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福島芝1800mは前残りが利きにくい変則コース|傾向・血統・枠順データ




結論:福島芝1800mは「前残りが利きにくい」変則コース

  • 4角先頭の勝率15.5%は福島の芝で最も低く、小回り4場の芝1800mでも最下位
  • それでも4角先頭は単勝回収率260%で、ハナを取れた馬への評価は追いついていない
  • 4角5〜9番手の勝率6.1%は小回り4場の芝1800mで最も高い
  • 4角10番手以下は複勝率5.9%で、後方からの一気までは届かない
  • 枠は3〜4枠が単勝回収率171%・複勝回収率122%

福島芝1800mのコースの特徴|1周1,600mでも1コーナーまで約305m

集計期間:2023.11.4〜2026.7.19/福島芝1800m・JRA平地
項目 数値
1周(芝・Aコース) 1,600m(JRAで最も小さい)
直線 292.0m
コース全体の高低差 1.9m
直線の坂 急坂はなし(残り400m付近から下り、終盤にわずかな上り)
スタート 正面スタンド前/1コーナーまで約305m(Aコース)
平均頭数 14.8頭
平均勝ちタイム 1:48.7
勝ち馬の平均上り3F 35.4秒
4角先頭の勝率 15.5%

福島の芝は1周1,600mで、JRAのコースのなかで最も小さい造りです。

直線は292.0mで、同じ福島でもダートの295.7mのほうが長いという、JRAでは珍しい逆転が起きています。

コース全体の高低差は1.9mです。

諸元の近い小倉(高低差3.0m)と比べると起伏はおとなしく、直線に急坂と呼べるものはありません。

代わりに細かなアップダウンが続き、残り400m付近から下って、直線の終盤でわずかに上る形になります。

ここまでは「小回りで前が止まらないコース」の条件がそろって見えます。

ところが芝1800mだけは、スタート地点がその読みを崩します。

発走は正面スタンド前で、1コーナーまでは約305mです。

JRA最小の1周という枠組みのわりに、隊列が固まるまでの助走が長めに取られています。

集計期間:2023.11.4〜2026.7.19/福島芝1800m・JRA平地
条件 着別度数 勝率 連対率 複勝率 単勝回収率 複勝回収率
全体 97-98-96-1096/1387 7.0% 14.1% 21.0% 100% 83%

福島の芝で最も前が残らないのが1800m

集計期間:2023.9〜2026.7/福島の芝コース・4角先頭の勝率(50レース以上)
コース 4角先頭の勝率
福島芝1200m 26.5%
福島芝2000m 21.8%
福島芝1800m 15.5%

同じ福島の芝でも、1200mは26.5%、2000mは21.8%が4角先頭から勝っています。

1800mの15.5%は、そのなかで明らかに低い数字です。

福島のダート2コースはいずれも30%を超えているので、福島の全コースを見渡しても芝1800mが最も前残りの利かない舞台ということになります。

集計期間:2023.9〜2026.7/ローカルの芝1800m・4角の位置別勝率(50レース以上)
コース 4角先頭の勝率 4角5〜9番手の勝率
札幌芝1800m 38.5% 3.7%
函館芝1800m 21.9% 4.3%
小倉芝1800m 21.8% 5.9%
福島芝1800m 15.5% 6.1%
新潟芝1800m(外回り) 11.1% 7.2%

小回りのローカル4場で芝1800mを並べると、福島の15.5%が最も低くなります。

札幌の38.5%とは倍以上の開きがあり、函館・小倉の21%台にも届きません。

直線658.7mの外回りを使う新潟だけが福島より下という並びなので、小回りの見た目から受ける印象とは逆の結果になっています。

裏返すと、4角5〜9番手からの勝率6.1%は小回り4コースで最も高い数字です。

1コーナーまで約305mあるぶん先行争いが流れやすく、3〜4コーナーのスパイラルカーブから下って後続が勢いをつけられる、という造りが効いているのかなと考えられます。

福島芝1800mの枠順は3〜4枠が最上位|単勝回収率171%

集計期間:2023.11.4〜2026.7.19/福島芝1800m・枠帯別
着別度数 勝率 複勝率 単勝回収率 複勝回収率
1〜2枠 28-20-25-237/310 9.0% 23.5% 71% 86%
3〜4枠 23-40-25-259/347 6.6% 25.4% 171% 122%
5〜6枠 27-16-24-296/363 7.4% 18.5% 64% 56%
7〜8枠 19-22-22-304/367 5.2% 17.2% 94% 72%

