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福島ダート1700mは後方からでは届かない現実|傾向・血統・枠順データ




結論:福島ダート1700mは「後方からでは届かない」コース

  • 4角10番手以下の複勝率1.5%はJRAのダート27コースで最も低い
  • 173勝のうち145勝が4角4番手以内から、最多は4角2〜4番手の92勝
  • 枠は5〜8枠が勝率7.4%・単勝回収率120%、内の1〜4枠は64%
  • 前走4角5番手以下の距離延長は勝率3.2%・単勝回収率39%で割引
  • 1番人気の勝率29.5%はJRAのダートで下から2番目

福島ダート1700mのコースの特徴|4コーナー出口から最初のコーナーまで約338.5m

集計期間:2023.11.4〜2026.7.19/福島ダート1700m・JRA平地
項目 数値
1周(ダート) 1,444.6m
直線 295.7m(芝の292.0mより長い)
コース全体の高低差 2.1m
ゴール前の坂 なし(直線は緩い上り勾配)
スタート 4コーナー出口付近/最初のコーナーまで約338.5m
平均頭数 14.7頭
平均勝ちタイム 1:46.3
勝ち馬の平均上り3F 38.0秒
4角先頭の勝率 30.6%

福島のダートは右回りで、1周1,444.6m、直線は295.7mです。

福島は芝の1周1,600mがJRAで最も小さく、そのぶんコーナーの半径も小さくなります。

内側を走るダートも1周1,444.6mですから、コーナーがきついという性格は同じです。

ただ直線については、ダートの295.7mのほうが芝の292.0mより長いという珍しい逆転が起きています。

1700m戦のスタートは4コーナーの出口付近で、最初のコーナーまで約338.5mを走ってから1周する形になります。

この338.5mは小回りコースとしては短くないので、外枠でも押していけば無理なく位置は取れます。

3〜4コーナーはスパイラルカーブで、入口が緩く出口がきつくなる造りです。

コース全体の高低差は2.1mありますが、ゴール前に急坂は無く、直線は緩い上り勾配のまま終わります。

序盤で位置を取り合い、きついコーナーを回って、緩い上りの直線に出てくるという流れになります。

集計期間:2023.11.4〜2026.7.19/福島ダート1700m・JRA平地
条件 着別度数 勝率 連対率 複勝率 単勝回収率 複勝回収率
全体 173-173-173-1990/2509 6.9% 13.8% 20.7% 94% 74%

全体では勝率6.9%・複勝率20.7%です。

平均頭数は14.7頭で、開催は春・夏・秋の3期にまたがっています。

福島ダート1700mの枠順は外が優勢|5〜8枠の単勝回収率120%

集計期間:2023.11.4〜2026.7.19/福島ダート1700m・枠帯別
着別度数 勝率 複勝率 単勝回収率 複勝回収率
1〜2枠 36-30-36-389/491 7.3% 20.8% 89% 80%
3〜4枠 36-48-48-526/658 5.5% 20.1% 45% 68%
5〜6枠 51-47-44-531/673 7.6% 21.1% 175% 75%
7〜8枠 50-48-45-544/687 7.3% 20.8% 66% 73%

複勝率は4つの帯とも20%台に収まり、大きな差はありません。

差が出るのは勝率と単勝回収率のほうで、最も落ちるのが3〜4枠です。

5〜6枠の単勝回収率175%は最も高い配当の1本を除いても138%が残り、50勝が50頭に散っています。

枠を内外の2つにまとめると、この傾向はもっとはっきりします。

集計期間:2023.11.4〜2026.7.19/福島ダート1700m・内外の2分割
着別度数 勝率 複勝率 単勝回収率 複勝回収率
1〜4枠 72-78-84-915/1149 6.3% 20.4% 64% 73%
5〜8枠 101-95-89-1075/1360 7.4% 21.0% 120% 74%

小回りは内枠が有利という一般的なイメージとは逆に、ここでは外半分のほうが走っています。

理由は位置取りの取りやすさにあります。

集計期間:2023.11.4〜2026.7.19/福島ダート1700m・枠帯別の位置取り
4角で先頭に立てた割合 4角4番手以内に付けられた割合
1〜2枠 8.5% 30.4%
3〜4枠 5.0% 28.0%
5〜6枠 7.2% 32.8%
7〜8枠 7.1% 33.2%

