結論:札幌芝2000mは「前走も札幌だった馬」から狙うコース
- 前走も札幌だった馬が勝率8.2%・単勝回収率142%(函館からの転戦は勝率5.6%)
- 前走札幌で7着以下に敗れていた組の巻き返しが単勝回収率290%
- 4角先頭の勝率25.4%・単勝回収率336%で、1〜2枠は単勝回収率191%
- 種牡馬の勝ち鞍トップはゴールドシップの8勝で、スタミナ型の血統が上位
- 4角10番手以下は複勝率4.4%・上がり6位以下は464走2勝
- 札幌芝2000mのコースの特徴|洋芝100%でほぼ平坦、札幌記念の舞台
- 札幌芝2000mの枠順傾向|1〜2枠が単勝回収率191%
- 札幌芝2000mの脚質と上がり|4角先頭の勝率25.4%
- 札幌芝2000mで買える種牡馬|ゴールドシップが8勝
- 札幌芝2000mの母父はディープインパクトが9勝
- 札幌芝2000mの前走の舞台|前走も札幌だった馬が単勝回収率142%
- 札幌芝2000mの性別|牡馬と牝馬の差は小さめ
- 札幌芝2000mの年齢別成績|中心は3歳、5歳の人気薄がしぶとい
- 札幌芝2000mのクラス別・馬場状態別平均勝ちタイム
- 札幌芝2000mの騎手成績|横山武史騎手が9勝
- 札幌芝2000mの人気別信頼度|1番人気の勝率36.4%
- 札幌芝2000mの消し条件
- まとめ:札幌芝2000mは滞在の札幌組と前に行ける馬から入る
札幌芝2000mのコースの特徴|洋芝100%でほぼ平坦、札幌記念の舞台
| 項目 | 数値 |
|---|---|
| 1周(芝・Aコース) | 1,640.9m |
| 直線 | 266.1m(JRAで函館に次いで短い部類) |
| コース全体の高低差 | 0.7m(全周ほぼ平坦) |
| ゴール前の坂 | なし |
| スタート | 正面スタンド前の4コーナー奥ポケット/1コーナーまで約380m |
| 平均頭数 | 14.2頭 |
| 平均勝ちタイム | 2:01.9 |
| 勝ち馬の平均上り3F | 35.8秒 |
| 4角先頭の勝率 | 25.4% |
札幌芝2000mは、正面スタンド前の4コーナー奥にあるポケットからスタートしてコースを1周する右回りのコースです。
1コーナーまでは約380mあり、序盤の先行争いには比較的余裕があります。
高低差はわずか0.7mで、坂と呼べる起伏そのものがありません。
コース全体が円形に近く、コーナーは他場の約1.3倍の長さがあります。
レースの大半を緩いコーナーを回りながら進むという、他場にはない形です。
直線は266.1mと短く、芝は函館と札幌にしかない洋芝100%で、野芝より時計がかかりパワーを要します。
開催は夏だけで、GII札幌記念が行われる舞台でもあります。
| 条件 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 全体 | 67-67-67-703/904 | 7.4% | 14.8% | 22.2% | 108% | 86% |
コース全体をまとめただけで単勝回収率が108%と、100%を超えているのが目を引きます。
これは人気薄の台頭が多いことの裏返しで、詳しくは人気別の章で触れます。
芝2000mの主要8コースで比べると「前が残り、後ろは届かない」
| コース | 4角先頭の勝率 | 4角10番手以下の複勝率 |
|---|---|---|
| 京都芝2000m | 27.5% | 7.3% |
| 小倉芝2000m | 26.9% | 4.3% |
| 札幌芝2000m | 25.4% | 4.4% |
| 阪神芝2000m | 24.8% | 6.0% |
| 福島芝2000m | 21.8% | 4.2% |
| 中山芝2000m | 19.1% | 4.2% |
| 中京芝2000m | 18.3% | 5.9% |
| 東京芝2000m | 17.1% | 9.0% |
4角先頭の勝率25.4%は、芝2000mの主要8コースで京都・小倉に次ぐ3番目の高さです。
いっぽう4角10番手以下の複勝率4.4%は下から3番目で、東京の9.0%の半分以下しかありません。
平坦で直線も短く、前が止まる要素に乏しいコースと言えます。
札幌芝2000mの枠順傾向|1〜2枠が単勝回収率191%
| 枠 | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1〜2枠 | 18-15-18-146/197 | 9.1% | 25.9% | 191% | 116% |
