ドゥラメンテ産駒の特徴や評判は?成績と買い方|いつまで走る?距離・道悪適性をデータで解説

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結論:ドゥラメンテ産駒は「芝の中長距離」で「4歳まで」を買う
産駒はわずか5世代、現4歳がラストクロップです。5歳以上になると勝率4.8%まで急落するため、買いどきは現時点では4歳までと考えるのが妥当です。
狙い目は芝1800m以上×母父ディープインパクト(単勝回収率140%)札幌芝、そしてルメール騎手とのコンビになります

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ドゥラメンテ産駒の成績と全体像

集計期間:2023.7.22〜2026.7.12/JRA平地
着別度数勝率連対率複勝率単勝回収率複勝回収率
260-237-230-2010/27379.5%18.2%26.6%71%68%

リバティアイランド、タイトルホルダーなど11頭のGI馬を送り出した名種牡馬ですが、馬券的には話が別です。全体の単勝回収率は71%と、「強い産駒が多い」イメージのぶんだけ人気が先行することも事実です。

だからこそ、どの条件で買い、どの条件を見送るかの線引きが重要になります。本記事ではその線引きをデータで示します。

本記事の回収率の考え方

単勝回収率は、万馬券が1本混ざるだけで簡単に100%を超えます。そこで本記事では、その条件で最も高い配当を1走ぶん除いても、なお100%を超えた条件だけを「買い」としました。1本の大穴に支えられただけの条件は採用していません。

ドゥラメンテ産駒はいつまで走る?|ラストクロップと「5歳の崖」

ドゥラメンテは2021年に9歳で急逝したため、産駒は5世代しかいません。現4歳世代がラストクロップで、新しい産駒はもう出てきません。

そこで気になるのが「何歳まで買えるのか」です。馬齢別の成績を見ると、答えははっきりしています。

集計期間:2023.7.22〜2026.7.12/馬齢別
馬齢着別度数勝率複勝率単勝回収率複勝回収率
2歳25-19-25-136/20512.2%33.7%60%74%
3歳108-81-87-623/89912.0%30.7%72%69%
4歳84-82-60-506/73211.5%30.9%69%74%
5歳25-32-40-491/5884.3%16.5%76%61%
6歳以上18-23-18-254/3135.8%18.8%68%59%

2〜4歳は勝率12%前後・複勝率30%超で安定しているのに対し、5歳になると勝率4.3%・複勝率16.5%まで一気に落ちます。4歳と5歳の間に、はっきりした崖があります。

つまりラストクロップの現4歳世代が走っている今年が、この種牡馬の買いどきとしては最後の1年になる可能性が高いということです。5歳以降に成長する産駒が今後出てくれば話は変わるので、更新の際に変化があればそこにも触れていきたいと思います。

ドゥラメンテ産駒の買い方【狙い目3選】

ここまでを踏まえ、出馬表の段階で判定できる買い条件を3つにまとめます。

買い① 芝1800m以上×母父ディープインパクト

集計期間:2023.7.22〜2026.7.12
条件着別度数勝率複勝率単勝回収率複勝回収率
芝1800m以上×母父ディープインパクト11-11-12-46/8013.8%42.5%140%109%

本記事でいちばん推せる条件です。複勝率42.5%はほぼ2走に1走が馬券圏内で、単勝回収率140%は最高配当を1本除いても101%を保ちます(全体の複勝率26.6%と比べても大幅に上回ります)。

キングカメハメハ系のドゥラメンテに母系からサンデーサイレンスの瞬発力を足す形で、父の主戦場だった芝の中長距離で最も走る組み合わせです。2026年はまだ勝ち切れていませんが、複勝圏には安定して来ています。

買い② 札幌芝

集計期間:2023.7.22〜2026.7.12
条件着別度数勝率複勝率単勝回収率複勝回収率
札幌芝15-7-10-56/8817.0%36.4%96%114%

コース別で最も信頼できるのが札幌芝です。勝率17.0%は全場でトップで、複勝回収率114%と買い続けてプラスが出ています。

特に1800m以上に絞ると14-3-8-40/65で勝率21.5%・単勝回収率128%まで上がります。広くて直線の長いコースでスケールの大きな走りが活きる形です。夏の札幌開催では第一に狙いたい条件です。

