結論:福島芝1200mは「内をロスなく回れた馬」から入るコース
- 内の1〜4枠は勝率8.8%、外の5〜8枠は5.2%で、内外の差はJRAの芝1200mで最大
- 1〜4枠で4角4番手以内につけた馬は勝率19.7%・単勝回収率155%
- 同じ4角先頭でも3〜4枠は勝率39.6%、7〜8枠は8.6%どまり
- 4角10番手以下は816走で5勝、複勝率4.2%
- 距離延長組は勝率1.7%・複勝率12.0%で割引
- 福島芝1200mのコースの特徴|1周1,600m・3コーナーまで約411.7mのワンターン
- 福島芝1200mの枠順は内が断然|内外の勝率差はJRAの芝1200mで最大
- 福島芝1200mの脚質は4角4番手以内が前提|4角先頭の勝率26.5%
- 福島芝1200mで買える種牡馬|ビッグアーサーが12勝でトップ
- 福島芝1200mの母父はダイワメジャーが最多の9勝
- 福島芝1200mの前走の舞台|前走4角1番手は内枠なら勝率20.5%
- 福島芝1200mの性別は牡馬が優勢
- 福島芝1200mの年齢別成績|2歳から4歳までは横並び
- 福島芝1200mのクラス別・馬場状態別平均勝ちタイム
- 福島芝1200mの騎手成績|丹内祐次騎手が10勝でトップ
- 福島芝1200mの人気別信頼度|1番人気の勝率30.7%
- 福島芝1200mの消し条件
- まとめ:福島芝1200mは枠と位置取りでほぼ決まる
福島芝1200mのコースの特徴|1周1,600m・3コーナーまで約411.7mのワンターン
| 項目 | 数値 |
|---|---|
| 1周(芝Aコース) | 1,600m(JRAの芝で最小) |
| 直線 | 292.0m |
| コース全体の高低差 | 1.9m |
| ゴール前の坂 | なし(平坦) |
| スタート | 2コーナー奥のポケット/3コーナーまで約411.7m |
| 平均頭数 | 14.9頭 |
| 平均勝ちタイム | 1:09.4 |
| 勝ち馬の平均上り3F | 34.9秒 |
| 4角先頭の勝率 | 26.5% |
福島の芝は右回りで、1周1,600m、直線は292.0mです。
この1,600mという1周の長さは、JRAの芝コースで最も小さい数字になります。
1周が小さいということは、そのままコーナーの半径が小さいということです。
しかも3〜4コーナーはスパイラルカーブで、外を回る馬ほど描く弧が大きくなります。
芝1200mは2コーナー奥のポケットからスタートし、3コーナーまで約411.7mを走ってからワンターンで直線を向く形です。
最初のコーナーまでの距離は短距離戦としては充分にあるので、隊列そのものは無理なく決まります。
問題はそのあとで、決まった隊列のまま小さなコーナーを回り、平坦な292.0mに出てくることになります。
コース全体の高低差は1.9mで、細かいアップダウンは連続するものの、脚を大きく削られるような上りはありません。
ペースが緩む場面がないぶん、コーナーで生じた距離のロスがそのまま着差になって残るという構造です。
なお同じ福島でも、直線はダートの295.7mのほうが芝より長いという珍しい逆転が起きています。
| 条件 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 全体 | 166-167-168-1884/2385 | 7.0% | 14.0% | 21.0% | 55% | 75% |
全体では勝率7.0%・複勝率21.0%です。
166レースのうち109レースが16頭立てで、平均頭数は14.9頭になります。
頭数が揃うぶん、内と外で走る距離の差もはっきり出ます。
福島芝1200mの枠順は内が断然|内外の勝率差はJRAの芝1200mで最大
| 枠 | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1〜2枠 | 51-52-38-415/556 | 9.2% | 25.4% | 74% | 93% |
| 3〜4枠 | 50-39-30-470/589 | 8.5% | 20.2% | 69% | 69% |
| 5〜6枠 | 34-38-46-493/611 | 5.6% | 19.3% | 40% | 73% |
| 7〜8枠 | 31-38-54-506/629 | 4.9% | 19.6% | 38% | 67% |
勝率は1〜2枠の9.2%を頂点に、外へ行くほどきれいに下がります。
単勝回収率でも内の2帯が70%前後を保つのに対し、5枠から外は40%前後まで落ちます。
