結論:札幌ダート1700mは「勝負どころが早い」コース
- 直線は264.3mと短く、150勝のうち130勝は4角4番手以内から
- 4角先頭の勝率38.0%はJRAのダート1700mで最も高い
- 枠は5〜6枠が勝率9.1%で最上位、大外7〜8枠は単勝回収率44%
- 距離短縮組は勝率5.1%・単勝回収率36%で割引
- 種牡馬はヘニーヒューズが勝率23.5%、ホッコータルマエが複勝率41.9%
- 札幌ダート1700mのコースの特徴|1コーナーまで約240m・直線264.3mの円形コース
- 札幌ダート1700mの枠順は5〜6枠が最上位|大外は位置を取れても割引
- 札幌ダート1700mの脚質は4角4番手以内で決着|4角先頭の勝率38.0%
- 札幌ダート1700mの上がりは前で使えてこそ|前で最速なら複勝率100%
- 札幌ダート1700mで買える種牡馬|ヘニーヒューズが勝率23.5%
- 札幌ダート1700mの母父はキングカメハメハが最多の9勝
- 札幌ダート1700mの前走の舞台|前走東京組の勝率12.8%・距離短縮は割引
- 札幌ダート1700mの性別|牡馬と牝馬の差は小さい
- 札幌ダート1700mの年齢別成績|同じ1勝クラスでも3歳と古馬で大差
- 札幌ダート1700mのクラス別・馬場状態別平均勝ちタイム
- 札幌ダート1700mの騎手成績|横山武史騎手が16勝でトップ
- 札幌ダート1700mの人気別信頼度|1番人気の勝率36.0%
- 札幌ダート1700mの消し条件
- まとめ:札幌ダート1700mは3〜4コーナーで勝負が決まる
札幌ダート1700mのコースの特徴|1コーナーまで約240m・直線264.3mの円形コース
| 項目 | 数値 |
|---|---|
| 1周(ダート) | 1,487m |
| 直線 | 264.3m |
| コース全体の高低差 | 0.9m |
| ゴール前の坂 | なし(ほぼ平坦) |
| スタート | スタンド前/1コーナーまで約240m |
| 平均頭数 | 13.4頭 |
| 平均勝ちタイム | 1:46.1 |
| 勝ち馬の平均上り3F | 37.8秒 |
| 4角先頭の勝率 | 38.0% |
札幌のダートは右回りで、1周1,487m、直線は264.3mです。
ダートの直線としてはJRAで最も短い部類で、高低差も0.9mとほぼ平坦です。
そして札幌のいちばんの特徴は、上空から見ると円に近い形をしていることです。
コーナーの半径が大きく、カーブが緩いぶんコーナー区間が長く、1700mのうち直線部分はごくわずかしかありません。
スタートはスタンド前で、1コーナーまでは約240mと短めです。
ここで位置を取れなかった馬は、そのまま長いコーナー区間へ入っていくことになります。
コーナーでは動きにくく、直線に入ってからでは264.3mしか残っていません。
つまり勝負どころが3〜4コーナーに前倒しされているコースで、直線を待ってからの競馬では手遅れになりやすい舞台です。
| 条件 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 全体 | 150-150-151-1512/1963 | 7.6% | 15.3% | 23.0% | 65% | 74% |
全体では勝率7.6%・複勝率23.0%です。
集計期間の150レースは、すべて7月下旬から9月上旬の夏開催で行われています。
札幌ダート1700mの枠順は5〜6枠が最上位|大外は位置を取れても割引
| 枠 | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1〜2枠 | 21-19-26-232/298 | 7.0% | 22.1% | 78% | 75% |
| 3〜4枠 | 37-36-30-422/525 | 7.0% | 19.6% | 64% | 60% |
| 5〜6枠 | 51-49-42-418/560 | 9.1% | 25.4% | 82% | 102% |
| 7〜8枠 | 41-46-53-440/580 | 7.1% | 24.1% | 44% | 59% |
勝率・複勝率とも5〜6枠が最上位で、複勝回収率102%もこの帯だけが100%を超えます。
意外なのは大外の7〜8枠で、複勝率24.1%と好走はしているのに、単勝回収率は44%まで落ちます。
この理由は、枠ごとの位置取りを見ると輪郭がはっきりします。
| 枠 | 4角で先頭に立てた割合 | 4角4番手以内に付けられた割合 |
|---|---|---|
| 1〜2枠 | 8.1% | 28.2% |
| 3〜4枠 | 6.5% | 32.8% |
| 5〜6枠 | 7.5% | 34.1% |
| 7〜8枠 | 8.6% | 39.1% |
4角4番手以内という「好位」を取れた割合は、7〜8枠の39.1%が最も高くなります。
