結論:福島芝1800mは「前残りが利きにくい」変則コース
| 項目 | 数値 |
|---|---|
| 1周(芝・Aコース) | 1,600m(JRAで最も小さい) |
| 直線 | 292.0m |
| コース全体の高低差 | 1.9m |
| 直線の坂 | 急坂はなし(残り400m付近から下り、終盤にわずかな上り) |
| スタート | 正面スタンド前/1コーナーまで約305m(Aコース) |
| 平均頭数 | 14.8頭 |
| 平均勝ちタイム | 1:48.7 |
| 勝ち馬の平均上り3F | 35.4秒 |
| 4角先頭の勝率 | 15.5% |
福島の芝は1周1,600mで、JRAのコースのなかで最も小さい造りです。
直線は292.0mで、同じ福島でもダートの295.7mのほうが長いという、JRAでは珍しい逆転が起きています。
コース全体の高低差は1.9mです。
諸元の近い小倉(高低差3.0m)と比べると起伏はおとなしく、直線に急坂と呼べるものはありません。
代わりに細かなアップダウンが続き、残り400m付近から下って、直線の終盤でわずかに上る形になります。
ここまでは「小回りで前が止まらないコース」の条件がそろって見えます。
ところが芝1800mだけは、スタート地点がその読みを崩します。
発走は正面スタンド前で、1コーナーまでは約305mです。
JRA最小の1周という枠組みのわりに、隊列が固まるまでの助走が長めに取られています。
| 条件 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 全体 | 97-98-96-1096/1387 | 7.0% | 14.1% | 21.0% | 100% | 83% |
| コース | 4角先頭の勝率 |
|---|---|
| 福島芝1200m | 26.5% |
| 福島芝2000m | 21.8% |
| 福島芝1800m | 15.5% |
同じ福島の芝でも、1200mは26.5%、2000mは21.8%が4角先頭から勝っています。
1800mの15.5%は、そのなかで明らかに低い数字です。
福島のダート2コースはいずれも30%を超えているので、福島の全コースを見渡しても芝1800mが最も前残りの利かない舞台ということになります。
| コース | 4角先頭の勝率 | 4角5〜9番手の勝率 |
|---|---|---|
| 札幌芝1800m | 38.5% | 3.7% |
| 函館芝1800m | 21.9% | 4.3% |
| 小倉芝1800m | 21.8% | 5.9% |
| 福島芝1800m | 15.5% | 6.1% |
| 新潟芝1800m(外回り) | 11.1% | 7.2% |
小回りのローカル4場で芝1800mを並べると、福島の15.5%が最も低くなります。
札幌の38.5%とは倍以上の開きがあり、函館・小倉の21%台にも届きません。
直線658.7mの外回りを使う新潟だけが福島より下という並びなので、小回りの見た目から受ける印象とは逆の結果になっています。
裏返すと、4角5〜9番手からの勝率6.1%は小回り4コースで最も高い数字です。
1コーナーまで約305mあるぶん先行争いが流れやすく、3〜4コーナーのスパイラルカーブから下って後続が勢いをつけられる、という造りが効いているのかなと考えられます。
| 枠 | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1〜2枠 | 28-20-25-237/310 | 9.0% | 23.5% | 71% | 86% |
| 3〜4枠 | 23-40-25-259/347 | 6.6% | 25.4% | 171% | 122% |
| 5〜6枠 | 27-16-24-296/363 | 7.4% | 18.5% | 64% | 56% |
| 7〜8枠 | 19-22-22-304/367 | 5.2% | 17.2% | 94% | 72% |
勝率だけなら1〜2枠の9.0%が最上位です。
ただ回収面まで見ると、3〜4枠の単勝回収率171%・複勝回収率122%が突出しています。
最も高い配当の1本を除いても単勝回収率は138%残るので、一発の大穴に支えられた数字ではありません。
勝ち馬も21頭に散っています。
| 枠 | 4角で先頭に立てた割合 | 4角4番手以内に付けられた割合 | 4角10番手以下だった割合 |
|---|---|---|---|
| 1〜2枠 | 6.4% | 30.4% | 34.9% |
| 3〜4枠 | 6.9% | 34.9% | 29.1% |
| 5〜6枠 | 6.9% | 30.9% | 34.4% |
| 7〜8枠 | 7.5% | 36.9% | 34.8% |
先頭を取れる割合は枠でほとんど変わりません。
差が出るのは後方に置かれる割合のほうで、3〜4枠だけが29.1%と一段低くなっています。
1〜2枠は内で包まれたまま下がる形が34.9%、7〜8枠は前に出るか諦めるかの二極になりやすく、どちらも3割超が10番手以下です。
3〜4枠は内の窮屈さも外を回るロスも受けにくい位置ということになります。
しかも「3枠か4枠だから買う」という発想は出馬表の段階で人気の理由になりにくいので、この立ち回りのしやすさが評価に反映されにくいまま残っている印象です。
