Categories: 福島競馬場

福島芝2000mに求められるタフさとは|傾向・血統・枠順データ




結論:福島芝2000mに求められるタフさは「長い距離の下地」

  • 求められるタフさは長い距離の下地で、前走1600m以下からの延長は142走3勝・複勝率9.2%
  • この9.2%は芝2000mの9コースで最も低く、前走2200m以上からの短縮なら複勝率27.8%
  • 4角先頭は勝率21.8%・単勝回収率198%、4角10番手以下は403走4勝
  • 上がり6位以下は648走3勝で、位置を取ったうえで末脚も要る
  • 種牡馬はキズナが10勝・勝率20.8%、母父はキングカメハメハが11勝

福島芝2000mのコースの特徴|最初のコーナーまで約505m

集計期間:2023.11.5〜2026.7.19/福島芝2000m・JRA平地
項目 数値
1周(芝・Aコース) 1,600m(JRAで最も小さい)
直線 292.0m
コース全体の高低差 1.9m
直線の坂 急坂は無し(コース全体に細かいアップダウン)
スタート 4コーナー奥のポケット/最初のコーナーまで約505m
平均頭数 14.7頭
平均勝ちタイム 2:00.8
勝ち馬の平均上り3F 35.5秒
4角先頭の勝率 21.8%

福島芝2000mは、ホームストレッチの4コーナー側にあるポケットからスタートする右回りのコースです。

芝の1周は1,600mで、これはJRAの全競馬場で最も小さい周回になります。

それでいて最初のコーナーまでは約505mあり、1周ぶんの3割近くを直線的に走ってから1コーナーへ入っていきます。

小回りなのに序盤だけは長い直線区間があるので、隊列が固まるまでにひと脚使わされる形です。

正面スタンド前を通過してから1コーナー、2コーナー、向正面と進み、3〜4コーナーはスパイラルカーブになっています。

直線は292.0mで、ここに急坂はありません。

ただしコース全体の高低差は1.9mあり、細かいアップダウンが途切れずに続きます。

1周・直線の数字がよく似ている小倉は高低差3.0mで、起伏の大きさそのものは福島のほうが穏やかです。

福島でこたえるのは坂の高さではなく、きついコーナーと、序盤に脚を使わされる約505mのほうかなと。

ちなみに福島は、ダートの直線295.7mのほうが芝の292.0mより長いという珍しい形をしています。

集計期間:2023.11.5〜2026.7.19/福島芝2000m・JRA平地
条件 着別度数 勝率 連対率 複勝率 単勝回収率 複勝回収率
全体 88-86-87-973/1234 7.1% 14.1% 21.2% 80% 78%

ローカルの芝2000mで比べると「後ろからいちばん届かない」コース

集計期間:2023.9〜2026.7/ローカル場の芝2000m(50レース以上の4コース)
コース 4角先頭の勝率 4角10番手以下の複勝率 勝ち馬の平均上り3F
小倉芝2000m 26.9% 4.3% 35.9秒
札幌芝2000m 25.4% 4.4% 35.8秒
福島芝2000m 21.8% 4.2% 35.5秒
新潟芝2000m 15.6% 12.7% 34.9秒

4角10番手以下の複勝率4.2%は、この4コースで最も低い数字です。

4角先頭の勝率21.8%のほうは小倉や札幌に届かないので、前が止まらないコースというよりは、後ろが届かないコースという並びになります。

勝ち馬の平均上り3Fは35.5秒で、直線の短さもあって速い上がりが出る舞台ではありません。

それでも上がりの遅い馬が押し切れるかというとそうではない、というのが次章からの話になります。

福島芝2000mの枠順傾向|3〜4枠が勝率9.5%

集計期間:2023.11.5〜2026.7.19/福島芝2000m・枠帯別
着別度数 勝率 複勝率 単勝回収率 複勝回収率
1〜2枠 16-22-16-222/276 5.8% 19.6% 41% 64%
3〜4枠 29-17-25-233/304 9.5% 23.4% 182% 102%
5〜6枠 24-21-21-252/318 7.5% 20.8% 63% 77%
7〜8枠 19-26-25-266/336 5.7% 20.8% 36% 67%

