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小倉芝1200mは平坦を活かすスピード自慢の舞台|傾向・血統・枠順データ




結論:小倉芝1200mは「平坦を活かすスピード自慢」の舞台

  • 3コーナーまでの約480mが下りで直線293mも平坦、止まる材料が無いぶん4角先頭は勝率29.9%・単勝回収率270%
  • その4角先頭の勝率29.9%はローカル4場の芝1200mで函館に次ぐ2番手
  • 4角10番手以下は複勝率5.9%で、メンバー最速の脚を使っても勝率6.5%どまり
  • 枠の差は小さく勝率は5.4%〜7.3%に収まるが、内ほど先手を取りやすい
  • 種牡馬はビッグアーサーが18勝、母父はディープインパクトが23勝でトップ

小倉芝1200mのコースの特徴|3コーナーまで約480mの下りと平坦な直線293m

集計期間:2023.8.12〜2026.7.19/小倉芝1200m・JRA平地
項目 数値
1周(芝Aコース) 1,615.1m
直線 293m
コース全体の高低差 3.0m
ゴール前の直線 平坦(坂は無い)
スタート 向正面の2コーナーポケット/3コーナーまで約480m
起伏 発走直後の約200mが下り/3〜4コーナーも下り
平均頭数 16.2頭
平均勝ちタイム 1:09.0
勝ち馬の平均上り3F 34.9秒
4角先頭の勝率 29.9%

小倉の芝は右回りで1周1,615.1m、最後の直線は293mです。

スタート地点は向正面の2コーナーポケットで、3コーナーまでの直線距離は約480mあります。

小倉はコースの最高部が2コーナー付近にあるため、発走してすぐの200mほどがもう下りに入ります。

そのまま3〜4コーナーもスパイラルカーブの下りが続き、勢いを削がれる区間がどこにも用意されていません。

そして最後の293mは平坦で、坂で脚を使わされることもない造りになっています。

ゴールまで上り勾配を走る局面がほとんど無いので、道中で緩めずに走り切れるスピードの絶対値がそのまま問われます。

集計期間:2023.8.12〜2026.7.19/小倉芝1200m・JRA平地
条件 着別度数 勝率 連対率 複勝率 単勝回収率 複勝回収率
全体 221-221-223-2731/3396 6.5% 13.0% 19.6% 81% 79%

集計期間の221レースは、JRAで施行されている芝1200mのなかで最も多い数です。

開催が夏(6〜9月)と冬(1〜2月)に分かれており、同じコースでも季節で馬場の速さが変わる点は頭に入れておきたいところです。

平均頭数は16.2頭で、18頭立てのフルゲートが最も多く組まれています。

集計期間:2023.8〜2026.7/ローカル場の芝1200m・位置取りと人気(50レース以上)
コース 4角先頭の勝率 4角10番手以下の複勝率 1番人気の勝率
函館芝1200m 30.8% 4.5% 31.8%
小倉芝1200m 29.9% 5.9% 29.9%
福島芝1200m 26.5% 4.2% 30.7%
札幌芝1200m 18.1% 4.7% 30.6%

ローカル4場の芝1200mを並べると、小倉の4角先頭の勝率29.9%は洋芝の函館に次ぐ2番手です。

ほぼ平坦な札幌の18.1%とは大きな差があり、下りを使って加速できる形かどうかで前の残り方がはっきり分かれます。

一方で4角10番手以下の複勝率5.9%は4コースで最も高く、後方勢が完全に締め出されているわけでもありません。

16.2頭という頭数でスピード自慢が押し合うぶん、流れが速くなって差しが間に合う日も出てくるのかなと。

1番人気の勝率29.9%も4コースで最も低く、堅く収まりきらないコースという位置づけになります。

小倉芝1200mの枠順|差は小さいが内ほど先手を取りやすい

集計期間:2023.8.12〜2026.7.19/小倉芝1200m・枠帯別
着別度数 勝率 複勝率 単勝回収率 複勝回収率
1〜2枠 47-52-47-588/734 6.4% 19.9% 134% 96%
3〜4枠 51-47-58-621/777 6.6% 20.1% 66% 75%
5〜6枠 44-42-48-676/810 5.4% 16.5% 63% 64%
7〜8枠 79-80-70-846/1075 7.3% 21.3% 70% 82%