| 条件 | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 3〜4枠×4角1番手 | 5-5-2-12/24 | 20.8% | 50.0% | 410% | 229% |
| 3〜4枠×4角2〜4番手 | 9-24-13-51/97 | 9.3% | 47.4% | 126% | 180% |
| 3〜4枠×4角5〜9番手 | 7-9-7-102/125 | 5.6% | 18.4% | 201% | 97% |
| 3〜4枠×4角10番手以下 | 2-2-3-94/101 | 2.0% | 6.9% | 120% | 72% |
3〜4枠の回収率は、前で運べた馬と中団でさばけた馬の両方から出ています。
4角先頭になれた24走は勝率20.8%で、複勝回収率も229%です。
中団の125走でも単勝回収率201%が残っており、この枠は脚質を選ばずに立ち回れるのが持ち味と言えそうです。
後方まで下がってしまうと勝率2.0%なので、そこは他の枠と変わりません。
| 4角の位置 | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 4角1番手(逃げ) | 15-15-8-59/97 | 15.5% | 39.2% | 260% | 158% |
| 4角2〜4番手 | 46-54-43-225/368 | 12.5% | 38.9% | 133% | 110% |
| 4角5〜9番手 | 28-22-33-379/462 | 6.1% | 18.0% | 96% | 87% |
| 4角10番手以下 | 8-7-12-433/460 | 1.7% | 5.9% | 44% | 43% |
4角先頭の勝率15.5%は、コース全体の7.0%の倍以上ではあります。
それでも小回りの芝1800mとしては最も低い水準で、ハナを切れば残るという読み方はできません。
おもしろいのは、勝率が抑えられているのに単勝回収率が260%まで伸びていることです。
最高配当の1本を除いても207%が残ります。
4角先頭で勝った15頭の人気を並べると中央値は4番人気で、7番人気以下が5頭を占めています。
先行争いが流れやすいぶん「この馬が必ず行ける」と読み切れず、逃げられた場合の強さがオッズに乗り切らない、という形なのかなと考えています。
逃げる馬を事前に決め打ちできないコースだからこそ、実際にハナを取れたときの配当が大きく残っている、という理解でよさそうです。
一方で4角10番手以下は勝率1.7%・複勝率5.9%です。
差しが利くと言っても、それは中団までの話にとどまります。
| 上がり順位 | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 上がり1位 | 39-16-16-45/116 | 33.6% | 61.2% | 540% | 285% |
| 上がり2〜3位 | 41-45-30-158/274 | 15.0% | 42.3% | 176% | 154% |
| 上がり4〜5位 | 13-23-37-213/286 | 4.5% | 25.5% | 55% | 83% |
| 上がり6位以下 | 4-14-13-680/711 | 0.6% | 4.4% | 18% | 24% |
勝ち馬の平均上り3Fは35.4秒です。
上がり上位を使えなかった馬はほぼ出番がなく、6位以下は711走で4勝しかありません。
| 条件 | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 上がり1位×4角4番手以内 | 18-4-2-0/24 | 75.0% | 100.0% | 698% | 345% |
| 上がり1位×4角10番手以下 | 8-5-7-39/59 | 13.6% | 33.9% | 346% | 201% |
メンバー最速の脚を使っても、4角10番手以下からでは勝率13.6%どまりです。
同じ脚を4番手以内から繰り出せた24走は、すべて3着以内に残っています。
末脚そのものより、どの位置からそれを使えたかを見るコースという点は小回りらしいところです。
| 種牡馬 | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| ドゥラメンテ | 5-2-3-19/29 | 17.2% | 34.5% | 68% | 106% |
| ダノンバラード | 5-6-5-32/48 | 10.4% | 33.3% | 144% | 131% |
| キズナ | 5-3-4-33/45 | 11.1% | 26.7% | 36% | 89% |
| グレーターロンドン | 4-0-1-6/11 | 36.4% | 45.5% | 1437% | 335% |
| エピファネイア | 4-5-5-40/54 | 7.4% | 25.9% | 51% | 94% |
勝ち星のトップはドゥラメンテとダノンバラードの5勝です。
ドゥラメンテは勝率17.2%が5頭のなかで2番目に高く、複勝回収率106%と回収面でも残っています。
ダノンバラードは複勝率33.3%・複勝回収率131%で、崩れにくさが持ち味です。
