サトノダイヤモンド産駒は洋芝と中山ダートで買う|特徴・距離適性・タフな馬場の強さ

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サトノダイヤモンド産駒の買い条件 サ行
結論:サトノダイヤモンド産駒は「洋芝」と「中山ダート」で買う
菊花賞・有馬記念を制した名馬の産駒は、上がりのかかるタフな条件でこそ走る体力型です。
狙い目は札幌・函館の洋芝(単勝回収率191%)中山ダート(同178%)5歳の古馬ダート1900m以上母父キングカメハメハは複勝の軸になります。逆に牝馬のダートと距離延長のダート、東京は割り引くのが基本です。
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サトノダイヤモンド産駒の成績と全体像

集計期間:2023.7.29〜2026.7.19/JRA平地
着別度数勝率連対率複勝率単勝回収率複勝回収率
148-145-148-1495/19367.6%15.1%22.8%67%75%

キタサンブラックを下した有馬記念のイメージそのままに、産駒もスタミナと底力を武器にするタイプが目立ちます。

京都新聞杯・神戸新聞杯のサトノグランツ、新潟記念のシンリョクカなど重賞勝ち馬も着実に増えてきました。

全体の数字は平均的ですが、この血統は条件がタフになるほど数字が上がるのが特徴です。

どこで買うかがはっきりしているぶん、扱いやすい種牡馬といえます。

本記事の回収率の考え方単勝回収率は、万馬券が1本混ざるだけで簡単に100%を超えます。そこで本記事では、その条件で最も高い配当を1走ぶん除いても、なお100%を超えた条件だけを「買い」としました。1本の大穴に支えられただけの条件は採用していません。

サトノダイヤモンド産駒の買い方【狙い目5選】

出馬表の段階で判定できる買い条件を5つにまとめます。

買い① 札幌・函館の洋芝

集計期間:2023.7.29〜2026.7.19
条件着別度数勝率複勝率単勝回収率複勝回収率
洋芝(札幌+函館)17-5-6-92/12014.2%23.3%191%73%
函館芝10-2-1-39/5219.2%25.0%209%75%
札幌芝7-3-5-53/6810.3%22.1%176%72%

最大の狙い目が夏の北海道です。札幌・函館の洋芝を合わせると勝率14.2%・単勝回収率191%で、最高配当を1本除いても143%を保ち、勝ち星も15頭に散っています。

時計のかかる洋芝は、切れ味より持続力で勝負するこの血統の独壇場です。

函館単独・札幌単独では走数が少なくブレも残るので、「北海道の芝に出てきたら買い」とまとめて覚えるのが実戦的です。

買い② 中山ダート

集計期間:2023.7.29〜2026.7.19
条件着別度数勝率複勝率単勝回収率複勝回収率
中山ダート15-7-10-84/11612.9%27.6%178%125%

ダートなら中山です。単勝回収率178%・複勝回収率125%と単複そろってプラスで、最高配当を1本除いても138%。勝ち星も12頭に分散した条件です。

急坂を2度越える中山のダートはパワーとスタミナの消耗戦になりやすく、この血統の持ち味がそのまま活きます。単勝・複勝どちらの軸にも使える、いちばん信頼できる買い場です。

買い③ 5歳の古馬

集計期間:2023.7.29〜2026.7.19
条件着別度数勝率複勝率単勝回収率複勝回収率
5歳14-19-16-111/1608.8%30.6%69%124%

体力型らしく、古馬になって完成する晩成の血統です。

5歳馬は複勝率30.6%・複勝回収率124%で、最高配当を1本除いても110%を保ちます。

複勝圏に入った馬も21頭に散らばっており、特定の馬に頼った数字ではありません。

世代交代のイメージで人気を落としやすい5歳の産駒こそ、複勝・ワイドの軸として妙味があります。

買い④ ダート1900m以上

集計期間:2023.7.29〜2026.7.19
条件着別度数勝率複勝率単勝回収率複勝回収率
ダート1900m以上6-13-12-69/1006.0%31.0%26%168%

ダートの長丁場は複勝の狙い目です。複勝率31.0%・複勝回収率168%(最高配当を1本除いても138%)と、3着内への信頼度と妙味が両立しています。

ただし勝ち切りは少なく、単勝回収率は26%にとどまります。

スタミナ勝負で確実に台頭するものの決め手で負ける、この血統らしい条件なので、買うなら複勝・ワイドと割り切るのが正解です。

買い⑤ 母父キングカメハメハ

集計期間:2023.7.29〜2026.7.19
条件着別度数勝率複勝率単勝回収率複勝回収率
母父キングカメハメハ24-25-23-121/19312.4%37.3%96%111%