| 3〜4枠 | 19-13-14-171/217 | 8.8% | 21.2% | 79% | 62% |
| 5〜6枠 | 17-20-13-185/235 | 7.2% | 21.3% | 91% | 78% |
| 7〜8枠 | 13-19-22-201/255 | 5.1% | 21.2% | 85% | 91% |
1〜2枠は勝率9.1%・複勝率25.9%に加えて、単勝回収率191%・複勝回収率116%と全指標でトップです。
この191%は最高配当の1本を除いても134%残り、18勝を18頭で分け合っているので、特定の1頭が作った数字ではありません。
コーナーが他場の約1.3倍長い円形コースなので、外を回り続けるロスがそのまま結果に響く形です。
それでいて勝った18頭の人気は中央値3番人気と、内枠だからと過剰に売れているわけではありません。
枠の利がまだ人気に織り込まれ切っていない、と考察できます。
逆に7〜8枠は勝率5.1%と、勝ち切るまでの数字が出ていません。
札幌芝2000mの脚質と上がり|4角先頭の勝率25.4%
| 4角の位置 | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 4角1番手(逃げ) | 17-10-10-30/67 | 25.4% | 55.2% | 336% | 208% |
| 4角2〜4番手 | 37-36-33-154/260 | 14.2% | 40.8% | 159% | 116% |
| 4角5〜9番手 | 11-17-18-257/303 | 3.6% | 15.2% | 110% | 75% |
| 4角10番手以下 | 2-4-6-262/274 | 0.7% | 4.4% | 2% | 41% |
4角で先頭にいた馬は勝率25.4%・複勝率55.2%で、単勝回収率336%は最高配当の1本を除いても182%です。
17勝を16頭で分け合っており、勝った馬の人気は中央値3番人気でした。
前残りは誰の目にも明らかなのに、まだ配当妙味が残っている形です。
4角5〜9番手の単勝回収率110%は、最高配当の1本を除くと73%まで下がります。
そして4角10番手以下は274走2勝・複勝率4.4%で、直線266.1mでは後方から届きません。
| 上がり順位 | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 上がり1位 | 26-10-10-27/73 | 35.6% | 63.0% | 503% | 364% |
| 上がり2〜3位 | 30-32-25-98/185 | 16.2% | 47.0% | 191% | 137% |
| 上がり4〜5位 | 9-15-23-135/182 | 4.9% | 25.8% | 72% | 82% |
| 上がり6位以下 | 2-10-9-443/464 | 0.4% | 4.5% | 27% | 24% |
勝ち馬の平均上り3Fは35.8秒で、時計のかかる洋芝らしい数字です。
33秒台の切れ味を競うコースではなく、35秒台の脚をバテずに持続できるかが問われます。
上がり6位以下は464走2勝なので、前に行けても終いが完全に止まる馬は残れません。
札幌芝2000mで買える種牡馬|ゴールドシップが8勝
| 種牡馬 | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| ゴールドシップ | 8-6-6-48/68 | 11.8% | 29.4% | 62% | 154% |
| サートゥルナーリア | 4-2-0-4/10 | 40.0% | 60.0% | 151% | 99% |
| バゴ | 4-0-1-10/15 | 26.7% | 33.3% | 987% | 225% |
| キズナ | 4-3-5-29/41 | 9.8% | 29.3% | 131% | 95% |
| ブリックスアンドモルタル | 3-1-0-11/15 | 20.0% | 26.7% | 1494% | 425% |
勝ち星のトップはゴールドシップの8勝で、複勝率29.4%・複勝回収率154%です。
154%は大きい配当の寄与があり、最高配当の1本を除くと78%になります。
それでも現役時代に時計のかかる馬場で強さを見せた同馬らしく、洋芝の中距離との相性は数字に出ています。
サートゥルナーリアは10走4勝の勝率40.0%で、単勝回収率151%は最高配当を除いても102%です。