単勝回収率144%のほうは最高配当の1本が大半を占めているので、複勝やワイド、3連系の軸として見るほうが実態に近いところです。
キズナも5勝を挙げていますが、勝率11.1%に対して単勝回収率は36%にとどまります。
人気を背負って順当に勝っている形なので、配当妙味を求める相手ではありません。
グレーターロンドンは11走4勝という中身で、単勝回収率1437%は特定の1本の比重が大きい数字です。
サンプルがさらに集まり次第、更新の際にあらためて触れていきたいと思います。
エピファネイアは54走4勝で、勝率7.4%はコース全体の7.0%とほぼ変わりません。
| 母父 | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| ディープインパクト | 7-11-13-86/117 | 6.0% | 26.5% | 56% | 106% |
| シンボリクリスエス | 6-0-1-15/22 | 27.3% | 31.8% | 784% | 201% |
| キングカメハメハ | 6-5-7-58/76 | 7.9% | 23.7% | 161% | 84% |
| Galileo | 3-3-0-4/10 | 30.0% | 60.0% | 142% | 135% |
| コンデュイット | 3-2-0-6/11 | 27.3% | 45.5% | 81% | 128% |
母父ディープインパクトが最多の7勝ですが、勝率6.0%・単勝回収率56%と人気ほどには勝ち切れていません。
複勝率26.5%・複勝回収率106%なので、頭で買うより3着まで見込む形が合っています。
母父シンボリクリスエスは22走6勝と勝率27.3%が目を引きます。
ただし2着が0回という極端な中身で、単勝回収率784%も特定の1本の影響が大きい数字です。
母父キングカメハメハの単勝回収率161%も同様に1本依存が強いので、複勝回収率84%のほうを見ておきたいところです。
Galileoとコンデュイットは10走前後と薄いので、傾向として頭に置く程度にとどめます。
| 前走の位置 | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 前走4角1番手 | 6-7-10-73/96 | 6.2% | 24.0% | 45% | 61% |
| 前走4角2〜4番手 | 32-35-31-233/331 | 9.7% | 29.6% | 74% | 77% |
| 前走4角5〜9番手 | 29-27-23-323/402 | 7.2% | 19.7% | 108% | 95% |
| 前走4角10番手以下 | 8-10-14-244/276 | 2.9% | 11.6% | 99% | 75% |
4角の位置は出走前には分かりませんが、前走の通過順なら出馬表の段階で確認できます。
好走率がいちばん高いのは前走4角2〜4番手で、勝率9.7%・複勝率29.6%です。
注目したいのは、前走で逃げていた組が勝率6.2%・単勝回収率45%と奮わないことです。
前走の逃げをそのまま買い材料にすると、このコースでは分が悪くなります。
ハナを切れば強いのに、前走で逃げていた馬は買えないという食い違いが、このコースの分かりにくさそのものです。
先行争いが流れる以上、前走で単騎逃げが叶った馬ほど同じ形を再現しにくい、という見方はできそうです。
| 前走の場 | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 東京 | 25-24-31-241/321 | 7.8% | 24.9% | 91% | 92% |
| 中山 | 11-15-10-166/202 | 5.4% | 17.8% | 109% | 65% |
| 福島 | 10-10-10-113/143 | 7.0% | 21.0% | 126% | 99% |
| 新潟 | 5-9-7-111/132 | 3.8% | 15.9% | 32% | 49% |
| 小倉 | 6-7-9-59/81 | 7.4% | 27.2% | 94% | 126% |
| 中京 | 4-6-2-63/75 | 5.3% | 16.0% | 30% | 62% |
| 京都 | 11-3-4-45/63 | 17.5% | 28.6% | 164% | 103% |
| 札幌 | 2-2-3-40/47 | 4.3% | 14.9% | 98% | 100% |
前走が東京だった組が最も多く、次いで中山、福島と続きます。
数字が奮わないのは前走新潟と前走中京で、単勝回収率はどちらも30%台です。
直線の長い左回りで末脚を伸ばしていた馬が、小回りに替わって同じ形を取れずにいる、という並びに見えます。
逆に前走京都は63走11勝で勝率17.5%と目立ちますが、母数が小さいので継続して見ていきたいところです。
| 前走 | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 前走芝 | 68-76-72-766/982 | 6.9% | 22.0% | 84% | 80% |
| 前走ダート | 7-3-6-110/126 | 5.6% | 12.7% | 135% | 98% |
前走ダートからの臨戦は複勝率12.7%で、前走芝の22.0%に届きません。