血統欄で拾える買い条件です。

母父キングカメハメハは複勝率37.3%(産駒全体は22.8%)と抜群の安定感で、複勝回収率111%は最高配当を除いても102%を保ちます。

好走も13頭に散っており、配合の相性の良さが感じられます。

ディープインパクト系×キングカメハメハの王道ニックスがそのまま出ており、パワーの裏打ちができるぶん、この血統のスタミナが最大限に活きるようです。

サトノダイヤモンド産駒の距離適性|芝は1800m以上の中長距離

集計期間:2023.7.29〜2026.7.19/芝・距離帯別
距離帯着別度数勝率複勝率単勝回収率複勝回収率
芝1200m以下12-13-13-130/1687.1%22.6%67%66%
芝1400-1600m16-17-21-212/2666.0%20.3%65%69%
芝1600-1800m35-27-35-345/4427.9%21.9%73%68%
芝1800-2000m57-41-45-456/5999.5%23.9%71%73%
芝2200m以上23-16-14-172/22510.2%23.6%68%51%

芝は距離が延びるほど好走率が上がり、1800m以上の中長距離で勝率9.5〜10.2%に達します。父がステイヤー色の濃い名馬だっただけに、順当な傾向といえます。

短距離〜マイルは勝率6〜7%と平凡で、芝で狙うなら1600m以上が基本になります。

※芝1600〜1800mでは、前走と同じ距離に出てきた馬が単勝回収率124%(最高配当を除いても101%)と数字を上げます。ローテ面の加点材料として覚えておきたいところです。

サトノダイヤモンド産駒は重馬場で走る?|渋るほど上向く

集計期間:2023.7.29〜2026.7.19/芝・馬場状態別
馬場着別度数勝率複勝率単勝回収率複勝回収率
芝良84-70-75-773/10028.4%22.9%64%63%
芝稍重17-7-15-142/1819.4%21.5%97%67%
芝重・不良7-10-3-55/759.3%26.7%60%121%

雨は歓迎です。馬場が渋るほど連対率・複勝率が上がり、重・不良まで悪化すると複勝回収率121%に達します。

上がりのかかる消耗戦で持続力が活きる、洋芝好走と同じ理屈です。

ダートの道悪も複勝回収率110%と上向くので、「渋った馬場のサトノダイヤモンド」は覚えておいて損のない加点材料です。

サトノダイヤモンド産駒の牡牝差|牝馬のダートは大幅割引

集計期間:2023.7.29〜2026.7.19
条件着別度数勝率複勝率単勝回収率複勝回収率
牡セ×ダート30-45-46-296/4177.2%29.0%75%105%
牝馬×ダート10-13-9-229/2613.8%12.3%45%62%
牡セ×芝56-38-32-409/53510.5%23.6%59%60%
牝馬×芝52-49-61-561/7237.2%22.4%75%73%

性別で見ると、ダートは牡馬専用と言ってよい偏りがあります。

牡馬のダートは複勝率29.0%・複勝回収率105%と手堅い一方、牝馬のダートは勝率3.8%・複勝率12.3%と大きく沈みます。

体力で押すダートは牡馬、牝馬は芝で、と使い分けるのがこの血統の基本です。買い①の洋芝は牝馬でも問題ありません。

サトノダイヤモンド産駒は何歳が買い?|古馬になっても衰えない

集計期間:2023.7.29〜2026.7.19/馬齢別
馬齢着別度数勝率複勝率単勝回収率複勝回収率
2歳27-29-33-239/3288.2%27.1%62%89%
3歳74-58-67-824/10237.2%19.5%64%67%
4歳27-33-31-289/3807.1%23.9%62%63%
5歳14-19-16-111/1608.8%30.6%69%124%

2歳から走れる一方で、5歳になっても複勝率30.6%・複勝回収率124%と衰えるどころか上向きます。体力型らしく古馬になってから本物になる、息の長い血統です。

年齢を理由に古馬を切る必要はなく、5歳の複勝妙味は買い③のとおりです。

サトノダイヤモンド産駒の脚質|ダートは中団からの差しに妙味

集計期間:2023.7.29〜2026.7.19/前走4角位置別
条件着別度数勝率複勝率単勝回収率複勝回収率
芝×前走先行(2-4番手)35-23-26-197/28112.5%29.9%61%63%
芝×前走中団(5-9番手)29-31-27-292/3797.7%23.0%61%69%
ダ×前走先行(2-4番手)17-24-17-142/2008.5%29.0%80%100%
ダ×前走中団(5-9番手)13-19-21-137/1906.8%27.9%68%125%
ダ×前走後方(10番手以下)4-5-8-165/1822.2%9.3%39%50%

芝は前走で先行できていた馬が勝率12.5%と堅実で、素直に前を評価してよい形です。

面白いのはダートで、前走中団(5〜9番手)からの差しが複勝回収率125%(最高配当を除いても113%)と妙味を持ちます。

消耗戦になったところを中団からじわじわ差してくるのがこの血統の勝ちパターンで、逆に前走10番手以下まで置かれた馬は勝率2.2%とほぼ届きません。

※ローテ面では、ダートの同距離が単勝回収率113%と最良で、距離延長は単勝回収率11%と大きく沈みます。ダートで距離を延ばしてくる馬は割引です。

サトノダイヤモンド産駒と相性のいい騎手

集計期間:2023.7.29〜2026.7.19/騎乗数上位・勝率順
騎手着別度数勝率複勝率単勝回収率複勝回収率
松山弘平11-8-3-30/5221.2%42.3%63%68%
北村友一9-6-7-33/5516.4%40.0%62%87%
坂井瑠星7-2-5-29/4316.3%32.6%94%72%
鮫島克駿4-9-10-27/508.0%46.0%32%141%
幸英明3-3-3-37/466.5%19.6%56%61%