最初のコーナーまで約338.5mありますから、外からでも押していけば好位に入れます。

実際、4角4番手以内に付けられた割合は7〜8枠の33.2%が最も高い数字です。

先頭まで行き切る割合だけはラチ沿いの1〜2枠が8.5%で最上位になります。

いちばん割を食うのが3〜4枠で、ハナも取れず好位にも入れないまま挟まれる形が多くなります。

そのうえで、枠と4コーナーの位置を掛け合わせて中身を見ます。

集計期間:2023.11.4〜2026.7.19/福島ダート1700m・枠と4コーナー通過順の組み合わせ
条件 着別度数 勝率 複勝率 単勝回収率 複勝回収率
1〜4枠×4角1番手(逃げ) 24-16-6-29/75 32.0% 61.3% 448% 214%
5〜8枠×4角1番手(逃げ) 29-26-8-35/98 29.6% 64.3% 448% 190%
1〜4枠×4角2〜4番手 38-36-39-147/260 14.6% 43.5% 124% 133%
5〜8枠×4角2〜4番手 54-45-43-211/353 15.3% 40.2% 265% 149%
1〜4枠×4角5〜9番手 9-25-36-334/404 2.2% 17.3% 17% 79%
5〜8枠×4角5〜9番手 15-22-35-391/463 3.2% 15.6% 29% 53%
1〜4枠×4角10番手以下 1-1-3-405/410 0.2% 1.2% 1% 3%
5〜8枠×4角10番手以下 3-2-3-438/446 0.7% 1.8% 28% 11%

ハナを切れた馬に限れば、内も外も勝率30%前後で差はありません。

差がつくのは好位に収まったときで、外の2〜4番手が単勝回収率265%と内を上回ります。

この265%は最も高い配当の1本を除いても204%が残り、54勝が53頭に散っている数字です。

内外で人気の集まり方はほとんど同じ(平均人気は内5.2番人気・外5.4番人気)なので、この差はそのまま馬券の妙味として残ります。

ダートで内の好位を選ぶと砂を被り、前が壁になれば動き出しも遅れます。

外めから砂を避けて好位に付けられる馬のほうが、この舞台では素直に評価してよさそうです。

福島ダート1700mの脚質は4角4番手以内が前提|173勝のうち145勝

集計期間:2023.11.4〜2026.7.19/福島ダート1700m・4コーナー通過順別
4角の位置 着別度数 勝率 複勝率 単勝回収率 複勝回収率
4角1番手(逃げ) 53-42-14-64/173 30.6% 63.0% 448% 200%
4角2〜4番手 92-81-82-358/613 15.0% 41.6% 205% 142%
4角5〜9番手 24-47-71-725/867 2.8% 16.4% 23% 65%
4角10番手以下 4-3-6-843/856 0.5% 1.5% 15% 7%

173勝のうち145勝を、4角を4番手以内で回った馬が挙げています。

目を引くのは、その内訳で最多になるのが逃げた馬ではなく4角2〜4番手の92勝だという点です。

4角10番手以下は856走して4勝、複勝率1.5%しかありません。

この2つの数字が、同じ形の他コースと比べてどの位置にあるのかを確かめます。

集計期間:2023.9〜2026.6/JRAのダート1700mと小回りの中距離ダート(50レース以上)
コース 4角先頭の勝率 4角10番手以下の複勝率
福島ダート1700m 30.6% 1.5%
札幌ダート1700m 38.0% 2.0%
函館ダート1700m 35.2% 2.6%
小倉ダート1700m 36.9% 2.7%
福島ダート1150m 36.4% 3.0%
中山ダート1800m 28.3% 3.0%