単勝回収率135%も最高配当の1本を除くと93%まで下がるので、狙うなら頭数を絞りたいところです。
| 距離 | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 距離短縮 | 11-25-18-206/260 | 4.2% | 20.8% | 59% | 75% |
| 同距離 | 42-24-39-357/462 | 9.1% | 22.7% | 103% | 83% |
| 距離延長 | 22-30-21-316/389 | 5.7% | 18.8% | 95% | 84% |
勝率がはっきり高いのは同距離組の9.1%です。
距離短縮は勝率4.2%・単勝回収率59%と落ち込みます。
2000m以上から詰めてくる馬は、この距離のテンの速さに対応しづらいのかなという印象です。
| 間隔 | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 連闘〜中2週 | 16-22-16-194/248 | 6.5% | 21.8% | 88% | 64% |
| 中3〜5週 | 21-15-20-153/209 | 10.0% | 26.8% | 57% | 74% |
| 中6週〜3か月 | 29-32-33-329/423 | 6.9% | 22.2% | 82% | 98% |
| 3か月超 | 9-10-9-203/231 | 3.9% | 12.1% | 134% | 77% |
好走率が最も高いのは中3〜5週の勝率10.0%・複勝率26.8%です。
3か月超の休み明けは勝率3.9%・複勝率12.1%まで落ちます。
単勝回収率134%は最高配当の1本を除くと100%を割るので、この行は割引材料として読むほうが自然です。
| 性別 | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 牡馬(セン馬含む) | 50-51-51-489/641 | 7.8% | 23.7% | 122% | 95% |
| 牝馬 | 47-47-45-607/746 | 6.3% | 18.6% | 82% | 73% |
牡馬は勝率7.8%・単勝回収率122%で、最高配当の1本を除いても106%が残ります。
牝馬は勝率6.3%・複勝率18.6%と一段下がります。
ただし牝馬でも4角4番手以内に付けられていれば勝率13.2%・複勝率38.0%で、牡馬とほとんど差がありません。
5番手以下に置かれた牝馬が勝率3.0%まで落ちるので、性別そのものより位置取りとの掛け算で見たいところです。
| 年齢 | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2歳 | 32-32-32-317/413 | 7.7% | 23.2% | 82% | 72% |
| 3歳 | 36-34-39-429/538 | 6.7% | 20.3% | 138% | 87% |
| 4歳 | 16-18-10-193/237 | 6.8% | 18.6% | 63% | 79% |
| 5歳 | 13-11-12-104/140 | 9.3% | 25.7% | 118% | 127% |
| 6歳 | 0-2-2-38/42 | 0.0% | 9.5% | 0% | 48% |
| 7歳以上 | 0-1-1-15/17 | 0.0% | 11.8% | 0% | 43% |
3歳の単勝回収率138%は最高配当を除いても117%が残り、勝ち馬も36頭に散っています。
2歳と3歳で出走の7割近くを占めており、若い馬が中心の番組構成です。
5歳は勝率9.3%・複勝回収率127%で、頭数のわりに健闘しています。
一方で6歳以上は合計59走して勝ち星がありません。
| クラス | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 新馬 | 16-16-16-172/220 | 7.3% | 21.8% | 42% | 75% |
| 未勝利 | 38-38-38-424/538 | 7.1% | 21.2% | 144% | 84% |
| 1勝クラス | 28-28-28-327/411 | 6.8% | 20.4% | 102% | 94% |
| 2勝クラス | 7-8-6-84/105 | 6.7% | 20.0% | 30% | 68% |
| 3勝クラス | 2-2-2-20/26 | 7.7% | 23.1% | 54% | 70% |
| オープン | 6-6-6-69/87 | 6.9% | 20.7% | 71% | 69% |
未勝利戦の単勝回収率144%は最高配当を除いても123%が残り、クラス別では最も妙味のある区分です。
新馬戦の42%とは対照的で、同じ経験の浅い馬でも一度使われたあとのほうが波乱が起きています。
| クラス | 平均勝ちタイム | レース数 |
|---|---|---|
| 新馬 | 1:50.8 | 16 |
| 未勝利 | 1:48.9 | 38 |
| 1勝クラス | 1:48.0 | 28 |
| 2勝クラス | 1:48.0 | 7 |
| 3勝クラス | 1:47.9 | 2 |
| オープン | 1:46.0 | 6 |
