結論:中京ダート1900mは「若さと勢い」のコース
| 項目 | 数値 |
|---|---|
| 1周(ダート) | 1,530m |
| 直線 | 410.7m |
| コース全体の高低差 | 3.4m |
| 直線の坂 | 直線入口に急坂(高低差約2m) |
| スタート | 正面スタンド前/1コーナーまで約350m |
| 平均頭数 | 14.2頭 |
| 平均勝ちタイム | 2:00.2 |
| 勝ち馬の平均上り3F | 37.7秒 |
| 4角先頭の勝率 | 18.0% |
中京のダートは左回りで、1周1,530m、直線は410.7mです。
ダートの直線としては東京の501.6mに次ぐ長さで、京都(329.1m)や中山(308m)とは約100mの差があります。
スタート地点は正面スタンド前で、1コーナーまでは約350mです。
ゲートを出てすぐに高低差約2mの急坂を上り、直線に入ってすぐもう一度同じ坂を上ります。
しかも坂を上り切ってからゴールまで、まだ200m以上あります。
距離・坂・直線の長さがそろって、最後まで脚を使い続けられるかを問う持久力勝負になりやすい舞台です。
なお集計期間の50レースは、いずれも12月から3月の冬場と、8月から9月の夏場に行われています。
開催時期も施行数も限られたコースなので、データは50レースぶんという前提で見てください。
| 条件 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 全体 | 50-50-50-533/683 | 7.3% | 14.6% | 22.0% | 89% | 82% |
全体では勝率7.3%・複勝率22.0%です。
人気サイドで堅く収まりにくいコースであることは、後半の人気別のところで詳しく見ます。
| 枠 | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1〜2枠 | 20-9-7-109/145 | 13.8% | 24.8% | 144% | 102% |
| 3〜4枠 | 8-13-13-130/164 | 4.9% | 20.7% | 56% | 85% |
| 5〜6枠 | 11-15-12-143/181 | 6.1% | 21.0% | 94% | 60% |
| 7〜8枠 | 11-13-18-151/193 | 5.7% | 21.8% | 72% | 86% |
1〜2枠の勝率13.8%は、3〜8枠のどの帯(4.9〜6.1%)と比べても2倍以上あります。
単勝回収率も1〜2枠だけが144%と100%を大きく超えます。
最高配当の1本を除いても101%を保ち、20勝は20頭が1勝ずつ分け合った形なので、特定の1頭が作った数字ではありません。
ダートの内枠は砂を被りやすいイメージから、評価を落としやすい位置です。
ただこのコースは1コーナーまで約350mの上り坂で、テンから激しく位置を取り合う形になりにくいところです。
枠なりに隊列が決まりやすいぶん、内の馬は2回の坂をいちばん短い距離でしのげるという理屈が成り立ちます。
| 条件 | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1〜2枠×1〜3番人気 | 11-5-1-13/30 | 36.7% | 56.7% | 135% | 93% |
| 1〜2枠×4〜9番人気 | 9-4-3-42/58 | 15.5% | 27.6% | 290% | 122% |
| 1〜2枠×10番人気以下 | 0-0-3-54/57 | 0.0% | 5.3% | 0% | 85% |
人気どころから中穴までは、内枠の恩恵がそのまま数字に出ています。
1〜2枠×4〜9番人気の単勝回収率290%は、最高配当の1本を除いても185%が残ります。
ただ二桁人気まで下げると3着が3回あるだけなので、内枠なら何でも、という話ではありません。
いずれも母数は30〜58走なので、傾向の強さとして受け取ってください。
なお当日の人気は締切まで動くため、この表は人気馬をどこまで信頼するかの目安として使うものになります。
| 4角の位置 | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 4角1番手(逃げ) | 9-11-3-27/50 | 18.0% | 46.0% | 122% | 140% |
| 4角2〜4番手 | 25-17-17-117/176 | 14.2% | 33.5% | 151% | 102% |
| 4角5〜9番手 | 16-17-24-190/247 | 6.5% | 23.1% | 114% | 100% |
| 4角10番手以下 | 0-5-6-199/210 | 0.0% | 5.2% | 0% | 31% |
4角で先頭に立った馬の勝率は18.0%です。
この数字が高いのか低いのか、他のダートコースと並べて確かめます。
| コース | 4角先頭の勝率 |