勝率だけなら1〜2枠の9.0%が最上位です。

ただ回収面まで見ると、3〜4枠の単勝回収率171%・複勝回収率122%が突出しています。

最も高い配当の1本を除いても単勝回収率は138%残るので、一発の大穴に支えられた数字ではありません。

勝ち馬も21頭に散っています。

集計期間:2023.11.4〜2026.7.19/福島芝1800m・枠帯別の位置取り(4角の通過順が残っている走のみ)
4角で先頭に立てた割合 4角4番手以内に付けられた割合 4角10番手以下だった割合
1〜2枠 6.4% 30.4% 34.9%
3〜4枠 6.9% 34.9% 29.1%
5〜6枠 6.9% 30.9% 34.4%
7〜8枠 7.5% 36.9% 34.8%

先頭を取れる割合は枠でほとんど変わりません。

差が出るのは後方に置かれる割合のほうで、3〜4枠だけが29.1%と一段低くなっています。

1〜2枠は内で包まれたまま下がる形が34.9%、7〜8枠は前に出るか諦めるかの二極になりやすく、どちらも3割超が10番手以下です。

3〜4枠は内の窮屈さも外を回るロスも受けにくい位置ということになります。

しかも「3枠か4枠だから買う」という発想は出馬表の段階で人気の理由になりにくいので、この立ち回りのしやすさが評価に反映されにくいまま残っている印象です。

集計期間:2023.11.4〜2026.7.19/福島芝1800m・3〜4枠の4角位置別
条件 着別度数 勝率 複勝率 単勝回収率 複勝回収率
3〜4枠×4角1番手 5-5-2-12/24 20.8% 50.0% 410% 229%
3〜4枠×4角2〜4番手 9-24-13-51/97 9.3% 47.4% 126% 180%
3〜4枠×4角5〜9番手 7-9-7-102/125 5.6% 18.4% 201% 97%
3〜4枠×4角10番手以下 2-2-3-94/101 2.0% 6.9% 120% 72%

3〜4枠の回収率は、前で運べた馬と中団でさばけた馬の両方から出ています。

4角先頭になれた24走は勝率20.8%で、複勝回収率も229%です。

中団の125走でも単勝回収率201%が残っており、この枠は脚質を選ばずに立ち回れるのが持ち味と言えそうです。

後方まで下がってしまうと勝率2.0%なので、そこは他の枠と変わりません。

福島芝1800mの脚質|4角先頭は勝率15.5%でも単勝回収率260%

集計期間:2023.11.4〜2026.7.19/福島芝1800m・4コーナー通過順別
4角の位置 着別度数 勝率 複勝率 単勝回収率 複勝回収率
4角1番手(逃げ) 15-15-8-59/97 15.5% 39.2% 260% 158%
4角2〜4番手 46-54-43-225/368 12.5% 38.9% 133% 110%
4角5〜9番手 28-22-33-379/462 6.1% 18.0% 96% 87%
4角10番手以下 8-7-12-433/460 1.7% 5.9% 44% 43%

4角先頭の勝率15.5%は、コース全体の7.0%の倍以上ではあります。

それでも小回りの芝1800mとしては最も低い水準で、ハナを切れば残るという読み方はできません。

おもしろいのは、勝率が抑えられているのに単勝回収率が260%まで伸びていることです。

最高配当の1本を除いても207%が残ります。

4角先頭で勝った15頭の人気を並べると中央値は4番人気で、7番人気以下が5頭を占めています。

先行争いが流れやすいぶん「この馬が必ず行ける」と読み切れず、逃げられた場合の強さがオッズに乗り切らない、という形なのかなと考えています。

逃げる馬を事前に決め打ちできないコースだからこそ、実際にハナを取れたときの配当が大きく残っている、という理解でよさそうです。

一方で4角10番手以下は勝率1.7%・複勝率5.9%です。

差しが利くと言っても、それは中団までの話にとどまります。

福島芝1800mの上がりは35秒台が基準|上がり6位以下は勝率0.6%

集計期間:2023.11.4〜2026.7.19/福島芝1800m・メンバー内の上がり3F順位別
上がり順位 着別度数 勝率 複勝率 単勝回収率 複勝回収率
上がり1位 39-16-16-45/116 33.6% 61.2% 540% 285%
上がり2〜3位 41-45-30-158/274 15.0% 42.3% 176% 154%
上がり4〜5位 13-23-37-213/286 4.5% 25.5% 55% 83%
上がり6位以下 4-14-13-680/711 0.6% 4.4% 18% 24%

