結論:レッドファルクス産駒は「ダート1200m」で買う
自身は芝1200mのスプリンターズステークスを連覇した馬ですが、産駒に伝わったのは芝の切れではなくダートのスピードです。
芝は勝率3.7%どまりで、狙いはダート1200m(単勝回収率199%・複勝回収率169%)にほぼ集約されます。
さらに牝馬に絞ると単勝回収率231%・複勝回収率194%まで伸びます。
ほかにダートのフルゲート割れ(16頭立て未満)が複勝回収率132%、前走2〜4着からのダートが勝率15.1%で狙えます。
逆に芝の牝馬、ダートから芝への替わり、芝の距離延長、京都ダート、5歳以上は割り引くのが基本になります。
| 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 46-52-52-640/790 | 5.8% | 12.4% | 19.0% | 106% | 81% |
直近3年の産駒成績は勝率5.8%・複勝率19.0%という水準です。
単勝回収率106%という数字が出ていますが、これは200倍前後の大穴2本が押し上げたもので、最も高い配当を1本除くと80%まで下がります。
| 条件 | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 芝 | 12-16-16-277/321 | 3.7% | 13.7% | 92% | 60% |
| 条件 | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| ダート | 34-36-36-363/469 | 7.2% | 22.6% | 115% | 96% |
芝は勝率3.7%・複勝回収率60%と奮いません。
対してダートは勝率7.2%・複勝回収率96%と、数字の出どころが完全に片側へ寄っています。
自身は芝の短距離王でしたが、産駒に受け継がれたのは芝で切れる脚ではなく、砂で通用するスピードとパワーのほうだったという形です。
レッドファルクス産駒はダートの種牡馬、これだけ覚えておけば大丈夫です。
本記事の回収率の考え方
単勝回収率は、万馬券が1本混ざるだけで簡単に100%を超えます。
そこで回収率を根拠に「買い」とした条件は、その条件で最も高い配当を1走ぶん除いても、なお100%を超えたものだけにしました。
好走率(勝率・複勝率)を根拠にした条件はその限りではなく、率の高さとベース値との差で選んでいます。
出馬表の段階で判定できる買い条件を3つにまとめます。
| 条件 | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| ダート全体(参考) | 34-36-36-363/469 | 7.2% | 22.6% | 115% | 96% |
| ダート1200m | 13-6-13-89/121 | 10.7% | 26.4% | 199% | 169% |
| ダート1200m×牝馬 | 9-4-9-65/87 | 10.3% | 25.3% | 231% | 194% |
| ダート1200m×前走もダート | 12-4-11-62/89 | 13.5% | 30.3% | 234% | 173% |
この記事でいちばん推せる条件です。
ダート1200mは単勝回収率199%・複勝回収率169%で、最高配当を1本除いてもそれぞれ156%・142%を保ちます。
勝ち星は10頭、3着以内は17頭に散っており、特定の1頭が作った数字ではありません。
ここから牝馬に絞ると単勝回収率231%、前走もダートだった馬に絞ると単勝回収率234%と、条件を重ねるほど数字が伸びていきます。
ダートの最短カテゴリでだけ、父が持っていたスプリント能力が素直に出るという形かなと。
※13勝のうち6勝は新潟ダート1200mが占めており、新潟を除くと単勝回収率は99%まで落ちます。
ただし複勝回収率は新潟を除いても171%(最高配当を除いて138%)と崩れないため、単勝で強く推せるのは新潟、通年で使うなら複勝という書き分けになります。
また牝馬をダート1400mまで広げても単勝回収率140%・複勝回収率129%と数字は残りますが、中身はほぼ1200mで、1300〜1400mだけを取り出すと単勝回収率31%まで落ちます。
| 条件 | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| ダート×フルゲート割れ(15頭以下) | 25-20-22-164/231 | 10.8% | 29.0% | 197% | 132% |
| ダート×フルゲート(16頭以上) | 9-16-14-199/238 | 3.8% | 16.4% | 36% | 61% |
JRAのダートは16頭立てが上限のコースが多く、そこに届いているかどうかで数字がはっきり分かれます。
頭数が揃わないレースは相手が楽になるうえ、砂を被る機会も減るので、この産駒には向いた形になります。
フルゲートを割れば複勝率29.0%・複勝回収率132%で、複勝回収率は最高配当を除いても115%を保ちます。
