0-0-6/933.3%33.3%91%57%
ホッコータルマエ2-1-1-0/450.0%100.0%408%152%

勝ち星のトップはリオンディーズの4勝で、単勝回収率159%は最高配当の1走を除いても108%が残ります。

芝の朝日杯フューチュリティステークスを勝った馬ですが、産駒はダート短距離でもテンの速さを見せています。

シニスターミニスターマジェスティックウォリアーは、いずれも米国産のダート種牡馬らしいスピードでこのコースに合っています。

マジェスティックウォリアーの単勝回収率875%は、12番人気サベージラヴの単勝67.5倍を含んだ数字なので、額面どおりには受け取らないでください。

ダノンレジェンドは9走3勝と、現役時代にダート短距離を沸かせたスピードをそのまま産駒に伝えている形です。

ホッコータルマエは4走2勝ですが、この母数では傾向とまでは言えません。

いずれも母数が14走以下なので、サンプルがさらに集まり次第、この章は更新したいと思います。

札幌ダート1000mの母父はフレンチデピュティが最多の4勝

集計期間:2023.7.29〜2026.7.26/札幌ダート1000m・母父の勝ち鞍上位5頭
母父着別度数勝率複勝率単勝回収率複勝回収率
フレンチデピュティ4-0-2-8/1428.6%42.9%159%90%
ハーツクライ3-1-0-8/1225.0%33.3%208%100%
サウスヴィグラス3-2-2-21/2810.7%25.0%262%120%
ブラックタイド2-1-1-4/825.0%50.0%204%76%
スクリーンヒーロー1-0-0-0/1100.0%100.0%180%110%

母父ではフレンチデピュティが最多の4勝です。

目を引くのは母父サウスヴィグラスで、ダート短距離のスピード血統として一時代を築いた血が、母系からもこのコースに合っています。

ただし28走で3勝という中身なので、単勝回収率262%を鵜呑みにはできません。

スクリーンヒーローは1走1勝の数字がそのまま載っているだけなので、参考にしないでください。

母父もどれも母数が小さく、傾向の入口として眺める程度にとどめたいところです。

札幌ダート1000mの前走の舞台|函館・札幌からの続戦が中心

集計期間:2023.7.29〜2026.7.26/札幌ダート1000m・前走の競馬場別(30走以上)
前走の場着別度数勝率複勝率単勝回収率複勝回収率
函館17-14-16-130/1779.6%26.6%51%69%
札幌16-16-17-122/1719.4%28.7%45%63%

前走が分かる馬のうち、およそ4頭に3頭が函館か札幌からの続戦です。

夏の北海道シリーズを滞在で使われる馬が主力という、番組どおりの姿になります。

好走率は水準どおりですが、単勝回収率は51%と45%で、続戦組であること自体に妙味はありません。

集計期間:2023.7.29〜2026.7.26/札幌ダート1000m・前走の芝ダート別
前走着別度数勝率複勝率単勝回収率複勝回収率
前走芝7-4-4-59/749.5%20.3%68%68%
前走ダート34-40-36-275/3858.8%28.6%58%70%

前走芝からの砂替わりは、勝率9.5%と前走ダート組を上回ります。

その中身をもう少し割ると、面白い形が見えてきます。

集計期間:2023.7.29〜2026.7.26/札幌ダート1000m・主な前走の距離別
前走の距離着別度数勝率複勝率単勝回収率複勝回収率
前走芝1200m7-3-3-44/5712.3%22.8%88%75%
前走ダート1150〜1400m4-10-4-50/685.9%26.5%139%94%
前走ダート1700m0-0-0-20/200.0%0.0%0%0%

前走芝組の7勝は、すべて前走が芝1200mだった馬です。

その大半は函館・札幌の洋芝1200m組で、芝で見せていたテンのスピードがそのまま武器になる、という筋の通った形になっています。

逆に前走ダート1700m組は20走して3着すらありません。

ゆったり追走する競馬に慣れた馬には、59秒の電撃戦は追走から忙しすぎるのだと考察できます。

前走ダート1150〜1400mの単勝回収率139%は、最高配当の1走を除くと下がる数字なので、過度に持ち上げないでおきます。

集計期間:2023.7.29〜2026.7.26/札幌ダート1000m・距離変化別
距離着別度数勝率複勝率単勝回収率複勝回収率
距離短縮12-15-7-129/1637.4%20.9%91%71%
同距離29-29-33-205/2969.8%30.7%42%69%

1000mはJRAのダートで最も短い距離なので、距離延長でここに来る馬は存在しません。

好走率は同距離組が上ですが、単勝回収率42%と人気に見合っていません。

短縮組の91%も、12番人気サベージラヴの単勝67.5倍を除くと50%まで下がります。

距離変化そのものより、前の項目のように「どこから短縮してきたか」で分けるほうが実態に合いそうです。

集計期間:2023.7.29〜2026.7.26/札幌ダート1000m・レース間隔別
間隔着別度数勝率複勝率単勝回収率複勝回収率
連闘〜中2週22-28-26-172/2488.9%30.6%38%72%
中3〜5週10-7-8-86/1119.0%22.5%119%75%
中6週〜3か月5-7-4-56/726.9%22.2%28%54%
3か月超4-2-2-20/2814.3%28.6%100%71%