勝率・複勝率とも3〜4枠が最上位で、勝ち星も29勝と最多です。

単勝回収率182%のほうは最高配当の1本を除くと68%まで下がるので、こちらは差し引いて見てください。

目を引くのは1〜2枠で、勝率5.8%・単勝回収率41%と最内寄りが伸びていません。

JRAで最も小さい周回はコーナーがきつく、内で包まれると立て直す区間が残らないという事情がありそうです。

そのうえ小回り=内枠有利というイメージは人気に織り込まれやすいので、回収率まで落ちる形になっています。

外を回すロスも当然あって7〜8枠は単勝回収率36%なので、いちばん割を食いにくいのが真ん中の枠、という並びです。

福島芝2000mの脚質と上がり|4角10番手以下は403走4勝

集計期間:2023.11.5〜2026.7.19/福島芝2000m・4コーナー通過順別
4角の位置 着別度数 勝率 複勝率 単勝回収率 複勝回収率
4角1番手(逃げ) 19-8-11-49/87 21.8% 43.7% 198% 141%
4角2〜4番手 33-43-35-205/316 10.4% 35.1% 61% 120%
4角5〜9番手 32-26-37-333/428 7.5% 22.2% 48% 65%
4角10番手以下 4-9-4-386/403 1.0% 4.2% 103% 44%

4角で先頭にいた馬は勝率21.8%・単勝回収率198%で、最高配当の1本を除いても119%残ります。

19勝が18頭に散っているので、特定の1頭が作った数字でもありません。

勝った馬の人気は中央値で2番人気なので、伏兵の一発というより、人気馬が前々で押し切る形が多いという読み方になります。

いっぽう4角10番手以下は403走4勝・複勝率4.2%です。

単勝回収率103%は最高配当の1本を除くと17%まで落ちるので、ここは配当妙味の話ではないと見ています。

スパイラルカーブで下りながら加速する形なので、前が一列で加速してしまうと後ろは差を詰める場所がありません。

集計期間:2023.11.5〜2026.7.19/福島芝2000m・メンバー内の上がり3F順位別
上がり順位 着別度数 勝率 複勝率 単勝回収率 複勝回収率
上がり1位 35-18-11-33/97 36.1% 66.0% 262% 206%
上がり2〜3位 33-40-33-137/243 13.6% 43.6% 220% 189%
上がり4〜5位 17-21-27-181/246 6.9% 26.4% 71% 80%
上がり6位以下 3-7-16-622/648 0.5% 4.0% 4% 15%

上がり6位以下は648走3勝で、位置を取っただけの馬はほとんど残っていません。

4角10番手以下が4勝、上がり6位以下が3勝という並びなので、位置を取ったうえで上位の上がりも使うという二重の注文がつくコースです。

ここが福島芝2000mのタフさの実感に近い部分で、前で受けるにしても脚を余さず使い切れる馬でないと形になりません。

福島芝2000mで買える種牡馬|キズナが10勝

集計期間:2023.11.5〜2026.7.19/福島芝2000m・勝ち鞍上位5頭
種牡馬 着別度数 勝率 複勝率 単勝回収率 複勝回収率
父:キズナ 10-3-6-29/48 20.8% 39.6% 110% 97%
父:ドゥラメンテ 5-4-2-23/34 14.7% 32.4% 57% 69%
父:スクリーンヒーロー 5-0-1-16/22 22.7% 27.3% 96% 49%
父:ゴールドシップ 5-11-6-72/94 5.3% 23.4% 42% 61%
父:シルバーステート 4-2-4-29/39 10.3% 25.6% 45% 58%

