結論:福島芝2600mは「人気馬を鵜呑みにしない」ところから入る
| 項目 | 数値 |
|---|---|
| 1周(芝・Aコース) | 1,600m(JRAで最も小さい) |
| 直線 | 292.0m |
| コース全体の高低差 | 1.9m |
| 直線の坂 | なし(直線は平坦。起伏はコース全体の細かいアップダウン) |
| スタート | 向正面の上り途中/最初の3コーナーまで約212m |
| 回るコーナーの数 | 6つ(コースを1周半) |
| 平均頭数 | 14.3頭 |
| 平均勝ちタイム | 2:41.1 |
| 勝ち馬の平均上り3F | 35.8秒 |
| 4角先頭の勝率 | 31.6% |
福島芝2600mは、向正面の上り途中からスタートしてコースを1周半する右回りのコースです。
最初の3コーナーまでは約212mしかなく、しかも上り坂の途中なので、テンから極端に速くはなりません。
芝コースの1周1,600mはJRAで最も小さく、そこを1周半するのでコーナーは6つを数えます。
高低差は1.9mで、大きな山がひとつあるというより、コース全体に細かいアップダウンが続く作りです。
3〜4コーナーはスパイラルカーブで、この途中から下りに入ります。
最後の直線292.0mは平坦で、上り坂で脚が上がるという場面がありません。
細かい起伏をこなしながらコーナーを6つ回り、平坦の短い直線で決着するのがこのコースの骨格になります。
同じ小回りの小倉芝2600mとよく比べられますが、あちらは高低差3.0mで起伏の場所がはっきりしています。
福島は上り下りが細かく刻まれるぶん、どこで息を入れるかの判断が難しくなる印象があります。
※福島は直線がダート295.7m・芝292.0mとダートのほうが長い珍しい作りで、芝の直線は競馬場全体の印象より短めです。
| 条件 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 全体 | 39-37-38-409/523 | 7.5% | 14.5% | 21.8% | 83% | 79% |
| コース | 4角先頭の勝率 | 4角10番手以下の複勝率 |
|---|---|---|
| 函館芝2600m | 42.1% | 5.7% |
| 小倉芝2600m | 32.3% | 3.6% |
| 福島芝2600m | 31.6% | 3.0% |
| 札幌芝2600m | 24.1% | 0.0% |
4角で先頭に立った馬の勝率31.6%は、4場のなかでは真ん中あたりの水準です。
前が止まらないコースとして名前が挙がりやすい条件ですが、数字の上では小倉とほぼ同じかなと。
いっぽう4角10番手以下の複勝率は、4場のどこも一桁にとどまります。
コーナーを6つ回る小さなコースでは、後ろから押し上げようにも進路が空かないケースが多いのだと考察できます。
※阪神芝2600mは集計期間に7レースしかないため、比較から外しています。
| 枠 | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1〜2枠 | 9-10-12-82/113 | 8.0% | 27.4% | 130% | 94% |
| 3〜4枠 | 7-8-10-100/125 | 5.6% | 20.0% | 43% | 71% |
| 5〜6枠 | 12-9-4-116/141 | 8.5% | 17.7% | 110% | 55% |
| 7〜8枠 | 11-10-12-111/144 | 7.6% | 22.9% | 56% | 98% |
複勝率のトップは1〜2枠の27.4%で、3着内をいちばん拾えているのは内の枠です。
ただし単勝回収率130%は最高配当の1本を除くと63%まで下がるので、単勝で買える形とまでは言えません。
5〜6枠の110%も同じく1本依存が強く、除くと70%になります。
枠だけで配当を取りにいく条件は、この38レースからは見つかりませんでした。
いっぽうで3〜4枠は勝率5.6%・単勝回収率43%と、4区分のなかでは物足りない数字です。
最初のコーナーまで約212mと短いので、内の馬がすんなり入れると中の枠が押し出されやすいのかなと。
内枠を引いた馬は複勝やワイド、3連系の軸として一段上に見たいところです。
| 4角の位置 | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 4角1番手(逃げ) | 12-6-6-14/38 | 31.6% | 63.2% | 199% | 153% |
| 4角2〜4番手 | 19-18-15-88/140 | 13.6% | 37.1% | 116% | 97% |