勝ち馬の平均上り3Fは35.4秒です。

上がり上位を使えなかった馬はほぼ出番がなく、6位以下は711走で4勝しかありません。

集計期間:2023.11.4〜2026.7.19/福島芝1800m・上がり1位の内訳
条件 着別度数 勝率 複勝率 単勝回収率 複勝回収率
上がり1位×4角4番手以内 18-4-2-0/24 75.0% 100.0% 698% 345%
上がり1位×4角10番手以下 8-5-7-39/59 13.6% 33.9% 346% 201%

メンバー最速の脚を使っても、4角10番手以下からでは勝率13.6%どまりです。

同じ脚を4番手以内から繰り出せた24走は、すべて3着以内に残っています。

末脚そのものより、どの位置からそれを使えたかを見るコースという点は小回りらしいところです。

福島芝1800mで買える種牡馬|ドゥラメンテとダノンバラードが5勝

集計期間:2023.11.4〜2026.7.19/福島芝1800m・勝ち鞍上位5頭
種牡馬 着別度数 勝率 複勝率 単勝回収率 複勝回収率
ドゥラメンテ 5-2-3-19/29 17.2% 34.5% 68% 106%
ダノンバラード 5-6-5-32/48 10.4% 33.3% 144% 131%
キズナ 5-3-4-33/45 11.1% 26.7% 36% 89%
グレーターロンドン 4-0-1-6/11 36.4% 45.5% 1437% 335%
エピファネイア 4-5-5-40/54 7.4% 25.9% 51% 94%

勝ち星のトップはドゥラメンテとダノンバラードの5勝です。

ドゥラメンテは勝率17.2%が5頭のなかで2番目に高く、複勝回収率106%と回収面でも残っています。

ダノンバラードは複勝率33.3%・複勝回収率131%で、崩れにくさが持ち味です。

単勝回収率144%のほうは最高配当の1本が大半を占めているので、複勝やワイド、3連系の軸として見るほうが実態に近いところです。

キズナも5勝を挙げていますが、勝率11.1%に対して単勝回収率は36%にとどまります。

人気を背負って順当に勝っている形なので、配当妙味を求める相手ではありません。

グレーターロンドンは11走4勝という中身で、単勝回収率1437%は特定の1本の比重が大きい数字です。

サンプルがさらに集まり次第、更新の際にあらためて触れていきたいと思います。

エピファネイアは54走4勝で、勝率7.4%はコース全体の7.0%とほぼ変わりません。

福島芝1800mの母父はディープインパクトが最多7勝

集計期間:2023.11.4〜2026.7.19/福島芝1800m・母父の勝ち鞍上位5頭
母父 着別度数 勝率 複勝率 単勝回収率 複勝回収率
ディープインパクト 7-11-13-86/117 6.0% 26.5% 56% 106%
シンボリクリスエス 6-0-1-15/22 27.3% 31.8% 784% 201%
キングカメハメハ 6-5-7-58/76 7.9% 23.7% 161% 84%
Galileo 3-3-0-4/10 30.0% 60.0% 142% 135%
コンデュイット 3-2-0-6/11 27.3% 45.5% 81% 128%

母父ディープインパクトが最多の7勝ですが、勝率6.0%・単勝回収率56%と人気ほどには勝ち切れていません。

複勝率26.5%・複勝回収率106%なので、頭で買うより3着まで見込む形が合っています。

母父シンボリクリスエスは22走6勝と勝率27.3%が目を引きます。

ただし2着が0回という極端な中身で、単勝回収率784%も特定の1本の影響が大きい数字です。

母父キングカメハメハの単勝回収率161%も同様に1本依存が強いので、複勝回収率84%のほうを見ておきたいところです。

Galileoとコンデュイットは10走前後と薄いので、傾向として頭に置く程度にとどめます。

福島芝1800mは前走で逃げていた馬が奮わない|前走4角1番手は単勝回収率45%

集計期間:2023.11.4〜2026.7.19/福島芝1800m・前走4コーナー通過順別
前走の位置 着別度数 勝率 複勝率 単勝回収率 複勝回収率
前走4角1番手 6-7-10-73/96 6.2% 24.0% 45% 61%
前走4角2〜4番手 32-35-31-233/331 9.7% 29.6% 74% 77%
前走4角5〜9番手 29-27-23-323/402 7.2% 19.7% 108% 95%
前走4角10番手以下 8-10-14-244/276 2.9% 11.6% 99% 75%

