Categories: 中京競馬場

中京芝1600mは1番人気が勝ち切れないコース|傾向・血統・枠順データ




結論:中京芝1600mは1番人気が勝ち切れないコース

  • 1番人気は勝率21.2%で、JRAの芝1600m 7コースの中で最も低い(1着22回より2着28回のほうが多い)
  • 4角1番手は単勝回収率238%・複勝回収率202%で、勝ち馬16頭の人気は中央値4番人気
  • 枠は1〜2枠が勝率10.0%・複勝率26.2%で最上位
  • 距離延長は勝率2.3%・単勝回収率13%、前走ダートは126走4勝
  • 種牡馬はキズナが10勝でトップ、前走阪神組は19勝が19頭に分散

中京芝1600mのコースの特徴|直線412.5mと残り340mからの急坂

集計期間:2023.12.2〜2026.7.26/中京芝1600m・JRA平地
項目 数値
1周(芝Aコース) 1,705.9m
直線 412.5m
コース全体の高低差 3.5m
直線の坂 あり(残り340m付近から240m付近に高低差約2mの急坂)
スタート 1〜2コーナー間の引き込み線から/向正面半ばまで緩い上り
平均頭数 14.4頭
平均勝ちタイム 1:34.5
勝ち馬の平均上り3F 34.5秒
4角先頭の勝率 15.4%

中京芝1600mは、1〜2コーナーの間にある斜めの引き込み線からスタートする左回りのワンターンコースです。

スタート後まもなく緩やかに左へカーブしながら向正面に合流するので、枠なりに隊列が決まりやすいケースが多いところです。

向正面の半ばまでは緩い上りが続き、3コーナーの手前からはスパイラルカーブを下りながら直線へ向かいます。

直線は412.5mと長く、入ってすぐの残り340m付近から240m付近にかけて高低差約2mの急坂が待ちます。

そして中京の最大の特徴は、坂を上り切ってからゴールまでまだ200m以上あることです。

坂がゴール直前にある阪神と違い、坂を越えたあとにもうひと伸びを要求されるタフな造りになっています。

集計期間:2023.12.2〜2026.7.26/中京芝1600m・JRA平地
条件 着別度数 勝率 連対率 複勝率 単勝回収率 複勝回収率
全体 104-104-104-1111/1423 7.3% 14.6% 21.9% 69% 71%

JRAの芝1600mで比べると、1番人気の勝率が最も低いコース

集計期間:2023.9〜2026.7/JRAの芝1600m 7コース
コース 1番人気の勝率 4角先頭の勝率
東京芝1600m 36.4% 12.0%
新潟芝1600m 33.3% 15.5%
中山芝1600m 32.6% 18.1%
阪神芝1600m 31.8% 14.8%
京都芝1600m外 30.1% 17.9%
京都芝1600m内 28.3% 23.6%
中京芝1600m 21.2% 15.4%

1番人気の勝率21.2%は、JRAの芝1600m 7コースの中で最も低い数字です。

他の6コースがいずれも28%を超えているのに対し、中京だけがはっきり下回ります。

1番人気が2着に敗れたケースは28回と、1着の22回より多くなっています。

能力上位馬が崩れるというより、勝ち切れずに2着まで、という決まり方が多いコースです。

なお京都芝1600m内は2歳・3歳の若駒戦だけで組まれる別番組なので、参考程度に見てください。

中京芝1600mの枠順は1〜2枠が勝率10.0%で最上位

集計期間:2023.12.2〜2026.7.26/中京芝1600m・枠帯別
着別度数 勝率 複勝率 単勝回収率 複勝回収率
1〜2枠 32-26-26-237/321 10.0% 26.2% 81% 79%
3〜4枠 21-24-28-279/352 6.0% 20.7% 60% 72%
5〜6枠 28-30-25-287/370 7.6% 22.4% 58% 69%
7〜8枠 23-24-25-308/380 6.1% 18.9% 76% 67%

1〜2枠が勝率10.0%・複勝率26.2%で、どちらも最上位です。

単勝回収率81%も4つの枠帯で最も高く、内枠の好成績が配当面まで含めて残っています。

スタート後すぐの緩いカーブと3コーナーまでの長い区間で、内の馬はロスなく好位を取りにいけます。

そのままロスのない位置で急坂に向かえるので、内枠の恩恵が最後まで持続する形なのかなと。

1〜2枠の勝ち馬32頭の人気は中央値3番人気で、人気薄の一発というより、実力どおりに走れる枠という中身です。

逆に7〜8枠は複勝率18.9%と一段下がるので、外を引いた馬は位置を取れる脚があるかを確認したいところです。

中京芝1600mの脚質と上がり|4角1番手は複勝回収率202%

集計期間:2023.12.2〜2026.7.26/中京芝1600m・4コーナー通過順別
4角の位置 着別度数 勝率 複勝率 単勝回収率 複勝回収率
4角1番手(逃げ) 16-16-10-62/104 15.4% 40.4% 238% 202%
4角2〜4番手 45-47-37-239/368 12.2% 35.1% 83% 90%
4角5〜9番手 36-34-44-380/494 7.3% 23.1% 74% 71%
4角10番手以下 7-7-13-430/457 1.5% 5.9% 14% 27%