|---|---|
| 小倉ダート1700m | 36.9% |
| 京都ダート1900m | 30.9% |
| 阪神ダート1800m | 29.0% |
| 中山ダート1800m | 28.3% |
| 中京ダート1800m | 22.1% |
| 中京ダート1900m | 18.0% |
| 東京ダート1600m | 17.7% |
18.0%はJRAの全ダート27コースで下から3番目です。
これより低いのは東京ダート1600m(17.7%)と東京ダート1300m(16.4%)しかありません。
同じ距離の京都ダート1900mが30.9%ですから、同じダート1900mでも中身はまるで別物です。
前に行くだけでは押し切れない理由は、直線入口の急坂と、坂を上り切ってからの200m以上の直線にあると見ています。
とはいえ表のとおり、4角1番手から5〜9番手までは単勝回収率がすべて100%を超えています。
差しが利かないのではなく、後方一気だけが利かないという整理が正確なところです。
4角10番手以下は210走で未勝利、複勝率5.2%しかありません。
配当面では、4角2〜4番手から勝った25頭の人気の中央値が2番人気なのに対し、5〜9番手から勝った16頭は5番人気です。
中団から差し込む決着になったときは、配当も一緒に跳ねるコースということになります。
| 上がり順位 | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 上がり1位 | 22-10-10-11/53 | 41.5% | 79.2% | 539% | 268% |
| 上がり2〜3位 | 22-25-23-50/120 | 18.3% | 58.3% | 225% | 216% |
| 上がり4〜5位 | 3-9-13-103/128 | 2.3% | 19.5% | 34% | 89% |
| 上がり6位以下 | 3-6-4-369/382 | 0.8% | 3.4% | 3% | 12% |
勝ち馬の平均上り3Fは37.7秒です。
上がり1位の勝率41.5%は圧倒的ですが、これは結果として速い上がりになったという側面もあります。
予想で見るべきは、その上がりがどの位置から使われたかのほうです。
| 条件 | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 |
|---|---|---|---|
| 上がり1位×4角4番手以内 | 13-0-1-0/14 | 92.9% | 100.0% |
| 上がり1位×4角10番手以下 | 0-5-4-9/18 | 0.0% | 50.0% |
メンバー最速の上がりを使っても、4角10番手以下からでは18走して勝ち切れていません。
好位で立ち回って、最後の坂でもうひと脚を使えるかどうかが勝ちパターンです。
| 種牡馬 | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| キズナ | 4-4-2-24/34 | 11.8% | 29.4% | 106% | 59% |
| Justify | 3-0-0-1/4 | 75.0% | 75.0% | 1813% | 632% |
| リアルスティール | 3-2-3-7/15 | 20.0% | 53.3% | 299% | 165% |
| エピファネイア | 3-2-0-17/22 | 13.6% | 22.7% | 202% | 61% |
| サートゥルナーリア | 2-1-0-1/4 | 50.0% | 75.0% | 302% | 140% |
勝ち星のトップはキズナの4勝です。
単勝回収率106%は最高配当の1本に支えられた数字で、それを除くと55%まで下がります。
Justifyは4走して3勝ですが、この母数では傾向というより頭数の少なさが作った数字と見るべきです。
リアルスティールは15走で3勝、複勝率53.3%・単勝回収率299%です。
エピファネイアも3勝で並び、サートゥルナーリアは4走で2勝しています。
Justifyを除く4頭は、いずれも現役時代に芝のGIを勝った種牡馬です。
純粋なダート血統よりも芝の中距離で実績を残した血統が上位に並ぶあたりに、スピードの持続力とスタミナを問うこのコースの性格が出ているのかなと。
どの種牡馬も母数は40走に届かないので、サンプルがさらに集まり次第、この章は更新したいと思います。
| 母父 | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| キングカメハメハ | 5-0-0-20/25 | 20.0% | 20.0% | 136% | 38% |
| マンハッタンカフェ | 4-4-2-14/24 | 16.7% | 41.7% | 62% | 80% |
| ゴールドアリュール | 3-2-2-13/20 | 15.0% | 35.0% | 39% | 161% |