外枠は砂を被らずに好位へ付けられるので、位置取りの面では文句なしです。
それでも回収率が残らないのは、コーナーが全体の半分近くを占めるこのコースで、外の好位は終始外を回されるロスと隣り合わせだからだと見ています。
| 条件 | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 7〜8枠×4角先頭 | 16-6-14-14/50 | 32.0% | 72.0% | 217% | 201% |
| 7〜8枠×4角2番手以下 | 25-40-39-426/530 | 4.7% | 19.6% | 28% | 46% |
同じ大外でも、先頭まで行き切った馬は勝率32.0%・単勝回収率217%です。
一方、2番手以下に収まった馬は単勝回収率28%しか残りません。
外枠の先行というイメージの良さはオッズに織り込まれやすいので、大外はハナまで行き切れる馬に絞りたいところです。
逆に1〜2枠は4番手以内に付けられた割合が28.2%と最も低く、内で包まれるリスクを抱えています。
位置を取りやすく、ロスも大外ほどではない5〜6枠が、結果的にいちばんバランスの良い枠になっています。
札幌ダート1700mの脚質は4角4番手以内で決着|4角先頭の勝率38.0%
| 4角の位置 | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 4角1番手(逃げ) | 57-19-23-51/150 | 38.0% | 66.0% | 315% | 183% |
| 4角2〜4番手 | 73-91-71-289/524 | 13.9% | 44.8% | 110% | 132% |
| 4角5〜9番手 | 20-37-49-636/742 | 2.7% | 14.3% | 31% | 58% |
| 4角10番手以下 | 0-3-8-536/547 | 0.0% | 2.0% | 0% | 9% |
150勝のうち130勝を、4角を4番手以内で回った馬が挙げています。
4角で先頭に立った馬は勝率38.0%・単勝回収率315%で、勝ち馬は55頭に散っているので特定の1頭が作った数字ではありません。
2〜4番手も単複とも回収率が100%を超えており、前で運ぶこと自体がまだオッズに織り込まれ切っていない印象です。
4角先頭で勝った57頭のうち7頭は7番人気以下でした。
前に行けた人気薄がそのまま残るのがこのコースの波乱の形、という整理ができます。
一方で4角5〜9番手は勝率2.7%と、他場なら差しが届く中団ですら奮いません。
4角10番手以下に至っては547走して未勝利、複勝率2.0%です。
この38.0%という数字が高いのか、同じ形のコースと並べて確かめます。
| コース | 4角先頭の勝率 |
|---|---|
| 札幌ダート1700m | 38.0% |
| 小倉ダート1700m | 36.9% |
| 函館ダート1700m | 35.2% |
| 福島ダート1700m | 30.6% |
| 京都ダート1800m | 31.0% |
| 中山ダート1800m | 28.3% |
ダート1700mはローカル4場だけにある距離ですが、その中でも札幌の38.0%が最も高くなります。
中央場の中距離ダートで最も前が残る京都ダート1800m(31.0%)と比べても、はっきり上です。
平坦で、コーナーが緩く、直線が短い。
前に行った馬を捕まえる仕掛けがどこにもない、という物理的な条件がそのまま数字に出ています。
札幌ダート1700mの上がりは前で使えてこそ|前で最速なら複勝率100%
| 上がり順位 | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 上がり1位 | 71-31-24-39/165 | 43.0% | 76.4% | 335% | 212% |
| 上がり2〜3位 | 68-78-64-162/372 | 18.3% | 56.5% | 161% | 172% |
| 上がり4〜5位 | 11-33-50-289/383 | 2.9% | 24.5% | 34% | 98% |
| 上がり6位以下 | 0-8-13-1022/1043 | 0.0% | 2.0% | 0% | 8% |
勝ち馬の平均上り3Fは37.8秒です。
上がり1位の勝率43.0%は圧倒的ですが、これは結果として速い上がりになったという側面もあります。
予想で見るべきは、その脚がどの位置から使われたかのほうです。
| 条件 | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 |
|---|---|---|---|
| 上がり1位×4角4番手以内 | 58-7-5-0/70 | 82.9% | 100.0% |
