結論:函館芝1800mは1番人気が最も堅いコース
- 1番人気の勝率46.0%はJRAの芝42コースで最も高い
- その1番人気は73.4%が4角4番手以内に付けられている
- スタンド前発走で1コーナーまで約276m、1〜4枠の勝率11.2%に対し5〜8枠は5.1%
- 4角4番手以内かつ1〜4枠なら勝率21.2%・単勝回収率132%
- 4角10番手以下は複勝率6.7%、前走4角10番手以下も勝率2.6%
- 函館芝1800mのコースの特徴|スタンド前発走で1コーナーまで約276m
- 函館芝1800mの枠順|1〜4枠と5〜8枠で勝率が倍違う
- 函館芝1800mの脚質と上がり|4角先頭は複勝率54.7%
- 函館芝1800mで買える種牡馬|ハービンジャーが7勝でトップ
- 函館芝1800mの母父|マンハッタンカフェが勝率29.2%
- 函館芝1800mの前走の舞台|前走4角10番手以下は勝率2.6%
- 函館芝1800mの性別|牡馬と牝馬に大きな差はない
- 函館芝1800mの年齢別成績|5歳以上は148走4勝
- 函館芝1800mのクラス別・馬場状態別平均勝ちタイム
- 函館芝1800mの騎手成績|鮫島克駿騎手が8勝でトップ
- 函館芝1800mの人気別信頼度|1番人気の勝率46.0%はJRAの芝で最も高い
- 函館芝1800mの消し条件
- まとめ:函館芝1800mは内で前に付けた人気馬から入る
函館芝1800mのコースの特徴|スタンド前発走で1コーナーまで約276m
| 項目 | 数値 |
|---|---|
| 1周(芝Aコース) | 1,626.6m |
| 直線 | 262.1m(JRA最短) |
| コース全体の高低差 | 3.5m |
| ゴール前の坂 | なし(緩い下り) |
| スタート | 正面スタンド前/1コーナーまで約276m |
| 平均頭数 | 13.5頭 |
| 平均勝ちタイム | 1:48.3 |
| 勝ち馬の平均上り3F | 35.2秒 |
| 4角先頭の勝率 | 21.9% |
函館の芝は右回りで、1周1,626.6m、直線は262.1mです。
この262.1mはJRAで最も短い直線になります。
芝1800mは正面スタンド前がスタート地点で、1コーナーまでは約276mしかありません。
そこからコースを1周と少し回って、また同じ正面直線に戻ってくる形です。
高低差3.5mはローカル場では最大で、ゴールから2コーナーにかけて緩く下り、3コーナーに向けて上ります。
直線に向けては緩く下るので、前に行った馬が坂で止まる場面はありません。
3〜4コーナーは外へ膨らみにくいスパイラルカーブになっています。
芝は洋芝100%で、野芝主体の本州の芝より時計がかかります。
つまり短い助走で隊列が決まり、そのまま紛れの少ない形で直線を迎えるのがこのコースの成り立ちです。
なお同じ北海道でも、ほぼ平坦で直線266.1mの札幌とは高低差の面で性格が違います。
| 条件 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 全体 | 64-65-63-623/815 | 7.9% | 15.8% | 23.6% | 60% | 69% |
全体では勝率7.9%・複勝率23.6%です。
平均頭数13.5頭なので、率としてはごく標準的な水準になります。
施行は夏の函館開催だけで、3年分を集めても64レースです。
本記事の数字は64レースぶんという前提で、傾向の強さとして受け取ってください。
函館芝1800mの枠順|1〜4枠と5〜8枠で勝率が倍違う
| 枠 | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1〜2枠 | 17-11-25-112/165 | 10.3% | 32.1% | 43% | 100% |
| 3〜4枠 | 24-17-18-142/201 | 11.9% | 29.4% | 123% | 79% |
| 5〜6枠 | 11-17-12-178/218 | 5.0% | 18.3% | 38% | 58% |
| 7〜8枠 | 12-20-8-191/231 | 5.2% | 17.3% | 40% | 50% |
1〜4枠の勝率が10%台なのに対し、5〜8枠は5%台にとどまります。
この内外の勝率差6.1ポイントは、50レース以上を集計したJRAの芝42コースの中で最も大きい数字です。
複勝率でも1〜2枠の32.1%と7〜8枠の17.3%で倍近い開きがあります。