連闘〜中2週が半数近くを占めるのも、滞在競馬らしいところです。

中3〜5週の単勝回収率119%は、最高配当の1走を除くと58%なので、間隔を買い材料にするほどの根拠にはなりません。

札幌ダート1000mの性別|51勝のうち34勝が牝馬

集計期間:2023.7.29〜2026.7.26/札幌ダート1000m・性別
性別着別度数勝率複勝率単勝回収率複勝回収率
牡馬(セン馬含む)17-22-24-174/2377.2%26.6%61%69%
牝馬34-29-27-246/33610.1%26.8%65%71%

タイトルに掲げた「牝馬」の根拠がこの表です。

51勝のうち34勝を牝馬が挙げており、その34勝は31頭が分け合った形なので、特定の1頭が作った数字ではありません。

もっとも、これには牝馬限定戦の存在と、そもそも牝馬の出走が多いという事情も混ざっています。

そこで牝馬限定戦(51レース中7レース)を切り分けて確かめます。

集計期間:2023.7.29〜2026.7.26/札幌ダート1000m・性別×レースの種類
条件着別度数勝率複勝率単勝回収率複勝回収率
牝馬(牝馬限定戦)7-7-7-52/739.6%28.8%38%54%
牝馬(混合戦)27-22-20-194/26310.3%26.2%72%76%
牡馬(セン馬含む・混合戦)17-22-24-174/2377.2%26.6%61%69%

牡馬と直接ぶつかる混合戦に限っても、勝率は牝馬10.3%・牡馬7.2%で牝馬が上回ります。

単勝回収率でも72%対61%と、牝馬側が悪くありません。

理屈として大きいのは斤量で、混合戦の牝馬は牡馬より2kg軽く走れます。

3コーナーまで284mのダッシュ勝負では、この2kgの差がテンの加速にそのまま出やすいのかなと。

実際、4角で先頭に立った51頭のうち37頭が牝馬でした。

51レースぶんのデータなので断定はしませんが、このコースで牝馬を性別を理由に割り引く必要はない、というのが現時点の結論です。

札幌ダート1000mの年齢別成績|5歳以上は77走で1勝

集計期間:2023.7.29〜2026.7.26/札幌ダート1000m・年齢別
年齢着別度数勝率複勝率単勝回収率複勝回収率
2歳3-3-3-22/319.7%29.0%25%83%
3歳40-33-27-251/35111.4%28.5%71%65%
4歳7-9-13-85/1146.1%25.4%86%84%
5歳1-4-5-35/452.2%22.2%17%76%
6歳0-1-2-21/240.0%12.5%0%33%
7歳以上0-1-1-6/80.0%25.0%0%121%

51勝のうち40勝を3歳が挙げています。

このコースの番組は未勝利・1勝クラス・2勝クラスだけなので、勝ち上がり途上の若い馬が主力になるのは構造どおりです。

それを踏まえても、5歳以上はまとめて77走で1勝しかありません。

降級のない今のクラス体系では、5歳以上で下級条件に残っている馬は勢いを欠いた組が中心になるため、この落差は毎年の開催で繰り返されやすい形と見ています。

なお集計期間に新馬戦の施行はなく、2歳戦も31走ぶんしかありません。

札幌ダート1000mのクラス別・馬場状態別平均勝ちタイム

集計期間:2023.7.29〜2026.7.26/札幌ダート1000m・クラス別の平均勝ちタイム
クラス平均勝ちタイムレース数
未勝利59.224
1勝クラス59.021
2勝クラス58.86
集計期間:2023.7.29〜2026.7.26/札幌ダート1000m・馬場状態別
馬場平均勝ちタイム着別度数勝率複勝率単勝回収率
59.235-35-35-283/3889.0%27.1%56%
稍重59.08-8-8-69/938.6%25.8%75%
58.44-4-4-35/478.5%25.5%43%
不良58.54-4-4-33/458.9%26.7%124%

未勝利と2勝クラスの差は0.4秒しかありません。

1000mの電撃戦はクラスの差が時計に出にくく、どのクラスでも59秒前後の決着になります。

馬場が渋るとタイムは速くなり、良の59.2秒に対して重は58.4秒です。

水を含んだダートは砂が締まって脚抜きがよくなるためで、好走率そのものは馬場状態でほとんど動きません。

不良の単勝回収率124%は45走の中の数字で、最高配当の1走を除くと42%まで下がります。

札幌ダート1000mの騎手成績|小林美駒騎手が4勝でトップ

集計期間:2023.7.29〜2026.7.26/札幌ダート1000m・勝ち鞍上位5名
騎手着別度数勝率複勝率単勝回収率複勝回収率
小林美駒4-4-1-8/1723.5%52.9%100%88%
武豊3-3-1-4/1127.3%63.6%87%96%
小林勝太3-2-2-15/2213.6%31.8%389%151%
古川奈穂3-4-2-20/2910.3%31.0%47%90%
北村友一3-0-0-7/1030.0%30.0%147%52%