勝ち星のトップはキズナの10勝で、48走して勝率20.8%・複勝率39.6%という高打率です。

単勝回収率110%は最高配当の1本を除いても86%で、10勝が9頭に散っている再現性のある数字になります。

母数が48走とまだ少ない点だけ差し引きつつ、この舞台ではまず押さえておきたい血統かなと。

ドゥラメンテは34走5勝で複勝率32.4%と手堅く、単勝回収率57%のとおり人気を集めやすいタイプです。

スクリーンヒーローは22走5勝と勝率22.7%が目を引きますが、2〜3着が1回だけで複勝率は27.3%にとどまります。

出走数がいちばん多いのはゴールドシップの94走で、タフな舞台に向かうという判断で数が集まっている形です。

ただ複勝率23.4%は全体の21.2%と大差なく、勝率5.3%と勝ち切るところまでは届いていません。

シルバーステートも39走4勝で、複勝やワイド、3連系の軸として置くほうが形になります。

福島芝2000mの母父はキングカメハメハが11勝

集計期間:2023.11.5〜2026.7.19/福島芝2000m・母父の勝ち鞍上位5頭
母父 着別度数 勝率 複勝率 単勝回収率 複勝回収率
母父:キングカメハメハ 11-5-4-42/62 17.7% 32.3% 101% 71%
母父:ディープインパクト 6-9-5-67/87 6.9% 23.0% 24% 77%
母父:ルーラーシップ 5-2-2-18/27 18.5% 33.3% 63% 191%
母父:ハーツクライ 5-0-4-41/50 10.0% 18.0% 241% 83%
母父:ハービンジャー 4-5-4-7/20 20.0% 65.0% 168% 140%

母父キングカメハメハが11勝でトップ、勝率17.7%は全体の7.1%を大きく上回ります。

単勝回収率101%も最高配当の1本を除いて83%と落ち幅が小さく、11勝が10頭に散っています。

パワーとスピードの両方が伝わる母系なので、コーナーで置かれずに立ち回れるのかなと。

母父ディープインパクトは87走6勝・単勝回収率24%で、この舞台では末脚の質が数字につながっていません。

母父ハーツクライの単勝回収率241%は最高配当の1本を除くと103%になりますが、50走で2〜3着が4回だけという偏りがあります。

母父ハービンジャーの複勝率65.0%は20走という母数なので、傾向として見ておく程度にとどめます。

福島芝2000mの前走距離|前走1600m以下は142走3勝

集計期間:2023.11.5〜2026.7.19/福島芝2000m・前走の距離別
前走の距離 着別度数 勝率 複勝率 単勝回収率 複勝回収率
前走1600m以下 3-6-4-129/142 2.1% 9.2% 58% 88%
前走1700〜1800m 18-21-20-245/304 5.9% 19.4% 146% 90%
前走2000m 36-34-43-353/466 7.7% 24.2% 45% 61%
前走2200m以上 17-14-11-109/151 11.3% 27.8% 65% 73%

前走の距離を4つに割ると、きれいに右肩上がりの並びになります。

いちばん厳しいのが前走1600m以下からの延長で、142走3勝・複勝率9.2%です。

前走1700〜1800mの単勝回収率146%は最高配当の1本を除くと32%まで落ちるので、ここは配当の話として持ち出せません。

逆に前走2200m以上からの短縮組は勝率11.3%・複勝率27.8%で、全体の7.1%・21.2%をはっきり上回ります。

集計期間:2023.9〜2026.7/JRAの芝2000m(50レース以上の9コース)・前走1600m以下の成績
コース 前走1600m以下の勝率 前走1600m以下の複勝率
福島芝2000m 2.1% 9.2%
小倉芝2000m 4.0% 11.9%
中山芝2000m 4.7% 13.0%
阪神芝2000m 6.1% 13.1%
東京芝2000m 4.6% 14.5%
中京芝2000m 4.0% 15.3%
新潟芝2000m 5.1% 16.5%
京都芝2000m 7.9% 17.3%
札幌芝2000m 6.1% 24.5%

同じ芝2000mでも、マイル以下から延長してきた組の複勝率9.2%は9コースで最も低い数字です。

福島芝2000mで求められるタフさは、坂を上るパワーではなく長い距離を走ってきた下地のほうだと考えています。

序盤に約505mの直線区間があってポジション争いが長引き、そのあとは息を入れる区間の乏しい細かなアップダウンが続きます。

マイルのスピードを持ち込んでも、ラスト600mの勝負どころまで脚が持たないという形かなと。

集計期間:2023.11.5〜2026.7.19/福島芝2000m・前走2200m以上×4角の位置
条件 着別度数 勝率 複勝率 単勝回収率 複勝回収率
前走2200m以上×4角4番手以内 11-7-6-27/51 21.6% 47.1% 113% 123%