3〜4枠の単勝回収率123%は最高配当の1走を除くと94%まで下がるので、ここを妙味と呼ぶのは早いところです。
差が出る理由は、枠ごとにどこまで位置を取れているかを並べると見えてきます。
| 枠 | 4角で先頭に立てた割合 | 4角4番手以内に付けられた割合 |
|---|---|---|
| 1〜2枠 | 7.2% | 38.0% |
| 3〜4枠 | 10.9% | 41.3% |
| 5〜6枠 | 8.6% | 34.5% |
| 7〜8枠 | 4.7% | 35.6% |
4角4番手以内に付けられた割合は、内が41%前後で外が35%前後です。
1コーナーまで276mだと外枠が押していく余地が乏しく、控えるか、脚を使って前に取り付くかの二択になります。
ただしこの6ポイントほどの差だけでは、勝率が倍違うことの説明にはなりません。
そこで位置取りと枠を掛け合わせてみます。
| 条件 | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 4角4番手以内×1〜4枠 | 31-21-24-70/146 | 21.2% | 52.1% | 132% | 135% |
| 4角4番手以内×5〜8枠 | 16-27-9-108/160 | 10.0% | 32.5% | 63% | 79% |
| 4角5番手以下×1〜4枠 | 10-7-19-184/220 | 4.5% | 16.4% | 57% | 57% |
| 4角5番手以下×5〜8枠 | 7-10-11-261/289 | 2.4% | 9.7% | 26% | 40% |
同じ4角4番手以内でも、内枠の勝率21.2%に対して外枠は10.0%です。
単勝回収率132%は最高配当の1走を除いても112%が残り、配当面でも実体があります。
262.1mしかない直線では、前を回された馬が並びかけ直す区間が足りないということかなと。
外を回して同じ位置に付けること自体に脚を使っているので、直線でその分が響くという見方もできそうです。
外枠から差してくる形は絵になるぶん人気に織り込まれやすく、単勝回収率が63%まで落ちるのはそのためかなと。
枠と位置取りは内で前という一点に集約されます。
函館芝1800mの脚質と上がり|4角先頭は複勝率54.7%
| 4角の位置 | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 4角1番手(逃げ) | 14-11-10-29/64 | 21.9% | 54.7% | 88% | 117% |
| 4角2〜4番手 | 33-37-23-149/242 | 13.6% | 38.4% | 98% | 103% |
| 4角5〜9番手 | 13-13-24-249/299 | 4.3% | 16.7% | 38% | 55% |
| 4角10番手以下 | 4-4-6-196/210 | 1.9% | 6.7% | 41% | 37% |
4角で先頭に立った馬は勝率21.9%・複勝率54.7%です。
この21.9%はJRAの芝42コースでは17番目で、前が止まらないコースというほどの数字ではありません。
むしろ目を引くのは、4角5番手以下に落ちた馬の落差のほうです。
4角5〜9番手が勝率4.3%、10番手以下は勝率1.9%・複勝率6.7%まで下がります。
直線262.1mでは、位置を下げた時点で選択肢がほとんど残らないということかなと。
4角先頭から勝った馬の人気は中央値2番人気で、逃げた馬に妙味が乗るタイプのコースでもありません。
| 上がり順位 | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 上がり1位 | 27-10-9-31/77 | 35.1% | 59.7% | 306% | 178% |
| 上がり2〜3位 | 21-23-26-103/173 | 12.1% | 40.5% | 61% | 109% |
| 上がり4〜5位 | 13-24-15-152/204 | 6.4% | 25.5% | 60% | 80% |
| 上がり6位以下 | 3-8-13-337/361 | 0.8% | 6.6% | 8% | 21% |
勝ち馬の平均上り3Fは35.2秒です。
洋芝で時計がかかるぶん、極端に速い上がりが要求される形にはなりにくいコースです。
それでもメンバー最速の脚を使えた馬は勝率35.1%で、脚が上がらないことの価値は大きいままです。
上がり6位以下は勝率0.8%・複勝率6.6%なので、位置を取れても脚が残っていなければ苦しいという整理になります。
