このページでは、小倉競馬ダート1000mのコースの特徴、各クラス別の勝ち時計の平均や活躍血統、成績上位騎手について解説しています。
小倉競馬ダート1000m戦コースの特徴
スタート地点は向正面の入り口付近。
3コーナーまでは緩やかに下り坂ということもあり、先行争いは激しくなることが基本であり、ラップは全く緩むことなく進むことがほとんど。
脚質的にも先行有利が圧倒的で、4コーナー10番手以下で回って差しが決まったのはここ3年で1度のみ。
率にすると0.2%になるので、ポジションの取れる馬から狙いたいところです。
枠順別成績は、全体としては大きな偏りがないものの、内枠に入った先行馬は外から包まれて本来のパフォーマンスが出せない可能性があることが懸念点。
テンに速く、枠的にも真ん中より外を引けるようだとよりベターかなという感じです。
◆枠順別成績
枠番 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
---|---|---|---|---|---|---|
1枠 | 7-9-14-92/122 | 5.7% | 13.1% | 24.6% | 51% | 105% |
2枠 | 10-7-13-93/123 | 8.1% | 13.8% | 24.4% | 113% | 102% |
3枠 | 18-16-17-163/214 | 8.4% | 15.9% | 23.8% | 52% | 107% |
4枠 | 17-21-15-174/227 | 7.5% | 16.7% | 23.3% | 43% | 63% |
5枠 | 23-15-8-189/235 | 9.8% | 16.2% | 19.6% | 133% | 64% |
6枠 | 18-16-18-188/240 | 7.5% | 14.2% | 21.7% | 98% | 58% |
7枠 | 16-19-21-181/237 | 6.8% | 14.8% | 23.6% | 96% | 85% |
8枠 | 14-20-18-193/245 | 5.7% | 13.9% | 21.2% | 62% | 63% |
小倉競馬ダート1000m各クラス別・馬場状態別平均勝ちタイム
クラス | 良 | やや重 | 重 | 不良 |
---|---|---|---|---|
新馬戦 | 60.2 | – | – | – |
未勝利戦 | 59.1 | 58.8 | 58.2 | 58.3 |
1勝クラス | 58.6 | 58.4 | 57.7 | 57.9 |
2勝クラス | 58.0 | 58.2 | 58.0 | 57.8 |
3勝クラス | 58.0 | 57.0 | 57.7 | – |
小倉競馬ダート1000m戦の成績上位種牡馬
父 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
---|---|---|---|---|---|---|
ロードカナロア | 10-5-4-55/74 | 13.5% | 20.3% | 25.7% | 102% | 57% |
シニスターミニスター | 8-6-7-43/64 | 12.5% | 21.9% | 32.8% | 97% | 145% |
キンシャサノキセキ | 7-11-8-46/72 | 9.7% | 25.0% | 36.1% | 52% | 118% |
ミッキーアイル | 7-11-4-25/47 | 14.9% | 38.3% | 46.8% | 318% | 120% |
コパノリッキー | 5-3-2-35/45 | 11.1% | 17.8% | 22.2% | 110% | 45% |
トップはロードカナロア産駒。芝ダート問わず、短距離戦ではノーマークではいられない存在も、出走数も多いので、しっかり精査は必要になります。
ベタ買いでもお買い得感があるのは、ミッキーアイル産駒、さらにはキンシャサノキセキ産駒になるかと思います。
特にミッキーアイル産駒は、テンに速くこの舞台では未勝利戦と1勝クラスで勝ち星量産中。
外枠である程度流れに乗せていくことが想定できるようであれば、抑えたいところです。
小倉競馬ダート1000m戦の成績上位母父馬
母父 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
---|---|---|---|---|---|---|
Medaglia d’Oro | 8-0-1-7/16 | 50.0% | 50.0% | 56.3% | 194% | 93% |
アグネスタキオン | 6-3-3-33/45 | 13.3% | 20.0% | 26.7% | 129% | 66% |
サクラバクシンオー | 5-6-6-43/60 | 8.3% | 18.3% | 28.3% | 38% | 65% |
キングカメハメハ | 5-6-4-45/60 | 8.3% | 18.3% | 25.0% | 40% | 64% |
ブライアンズタイム | 5-4-3-21/33 | 15.2% | 27.3% | 36.4% | 547% | 187% |
Medaglia d’Oroがトップ。同馬はダートをこなせるサドラーズウェルズ系であり、その特徴を産駒や子孫にも伝えています。
8勝の内、対象馬は5頭なのでMedaglia d’Oroを持つ馬はこの舞台にかなり高い適性を持っていることが伺えます。
サクラバクシンオーは種牡馬時代もこの舞台は優秀で、代表産駒であるビッグアーサー産駒も重馬場のような脚抜きの良い場面なら。
キングカメハメハは広く適性を引き出すことが特徴的、ブタイアンズタイムに関しては単勝万馬券の影響もあるので、大きく回収率が引き上げられていますが、それを除いても複勝回収率は100%を超えているので、終盤の持久力をアシストしてくれる点で適性があると見えます。
小倉競馬ダート1000m戦の成績上位騎手
騎手 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
---|---|---|---|---|---|---|
松本大輝 | 6-7-8-40/61 | 9.8% | 21.3% | 34.4% | 112% | 125% |
松若風馬 | 6-6-2-24/38 | 15.8% | 31.6% | 36.8% | 160% | 191% |
西村淳也 | 5-8-6-36/55 | 9.1% | 23.6% | 34.5% | 37% | 69% |
松山弘平 | 5-5-2-23/35 | 14.3% | 28.6% | 34.3% | 58% | 65% |
田中健 | 5-1-3-17/26 | 19.2% | 23.1% | 34.6% | 134% | 93% |
上位騎手成績は混戦で、このほかにも成績優秀な騎手が集計期間内にいるので、ご紹介します。
騎手 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
---|---|---|---|---|---|---|
丹内祐次 | 4-4-6-31/45 | 8.9% | 17.8% | 31.1% | 115% | 180% |
泉谷楓真 | 4-1-4-10/19 | 21.1% | 26.3% | 47.4% | 116% | 183% |
小林凌大 | 4-1-3-39/47 | 8.5% | 10.6% | 17.0% | 273% | 86% |
中井裕二 | 4-1-0-18/23 | 17.4% | 21.7% | 21.7% | 106% | 44% |
浜中俊 | 4-1-0-10/15 | 26.7% | 33.3% | 33.3% | 140% | 62% |
丹内騎手はいずれも単勝10倍越えの穴騎手としての活躍が目立ちます。
他、率ベースでは泉谷騎手と浜中騎手の成績が良いものの。浜中騎手に関してはピンかパー感があります。
小倉競馬ダート1000m戦の馬券のヒント
・短距離戦&下り坂で前傾ラップ必至
・枠順別成績に大きな偏りはないものの、安全牌は外先行馬
・注目の種牡馬はミッキーアイル
・Medaglia d’Oroの適性の高さが伺える
・上位騎手成績は大激戦
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