長い距離を使ってきた馬が、そのまま4角4番手以内で回ってきたときの数字がこちらです。

勝率21.6%・複勝率47.1%と一段跳ね上がり、単勝回収率113%も最高配当の1本を除いて93%を保ちます。

ただし51走という母数なので、現時点では確度の高い傾向という位置づけにとどめておきます。

サンプルがさらに集まり次第、更新の際に触れていきたいと思います。

福島芝2000mの前走の舞台|前走ダートは120走2勝

集計期間:2023.11.5〜2026.7.19/福島芝2000m・前走の競馬場別(30走以上)
前走の場 着別度数 勝率 複勝率 単勝回収率 複勝回収率
東京 21-18-18-209/266 7.9% 21.4% 172% 99%
中山 17-7-13-161/198 8.6% 18.7% 82% 57%
新潟 9-13-9-107/138 6.5% 22.5% 37% 69%
小倉 6-11-7-82/106 5.7% 22.6% 32% 74%
福島 8-8-9-82/107 7.5% 23.4% 58% 54%
中京 4-8-8-78/98 4.1% 20.4% 36% 97%
京都 4-1-6-49/60 6.7% 18.3% 21% 48%
阪神 3-5-2-38/48 6.2% 20.8% 20% 84%

前走が東京・中山だった関東からの転戦組が、走数でも勝ち星でも中心になります。

前走東京の単勝回収率172%は最高配当の1本を除くと41%なので、こちらは配当の根拠にはなりません。

関西の京都・阪神からの遠征は合わせて108走7勝で、単勝回収率も20%台にとどまります。

集計期間:2023.11.5〜2026.7.19/福島芝2000m・前走の芝ダート別
前走 着別度数 勝率 複勝率 単勝回収率 複勝回収率
前走芝 73-71-74-730/948 7.7% 23.0% 87% 79%
前走ダート 2-5-4-109/120 1.7% 9.2% 17% 62%

前走ダートからの芝替わりは120走2勝・複勝率9.2%です。

小回りでパワーが要りそうという連想はしやすいのですが、数字はついてきていません。

集計期間:2023.11.5〜2026.7.19/福島芝2000m・前走4コーナー通過順別
前走の位置 着別度数 勝率 複勝率 単勝回収率 複勝回収率
前走4角1番手 7-4-5-72/88 8.0% 18.2% 34% 43%
前走4角2〜4番手 17-18-24-226/285 6.0% 20.7% 31% 56%
前走4角5〜9番手 31-40-33-270/374 8.3% 27.8% 48% 87%
前走4角10番手以下 20-14-15-269/318 6.3% 15.4% 173% 95%

前走の4コーナー通過順は、出馬表の段階で確認できる材料です。

複勝率がいちばん高いのは前走4角5〜9番手の27.8%で、前走で中団にいた馬が最も安定しています。

前走4角1〜4番手だった馬は単勝回収率が30%台まで落ちるので、前で運んだ実績がそのまま人気になっている形かなと。

前走4角10番手以下の単勝回収率173%は最高配当の1本を除くと64%なので、こちらも過信はできません。

集計期間:2023.11.5〜2026.7.19/福島芝2000m・レース間隔別
間隔 着別度数 勝率 複勝率 単勝回収率 複勝回収率
連闘〜中2週 21-25-18-145/209 10.0% 30.6% 75% 102%
中3〜5週 17-17-24-171/229 7.4% 25.3% 29% 65%
中6週〜3か月 26-25-26-351/428 6.1% 18.0% 114% 76%
3か月超 11-9-10-175/205 5.4% 14.6% 67% 68%

間隔は詰まっているほうがよく、連闘〜中2週が勝率10.0%・複勝率30.6%で最上位です。

福島は春・夏・秋の開催が集中しているので、開催中に使い込んで臨戦態勢が整っている馬が走りやすいのかなと。

3か月超の休み明けは勝率5.4%・複勝率14.6%と落ちるので、ここは一度使ってからのほうが確かです。

福島芝2000mの性別|牝馬は混合戦で単勝回収率41%

集計期間:2023.11.5〜2026.7.19/福島芝2000m・性別
性別 着別度数 勝率 複勝率 単勝回収率 複勝回収率
牡馬(セン馬含む) 51-54-54-560/719 7.1% 22.1% 95% 86%
牝馬 37-32-33-413/515 7.2% 19.8% 59% 66%