| 4角5〜9番手 | 8-9-16-145/178 | 4.5% | 18.5% | 111% | 88% |
| 4角10番手以下 | 0-4-1-162/167 | 0.0% | 3.0% | 0% | 39% |
4角で先頭にいた馬は38走12勝で、勝率31.6%・複勝率63.2%です。
勝った12頭のうち1番人気は5頭だけで、残る7頭は3番人気以下でした。
単勝回収率199%は最高配当の1本を除いても172%が残り、1本の大穴に支えられた形ではありません。
勝ち星がいちばん多いのは4角2〜4番手の19勝で、この帯が現実的な中心になります。
対照的に4角10番手以下は167走0勝・複勝率3.0%で、後ろからの一発はこの3年で出ていません。
どの馬が前に行くかを先に考えるだけで、検討する馬はかなり絞れる形です。
| 上がり順位 | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 上がり1位 | 14-9-7-16/46 | 30.4% | 65.2% | 225% | 310% |
| 上がり2〜3位 | 19-19-12-54/104 | 18.3% | 48.1% | 270% | 161% |
| 上がり4〜5位 | 6-8-14-88/116 | 5.2% | 24.1% | 45% | 76% |
| 上がり6位以下 | 0-1-5-251/257 | 0.0% | 2.3% | 0% | 6% |
勝ち馬の平均上り3Fは35.8秒で、瞬発力勝負というより持続力を問われる数字です。
上がり3位以内の勝ち星は33勝を数え、39勝のうちの大半がここに集まっています。
反対に上がり6位以下は257走0勝・複勝率2.3%まで落ちます。
細かい起伏で息を入れきれなかった馬は、平坦の直線でも押し返せないのかなと。
前めの位置と、上位の上がりを両立できるかがこのコースの分かれ目になります。
| 種牡馬 | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 父:サトノダイヤモンド | 4-1-0-17/22 | 18.2% | 22.7% | 168% | 65% |
| 父:ゴールドシップ | 4-5-2-47/58 | 6.9% | 19.0% | 43% | 61% |
| 父:オルフェーヴル | 3-0-3-15/21 | 14.3% | 28.6% | 110% | 124% |
| 父:トーセンラー | 2-1-0-2/5 | 40.0% | 60.0% | 1622% | 548% |
| 父:ハービンジャー | 2-3-2-17/24 | 8.3% | 29.2% | 33% | 63% |
勝ち星のトップはサトノダイヤモンド産駒の買い方で扱っている同産駒の4勝です。
22走で勝率18.2%は目を引きますが、複勝率22.7%なので勝つか負けるかがはっきり出るタイプかなと。
出走数がいちばん多いのはゴールドシップ産駒の買い方の同産駒で、58走4勝という水準です。
長丁場に強いイメージが先に立つぶん、単勝回収率43%と評価が追いつかれている形になります。
オルフェーヴル産駒の買い方の同産駒は21走3勝で、単複とも回収率100%超を確保しています。
父トーセンラーの単勝回収率1622%は5走のうち1本の大きい配当で作られた数字なので、傾向としては読めません。
父ハービンジャーは複勝率29.2%と3着内には食い込んでいますが、勝ち切るところまでは届いていない印象です。
※3年で38レースしかない条件なので、種牡馬別の数字は今後の更新で入れ替わる可能性があります。
| 母父 | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 母父:シンボリクリスエス | 4-0-1-15/20 | 20.0% | 25.0% | 294% | 98% |
| 母父:ハービンジャー | 2-2-0-6/10 | 20.0% | 40.0% | 1333% | 390% |
| 母父:クロフネ | 2-1-1-9/13 | 15.4% | 30.8% | 79% | 63% |
| 母父:ディープインパクト | 2-4-6-30/42 | 4.8% | 28.6% | 15% | 84% |
| 母父:コンデュイット | 2-0-0-6/8 | 25.0% | 25.0% | 205% | 71% |
母父シンボリクリスエスが20走4勝で、勝率20.0%と数字を残しています。
タフな馬場や消耗戦で持ち味が出る血脈なので、細かい起伏の続く長丁場と噛み合っているのだと考察できます。
出走がいちばん多いのは母父ディープインパクトの42走で、複勝率28.6%に対して単勝回収率15%です。