勝ち星のトップは小林美駒騎手の4勝で、17鞍での複勝率52.9%と堅実です。

上位5名のうち3名を小林美駒騎手・小林勝太騎手・古川奈穂騎手という若手が占めているのは、このコースらしいところです。

減量特典で斤量が軽くなる騎手は、テンのダッシュが勝負のこの舞台と相性がよい、という理屈が立ちます。

小林勝太騎手の単勝回収率389%は、サベージラヴの単勝67.5倍を含んだ数字です。

ベテランでは武豊騎手が11鞍で複勝率63.6%と、少ない騎乗数ながら存在感を見せています。

どの騎手も鞍数は30鞍以下なので、騎手の項目は傾向として眺める程度にとどめてください。

札幌ダート1000mの人気別信頼度|7〜9番人気は146走で1勝

集計期間:2023.7.29〜2026.7.26/札幌ダート1000m・人気別
人気着別度数勝率複勝率単勝回収率複勝回収率
1番人気18-11-5-17/5135.3%66.7%85%86%
2〜3番人気21-17-15-49/10220.6%52.0%96%84%
4〜6番人気8-11-13-121/1535.2%20.9%46%55%
7〜9番人気1-11-15-119/1460.7%18.5%11%89%
10番人気以下3-1-3-114/1212.5%5.8%111%49%

1番人気は勝率35.3%・複勝率66.7%で、同じダート1000mの函館(勝率38.3%)と比べても大きな差のない標準的な信頼度です。

目を引くのは7〜9番人気の勝ち切りの少なさで、146走してわずか1勝しかありません。

テンの速い馬は戦前から分かりやすく、人気に反映されやすいので、中穴がすんなり勝ち切る展開が生まれにくいのかなと。

ただし7〜9番人気の複勝回収率は89%あり、2〜3着への食い込みは十分にあります。

頭は人気サイド、相手に中穴という3連系の組み立てが、このコースの人気別の形には合いそうです。

10番人気以下の単勝回収率111%は、サベージラヴの単勝67.5倍を除くと56%なので、大穴の頭まで手を広げる根拠にはなりません。

当日の人気は締切まで動くため、この表は人気馬をどこまで信頼するかの目安として使ってください。

札幌ダート1000mの消し条件

札幌ダート1000mで評価を下げたい条件

  • 4角10番手以下は105走で未勝利・複勝率3.8%
  • 上がり6位以下は251走で3勝・単勝回収率5%
  • 前走ダート1700mは20走で3着内なし
  • 前走4角10番手以下は勝率4.3%・単勝回収率52%
  • 5歳以上は77走で1勝、6歳以上に絞ると32走で未勝利

消し条件は「テンの速さが足りない馬」と「勢いを欠いた古馬」に集約されます。

前走で後方だった馬や、前走でゆったりした距離を走ってきた馬は、出馬表の段階で割り引いておきたいところです。

まとめ:札幌ダート1000mはテンに速い牝馬から考える

札幌ダート1000mのポイント

  • 51勝のうち34勝が牝馬で、混合戦に限っても勝率は牝馬10.3%・牡馬7.2%
  • 4角先頭の勝率41.2%はJRAの全ダートで3番目、単勝回収率は356%
  • 枠は7〜8枠が勝率12.3%で外優勢、ただし前を取れば内外の差は消える
  • 種牡馬はリオンディーズが4勝でトップ、母父はフレンチデピュティが最多の4勝
  • 4角10番手以下・前走ダート1700m・5歳以上は割引

札幌ダート1000mは、3コーナーまで284mのダッシュ勝負と、坂のない直線264.3mがすべての数字の土台になっています。

予想ではまず、出馬表の前走通過順からテンに速い馬を探すところから入りたいコースです。

そのうえで牝馬と若い馬を上位に取り、後方一辺倒の馬とダート1700mからの短縮組を割り引くと、検討する馬はかなり絞れます。

施行数が少ないコースなので、今後の開催でデータが積み上がり次第、本記事も更新していきたいと思います。

同じ札幌でも、ダート1700m芝1200mとは求められる適性が変わります。

同じダート1000mの函館ダート1000mと見比べるのも面白いところです。

予想の際にはぜひ、本記事のデータを参考にしてみてください。

出典:TARGET frontier JV(集計期間 2023.7.29〜2026.7.26、札幌ダート1000m・JRA平地)

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