枠を2つにまとめると、その差はもっと分かりやすくなります。
| 枠 | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1〜4枠 | 101-91-68-885/1145 | 8.8% | 22.7% | 71% | 81% |
| 5〜8枠 | 65-76-100-999/1240 | 5.2% | 19.4% | 39% | 70% |
この3.6ポイントの勝率差が、他の芝1200mと比べてどれくらい大きいのかを確かめます。
| コース | 1〜4枠の勝率 | 5〜8枠の勝率 |
|---|---|---|
| 福島芝1200m | 8.8% | 5.2% |
| 中山芝1200m | 8.3% | 6.1% |
| 函館芝1200m | 8.8% | 7.2% |
| 小倉芝1200m | 6.5% | 6.5% |
| 京都芝1200m | 6.2% | 7.4% |
| 札幌芝1200m | 6.0% | 8.8% |
内が外を上回る幅は、福島がJRAの芝1200mで最も大きくなります。
表に載せていない中京と阪神も内外の差は1ポイント前後で、福島ほどは開きません。
札幌や京都のように外のほうが走っているコースすらあるので、これは短距離戦なら当たり前という話ではありません。
差がどこで生まれているのかは、枠と4コーナーの位置を掛け合わせると見えてきます。
| 条件 | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1〜4枠×4角4番手以内 | 75-60-37-208/380 | 19.7% | 45.3% | 155% | 126% |
| 5〜8枠×4角4番手以内 | 48-48-56-225/377 | 12.7% | 40.3% | 79% | 117% |
| 1〜4枠×4角5番手以下 | 26-31-31-677/765 | 3.4% | 11.5% | 30% | 59% |
| 5〜8枠×4角5番手以下 | 17-28-44-774/863 | 2.0% | 10.3% | 21% | 49% |
内で好位を取れた馬は勝率19.7%・単勝回収率155%です。
この155%は最も高い配当の1本を除いても140%が残り、75勝も73頭に散っているので、特定の1頭が作った数字ではありません。
同じ好位でも外に置かれると勝率12.7%・単勝回収率79%まで下がります。
好位を取ること自体は外枠でもできていて、実際に4角4番手以内に付けられた割合は内が33.0%、外が30.1%とほとんど変わりません。
それでも数字が割れるのは、小さなコーナーを外々で回った代償が平坦な直線では取り戻せないからだと考察できます。
より極端な形が、4角で先頭に立った馬を枠で割ったときに出ます。
| 条件 | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1〜2枠×4角1番手(逃げ) | 16-12-4-19/51 | 31.4% | 62.7% | 113% | 132% |
| 3〜4枠×4角1番手(逃げ) | 19-3-5-21/48 | 39.6% | 56.2% | 316% | 136% |
| 5〜6枠×4角1番手(逃げ) | 6-3-7-16/32 | 18.8% | 50.0% | 139% | 123% |
| 7〜8枠×4角1番手(逃げ) | 3-4-6-22/35 | 8.6% | 37.1% | 36% | 110% |
3〜4枠から先頭に立てた馬は勝率39.6%・単勝回収率316%で、19勝が19頭に散っています。
一方、大外の7〜8枠から先頭に立った馬は勝率8.6%・単勝回収率36%どまりです。
外から押して先手を取る形は見た目に分かりやすく、人気にも織り込まれやすいのですが、そこまでの消耗と外を回るロスが重なるぶん報われていません。
同じ「行き切った馬」でも、内から自然に運べた馬とは扱いを変えたいところです。
福島芝1200mの脚質は4角4番手以内が前提|4角先頭の勝率26.5%
| 4角の位置 | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 4角1番手(逃げ) | 44-22-22-78/166 | 26.5% | 53.0% | 160% | 127% |
| 4角2〜4番手 | 79-86-71-355/591 | 13.4% | 39.9% | 105% | 120% |
| 4角5〜9番手 | 38-50-55-669/812 | 4.7% | 17.6% | 45% | 89% |
