デクラレーションオブウォー産駒は2歳ダートで買う|特徴・距離適性・牝馬の成長力

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デクラレーションオブウォー産駒の買い条件 タ行



結論:デクラレーションオブウォー産駒は「よく走るが人気になる」種牡馬
勝率7.3%・複勝率21.5%と走る一方、単勝回収率は66%。狙いを絞らないと回収できません。
数少ない妙味が2歳のダート(単勝回収率167%)京都ダート1200〜1400m(同137%)。芝は前走と同じ距離で勝率13.0%、牝馬は4歳以降に伸びます。
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  1. デクラレーションオブウォー産駒の成績と全体像
  2. デクラレーションオブウォー産駒の距離適性|芝は中距離、ダートは短距離
  3. デクラレーションオブウォー産駒は重馬場で走る?|ダートは渋るほど良い
  4. デクラレーションオブウォー産駒の脚質|芝ダとも前が有利
    1. 芝の脚質|前走で逃げていた馬が勝率18.4%
    2. ダートの脚質|こちらは先行(2〜4番手)が中心
  5. デクラレーションオブウォー産駒は距離を動かさないほうがいい
  6. デクラレーションオブウォー産駒の買い方【狙い目5選】
    1. 買い① ダートの2歳戦
    2. 買い② 京都ダート1200〜1400m
    3. 買い③ 芝で前走と同じ距離
    4. 買い④ ダートで前走4角5番手以内
    5. 買い⑤ 牝馬の4歳以上
  7. デクラレーションオブウォー産駒のコース別成績|小倉芝が狙い目
  8. デクラレーションオブウォー産駒の母父別成績|血統相性は?
  9. デクラレーションオブウォー産駒は何歳が買い?|世代を問わず走り続ける
  10. デクラレーションオブウォー産駒と相性のいい騎手
  11. デクラレーションオブウォー産駒の人気別の信頼度
  12. デクラレーションオブウォー産駒の消し条件
  13. デクラレーションオブウォーのプロフィール
  14. デクラレーションオブウォーの血統構成
  15. 代表産駒① セキトバイースト
  16. 代表産駒② シランケド
  17. まとめ:デクラレーションオブウォー産駒の買い方

デクラレーションオブウォー産駒の成績と全体像

集計期間:2023.7.22〜2026.7.12/JRA平地
着別度数勝率連対率複勝率単勝回収率複勝回収率
105-100-103-1127/14357.3%14.3%21.5%66%74%

まず性格をはっきりさせておきます。勝率7.3%・複勝率21.5%は種牡馬として十分な水準ですが、単勝回収率66%・複勝回収率74%

走る力そのものは十分にあります。ただ、その力が過不足なく人気に反映されるため、素直に買っても手元には残りません。

したがってこの産駒は「見つけたら買い」ではなく、「どの条件なら人気以上に走るか」を絞り込む対象になります。

集計期間:2023.7.22〜2026.7.12/芝ダ別
馬場着別度数勝率複勝率単勝回収率複勝回収率
48-46-44-476/6147.8%22.5%71%81%
ダート57-54-59-651/8216.9%20.7%62%68%

芝ダートどちらもこなします。出走数はダートのほうが多いものの、勝率・複勝率はわずかに芝が上。アメリカ産のダート血統ながら、日本では芝でも通用するのがこの種牡馬の持ち味です。

デクラレーションオブウォー産駒の距離適性|芝は中距離、ダートは短距離

集計期間:2023.7.22〜2026.7.12/芝・距離帯別
距離帯着別度数勝率複勝率単勝回収率複勝回収率
芝1200m以下9-9-4-80/1028.8%21.6%135%75%
芝1400〜1600m8-8-11-135/1624.9%16.7%18%69%
芝1600〜1800m19-11-15-186/2318.2%19.5%83%59%
芝1800〜2000m29-22-23-206/28010.4%26.4%86%82%
芝2000〜2200m15-16-15-118/1649.1%28.0%42%92%
芝2200m以上2-7-6-55/702.9%21.4%37%111%

芝の中心は1800〜2200mの中距離です。勝率10.4%・複勝率28.0%と、この産駒がいちばん安定して力を出せるゾーン。ただし単勝回収率は42〜86%と、人気も相応に集まります。