16頭立てまで揃うと勝率3.8%・単勝回収率36%まで落ち、しきい値をまたいだ落差が大きく出ています。
単勝回収率197%のほうは大きな配当への依存が強いので、この条件は複勝やワイド、3連系の軸で使うのが正解です。
揉まれると崩れる産駒が多く、頭数が減って自分の位置を取れる形でこそ持ち味が出る、という背景が考察できます。
※頭数をさらに絞ると数字は跳ね上がり、12頭以下なら単勝回収率281%、10頭以下なら938%になります。
ただし中身は1本の高配当に頼った数字で、最高配当を除くとそれぞれ54%・78%まで落ちてしまいます。
絞るほど信頼できなくなるので、この記事ではフルゲート割れという線引きまでを採用しました。
15頭立てが上限の新潟ダート1200mを除いても複勝回収率129%(最高配当を除いて111%)と崩れないため、複勝で使うぶんには頭数のしきい値として機能します。
ただし回収率のうまみは短距離との重なりから来ており、ダート1200m以下を除くと複勝回収率108%(最高配当を除いて82%)まで落ちます。
「少頭数なら距離を問わず妙味がある」とまでは言えませんが、複勝率は28.2%を維持しており、好走率を底上げする条件としては距離を問わず有効です。
| 条件 | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| ダート×前走2〜4着 | 16-13-12-65/106 | 15.1% | 38.7% | 116% | 87% |
| ダート×前走1着 | 2-4-4-22/32 | 6.2% | 31.2% | 76% | 96% |
当てにいく馬券でいちばん確かなのがこの形です。
前走で2〜4着だった馬のダートは勝率15.1%・複勝率38.7%で、産駒全体の勝率5.8%・複勝率19.0%を大きく上回ります。
勝ち星は14頭、3着以内は21頭に分散しており、再現性のある形です。
面白いのは前走を勝った直後の成績で、こちらは勝率6.2%と伸びません。
前走の勝ちっぷりで人気を集めてしまうぶん、僅差で負けて次に据え置かれる馬のほうが妙味が残るという形かなと。
なお前走5着以下からのダートは複勝率16.5%まで落ちるので、巻き返しを期待する血統ではありません。
| 距離 | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 芝1200m以下 | 3-4-3-112/122 | 2.5% | 8.2% | 20% | 43% |
| 芝1400m | 4-3-2-54/63 | 6.3% | 14.3% | 54% | 27% |
| 芝1600m | 2-4-7-48/61 | 3.3% | 21.3% | 17% | 95% |
| 芝1800m以上(平地) | 2-4-1-55/62 | 3.2% | 11.3% | 362% | 75% |
芝はどの距離帯でも数字が出ていません。
とくに芝1200m以下は勝率2.5%で、父自身のGI舞台が産駒にとっては最も奮わない条件になっています。
芝1800m以上の単勝回収率362%は198倍の大穴1本によるもので、その1走を除くと43%です。
| 距離 | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| ダート1000〜1150m | 2-2-4-38/46 | 4.3% | 17.4% | 14% | 39% |
| ダート1200m | 13-6-13-89/121 | 10.7% | 26.4% | 199% | 169% |
| ダート1300〜1400m | 4-9-4-78/95 | 4.2% | 17.9% | 20% | 49% |
| ダート1600〜1700m | 4-10-8-60/82 | 4.9% | 26.8% | 26% | 82% |
| ダート1800m以上(平地) | 10-9-7-91/117 | 8.5% | 22.2% | 213% | 95% |
同じダートでも、買えるのは1200mだけです。
わずか1〜2ハロン延びた1300〜1400mでは勝率4.2%・単勝回収率20%まで落ち、別の馬になったような数字になります。
1200mより短い1000〜1150mも複勝回収率39%と奮わないので、「短ければ短いほどよい」わけではありません。
1800m以上の単勝回収率213%は207倍が1本混じったもので、その1走を除くと37%です。
中距離で長く走る産駒もいますが、馬券としての妙味はダート1200mというピンポイントに集中しています。
| コース | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 新潟ダート1200m | 6-0-1-14/21 | 28.6% | 33.3% | 673% | 160% |
| 中山ダート1200m | 5-5-5-50/65 | 7.7% | 23.1% | 118% | 117% |
| 中山ダート1800m | 4-4-3-28/39 | 10.3% | 28.2% | 33% | 70% |