4角の位置は出走前には分かりませんが、前走の通過順なら出馬表の段階で確認できます。

好走率がいちばん高いのは前走4角2〜4番手で、勝率9.7%・複勝率29.6%です。

注目したいのは、前走で逃げていた組が勝率6.2%・単勝回収率45%と奮わないことです。

前走の逃げをそのまま買い材料にすると、このコースでは分が悪くなります。

ハナを切れば強いのに、前走で逃げていた馬は買えないという食い違いが、このコースの分かりにくさそのものです。

先行争いが流れる以上、前走で単騎逃げが叶った馬ほど同じ形を再現しにくい、という見方はできそうです。

集計期間:2023.11.4〜2026.7.19/福島芝1800m・前走の競馬場別(30走以上)
前走の場 着別度数 勝率 複勝率 単勝回収率 複勝回収率
東京 25-24-31-241/321 7.8% 24.9% 91% 92%
中山 11-15-10-166/202 5.4% 17.8% 109% 65%
福島 10-10-10-113/143 7.0% 21.0% 126% 99%
新潟 5-9-7-111/132 3.8% 15.9% 32% 49%
小倉 6-7-9-59/81 7.4% 27.2% 94% 126%
中京 4-6-2-63/75 5.3% 16.0% 30% 62%
京都 11-3-4-45/63 17.5% 28.6% 164% 103%
札幌 2-2-3-40/47 4.3% 14.9% 98% 100%

前走が東京だった組が最も多く、次いで中山、福島と続きます。

数字が奮わないのは前走新潟と前走中京で、単勝回収率はどちらも30%台です。

直線の長い左回りで末脚を伸ばしていた馬が、小回りに替わって同じ形を取れずにいる、という並びに見えます。

逆に前走京都は63走11勝で勝率17.5%と目立ちますが、母数が小さいので継続して見ていきたいところです。

集計期間:2023.11.4〜2026.7.19/福島芝1800m・前走の芝ダート別
前走 着別度数 勝率 複勝率 単勝回収率 複勝回収率
前走芝 68-76-72-766/982 6.9% 22.0% 84% 80%
前走ダート 7-3-6-110/126 5.6% 12.7% 135% 98%

前走ダートからの臨戦は複勝率12.7%で、前走芝の22.0%に届きません。

単勝回収率135%も最高配当の1本を除くと93%まで下がるので、狙うなら頭数を絞りたいところです。

集計期間:2023.11.4〜2026.7.19/福島芝1800m・距離変化別
距離 着別度数 勝率 複勝率 単勝回収率 複勝回収率
距離短縮 11-25-18-206/260 4.2% 20.8% 59% 75%
同距離 42-24-39-357/462 9.1% 22.7% 103% 83%
距離延長 22-30-21-316/389 5.7% 18.8% 95% 84%

勝率がはっきり高いのは同距離組の9.1%です。

距離短縮は勝率4.2%・単勝回収率59%と落ち込みます。

2000m以上から詰めてくる馬は、この距離のテンの速さに対応しづらいのかなという印象です。

集計期間:2023.11.4〜2026.7.19/福島芝1800m・レース間隔別
間隔 着別度数 勝率 複勝率 単勝回収率 複勝回収率
連闘〜中2週 16-22-16-194/248 6.5% 21.8% 88% 64%
中3〜5週 21-15-20-153/209 10.0% 26.8% 57% 74%
中6週〜3か月 29-32-33-329/423 6.9% 22.2% 82% 98%
3か月超 9-10-9-203/231 3.9% 12.1% 134% 77%

好走率が最も高いのは中3〜5週の勝率10.0%・複勝率26.8%です。

3か月超の休み明けは勝率3.9%・複勝率12.1%まで落ちます。

単勝回収率134%は最高配当の1本を除くと100%を割るので、この行は割引材料として読むほうが自然です。

福島芝1800mの性別|牡馬が単勝回収率122%

集計期間:2023.11.4〜2026.7.19/福島芝1800m・性別
性別 着別度数 勝率 複勝率 単勝回収率 複勝回収率
牡馬(セン馬含む) 50-51-51-489/641 7.8% 23.7% 122% 95%
牝馬 47-47-45-607/746 6.3% 18.6% 82% 73%