4角で先頭にいた馬は勝率15.4%・複勝率40.4%です。

先ほどの比較のとおり、この勝率自体は芝1600mの7コースで高い部類ではありません。

注目したいのは回収率のほうで、単勝回収率238%は最高配当の1本を除いても181%、複勝回収率202%も178%残ります。

しかも16勝は16頭で分け合っており、特定の1頭に頼った数字ではありません。

4角先頭で勝った16頭の人気は中央値4番人気でした。

長い直線と急坂から「前は止まる」というイメージが強く、先頭に立ちそうな馬が人気に織り込まれていない、という構図が考察できます。

逆に4角10番手以下は複勝率5.9%で、後方一気はほとんど間に合っていません。

集計期間:2023.12.2〜2026.7.26/中京芝1600m・メンバー内の上がり3F順位別
上がり順位 着別度数 勝率 複勝率 単勝回収率 複勝回収率
上がり1位 36-22-19-58/135 26.7% 57.0% 161% 145%
上がり2〜3位 42-37-37-181/297 14.1% 39.1% 128% 122%
上がり4〜5位 17-26-28-232/303 5.6% 23.4% 81% 68%
上がり6位以下 9-19-20-640/688 1.3% 7.0% 20% 37%

上がり1位は勝率26.7%、2〜3位でも14.1%あります。

後方から届かないコースでありながら、上がり上位の回収率はいずれも100%を超えています。

つまり求められるのは、位置を取ったうえで坂とその先の平坦をこなす末脚です。

前で運べて、なお上がり上位の脚を使える馬が理想形になります。

中京芝1600mで買える種牡馬|キズナが10勝でトップ

集計期間:2023.12.2〜2026.7.26/中京芝1600m・勝ち鞍上位5頭
種牡馬 着別度数 勝率 複勝率 単勝回収率 複勝回収率
父:キズナ 10-4-7-41/62 16.1% 33.9% 148% 76%
父:ロードカナロア 8-8-5-55/76 10.5% 27.6% 78% 66%
父:エピファネイア 8-8-8-66/90 8.9% 26.7% 60% 59%
父:モーリス 8-5-6-53/72 11.1% 26.4% 72% 88%
父:サートゥルナーリア 4-1-1-17/23 17.4% 26.1% 74% 61%

勝ち星のトップはキズナの10勝で、勝率16.1%は全体の7.3%の2倍以上です。

10勝を9頭で分け合っているので、勝率の高さは特定の1頭頼みではありません。

ただし単勝回収率148%は、最高配当の1本を除くと68%まで下がります。

回収率の数字そのものより、コンスタントに勝ち馬を出している点を評価したい種牡馬です。

ロードカナロアモーリスはともに8勝で、勝率10%台と水準を上回ります。

エピファネイアも8勝ですが、複勝回収率59%と配当面では奮いません。

サートゥルナーリアは勝率17.4%と高いものの、23走とサンプルが少ないので傾向として見ておく程度にとどめます。

中京芝1600mの母父はディープインパクトが13勝

集計期間:2023.12.2〜2026.7.26/中京芝1600m・母父の勝ち鞍上位5頭
母父 着別度数 勝率 複勝率 単勝回収率 複勝回収率
母父:ディープインパクト 13-12-16-113/154 8.4% 26.6% 56% 79%
母父:キングカメハメハ 8-4-8-57/77 10.4% 26.0% 322% 118%
母父:Galileo 4-1-2-6/13 30.8% 53.8% 180% 211%
母父:ブライアンズタイム 4-2-0-10/16 25.0% 37.5% 166% 98%
母父:シンボリクリスエス 4-3-2-19/28 14.3% 32.1% 125% 119%

