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小倉芝1800mで問われるのは器用さ|傾向・血統・枠順データ




結論:小倉芝1800mは「器用さ」が着順になるコース

  • 1コーナーまで約272mしかなく、位置を取る器用さがそのまま結果に出る(4角先頭は勝率21.8%・単勝回収率229%)
  • 4角10番手以下は複勝率4.4%で、ローカルの芝1800m5コースでは札幌に次いで低い水準
  • 枠の有利不利は小さく、勝率は6.7%〜8.3%の範囲に収まる
  • 同距離からの臨戦が勝率10.2%・単勝回収率119%で、距離延長は勝率5.8%・単勝回収率42%
  • 種牡馬はエピファネイアが14勝でトップ、母父はディープインパクトが19勝

小倉芝1800mのコースの特徴|1コーナーまで約272m・直線は平坦

集計期間:2023.8.12〜2026.7.19/小倉芝1800m・JRA平地
項目 数値
1周(芝Aコース) 1,615.1m
直線 293m
コース全体の高低差 3.0m
ゴール前の直線 平坦(坂は無い)
起伏 2コーナー付近が頂上/3〜4コーナーは下り
スタート 正面スタンド前/1コーナーまで約272m
平均頭数 13.9頭
平均勝ちタイム 1:48.7
勝ち馬の平均上り3F 35.7秒
4角先頭の勝率 21.8%

小倉の芝は1周1,615.1mで、これはJRAでは福島の1,600mに次いで2番目に小さい造りです。

スタートは正面スタンド前の直線なかほどで、ゆるい上りを踏みながら約272m先の1コーナーへ入っていきます。

コーナーを4つ回るうえに、最初のコーナーまでが272mですから、位置取りを決める時間がほとんどありません。

高低差3.0mの頂上は2コーナー付近にあり、そこから3〜4コーナーにかけては下りになります。

3〜4コーナーはスパイラルカーブなので、下りと合わさって後続が息を入れにくい形です。

そして最後の293mは平坦で、脚を残した馬が差し込む余地は思いのほか小さくなっています。

集計期間:2023.8〜2026.7/ローカル場の芝1800m・4角の位置別(50レース以上)
コース 4角先頭の勝率 4角10番手以下の複勝率
札幌芝1800m 38.5% 4.3%
函館芝1800m 21.9% 6.7%
小倉芝1800m 21.8% 4.4%
福島芝1800m 15.5% 5.9%
新潟芝1800m 11.1% 11.3%

ローカル場の芝1800mを5コース並べると、小倉の4角先頭の勝率21.8%は札幌に次ぐ2番手グループです。

目を引くのは後方勢のほうで、4角10番手以下の複勝率4.4%は札幌の4.3%とほぼ並ぶ低さになります。

諸元の近い福島は5.9%、直線の長い新潟は11.3%ですから、同じ小回りでも届き方がかなり違うところです。

福島は1周こそJRA最小ですが高低差は1.9mで、細かいアップダウンが続くぶん一気に脚を使わされる区間がありません。

対して小倉は3.0mの高低差を2コーナー付近の頂上から3〜4コーナーで下り切ってしまうので、勝負どころで隊列がほとんど動かないまま平坦の直線に入ります。

コーナーで置かれた馬に、取り返す場所が用意されていないというのが、このコースの骨格かなと。

小倉芝1800mの枠順|有利不利は小さく勝率は6.7%〜8.3%

集計期間:2023.8.12〜2026.7.19/小倉芝1800m・枠帯別
着別度数 勝率 複勝率 単勝回収率 複勝回収率
1〜2枠 27-30-29-264/350 7.7% 24.6% 133% 97%
3〜4枠 26-30-35-296/387 6.7% 23.5% 58% 70%
5〜6枠 36-29-33-335/433 8.3% 22.6% 56% 58%
7〜8枠 35-35-28-360/458 7.6% 21.4% 66% 74%

勝率は6.7%から8.3%の範囲に収まっていて、枠による差はほとんど付いていません。

1〜2枠の単勝回収率133%は目立ちますが、最も高い配当の1本を除くと63%まで下がる中身です。

内枠を引いたから買える、という読み方はしないほうが無難かなと思います。

集計期間:2023.8.12〜2026.7.19/小倉芝1800m・枠帯別の位置取り
4角で先頭に立てた割合 4角4番手以内に付けられた割合
1〜2枠 8.3% 34.0%
3〜4枠 5.7% 33.3%
5〜6枠 7.2% 35.6%
7〜8枠 9.2% 39.3%