| 東京ダート1300〜1600m | 6-11-5-68/90 | 6.7% | 24.4% | 28% | 54% |
| 京都ダート1200〜1400m | 1-0-4-35/40 | 2.5% | 12.5% | 26% | 114% |
コースでは新潟ダート1200mが飛び抜けています。
21走で6勝、勝率28.6%という数字で、最高配当を除いても単勝回収率439%が残ります。
平坦で最後の直線が短くない新潟の砂は、追走に苦労せず一気に加速できるこの血統に合っているのだと思います。
常設の主戦場になっているのは中山ダート1200mで、こちらも単複とも回収率100%超と手堅く使えます。
逆に京都のダート短距離は勝率2.5%で、なかでも京都ダート1400mは22走して1度も掲示板に載っていません。
※新潟ダート1200mは21走と少なめのサンプルです。
京都ダート1200〜1400mの複勝回収率114%は、1本の高配当によるもので、その1走を除くと33%まで下がります。
| 馬場 | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 芝良 | 10-14-14-221/259 | 3.9% | 14.7% | 111% | 70% |
| 芝稍重 | 1-2-0-38/41 | 2.4% | 7.3% | 18% | 19% |
| 芝重 | 1-0-2-16/19 | 5.3% | 15.8% | 16% | 28% |
| 芝不良 | 0-0-0-2/2 | 0.0% | 0.0% | 0% | 0% |
| 馬場 | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| ダート良 | 25-28-25-257/335 | 7.5% | 23.3% | 153% | 96% |
| ダート稍重 | 3-6-6-56/71 | 4.2% | 21.1% | 13% | 85% |
| ダート重 | 5-2-4-42/53 | 9.4% | 20.8% | 33% | 96% |
| ダート不良 | 1-0-1-8/10 | 10.0% | 20.0% | 24% | 152% |
芝は良馬場でも勝率3.9%で、渋ればさらに落ちます。
本題のダートは、良馬場がベストで単勝回収率153%です。
ダートは水を含むと砂が締まって脚抜きがよくなり、時計はむしろ速くなります。
その速い流れになるほど数字が落ちるということは、この産駒の持ち味はスピードの絶対値というより、時計のかかる乾いた砂で発揮されるパワーのほうだと考えられます。
重馬場の勝率9.4%は良馬場を上回りますが、単勝回収率は33%まで落ちます。
人気を背負って順当に走っているだけで、妙味は良馬場のほうにあるという読み方になります。
※ダート不良は10走、芝不良は2走しかなく、複勝回収率152%も1本の配当によるものです。
現時点では良馬場を基準に置いて、渋ったら評価を据え置くくらいの構えでよさそうです。
| 馬齢 | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2歳 | 8-10-12-116/146 | 5.5% | 20.5% | 182% | 97% |
| 3歳 | 27-24-22-285/358 | 7.5% | 20.4% | 131% | 67% |
| 4歳 | 8-9-13-155/185 | 4.3% | 16.2% | 44% | 100% |
| 5歳以上 | 3-9-5-84/101 | 3.0% | 16.8% | 22% | 75% |
勝ち星が集中するのは3歳で、46勝のうち27勝がこの世代です。
4歳になると勝率は半分近くまで落ち、5歳以上は勝率3.0%・単勝回収率22%と、深追いが利きません。
2歳の単勝回収率182%と3歳の131%はいずれも大穴の影響が大きく、除外するとそれぞれ41%・76%になります。
数字が伸びるのは若いうちだけ、というのはこの血統をどう使うかを決める大前提になります。
| 前走の位置 | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 前走逃げ(1番手) | 6-5-5-48/64 | 9.4% | 25.0% | 29% | 60% |
| 前走先行(2〜4番手) | 11-19-18-113/161 | 6.8% | 29.8% | 65% | 87% |
| 前走中団(5〜9番手) | 11-16-8-181/216 | 5.1% | 16.2% | 65% | 72% |
| 前走後方(10番手以下) | 12-7-12-211/242 | 5.0% | 12.8% | 131% | 76% |
前走で前にいた馬ほど好走率が高い、というのが出発点です。
ただしこれは芝とダートを一緒くたにした数字で、ここから先で評価が入れ替わります。