母数が10走とまだ少ないので、参考程度に押さえておきたい血統です。
バゴは15走4勝と高打率ながら、単勝回収率987%はほぼ特大配当1本によるものです。
キズナの単勝回収率131%は、最高配当の1本を除くと30%まで下がります。
ブリックスアンドモルタルの1494%も特大配当込みの数字なので、母数15走の傾向として見るにとどめます。
並びを見ると、瞬発力自慢よりスタミナ・パワーに寄った血統が上位に来ています。
洋芝の2000mという舞台の性質が、そのまま血統表に出ている形です。
札幌芝2000mの母父はディープインパクトが9勝
| 母父 | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| ディープインパクト | 9-5-6-49/69 | 13.0% | 29.0% | 257% | 100% |
| ボストンハーバー | 4-1-0-2/7 | 57.1% | 71.4% | 224% | 103% |
| シンボリクリスエス | 3-1-2-14/20 | 15.0% | 30.0% | 57% | 72% |
| マンハッタンカフェ | 3-2-0-18/23 | 13.0% | 21.7% | 526% | 135% |
| スペシャルウィーク | 3-0-0-11/14 | 21.4% | 21.4% | 169% | 51% |
母父ディープインパクトは9勝でトップ、勝率13.0%は全体の7.4%を大きく上回ります。
単勝回収率257%は特大配当の寄与が大きく、最高配当の1本を除くと79%です。
それでも9勝は7頭に分かれているので、母系に入ったディープインパクトの好走傾向そのものは信頼してよいかなと。
ボストンハーバーの7走4勝は2頭によるものなので、傾向としては参考程度です。
マンハッタンカフェの単勝回収率526%も、大きい配当1本の寄与が大きい数字になります。
札幌芝2000mの前走の舞台|前走も札幌だった馬が単勝回収率142%
| 前走の場 | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 札幌 | 26-25-24-242/317 | 8.2% | 23.7% | 142% | 92% |
| 函館 | 11-11-13-161/196 | 5.6% | 17.9% | 118% | 60% |
| 京都 | 2-4-3-26/35 | 5.7% | 25.7% | 22% | 100% |
| 東京 | 4-5-4-21/34 | 11.8% | 38.2% | 70% | 95% |
| 福島 | 2-2-2-29/35 | 5.7% | 17.1% | 412% | 108% |
主軸は前走も札幌だった組で、勝率8.2%・単勝回収率142%です。
142%は最高配当の1本を除いても108%残り、26勝が26頭に散っている再現性のある数字になります。
対して函館からの転戦組は勝率5.6%・複勝率17.9%と、好走率がはっきり落ちます。
単勝回収率118%も、最高配当の1本を除くと61%です。
同じ北海道の洋芝でも、コーナーの長い札幌の大回りを経験している馬とそうでない馬で差が出ていると考察できます。
夏の札幌は滞在で使われる馬が多く、輸送を挟まず状態を保ちやすいことも追い風かなと。
札幌続きの組で妙味が出るのは「前走大敗からの巻き返し」
| 前走の着順 | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 前走1〜3着 | 30-25-19-111/185 | 16.2% | 40.0% | 86% | 72% |
| 前走4〜6着 | 11-15-14-147/187 | 5.9% | 21.4% | 76% | 74% |
| 前走7着以下 | 13-12-17-283/325 | 4.0% | 12.9% | 195% | 91% |
前走1〜3着は勝率16.2%と順当に走りますが、単勝回収率は86%と妙味までは残りません。
気になるのは前走4〜6着で、勝率5.9%・単勝回収率76%と、巻き返しの数字が出ていません。
ところが前走7着以下まで下がると、勝率4.0%ながら単勝回収率は195%まで跳ね上がります。
195%は最高配当の1本を除いても157%で、13勝が12頭に散っています。
勝った馬の人気は中央値9番人気なので、配当がつくのは前走で大きく崩れていた組ということになります。