母父ディープインパクトは13勝でトップですが、単勝回収率56%と人気先行気味です。

面白いのは母父キングカメハメハで、勝率10.4%・複勝回収率118%と数字がそろっています。

単勝回収率322%は103倍の大きな配当を含んだ数字ですが、その1本を除いても191%残ります。

77走とサンプルは多くないものの、パワーとスピードの持続力を伝える母系がこのコースの急坂と合っている、という見方はできそうです。

Galileoとブライアンズタイムは10走台なので、こちらは参考程度に見てください。

中京芝1600mの前走の舞台|距離延長は勝率2.3%

集計期間:2023.12.2〜2026.7.26/中京芝1600m・前走の競馬場別(30走以上)
前走の場 着別度数 勝率 複勝率 単勝回収率 複勝回収率
京都 25-28-21-249/323 7.7% 22.9% 53% 60%
中京 11-16-19-171/217 5.1% 21.2% 35% 83%
東京 12-13-11-128/164 7.3% 22.0% 37% 50%
阪神 19-10-12-90/131 14.5% 31.3% 191% 90%
小倉 6-5-12-92/115 5.2% 20.0% 61% 65%
新潟 5-11-7-71/94 5.3% 24.5% 88% 99%
中山 9-5-4-66/84 10.7% 21.4% 108% 81%
福島 2-2-3-49/56 3.6% 12.5% 22% 77%

目を引くのは前走阪神で、勝率14.5%・複勝率31.3%と臨戦の中で最上位です。

19勝が19頭に分散しているので、特定の馬が稼いだ数字ではありません。

単勝回収率191%は最高配当の1本を除くと113%で、大きい配当の寄与が大きめな点だけ差し引いて見てください。

阪神も直線に急坂のあるコースなので、坂で減速しない走りを前走で経験している強みはありそうです。

いっぽう前走中京は勝率5.1%・単勝回収率35%と奮いません。

前走も同じ中京芝1600mだった馬に絞っても勝率5.7%・単勝回収率41%で、舞台経験がそのままプラスに働くコースではないようです。

前走中山も単勝回収率108%と面白い数字ですが、最高配当の1本を除くと49%まで下がります。

集計期間:2023.12.2〜2026.7.26/中京芝1600m・前走の芝ダート別
前走 着別度数 勝率 複勝率 単勝回収率 複勝回収率
前走芝 88-87-87-829/1091 8.1% 24.0% 72% 79%
前走ダート 4-5-3-114/126 3.2% 9.5% 33% 27%

前走ダートからの臨戦は126走して4勝、複勝率9.5%です。

前走芝の24.0%と比べて半分以下で、芝替わりの一変狙いはこのコースでは結果が出ていません。

集計期間:2023.12.2〜2026.7.26/中京芝1600m・前走4コーナー通過順別
前走の位置 着別度数 勝率 複勝率 単勝回収率 複勝回収率
前走4角1番手 6-7-6-66/85 7.1% 22.4% 144% 77%
前走4角2〜4番手 45-37-35-224/341 13.2% 34.3% 104% 106%
前走4角5〜9番手 25-30-27-341/423 5.9% 19.4% 54% 54%
前走4角10番手以下 15-17-21-308/361 4.2% 14.7% 32% 63%

前走の4コーナー通過順は出馬表の段階で確認できます。

軸になるのは前走4角2〜4番手で、勝率13.2%・複勝率34.3%と最上位です。

単勝回収率104%は最高配当の1本を除くと90%になりますが、45勝が44頭に分散した安定感のある中身です。

前走4角1番手の単勝回収率144%は、最高配当の1本を除くと85%まで下がるので、数字ほどの妙味はありません。

前走で後ろにいた馬ほど数字が落ちるのは、後方から届かないというこのコースの性質そのままです。

集計期間:2023.12.2〜2026.7.26/中京芝1600m・距離変化別
距離 着別度数 勝率 複勝率 単勝回収率 複勝回収率
距離短縮 35-25-24-296/380 9.2% 22.1% 92% 74%
同距離 50-47-51-390/538 9.3% 27.5% 82% 77%
距離延長 7-20-15-258/300 2.3% 14.0% 13% 66%

同距離と距離短縮はどちらも勝率9%台で、大きな差はありません。

はっきり落ちるのが距離延長で、勝率2.3%・単勝回収率13%です。

1400m以下のスピード勝負で走ってきた馬にとって、急坂とその先の平坦まで続く持続力勝負は、質の違う要求になるのかなと。

集計期間:2023.12.2〜2026.7.26/中京芝1600m・レース間隔別
間隔 着別度数 勝率 複勝率 単勝回収率 複勝回収率
連闘〜中2週 19-20-25-242/306 6.2% 20.9% 93% 57%
中3〜5週 22-25-23-196/266 8.3% 26.3% 61% 88%
中6週〜3か月 34-37-30-318/419 8.1% 24.1% 71% 88%
3か月超 17-10-12-188/227 7.5% 17.2% 37% 50%