勝率はほぼ互角で、牝馬でも勝ち切るところまでは十分に来ています。

差が出るのは複勝率と回収率のほうで、牝馬は19.8%・単勝回収率59%と一段落ちます。

集計期間:2023.11.5〜2026.7.19/福島芝2000m・牝馬の限定戦・混合戦別
条件 着別度数 勝率 複勝率 単勝回収率 複勝回収率
牝馬×牝馬限定戦 18-16-17-201/252 7.1% 20.2% 78% 89%
牝馬×混合戦 19-16-16-212/263 7.2% 19.4% 41% 44%

牝馬限定戦と混合戦で勝率はほとんど変わりません。

ただ混合戦になると単勝回収率41%・複勝回収率44%まで落ちるので、牡馬相手のときは人気ぶんの上積みを求めにくいという傾向が見られます。

※牝馬限定戦は「出走馬が全て牝馬のレース」で集計しています。

福島芝2000mの年齢別成績|5歳以上は勝率4.8%

集計期間:2023.11.5〜2026.7.19/福島芝2000m・年齢別
年齢 着別度数 勝率 複勝率 単勝回収率 複勝回収率
2歳 12-12-12-129/165 7.3% 21.8% 36% 79%
3歳 44-41-42-485/612 7.2% 20.8% 116% 84%
4歳 20-20-19-147/206 9.7% 28.6% 53% 78%
5歳 7-8-7-110/132 5.3% 16.7% 48% 66%
6歳 4-3-5-60/72 5.6% 16.7% 41% 57%
7歳以上 1-2-2-42/47 2.1% 10.6% 27% 55%

勝率・複勝率とも4歳の9.7%・28.6%が最上位です。

3歳の単勝回収率116%は最高配当の1本を除くと60%になるので、ここは太字の数字をそのまま受け取らないでください。

5歳以上でまとめると勝率4.8%・複勝率15.5%まで落ち、7歳以上は47走1勝です。

力のある馬は4歳までに上のクラスへ抜けていくぶん、条件級に長く残っている馬の評価は慎重にしたいところです。

福島芝2000mのクラス別・馬場状態別平均勝ちタイム

集計期間:2023.11.5〜2026.7.19/福島芝2000m・クラス別の平均勝ちタイム
クラス 平均勝ちタイム レース数
新馬 2:04.1 9
未勝利 2:01.1 30
1勝クラス 2:00.3 32
2勝クラス 2:00.4 5
3勝クラス 1:58.9 3
オープン 1:59.4 9

新馬の2:04.1からオープンの1:59.4まで、クラスで5秒近い開きがあります。

オープンの9レースには、夏の七夕賞と秋の福島記念という2つのハンデ重賞が含まれます。

2勝クラス以上は母数が1桁のクラスもあるので、数字は目安として見てください。

集計期間:2023.11.5〜2026.7.19/福島芝2000m・馬場状態別
馬場 着別度数 勝率 複勝率 単勝回収率 複勝回収率
84-82-83-923/1172 7.2% 21.2% 83% 78%
稍重 3-3-3-39/48 6.2% 18.8% 27% 69%
1-1-1-11/14 7.1% 21.4% 19% 42%
不良 0-0-0-0/0 0.0% 0.0% 0% 0%

集計期間はほとんどが良馬場で、稍重が3レース、重が1レース、不良の開催はありませんでした。

平均勝ちタイムは良の2:00.8に対して稍重が2:00.7、重が2:03.1です。

芝は渋るほど時計がかかって力の要る馬場になりますが、稍重・重ともレース数が少ないので、現時点で傾向を断じることはできません。

福島芝2000mの騎手成績|戸崎圭太騎手が11勝

集計期間:2023.11.5〜2026.7.19/福島芝2000m・勝ち鞍上位5名
騎手 着別度数 勝率 複勝率 単勝回収率 複勝回収率
戸崎圭太 11-5-8-11/35 31.4% 68.6% 115% 100%
荻野極 8-3-3-30/44 18.2% 31.8% 163% 88%
菅原明良 4-0-2-14/20 20.0% 30.0% 129% 93%
丸山元気 3-5-6-30/44 6.8% 31.8% 55% 86%
津村明秀 3-3-2-19/27 11.1% 29.6% 41% 51%