牡馬は勝率7.8%・単勝回収率122%で、最高配当の1本を除いても106%が残ります。

牝馬は勝率6.3%・複勝率18.6%と一段下がります。

ただし牝馬でも4角4番手以内に付けられていれば勝率13.2%・複勝率38.0%で、牡馬とほとんど差がありません。

5番手以下に置かれた牝馬が勝率3.0%まで落ちるので、性別そのものより位置取りとの掛け算で見たいところです。

福島芝1800mの年齢別成績|6歳以上は59走して未勝利

集計期間:2023.11.4〜2026.7.19/福島芝1800m・年齢別
年齢 着別度数 勝率 複勝率 単勝回収率 複勝回収率
2歳 32-32-32-317/413 7.7% 23.2% 82% 72%
3歳 36-34-39-429/538 6.7% 20.3% 138% 87%
4歳 16-18-10-193/237 6.8% 18.6% 63% 79%
5歳 13-11-12-104/140 9.3% 25.7% 118% 127%
6歳 0-2-2-38/42 0.0% 9.5% 0% 48%
7歳以上 0-1-1-15/17 0.0% 11.8% 0% 43%

3歳の単勝回収率138%は最高配当を除いても117%が残り、勝ち馬も36頭に散っています。

2歳と3歳で出走の7割近くを占めており、若い馬が中心の番組構成です。

5歳は勝率9.3%・複勝回収率127%で、頭数のわりに健闘しています。

一方で6歳以上は合計59走して勝ち星がありません。

福島芝1800mのクラス別成績と平均勝ちタイム

集計期間:2023.11.4〜2026.7.19/福島芝1800m・クラス別
クラス 着別度数 勝率 複勝率 単勝回収率 複勝回収率
新馬 16-16-16-172/220 7.3% 21.8% 42% 75%
未勝利 38-38-38-424/538 7.1% 21.2% 144% 84%
1勝クラス 28-28-28-327/411 6.8% 20.4% 102% 94%
2勝クラス 7-8-6-84/105 6.7% 20.0% 30% 68%
3勝クラス 2-2-2-20/26 7.7% 23.1% 54% 70%
オープン 6-6-6-69/87 6.9% 20.7% 71% 69%

未勝利戦の単勝回収率144%は最高配当を除いても123%が残り、クラス別では最も妙味のある区分です。

新馬戦の42%とは対照的で、同じ経験の浅い馬でも一度使われたあとのほうが波乱が起きています。

集計期間:2023.11.4〜2026.7.19/福島芝1800m・クラス別の平均勝ちタイム
クラス 平均勝ちタイム レース数
新馬 1:50.8 16
未勝利 1:48.9 38
1勝クラス 1:48.0 28
2勝クラス 1:48.0 7
3勝クラス 1:47.9 2
オープン 1:46.0 6

新馬とオープンで4.8秒の差があります。

1勝クラスから3勝クラスまではほぼ横並びで、クラスが上がっても時計が詰まりません。

2勝・3勝クラスは施行数が少ないので、この並びは今後も見ていきたいところです。

集計期間:2023.11.4〜2026.7.19/福島芝1800m・馬場状態別
馬場 着別度数 勝率 複勝率 単勝回収率 複勝回収率
87-88-86-993/1254 6.9% 20.8% 104% 83%
稍重 10-10-10-103/133 7.5% 22.6% 71% 88%

集計期間中は良と稍重だけで施行されており、重・不良にあたるレースがありません。

良と稍重の間に大きな差はなく、平均勝ちタイムも良の1:48.6に対して稍重は1:49.7です。

重い馬場での傾向は、該当するレースが出てきた時点であらためて取り上げたいと思います。

福島芝1800mの騎手成績|戸崎圭太騎手が最多の7勝

集計期間:2023.11.4〜2026.7.19/福島芝1800m・勝ち鞍上位5名
騎手 着別度数 勝率 複勝率 単勝回収率 複勝回収率
戸崎圭太 7-9-8-22/46 15.2% 52.2% 61% 73%
佐々木大輔 6-2-1-8/17 35.3% 52.9% 277% 126%
丹内祐次 6-2-2-24/34 17.6% 29.4% 112% 61%
坂井瑠星 5-1-0-6/12 41.7% 50.0% 110% 80%
菅原明良 5-5-3-19/32 15.6% 40.6% 117% 121%