| 条件 | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 前走札幌×前走1〜3着 | 17-17-12-69/115 | 14.8% | 40.0% | 83% | 74% |
| 前走札幌×前走4〜6着 | 5-5-9-83/102 | 4.9% | 18.6% | 64% | 80% |
| 前走札幌×前走7着以下 | 4-3-3-90/100 | 4.0% | 10.0% | 290% | 127% |
前走札幌組に絞ると、この構図はさらにはっきりします。
前走も札幌で7着以下に敗れていた組は100走4勝ながら、単勝回収率290%・複勝回収率127%です。
勝った4頭はいずれも9番人気以下の伏兵でした。
洋芝の大回りという特殊な舞台を知っている馬は、着順が崩れていても軽視できないコースです。
ただし該当は100走で4勝なので、単勝で追いかけるより複勝やワイド、3連系のヒモに加える使い方が現実的かなと。
| 前走 | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 前走芝 | 52-49-49-484/634 | 8.2% | 23.7% | 130% | 81% |
| 前走ダート | 2-3-1-58/64 | 3.1% | 9.4% | 174% | 82% |
前走ダートは64走2勝・複勝率9.4%です。
単勝回収率174%は大きい配当1本によるもので、最高配当を除くと4%になります。
| 距離 | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 距離短縮 | 6-7-8-64/85 | 7.1% | 24.7% | 248% | 113% |
| 同距離 | 30-29-27-253/339 | 8.8% | 25.4% | 81% | 64% |
| 距離延長 | 18-16-15-225/274 | 6.6% | 17.9% | 163% | 93% |
好走率の軸は同距離組で、勝率8.8%・複勝率25.4%です。
距離短縮の単勝回収率248%は特大配当の寄与が大きく、最高配当の1本を除くと104%になります。
距離延長の163%は最高配当を除いても122%残っており、ローテを問わず人気薄の一発が混ざるのがこのコースの実態に近いと思います。
| 前走の位置 | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 前走4角1番手 | 8-1-3-33/45 | 17.8% | 26.7% | 112% | 54% |
| 前走4角2〜4番手 | 21-21-17-135/194 | 10.8% | 30.4% | 161% | 95% |
| 前走4角5〜9番手 | 16-23-22-211/272 | 5.9% | 22.4% | 92% | 71% |
| 前走4角10番手以下 | 9-7-8-162/186 | 4.8% | 12.9% | 172% | 88% |
前走の4コーナー通過順は、出馬表の段階で確認できます。
軸になるのは前走4角2〜4番手で、勝率10.8%・複勝率30.4%に加えて、単勝回収率161%は最高配当を除いても108%です。
前走で先行力を見せていた馬が、そのまま前残りの恩恵を受ける形になります。
前走4角10番手以下の単勝回収率172%は勝率4.8%とセットの数字なので、一発警戒の範囲にとどめたいところです。
| 間隔 | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 連闘〜中2週 | 25-22-27-261/335 | 7.5% | 22.1% | 110% | 74% |
| 中3〜5週 | 14-14-6-161/195 | 7.2% | 17.4% | 158% | 73% |
| 中6週〜3か月 | 6-11-9-80/106 | 5.7% | 24.5% | 145% | 97% |
| 3か月超 | 9-5-8-40/62 | 14.5% | 35.5% | 171% | 123% |
レース間隔では3か月超の休み明けが勝率14.5%・複勝率35.5%と最上位です。
夏の北海道シリーズに照準を合わせ、放牧を挟んで仕上げてくる馬が多いためと考察できます。
休み明けを一律に割り引く必要はないコースです。
札幌芝2000mの性別|牡馬と牝馬の差は小さめ