| 4角10番手以下 | 5-9-20-782/816 | 0.6% | 4.2% | 6% | 19% |
166勝のうち123勝を、4角を4番手以内で回った馬が挙げています。
4角先頭の勝率26.5%は、同じ小回りの函館芝1200mや小倉芝1200mには一歩譲る水準です。
この距離のローカルコースとしては突出しているわけではない、という位置づけになります。
ただ4角10番手以下は816走してわずか5勝、複勝率4.2%です。
後方から届かないという点だけは、はっきりしています。
| 上がり順位 | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 上がり1位 | 33-31-23-115/202 | 16.3% | 43.1% | 127% | 138% |
| 上がり2〜3位 | 73-59-53-290/475 | 15.4% | 38.9% | 107% | 149% |
| 上がり4〜5位 | 47-51-43-370/511 | 9.2% | 27.6% | 88% | 92% |
| 上がり6位以下 | 13-26-49-1109/1197 | 1.1% | 7.4% | 8% | 28% |
勝ち馬の平均上り3Fは34.9秒です。
面白いのは、メンバー最速の脚を使っても勝率16.3%で、上がり2〜3位の15.4%とほとんど変わらない点です。
末脚の絶対値がそのまま順位に直結しないコース、という見方ができます。
その脚をどこから使ったかで割ると、輪郭がはっきりします。
| 条件 | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 |
|---|---|---|---|
| 上がり1位×4角4番手以内 | 22-9-4-0/35 | 62.9% | 100.0% |
| 上がり1位×4角5〜9番手 | 7-13-9-17/46 | 15.2% | 63.0% |
| 上がり1位×4角10番手以下 | 4-9-10-98/121 | 3.3% | 19.0% |
4番手以内でメンバー最速を使えた馬は、35走して着外がありません。
同じ最速の脚でも、10番手以下からでは複勝率19.0%まで落ちます。
上がり最速で来る馬の6割は後方の脚だけが速かった馬で、掲示板にも届いていないという内訳です。
福島芝1200mで買える種牡馬|ビッグアーサーが12勝でトップ
| 種牡馬 | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| ビッグアーサー | 12-16-9-85/122 | 9.8% | 30.3% | 76% | 118% |
| ミッキーアイル | 8-5-6-57/76 | 10.5% | 25.0% | 72% | 79% |
| モーリス | 8-5-4-53/70 | 11.4% | 24.3% | 81% | 68% |
| ロードカナロア | 7-12-8-57/84 | 8.3% | 32.1% | 34% | 98% |
| シルバーステート | 6-4-3-46/59 | 10.2% | 22.0% | 57% | 57% |
勝ち星のトップはビッグアーサー産駒の買い方で、122走して12勝です。
2着16回を含む複勝率30.3%で、複勝回収率118%が残ります。
ただしこの118%は最も高い配当の1本を除くと80%まで下がるので、複勝やワイド、3連系の軸として静かに使うほうが実態に合っています。
テンの速さで押し切る短距離血統なので、隊列が決まってしまうこのコースとは噛み合っているのだと考察できます。
ミッキーアイル産駒の買い方とモーリス産駒の買い方がともに8勝で続きます。
勝率はモーリスの11.4%が5頭の中で最も高い数字です。
ロードカナロア産駒の買い方は複勝率32.1%が最上位ですが、勝ち切るところまでは足りず単勝回収率34%にとどまります。
勝ち馬が6頭に散っている一方で2着が12回もあり、勝ちきれないタイプの出方をしています。
シルバーステート産駒の買い方は6勝ですが、単複とも回収率57%と妙味は乏しめです。
どの種牡馬も母数は122走までなので、サンプルがさらに集まり次第この章は更新したいと思います。
福島芝1200mの母父はダイワメジャーが最多の9勝
| 母父 | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| ダイワメジャー | 9-6-5-66/86 | 10.5% | 23.3% | 69% | 54% |