函館芝1800mで買える種牡馬|ハービンジャーが7勝でトップ
| 種牡馬 | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| ハービンジャー | 7-1-2-23/33 | 21.2% | 30.3% | 83% | 50% |
| キズナ | 5-1-2-21/29 | 17.2% | 27.6% | 106% | 67% |
| サトノダイヤモンド | 4-0-1-6/11 | 36.4% | 45.5% | 458% | 138% |
| サトノクラウン | 4-1-1-13/19 | 21.1% | 31.6% | 159% | 119% |
| ウインブライト | 3-3-3-8/17 | 17.6% | 52.9% | 109% | 83% |
勝ち星のトップはハービンジャーの7勝です。
欧州の重い芝で走る血を伝える父で、時計のかかる洋芝は持ち味がそのまま出る舞台になります。
ただし勝率21.2%に対して複勝率30.3%と差が小さく、勝つか大きく負けるかの振れ幅は大きめです。
キズナの単勝回収率106%は1走の高配当が7割超を占めるので、額面どおりには受け取れません。
サトノダイヤモンドは11走4勝で、その4勝のうち2勝が8番人気での勝利です。
母数が11走しかないため単勝回収率458%は参考程度ですが、洋芝で見直したい父ではあります。
サトノクラウンの単勝回収率159%は最高配当の1走を除いても106%が残り、5頭の中では最も実体があります。
ウインブライトは17走で複勝率52.9%と、崩れにくさが際立ちます。
いずれも母数が30走前後までなので、サンプルが集まり次第この章は更新したいと思います。
函館芝1800mの母父|マンハッタンカフェが勝率29.2%
| 母父 | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| ディープインパクト | 9-7-4-64/84 | 10.7% | 23.8% | 83% | 70% |
| マンハッタンカフェ | 7-1-0-16/24 | 29.2% | 33.3% | 143% | 88% |
| キングカメハメハ | 4-2-2-37/45 | 8.9% | 17.8% | 29% | 23% |
| ロージズインメイ | 3-1-5-11/20 | 15.0% | 45.0% | 92% | 124% |
| ダイワメジャー | 3-1-3-15/22 | 13.6% | 31.8% | 119% | 101% |
母父ディープインパクトの9勝は、産駒の頭数の多さがそのまま出ている面が大きそうです。
目を引くのは母父マンハッタンカフェで、24走7勝・勝率29.2%と突出しています。
ただしその7勝は5頭が挙げたもので、うち1頭が3勝を稼いでいます。
スタミナ色の濃い母系がこの舞台に向いていると読めますが、単勝回収率143%は最高配当を除くと101%なので、過度な期待はしないでおきたいところです。
母父キングカメハメハは45走して複勝率17.8%・複勝回収率23%と奮いません。
スピードとパワーを伝える母父ですが、時計のかかる洋芝の1800mでは持ち味が活きていないようです。
函館芝1800mの前走の舞台|前走4角10番手以下は勝率2.6%
| 前走の位置 | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 前走4角1番手 | 8-5-10-45/68 | 11.8% | 33.8% | 35% | 72% |
| 前走4角2〜4番手 | 21-19-23-154/217 | 9.7% | 29.0% | 80% | 80% |
| 前走4角5〜9番手 | 19-24-12-192/247 | 7.7% | 22.3% | 74% | 62% |
| 前走4角10番手以下 | 5-7-8-172/192 | 2.6% | 10.4% | 23% | 58% |
4角の位置はレースが終わるまで分かりませんが、前走の位置なら出馬表の段階で確認できます。
前走4角4番手以内だった馬は勝率10%前後で、全体の7.9%を上回ります。
その差がどこから来るのかは、前走の位置ごとにここでの位置取りを並べると分かります。
| 前走の位置 | 4角で先頭に立てた割合 | 4角4番手以内に付けられた割合 |
|---|---|---|
| 前走4角1番手 | 34.8% | 69.6% |