| 条件 | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 芝×前走5番手以内 | 2-5-6-72/85 | 2.4% | 15.3% | 5% | 73% |
| 芝×前走中団(5〜9番手) | 2-6-3-96/107 | 1.9% | 10.3% | 9% | 49% |
| 芝×前走後方(10番手以下) | 5-3-2-87/97 | 5.2% | 10.3% | 42% | 21% |
| 条件 | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| ダート×前走5番手以内 | 16-23-20-130/189 | 8.5% | 31.2% | 64% | 76% |
| ダート×前走中団(5〜9番手) | 9-10-5-85/109 | 8.3% | 22.0% | 120% | 94% |
| ダート×前走後方(10番手以下) | 7-4-10-124/145 | 4.8% | 14.5% | 191% | 112% |
芝は位置取りを問わず数字が出ていません。
前走で前につけていても勝率2.4%・単勝回収率5%で、芝は位置取りで補える面ではないという形かなと。
ダートは前で運べた馬の好走率が高く、複勝率31.2%と軸向きになります。
妙味という意味では前走中団だった馬が上で、単勝回収率120%は最高配当を除いても85%と大きくは崩れません。
そして見落とされがちなのが、後方からでも走れることです。
レッドファルクス自身が鋭い末脚を使える馬で、スプリンターズステークスの連覇も前で運んだのではなく差して勝ち取ったものでした。
ダートで前走4角10番手以下だった馬は複勝回収率112%と、後ろからの競馬でも複勝なら元が取れています。
多くの種牡馬は後方勢の複勝回収率が大きく割れてしまうので、ここは父の末脚が伝わっている部分かなと。
複勝率14.5%と好走率そのものは低いので、勝ち切りを期待するより複勝やワイド、3連系の相手として拾う形になります。
※ダート×前走後方の単勝回収率191%は高配当への依存が強く、最高配当を除くと48%まで落ちます。
複勝回収率112%も最高配当を除けば86%になるので、単勝で押す条件ではなく、複勝側で元が取れている条件として見てください。
| 条件 | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| ダート×同距離×前走先行(2〜4番手) | 7-9-10-39/65 | 10.8% | 40.0% | 146% | 84% |
| ダート×同距離×前走中団(5〜9番手) | 6-7-3-43/59 | 10.2% | 27.1% | 186% | 135% |
| ダート×同距離×前走後方(10番手以下) | 1-1-3-49/54 | 1.9% | 9.3% | 384% | 98% |
| ダート×距離短縮×前走中団(5〜9番手) | 1-0-0-25/26 | 3.8% | 3.8% | 15% | 6% |
| ダート×距離短縮×前走後方(10番手以下) | 5-1-2-31/39 | 12.8% | 20.5% | 144% | 119% |
| ダート×距離延長×前走5番手以内 | 3-6-4-26/39 | 7.7% | 33.3% | 23% | 99% |
ここがこの記事の見どころです。
同じ位置取りでも、距離変更が加わると評価が正反対になります。
前走と同距離なら、前や中団で運べた馬が買いです。
ところが同距離×前走後方は勝率1.9%で、位置を下げたまま同じ条件に出てきた馬はまず届きません。
逆に距離短縮では評価が裏返り、短縮×前走後方が勝率12.8%・複勝回収率119%と一番の狙い目になります。
そして短縮×前走中団は26走で1勝・複勝率3.8%と、この表でいちばん危険な形です。
距離を詰めて追走が忙しくなる形では、中途半端に前を見る競馬より、腹をくくって後ろから運んだほうが結果が出ているという読み方になります。
延長は前で運べても勝ち切れず、複勝回収率99%どまりです。
この血統に距離を延ばす選択肢はない、と割り切ってよさそうです。
※同距離×前走後方の単勝回収率384%は、この条件で唯一の1勝が大穴だったことによるもので、その1走を除くと0%です。
| 条件 | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 中山ダート×前走5番手以内 | 6-4-3-21/34 | 17.6% | 38.2% | 44% | 68% |
| 中山ダート×前走6番手以下 | 3-4-4-50/61 | 4.9% | 18.0% | 127% | 73% |
| 東京ダート×前走5番手以内 | 1-7-2-21/31 | 3.2% | 32.3% | 11% | 48% |
| 京都ダート×前走5番手以内 | 0-1-1-29/31 | 0.0% | 6.5% | 0% | 55% |
舞台を掛けると、さらに細かく分かれます。
中山ダートは前が絶対で、前走5番手以内なら勝率17.6%です。
東京ダートは前にいても2着が7回と、勝ちきれないタイプです。