| Arch | 2-0-0-0/2 | 100.0% | 100.0% | 980% | 210% |
| Medaglia d’Oro | 2-0-1-4/7 | 28.6% | 42.9% | 66% | 87% |
母父キングカメハメハが最多の5勝で、単勝回収率136%です。
ただ着別度数は5-0-0-20と、勝つか着外かのはっきりした形になっています。
2〜3着がないぶん複勝回収率は38%なので、狙うなら思い切って勝ち切りまで、という数字です。
母父マンハッタンカフェは複勝率41.7%と堅実です。
ArchとMedaglia d’Oroは母数が2〜7走しかないので、参考程度にとどめてください。
| 前走の位置 | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 前走4角1番手 | 5-2-4-19/30 | 16.7% | 36.7% | 52% | 81% |
| 前走4角2〜4番手 | 14-24-13-101/152 | 9.2% | 33.6% | 54% | 85% |
| 前走4角5〜9番手 | 22-15-19-195/251 | 8.8% | 22.3% | 112% | 72% |
| 前走4角10番手以下 | 6-8-12-199/225 | 2.7% | 11.6% | 66% | 86% |
4角の位置はレースが終わるまで分かりませんが、前走の位置なら出馬表の段階で確認できます。
好走率は前走4角4番手以内の組が上位ですが、単勝回収率は52〜54%と人気に見合っていません。
回収率の最上位はむしろ前走4角5〜9番手の112%で、勝ち星も22勝と最多です(最高配当の1本を除くと86%)。
前で運んだ実績は人気に織り込まれる一方、中団に控えていた馬の巻き返しはオッズに反映されにくいようです。
中団からでも届くこのコースの性格を考えると、前走の位置だけで見限るのは早い、ということになります。
| 前走の場 | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 中京 | 12-14-16-125/167 | 7.2% | 25.1% | 110% | 78% |
| 京都 | 16-17-11-121/165 | 9.7% | 26.7% | 95% | 83% |
| 阪神 | 5-6-5-63/79 | 6.3% | 20.3% | 74% | 95% |
| 東京 | 4-6-3-53/66 | 6.1% | 19.7% | 65% | 63% |
| 中山 | 3-1-7-45/56 | 5.4% | 19.6% | 20% | 56% |
| 小倉 | 5-1-5-42/53 | 9.4% | 20.8% | 114% | 145% |
| 新潟 | 2-2-1-32/37 | 5.4% | 13.5% | 37% | 89% |
| 福島 | 0-2-0-29/31 | 0.0% | 6.5% | 0% | 8% |
前走が中京・京都・阪神だった馬で、全体のちょうど6割を占めます。
勝ち星の最多は前走京都の16勝、単勝回収率では前走中京の110%が上回ります。
目を引くのは東からの転戦組で、前走中山は単勝回収率20%、前走新潟は37%です。
前走福島に至っては31走して未勝利です。
中山や福島のダートは小回りで、スピードに乗せて押し切る競馬が多くなります。
そこから坂を2回上る持久力勝負への条件替わりが、そのまま数字に響いているのかなと。
前走小倉の単勝回収率114%は、最高配当の1本を除くと70%まで下がるので、こちらは過度に持ち上げないでおきます。
| 前走 | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 前走芝 | 5-3-5-63/76 | 6.6% | 17.1% | 116% | 96% |
| 前走ダート | 42-46-43-452/583 | 7.2% | 22.5% | 75% | 78% |
前走芝の単勝回収率116%は、最高配当の1本を除くと33%まで下がる数字です。
芝からの転戦を買い材料とまでは言えません。
| 距離 | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 距離短縮 | 6-8-11-109/134 | 4.5% | 18.7% | 86% | 78% |
| 同距離 | 9-12-10-77/108 | 8.3% | 28.7% | 94% | 84% |
| 距離延長 | 32-29-27-333/421 | 7.6% | 20.9% | 74% | 79% |
距離延長が421走と大半を占めるのは、ダート1900mという番組の少なさゆえです。
好走率の最上位は同距離で、勝率8.3%・複勝率28.7%です。
JRAでダート1900mが組まれているのは京都と中京だけなので、同距離組は前走もこのどちらかを走ってきた馬になります。