| 上がり1位×4角10番手以下 | 0-2-7-30/39 | 0.0% | 23.1% |
4番手以内でメンバー最速の上がりを使えた馬は、70走して着外なしの複勝率100%です。
同じ最速の脚でも、4角10番手以下からでは39走して勝てていません。
末脚の絶対値より、それを前で使えているかどうかを見るコースということになります。
札幌ダート1700mで買える種牡馬|ヘニーヒューズが勝率23.5%
| 種牡馬 | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| ヘニーヒューズ | 8-3-1-22/34 | 23.5% | 35.3% | 131% | 64% |
| ドレフォン | 8-5-10-59/82 | 9.8% | 28.0% | 65% | 68% |
| パイロ | 6-2-3-24/35 | 17.1% | 31.4% | 105% | 84% |
| ホッコータルマエ | 5-10-3-25/43 | 11.6% | 41.9% | 334% | 160% |
| ドゥラメンテ | 5-5-3-25/38 | 13.2% | 34.2% | 58% | 80% |
中身は対照的で、ヘニーヒューズは34走での8勝、勝率23.5%・単勝回収率131%になります。
この131%は最高配当の1本を除いても98%とほぼ水準を保っており、見かけだけの数字ではありません。
ダッシュ力と先行力が武器の血統なので、前を取った者勝ちのこのコースとは相性が良いのだと考察できます。
ドレフォンは82走しての8勝で、勝率9.8%・単勝回収率65%と人気に見合っているとまでは言えません。
パイロは勝率17.1%・単勝回収率105%ですが、こちらは大きめの配当1本を含んだ数字です。
面白いのはホッコータルマエで、着別度数5-10-3-25と2着が突出しています。
複勝率41.9%・複勝回収率160%は最高配当の1本を除いても134%が残るので、複勝やワイド、3連系の軸として覚えておきたい存在です。
ドゥラメンテは5勝で続きますが、単勝回収率58%と妙味は乏しめです。
どの種牡馬も母数は100走に届かないので、サンプルがさらに集まり次第、この章は更新したいと思います。
札幌ダート1700mの母父はキングカメハメハが最多の9勝
| 母父 | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| キングカメハメハ | 9-9-6-53/77 | 11.7% | 31.2% | 80% | 73% |
| フジキセキ | 8-3-2-34/47 | 17.0% | 27.7% | 94% | 65% |
| クロフネ | 7-4-4-48/63 | 11.1% | 23.8% | 158% | 91% |
| ゴールドアリュール | 6-2-7-32/47 | 12.8% | 31.9% | 101% | 80% |
| ディープインパクト | 6-5-8-68/87 | 6.9% | 21.8% | 76% | 74% |
母父はキングカメハメハが最多の9勝で、勝率11.7%・複勝率31.2%と手堅い数字です。
勝率ではフジキセキの17.0%が最上位になります。
クロフネの単勝回収率158%は最高配当の1本を除くと94%まで下がるので、そのまま受け取らないほうがよさそうです。
ゴールドアリュールの101%も同様に、1本の配当を含んだ数字になります。
母数が47〜87走の範囲なので、母父は「キングカメハメハとフジキセキが水準以上」くらいの温度感で見ておきたいところです。
札幌ダート1700mの前走の舞台|前走東京組の勝率12.8%・距離短縮は割引
| 前走の位置 | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 前走4角1番手 | 17-11-9-97/134 | 12.7% | 27.6% | 86% | 65% |
| 前走4角2〜4番手 | 46-46-53-315/460 | 10.0% | 31.5% | 62% | 73% |
| 前走4角5〜9番手 | 43-53-41-431/568 | 7.6% | 24.1% | 64% | 77% |
| 前走4角10番手以下 | 12-12-16-314/354 | 3.4% | 11.3% | 80% | 60% |
4角の位置はレースが終わるまで分かりませんが、前走の位置なら出馬表の段階で確認できます。
前走4角1番手なら勝率12.7%、2〜4番手なら複勝率31.5%と、前で運べていた馬が基準になります。
前走4角10番手以下は勝率3.4%・複勝率11.3%で、前で競馬ができる証拠のない馬を積極的には狙いにくいところです。