京都ダートは前で運べても勝率0.0%で、位置取りの問題ではなく単純に適性外という感じ。
| 騎手 | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 戸崎圭太 | 5-3-2-6/16 | 31.2% | 62.5% | 96% | 101% |
| 佐々木大 | 3-1-1-19/24 | 12.5% | 20.8% | 199% | 68% |
| 横山武史 | 3-4-2-9/18 | 16.7% | 50.0% | 46% | 71% |
| ルメール | 3-5-1-8/17 | 17.6% | 52.9% | 33% | 72% |
| 武豊 | 3-0-1-5/9 | 33.3% | 44.4% | 293% | 113% |
勝ち星がいちばん多いのは戸崎圭太騎手で、勝率31.2%・複勝率62.5%と数字が抜けています。
単勝回収率は96%とプラスに届いていませんが、複勝は101%が残っており、複勝やワイド、3連系の軸として信用できます。
佐々木大輔騎手は単勝回収率199%と派手ですが、最高配当を除くと66%になるので穴向けの評価です。
※いずれも騎乗数が10〜25鞍と少ないため、参考程度に見てください。
武豊騎手の9鞍は特に少なく、単勝回収率293%は1本の配当で作られた数字です。
| 母父 | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 母父シンボリクリスエス | 3-6-4-38/51 | 5.9% | 25.5% | 17% | 62% |
| 母父ヴィクトワールピサ | 1-3-4-33/41 | 2.4% | 19.5% | 6% | 62% |
| 母父ダイワメジャー | 4-9-4-21/38 | 10.5% | 44.7% | 38% | 157% |
| 母父クロフネ | 0-1-1-31/33 | 0.0% | 6.1% | 0% | 90% |
| 母父タニノギムレット | 1-3-4-25/33 | 3.0% | 24.2% | 13% | 181% |
目を引くのは母父ダイワメジャーで、複勝率44.7%・複勝回収率157%です。
ただし4勝の中身は2頭、3着以内も3頭に限られており、母父を根拠に買える段階ではありません。
母父タニノギムレットの複勝回収率181%も同じで、こちらは3着以内が2頭に集中しています。
スピードと硬さを足す配合は形になりやすく、逆に母父クロフネは33走して未勝利・複勝率6.1%と、同じダート寄りの血でも噛み合っていません。
現時点では母父で買い切れる組み合わせは見当たらない、という傾向が見られます。
| 人気 | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1番人気 | 14-8-7-21/50 | 28.0% | 58.0% | 59% | 74% |
| 2〜3番人気 | 13-20-15-47/95 | 13.7% | 50.5% | 55% | 86% |
| 4〜6番人気 | 10-9-17-117/153 | 6.5% | 23.5% | 87% | 68% |
| 7〜9番人気 | 6-10-7-141/164 | 3.7% | 14.0% | 203% | 111% |
| 10番人気以下 | 3-5-6-314/328 | 0.9% | 4.3% | 89% | 73% |
当日の人気は締切まで動くので買い条件にはできませんが、「1番人気をどこまで信じるか」を確かめる参考として見てください。
1番人気は勝率28.0%・複勝率58.0%と、支持を裏切らない水準です。
2〜3番人気の複勝率50.5%も高く、上位人気で来たときの信頼度は十分あります。
一方で10番人気以下は勝率0.9%・複勝率4.3%で、大穴で突っ込んでくる血統ではありません。
7〜9番人気の単勝回収率203%は最高配当を除くと77%になるので、狙うなら二桁人気ではなく一桁人気の下のほう、という整理になります。
買い条件と同じく、出馬表の段階で判定できる「消し」をまとめます。
| 条件 | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 芝の牝馬 | 2-5-4-122/133 | 1.5% | 8.3% | 14% | 29% |
| ダ→芝替わり | 0-1-1-51/53 | 0.0% | 3.8% | 0% | 51% |
| 芝×距離延長 | 0-6-3-64/73 | 0.0% | 12.3% | 0% | 56% |
| 条件 | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 京都ダート | 1-1-4-59/65 | 1.5% | 9.2% | 16% | 93% |
| 5歳以上 | 3-9-5-84/101 | 3.0% | 16.8% | 22% | 75% |
いちばん徹底しているのが芝の牝馬で、勝率1.5%・複勝回収率29%と数字が残りません。