位置取りの中身を見ると、4角で先頭に立てた割合は1〜2枠の8.3%と7〜8枠の9.2%が上位に来ます。

4角4番手以内という好位を取れた割合は、むしろ外の7〜8枠が39.3%で最も高い数字です。

1コーナーまで272mでも、外から押していけば前を取れないわけではない、ということになります。

枠がどこかより、その枠から前に行けるかどうかを先に確かめたいコースです。

小倉芝1800mの脚質|4角先頭は勝率21.8%・10番手以下は複勝率4.4%

集計期間:2023.8.12〜2026.7.19/小倉芝1800m・4コーナー通過順別
4角の位置 着別度数 勝率 複勝率 単勝回収率 複勝回収率
4角1番手(逃げ) 27-27-13-57/124 21.8% 54.0% 229% 181%
4角2〜4番手 59-56-58-285/458 12.9% 37.8% 71% 96%
4角5〜9番手 35-36-42-476/589 5.9% 19.2% 89% 75%
4角10番手以下 3-5-12-437/457 0.7% 4.4% 22% 21%

4角で先頭に立った馬は勝率21.8%・複勝率54.0%で、単勝回収率229%・複勝回収率181%です。

勝ち馬は26頭に散っていますし、最も高い配当を除いても単勝回収率は150%を保ちますので、配当的にも安定感があります。

ただし4角で先頭に立った勝ち馬の人気は中央値で3番人気なので、まったく人気を無視して残っているわけではありません。

一方で4角10番手以下は457走して3勝、複勝率4.4%です。

全体の複勝率22.9%と比べると5分の1以下で、後方待機は形として成立していないと言えそうです。

集計期間:2023.8.12〜2026.7.19/小倉芝1800m・4角先頭×枠帯
条件 着別度数 勝率 複勝率 単勝回収率 複勝回収率
4角先頭×1〜4枠 10-16-6-19/51 19.6% 62.7% 110% 161%
4角先頭×5〜8枠 17-11-7-38/73 23.3% 47.9% 312% 194%

同じ4角先頭でも、外めの枠から先頭に立った馬のほうが勝率も回収率も上回ります。

内から先頭に立つ形は複勝率62.7%と堅実で、複勝やワイド、3連系の軸に向いた数字です。

外から押して行く形は内で楽に前を取った馬ほど強そうに映らないので、同じ4角先頭でも配当が残りやすいという棲み分けかなと。

どちらもサンプルは50〜70走台なので、傾向として押さえる程度にとどめたいところです。

小倉芝1800mの上がりは35秒台が基準|同じ末脚でも位置で結果が変わる

集計期間:2023.8.12〜2026.7.19/小倉芝1800m・メンバー内の上がり3F順位別
上がり順位 着別度数 勝率 複勝率 単勝回収率 複勝回収率
上がり1位 56-27-18-49/150 37.3% 67.3% 458% 219%
上がり2〜3位 48-50-53-185/336 14.3% 44.9% 96% 144%
上がり4〜5位 16-31-37-263/347 4.6% 24.2% 26% 67%
上がり6位以下 4-16-17-758/795 0.5% 4.7% 17% 19%

勝ち馬の平均上り3Fは35.7秒です。

メンバー最速の脚を使えた馬は勝率37.3%と抜けていますが、これはレースが終わってから分かる数字でもあります。

予想に使えるのは、その脚をどの位置から繰り出したかのほうになります。

集計期間:2023.8.12〜2026.7.19/小倉芝1800m・上がり1位の内訳
条件 着別度数 勝率 複勝率
上がり1位×4角4番手以内 30-7-2-0/39 76.9% 100.0%
上がり1位×4角10番手以下 2-4-8-34/48 4.2% 29.2%

好位で上がり最速を使えた馬は39走して30勝、3着以内を外していません。

同じ最速の脚でも、4角10番手以下からだと勝率4.2%まで落ちます。

末脚の絶対値より、それを使える位置にいられるかどうかが問われるコースという整理でよさそうです。

小倉芝1800mで買える種牡馬|エピファネイアが14勝でトップ

集計期間:2023.8.12〜2026.7.19/小倉芝1800m・勝ち鞍上位5頭
種牡馬 着別度数 勝率 複勝率 単勝回収率 複勝回収率
エピファネイア 14-12-5-65/96 14.6% 32.3% 78% 81%
ロードカナロア 10-3-5-42/60 16.7% 30.0% 99% 70%
キズナ 7-2-9-51/69 10.1% 26.1% 31% 47%
ブリックスアンドモルタル 6-6-3-27/42 14.3% 35.7% 85% 80%
リアルスティール 5-6-5-22/38 13.2% 42.1% 138% 124%