| 前走4角2〜4番手 | 9.0% | 42.3% |
| 前走4角5〜9番手 | 3.2% | 34.9% |
| 前走4角10番手以下 | 1.6% | 18.8% |
前走で逃げていた馬は34.8%がここでも先頭に立ち、69.6%が4角4番手以内に付けています。
前走10番手以下だった馬は、4角4番手以内に付けられた割合が18.8%しかありません。
脚質は前走からそのまま持ち越されるので、前走の4コーナー通過順が取捨の入口になるという見方ができます。
そしてこのコースでは、その前走の位置に枠を重ねると差がさらに開きます。
| 条件 | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 前走4角4番手以内×1〜4枠 | 18-13-22-73/126 | 14.3% | 42.1% | 117% | 113% |
| 前走4角4番手以内×5〜8枠 | 11-11-11-126/159 | 6.9% | 20.8% | 31% | 51% |
同じ前走先行馬でも、内枠なら勝率14.3%・複勝率42.1%まで上がります。
単勝回収率117%は最高配当の1走を除くと72%になるので、単勝で狙い続ける根拠にはなりません。
一方で複勝回収率113%は同じ1走を除いても102%が残るため、複勝や3連系の軸としては信頼してよさそうです。
| 前走の場 | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 函館 | 19-23-19-192/253 | 7.5% | 24.1% | 57% | 62% |
| 東京 | 7-8-5-75/95 | 7.4% | 21.1% | 35% | 53% |
| 中山 | 9-7-8-57/81 | 11.1% | 29.6% | 123% | 112% |
| 京都 | 4-6-4-66/80 | 5.0% | 17.5% | 19% | 52% |
| 福島 | 2-3-5-51/61 | 3.3% | 16.4% | 18% | 55% |
| 阪神 | 9-3-4-43/59 | 15.3% | 27.1% | 190% | 77% |
| 新潟 | 2-4-3-38/47 | 4.3% | 19.1% | 10% | 50% |
最も多いのは前走も函館だった組で、複勝率24.1%と全体並みの数字です。
滞在で夏の北海道を使われる馬が主力という、番組どおりの姿になります。
勝率のトップは前走阪神の15.3%ですが、単勝回収率190%は1走の高配当が半分以上を占めます。
その1走を除くと93%まで下がるので、阪神帰りが妙味という話にはしないほうが安全です。
前走中山組は勝率11.1%・複勝回収率112%で、小回りで前に付ける形をすでに経験している強みが出ていそうです。
逆に前走京都・福島・新潟はいずれも単勝回収率が20%を割り込みます。
| 前走 | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 前走芝 | 52-54-51-506/663 | 7.8% | 23.7% | 63% | 71% |
| 前走ダート | 1-2-2-58/63 | 1.6% | 7.9% | 18% | 30% |
前走ダートからの芝替わりは63走1勝・複勝率7.9%です。
洋芝は力が要るので砂からの転戦が向きそうにも思えますが、数字はそれを支持していません。
| 距離 | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 距離短縮 | 9-14-20-163/206 | 4.4% | 20.9% | 45% | 93% |
| 同距離 | 29-35-25-254/343 | 8.5% | 25.9% | 64% | 66% |
| 距離延長 | 15-7-8-147/177 | 8.5% | 16.9% | 64% | 40% |
同距離組が勝率8.5%・複勝率25.9%で最も安定しています。
距離延長は勝率こそ同じ8.5%ですが、複勝率16.9%・複勝回収率40%と2〜3着に残る率が大きく落ちます。
この延長組は中身が割れているので、前走の距離で分けてみます。
| 条件 | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 前走1600mからの距離延長 | 13-6-7-79/105 | 12.4% | 24.8% | 93% | 58% |