4角先頭の勝率30.6%は、ダート1700mを施行する4場では最も低い数字です。

ところが4角10番手以下の複勝率1.5%は、JRAのダート27コースで最も低くなります。

逃げ馬がいちばん残るコースではないのに、後方からはいちばん届かないという組み合わせです。

直線が緩い上りなので、単騎で行き切った馬も最後は脚が上がって捕まります。

ただ、それを捕まえにいけるのは4角で4番手以内にいた馬までという線引きになります。

前を捕まえる役割まで前めの馬が担ってしまうので、後ろの馬に出番が回ってこないという構図です。

福島ダート1700mの上がりは前で使えてこそ|4番手以内の最速は複勝率100%

集計期間:2023.11.4〜2026.7.19/福島ダート1700m・メンバー内の上がり3F順位別
上がり順位 着別度数 勝率 複勝率 単勝回収率 複勝回収率
上がり1位 76-35-22-64/197 38.6% 67.5% 344% 209%
上がり2〜3位 65-83-70-244/462 14.1% 47.2% 129% 161%
上がり4〜5位 28-39-56-326/449 6.2% 27.4% 236% 119%
上がり6位以下 4-16-25-1356/1401 0.3% 3.2% 2% 11%

勝ち馬の平均上り3Fは38.0秒です。

上がり4〜5位でも単勝回収率236%が出ているのは、上がりの絶対値より位置取りが効いている証拠かなと。

その脚をどこから使ったかで割ると、輪郭がはっきりします。

集計期間:2023.11.4〜2026.7.19/福島ダート1700m・上がり1位の内訳
条件 着別度数 勝率 複勝率
上がり1位×4角4番手以内 57-8-1-0/66 86.4% 100.0%
上がり1位×4角5〜9番手 15-24-19-20/78 19.2% 74.4%
上がり1位×4角10番手以下 4-3-2-44/53 7.5% 17.0%

4番手以内でメンバー最速の脚を使えた馬は、66走して着外がありません。

同じ最速でも10番手以下からでは複勝率17.0%まで落ちます。

末脚の質そのものより、それを前で使える位置にいたかどうかを見るコースということになります。

福島ダート1700mで買える種牡馬|シニスターミニスターが16勝でトップ

集計期間:2023.11.4〜2026.7.19/福島ダート1700m・勝ち鞍上位5頭
種牡馬 着別度数 勝率 複勝率 単勝回収率 複勝回収率
シニスターミニスター 16-10-3-47/76 21.1% 38.2% 320% 125%
ホッコータルマエ 7-3-5-38/53 13.2% 28.3% 111% 78%
マインドユアビスケッツ 7-6-5-49/67 10.4% 26.9% 456% 154%
ルヴァンスレーヴ 6-4-8-35/53 11.3% 34.0% 117% 130%
ナダル 6-2-1-20/29 20.7% 31.0% 59% 48%

勝ち星のトップはシニスターミニスター産駒の買い方で、76走しての16勝です。

勝率21.1%・単勝回収率320%は最も高い配当の1本を除いても230%が残り、16勝が15頭に散っています。

テンの速さと二の脚で押していける血統なので、序盤の位置取り争いがそのまま結果に直結するこの舞台とは噛み合っています。

ホッコータルマエ産駒の買い方は勝率13.2%・単勝回収率111%で、こちらは水準どおりという温度感です。

マインドユアビスケッツ産駒の買い方の単勝回収率456%は、最も高い配当の1本が7割を占めています。

その1本を除くと133%まで下がるので、そのまま受け取れる数字ではありません。

ルヴァンスレーヴ産駒の買い方は複勝率34.0%・複勝回収率130%で、複勝やワイド、3連系の軸として使いどころがあります。

ナダル産駒の買い方は29走で6勝と勝率20.7%まで伸ばしていますが、単複とも回収率は50%台にとどまります。

どの種牡馬も母数は76走までなので、サンプルがさらに集まり次第この章は更新したいと思います。

福島ダート1700mの母父はディープインパクトが最多の13勝

集計期間:2023.11.4〜2026.7.19/福島ダート1700m・母父の勝ち鞍上位5頭
母父 着別度数 勝率 複勝率 単勝回収率 複勝回収率
ディープインパクト 13-10-8-70/101 12.9% 30.7% 293% 122%
キングカメハメハ 11-9-8-78/106 10.4% 26.4% 86% 68%
エンパイアメーカー 9-7-3-31/50 18.0% 38.0% 262% 133%
フジキセキ 7-7-6-58/78 9.0% 25.6% 73% 65%
ゴールドアリュール 7-5-7-58/77 9.1% 24.7% 65% 63%