最多勝は戸崎圭太騎手の7勝で、複勝率52.2%と安定しています。

佐々木大輔騎手は17走6勝で、単勝回収率277%が5人のなかで最も高い数字です。

ただし最高配当の1本を除くと112%まで下がるので、そこは割り引いて見ておきたいところです。

菅原明良騎手は単勝回収率117%・複勝回収率121%と単複の両方が100%を超えています。

丹内祐次騎手は福島を得意にしている印象どおり、34走6勝で単勝回収率112%です。

坂井瑠星騎手は12走と少ないながら5勝を挙げており、騎乗機会があれば注意しておきたい一人です。

福島芝1800mの人気別信頼度|1番人気の勝率はローカルの芝1800mで最も低い

集計期間:2023.11.4〜2026.7.19/福島芝1800m・人気別
人気 着別度数 勝率 複勝率 単勝回収率 複勝回収率
1番人気 26-15-15-41/97 26.8% 57.7% 76% 81%
2〜3番人気 31-25-25-111/192 16.1% 42.2% 73% 75%
4〜6番人気 18-33-23-217/291 6.2% 25.4% 69% 73%
7〜9番人気 13-16-20-235/284 4.6% 17.3% 143% 91%
10番人気以下 9-9-13-492/523 1.7% 5.9% 110% 89%
集計期間:2023.9〜2026.7/ローカルの芝1800m・1番人気の成績(50レース以上)
コース 1番人気の勝率 1番人気の複勝率
函館芝1800m 46.0% 73.0%
新潟芝1800m(外回り) 38.4% 60.6%
札幌芝1800m 36.9% 75.4%
小倉芝1800m 35.0% 65.9%
福島芝1800m 26.8% 57.7%

1番人気の勝率26.8%・複勝率57.7%は、いずれもローカルの芝1800m5コースで最も低い数字です。

函館の46.0%とははっきり水をあけられています。

前で運べた馬がそのまま押し切る形になりにくいぶん、人気馬でも勝ち切れない場面が増える、という理解でよさそうです。

目を引くのは7〜9番人気の単勝回収率143%で、最高配当を除いても115%が残ります。

この層で3着以内に来た49回のうち19回が3〜4枠で、位置取りは中団と先行にほぼ二分されています。

10番人気以下は複勝率5.9%しかないので、手広く流す妙味は乏しいコースです。

福島芝1800mの消し条件

福島芝1800mで評価を下げたい条件

  • 4角10番手以下は勝率1.7%・複勝率5.9%で、上がり最速でも勝率13.6%どまり
  • 上がり6位以下は711走で4勝、単勝回収率18%
  • 前走4角1番手は勝率6.2%・単勝回収率45%で、前走の逃げは買い材料にならない
  • 6歳以上は59走して勝ち星なし
  • 牝馬×4角5番手以下は勝率3.0%・複勝率9.3%
  • 前走新潟・前走中京は単勝回収率が30%台
  • 距離短縮は勝率4.2%・単勝回収率59%

消し条件は「後ろに置かれる形」と「前走の形をそのまま持ち込む形」の2つに分かれます。

小回りだから前、という当てはめが最も外れやすいコースだと考えておきたいところです。

まとめ:福島芝1800mは前に行った馬をそのまま買わない

福島芝1800mのポイント

  • 1周1,600mのJRA最小コースでも、4角先頭の勝率15.5%は福島の芝で最も低い
  • 1コーナーまで約305mで先行争いが流れ、4角5〜9番手の勝率6.1%は小回りの芝1800mで最上位
  • 枠は3〜4枠が単勝回収率171%・複勝回収率122%で、後方に置かれる割合が最も低い
  • ハナを取れた馬は単勝回収率260%だが、前走4角1番手は単勝回収率45%
  • 種牡馬はドゥラメンテダノンバラードが5勝で並ぶ

福島芝1800mは、コースの見た目と数字が最も食い違う舞台です。

JRAで最も小さい1周を回るのに、前で運んだ馬がそのまま残る率は福島の芝で最も低くなっています。

1コーナーまでの約305mで隊列が決まり切らないぶん、逃げ馬を先に決め打ちしないほうが読みやすいコースです。

まず3〜4枠に入った中団までの馬を拾い、そのうえで実際にハナを取れそうな一頭がいるかを確認する順番が合っています。

後方一気だけは通らないので、そこは小回りらしく割り切ってよさそうです。

同じ福島の芝でも、芝1200m芝2000mは前が残る割合がはっきり高くなります。

ダートの傾向はダート1150mダート1700mにまとめています。

予想の際にはぜひ、本記事のデータを参考にしてみてください。

出典:TARGET frontier JV(集計期間 2023.11.4〜2026.7.19、福島芝1800m・JRA平地)

Tokuma

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