面白いのが芝1200m以下の単勝回収率135%。勝率8.8%と数字も悪くありません。中距離のイメージが強いぶん、スプリント戦では評価が甘くなるようです。

一方で芝1400〜1600mは勝率4.9%・単勝回収率18%。マイル前後の中途半端な距離だけがぽっかり凹んでいます。

集計期間:2023.7.22〜2026.7.12/ダート・距離帯別
距離帯着別度数勝率複勝率単勝回収率複勝回収率
ダ1200m以下18-16-10-127/17110.5%25.7%64%79%
ダ1300〜1400m7-9-7-120/1434.9%16.1%59%68%
ダ1700〜1800m25-19-33-308/3856.5%20.0%68%67%
ダ1900m以上2-5-7-50/643.1%21.9%7%62%

ダートは1200m以下の短距離が最も強く、勝率10.5%。逆に1900m以上は勝率3.1%・単勝回収率7%と手が出ません。芝は中距離、ダートは短距離という住み分けをまず覚えておきたいところです。

デクラレーションオブウォー産駒は重馬場で走る?|ダートは渋るほど良い

集計期間:2023.7.22〜2026.7.12/馬場状態別
馬場着別度数勝率複勝率単勝回収率複勝回収率
芝良40-37-35-388/5008.0%22.4%69%81%
芝稍重7-8-6-59/808.8%26.2%88%98%
芝重1-1-3-28/333.0%15.2%54%44%
芝不良0-0-0-1/10.0%0.0%0%0%
ダ良36-35-42-455/5686.3%19.9%55%62%
ダ稍重11-8-10-105/1348.2%21.6%66%77%
ダ重8-6-5-67/869.3%22.1%95%95%
ダ不良2-5-2-24/336.1%27.3%101%81%

芝とダートで反応が分かれます。ダートは渋るほど良く、良の勝率6.3%に対し稍重8.2%・重9.3%と上向きます。水を含んで脚抜きがよくなり、時計の出る馬場でスピードが活きるのは、ダンチヒ系らしいところです。

ところが芝は稍重までで、重まで悪化すると勝率3.0%。同じ「渋った馬場」でも芝とダートで正反対なので、まとめて扱わないことが大事です。

※芝の重は33走、不良は1走しかなく、判断材料としては薄いことを断っておきます。またダートの重も単勝回収率はプラスに届きません。渋った馬場は「買う理由」ではなく「評価を下げなくていい理由」として使うのが実態に合います。

デクラレーションオブウォー産駒の脚質|芝ダとも前が有利

この産駒は芝とダートで狙う脚質が変わりません。まず芝から見ていきます。

芝の脚質|前走で逃げていた馬が勝率18.4%

集計期間:2023.7.22〜2026.7.12/芝・前走4角の位置別
前走4角着別度数勝率複勝率単勝回収率複勝回収率
逃げ(1番手)7-2-5-24/3818.4%36.8%71%102%
先行(2〜4番手)9-12-11-92/1247.3%25.8%58%64%
中団(5〜9番手)17-16-9-129/1719.9%24.6%60%60%
後方(10番手以下)7-6-7-126/1464.8%13.7%84%61%

芝でいちばん強いのは前走で逃げていた馬(勝率18.4%・複勝率36.8%)。複勝回収率も102%とプラスです。先行・中団までは複勝率25%前後を保ちますが、後方10番手以下だけが勝率4.8%・複勝率13.7%と落ち込みます。

ダートの脚質|こちらは先行(2〜4番手)が中心

集計期間:2023.7.22〜2026.7.12/ダート・前走4角の位置別
前走4角着別度数勝率複勝率単勝回収率複勝回収率
逃げ(1番手)6-4-4-39/5311.3%26.4%46%53%
先行(2〜4番手)23-25-18-149/21510.7%30.7%74%83%
中団(5〜9番手)17-13-22-189/2417.1%21.6%59%67%
後方(10番手以下)8-9-10-189/2163.7%12.5%38%56%

ダートでは先行(2〜4番手)が勝率10.7%・複勝率30.7%で最上位。逃げていた馬も勝率11.3%と好成績です。前走10番手以下は勝率3.7%と、芝以上にはっきり差が出ます。

まとめると芝ダートとも、前走の4角が4番手以内だった馬が中心。芝は逃げ、ダートは番手がベストという細かい違いはありますが、判断の軸は共通です。前走の通過順を確認するだけで、複勝率が30%前後と13%前後に分かれます。

この産駒を買うときは、まず前走の位置取りを確認するのが手順になります。後ろから行っていた馬は、条件がよくても割引が必要です。

デクラレーションオブウォー産駒は距離を動かさないほうがいい

集計期間:2023.7.22〜2026.7.12/前走からの距離変更別
条件着別度数勝率複勝率単勝回収率複勝回収率
芝×短縮5-10-5-95/1154.3%17.4%23%39%
芝×同距離28-20-16-151/21513.0%29.8%84%78%
芝×延長7-6-12-128/1534.6%16.3%75%68%
ダ×短縮15-11-13-164/2037.4%19.2%64%68%
ダ×同距離29-33-30-246/3388.6%27.2%61%82%
ダ×延長10-7-11-158/1865.4%15.1%38%39%