| 性別 | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 牡馬(セン馬含む) | 40-32-39-373/484 | 8.3% | 22.9% | 115% | 78% |
| 牝馬 | 27-35-28-330/420 | 6.4% | 21.4% | 100% | 95% |
勝率は牡馬8.3%・牝馬6.4%と、牡馬がやや上回ります。
牡馬の単勝回収率115%は最高配当の1本を除くと89%なので、性別だけで大きな差をつける必要はなさそうです。
札幌芝2000mの年齢別成績|中心は3歳、5歳の人気薄がしぶとい
| 年齢 | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2歳 | 6-6-6-42/60 | 10.0% | 30.0% | 222% | 96% |
| 3歳 | 46-43-44-435/568 | 8.1% | 23.4% | 77% | 84% |
| 4歳 | 6-9-8-107/130 | 4.6% | 17.7% | 62% | 51% |
| 5歳 | 5-8-6-69/88 | 5.7% | 21.6% | 262% | 140% |
| 6歳 | 3-1-2-38/44 | 6.8% | 13.6% | 122% | 62% |
| 7歳以上 | 1-0-1-12/14 | 7.1% | 14.3% | 297% | 197% |
夏の2歳戦と3歳の未勝利・条件戦が番組の中心になるコースです。
2歳の単勝回収率222%は大きい配当1本の寄与がほとんどで、最高配当を除くと34%になります。
5歳は勝率5.7%ながら複勝回収率140%で、最高配当の1本を除いても103%残ります。
古馬の人気薄が馬券圏内にしぶとく残ってくる点は、頭の片隅に置いておきたいところです。
札幌芝2000mのクラス別・馬場状態別平均勝ちタイム
| クラス | 平均勝ちタイム | レース数 |
|---|---|---|
| 新馬 | 2:05.8 | 3 |
| 未勝利 | 2:02.3 | 31 |
| 1勝クラス | 2:01.3 | 17 |
| 2勝クラス | 2:01.9 | 7 |
| 3勝クラス | 2:00.5 | 6 |
| オープン | 2:00.9 | 3 |
最も速いのは3勝クラスの2:00.5で、新馬の2:05.8とは5秒以上の開きがあります。
2勝クラスが1勝クラスより遅いなど順番どおりでない箇所もあるので、あくまで目安として見てください。
| 馬場 | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 良 | 44-44-44-458/590 | 7.5% | 22.4% | 79% | 73% |
| 稍重 | 18-18-18-190/244 | 7.4% | 22.1% | 193% | 123% |
| 重 | 5-5-5-55/70 | 7.1% | 21.4% | 58% | 71% |
| 不良 | 0-0-0-0/0 | – | – | – | – |
平均勝ちタイムは良の2:01.2に対して、稍重2:03.3、重2:03.4です。
洋芝はただでさえ時計がかかるうえ、渋るとさらに力の要る馬場になります。
目を引くのは稍重で、単勝回収率193%は最高配当の1本を除いても147%残ります。
18勝のうち6勝が7番人気以下と、渋った洋芝ではパワー型の人気薄が浮上しやすいと考察できます。
重は70走、不良は期間中の施行がないので、渋り切った馬場の傾向は参考程度にとどめてください。
札幌芝2000mの騎手成績|横山武史騎手が9勝
| 騎手 | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 横山武史 | 9-11-5-27/52 | 17.3% | 48.1% | 133% | 96% |
| 丹内祐次 | 7-8-6-32/53 | 13.2% | 39.6% | 309% | 127% |
| 鮫島克駿 | 5-4-4-22/35 | 14.3% | 37.1% | 68% | 64% |
| 横山和生 | 5-5-2-24/36 | 13.9% | 33.3% | 122% | 111% |
| 佐々木大 | 5-5-6-34/50 | 10.0% | 32.0% | 93% | 106% |
勝ち星のトップは横山武史騎手の9勝で、複勝率48.1%とほぼ2回に1回は馬券圏内に運んできます。