勝率は5.4%から7.3%の範囲で、枠による差はそれほど大きくありません。

1〜2枠の単勝回収率134%は最も高い配当1本の寄与が4割近くを占め、その1本を除くと81%まで落ちます。

内枠だから買える、という読み方には向かない数字です。

むしろ好走率で上に来ているのは7〜8枠のほうで、勝率7.3%・複勝率21.3%と全体を上回っています。

集計期間:2023.8.12〜2026.7.19/小倉芝1200m・枠帯別の位置取り
4角で先頭に立てた割合 4角4番手以内に付けられた割合
1〜2枠 8.0% 33.3%
3〜4枠 8.1% 32.3%
5〜6枠 5.8% 27.9%
7〜8枠 4.8% 30.1%

位置取りの中身を見ると、4角で先頭に立てた割合は1〜4枠の8%台に対して7〜8枠は4.8%です。

約480mの助走があるとはいえ、ハナを主張するなら内のほうが物理的に楽だということになります。

興味深いのは真ん中の5〜6枠で、先頭に立てた割合5.8%・4角4番手以内27.9%とどちらも最も低い数字です。

内へ潜るには外すぎて、押して行くには内すぎるという中途半端な位置になりやすく、成績の落ち込みもここに出ています。

枠そのものより、その枠からどう位置を取るつもりなのかを先に考えたいコースです。

小倉芝1200mの脚質|4角先頭は勝率29.9%・単勝回収率270%

集計期間:2023.8.12〜2026.7.19/小倉芝1200m・4コーナー通過順別
4角の位置 着別度数 勝率 複勝率 単勝回収率 複勝回収率
4角1番手(逃げ) 66-33-17-105/221 29.9% 52.5% 270% 161%
4角2〜4番手 84-109-94-538/825 10.2% 34.8% 105% 118%
4角5〜9番手 58-52-76-870/1056 5.5% 17.6% 98% 82%
4角10番手以下 13-27-36-1218/1294 1.0% 5.9% 21% 39%

221レースのうち66レースを、4角で先頭に立った馬が勝っています。

勝率29.9%・複勝率52.5%で、単勝回収率270%は最も高い配当を除いても248%が残る中身です。

配当の偏りが小さく、この形の強さは素直に信用してよさそうです。

ただし4角先頭で勝った66頭の人気は中央値で2番人気なので、まったくの人気薄ばかりが残っているわけでもありません。

後方は厳しく、4角10番手以下は1294走して13勝・複勝率5.9%です。

全体の複勝率19.6%と比べると3分の1以下の水準にとどまります。

集計期間:2023.8.12〜2026.7.19/小倉芝1200m・4角先頭×枠帯
条件 着別度数 勝率 複勝率 単勝回収率 複勝回収率
4角先頭×1〜4枠 33-18-10-61/122 27.0% 50.0% 256% 155%
4角先頭×5〜8枠 33-15-7-44/99 33.3% 55.6% 288% 168%

同じ4角先頭でも、外めの枠から先頭に立った馬のほうが勝率も回収率も上回ります。

16.2頭の外めから押して行ってハナを取れる時点で、テンのスピードがかなり優秀な馬に絞られるためかなと。

内でするりと先手を取った馬のほうが立ち回りの上手さとして人気に織り込まれやすく、外から強引に行った形のほうが配当は残ります。

どちらも100〜120走台のサンプルなので、傾向として押さえる程度にとどめたいところです。

小倉芝1200mの上がりは34秒台後半が基準|末脚だけでは足りない

集計期間:2023.8.12〜2026.7.19/小倉芝1200m・メンバー内の上がり3F順位別
上がり順位 着別度数 勝率 複勝率 単勝回収率 複勝回収率
上がり1位 52-37-34-132/255 20.4% 48.2% 254% 211%
上がり2〜3位 94-78-73-393/638 14.7% 38.4% 142% 136%
上がり4〜5位 47-66-63-493/669 7.0% 26.3% 120% 116%
上がり6位以下 28-40-53-1712/1833 1.5% 6.6% 22% 28%

