このページでは、京都芝1200mのコースの特徴、各クラス別の勝ち時計の平均や活躍血統、成績上位騎手について解説しています。
京都芝1200m戦コースの特徴
3コーナーでは内回りコースを使用する舞台。
改修工事が終わってから約1年間の間で行われたデータのみの集計なので、ハッキリと断言できないことだらけではありますが、基本的には1~3枠の成績が優秀。
そして8枠の成績が奮っていない印象です。
◆枠順別成績
枠番 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
---|---|---|---|---|---|---|
1枠 | 3- 3- 4-27/37 | 8.1% | 16.2% | 27.0% | 46% | 81% |
2枠 | 4- 0- 7-26/37 | 10.8% | 10.8% | 29.7% | 35% | 83% |
3枠 | 3- 3- 4-27/37 | 8.1% | 16.2% | 27.0% | 63% | 66% |
4枠 | 3- 1- 1-35/40 | 7.5% | 10.0% | 12.5% | 36% | 27% |
5枠 | 2- 4- 2-35/43 | 4.7% | 14.0% | 18.6% | 17% | 43% |
6枠 | 2- 3- 2-37/44 | 4.5% | 11.4% | 15.9% | 45% | 50% |
7枠 | 5- 6- 2-43/56 | 8.9% | 19.6% | 23.2% | 69% | 72% |
8枠 | 1- 3- 1-52/57 | 1.8% | 7.0% | 8.8% | 12% | 35% |
京都芝1200m各クラス別・馬場状態別平均勝ちタイム
クラス | 良 | やや重 | 重 | 不良 |
---|---|---|---|---|
新馬戦 | – | 1:12.9 | 1:10.0 | – |
未勝利戦 | 1:08.9 | 1:09.4 | – | – |
1勝クラス | 1:08.6 | 1:09.0 | 1:08.6 | – |
2勝クラス | 1:08.6 | – | – | – |
3勝クラス | 1:07.5 | – | – | – |
オープン | – | – | – | 1:09.9 |
リステッド | 1:08.4 | – | – | – |
◆京都芝1200m重賞過去10年タイム
クラス | 良 | やや重 | 重 | 不良 |
---|---|---|---|---|
葵S | 1:07.9 | – | – | – |
シルクロードS | 1:08.1 | 1:07.9 | – | – |
京阪杯 | 1:08.1 | – | 1:10.3 | – |
※葵Sのみ過去6年のタイムを集計。
京都芝1200m戦の成績上位種牡馬
種牡馬名 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
---|---|---|---|---|---|---|
ロードカナロア | 4- 2- 2-16/24 | 16.7% | 25.0% | 33.3% | 57% | 68% |
ビッグアーサー | 3- 0- 2-17/22 | 13.6% | 13.6% | 22.7% | 73% | 43% |
エイシンヒカリ | 2- 0- 2- 0/4 | 50.0% | 50.0% | 100.0% | 200% | 257% |
ファインニードル | 2- 0- 0- 5/7 | 28.6% | 28.6% | 28.6% | 275% | 68% |
ドゥラメンテ | 1- 3- 0- 3/7 | 14.3% | 57.1% | 57.1% | 47% | 112% |
勝利度数ではロードカナロアがトップ。
回収率ベースではあまり旨味はないものの、適性面から今後も同産駒がこの舞台の上位であることが予測されます。
直線平坦はビッグアーサー含め、プリンスリーギフトの特徴が強く出ている馬が得意とする舞台。
ロードカナロア同様今後も変わらず上位に名前が挙がることでしょう。
エイシンヒカリについては、エイシンスポッターの活躍含め3頭で形成されている数値。
今後成績は落とす思いますが、機動力に優れているエイシンヒカリ産駒は、直線平坦コースという特徴を味方できるので、よく走ってくることが予想されます。
ファインニードル産駒は、道悪をこなすか否かが今後のカギ。
京都芝1200m戦の成績上位母父馬
種牡馬名 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
---|---|---|---|---|---|---|
マンハッタンカフェ | 3- 1- 0- 6/10 | 30.0% | 40.0% | 40.0% | 178% | 92% |
ディープインパクト | 2- 4- 6-18/30 | 6.7% | 20.0% | 40.0% | 28% | 149% |
シンボリクリスエス | 2- 1- 0- 2/5 | 40.0% | 60.0% | 60.0% | 154% | 96% |
クロフネ | 2- 0- 1- 6/9 | 22.2% | 22.2% | 33.3% | 120% | 85% |
New Approach | 1- 2- 0- 0/3 | 33.3% | 100.0% | 100.0% | 110% | 146% |
大きな偏りなどはなく、今後開催が進むにつれて目まぐるしく入れ替わることが予想されます。
良馬場で開幕週やそこから近い時期では時計面で優れた米国血統やサンデーサイレンス系が下支えになるでしょう。
開催が進み、また水を含んだコンディションで時計がかかるようになれば欧州血統も台頭するはずです。
その時その時の吟味を忘れずにいきたいところです。
京都芝1200m戦の成績上位騎手
騎手名 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
---|---|---|---|---|---|---|
坂井瑠星 | 4- 3- 1- 6/14 | 28.6% | 50.0% | 57.1% | 85% | 92% |
幸英明 | 2- 0- 2-11/15 | 13.3% | 13.3% | 26.7% | 86% | 55% |
鮫島克駿 | 1- 3- 1-10/15 | 6.7% | 26.7% | 33.3% | 20% | 82% |
西村淳也 | 1- 1- 4- 5/11 | 9.1% | 18.2% | 54.5% | 30% | 157% |
角田大河 | 1- 1- 2-10/14 | 7.1% | 14.3% | 28.6% | 35% | 133% |
騎乗数を思えば坂井瑠星騎手が断然優秀。
坂井騎手は馬体の大きな馬との相性が良く、大型スプリンターとのコンビでは今後も安定した成績を残していくことが予想されます。
角田大河騎手は複勝回収率で100%を超えてきますが、これはエイシンスポッターに騎乗してのもの。
京都芝1200m戦の馬券のヒント
・基本的に内枠有利
・ロードカナロア、ビッグアーサー産駒は安定しそう
・母父の上位は入れ替わりが激しそう
・騎手成績は坂井瑠星騎手が断然
コメント