| 前走の場 | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 札幌 | 52-65-55-528/700 | 7.4% | 24.6% | 55% | 65% |
| 函館 | 27-24-30-276/357 | 7.6% | 22.7% | 65% | 72% |
| 東京 | 16-8-5-96/125 | 12.8% | 23.2% | 155% | 75% |
| 福島 | 5-4-8-67/84 | 6.0% | 20.2% | 37% | 51% |
| 京都 | 4-7-5-53/69 | 5.8% | 23.2% | 24% | 68% |
| 小倉 | 5-6-2-40/53 | 9.4% | 24.5% | 132% | 88% |
| 新潟 | 2-4-5-31/42 | 4.8% | 26.2% | 124% | 128% |
| 阪神 | 1-3-4-32/40 | 2.5% | 20.0% | 52% | 65% |
前走が札幌か函館だった馬、つまり夏の北海道シリーズを滞在で使われている馬が全体の半分以上を占めます。
ただ、その滞在組の単勝回収率は55〜65%と平凡です。
輸送がなく滞在で使えるという利点は、すでにオッズへ十分に織り込まれていると見たほうがよさそうです。
目を引くのは前走東京の勝率12.8%で、全体の7.6%をはっきり上回ります。
16勝は16頭が1勝ずつ挙げたもので、特定の馬が稼いだ数字ではありません。
単勝回収率155%のほうは最高配当の1本を含むので、人気帯で割って中身を確かめます。
| 条件 | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 前走東京×1〜3番人気 | 11-5-3-8/27 | 40.7% | 70.4% | 119% | 99% |
| 前走東京×4番人気以下 | 5-3-2-88/98 | 5.1% | 10.2% | 165% | 69% |
東京から来て、なお上位人気に推されている馬は勝率40.7%です。
単勝回収率119%は最高配当の1本を除いても106%が残ります。
東京のダートは直線が501.6mと長く、メンバーの層も厚い舞台です。
そこで戦ってきた馬が夏のローカルへ回ってくると、相手関係が一気に楽になるという理屈が立ちます。
一方で人気薄まで手を広げる話ではなく、4番人気以下の勝率は5.1%どまりです(165%は1本の高配当によるもので、除くと59%まで下がります)。
前走小倉・新潟の回収率も100%を超えていますが、母数が42〜53走なので参考程度に見てください。
| 前走 | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 前走芝 | 13-14-10-219/256 | 5.1% | 14.5% | 67% | 69% |
| 前走ダート | 105-108-109-942/1264 | 8.3% | 25.5% | 69% | 71% |
前走芝からの転戦は複勝率14.5%と、前走ダートの25.5%に大きく見劣りします。
ダート替わりの一変に期待するより、ダートでの前走を素直に評価したいコースです。
| 距離 | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 距離短縮 | 16-22-27-250/315 | 5.1% | 20.6% | 36% | 70% |
| 同距離 | 77-83-82-662/904 | 8.5% | 26.8% | 65% | 69% |
| 距離延長 | 25-17-10-249/301 | 8.3% | 17.3% | 115% | 77% |
距離変化では、距離短縮が勝率5.1%・単勝回収率36%と奮いません。
短縮組の中心は1800m組で、中央場や新潟のゆったりした流れから来ると、1コーナーまで約240mで位置を取り合うこのコースの序盤に置かれやすいのかなと。
逆に距離延長は勝率8.3%で同距離と並び、単勝回収率115%です。
1200〜1600mを使われてきたテンの速さが、そのまま位置取りの武器になる形です。
ただし115%は最高配当の1本を除くと81%なので、延長なら何でも買えるという話ではありません。
なお延長組の前走で最も多いのは東京ダート1600mで、先ほどの前走東京の好成績とこの数字は重なっています。
| 間隔 | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 連闘〜中2週 | 54-67-56-522/699 | 7.7% | 25.3% | 48% | 59% |
| 中3〜5週 | 35-30-38-348/451 | 7.8% | 22.8% | 105% | 78% |