レース間隔は3か月超の複勝率17.2%がやや落ちる程度で、大きな差はありません。

間隔よりも、前走の位置取りと距離変更を優先して見たいコースです。

中京芝1600mの性別|混合戦の牝馬も割り引かなくてよい

集計期間:2023.12.2〜2026.7.26/中京芝1600m・性別
性別 着別度数 勝率 複勝率 単勝回収率 複勝回収率
牡馬(セン馬含む) 54-56-45-506/661 8.2% 23.4% 57% 63%
牝馬 50-48-59-605/762 6.6% 20.6% 79% 78%

勝率・複勝率は牡馬が上回りますが、回収率はどちらも牝馬のほうが高くなっています。

このコースは104レース中21レースが牝馬限定戦なので、牝馬を限定戦と混合戦に分けて見ます。

集計期間:2023.12.2〜2026.7.26/中京芝1600m・牝馬の限定戦・混合戦別
条件 着別度数 勝率 複勝率 単勝回収率 複勝回収率
牝馬×牝馬限定戦 21-21-21-245/308 6.8% 20.5% 61% 81%
牝馬×混合戦 29-27-38-360/454 6.4% 20.7% 92% 77%

混合戦の牝馬も複勝率20.7%と、限定戦の20.5%とほぼ変わりません。

単勝回収率は92%と、むしろ混合戦のほうが高い数字です。

牡馬相手だからという理由だけで牝馬の評価を下げる必要はないコース、という傾向が見られます。

※牝馬限定戦は「出走馬が全て牝馬のレース」で集計しています。

中京芝1600mの年齢別成績|2歳・3歳の若い馬が中心

集計期間:2023.12.2〜2026.7.26/中京芝1600m・年齢別
年齢 着別度数 勝率 複勝率 単勝回収率 複勝回収率
2歳 28-28-28-236/320 8.8% 26.2% 70% 81%
3歳 47-40-40-444/571 8.2% 22.2% 56% 61%
4歳 20-28-18-238/304 6.6% 21.7% 55% 86%
5歳 7-6-11-123/147 4.8% 16.3% 140% 73%
6歳 1-2-7-50/60 1.7% 16.7% 84% 66%
7歳以上 1-0-0-20/21 4.8% 4.8% 57% 18%

2歳が勝率8.8%・複勝率26.2%で最上位、3歳がそれに続きます。

5歳になると複勝率16.3%、6歳は勝率1.7%と、年齢を重ねるごとに数字が落ちていきます。

5歳の単勝回収率140%は、最高配当の1本を除くと70%まで下がる見かけの数字です。

力のあるマイラーは4歳までに上のクラスへ抜けていくので、5歳以上で条件級に残っている馬の評価は慎重にしたいところです。

中京芝1600mのクラス別・馬場状態別平均勝ちタイム

集計期間:2023.12.2〜2026.7.26/中京芝1600m・クラス別の平均勝ちタイム
クラス 平均勝ちタイム レース数
新馬 1:36.0 11
未勝利 1:34.7 36
1勝クラス 1:34.3 39
2勝クラス 1:34.2 9
3勝クラス 1:33.7 5
オープン 1:33.7 4

新馬の1:36.0からオープンの1:33.7まで、クラスで2秒以上の開きがあります。

3勝クラスとオープンは合わせても9レースなので、上のクラスの数字は目安として見てください。

集計期間:2023.12.2〜2026.7.26/中京芝1600m・馬場状態別
馬場 着別度数 勝率 複勝率 単勝回収率 複勝回収率
87-87-87-911/1172 7.4% 22.3% 61% 69%
稍重 9-9-9-109/136 6.6% 19.9% 145% 81%
7-7-7-78/99 7.1% 21.2% 48% 90%
不良 1-1-1-13/16 6.2% 18.8% 72% 67%

平均勝ちタイムは良の1:34.3に対して稍重1:35.1、重は1:36.1です。

芝は渋るほど時計がかかり、力の要る馬場になります。

もともと急坂で持久力を問うコースなので、道悪の日はその傾向がさらに強まると見てください。

稍重の単勝回収率145%は、最高配当の1本を除くと70%まで下がるので、渋れば荒れるとまでは言えません。

中京芝1600mの騎手成績|西村淳也騎手が7勝

集計期間:2023.12.2〜2026.7.26/中京芝1600m・勝ち鞍上位5名
騎手 着別度数 勝率 複勝率 単勝回収率 複勝回収率
西村淳也 7-6-5-24/42 16.7% 42.9% 103% 135%
川田将雅 6-9-5-12/32 18.8% 62.5% 51% 84%
坂井瑠星 6-5-5-15/31 19.4% 51.6% 94% 118%
吉村誠之助 6-4-4-29/43 14.0% 32.6% 105% 138%
団野大成 6-1-4-35/46 13.0% 23.9% 131% 70%