一度この距離を経験している強みは、素直に評価してよさそうです。
距離短縮は勝率4.5%と奮いません。
| 間隔 | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 連闘〜中2週 | 16-12-16-173/217 | 7.4% | 20.3% | 72% | 61% |
| 中3〜5週 | 10-11-17-114/152 | 6.6% | 25.0% | 53% | 83% |
| 中6週〜3か月 | 10-16-7-123/156 | 6.4% | 21.2% | 105% | 97% |
| 3か月超 | 11-10-8-109/138 | 8.0% | 21.0% | 92% | 85% |
中6週〜3か月の単勝回収率105%が数字の上では最上位ですが、こちらも最高配当の1本を除くと64%です。
レース間隔の差は決め手にするほどではない、というのが正直なところです。
| 性別 | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 牡馬(セン馬含む) | 46-47-50-484/627 | 7.3% | 22.8% | 89% | 87% |
| 牝馬 | 4-3-0-49/56 | 7.1% | 12.5% | 86% | 32% |
このコースの牝馬は56走で、出走全体の1割に届きません。
集計期間に牝馬限定戦の施行もありません。
勝率7.1%は牡馬の7.3%とほぼ変わりませんが、2〜3着が少なく複勝率は12.5%にとどまります。
母数が小さいので、現時点では牝馬をやや割り引く程度の扱いでよいのかなと。
| 年齢 | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 3歳 | 29-30-24-261/344 | 8.4% | 24.1% | 91% | 91% |
| 4歳 | 15-14-16-119/164 | 9.1% | 27.4% | 112% | 98% |
| 5歳 | 1-5-9-90/105 | 1.0% | 14.3% | 8% | 57% |
| 6歳 | 4-1-1-41/47 | 8.5% | 12.8% | 196% | 51% |
| 7歳以上 | 1-0-0-22/23 | 4.3% | 4.3% | 47% | 14% |
集計期間に2歳戦の施行はなく、出走の主力は3歳と4歳です。
タイトルに掲げた「若さと勢い」の根拠がこの表で、50勝のうち44勝を3〜4歳が挙げています。
4歳は勝率9.1%・複勝率27.4%に加えて、単勝回収率112%も全年齢で最上位です。
一方で5歳は105走して1勝、単勝回収率8%まで落ちます。
6歳の単勝回収率196%は4勝のうち1本の高配当が押し上げた数字で、複勝率は12.8%しかありません。
5歳以上をまとめると勝率3.4%・複勝率12.6%で、全体(勝率7.3%・複勝率22.0%)の半分近くまで下がります。
これがクラスの偏りによる見かけの差でないことは、同じクラスの中で比べると分かります。
| 条件 | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 3〜4歳×1勝クラス | 18-19-17-150/204 | 8.8% | 26.5% | 122% | 109% |
| 5歳以上×1勝クラス | 2-1-3-42/48 | 4.2% | 12.5% | 70% | 41% |
| 3〜4歳×2勝クラス | 4-4-4-33/45 | 8.9% | 26.7% | 30% | 52% |
| 5歳以上×2勝クラス | 2-2-2-45/51 | 3.9% | 11.8% | 94% | 55% |
| 3〜4歳×3勝クラス | 5-3-2-17/27 | 18.5% | 37.0% | 54% | 73% |
| 5歳以上×3勝クラス | 1-3-4-55/63 | 1.6% | 12.7% | 31% | 31% |
どのクラスでも3〜4歳が5歳以上を上回り、3勝クラスでは勝率18.5%対1.6%まで開きます。
降級のない今のクラス体系では、3〜4歳は勝ち上がってきた勢いのある馬、5歳以上は同じクラスで足踏みしている馬が中心になります。
施行の少ない1900mでは「この距離の実績」を持つ古馬もほとんどいません。
だからキャリアの貯金よりも、充実度の差がそのまま結果に出るのだと考察できます。
| クラス | 平均勝ちタイム | レース数 |
|---|---|---|
| 未勝利 | 2:01.4 | 17 |
| 1勝クラス | 2:00.2 | 20 |
| 2勝クラス | 1:59.4 | 6 |
| 3勝クラス | 1:58.2 | 6 |
| オープン | 1:57.1 | 1 |
| 馬場 | 平均勝ちタイム | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 良 | 2:00.4 | 41-41-41-440/563 | 7.3% | 21.8% | 91% |