| 前走1200〜1400mからの距離延長 | 2-1-1-47/51 | 3.9% | 7.8% | 30% | 20% |
前走1600mからの1ハロン延長は勝率12.4%で、全体を上回ります。
一方で前走1200〜1400mからの大幅延長は51走2勝・複勝率7.8%です。
短距離で使ってきた馬が、時計のかかる洋芝の1800mでいきなり持つのは難しいということかなと。
延長を割り引くかどうかは、前走が1600mだったかどうかで分けたいところです。
| 間隔 | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 連闘〜中2週 | 15-24-20-187/246 | 6.1% | 24.0% | 52% | 60% |
| 中3〜5週 | 12-10-10-90/122 | 9.8% | 26.2% | 35% | 77% |
| 中6週〜3か月 | 14-15-13-185/227 | 6.2% | 18.5% | 42% | 57% |
| 3か月超 | 12-7-10-102/131 | 9.2% | 22.1% | 122% | 90% |
連闘〜中2週が3割を占めるのは、滞在で使える北海道開催らしいところです。
3か月超の単勝回収率122%は最高配当の1走を除くと78%なので、休み明けを買い材料にする根拠にはなりません。
函館芝1800mの性別|牡馬と牝馬に大きな差はない
| 性別 | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 牡馬(セン馬含む) | 31-34-36-319/420 | 7.4% | 24.0% | 58% | 67% |
| 牝馬 | 33-31-27-304/395 | 8.4% | 23.0% | 63% | 72% |
64勝のうち33勝を牝馬が挙げており、勝率でも牝馬8.4%が牡馬7.4%を上回ります。
複勝率はほぼ互角なので、性別を判断材料にする必要は薄そうです。
洋芝は力が要ると言われますが、牝馬が割を食う形にはなっていません。
函館芝1800mの年齢別成績|5歳以上は148走4勝
| 年齢 | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2歳 | 12-12-12-74/110 | 10.9% | 32.7% | 47% | 74% |
| 3歳 | 39-33-30-307/409 | 9.5% | 24.9% | 76% | 69% |
| 4歳 | 9-14-10-115/148 | 6.1% | 22.3% | 61% | 66% |
| 5歳 | 2-5-5-73/85 | 2.4% | 14.1% | 15% | 58% |
| 6歳 | 2-0-6-34/42 | 4.8% | 19.0% | 63% | 108% |
| 7歳以上 | 0-1-0-20/21 | 0.0% | 4.8% | 0% | 50% |
64勝のうち51勝を2〜3歳が挙げています。
このコースの番組は新馬・未勝利が半分以上を占めるので、若い馬が主力になるのは構造どおりです。
それを踏まえても、5歳以上はまとめて148走4勝・複勝率14.2%にとどまります。
降級のない今のクラス体系では、5歳以上で下級条件に残っている馬は勢いを欠いた組が中心になります。
6歳の複勝回収率108%は42走ぶんの数字なので、拾える形として扱うにはまだ薄いところです。
函館芝1800mのクラス別・馬場状態別平均勝ちタイム
| クラス | 平均勝ちタイム | レース数 |
|---|---|---|
| 新馬 | 1:50.4 | 9 |
| 未勝利 | 1:48.6 | 23 |
| 1勝クラス | 1:47.7 | 17 |
| 2勝クラス | 1:47.2 | 9 |
| 3勝クラス | 1:48.0 | 3 |
| オープン | 1:46.2 | 3 |
| 馬場 | 平均勝ちタイム | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 良 | 1:48.0 | 46-47-45-449/587 | 7.8% | 23.5% | 48% | 65% |
| 稍重 | 1:48.8 | 10-10-10-97/127 | 7.9% | 23.6% | 33% | 68% |
| 重 | 1:49.3 | 8-8-8-77/101 | 7.9% | 23.8% | 169% | 95% |
