このページでは、中京ダート1800mのコースの特徴、各クラス別の勝ち時計の平均や活躍血統、成績上位騎手について解
脚質傾向:先行有利。米国質の持久力戦になりやすく、力がないと逃げ切りが難しい
枠順傾向:ほとんどなし
【特記事項】スタート地点が坂の途中にあるためにトモの甘い馬は、スタートでトモを滑らせやすく出遅れてしまう傾向があります。
過去に出遅れ歴のある馬の検討は慎重に行うべきでしょう。
◆枠順別成績
枠番 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
---|---|---|---|---|---|---|
1枠 | 27-36-27-306/396 | 6.8% | 15.9% | 22.7% | 37% | 68% |
2枠 | 29-41-33-328/431 | 6.7% | 16.2% | 23.9% | 48% | 77% |
3枠 | 39-33-43-353/468 | 8.3% | 15.4% | 24.6% | 75% | 73% |
4枠 | 43-38-40-380/501 | 8.6% | 16.2% | 24.2% | 127% | 79% |
5枠 | 53-39-35-413/540 | 9.8% | 17.0% | 23.5% | 79% | 70% |
6枠 | 43-48-53-437/581 | 7.4% | 15.7% | 24.8% | 64% | 84% |
7枠 | 37-46-37-495/615 | 6.0% | 13.5% | 19.5% | 57% | 57% |
8枠 | 58-46-60-466/630 | 9.2% | 16.5% | 26.0% | 86% | 86% |
種牡馬名 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
---|---|---|---|---|---|---|
キズナ | 17-12-16-103/148 | 11.5% | 19.6% | 30.4% | 288% | 135% |
シニスターミニスター | 13-7-7-73/100 | 13.0% | 20.0% | 27.0% | 98% | 93% |
ドレフォン | 13-6-11-63/93 | 14.0% | 20.4% | 32.3% | 107% | 67% |
ハーツクライ | 12-10-13-70/105 | 11.4% | 21.0% | 33.3% | 71% | 86% |
キングカメハメハ | 11-7-5-51/74 | 14.9% | 24.3% | 31.1% | 118% | 67% |
中央競馬のダート戦のなかでも屈指のタフさが求められる1800m戦と1900m戦。
1800m戦の種牡馬成績トップはキズナ産駒。特に牡馬の成績が優秀で、馬体重も大型であることが理想。
シニスターミニスターは、中京コースはダートであれば全体として相性が抜群で、外枠に入った際には注意が必要になります。
米国質の序盤から飛ばして、どこまで我慢できるかというレースになりやすいので、その適性の高さからドレフォン産駒も今後注目です。
あとは芝の中長距離もこなせるハーツクライ。
タフさ、底力という面ではキングカメハメハも優秀で、その仔であるホッコータルマエ産駒もこのコースとの相性は良好です。
種牡馬名 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
---|---|---|---|---|---|---|
キングカメハメハ | 15-10-10-139/174 | 8.6% | 14.4% | 20.1% | 89% | 68% |
アグネスタキオン | 12-13-3-109/137 | 8.8% | 18.2% | 20.4% | 85% | 74% |
クロフネ | 10-15-25-142/192 | 5.2% | 13.0% | 26.0% | 31% | 72% |
マンハッタンカフェ | 10-3-5-68/86 | 11.6% | 15.1% | 20.9% | 62% | 47% |
ディープインパクト | 9-12-11-95/127 | 7.1% | 16.5% | 25.2% | 39% | 55% |
種牡馬欄にも名がありましたが、中京ダート戦はキングカメハメハ系とはとても相性が良く、自身の成績も優秀。
キングカメハメハ持ちが中京ダートで注意というざっくりとした認識を持つだけでも馬券成績が良い方向に変わってくるはずです。
またクロフネやフレンチデピュティも今の中京ダート戦とはかなりの好相性なので、注目。
マンハッタンカフェやディープインパクトの名があることからもタフさが求められる舞台であることが推察できます。
騎手名 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
---|---|---|---|---|---|---|
松山弘平 | 25-15-21-94/155 | 16.1% | 25.8% | 39.4% | 86% | 73% |
岩田望来 | 16-16-9-90/131 | 12.2% | 24.4% | 31.3% | 97% | 67% |
川田将雅 | 15-14-5-33/67 | 22.4% | 43.3% | 50.7% | 81% | 78% |
鮫島克駿 | 14-13-8-69/104 | 13.5% | 26.0% | 33.7% | 78% | 85% |
幸英明 | 14-12-16-117/159 | 8.8% | 16.4% | 26.4% | 43% | 61% |
坂井瑠星 | 14-11-13-67/105 | 13.3% | 23.8% | 36.2% | 89% | 108% |
松山騎手の成績がトップ。集計期間内では、勝ち星としても大きくリードしています。
逃げずとも積極策に打って出る松山騎手とは好相性であることは、納得の結果。
川田騎手の複勝率も相当高いものがありますが、やはり過剰に売れてしまうことも覚悟しなければならない条件。回収率は高くありません。
坂井瑠星騎手と幸英明騎手の勝ち星が同数でしたので、同じ表内に収めましたが、坂井瑠星騎手の方がお買い得感のある成績を残しています。
・基本的には先行有利
・枠順としてのバイアスはほとんどなし
・キズナ産駒の大型馬が活躍中
・血統面ではキングカメハメハ持ち大注目
・松山弘平騎手の活躍舞台