父の持ち味であるパワーを伴ったスピードが牝馬には伝わりにくく、芝の速い上がり勝負では置いていかれる、という形かなと。
臨戦ではダートから芝への替わりが53走して未勝利、芝の距離延長も73走して未勝利です。
芝に替わる臨戦は、それだけで大きな減点材料になります。
コースでは京都ダートが勝率1.5%と極端に低く、西の開催では買いづらい産駒です。
年齢では5歳以上が勝率3.0%で、勝ち上がれなかった馬を古馬になってから買う理由はありません。
2011年生まれの芦毛で、社台ファーム(千歳)の生産馬です。
現役時代は29戦10勝、2016年と2017年のスプリンターズステークスを連覇し、2017年のJRA賞最優秀短距離馬に選ばれました。
ほかに京王杯スプリングカップ、CBC賞、欅ステークスを勝っており、ダートのオープンでも結果を残しています。
7歳まで走って2019年から種牡馬入りし、現在は新ひだか町のレックススタッドで供用中です。
2026年の種付料は受胎条件50万円・出生条件80万円で、種付頭数は2023年の30頭から2025年は21頭と細ってきています。
産駒からJRAの重賞勝ち馬はまだ出ておらず、最上位はオープン・リステッド級というのが現状です。
父:スウェプトオーヴァーボード、母:ベルモット、母父:サンデーサイレンスという配合です。
父はフォーティナイナー系のスプリンターで、日本ではレッドファルクス自身とパドトロワを送り出しました。
母父サンデーサイレンスが柔らかさと瞬発力を足したことで、自身は芝のGIを勝てるスプリンターになりました。
ところが産駒に濃く出ているのはフォーティナイナー系のダート適性のほうで、砂の短距離でパワーとスピードを一気に出す形に寄っています。
芝の速い上がり勝負で足りず、乾いたダート1200mで数字が跳ねるのは、この血の性格どおりといえます。
牡・2021年産で、産駒のなかでは唯一といっていい芝の稼ぎ頭です。
2024年に東京芝1400mを連勝し、2025年10月には白秋ステークス(3勝クラス・東京芝1400m)を6番人気で制してオープン入りしました。
4角平均11.0番手という数字が示すとおり、後方から一気に伸びてくる追い込み馬です。
2026年は京王杯スプリングカップ11着、パラダイスステークス6着と重賞・リステッドの壁に当たっていますが、現役を続けています。
牝・2022年産で、芝で頭打ちになったあと2025年11月にダートへ転じて一変しました。
2026年5月に東京ダート1600mを勝ち、6月には函館ダート1700mの津軽海峡特別(2勝クラス)を7番人気で制しています。
4角平均7.9番手の差し馬で、7月の天の川ステークス(3勝クラス)は10着でしたが現役続行中です。
芝で伸び悩んだ産駒がダートに替わって走り出すという、この血統の典型を体現した1頭になっています。
牝・2021年産で、2024年夏に新潟ダート1200mを連勝して2勝クラスを突破しました。
4角平均3.6番手の逃げ・先行タイプで、買い①(ダート1200mの牝馬)をそのまま形にしたような産駒です。
3勝クラスに上がってからは二桁着順が続き、2026年5月9日の駿風ステークス(新潟芝1000m)11着を最後に出走がありません。
本来の条件である新潟ダート1200mに戻ってきたときは、あらためて注目したいところです。
牡・2021年産で、4角平均2.3番手という産駒随一の先行馬です。
2026年3月に中山ダート1200mを1番人気で勝って2勝クラス入りし、4月の中山ダート1200mでも3着に好走しました。
5月30日の富嶽賞(東京ダート1400m)は5着で、現役で走り続けています。
前で運べる馬が中山ダート1200mで結果を出すという、脚質の章で見た形をそのまま示しています。
牡・2021年産で、京都芝1600mの未勝利戦から函館芝1200mまで芝の短距離で3勝を挙げました。
4角平均10.2番手の追い込みタイプで、芝が苦手な産駒全体のなかでは能力による例外にあたります。
ただし3勝クラスでは掲示板も遠く、2026年は7戦して二桁着順が続いています。
7月4日の函館芝1200m・TVh杯15着が最新の走りで、現役ではあるものの立て直しが必要な状況です。
牝・2019年産で、東京ダート1600mや中山ダート1800mの3勝クラスで長く走っている息の長い産駒です。
4角平均12.4番手の追い込み馬で、2023年にはレパードステークスにも出走しました。
2026年5月10日の立夏ステークス4着が最新の走りで、勝ち切れないながらも掲示板を賑わせています。
レッドファルクス産駒の狙いどころ
買える条件は絞られますが、そこを外さなければ回収率がついてくる種牡馬です。
出馬表を開いたらまずダート1200mを探し、牝馬か前走もダートだった馬に印を回す、これだけで大半の判断は済みます。
産駒数が細っていることもあり数字は動きやすいので、変化があればそのつど更新していきます。
予想の際にはぜひ、本記事のデータを参考にしてみてください。
出典:TARGET frontier JV(集計期間 2023.7.29〜2026.7.19、JRA平地)