母父の最多はディープインパクトの13勝で、勝率12.9%は全体の6.9%を大きく上回ります。

ただし単勝回収率293%は最も高い配当の1本が7割を占めており、除くと78%まで落ちます。

13勝は12頭に散っているので、勝率のほうは信用してよいという読み方になります。

母系から柔らかさとスピードが入ることで、砂を被らない外めで立ち回れているのかなと。

勝率で最上位なのはエンパイアメーカーの18.0%で、単勝回収率262%は1本を除いても206%が残ります。

ただ母数が50走と薄いので、買いの根拠にするより血統の背景として頭に置いておきたいところです。

母数がいちばん多いのはキングカメハメハの106走で、勝率10.4%・単勝回収率86%と手堅くまとまっています。

福島ダート1700mの前走の舞台|前で運べていた馬なら距離延長も買える

集計期間:2023.11.4〜2026.7.19/福島ダート1700m・前走4コーナー通過順別
前走の位置 着別度数 勝率 複勝率 単勝回収率 複勝回収率
前走4角1番手 14-25-5-111/155 9.0% 28.4% 50% 69%
前走4角2〜4番手 87-63-67-456/673 12.9% 32.2% 116% 88%
前走4角5〜9番手 40-57-66-612/775 5.2% 21.0% 120% 75%
前走4角10番手以下 23-20-26-629/698 3.3% 9.9% 73% 57%

4コーナーの位置はレースが終わるまで分かりませんが、前走の位置なら出馬表の段階で確認できます。

基準になるのは前走4角2〜4番手で、勝率12.9%・単勝回収率116%と単複そろって水準以上です。

前走で逃げていた馬のほうが勝率9.0%と下回るのは、ここでハナを主張して他馬に絡まれる形になりやすいからかなと。

この前走の位置を距離変化と掛け合わせると、記事の中でいちばん使える対比が出てきます。

集計期間:2023.11.4〜2026.7.19/福島ダート1700m・前走4コーナー通過順×距離変化
条件 着別度数 勝率 複勝率 単勝回収率 複勝回収率
前走4角4番手以内×距離短縮 44-47-32-284/407 10.8% 30.2% 98% 88%
前走4角4番手以内×同距離 26-25-17-147/215 12.1% 31.6% 110% 77%
前走4角4番手以内×距離延長 31-16-23-136/206 15.0% 34.0% 110% 86%
前走4角5番手以下×距離短縮 32-34-39-510/615 5.2% 17.1% 170% 87%
前走4角5番手以下×同距離 11-12-18-195/236 4.7% 17.4% 60% 62%
前走4角5番手以下×距離延長 20-31-35-536/622 3.2% 13.8% 39% 49%

距離延長は全体では勝率6.1%と奮いませんが、中身は完全に割れています。

前走で4番手以内にいた馬の延長は勝率15.0%で、この表のどの区分よりも高い数字です。

逆に前走5番手以下だった馬の延長は勝率3.2%・単勝回収率39%まで落ちます。

延長は前走より前半で息が入るぶん、テンで置かれない馬にとってはむしろ位置を上げる好機になります。

後ろにいた馬が1F延びたところで位置が取れるようにはならない、というだけの話かなと。

もうひとつ、前走5番手以下からの距離短縮は勝率5.2%と低いのに単勝回収率170%が出ています。

この170%は最も高い配当の1本を除いても130%が残る数字です。

勝ち馬の人気は中央値で4番人気(前走前めからの短縮組は2番人気)なので、人気薄の台頭がここに集まっているという整理になります。

短縮組の前走は8割が1800mですから、テンで置かれた馬が1F詰まって流れに乗れるという形です。

集計期間:2023.11.4〜2026.7.19/福島ダート1700m・距離変化別
距離 着別度数 勝率 複勝率 単勝回収率 複勝回収率
距離短縮 76-81-71-800/1028 7.4% 22.2% 141% 87%
同距離 37-37-35-343/452 8.2% 24.1% 83% 69%
距離延長 51-47-58-674/830 6.1% 18.8% 57% 58%