勝ち馬の平均上り3Fは34.9秒です。

メンバー最速の脚を使った馬でも勝率は20.4%にとどまり、上がり1位が半分以上勝つような舞台ではありません。

目を引くのは上がり4〜5位で、勝率7.0%ながら単勝回収率120%・複勝回収率116%と水準を超えています。

前で運んだ馬は最後に脚色が同じになるぶん上がり順位が下がりやすく、それでも押し切ってしまう形が数に入っているのだと考察できます。

集計期間:2023.8.12〜2026.7.19/小倉芝1200m・上がり1位の内訳
条件 着別度数 勝率 複勝率
上がり1位×4角4番手以内 24-10-2-0/36 66.7% 100.0%
上がり1位×4角10番手以下 10-14-16-113/153 6.5% 26.1%

好位で最速の脚を使えた馬は36走して24勝、3着以内を一度も外していません。

同じ最速の脚でも、4角10番手以下からだと勝率6.5%まで落ちます。

末脚の質より、その脚を使える位置にいられたかが先に問われるという整理でよさそうです。

小倉芝1200mで買える種牡馬|ビッグアーサーが18勝でトップ

集計期間:2023.8.12〜2026.7.19/小倉芝1200m・勝ち鞍上位5頭
種牡馬 着別度数 勝率 複勝率 単勝回収率 複勝回収率
ビッグアーサー 18-13-12-112/155 11.6% 27.7% 107% 88%
ロードカナロア 12-18-8-92/130 9.2% 29.2% 55% 71%
アメリカンペイトリオット 7-2-3-31/43 16.3% 27.9% 140% 98%
ダイワメジャー 7-6-12-79/104 6.7% 24.0% 88% 84%
モーリス 7-6-5-80/98 7.1% 18.4% 93% 47%

勝ち星のトップはビッグアーサーの18勝で、勝率11.6%も全体の6.5%をはっきり上回ります。

父自身がスプリンターズステークスを勝った快速馬で、産駒もテンから置かれずに運べるタイプが多く、下り主体のこの形と噛み合っています。

ロードカナロアは12勝で複勝率29.2%と堅実ですが、単勝回収率55%と人気に見合った内容にとどまります。

勝率で最上位なのはアメリカンペイトリオットの16.3%で、単勝回収率140%も5頭で最も高い数字です。

ただし43走と少なく、最も高い配当を除くと単勝回収率は85%まで下がるので、サンプルが集まり次第あらためて見ていきたいところです。

ダイワメジャー産駒は勝率6.7%と平凡ながら3着が12回あり、複勝率24.0%と3着付けで拾える形です。

モーリスは7勝を挙げていますが、複勝率18.4%・複勝回収率47%と、2〜3着まで手が届かないケースが目立ちます。

小倉芝1200mの母父|ディープインパクトが23勝でトップ

集計期間:2023.8.12〜2026.7.19/小倉芝1200m・母父の勝ち鞍上位5頭
母父 着別度数 勝率 複勝率 単勝回収率 複勝回収率
ディープインパクト 23-18-13-161/215 10.7% 25.1% 107% 89%
サクラバクシンオー 8-4-1-59/72 11.1% 18.1% 73% 54%
ゼンノロブロイ 7-5-1-46/59 11.9% 22.0% 233% 90%
キングカメハメハ 5-8-11-101/125 4.0% 19.2% 55% 50%
Bated Breath 4-0-0-1/5 80.0% 80.0% 248% 112%