| 稍重 | 2:00.3 | 4-4-4-41/53 | 7.5% | 22.6% | 79% |
| 重 | 1:58.2 | 5-5-5-52/67 | 7.5% | 22.4% | 80% |
未勝利とオープンでは平均勝ちタイムに4.3秒の差があります。
オープンは1レースだけの平均なので、参考程度に見てください。
馬場が渋ると時計は速くなり、良の2:00.4に対して重は1:58.2です。
水を含んだダートは砂が締まって脚抜きがよくなるためで、好走率そのものは馬場状態でほとんど動いていません。
なお集計期間に不良馬場での施行はありません。
| 騎手 | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 坂井瑠星 | 5-1-2-4/12 | 41.7% | 66.7% | 115% | 114% |
| 角田大和 | 4-5-2-14/25 | 16.0% | 44.0% | 166% | 158% |
| 高杉吏麒 | 4-1-0-7/12 | 33.3% | 41.7% | 926% | 296% |
| 西村淳也 | 3-3-3-14/23 | 13.0% | 39.1% | 45% | 85% |
| 北村友一 | 3-0-0-7/10 | 30.0% | 30.0% | 88% | 54% |
勝ち星のトップは坂井瑠星騎手の5勝で、12鞍での勝率41.7%です。
角田大和騎手は4勝で、単勝回収率166%・複勝回収率158%と回収面が光ります。
高杉吏麒騎手の単勝回収率926%は大きな配当を含んだ数字で、こちらも12鞍での4勝という中身です。
施行数が少ないぶん、どの騎手も鞍数は25鞍以下にとどまります。
騎手の項目は傾向として眺める程度にして、鞍数が増えてから改めて評価したいところです。
| 人気 | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1番人気 | 14-9-9-18/50 | 28.0% | 64.0% | 60% | 87% |
| 2〜3番人気 | 10-22-10-58/100 | 10.0% | 42.0% | 46% | 74% |
| 4〜6番人気 | 15-13-13-109/150 | 10.0% | 27.3% | 102% | 86% |
| 7〜9番人気 | 9-4-9-127/149 | 6.0% | 14.8% | 185% | 95% |
| 10番人気以下 | 2-2-9-221/234 | 0.9% | 5.6% | 45% | 74% |
1番人気は勝率28.0%・複勝率64.0%です。
この勝率28.0%という数字は、JRAの全ダート27コースで最も低い水準になります。
| コース | 1番人気の勝率 |
|---|---|
| 中京ダート1200m | 43.7% |
| 中京ダート1800m | 35.6% |
| 中京ダート1400m | 32.4% |
| 福島ダート1700m | 29.5% |
| 中京ダート1900m | 28.0% |
同じ中京のダートでも、1200mの43.7%とは15ポイント以上の開きがあります。
単勝回収率も1番人気60%・2〜3番人気46%と、人気サイドは軒並み低調です。
対照的なのが7〜9番人気で、単勝回収率185%は最高配当の1本を除いても143%が残ります。
9勝は9頭が分け合った形なので、まぐれの1発が作った数字でもありません。
実際、50レースのうち11レースで7番人気以下が勝っています。
当日の人気は締切まで動くので、この表は人気馬をどこまで信頼するかの目安として使ってください。
タフな消耗戦で実績どおりに収まりにくいというコースの性格が、人気別の数字にもそのまま表れています。
中京ダート1900mで評価を下げたい条件
消し条件は「後ろからしか運べない馬」と「勢いを欠いた古馬」の2つに集約されます。
前走で後方だった馬はこのコースでも後方からになりやすいので、出馬表では前走の通過順まで確認しておきたいところです。
中京ダート1900mのポイント
中京ダート1900mは、スタート直後と直線入口で2回上る急坂が、あらゆる数字の土台になっています。
予想ではまず年齢を確かめて、3〜4歳を上位に取るところから入りたいコースです。
そのうえで内めの枠を引けたか、前走でどの位置を運べていたかを重ねると、検討する馬はかなり絞れます。
人気どおりに収まりにくい舞台なので、中穴まで手を広げる価値も十分にあります。
同じ中京のダートでも、ダート1200mやダート1400m、ダート1800mとは求められる適性が変わります。
予想の際にはぜひ、本記事のデータを参考にしてみてください。
出典:TARGET frontier JV(集計期間 2023.12.2〜2026.3.29、中京ダート1900m・JRA平地)