距離短縮の単勝回収率141%は1本を除いても116%が残り、76勝が76頭に散っています。

集計期間:2023.11.4〜2026.7.19/福島ダート1700m・前走の競馬場別(30走以上)
前走の場 着別度数 勝率 複勝率 単勝回収率 複勝回収率
東京 45-42-55-455/597 7.5% 23.8% 81% 72%
中山 27-24-29-354/434 6.2% 18.4% 134% 76%
新潟 17-21-13-207/258 6.6% 19.8% 189% 94%
福島 21-14-14-169/218 9.6% 22.5% 74% 55%
小倉 11-17-16-135/179 6.1% 24.6% 91% 81%
京都 11-13-12-133/169 6.5% 21.3% 58% 82%
中京 11-16-8-132/167 6.6% 21.0% 95% 74%
阪神 12-10-11-127/160 7.5% 20.6% 45% 59%

勝率の最上位は前走も福島だった組の9.6%です。

そのうち前走が同じ福島ダート1700mだった馬に絞ると、次の数字になります。

集計期間:2023.11.4〜2026.7.19/福島ダート1700m・前走が同じコースだった馬
条件 着別度数 勝率 複勝率 単勝回収率 複勝回収率
前走同コース 20-14-14-141/189 10.6% 25.4% 82% 63%

勝率は上がるものの回収率は水準を下回るので、同コース経験は人気に織り込まれていると見たほうがよさそうです。

新潟の単勝回収率189%と中山の134%は、それぞれ1本を除くと105%と77%になります。

新潟のほうはかろうじて残りますが、母数が258走なので参考程度に見てください。

集計期間:2023.11.4〜2026.7.19/福島ダート1700m・前走の芝ダート別
前走 着別度数 勝率 複勝率 単勝回収率 複勝回収率
前走芝 11-14-17-225/267 4.1% 15.7% 80% 63%
前走ダート 153-150-146-1583/2032 7.5% 22.1% 102% 74%

前走芝からのダート替わりは複勝率15.7%で、前走ダートの22.1%に見劣りします。

集計期間:2023.11.4〜2026.7.19/福島ダート1700m・レース間隔別
間隔 着別度数 勝率 複勝率 単勝回収率 複勝回収率
連闘〜中2週 52-40-44-337/473 11.0% 28.8% 88% 70%
中3〜5週 31-40-42-368/481 6.4% 23.5% 65% 71%
中6週〜3か月 59-69-53-733/914 6.5% 19.8% 102% 73%
3か月超 22-16-25-379/442 5.0% 14.3% 143% 78%

勝率でも複勝率でも、詰めて使われている連闘〜中2週の組が最上位です。

叩いて動ける状態にあるかどうかが、序盤の位置取り争いにそのまま出ているという理解でよさそうです。

福島ダート1700mの性別は牡馬が優勢

集計期間:2023.11.4〜2026.7.19/福島ダート1700m・性別
性別 着別度数 勝率 複勝率 単勝回収率 複勝回収率
牡馬(セン馬含む) 112-114-114-1196/1536 7.3% 22.1% 82% 76%
牝馬 61-59-59-794/973 6.3% 18.4% 114% 69%

勝率・複勝率とも牡馬が上回ります。

牝馬の単勝回収率114%は最も高い配当の1本を除くと91%まで下がるので、妙味があると言い切れる数字ではありません。

ダート中距離で砂を被る形になったときの粘りに差が出るぶん、牝馬は勝ち切るところまでは求めにくいという傾向が見られます。

福島ダート1700mの年齢別成績|4歳が勝率8.2%で最上位

集計期間:2023.11.4〜2026.7.19/福島ダート1700m・年齢別
年齢 着別度数 勝率 複勝率 単勝回収率 複勝回収率
2歳 20-20-20-237/297 6.7% 20.2% 47% 58%
3歳 87-89-84-913/1173 7.4% 22.2% 94% 78%
4歳 43-38-39-404/524 8.2% 22.9% 152% 78%
5歳 19-18-18-260/315 6.0% 17.5% 96% 75%
6歳 3-7-8-110/128 2.3% 14.1% 14% 60%
7歳以上 1-1-4-66/72 1.4% 8.3% 14% 54%