勝ち星のトップは西村淳也騎手の7勝で、複勝率42.9%です。

川田将雅騎手は複勝率62.5%と、騎乗機会の3回に2回近く馬券圏内に運んでくる安定感があります。

若手では吉村誠之助騎手が6勝と存在感を示しています。

なお回収率が100%を超えている騎手も、いずれも最高配当の1本を除くと100%を割るので、過度な期待は禁物です。

中京芝1600mの人気別信頼度|1番人気の勝率21.2%

集計期間:2023.12.2〜2026.7.26/中京芝1600m・人気別
人気 着別度数 勝率 複勝率 単勝回収率 複勝回収率
1番人気 22-28-14-40/104 21.2% 61.5% 52% 80%
2〜3番人気 39-27-29-113/208 18.8% 45.7% 89% 81%
4〜6番人気 31-26-29-226/312 9.9% 27.6% 100% 79%
7〜9番人気 7-13-18-255/293 2.4% 13.0% 42% 65%
10番人気以下 5-10-14-477/506 1.0% 5.7% 60% 65%

1番人気は勝率21.2%・単勝回収率52%で、単勝の軸としては信頼しにくい数字です。

ただ複勝率は61.5%あるので、崩れるというより、勝ち切れずに2〜3着まで、というタイプの危うさです。

1番人気は連下や3連系の相手に回し、頭は2番手以下の評価の馬から入る組み立てが合うコースかなと。

2〜3番人気は勝率18.8%と、1番人気の21.2%とほとんど差がありません。

4〜6番人気は単勝回収率100%で、最高配当の1本を除いても94%残る安定した中身です。

いっぽう7番人気以下は勝率2.4%以下と、大穴まで手を広げても結果はついてきていません。

荒れるといっても中穴まで、というのがこのコースの荒れ方です。

中京芝1600mの消し条件

中京芝1600mで評価を下げたい条件

  • 距離延長は勝率2.3%・単勝回収率13%
  • 前走ダートは126走4勝・複勝率9.5%
  • 前走4角10番手以下は複勝率14.7%で、全体の21.9%を下回る
  • 5歳以上は5歳が複勝率16.3%、6歳が勝率1.7%
  • 4角10番手以下は複勝率5.9%、上がり6位以下は688走9勝

とくに距離延長は、複勝率でも14.0%と同距離の27.5%の半分程度しかありません。

前走が1400m以下だった馬は、人気でも一段割り引いて考えたいところです。

いずれの数字も断定ではなく、人気や枠と重ねて評価を下げるための材料という位置づけです。

まとめ:中京芝1600mは1番人気を疑いつつ内と前から入る

中京芝1600mのポイント

  • 1番人気は勝率21.2%で芝1600mの7コース中最下位、2着28回が1着22回より多い
  • 枠は1〜2枠が勝率10.0%・複勝率26.2%で最上位
  • 4角1番手は複勝回収率202%、4角10番手以下は複勝率5.9%
  • 距離延長は勝率2.3%前走ダートは126走4勝
  • 種牡馬はキズナが10勝、前走阪神組は19勝が19頭に分散

中京芝1600mの予想の起点は、「1番人気を単勝の軸にしない」ことと「内枠と前で運べる馬を上位に取る」ことの2つです。

そこに距離延長・前走ダート・前走4角10番手以下の割引を重ねると、検討する馬はかなり絞れます。

同じ左回りのマイルでも東京芝1600mとは前後の残り方が変わりますし、中山芝1600m、阪神芝1600m、京都芝1600m外回りともそれぞれ性格が異なります。

データは開催が進むごとに増えていくので、傾向に変化があれば更新の際に触れていきたいと思います。

予想の際にはぜひ、本記事のデータを参考にしてみてください。

同距離の他場は東京芝1600m中山芝1600m阪神芝1600m京都芝1600m外回りをご覧ください。

中京の距離違いの傾向は芝1200m芝1400m芝2000mにまとめています。

出典:TARGET frontier JV(集計期間 2023.12.2〜2026.7.26、中京芝1600m・JRA平地)

Tokuma

競馬とは物心ついた頃からの縁があり、 今は血統と展開読みに魅せられた人 有益な情報を鋭意発信していきます!