母父ディープインパクトが23勝でトップ、勝率10.7%・単勝回収率107%と数も内容もまとめています。

母系に入ったときの軽い切れが、平坦の直線で最後まで脚色が鈍らない形につながっているのかなと。

母父サクラバクシンオーは勝率11.1%と数字を残す一方、2〜3着が5回だけで複勝率18.1%にとどまります。

勝ち切るか大敗かの振れ幅が大きいので、複勝やワイド、3連系の軸には置きにくいタイプです。

母父ゼンノロブロイの単勝回収率233%は最も高い配当1本で半分以上を稼いだ形なので、そのまま買える数字とは読まないほうが無難です。

母父キングカメハメハは勝率4.0%・単勝回収率55%と、上位5頭のなかでは奮いません。

母父Bated Breathの5走は2頭によるもので、傾向と呼べる厚みはまだありません。

小倉芝1200mは距離短縮組に妙味|同距離は単勝回収率61%

集計期間:2023.8.12〜2026.7.19/小倉芝1200m・距離変化別
距離 着別度数 勝率 複勝率 単勝回収率 複勝回収率
距離短縮 60-44-53-668/825 7.3% 19.0% 154% 88%
同距離 111-125-116-1458/1810 6.1% 19.4% 61% 73%
距離延長 3-5-6-77/91 3.3% 15.4% 56% 122%

距離短縮組が勝率7.3%・単勝回収率154%で、最も高い配当を除いても107%を保ちます。

母数が825走と厚いので、短縮が効くという傾向自体は信用してよさそうです。

一方の同距離組は複勝率19.4%と着差なく走るものの、単勝回収率61%と妙味は乏しくなります。

1200mを使い慣れた馬は人気の中心に置かれやすく、そのぶん配当が付かないという構図かなと。

下りで自然に加速する流れに、長めの距離から短縮してきた馬の追走力が噛み合いやすいのだと考察できます。

距離延長は91走しかなく、ここは今後サンプルが集まり次第あらためて触れていきたいと思います。

小倉芝1200mは前走の位置取りが効く|前走ダートは勝率2.4%

集計期間:2023.8.12〜2026.7.19/小倉芝1200m・前走4コーナー通過順別
前走の位置 着別度数 勝率 複勝率 単勝回収率 複勝回収率
前走4角1番手 18-20-19-185/242 7.4% 23.6% 45% 74%
前走4角2〜4番手 76-67-54-589/786 9.7% 25.1% 94% 82%
前走4角5〜9番手 52-60-54-758/924 5.6% 18.0% 71% 75%
前走4角10番手以下 28-26-47-665/766 3.7% 13.2% 120% 83%

4角の位置はレースが終わるまで分かりませんが、前走の通過順なら出馬表の段階で確認できます。

最も内容がよいのは前走4角2〜4番手で、勝率9.7%・複勝率25.1%と全体を上回ります。

意外なのは前走4角1番手のほうで、勝率7.4%は悪くないものの単勝回収率45%まで沈みます。

平均16.2頭でハナを主張する馬が複数そろうため、前走で逃げた実績がそのまま再現されるとは限らないという面かなと。

前走で逃げた馬は目立つぶん評価も先に上がるので、この形は買い材料として一段割り引きたいところです。

逆に前走4角10番手以下は勝率3.7%と低いのに単勝回収率120%で、勝ち馬の人気は中央値で6〜7番人気になります。

穴が飛び出すのはこちらという構図ですが、最も高い配当1本で4割を稼いでおり、除くと69%まで落ちる点は割り引いて見ておきたいところです。

集計期間:2023.8.12〜2026.7.19/小倉芝1200m・前走の芝ダート別
前走 着別度数 勝率 複勝率 単勝回収率 複勝回収率
前走芝 164-163-158-1827/2312 7.1% 21.0% 94% 81%
前走ダート 10-11-16-374/411 2.4% 9.0% 58% 61%

前走ダートからの芝替わりは411走して10勝、複勝率9.0%です。

下りで一気に速くなるラップに置いていかれ、位置を取れないまま直線を迎える形が想像できます。

芝替わりの一発を期待して手を広げる舞台ではなさそうです。

集計期間:2023.8.12〜2026.7.19/小倉芝1200m・前走の競馬場別(30走以上)
前走の場 着別度数 勝率 複勝率 単勝回収率 複勝回収率
小倉 58-65-61-704/888 6.5% 20.7% 72% 68%
京都 45-40-44-453/582 7.7% 22.2% 114% 88%
阪神 21-17-20-215/273 7.7% 21.2% 65% 71%
福島 11-11-15-211/248 4.4% 14.9% 65% 63%
中京 13-15-12-174/214 6.1% 18.7% 54% 88%
中山 7-13-8-180/208 3.4% 13.5% 32% 70%
新潟 10-9-7-154/180 5.6% 14.4% 55% 76%
東京 9-2-5-76/92 9.8% 17.4% 547% 157%