切れ味の裏づけになる母父ですが、平坦の短い直線では末脚を活かしきれていない形かなと。
母父ハービンジャー・母父クロフネ・母父コンデュイットは10走前後なので、傾向として眺めるにとどめてください。
| 前走の場 | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 前走東京 | 6-5-8-83/102 | 5.9% | 18.6% | 25% | 111% |
| 前走中山 | 6-6-3-74/89 | 6.7% | 16.9% | 127% | 50% |
| 前走福島 | 4-6-5-56/71 | 5.6% | 21.1% | 186% | 108% |
| 前走小倉 | 4-6-6-42/58 | 6.9% | 27.6% | 24% | 60% |
| 前走新潟 | 5-3-5-40/53 | 9.4% | 24.5% | 46% | 54% |
| 前走札幌 | 3-4-1-33/41 | 7.3% | 19.5% | 47% | 61% |
| 前走中京 | 3-2-4-23/32 | 9.4% | 28.1% | 140% | 98% |
| 前走京都 | 4-1-2-23/30 | 13.3% | 23.3% | 99% | 110% |
勝率のトップは前走京都の13.3%ですが、30走しかないので傾向として眺める程度がちょうどよいかなと。
前走福島の単勝回収率186%は、最高配当の1本の比重が大きいので鵜呑みにはできません。
出走がいちばん多いのは前走東京の102走で、勝率5.9%・単勝回収率25%と数字が奮いません。
広いコースで大きく負けてきた馬がそのまま人気を保ちやすい、という並びなのかなと。
| 前走 | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 前走芝 | 38-34-34-347/453 | 8.4% | 23.4% | 95% | 73% |
| 前走ダート | 1-2-3-50/56 | 1.8% | 10.7% | 13% | 141% |
前走ダートは56走1勝で、勝率1.8%・単勝回収率13%にとどまります。
芝替わりで一変という筋書きは、この条件では出ていません。
| 距離 | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 距離短縮 | 0-0-0-5/5 | 0.0% | 0.0% | 0% | 0% |
| 同距離 | 9-12-8-94/123 | 7.3% | 23.6% | 70% | 69% |
| 距離延長 | 30-24-29-302/385 | 7.8% | 21.6% | 91% | 84% |
この距離より長い舞台がJRAには限られるため、距離短縮での臨戦は5走しかありません。
同距離組と距離延長組はほとんど差がなく、2600mの経験そのものはアドバンテージになっていない形です。
むしろ延長組のほうが単勝回収率91%とわずかに上回ります。
| 前走の位置 | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 前走4角1番手 | 3-3-4-27/37 | 8.1% | 27.0% | 60% | 61% |
| 前走4角2〜4番手 | 6-10-10-91/117 | 5.1% | 22.2% | 28% | 49% |
| 前走4角5〜9番手 | 19-14-13-155/201 | 9.5% | 22.9% | 54% | 62% |
| 前走4角10番手以下 | 11-9-10-127/157 | 7.0% | 19.1% | 174% | 132% |
前走の4コーナー通過順は、出馬表の段階で確認できる数少ない位置取りの手がかりです。
勝率がいちばん高いのは前走4角5〜9番手の9.5%で、中団から運べていた馬がここでも通用しています。
目を引くのは前走4角10番手以下で、勝率7.0%と平凡なのに単勝回収率174%・複勝回収率132%が出ています。
最高配当の1本を除いても126%が残るので、1本の大穴で作られた数字ではありません。
勝った11頭のうち7頭が7番人気以下で、この帯は勝率ではなく配当で拾う穴馬の台頭条件という形です。
後ろから運んでいた馬は次走で人気を落としますが、位置を取り直せた瞬間に一変するのだと考察できます。
| 間隔 | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 連闘〜中2週 | 11-9-10-90/120 | 9.2% | 25.0% | 94% | 68% |
| 中3〜5週 | 8-5-11-89/113 | 7.1% | 21.2% | 60% | 49% |