| ディープインパクト | 7-12-7-95/121 | 5.8% | 21.5% | 34% | 53% |
| ハーツクライ | 6-5-5-51/67 | 9.0% | 23.9% | 141% | 66% |
| グラスワンダー | 4-0-1-14/19 | 21.1% | 26.3% | 108% | 51% |
| キングカメハメハ | 4-2-2-55/63 | 6.3% | 12.7% | 77% | 36% |
母父の最多はダイワメジャーの9勝で、勝率10.5%は全体の7.0%を上回ります。
短距離のスピードを母系から補強する形が、この舞台では素直に効いているという印象です。
母数が最も多いのはディープインパクトの121走ですが、勝率5.8%・単勝回収率34%と数字が伸びません。
直線で末を伸ばす持ち味が、コーナーで決着してしまうこのコースでは活きにくいのだと考察できます。
ハーツクライの単勝回収率141%は最も高い配当の1本で6割を占めており、そのまま受け取れる数字ではありません。
グラスワンダーの勝率21.1%も19走での4勝なので、参考程度に見ておきたいところです。
福島芝1200mの前走の舞台|前走4角1番手は内枠なら勝率20.5%
| 前走の位置 | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 前走4角1番手 | 25-15-13-116/169 | 14.8% | 31.4% | 68% | 70% |
| 前走4角2〜4番手 | 60-47-60-387/554 | 10.8% | 30.1% | 71% | 78% |
| 前走4角5〜9番手 | 44-48-42-548/682 | 6.5% | 19.6% | 70% | 70% |
| 前走4角10番手以下 | 13-31-26-521/591 | 2.2% | 11.8% | 26% | 96% |
4コーナーの位置はレースが終わるまで分かりませんが、前走の位置なら出馬表の段階で確認できます。
前走で先手を取っていた馬が勝率14.8%で、後方だった馬は2.2%です。
その前走の位置も、枠と組み合わせると評価が変わってきます。
| 条件 | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1〜4枠×前走4角1番手 | 18-8-9-53/88 | 20.5% | 39.8% | 94% | 94% |
| 5〜8枠×前走4角1番手 | 7-7-4-63/81 | 8.6% | 22.2% | 40% | 44% |
| 1〜4枠×前走4角4番手以内 | 50-33-33-236/352 | 14.2% | 33.0% | 75% | 76% |
| 5〜8枠×前走4角4番手以内 | 35-29-40-267/371 | 9.4% | 28.0% | 66% | 77% |
| 5〜8枠×前走4角10番手以下 | 3-17-12-275/307 | 1.0% | 10.4% | 11% | 77% |
前走で逃げていた馬は、内枠なら勝率20.5%、外枠なら8.6%です。
同じ臨戦なのに枠だけで倍以上の開きが出るので、出馬表では脚質と枠をセットで見たいところです。
逆に外枠かつ前走10番手以下という組み合わせは307走して3勝で、複勝率も10.4%しかありません。
| 前走の場 | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 福島 | 31-30-29-238/328 | 9.5% | 27.4% | 83% | 91% |
| 新潟 | 19-16-17-264/316 | 6.0% | 16.5% | 61% | 105% |
| 中山 | 21-23-21-248/313 | 6.7% | 20.8% | 69% | 66% |
| 小倉 | 18-20-18-241/297 | 6.1% | 18.9% | 42% | 78% |
| 東京 | 15-18-20-200/253 | 5.9% | 20.9% | 33% | 78% |
| 中京 | 10-11-10-120/151 | 6.6% | 20.5% | 32% | 52% |
| 京都 | 11-9-11-106/137 | 8.0% | 22.6% | 71% | 68% |
| 札幌 | 6-5-8-74/93 | 6.5% | 20.4% | 26% | 44% |