最も多いのは同じ小倉からの臨戦で888走ありますが、勝率6.5%・単勝回収率72%と平均的な数字です。

内容がよいのは前走京都組で、勝率7.7%・複勝率22.2%・単勝回収率114%と三拍子そろっています。

京都の芝1200mも3コーナーからの下りを使うコースなので、同じ運びをそのまま持ち込めるのだろうと考察できます。

前走東京の単勝回収率547%は92走のうち1本の大穴によるもので、その1本で7割以上を稼いでいます。

数字としては拾わず、参考程度に眺めておくのが無難です。

逆に前走中山組は208走して7勝、勝率3.4%・単勝回収率32%と奮いません。

集計期間:2023.8.12〜2026.7.19/小倉芝1200m・レース間隔別
間隔 着別度数 勝率 複勝率 単勝回収率 複勝回収率
連闘〜中2週 54-61-66-685/866 6.2% 20.9% 57% 68%
中3〜5週 44-41-36-352/473 9.3% 25.6% 127% 94%
中6週〜3か月 61-59-49-785/954 6.4% 17.7% 79% 73%
3か月超 15-13-24-381/433 3.5% 12.0% 131% 101%

中3〜5週が勝率9.3%・複勝率25.6%・単勝回収率127%で、最も高い配当を除いても103%を保つ素直な数字です。

スピードの絶対値が問われる舞台なので、間隔を詰めすぎず疲れも残らない範囲がちょうどよいのだろうと考察できます。

3か月超の単勝回収率131%は1本の大穴に7割近くを依存しており、除くと42%まで落ちます。

勝率3.5%・複勝率12.0%という実態のほうを見ておきたいところです。

小倉芝1200mの性別|牝馬も前に行けたときは複勝率38.1%

集計期間:2023.8.12〜2026.7.19/小倉芝1200m・性別
性別 着別度数 勝率 複勝率 単勝回収率 複勝回収率
牡馬(セン馬含む) 97-88-96-1032/1313 7.4% 21.4% 66% 77%
牝馬 124-133-127-1699/2083 6.0% 18.4% 91% 81%

出走数は牝馬2083走が牡馬1313走を上回り、牝馬限定戦が数多く組まれる舞台になっています。

好走率は牡馬がやや上ですが、回収率は牝馬のほうが高いという逆転が起きています。

集計期間:2023.8.12〜2026.7.19/小倉芝1200m・性別×4角の位置
条件 着別度数 勝率 複勝率 単勝回収率 複勝回収率
牡馬×4角4番手以内 64-47-41-236/388 16.5% 39.2% 120% 116%
牝馬×4角4番手以内 86-95-70-407/658 13.1% 38.1% 152% 134%
牡馬×4角5番手以下 33-41-55-796/925 3.6% 13.9% 43% 60%
牝馬×4角5番手以下 38-38-57-1292/1425 2.7% 9.3% 64% 56%

4角4番手以内に付けられたときの複勝率は、牡馬39.2%に対して牝馬38.1%とほとんど変わりません。

回収率はむしろ牝馬側が上で、単勝152%・複勝134%はどちらも最も高い配当を除いても100%を超えます。

牝馬は牡馬ほど力任せに押していけないぶん、先手を取れた時点で相当のテンのスピードを備えているということかなと。

反対に前を取れなかった牝馬は勝率2.7%・複勝率9.3%まで落ちます。

性別で割り引くのではなく、前走の通過順で位置を取れる根拠があるかを見るほうが実態に近いところです。

小倉芝1200mの年齢別成績|2歳は勝率8.5%も単勝回収率45%

集計期間:2023.8.12〜2026.7.19/小倉芝1200m・年齢別
年齢 着別度数 勝率 複勝率 単勝回収率 複勝回収率
2歳 45-45-45-394/529 8.5% 25.5% 45% 58%
3歳 95-90-93-1211/1489 6.4% 18.7% 95% 78%
4歳 44-41-42-511/638 6.9% 19.9% 65% 85%
5歳 22-31-25-348/426 5.2% 18.3% 76% 85%
6歳 11-12-11-183/217 5.1% 15.7% 132% 104%
7歳以上 4-2-7-84/97 4.1% 13.4% 84% 104%