買い③ ルメール騎手×芝

集計期間:2023.7.22〜2026.7.12
条件着別度数勝率複勝率単勝回収率複勝回収率
ルメール騎手×芝20-14-3-19/5635.7%66.1%134%98%

ルメール騎手が芝で乗ったときは勝率35.7%・複勝率66.1%。当然人気にはなりますが、それでも単勝回収率134%が残っているのがこのコンビの珍しいところです。

折り合いに気を使うタイプの産駒が多いだけに、正攻法で運べる騎手との相性が良いという背景が考察できます。

ドゥラメンテ産駒の距離適性|芝の中長距離が主戦場

集計期間:2023.7.22〜2026.7.12/芝・距離帯別
距離帯着別度数勝率複勝率単勝回収率複勝回収率
芝1200m以下9-11-8-86/1147.9%24.6%96%74%
芝1400-1600m22-22-19-310/3735.9%16.9%56%52%
芝1600-1800m67-56-54-489/66610.1%26.6%90%72%
芝1800-2000m92-88-85-625/89010.3%29.8%83%76%
芝2000-2200m53-60-52-430/5958.9%27.7%46%66%
芝2200m以上49-38-41-265/39312.5%32.6%84%75%

ひと目でわかるのはマイル前後(芝1400-1600m)の凹みです。勝率5.9%・複勝率16.9%と、この距離帯だけ極端に走っていません。シャンパンカラーがNHKマイルCを勝ったイメージとは裏腹に、マイルは鬼門です。

一方、芝1800m以上に広げると勝率11.0%・複勝率30.6%(1800m未満は勝率6.4%)。芝2200m以上では勝率12.5%・複勝率32.6%とさらに上がり、距離が延びるほど信頼度が増す、はっきりした芝の中長距離型です。菊花賞をタイトルホルダー、ドゥレッツァ、エネルジコと3度も制しているのは偶然ではありません。

ドゥラメンテ産駒は重馬場・道悪を走る?

集計期間:2023.7.22〜2026.7.12/芝・馬場状態別
馬場着別度数勝率複勝率単勝回収率複勝回収率
芝良137-137-123-1047/14449.5%27.5%83%70%
芝稍重27-16-21-168/23211.6%27.6%60%77%
芝重7-5-8-63/838.4%24.1%49%72%
芝不良1-1-1-8/119.1%27.3%19%48%

馬場が渋ったときの適性は検索も多いポイントですが、結論はシンプルです。稍重なら勝率11.6%とむしろ良馬場より走っており、雨で嫌う必要はありません。パワーも兼備した万能型の血統です。

重まで悪化しても勝率8.4%・複勝率24.1%と、良馬場の9.5%・27.5%からわずかに落ちる程度。不良は11走と少ないものの、勝率9.1%・複勝率27.3%で崩れてはいません。

ただし単勝回収率で見ると、稍重60%・重49%・不良19%と、いずれも良馬場の83%に届きません。渋った馬場の巧者として人気を集めやすいわりに、配当面の旨味は出ていないのが現状です。

「渋ったから消し」も「渋ったから買い」も、どちらも不要という中立の評価が妥当かなと。

ドゥラメンテ産駒はダートを走る?|1400m以下は苦手

集計期間:2023.7.22〜2026.7.12/ダート距離帯別
距離帯着別度数勝率複勝率単勝回収率複勝回収率
ダ1400m以下15-21-13-214/2635.7%18.6%25%49%
ダ1700-1800m55-46-46-364/51110.8%28.8%76%67%
ダ1900m以上11-9-10-69/9911.1%30.3%66%101%

ダート全体は勝率9.1%・単勝回収率57%と、芝に比べて一段落ちます。それでもヴァレーデラルナやアイコンテーラーのようなダートGI級も出ており、「ダートは全部消し」ではありません。

線引きは距離です。ダート1400m以下は勝率5.7%・単勝回収率25%と壊滅的で、手を出す理由がありません。買うなら1700m以上に限ります。1900m以上は複勝回収率101%と、スタミナを活かせる長丁場でこそ妙味が出る傾向が見られます。