前走も福島だった馬が勝率9.5%・複勝率27.4%で最上位です。
さらに前走が同じ福島芝1200mだった馬に絞ると、勝率10.4%・複勝率29.3%になります。
| 条件 | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 前走同コース | 31-28-28-210/297 | 10.4% | 29.3% | 91% | 96% |
単複とも回収率が90%台まで戻ってくるので、同コース経験は素直に評価してよさそうです。
枠と位置取りで決まりやすいコースだけに、一度ここを走って要領を知っていることの価値が出ているのだと考察できます。
一方、前走が東京・中京だった馬は単勝回収率が30%台です。
広いコースで末脚を伸ばしてきた内容は、そのままでは持ち込みにくいという傾向が見られます。
| 前走 | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 前走芝 | 128-128-123-1292/1671 | 7.7% | 22.7% | 59% | 78% |
| 前走ダート | 14-13-18-285/330 | 4.2% | 13.6% | 43% | 88% |
前走ダートからの芝替わりは複勝率13.6%で、前走芝の22.7%に見劣りします。
| 距離 | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 距離短縮 | 45-41-44-538/668 | 6.7% | 19.5% | 54% | 71% |
| 同距離 | 95-94-91-939/1219 | 7.8% | 23.0% | 58% | 84% |
| 距離延長 | 2-6-6-103/117 | 1.7% | 12.0% | 58% | 79% |
軸になるのは同距離組で、勝率7.8%・複勝率23.0%です。
目立つのは距離延長で、117走して2勝の勝率1.7%しかありません。
前走1000mからの延長が中心になるため母数は薄めですが、テンから位置を取り合うこの舞台では、1F延びるだけで序盤の忙しさが変わってくるのかなと。
| 間隔 | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 連闘〜中2週 | 38-36-45-322/441 | 8.6% | 27.0% | 65% | 90% |
| 中3〜5週 | 28-21-19-224/292 | 9.6% | 23.3% | 56% | 61% |
| 中6週〜3か月 | 56-60-58-695/869 | 6.4% | 20.0% | 54% | 76% |
| 3か月超 | 20-24-19-339/402 | 5.0% | 15.7% | 54% | 89% |
詰めて使われている馬ほど成績がよく、3か月超の休み明けは勝率5.0%・複勝率15.7%です。
叩いて動ける状態にあることが、序盤の位置取り争いにそのまま出るという理解でよさそうです。
福島芝1200mの性別は牡馬が優勢
| 性別 | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 牡馬(セン馬含む) | 78-84-67-711/940 | 8.3% | 24.4% | 69% | 76% |
| 牝馬 | 88-83-101-1173/1445 | 6.1% | 18.8% | 45% | 75% |
出走数は牝馬のほうが多いものの、勝率・複勝率とも牡馬が上回ります。
単勝回収率では牡馬69%に対し牝馬45%と、差はさらに開きます。
複勝回収率はほぼ並ぶので、牝馬は勝ち切るところまでは求めにくい、という整理になります。
| 条件 | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 牡馬(セン馬含む)×1〜4枠 | 50-48-24-337/459 | 10.9% | 26.6% | 94% | 72% |
| 牝馬×5〜8枠 | 37-40-57-625/759 | 4.9% | 17.7% | 36% | 64% |
性別と枠を重ねると、内を引いた牡馬の勝率10.9%に対して外の牝馬は4.9%です。
枠の項で見た構図が、そのまま性別にも重なって出ています。
福島芝1200mの年齢別成績|2歳から4歳までは横並び
| 年齢 | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2歳 | 43-43-43-403/532 | 8.1% | 24.2% | 49% | 57% |