| 不良 | - | 0-0-0-0/0 | - | - | - | - |
新馬の1:50.4からオープンの1:46.2まで、クラスが上がるごとに順当に速くなります。
3勝クラスの1:48.0が2勝クラスより遅いのは、3レースぶんの数字だからです。
馬場が渋ると時計はかかり、良の1:48.0に対して重は1:49.3です。
芝は水を含むと力の要る馬場になるためで、好走率そのものは馬場状態でほとんど動きません。
重の単勝回収率169%は最高配当の1走を除いても112%が残るので、渋った日は人気薄の台頭に注意しておきたいところです。
集計期間内に不良馬場での施行はありませんでした。
函館芝1800mの騎手成績|鮫島克駿騎手が8勝でトップ
| 騎手 | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 鮫島克駿 | 8-2-5-34/49 | 16.3% | 30.6% | 235% | 107% |
| 横山和生 | 6-7-4-23/40 | 15.0% | 42.5% | 49% | 96% |
| 佐々木大輔 | 6-6-6-38/56 | 10.7% | 32.1% | 33% | 66% |
| 武豊 | 5-9-5-20/39 | 12.8% | 48.7% | 23% | 83% |
| 丹内祐次 | 5-7-10-34/56 | 8.9% | 39.3% | 71% | 84% |
勝ち星のトップは鮫島克駿騎手の8勝です。
単勝回収率235%は58.2倍の1走が半分を占めており、その1走を除くと119%になります。
それでも119%が残るのは立派で、8勝の内訳も1番人気4勝と人気薄4勝に割れています。
武豊騎手は39鞍で複勝率48.7%と、崩れにくさが際立ちます。
単勝回収率23%が示すとおり人気を集めやすいので、頭で買うより相手に置くほうが向きそうです。
どの騎手も鞍数は60鞍以下なので、この章は傾向として眺める程度にとどめてください。
函館芝1800mの人気別信頼度|1番人気の勝率46.0%はJRAの芝で最も高い
| 人気 | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1番人気 | 29-13-4-17/63 | 46.0% | 73.0% | 101% | 94% |
| 2〜3番人気 | 14-30-16-68/128 | 10.9% | 46.9% | 49% | 77% |
| 4〜6番人気 | 12-10-24-145/191 | 6.3% | 24.1% | 66% | 63% |
| 7〜9番人気 | 7-7-14-154/182 | 3.8% | 15.4% | 86% | 87% |
| 10番人気以下 | 2-5-5-239/251 | 0.8% | 4.8% | 34% | 51% |
1番人気は勝率46.0%・複勝率73.0%で、単勝回収率も101%と100%を超えます。
この101%は最高配当の1走を除いても96%が残るので、特定の1走が作った数字ではありません。
2番人気以下との落差も大きく、2〜3番人気の勝率は10.9%まで下がります。
この46.0%がどのくらいの水準なのか、他の芝1800mと並べて確かめます。
| コース | 1番人気の勝率 | 1〜4枠の勝率 | 5〜8枠の勝率 |
|---|---|---|---|
| 函館芝1800m | 46.0% | 11.2% | 5.1% |
| 東京芝1800m | 38.9% | 7.6% | 8.0% |
| 阪神芝1800m | 38.6% | 8.5% | 8.0% |
| 新潟芝1800m | 38.4% | 5.7% | 8.7% |
| 札幌芝1800m | 36.9% | 8.7% | 10.0% |
| 中山芝1800m | 26.0% | 6.7% | 8.3% |
芝1800mが組まれている9コースの中で、函館の46.0%が最も高い数字です。
50レース以上を集計したJRAの芝42コース全体で見ても、この46.0%が1位になります。
しかも1番人気の単勝回収率が100%を超える芝コースは、函館芝1800mと札幌芝1500mの2つだけです。
右の2列を見ると、枠による勝率差が函館だけ逆向きに大きく開いていることも分かります。
他の8コースは内外がほぼ互角か、むしろ外枠のほうが高いくらいです。
1コーナーまで276mという構造が、そのまま人気馬の堅さにつながっているという読み方ができます。