2歳が勝率8.5%・複勝率25.5%で最上位ですが、単勝回収率45%・複勝回収率58%と妙味はほとんどありません。

夏の小倉は2歳戦が数多く組まれ、素材のよい馬に人気が集中しやすいという事情がありそうです。

3歳は単勝回収率95%と水準で、頭数も1489走と最も多い層になります。

6歳の単勝回収率132%は最も高い配当を除くと97%になるので、妙味があるとまでは言い切れません。

ただし複勝回収率は6歳104%・7歳以上104%と、高齢馬が3着以内に残ったときの配当は悪くない水準です。

小倉芝1200mのクラス別・馬場状態別平均勝ちタイム

集計期間:2023.8.12〜2026.7.19/小倉芝1200m・クラス別の平均勝ちタイム
クラス 平均勝ちタイム レース数
新馬 1:10.1 32
未勝利 1:09.0 76
1勝クラス 1:08.7 68
2勝クラス 1:08.3 19
3勝クラス 1:08.2 13
オープン 1:08.9 13

新馬の1:10.1から3勝クラスの1:08.2まで、クラスが上がるにつれてきれいに詰まっていきます。

オープンの1:08.9だけ数字が戻るのは、13レースのうち6レースがひまわり賞や小倉2歳ステークスといった2歳限定戦だからです。

古馬のオープンにあたる北九州記念は1:07台から1:08.0で決着しており、ここが小倉芝1200mの上限の速さになります。

集計期間:2023.8.12〜2026.7.19/小倉芝1200m・馬場状態別
馬場 平均勝ちタイム 着別度数 勝率 複勝率 単勝回収率 複勝回収率
1:08.7 153-153-154-1880/2340 6.5% 19.7% 77% 81%
稍重 1:09.5 48-48-48-605/749 6.4% 19.2% 83% 73%
1:10.1 17-17-18-220/272 6.2% 19.1% 120% 84%
不良 1:10.2 3-3-3-26/35 8.6% 25.7% 58% 58%

芝の道悪は時計がかかって力が要る方向に振れるため、良の1:08.7に対して重は1:10.1まで落ちます。

それでも好走率は6%台で横並びなので、馬場状態そのものを特別視する必要は薄そうです。

重の単勝回収率120%は最も高い配当を除くと91%になるので、渋ったから穴、と決めてかかるのは早いところです。

不良は35走しかなく、ここは今後サンプルが集まり次第あらためて触れていきたいと思います。

小倉芝1200mの騎手成績|松山弘平騎手が23勝でトップ

集計期間:2023.8.12〜2026.7.19/小倉芝1200m・勝ち鞍上位5名
騎手 着別度数 勝率 複勝率 単勝回収率 複勝回収率
松山弘平 23-7-8-35/73 31.5% 52.1% 130% 87%
幸英明 10-8-6-92/116 8.6% 20.7% 109% 69%
坂井瑠星 9-4-6-21/40 22.5% 47.5% 139% 111%
団野大成 9-9-5-52/75 12.0% 30.7% 109% 85%
西村淳也 8-6-6-37/57 14.0% 35.1% 81% 75%