| 3歳 | 68-60-59-734/921 | 7.4% | 20.3% | 55% | 68% |
| 4歳 | 33-29-41-343/446 | 7.4% | 23.1% | 54% | 96% |
| 5歳 | 15-30-19-258/322 | 4.7% | 19.9% | 53% | 112% |
| 6歳 | 5-1-3-100/109 | 4.6% | 8.3% | 59% | 36% |
| 7歳以上 | 2-4-3-46/55 | 3.6% | 16.4% | 117% | 71% |
2歳から4歳までは勝率7〜8%で横並びです。
2歳戦は秋の福島開催で番組が組まれ、532走と厚みがあります。
落ちるのは5歳以上で、勝率は5%を割り込みます。
5歳の複勝回収率112%は最も高い配当を除くと98%まで下がるので、水準どおりという理解でよいのかなと。
7歳以上の単勝回収率117%も55走に2勝の数字で、こちらは1本の配当が大半を占めます。
福島芝1200mのクラス別・馬場状態別平均勝ちタイム
| クラス | 平均勝ちタイム | レース数 |
|---|---|---|
| 新馬 | 1:10.6 | 22 |
| 未勝利 | 1:09.5 | 56 |
| 1勝クラス | 1:09.1 | 55 |
| 2勝クラス | 1:08.5 | 15 |
| 3勝クラス | 1:08.8 | 6 |
| オープン | 1:09.0 | 12 |
新馬と2勝クラスの差は2.1秒です。
3勝クラスとオープンが2勝クラスより速くならないのは、6レース・12レースと母数が薄いことに加え、この距離に重賞が組まれておらず上のクラスほど流れが締まるとは限らないためです。
| クラス | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 新馬 | 22-22-22-193/259 | 8.5% | 25.5% | 51% | 54% |
| 未勝利 | 56-56-57-654/823 | 6.8% | 20.5% | 52% | 70% |
| 1勝クラス | 55-55-56-662/828 | 6.6% | 20.0% | 53% | 87% |
| 2勝クラス | 15-16-15-167/213 | 7.0% | 21.6% | 70% | 74% |
| 3勝クラス | 6-6-6-62/80 | 7.5% | 22.5% | 37% | 80% |
| オープン | 12-12-12-146/182 | 6.6% | 19.8% | 67% | 74% |
| 馬場 | 平均勝ちタイム | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 良 | 1:09.3 | 153-154-154-1735/2196 | 7.0% | 21.0% | 54% | 76% |
| 稍重 | 1:10.3 | 11-11-11-125/158 | 7.0% | 20.9% | 70% | 65% |
| 重 | 1:12.2 | 2-2-3-24/31 | 6.5% | 22.6% | 25% | 94% |
集計期間中に不良まで悪化した開催は無く、重も2レースしかありません。
芝は水を含むと時計がかかり、良の1:09.3に対して重は1:12.2まで落ちます。
力の要る馬場になるということですが、好走率そのものは馬場状態でほとんど動いていません。
稍重・重のサンプルは薄いので、ここは更新のたびに見直していきたいと思います。
福島芝1200mの騎手成績|丹内祐次騎手が10勝でトップ
| 騎手 | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 丹内祐次 | 10-6-7-50/73 | 13.7% | 31.5% | 46% | 51% |
| 戸崎圭太 | 9-10-3-16/38 | 23.7% | 57.9% | 89% | 98% |
| 杉原誠人 | 9-4-4-45/62 | 14.5% | 27.4% | 210% | 79% |
| 三浦皇成 | 7-7-5-15/34 | 20.6% | 55.9% | 90% | 106% |
| 高杉吏麒 | 6-3-1-13/23 | 26.1% | 43.5% | 106% | 78% |
勝ち星のトップは73鞍に乗って10勝の丹内祐次騎手です。
ただ人気馬に乗る機会も多く、単複とも回収率は50%前後にとどまります。