| 中6週〜3か月 | 18-19-14-183/234 | 7.7% | 21.8% | 65% | 85% |
| 3か月超 | 11-6-11-108/136 | 8.1% | 20.6% | 61% | 77% |
勝率はどの間隔でもほぼ横並びですが、回収率では詰めて使われている馬(連闘〜中2週)が48%と落ちます。
滞在で順調に使えていること自体が人気の材料になりやすい、という需給の面もありそうです。
中3〜5週の単勝回収率105%も最高配当の1本を除くと82%なので、決め手にするほどの差ではありません。
札幌ダート1700mの性別|牡馬と牝馬の差は小さい
| 性別 | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 牡馬(セン馬含む) | 95-95-96-888/1174 | 8.1% | 24.4% | 67% | 70% |
| 牝馬 | 55-55-55-624/789 | 7.0% | 20.9% | 63% | 80% |
勝率は牡馬8.1%・牝馬7.0%で、大きな差はありません。
複勝回収率はむしろ牝馬の80%が上回っており、性別で割り引く必要は薄いコースです。
札幌ダート1700mの年齢別成績|同じ1勝クラスでも3歳と古馬で大差
| 年齢 | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2歳 | 15-15-15-147/192 | 7.8% | 23.4% | 55% | 87% |
| 3歳 | 110-93-90-905/1198 | 9.2% | 24.5% | 77% | 70% |
| 4歳 | 16-31-29-252/328 | 4.9% | 23.2% | 35% | 77% |
| 5歳 | 7-8-10-129/154 | 4.5% | 16.2% | 53% | 69% |
| 6歳 | 2-3-6-56/67 | 3.0% | 16.4% | 79% | 113% |
| 7歳以上 | 0-0-1-23/24 | 0.0% | 4.2% | 0% | 24% |
150勝のうち110勝を3歳が挙げています。
夏の札幌は3歳未勝利戦と1勝クラスが番組の中心なので、出走の6割が3歳という構造ではあります。
それでも4歳の勝率4.9%・単勝回収率35%は物足りず、6歳の複勝回収率113%も母数67走で参考程度です。
年齢の差が見かけでないことは、同じクラスの中で比べるとはっきりします。
| 条件 | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 3歳×1勝クラス | 38-27-24-218/307 | 12.4% | 29.0% | 62% | 63% |
| 4歳以上×1勝クラス | 8-19-22-214/263 | 3.0% | 18.6% | 29% | 59% |
同じ1勝クラスでも、3歳の勝率12.4%に対して4歳以上は3.0%です。
降級のない今のクラス体系では、勝ち上がってきた勢いのある3歳と、同じクラスで足踏みしている古馬が同じレースに入ります。
夏の札幌はその3歳の上がり馬が集まる開催なので、迷ったら若いほうから、という優先順位でよさそうです。
札幌ダート1700mのクラス別・馬場状態別平均勝ちタイム
| クラス | 平均勝ちタイム | レース数 |
|---|---|---|
| 新馬 | 1:47.1 | 6 |
| 未勝利 | 1:46.7 | 71 |
| 1勝クラス | 1:45.8 | 46 |
| 2勝クラス | 1:45.1 | 18 |
| 3勝クラス | 1:44.3 | 6 |
| オープン | 1:43.4 | 3 |
| 馬場 | 平均勝ちタイム | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 良 | 1:46.5 | 92-92-93-921/1198 | 7.7% | 23.1% | 72% |
| 稍重 | 1:46.2 | 25-25-25-253/328 | 7.6% | 22.9% | 60% |
| 重 | 1:44.6 | 21-21-21-209/272 | 7.7% | 23.2% | 48% |
| 不良 | 1:45.0 | 12-12-12-129/165 | 7.3% | 21.8% | 53% |
新馬とオープンでは平均勝ちタイムに3.7秒の差があります。
馬場が渋ると時計は速くなり、良の1:46.5に対して重は1:44.6です。
水を含んだダートは砂が締まって脚抜きがよくなるためで、好走率そのものは馬場状態でほとんど動いていません。
もともと前が止まらないコースなので、渋った日はその傾向がさらに強まる、という程度の理解でよいのかなと。