勝ち星のトップは戸崎圭太騎手の11勝で、35走して複勝率68.6%という安定感です。

単勝回収率115%は最高配当の1本を除いても102%残り、勝った11回が11頭に散っています。

人気馬を任される機会が多い立場で回収率まで残っているのは、素直に評価してよい数字かなと。

荻野極騎手の単勝回収率163%は最高配当の1本を除くと49%まで下がるので、こちらは中身が違います。

菅原明良騎手は20走という母数なので、参考程度にとどめてください。

福島芝2000mの人気別信頼度|1番人気は勝率27.6%

集計期間:2023.11.5〜2026.7.19/福島芝2000m・人気別
人気 着別度数 勝率 複勝率 単勝回収率 複勝回収率
1番人気 24-9-19-35/87 27.6% 59.8% 59% 79%
2〜3番人気 36-18-19-101/174 20.7% 42.0% 102% 79%
4〜6番人気 20-40-23-178/261 7.7% 31.8% 84% 93%
7〜9番人気 5-9-18-224/256 2.0% 12.5% 27% 56%
10番人気以下 3-10-8-435/456 0.7% 4.6% 103% 80%

1番人気は勝率27.6%・複勝率59.8%で、単勝回収率59%のとおり買い続けて増える人気帯ではありません。

いちばん収まりがよいのは2〜3番人気で、単勝回収率102%は最高配当の1本を除いても98%を保ちます。

勝ち星も36勝と最多で、34頭に散っている数字です。

4〜6番人気も複勝率31.8%・複勝回収率93%と粘るので、狙いを広げるならこの帯までかなと。

10番人気以下の単勝回収率103%は最高配当の1本を除くと27%になるので、伏兵を探す範囲は9番人気までで足ります。

福島芝2000mの消し条件

福島芝2000mで評価を下げたい条件

  • 前走1600m以下からの延長は142走3勝・複勝率9.2%
  • 前走ダートは120走2勝・複勝率9.2%
  • 4角10番手以下は403走4勝、上がり6位以下は648走3勝
  • 5歳以上は勝率4.8%・複勝率15.5%
  • 1〜2枠は勝率5.8%・単勝回収率41%
  • 7〜9番人気は勝率2.0%・複勝率12.5%

いちばん効くのは前走の距離で、マイル以下からいきなり2000mというローテは形になっていません。

前走ダートからの芝替わりも、小回りでパワーが要りそうという連想ほどには数字が出ていません。

いずれも単独で消すためのものではなく、人気や枠と重ねて評価を一段下げるための材料という位置づけです。

まとめ:福島芝2000mは長い距離を使ってきた先行馬から入る

福島芝2000mのポイント

  • 前走2200m以上からの短縮が勝率11.3%・複勝率27.8%で全体を上回る
  • 前走1600m以下からの延長は142走3勝・複勝率9.2%で芝2000mの9コース最下位
  • 位置は4角4番手以内が中心で、4角10番手以下は403走4勝
  • 種牡馬はキズナ(10勝・勝率20.8%)、母父はキングカメハメハが11勝
  • 前走ダート・5歳以上・1〜2枠・7〜9番人気は割引

福島芝2000mは、JRAで最も小さい1周1,600mを回りながら、序盤に約505mの直線区間で脚を使わされるコースです。

直線に急坂は無く高低差も1.9mですが、息を入れる区間が乏しいぶん、走破時計以上に消耗する舞台になっています。

そこで問われるタフさの正体は、坂を上るパワーではなく長い距離をこなしてきた下地のほうでした。

前走2200m以上から短縮してきた馬を上に取り、そこに4角4番手以内で立ち回れるかを重ねると、検討する馬はかなり絞れます。

あとはマイル以下からの延長・前走ダート・5歳以上の割引を引き算すれば、買い目の形はおおむね出来上がります。

同じ福島の芝でも芝1200m芝1800m芝2600mとは求められるものが変わります。

福島だけで施行されているダート1150mや、ダート1700mもあわせて確認してみてください。

データが積み上がって傾向に変化があれば、更新の際に触れていきたいと思います。

予想の際にはぜひ、本記事のデータを参考にしてみてください。

出典:TARGET frontier JV(集計期間 2023.11.5〜2026.7.19、福島芝2000m・JRA平地)

Tokuma

競馬とは物心ついた頃からの縁があり、 今は血統と展開読みに魅せられた人 有益な情報を鋭意発信していきます!