この表はきれいに割れました。芝で前走と同じ距離なら勝率13.0%・複勝率29.8%。産駒全体の7.3%を大きく上回ります。ダートでも同距離が勝率8.6%・複勝率27.2%で最上位です。

反対に距離を動かすと芝は短縮で勝率4.3%、延長で4.6%まで落ちます。器用に条件を変えて対応するタイプではありません。前走と同じ舞台に戻ってきたときが買い時です。

デクラレーションオブウォー産駒の買い方【狙い目5選】

全体の単勝回収率が66%という種牡馬なので、買い条件はかなり絞り込む必要があります。出馬表の段階で判定できる5つにまとめました。

買い① ダートの2歳戦

集計期間:2023.7.22〜2026.7.12
条件着別度数勝率複勝率単勝回収率複勝回収率
ダート×2歳10-10-7-99/1267.9%21.4%167%77%

この産駒で唯一、単勝で安心して買える条件です。単勝回収率167%は最高配当を除いても131%を保ち、10勝を9頭が分け合うという理想的な分散。

デビュー間もない2歳のダート戦は、血統からの評価が定まりにくい場面です。そこにアメリカ産のダート血統が入ると、力どおりの人気にならないまま走ってしまうのだろうと考えます。

買い② 京都ダート1200〜1400m

集計期間:2023.7.22〜2026.7.12
条件着別度数勝率複勝率単勝回収率複勝回収率
京都ダ1200〜1400m8-4-5-62/7910.1%21.5%137%85%

コースを絞ると京都のダート短距離が勝率10.1%・単勝回収率137%。最高配当を除いても106%を保ち、8勝を7頭が挙げています。

ダート1200m以下が得意という特徴と、京都ダートの数字のよさが重なった条件です。買い①と重なる2歳戦なら、さらに強気に出ていい場面になります。

買い③ 芝で前走と同じ距離

集計期間:2023.7.22〜2026.7.12
条件着別度数勝率複勝率単勝回収率複勝回収率
芝×同距離28-20-16-151/21513.0%29.8%84%78%

勝率13.0%は産駒全体の7.3%のほぼ2倍。28勝が広く分散しており、条件としての再現性は最も高い部類です。

単勝回収率は84%とプラスには届きませんが、複勝や連系の軸としては十分に使えます。この産駒は「当てる」条件と「儲ける」条件を分けて考えるのが正解で、これは前者の代表です。

買い④ ダートで前走4角5番手以内

集計期間:2023.7.22〜2026.7.12
条件着別度数勝率複勝率単勝回収率複勝回収率
ダート×前走4角5番手以内36-32-29-220/31711.4%30.6%70%77%

勝率11.4%・複勝率30.6%。3回に1回近く3着内に来る計算で、36勝という数の裏づけもあります。買い③と同じく、当てにいくための条件です。

ダートで後ろから行っていた馬(勝率3.7%)とは3倍以上の差。この一点を確認するだけで、無駄な馬券をかなり減らせます。

買い⑤ 牝馬の4歳以上

集計期間:2023.7.22〜2026.7.12
条件着別度数勝率複勝率単勝回収率複勝回収率
牝馬×4歳以上18-15-14-127/17410.3%27.0%67%82%

デクラレーションオブウォー産駒は牝馬のほうが走ります(牝馬の勝率8.6%に対し牡馬は6.2%)。さらに古馬になってからの上積みが大きく、4歳以上の牝馬に絞ると勝率10.3%・複勝率27.0%。

3歳までは目立たなかった牝馬が、4〜5歳で一変する。後述する代表産駒2頭がまさにその形です。キャリアを重ねた牝馬を見落とさないのが、この種牡馬の実戦的な使い方になります。

デクラレーションオブウォー産駒のコース別成績|小倉芝が狙い目

集計期間:2023.7.22〜2026.7.12/主な競馬場(60走以上)
コース着別度数勝率複勝率単勝回収率複勝回収率
小倉芝8-10-10-59/879.2%32.2%50%126%
京都ダート15-11-13-136/1758.6%22.3%78%76%
東京芝5-4-5-60/746.8%18.9%139%63%
中山芝5-4-5-54/687.4%20.6%109%75%
中山ダート9-12-12-92/1257.2%26.4%28%95%
中京ダート4-2-5-74/854.7%12.9%42%50%

小倉芝が複勝率32.2%・複勝回収率126%と、複勝で買える数少ない条件です。小回りで平坦、前に行った馬が残りやすい形が、前走先行型を評価するこの産駒の性格と噛み合っています。

※東京芝と中山芝の単勝回収率100%超は、いずれも1頭の大穴で押し上げられた数字です(最高配当を除くと24〜33%まで落ちます)。コースだけを理由に単勝を買うのは避けたいところです。

デクラレーションオブウォー産駒の母父別成績|血統相性は?