松山弘平騎手は73鞍で23勝、勝率31.5%・複勝率52.1%と抜けた数字を残しています。

単勝回収率130%も最も高い配当を除いて117%を保つので、人気を集めてなお足りているという内容です。

幸英明騎手は116鞍と乗鞍が最も多く、勝率8.6%ながら単勝回収率109%と穴での貢献が目立ちます。

坂井瑠星騎手は40鞍で複勝率47.5%・複勝回収率111%と、軸として計算できる数字です。

いずれも40〜116鞍と限られたサンプルなので、騎手だけで判断せず馬の位置取りと重ねて見たいところです。

小倉芝1200mの人気別信頼度|1番人気は勝率29.9%

集計期間:2023.8.12〜2026.7.19/小倉芝1200m・人気別
人気 着別度数 勝率 複勝率 単勝回収率 複勝回収率
1番人気 66-48-21-86/221 29.9% 61.1% 79% 86%
2〜3番人気 67-64-60-251/442 15.2% 43.2% 80% 82%
4〜6番人気 48-60-59-496/663 7.2% 25.2% 83% 75%
7〜9番人気 23-26-52-535/636 3.6% 15.9% 75% 85%
10番人気以下 17-23-31-1363/1434 1.2% 5.0% 84% 77%

1番人気の勝率29.9%はローカル4場の芝1200mで最も低く、軸としての信頼度はやや落ちます。

一方で単勝回収率は1番人気の79%から10番人気以下の84%まで、どの人気帯もほぼ横並びです。

人気の序列で妙味が偏っていない以上、人気ではなく位置取りで選び分けるべきコースということになります。

集計期間:2023.8.12〜2026.7.19/小倉芝1200m・1番人気×前走の位置
条件 着別度数 勝率 複勝率 単勝回収率 複勝回収率
1番人気×前走4角4番手以内 36-25-9-41/111 32.4% 63.1% 86% 88%
1番人気×前走4角5番手以下 15-15-5-30/65 23.1% 53.8% 70% 81%

同じ1番人気でも、前走で4角4番手以内に付けていた馬は勝率32.4%・複勝率63.1%まで上がります。

前走で後方だった1番人気は勝率23.1%で、頭で買うか軸に留めるかの判断はここで分かれます。

10番人気以下は1434走して17勝、複勝率5.0%ですから、手広く流す妙味は乏しいところです。

小倉芝1200mの消し条件

小倉芝1200mで評価を下げたい条件

  • 4角10番手以下は1294走して13勝・複勝率5.9%で、メンバー最速の脚を使っても勝率6.5%どまり
  • 前走ダートは411走で10勝・勝率2.4%・複勝率9.0%
  • 牝馬×4角5番手以下は勝率2.7%・複勝率9.3%
  • 前走中山は208走で7勝・勝率3.4%・単勝回収率32%
  • 3か月超の休み明けは勝率3.5%・複勝率12.0%
  • 前走4角1番手は単勝回収率45%で、逃げた実績のわりに配当が付かない

並べてみると、消し条件はどれも「速い流れに置いていかれる形」に行き着きます。

下りで加速し、平坦の直線をそのまま走り切るラップに最初から乗れているかどうかが分かれ目です。

まとめ:小倉芝1200mはテンのスピードから入る

小倉芝1200mのポイント

  • 3コーナーまで約480mの下りと平坦な直線293mで、4角先頭は勝率29.9%・単勝回収率270%
  • 4角10番手以下は複勝率5.9%で、上がり最速でも勝率6.5%どまり
  • 枠の差は小さいが、先手を取りやすいのは内で外から行けた馬は配当が残る
  • ローテは距離短縮が勝率7.3%・単勝回収率154%で中3〜5週が最上位
  • 種牡馬はビッグアーサー(18勝)、母父はディープインパクト(23勝)

小倉芝1200mは、発走してすぐ下りに入り、平坦の直線をそのまま駆け抜ける組み立てです。

脚をためる場所も、坂で捕まえる場所も用意されていません。

まずは前走の通過順で前に行ける馬を拾い、そこに距離短縮とローテを重ねると検討する頭数はかなり絞れます。

そのうえで枠を見て、内なら先手の取りやすさ、外なら押して行けるテンのスピードがあるかを確かめたいところです。

同じ小倉でも中距離やダートでは求められる資質が変わるので、この記事の傾向をそのまま持ち込まないよう気をつけたいと思います。

小倉の他コースは芝1800m芝2000m芝2600mダート1000mダート1700mにまとめています。

予想の際にはぜひ、本記事のデータを参考にしてみてください。

出典:TARGET frontier JV(集計期間 2023.8.12〜2026.7.19、小倉芝1200m・JRA平地)

Tokuma

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