札幌ダート1700mの騎手成績|横山武史騎手が16勝でトップ
| 騎手 | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 横山武史 | 16-14-8-52/90 | 17.8% | 42.2% | 83% | 76% |
| 武豊 | 12-9-6-28/55 | 21.8% | 49.1% | 159% | 110% |
| 丹内祐次 | 12-15-16-79/122 | 9.8% | 35.2% | 67% | 80% |
| 北村友一 | 8-4-1-30/43 | 18.6% | 30.2% | 55% | 51% |
| 横山和生 | 7-6-11-34/58 | 12.1% | 41.4% | 79% | 104% |
勝ち星のトップは横山武史騎手の16勝で、勝率17.8%・複勝率42.2%です。
武豊騎手は55鞍で12勝、勝率21.8%が5名の中で最も高くなります。
単勝回収率159%は大きめの配当を含んだ数字ですが、複勝回収率110%まで残っているのは立派です。
夏の北海道に長く滞在する丹内祐次騎手は騎乗数が122鞍と最多で、複勝率35.2%と手堅い成績を残しています。
札幌ダート1700mの人気別信頼度|1番人気の勝率36.0%
| 人気 | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1番人気 | 54-26-21-49/150 | 36.0% | 67.3% | 91% | 90% |
| 2〜3番人気 | 43-47-39-171/300 | 14.3% | 43.0% | 69% | 78% |
| 4〜6番人気 | 32-45-48-322/447 | 7.2% | 28.0% | 70% | 75% |
| 7〜9番人気 | 17-27-27-367/438 | 3.9% | 16.2% | 95% | 98% |
| 10番人気以下 | 4-5-16-603/628 | 0.6% | 4.0% | 34% | 51% |
1番人気は勝率36.0%・複勝率67.3%で、単勝回収率も91%と人気馬が素直に走るコースです。
波乱の主役は7〜9番人気で、単勝回収率95%・複勝回収率98%と水準近くまで届きます。
脚質の章で見たとおり、この人気帯の台頭は前に行けたときに起きています。
一方で10番人気以下は628走して4勝、複勝率4.0%です。
大穴まで手を広げるより、前に行けそうな中穴までで止めるのが、このコースの波乱との付き合い方になります。
札幌ダート1700mの消し条件
札幌ダート1700mで評価を下げたい条件
- 4角10番手以下は547走で未勝利・複勝率2.0%
- 上がり6位以下は1,043走で未勝利・複勝率2.0%
- 前走4角10番手以下は勝率3.4%・複勝率11.3%
- 距離短縮は勝率5.1%・単勝回収率36%
- 4歳以上の1勝クラスは勝率3.0%・単勝回収率29%
消し条件は突き詰めると「直線までに前にいられない馬」に集約されます。
前走で後方に置かれていた馬、長い距離のゆったりした流れから来る馬は、このコースの早い勝負どころに対応しにくいということです。
まとめ:札幌ダート1700mは3〜4コーナーで勝負が決まる
札幌ダート1700mのポイント
- コーナーが緩く長い円形で直線は264.3m、150勝のうち130勝が4角4番手以内から
- 4角先頭は勝率38.0%・単勝回収率315%で、JRAのダート1700mで最も前が残る
- 枠は5〜6枠が勝率9.1%で最上位、大外7〜8枠は先頭まで行ける馬に限る
- 種牡馬はヘニーヒューズが勝率23.5%、ホッコータルマエは複勝回収率160%
- 4角10番手以下・前走4角10番手以下・距離短縮・4歳以上の1勝クラスは割引
札幌ダート1700mは、緩く長いコーナーと短い直線が、あらゆる数字の土台になっています。
勝負どころが3〜4コーナーに前倒しされるぶん、直線に懸ける馬の出番はほとんどありません。
予想ではまず、前走で前に運べていた馬とテンの速い距離延長組を上位に取りたいところです。
そのうえで真ん中の枠を引けたか、東京など中央場で戦ってきた馬がいないかを重ねると、検討する馬はかなり絞れます。
同じ札幌のダートでも、ダート1000mとは求められる適性が変わります。
同じ北海道の1700mである函館ダート1700mと合わせて、夏のダート戦の予想にぜひ本記事のデータを役立ててみてください。
出典:TARGET frontier JV(集計期間 2023.7.29〜2026.7.26、札幌ダート1700m・JRA平地)




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