勝率トップは松山弘平騎手の21.2%で、北村友一・坂井瑠星騎手も勝率16%台と手堅く乗っています。

妙味という意味では鮫島克駿騎手が複勝率46.0%・複勝回収率141%と光ります。勝ち切りは少ないものの馬券圏内に運んでくる名手で、複勝・ワイドの軸として覚えておきたいコンビです。

サトノダイヤモンド産駒の消し条件

買い条件と同じく、出馬表の段階で判定できる「消し」をまとめます。

集計期間:2023.7.29〜2026.7.19
条件着別度数勝率複勝率単勝回収率複勝回収率
牝馬×ダート10-13-9-229/2613.8%12.3%45%62%
ダート×距離延長6-15-13-128/1623.7%21.0%11%101%
東京芝9-18-11-124/1625.6%23.5%43%63%
東京ダート2-7-8-63/802.5%21.2%17%76%
前走7着以下24-37-41-722/8242.9%12.4%42%76%

買いの裏返しで、牝馬のダートと距離延長がまず消しです。

延長は複勝でこそ拾えるものの、勝ち切りはほぼ期待できません。

コースでは東京が芝・ダートとも低調です。

広い直線の瞬発力勝負は少し産駒相性が悪いというのが現状。

前走7着以下からの巻き返しも利きにくく、素直にタフな条件×近走好走馬に絞るのが基本です。

サトノダイヤモンドのプロフィール

2013年生まれ、父ディープインパクト、母マルペンサ。

現役時代は18戦8勝。
3歳で牡馬クラシックすべてに3着以内と好走し、菊花賞を快勝。

暮れの有馬記念では古馬の王者キタサンブラックをクビ差降し、2016年のJRA最優秀3歳牡馬に選ばれました。

2019年から社台スタリオンステーション、2024年からはブリーダーズ・スタリオン・ステーションで供用されています。種付料は100万円と手頃になり、コストパフォーマンスの高い種牡馬として注目されています。

サトノダイヤモンドの血統構成

父:ディープインパクト、母:マルペンサ、母父:オーペン。

母マルペンサはアルゼンチンのGIを3勝した南米の名牝で、母系にはダンチヒの血が流れます。

ディープインパクト産駒でありながら、素軽さや切れ味より体力と持続力が前面に出た構成で、ハイペースや道悪など上がりのかかる流れを得意とします。

産駒が洋芝・中山ダート・渋った馬場で走るのは、この血の性格そのままです。

代表産駒① サトノグランツ

京都新聞杯と神戸新聞杯を制した世代上位の実力馬です。長く現役を続けており、積極的な海外遠征も敢行。産駒の中長距離適性を代表する存在になっています。

代表産駒② シンリョクカ

新潟記念を制し、阪神ジュベナイルフィリーズでも2着に好走した牝馬です。
落馬事故を乗り越え、タフな流れで強さを発揮する日高生まれの強き牝馬と言えます。

代表産駒③ オールナット

チャレンジカップを制した中距離馬です。ハンデ戦を含めタフな条件で堅実に走り、この血統らしい息の長い活躍を続けています。

代表産駒④ スズハローム

ダービー卿チャレンジトロフィーでは後方から一気の脚で制し、CBC賞2着などマイル前後の重賞で活躍しています。産駒の中では珍しいスプリンター寄りの一頭です。

まとめ:サトノダイヤモンド産駒の買い方

サトノダイヤモンド産駒の狙いどころ

  • 上がりのかかるタフな条件でこそ走る体力型。札幌・函館の洋芝が最大の買い(単勝回収率191%
  • 中山ダートは単複そろってプラス(単勝178%・複勝125%)の最も頑健な条件
  • 5歳の古馬(複勝124%)・ダート1900m以上母父キングカメハメハは複勝の軸
  • 渋った馬場は歓迎(芝重・不良で複勝回収率121%)。5歳になっても衰えない
  • ダートは牡馬専用で、中団からの差しに妙味。牝馬のダート・ダートの距離延長・東京・前走7着以下は消し

切れ味勝負を避けて、体力がものを言う舞台を選ぶ。それだけで数字が変わる分かりやすい血統です。夏は北海道の芝、それ以外は中山ダートとタフな馬場を軸に組み立てるのが、この血統との付き合い方になります。変化があればそのつど更新していきます。予想の際にはぜひ、本記事のデータを参考にしてみてください。

出典:TARGET frontier JV(集計期間 2023.7.29〜2026.7.19、JRA平地)

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