173勝のうち87勝は3歳ですが、率で最上位に立つのは4歳です。

4歳の単勝回収率152%は最も高い配当の1本を除いても129%が残り、43勝が43頭に散っています。

3歳戦の番組が多い開催で、古馬混合まで来た4歳が相手なりに好位を取れているという構図かなと。

落ちるのは6歳からで、6歳の勝率2.3%・7歳以上の1.4%は明確な割引材料です。

序盤で位置を取りに行くスピードが要るコースなので、年齢による衰えが素直に出ます。

福島ダート1700mのクラス別・馬場状態別平均勝ちタイム

集計期間:2023.11.4〜2026.7.19/福島ダート1700m・クラス別の平均勝ちタイム
クラス 平均勝ちタイム レース数
新馬 1:47.4 6
未勝利 1:47.2 71
1勝クラス 1:46.0 58
2勝クラス 1:45.4 21
3勝クラス 1:44.8 8
オープン 1:44.1 9

新馬とオープンでは平均勝ちタイムに3.3秒の差があり、クラスが上がるほどきれいに速くなります。

集計期間:2023.11.4〜2026.7.19/福島ダート1700m・クラス別
クラス 着別度数 勝率 複勝率 単勝回収率 複勝回収率
新馬 6-6-6-72/90 6.7% 20.0% 40% 60%
未勝利 71-71-71-844/1057 6.7% 20.2% 94% 76%
1勝クラス 58-58-58-651/825 7.0% 21.1% 104% 70%
2勝クラス 21-21-21-229/292 7.2% 21.6% 83% 79%
3勝クラス 8-8-8-87/111 7.2% 21.6% 154% 90%
オープン 9-9-9-107/134 6.7% 20.1% 47% 59%
集計期間:2023.11.4〜2026.7.19/福島ダート1700m・馬場状態別
馬場 平均勝ちタイム 着別度数 勝率 複勝率 単勝回収率 複勝回収率
1:46.5 145-145-145-1679/2114 6.9% 20.6% 87% 74%
稍重 1:45.5 15-15-15-161/206 7.3% 21.8% 50% 71%
1:45.6 11-11-11-126/159 6.9% 20.8% 239% 78%
不良 1:45.5 2-2-2-24/30 6.7% 20.0% 110% 62%

馬場が渋ると時計は速くなり、良の1:46.5に対して稍重は1:45.5です。

水を含んだダートは砂が締まって脚抜きがよくなるためで、好走率そのものは馬場状態でほとんど動いていません。

重の単勝回収率239%は最も高い配当の1本を除くと82%まで下がるうえ、母数も159走と薄めです。

渋った日は前が止まりにくくなる、という程度の理解でよいのかなと。

福島ダート1700mの騎手成績|斎藤新騎手が10勝でトップ

集計期間:2023.11.4〜2026.7.19/福島ダート1700m・勝ち鞍上位5名
騎手 着別度数 勝率 複勝率 単勝回収率 複勝回収率
斎藤新 10-7-2-35/54 18.5% 35.2% 136% 111%
戸崎圭太 9-8-6-22/45 20.0% 51.1% 50% 86%
荻野極 8-6-6-45/65 12.3% 30.8% 122% 105%
丹内祐次 7-10-7-49/73 9.6% 32.9% 133% 81%
小林美駒 7-2-3-28/40 17.5% 30.0% 352% 113%