ドゥラメンテ産駒の牡牝差|牡馬が主役

集計期間:2023.7.22〜2026.7.12/牡馬にはセン馬を含む
性別着別度数勝率複勝率単勝回収率複勝回収率
牡馬(セン馬含む)174-143-148-1150/161510.8%28.8%82%70%
牝馬86-94-82-860/11227.7%23.4%54%65%

リバティアイランドやスターズオンアースの印象で牝馬でこそと思われがちですが、直近3年のデータは逆です。勝率も回収率も牡馬が上回ります

この差は主戦場の芝中長距離でさらに開きます。芝1800m以上では牡馬が勝率12.7%・単勝回収率101%に対し、牝馬は勝率8.0%・単勝回収率53%。体力勝負になる距離ほど、パワーで勝る牡馬が優勢という構図です。

ドゥラメンテ産駒の母父別成績|母父ディープが突出

集計期間:2023.7.22〜2026.7.12/主な母父
母父着別度数勝率複勝率単勝回収率複勝回収率
ディープインパクト17-11-16-57/10116.8%43.6%124%111%
クロフネ8-11-11-49/7910.1%38.0%39%75%
ハービンジャー6-10-13-45/748.1%39.2%35%55%
ハーツクライ5-4-8-50/677.5%25.4%75%66%
シンボリクリスエス2-1-0-54/573.5%5.3%290%51%

母父ディープインパクトが勝率16.8%・複勝率43.6%・単勝回収率124%と、質・量・妙味のすべてで頭ひとつ抜けています。買い①で紹介した通り、芝1800m以上に絞ればさらに強力です。

逆に母父シンボリクリスエスは57走で複勝率5.3%と現時点でほぼ全滅です。表の単勝回収率290%は160倍の大穴が1本入っただけの数字で、その1走を除くと8%まで落ちます。数字のマジックに騙されないよう注意してください。

クロフネやハービンジャーは複勝率こそ40%近くありますが勝ち切れず、単勝の妙味はありません。買うならヒモまでです。

ドゥラメンテ産駒の脚質|前走で前に行けた馬を狙う

集計期間:2023.7.22〜2026.7.12/芝・前走4角位置別
前走4角着別度数勝率複勝率単勝回収率複勝回収率
1番手14-8-9-63/9414.9%33.0%72%71%
2-4番手45-53-44-308/45010.0%31.6%68%83%
5-9番手58-54-49-414/57510.1%28.0%80%65%
10番手以下19-21-23-307/3705.1%17.0%93%65%

競馬的セオリーにはなりますが基本的には前受けしてこそという感じ。

後方一気で届くタイプは少数派です。出馬表で脚質欄を見て、前走で位置を取れていたかをチェックするだけで取捨の精度が上がります。

ドゥラメンテ産駒の消し条件

買い条件と同じく、出馬表の段階で判定できる「消し」をまとめます。

【消し】手を出さなくてよい条件 ※各条件の詳細は下表と本文をご覧ください

集計期間:2023.7.22〜2026.7.12
条件着別度数勝率複勝率単勝回収率複勝回収率
5歳以上43-55-58-745/9014.8%17.3%73%61%
ダート1400m以下15-21-13-214/2635.7%18.6%25%49%
芝1600m14-17-12-210/2535.5%17.0%29%50%
半年以上の休み明け7-4-8-92/1116.3%17.1%45%49%
セン馬7-6-14-96/1235.7%22.0%42%71%

最大の消しは「5歳以上」

先述の通り、この種牡馬でいちばんはっきりした消しが5歳以上です。勝率4.8%は2〜4歳(11.8%)の半分以下で、GI級の実績馬でも5歳を境に伸びしろが小さくなる傾向が現時点では見られます。

「3歳時に重賞で好走したから」という理由で5歳の人気馬を買うのが、現状いちばん危ない買い方です。

芝1600mとダート短距離は水が合わない

芝1600mは勝率5.5%・単勝回収率29%と思いのほか奮いません。同じ左回りの直線勝負でも1800m以上なら走るので、この1Fの影響が意外にも大きいのかなと。ダート1400m以下も単勝回収率25%と、スピード勝負の条件は全般に不向きです。