集計期間:2023.7.22〜2026.7.12/主な母父(50走以上)
母父着別度数勝率複勝率単勝回収率複勝回収率
母父フジキセキ7-3-2-44/5612.5%21.4%319%99%
母父ディープインパクト15-13-22-121/1718.8%29.2%32%76%
母父キングカメハメハ9-9-9-90/1177.7%23.1%42%60%
母父ダイワメジャー4-4-3-77/884.5%12.5%96%62%

母父ディープインパクトが複勝率29.2%と安定します。ダンチヒ系のパワーに日本的な軽さを足す配合で、3着内には来るものの単勝回収率は32%と人気先行です。

※母父フジキセキの単勝回収率319%は、7勝をわずか3頭で分け合っています。頭数の分散が乏しく、買い条件に昇格させるのは早いと判断しました。

デクラレーションオブウォー産駒は何歳が買い?|世代を問わず走り続ける

集計期間:2023.7.22〜2026.7.12/馬齢別
馬齢着別度数勝率複勝率単勝回収率複勝回収率
2歳23-22-21-250/3167.3%20.9%101%77%
3歳54-54-57-565/7307.4%22.6%46%76%
4歳22-17-16-214/2698.2%20.4%52%54%
5歳5-6-8-87/1064.7%17.9%116%99%
6歳以上1-1-1-11/147.1%21.4%199%81%

この表でいちばん大事なのは、2歳から6歳以上まで勝率が7〜8%台で並ぶことです。複勝率も20〜22%台で安定しており、5歳がやや凹むだけ。早くから走り出し、そのまま長く走り続けるという、息の長い活躍ができる種牡馬です。

早熟でも晩成でもないので、年齢を理由に見限る必要がないのが実戦での強みになります。古馬になって条件戦に居続けている産駒でも、力が落ちたと決めつけずに条件を確認したいところです。

回収率で差が出るのは2歳の101%。買い①で挙げたとおり、2歳のダートがとくに買えます。5歳の116%は、買い⑤の牝馬の成長と重なる部分です。

※6歳以上は14走しかなく、単勝回収率199%は最高配当を除くと0%になります。「6歳以上が買い」という意味ではなく、「衰えて勝てなくなるわけではない」という読み方にとどめてください。

デクラレーションオブウォー産駒と相性のいい騎手

集計期間:2023.7.22〜2026.7.12/勝利数上位
騎手着別度数勝率複勝率単勝回収率複勝回収率
松山弘平7-4-3-23/3718.9%37.8%127%72%
岩田康誠4-3-4-10/2119.0%52.4%252%128%
岩田望来4-2-1-15/2218.2%31.8%150%68%
横山武史4-4-2-20/3013.3%33.3%46%71%
丹内祐次5-2-1-30/3813.2%21.1%61%37%

松山弘平騎手が7勝・勝率18.9%で最多。単勝回収率127%と数字も出ています。

※騎乗数は最多でも40鞍弱で、いずれも振れ幅の大きいサンプルです。岩田康誠騎手の252%は最高配当を除くと34%まで落ちるので、騎手単体を買い条件にはせず参考にとどめてください。

デクラレーションオブウォー産駒の人気別の信頼度

集計期間:2023.7.22〜2026.7.12/当日人気別
当日人気着別度数勝率複勝率単勝回収率複勝回収率
1番人気35-24-8-29/9636.5%69.8%80%88%
2〜3番人気35-23-28-125/21116.6%40.8%76%71%
4〜6番人気18-31-38-217/3045.9%28.6%65%84%
7番人気以下17-22-29-756/8242.1%8.3%62%69%

当日の人気は買い条件にはできませんが、この産駒の難しさが表れています。全ての人気帯で単勝回収率が100%を下回るという、珍しい構造です。

1番人気は勝率36.5%・複勝率69.8%とよく走りますが、それでも単勝回収率80%。力があるぶん、どの人気帯でも過不足なく評価されているということです。だからこそ、買い①〜⑤のような条件の絞り込みが効いてきます。