新馬とオープンで4.8秒の差があります。
1勝クラスから3勝クラスまではほぼ横並びで、クラスが上がっても時計が詰まりません。
2勝・3勝クラスは施行数が少ないので、この並びは今後も見ていきたいところです。
| 馬場 | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 良 | 87-88-86-993/1254 | 6.9% | 20.8% | 104% | 83% |
| 稍重 | 10-10-10-103/133 | 7.5% | 22.6% | 71% | 88% |
集計期間中は良と稍重だけで施行されており、重・不良にあたるレースがありません。
良と稍重の間に大きな差はなく、平均勝ちタイムも良の1:48.6に対して稍重は1:49.7です。
重い馬場での傾向は、該当するレースが出てきた時点であらためて取り上げたいと思います。
| 騎手 | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 戸崎圭太 | 7-9-8-22/46 | 15.2% | 52.2% | 61% | 73% |
| 佐々木大輔 | 6-2-1-8/17 | 35.3% | 52.9% | 277% | 126% |
| 丹内祐次 | 6-2-2-24/34 | 17.6% | 29.4% | 112% | 61% |
| 坂井瑠星 | 5-1-0-6/12 | 41.7% | 50.0% | 110% | 80% |
| 菅原明良 | 5-5-3-19/32 | 15.6% | 40.6% | 117% | 121% |
最多勝は戸崎圭太騎手の7勝で、複勝率52.2%と安定しています。
佐々木大輔騎手は17走6勝で、単勝回収率277%が5人のなかで最も高い数字です。
ただし最高配当の1本を除くと112%まで下がるので、そこは割り引いて見ておきたいところです。
菅原明良騎手は単勝回収率117%・複勝回収率121%と単複の両方が100%を超えています。
丹内祐次騎手は福島を得意にしている印象どおり、34走6勝で単勝回収率112%です。
坂井瑠星騎手は12走と少ないながら5勝を挙げており、騎乗機会があれば注意しておきたい一人です。
| 人気 | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1番人気 | 26-15-15-41/97 | 26.8% | 57.7% | 76% | 81% |
| 2〜3番人気 | 31-25-25-111/192 | 16.1% | 42.2% | 73% | 75% |
| 4〜6番人気 | 18-33-23-217/291 | 6.2% | 25.4% | 69% | 73% |
| 7〜9番人気 | 13-16-20-235/284 | 4.6% | 17.3% | 143% | 91% |
| 10番人気以下 | 9-9-13-492/523 | 1.7% | 5.9% | 110% | 89% |
| コース | 1番人気の勝率 | 1番人気の複勝率 |
|---|---|---|
| 函館芝1800m | 46.0% | 73.0% |
| 新潟芝1800m(外回り) | 38.4% | 60.6% |
| 札幌芝1800m | 36.9% | 75.4% |
| 小倉芝1800m | 35.0% | 65.9% |
| 福島芝1800m | 26.8% | 57.7% |
1番人気の勝率26.8%・複勝率57.7%は、いずれもローカルの芝1800m5コースで最も低い数字です。
函館の46.0%とははっきり水をあけられています。
前で運べた馬がそのまま押し切る形になりにくいぶん、人気馬でも勝ち切れない場面が増える、という理解でよさそうです。
目を引くのは7〜9番人気の単勝回収率143%で、最高配当を除いても115%が残ります。
この層で3着以内に来た49回のうち19回が3〜4枠で、位置取りは中団と先行にほぼ二分されています。
10番人気以下は複勝率5.9%しかないので、手広く流す妙味は乏しいコースです。
福島芝1800mで評価を下げたい条件
消し条件は「後ろに置かれる形」と「前走の形をそのまま持ち込む形」の2つに分かれます。
小回りだから前、という当てはめが最も外れやすいコースだと考えておきたいところです。
福島芝1800mのポイント
福島芝1800mは、コースの見た目と数字が最も食い違う舞台です。
JRAで最も小さい1周を回るのに、前で運んだ馬がそのまま残る率は福島の芝で最も低くなっています。
1コーナーまでの約305mで隊列が決まり切らないぶん、逃げ馬を先に決め打ちしないほうが読みやすいコースです。
まず3〜4枠に入った中団までの馬を拾い、そのうえで実際にハナを取れそうな一頭がいるかを確認する順番が合っています。
後方一気だけは通らないので、そこは小回りらしく割り切ってよさそうです。
同じ福島の芝でも、芝1200mと芝2000mは前が残る割合がはっきり高くなります。
ダートの傾向はダート1150mとダート1700mにまとめています。
予想の際にはぜひ、本記事のデータを参考にしてみてください。
出典:TARGET frontier JV(集計期間 2023.11.4〜2026.7.19、福島芝1800m・JRA平地)