目を引くのは杉原誠人騎手の単勝回収率210%で、最も高い配当の1本を除いても152%が残ります。
8頭が9勝を分け合っており、人気薄で内から立ち回ったときの一撃が数字を押し上げている形です。
戸崎圭太騎手と三浦皇成騎手は騎乗数こそ少ないものの、複勝率が55%を超えます。
高杉吏麒騎手の勝率26.1%は23鞍での数字なので、サンプルが集まり次第あらためて見ていきたいと思います。
福島芝1200mの人気別信頼度|1番人気の勝率30.7%
| 人気 | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1番人気 | 51-32-23-60/166 | 30.7% | 63.9% | 80% | 85% |
| 2〜3番人気 | 62-53-47-170/332 | 18.7% | 48.8% | 95% | 88% |
| 4〜6番人気 | 33-48-48-365/494 | 6.7% | 26.1% | 65% | 75% |
| 7〜9番人気 | 16-16-25-426/483 | 3.3% | 11.8% | 84% | 60% |
| 10番人気以下 | 4-18-25-863/910 | 0.4% | 5.2% | 14% | 77% |
1番人気は勝率30.7%・複勝率63.9%で、標準的な信頼度です。
その1番人気も、枠で割ると別の顔を見せます。
| 条件 | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1番人気×1〜4枠 | 32-21-9-29/91 | 35.2% | 68.1% | 88% | 90% |
| 1番人気×5〜8枠 | 19-11-14-31/75 | 25.3% | 58.7% | 70% | 79% |
同じ1番人気でも、内を引けば勝率35.2%、外なら25.3%です。
枠順が発表されてから信頼度を調整できる、数少ないコースということになります。
波乱の側では2〜3番人気の単勝回収率95%が最も水準に近く、10番人気以下は910走して4勝しかありません。
大穴まで手を広げるより、内枠を引いた中穴までで止めるのがこのコースとの付き合い方になります。
福島芝1200mの消し条件
福島芝1200mで評価を下げたい条件
- 4角10番手以下は816走で5勝・複勝率4.2%
- 上がり6位以下は勝率1.1%・複勝率7.4%
- 外枠かつ前走4角10番手以下は307走で3勝・単勝回収率11%
- 外枠の牝馬は勝率4.9%・単勝回収率36%
- 距離延長は勝率1.7%・複勝率12.0%
消し条件は「外を回らされる馬」と「後ろから運ぶ馬」の2つに集約されます。
この2つが重なった形、つまり外枠で前走も後方だった馬は、307走して3勝という数字です。
外の7〜8枠から強引に先手を取りにいった馬も勝率8.6%どまりなので、外枠は前でも後ろでも扱いが難しいという傾向が見られます。
まとめ:福島芝1200mは枠と位置取りでほぼ決まる
福島芝1200mのポイント
- 1周1,600mはJRAの芝で最小、3〜4コーナーはスパイラルカーブで直線292.0mは平坦
- 1〜4枠は勝率8.8%、5〜8枠は5.2%で、内外の差はJRAの芝1200mで最大
- 内で4角4番手以内なら勝率19.7%・単勝回収率155%、外だと79%まで落ちる
- 前走4角1番手は内枠で勝率20.5%、外枠だと8.6%
- 4角10番手以下・外枠かつ前走後方・距離延長は割引
福島芝1200mは、JRAの芝で最も小さい1周とスパイラルカーブが、あらゆる数字の土台になっています。
直線が平坦で高低差も小さいため、コーナーでついた差を立て直す場所がありません。
予想ではまず枠順を見て、内を引いた前走先行馬から順に並べていくのが手順として合っています。
そのうえで前走も福島芝1200mを使われていたか、同距離からの臨戦かを重ねると、検討する馬はかなり絞れます。
同じ福島でも、直線がむしろ長くなるダートは別の要求をしてきます。
コースごとの違いは福島ダート1150m、福島ダート1700mの記事にまとめました。
芝の中距離については福島芝1800m、福島芝2000mと合わせて、福島開催の予想にぜひ本記事のデータを役立ててみてください。
出典:TARGET frontier JV(集計期間 2023.11.4〜2026.7.19、福島芝1200m・JRA平地)




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