勝ち星のトップは54鞍で10勝の斎藤新騎手で、単複とも回収率が100%を超えます。

勝率では戸崎圭太騎手の20.0%が最上位ですが、人気馬に乗る機会が多く単勝回収率は50%です。

小林美駒騎手の単勝回収率352%は40鞍での数字で、人気薄を前めで運んだときの一撃が押し上げています。

福島に長く騎乗している丹内祐次騎手も、単勝回収率133%と複勝率32.9%で存在感があります。

福島ダート1700mの人気別信頼度|1番人気の勝率29.5%はダートで下から2番目

集計期間:2023.11.4〜2026.7.19/福島ダート1700m・人気別
人気 着別度数 勝率 複勝率 単勝回収率 複勝回収率
1番人気 51-39-14-69/173 29.5% 60.1% 79% 82%
2〜3番人気 54-47-64-181/346 15.6% 47.7% 80% 87%
4〜6番人気 36-39-45-394/514 7.0% 23.3% 72% 66%
7〜9番人気 19-38-32-427/516 3.7% 17.2% 80% 92%
10番人気以下 13-10-18-919/960 1.4% 4.3% 122% 61%

1番人気は勝率29.5%・複勝率60.1%です。

集計期間:2023.9〜2026.6/小回りのダート・1番人気の勝率(50レース以上)
コース 1番人気の勝率
函館ダート1700m 39.8%
札幌ダート1700m 36.0%
福島ダート1150m 31.2%
小倉ダート1700m 31.1%
福島ダート1700m 29.5%
中京ダート1900m 28.0%

この29.5%はJRAのダート27コースで下から2番目の数字になります。

同じ福島でもダート1150mの31.2%を下回り、北海道の1700mとははっきり差がつきます。

多頭数で位置取り争いが起き、能力どおりに運べないケースが一定数あるということかなと。

10番人気以下の単勝回収率122%は1本を除くと96%になりますが、13勝が13頭に散っている点は覚えておきたいところです。

大穴の一撃は、脚質の章で見たとおり前で運べたときに起きています。

福島ダート1700mの消し条件

福島ダート1700mで評価を下げたい条件

  • 4角10番手以下は856走で4勝・複勝率1.5%
  • 上がり6位以下は1,401走で4勝・複勝率3.2%
  • 前走4角5番手以下の距離延長は勝率3.2%・単勝回収率39%
  • 前走4角10番手以下は勝率3.3%・複勝率9.9%
  • 6歳以上は6歳が勝率2.3%、7歳以上が1.4%

消し条件はすべて「4コーナーで前にいられない馬」に集約されます。

前走で後方から運んでいた馬が、距離を延ばして位置を取れるようになる形はほとんどありません。

年齢による衰えも、序盤のポジション争いという同じ場所に出てくるという整理です。

まとめ:福島ダート1700mは4コーナーまでに前にいるかどうか

福島ダート1700mのポイント

  • 4角10番手以下の複勝率1.5%はJRAのダート27コースで最も低い
  • 173勝のうち145勝が4角4番手以内、最多は4角2〜4番手の92勝
  • 枠は5〜8枠が単勝回収率120%で、外の好位は勝率15.3%
  • 前走4角4番手以内なら距離延長でも勝率15.0%、前走後方の延長は3.2%
  • 4角10番手以下・上がり6位以下・前走後方からの延長・6歳以上は割引

福島ダート1700mは、最初のコーナーまで約338.5mの位置取り争いと、緩い上りの直線が数字の土台になっています。

4角先頭の勝率が飛び抜けて高いコースではないのに、後方からの複勝率はJRAのダートで最も低くなります。

前を捕まえにいく役目まで好位の馬が果たしてしまうので、後ろの馬に順番が回ってこないという構図かなと。

予想ではまず前走4角4番手以内で運べていた馬を並べ、そこに外めの枠を引けたかどうかを重ねるのが手順として合っています。

穴を狙うなら、前走5番手以下からの距離短縮組に人気薄の台頭が集まっています。

同じ福島でも、JRAでここだけの距離である福島ダート1150mは求められる適性が変わります。

芝のコースについては福島芝1200m福島芝1800m福島芝2000mと合わせて、福島開催の予想にぜひ本記事のデータを役立ててみてください。

出典:TARGET frontier JV(集計期間 2023.11.4〜2026.7.19、福島ダート1700m・JRA平地)

Tokuma

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