| 中6週〜3か月 | 19-20-13-158/210 | 9.0% | 24.8% | 120% | 118% |
| 3か月超 | 1-2-3-64/70 | 1.4% | 8.6% | 4% | 35% |
中3週までと中6週〜3か月は、いずれも勝率9%台でほとんど差がありません。
はっきり落ちるのは3か月超の休み明けで、70走1勝・複勝率8.6%です。
長丁場でひと息入れた馬が、いきなり2600mで動けるケースは少ないという形になります。
| 性別 | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 牡馬(セン馬含む) | 31-32-26-288/377 | 8.2% | 23.6% | 85% | 83% |
| 牝馬 | 8-5-12-121/146 | 5.5% | 17.1% | 80% | 70% |
牝馬は146走8勝で、勝率5.5%・複勝率17.1%です。
牡馬(セン馬含む)の勝率8.2%・複勝率23.6%と比べると一枚落ちますが、単勝回収率は80%と85%でほぼ並びます。
好走率の差はオッズにきちんと織り込まれているので、牝馬というだけで大きく割り引く必要はなさそうです。
牡馬中心で組み立てつつ、人気を落としている牝馬まで一律に外すことはしない、という距離感かなと。
| 年齢 | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 3歳 | 23-17-16-184/240 | 9.6% | 23.3% | 132% | 103% |
| 4歳 | 13-11-12-101/137 | 9.5% | 26.3% | 73% | 74% |
| 5歳 | 3-6-6-85/100 | 3.0% | 15.0% | 20% | 38% |
| 6歳 | 0-3-4-29/36 | 0.0% | 19.4% | 0% | 79% |
| 7歳以上 | 0-0-0-10/10 | 0.0% | 0.0% | 0% | 0% |
勝ち星の中心は3歳の23勝で、勝率9.6%・単勝回収率132%と回収率も伴っています。
最高配当の1本を除いても100%が残るので、配当面でも一応の裏づけはあります。
4歳は勝率9.5%とほぼ同水準で、複勝率26.3%はこちらのほうが上です。
いっぽう5歳以上を合わせると146走3勝・複勝率15.1%まで落ちます。
コーナー6つを器用に立ち回る条件なので、体の張りが残っているうちに結果が出る傾向が見られます。
| クラス | 平均勝ちタイム | レース数 |
|---|---|---|
| 未勝利 | 2:41.1 | 9 |
| 1勝クラス | 2:41.2 | 21 |
| 2勝クラス | 2:40.8 | 9 |
集計期間に組まれたのは未勝利・1勝クラス・2勝クラスの3区分だけです。
未勝利の2:41.1から2勝クラスの2:40.8まで、クラスによる差はほとんどありません。
2600mという距離をこなすこと自体が主題になるので、力量差がタイムに出にくいのかなと。
| クラス | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 未勝利 | 9-7-8-102/126 | 7.1% | 19.0% | 115% | 133% |
| 1勝クラス | 21-21-21-203/266 | 7.9% | 23.7% | 80% | 65% |
| 2勝クラス | 9-9-9-104/131 | 6.9% | 20.6% | 61% | 57% |
| 馬場 | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 良 | 36-34-35-372/477 | 7.5% | 22.0% | 81% | 80% |
| 稍重 | 2-2-2-24/30 | 6.7% | 20.0% | 132% | 76% |
| 重 | 1-1-1-13/16 | 6.2% | 18.8% | 66% | 56% |
平均勝ちタイムは良の2:40.9に対して、稍重は2:41.6です。
集計期間の38レースは36レースまでが良馬場なので、道悪の傾向は参考程度にとどめてください。
| 騎手 | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 丹内祐次 | 5-5-2-9/21 | 23.8% | 57.1% | 76% | 105% |
| 津村明秀 | 3-0-0-3/6 | 50.0% | 50.0% | 135% | 67% |
| 荻野極 | 3-1-2-15/21 | 14.3% | 28.6% | 119% | 67% |