また半年以上の休み明け(勝率6.3%)とセン馬(勝率5.7%)も、そろって回収率が低く見送りが賢明です。

ドゥラメンテ産駒と騎手|ルメール騎手は人気でも買える

集計期間:2023.7.22〜2026.7.12/騎乗数上位・勝率順
騎手着別度数勝率複勝率単勝回収率複勝回収率
C.ルメール24-18-4-32/7830.8%59.0%108%86%
武豊10-4-8-28/5020.0%44.0%66%70%
戸崎圭太14-9-7-44/7418.9%40.5%65%55%
津村明秀8-4-2-38/5215.4%26.9%71%53%
川田将雅9-12-6-32/5915.3%45.8%51%69%

ルメール騎手は勝率30.8%で、人気を背負いながら単勝回収率108%を維持しています。先述の買い③で触れた通り、芝に限ればさらに数字が上がります。

ほかでは菅原明良騎手が48鞍で単勝回収率139%、佐々木大輔騎手が67鞍で勝率14.9%・単勝回収率90%と、若手とのコンビでも堅実に走っています。

ドゥラメンテのプロフィール

ドゥラメンテは2012年生まれの鹿毛、安平・ノーザンファーム産。父:キングカメハメハ、母:アドマイヤグルーヴ。現役成績は中央8戦5勝です。

2015年に皐月賞と日本ダービーの二冠を制覇。皐月賞では4角で外に膨れる不利がありながら立て直して差し切る、破天荒な強さを見せました。古馬になってからも中山記念を勝ち、ドバイシーマクラシック2着・宝塚記念2着と地力を示しています。

種牡馬入り後はリーディングサイアー(2023年)にも輝きましたが、2021年8月に急性大腸炎のため9歳の若さで死亡。残された産駒は5世代のみです。

ドゥラメンテの血統構成

父:キングカメハメハ、母:アドマイヤグルーヴ、母父:サンデーサイレンス。母はエリザベス女王杯を連覇した名牝で、祖母エアグルーヴ(オークス・天皇賞秋)、3代母ダイナカール(オークス)と続く日本屈指の名牝系です。

自身の二冠を含め、母子4代でGI制覇を成し遂げた血統でもあります。キングマンボ系の万能さにサンデーサイレンスの瞬発力を重ねた配合が、芝中長距離での強さの源泉です。

代表産駒① リバティアイランド

史上7頭目の牝馬三冠馬。阪神ジュベナイルフィリーズから秋華賞まで、世代の頂点に君臨し続けました。産駒の代表格にして、種牡馬ドゥラメンテの名を不動にした1頭ですが自身は悲運の死を遂げることになりました。

代表産駒② タイトルホルダー

菊花賞・天皇賞春・宝塚記念を制した初年度産駒の看板馬。逃げて後続を突き放す豪快なレースぶりで、父の初GIタイトルをもたらしました。

代表産駒③ スターズオンアース

桜花賞とオークスの牝馬二冠馬。堅実な差し脚で古馬になってもGIの上位を賑わせました。リバティアイランドと合わせ、牝馬クラシックでの強さを象徴する存在です。

代表産駒④ マスカレードボール

天皇賞・秋を制したラストクロップ世代の大将格。「最後の世代」からもGI馬が出たことで、この血統の底力を改めて示しました。海外遠征含め、現役で走り続ける姿に注目です。


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まとめ:ドゥラメンテ産駒の買い方

  • 芝1800m以上×母父ディープインパクトが最強の買い条件(単勝回収率140%・複勝率42.5%)
  • 札幌芝は勝率17.0%で全場トップ。1800m以上なら単勝回収率128%
  • ルメール騎手×芝は勝率35.7%。人気でも単勝回収率134%が残る
  • 距離は芝1800m以上が絶対条件。マイル(芝1400-1600m)は勝率5.9%の鬼門
  • 稍重・重・不良のいずれも嫌わなくてよいが、買い材料にもならない
  • 5歳以上は勝率4.8%に急落。ダート1400m以下・芝1600m・半年以上の休み明け・セン馬も消し

産駒はラストクロップの現4歳世代が最後。数は少ないものの、芝の中長距離で前に行ける4歳までの馬を狙い、5歳以上とマイル以下を疑う。この軸を持っておけば、残された産駒たちを最後まで馬券に活かせます。予想の際にはぜひ、本記事のデータを参考にしてみてください。

出典:TARGET frontier JV(集計期間 2023.7.22〜2026.7.12、JRA平地)

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