単勝回収率133%は最高配当の1本を除くと54%なので、軸としての信頼が本線です。
丹内祐次騎手の単勝回収率309%は大きい配当1本の寄与が大きいものの、複勝率39.6%・複勝回収率127%と人気以上に走らせています。
表の「佐々木大」は佐々木大輔騎手のことで、複勝回収率106%と堅実です。
札幌芝2000mの人気別信頼度|1番人気の勝率36.4%
| 人気 | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1番人気 | 24-11-9-22/66 | 36.4% | 66.7% | 88% | 87% |
| 2〜3番人気 | 21-21-15-76/133 | 15.8% | 42.9% | 73% | 72% |
| 4〜6番人気 | 7-19-26-147/199 | 3.5% | 26.1% | 40% | 80% |
| 7〜9番人気 | 8-11-11-167/197 | 4.1% | 15.2% | 86% | 78% |
| 10番人気以下 | 7-5-6-291/309 | 2.3% | 5.8% | 186% | 101% |
1番人気の信頼度は芝2000mの主要8コースで3番目
| コース | 1番人気の勝率 |
|---|---|
| 東京芝2000m | 41.0% |
| 京都芝2000m | 36.9% |
| 札幌芝2000m | 36.4% |
| 中山芝2000m | 35.9% |
| 中京芝2000m | 33.8% |
| 阪神芝2000m | 30.7% |
| 小倉芝2000m | 29.7% |
| 福島芝2000m | 27.6% |
1番人気の勝率36.4%は芝2000mの主要8コースで3番目に高く、本命は素直に評価してよい水準です。
面白いのは中穴帯で、4〜6番人気の勝率3.5%は7〜9番人気の4.1%より低くなっています。
そして10番人気以下は単勝回収率186%・複勝回収率101%です。
186%は最高配当の1本を除いても146%残り、勝った7頭の人気は中央値12番人気でした。
本命は堅く、崩れるときは大波乱という両極の性格を持つコースです。
3連系のヒモなら、二桁人気まで手を広げる価値があります。
札幌芝2000mの消し条件
札幌芝2000mで評価を下げたい条件
- 前走ダートは64走2勝・複勝率9.4%
- 前走4〜6着は勝率5.9%・単勝回収率76%
- 函館からの転戦は勝率5.6%・複勝率17.9%
- 7〜8枠は勝率5.1%
- 4角10番手以下は複勝率4.4%、上がり6位以下は464走2勝
中途半端に善戦していた前走4〜6着より、7着以下の大敗組の一発のほうが決まるという逆転がこのコースの特徴です。
函館からの転戦も、同じ北海道シリーズだからと評価を上げたくなりますが、数字はむしろ逆になっています。
いずれも人気や枠と重ねて評価を一段下げるための材料で、機械的な消しではありません。
まとめ:札幌芝2000mは滞在の札幌組と前に行ける馬から入る
札幌芝2000mのポイント
- 前走も札幌だった馬が単勝回収率142%で、函館からの転戦(勝率5.6%)と明暗
- 前走札幌で7着以下に敗れていた組の巻き返しが単勝回収率290%
- 位置は4角先頭〜4番手が主戦場で、1〜2枠は単勝回収率191%
- 種牡馬はゴールドシップが8勝、母父はディープインパクトが9勝
- 前走ダート・前走4〜6着・7〜8枠は割引
札幌芝2000mは、ほぼ平坦の洋芝を長いコーナーで回り続ける、他場では経験できない舞台です。
だからこそ、この舞台をすでに経験している滞在の札幌組をひとつ上に評価し直すのが予想の入口になります。
そこに枠と先行力、ゴールドシップに代表される洋芝向きのスタミナ血統を重ねれば、検討する馬はかなり絞れます。
あとは前走ダート・大外枠・後方一辺倒の割引を引き算すれば、買い目の形はほぼ出来上がります。
同じ札幌の芝でも、芝1200mや芝1500m、芝1800m、芝2600mとは求められるものが変わります。
札幌開催の際には、ダート1700mの記事と合わせて参考にしてみてください。
データが積み上がって傾向に変化があれば、更新の際に触れていきたいと思います。
出典:TARGET frontier JV(集計期間 2023.7.29〜2026.7.26、札幌芝2000m・JRA平地)




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