| 吉田豊 | 2-0-0-1/3 | 66.7% | 66.7% | 1173% | 323% |
| 斎藤新 | 2-2-1-5/10 | 20.0% | 50.0% | 145% | 111% |
勝ち星のトップは丹内祐次騎手の5勝で、21走して複勝率57.1%です。
福島を得意にしている騎手なので、細かい起伏とコーナー6つの立ち回りが体に入っているのだと考察できます。
吉田豊騎手の単勝回収率1173%は3走のうち1本の大きい配当がほぼすべてを作っています。
再現性という意味では、荻野極騎手の21走3勝・単勝回収率119%のほうが素直に読める数字かなと。
※騎手名はデータの表記に合わせています。
| 人気 | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1番人気 | 10-3-7-18/38 | 26.3% | 52.6% | 76% | 76% |
| 2〜3番人気 | 7-16-11-42/76 | 9.2% | 44.7% | 42% | 81% |
| 4〜6番人気 | 15-14-15-69/113 | 13.3% | 38.9% | 115% | 119% |
| 7〜9番人気 | 4-1-1-104/110 | 3.6% | 5.5% | 81% | 30% |
| 10番人気以下 | 3-3-4-176/186 | 1.6% | 5.4% | 85% | 84% |
| コース | 1番人気の勝率 | 1番人気の複勝率 | 1番人気の単勝回収率 |
|---|---|---|---|
| 福島芝2600m | 26.3% | 52.6% | 76% |
| 函館芝2000m | 25.6% | 53.8% | 55% |
| 新潟芝1400m | 23.0% | 56.8% | 51% |
| 福島芝1800m | 26.8% | 57.7% | 76% |
| 函館芝2600m | 31.6% | 57.9% | 62% |
1番人気は38走10勝で、勝率26.3%・複勝率52.6%です。
この複勝率は、ローカル5場の芝24コースを並べたなかで最も低い数字でした。
2回に1回は3着すら外すので、人気の1頭を軸に据えるのがいちばん難しい条件になります。
そのうえ2〜3番人気は76走7勝で、勝率9.2%と1番人気から大きく落ち込みます。
2着16回・3着11回と3着内には届いているので、勝ち切れないというより上位人気同士で潰し合う形かなと。
代わりに数字を残しているのが4〜6番人気で、勝率13.3%と2〜3番人気を上回ります。
単勝回収率115%・複勝回収率119%はいずれも最高配当の1本を除いても100%超を保ちます。
勝ち星も15勝と1番人気の10勝より多く、上位人気より4〜6番人気のほうが実入りがあるという並びです。
4角先頭の勝ち馬12頭のうち7頭が3番人気以下だったことを思えば、位置を取れる伏兵が押し切る形が繰り返されているのだと考察できます。
ただし7〜9番人気は複勝率5.5%、10番人気以下も5.4%なので、伏兵を探す範囲は6番人気までで足ります。
福島芝2600mで評価を下げたい条件
いちばん割り切りやすいのは位置取りで、4角10番手以下からの一発はこの3年で出ていません。
休み明けと前走ダートも、長丁場でいきなり動ける形にはなっていませんでした。
ただし38レースという母数なので、これらは切り捨てる根拠ではなく評価を一段下げる材料という位置づけです。
福島芝2600mのポイント
福島芝2600mは、向正面の上り途中から6つのコーナーを回り、平坦の短い直線で決着する長丁場です。
力量差がタイムに出にくく、上位人気同士が潰し合いやすいぶん、1番人気の信頼度がローカルの芝で最も低くなっています。
だからこそ、人気の序列より、どの馬が前で運べるかを先に決めるのがこのコースの入口になります。
そこに4〜6番人気という配当の取れる帯と、前走で後方から運んでいた巻き返し組を重ねると、買い目の形が見えてきます。
あとは4角10番手以下になりそうな馬、5歳以上、休み明け、前走ダートの割引を引き算すれば、検討する馬はかなり絞れます。
3年で38レースと薄い条件なので、データが積み上がって傾向に変化があれば更新の際に触れていきたいと思います。
同じ福島の他コースについては、芝1200m、芝1800m、芝2000m、ダート1150m、ダート1700mの各記事にまとめています。
予想の際にはぜひ、本記事のデータを参考にしてみてください。
出典:TARGET frontier JV(集計期間 2023.11.4〜2026.7.18、福島芝2600m・JRA平地)
コース諸元の出典:JRA コース紹介(福島競馬場)