デクラレーションオブウォー産駒の消し条件

集計期間:2023.7.22〜2026.7.12
条件着別度数勝率複勝率単勝回収率複勝回収率
ダ→芝替わり1-4-1-61/671.5%9.0%7%41%
半年以上の休養明け1-2-3-41/472.1%12.8%12%36%
ダ1900m以上2-5-7-50/643.1%21.9%7%62%
芝1400〜1600m8-8-11-135/1624.9%16.7%18%69%

最も強い消しがダートから芝への替わりで、勝率1.5%・単勝回収率7%。芝もダートもこなす種牡馬ですが、いきなり替えて対応できるほど器用ではありません。

半年以上の休養明けも勝率2.1%と苦戦します。使いながら調子を上げるタイプなので、休み明けは間隔を詰めて2走目以降を待ちたいところです。

距離ではダート1900m以上芝1400〜1600m。どちらも単勝回収率20%を切る水準で、人気でも手を出す理由がありません。

デクラレーションオブウォーのプロフィール

デクラレーションオブウォーは2009年生まれの鹿毛、アメリカ産。父:War Front、母父:Rahy。現役では13戦7勝を挙げました。

4歳時にクイーンアンステークスでGⅠ初制覇を遂げると、エクリプスステークス2着、サセックスステークス3着を挟んで、英インターナショナルステークスでGⅠ2勝目。アメリカに遠征したブリーダーズカップクラシックでも僅差の3着に健闘し、芝・ダート双方で世界トップクラスの力を示しました。

アイルランドで種牡馬入りしたのち、アメリカとオーストラリアのシャトルサイアーとなり、仏・米・豪でGⅠ馬を輩出。2018年に日本へ輸入され、2019年から供用されています。供用地は新ひだか・JBBA静内種馬場です。

デクラレーションオブウォーの血統構成

父:War Front はダンチヒ系で、アメリカでウォーオブウィル(プリークネスステークス)などを出した名種牡馬。「ダンチヒ晩年の傑作」と評されます。日本には本馬のほか、アメリカンペイトリオットやザファクターらの直仔が種牡馬として導入されています。

母父:Rahy はブラッシンググルーム系。母テンポウエストは米3勝を挙げた牝馬です。

インブリードはNorthern Dancer 3×5、Mr. Prospector 5×4、Nijinsky 5×4。アメリカ的なパワーとスピードが軸で、切れ味を問われる展開よりも、前に行って押し切る形が合います。前走先行馬の数字がよいのは、この血統背景と一致します。

代表産駒① セキトバイースト

母父:Footstepsinthesand。2026年6月の府中牝馬ステークス(GⅢ)を5番人気で制した、現役の代表産駒です。前年のエリザベス女王杯でも6着に健闘しています。

通過順を見ると4角の平均は3番手前後で、府中牝馬ステークスも4角先頭から押し切る形でした。前に行けること牝馬が古馬になってから伸びることという、この記事で挙げた2つの特徴をそのまま体現した1頭です。

代表産駒② シランケド

母父:ディープインパクト。5歳になった2025年に一気に開花し、中山牝馬ステークス(GⅢ)と新潟記念(GⅢ)を制覇。ヴィクトリアマイルでは7番人気で3着、天皇賞・秋でも6番人気で4着と、GⅠでも力を示しました。

脚質はセキトバイーストとは対照的で、4角の平均は9番手前後の差し・追込型。天皇賞・秋では4角14番手から強烈な末脚を繰り出しています。

この2頭に共通するのは牝馬で、4〜5歳になってから重賞を勝ったという点です。買い⑤の裏づけとして、この2頭の存在は大きいものがあります。


今週の厳選該当馬(S・Aランク)をnoteで公開中

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まとめ:デクラレーションオブウォー産駒の買い方

  • 勝率7.3%とよく走るが、単勝回収率66%。全人気帯で100%割れという「人気になる」種牡馬
  • 単勝の妙味はダートの2歳戦(回収率167%)と京都ダ1200〜1400m(同137%
  • 当てにいくなら芝の同距離(勝率13.0%)とダートで前走4角5番手以内(同11.4%
  • 牝馬は4歳以降に伸びる。複勝なら小倉芝(複勝回収率126%
  • ダ→芝替わり・半年以上の休養明け・ダ1900m以上・芝1400〜1600mは消し

力のある産駒が多いぶん、素直に買っても回収は伸びません。2歳ダートで単勝を狙い、古馬の牝馬と前走先行馬を軸に据える。この二段構えが、この種牡馬との現実的な付き合い方です。予想の際にはぜひ、本記事のデータを参考にしてみてください。

出典:TARGET frontier JV

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