実際、1番人気に支持された馬の73.4%が4角4番手以内に付けられています。
この割合は芝42コースで2番目の高さで、能力上位の馬がそのまま好位を取れる形になっています。
ただしその1番人気も、枠で中身が割れます。
| 条件 | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1番人気×1〜4枠 | 21-4-3-6/34 | 61.8% | 82.4% | 134% | 104% |
| 1番人気×5〜8枠 | 8-9-1-11/29 | 27.6% | 62.1% | 62% | 81% |
内枠を引いた1番人気は34走21勝・勝率61.8%です。
単勝回収率134%は最高配当の1走を除いても127%が残り、最高配当が全体に占める割合も8%にとどまります。
外枠に入った1番人気は勝率27.6%・単勝回収率62%まで落ちるので、1番人気の評価は枠を見てから決めたいところです。
枠順確定前と確定後で評価を動かしてよい、数少ないコースかなと。
では人気薄の側はどうなっているのかも見ておきます。
| 条件 | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 7番人気以下×1〜4枠 | 6-4-12-153/175 | 3.4% | 12.6% | 103% | 89% |
| 7番人気以下×5〜8枠 | 3-8-7-240/258 | 1.2% | 7.0% | 23% | 51% |
人気薄でも内枠なら単勝回収率103%が残ります。
この103%は最高配当の1走を除くと70%まで下がるため、内枠の人気薄を機械的に買う条件にはなりません。
それでも複勝率12.6%と単勝回収率103%は、外枠の7.0%・23%とはまるで別物です。
穴を狙うなら内枠から探す、という整理でよさそうです。
当日の人気は締切まで動くため、この章は人気馬をどこまで信頼するかの目安として使ってください。
函館芝1800mの消し条件
函館芝1800mで評価を下げたい条件
- 4角10番手以下は勝率1.9%・複勝率6.7%
- 前走4角10番手以下は勝率2.6%・複勝率10.4%
- 5〜8枠は勝率5%台・単勝回収率40%前後
- 5歳以上は148走4勝・複勝率14.2%
- 前走ダートは63走1勝・複勝率7.9%
- 前走1200〜1400mからの距離延長は51走2勝
消し条件は「後ろから行く馬」と「外枠」に集約されます。
10番人気以下が251走2勝・複勝率4.8%という数字も、このコースで大穴を狙う難しさを示しています。
前走で後方にいた馬や外枠を引いた人気馬は、出馬表の段階で割り引いておきたいところです。
まとめ:函館芝1800mは内で前に付けた人気馬から入る
函館芝1800mのポイント
- 1番人気の勝率46.0%はJRAの芝42コースで最も高く、複勝率も73.0%
- 1番人気でも1〜4枠なら勝率61.8%、5〜8枠は27.6%
- 4角4番手以内かつ1〜4枠は勝率21.2%・単勝回収率132%
- 前走4角4番手以内かつ1〜4枠は複勝回収率113%
- 4角10番手以下・前走4角10番手以下・5〜8枠・5歳以上は割引
函館芝1800mは、1コーナーまでの276mと直線262.1mが、すべての数字の土台になっています。
短い助走で隊列が固まり、短い直線では入れ替えが起きにくいので、能力上位の馬がそのまま順当に決まります。
だからこそ予想の入口は、人気馬がどの枠に入ったかという一点になります。
内枠を引いた1番人気なら素直に信頼し、外枠なら評価を一段下げる形で十分です。
そこに前走の4コーナー通過順を重ねて、後方からしか運べない馬を外すと、検討する馬はかなり絞れます。
血統ではハービンジャーとサトノクラウン、母父マンハッタンカフェに印を足し引きすれば、買い目の形はほぼ出来上がります。
施行数が少ないコースなので、今後の開催でデータが積み上がり次第、本記事も更新していきたいと思います。
同じ函館の芝でも、芝1200mや芝2000mとは求められるものが変わります。
夏の北海道シリーズを続けて追うなら、札幌芝1800mや函館ダート1700mと見比べるのも面白いところです。
予想の際にはぜひ、本記事のデータを参考にしてみてください。
出典:TARGET frontier JV(集計期間 2024.6.8〜2026.7.19、函館芝1800m・JRA平地)




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