勝ち星のトップはエピファネイアの14勝で、勝率14.6%も全体の7.6%を大きく上回ります。

コーナーで置かれずに動ける産駒が多く、下りから平坦に入るこの形と噛み合っている印象です。

ロードカナロアは10勝で勝率16.7%と5頭のなかで最上位、短めの距離で見せるスピードがそのまま1800mでも通用しています。

回収率で最も優秀なのはリアルスティールで、単勝回収率138%・複勝回収率124%です。

複勝率42.1%は5頭で最も高く、最も高い配当を除いても単勝回収率は91%を保つので、見かけだけの数字ではありません。

ブリックスアンドモルタルも複勝率35.7%と堅実に走っています。

逆にキズナは7勝を挙げながら単勝回収率31%・複勝回収率47%と、人気に見合った成績が残せていません。

小倉芝1800mの母父|ディープインパクトが19勝でトップ

集計期間:2023.8.12〜2026.7.19/小倉芝1800m・母父の勝ち鞍上位5頭
母父 着別度数 勝率 複勝率 単勝回収率 複勝回収率
ディープインパクト 19-14-10-113/156 12.2% 27.6% 61% 67%
キングカメハメハ 6-3-5-66/80 7.5% 17.5% 45% 46%
マンハッタンカフェ 5-2-1-27/35 14.3% 22.9% 80% 65%
アグネスタキオン 4-8-2-32/46 8.7% 30.4% 39% 105%
クロフネ 4-4-2-27/37 10.8% 27.0% 79% 74%

母父ディープインパクトが19勝でトップ、勝率12.2%と数もまとめています。

母系に入ったときの軽い持続力が、下りから平坦に入るこのコースに合っているのかなと。

母父アグネスタキオンは複勝率30.4%・複勝回収率105%と、2〜3着で堅実に馬券に絡んでくるタイプです。

ただし勝ち星4つのうち3頭は同じ顔ぶれで、勝ち切る形まで期待できるかは今後の更新で見ていきたいところです。

母父キングカメハメハは複勝率17.5%・単勝回収率45%で、上位5頭のなかでは奮いません。

小倉芝1800mは同距離組が中心|距離延長は単勝回収率42%

集計期間:2023.8.12〜2026.7.19/小倉芝1800m・距離変化別
距離 着別度数 勝率 複勝率 単勝回収率 複勝回収率
距離短縮 22-29-23-299/373 5.9% 19.8% 67% 78%
同距離 55-43-51-388/537 10.2% 27.7% 119% 81%
距離延長 26-33-30-362/451 5.8% 19.7% 42% 65%

同距離からの臨戦が勝率10.2%・複勝率27.7%で、短縮・延長のどちらもはっきり下回ります。

短縮組と延長組の勝率がほぼ同じというのは珍しく、距離を動かすこと自体が割引になっている形です。

1800mという距離での運びを一度経験しているかどうかが、そのまま器用さの裏づけになっているのだろうと考察できます。

集計期間:2023.8.12〜2026.7.19/小倉芝1800m・距離変化×前走4コーナー通過順
条件 着別度数 勝率 複勝率 単勝回収率 複勝回収率
同距離×前走4角4番手以内 33-17-24-146/220 15.0% 33.6% 122% 83%
同距離×前走4角5番手以下 22-25-27-241/315 7.0% 23.5% 118% 79%
距離延長×前走4角4番手以内 13-6-3-82/104 12.5% 21.2% 83% 55%
距離延長×前走4角5番手以下 13-27-26-280/346 3.8% 19.1% 29% 66%

同距離で前走4角4番手以内という組み合わせが勝率15.0%・単勝回収率122%で最上位です。

ただし最も高い配当を除くと単勝回収率は89%になるので、回収率よりも勝率15.0%のほうを主に見ておきたいところです。

延長組でも前走で前に付けていた馬なら勝率12.5%まで戻ります。

厳しいのは前走5番手以下からの延長で、346走して13勝・単勝回収率29%です。

距離が延びて追走が楽になるどころか、272m先のコーナーまでに置かれてそのまま流れに乗れない形が多いのかなと。

小倉芝1800mは前走の位置取りが効く|前走ダートは勝率1.3%

集計期間:2023.8.12〜2026.7.19/小倉芝1800m・前走4コーナー通過順別
前走の位置 着別度数 勝率 複勝率 単勝回収率 複勝回収率
前走4角1番手 12-11-6-60/89 13.5% 32.6% 86% 69%
前走4角2〜4番手 47-26-27-283/383 12.3% 26.1% 103% 72%
前走4角5〜9番手 33-53-41-359/486 6.8% 26.1% 53% 85%
前走4角10番手以下 11-14-29-346/400 2.8% 13.5% 87% 64%

4角の位置はレースが終わるまで分かりませんが、前走の通過順なら出馬表の段階で確認できます。

前走で4角4番手以内に付けていた馬は勝率12〜13%台で、5番手以下の6.8%とはっきり差が付きます。

前走4角2〜4番手の単勝回収率103%は、最も高い配当を除いても84%を保つ素直な数字です。

前走4角10番手以下の単勝回収率87%は1本の大穴が効いた形で、それを除くと26%まで落ちます。

集計期間:2023.8.12〜2026.7.19/小倉芝1800m・前走の芝ダート別
前走 着別度数 勝率 複勝率 単勝回収率 複勝回収率
前走芝 101-98-99-903/1201 8.4% 24.8% 89% 78%
前走ダート 2-6-5-143/156 1.3% 8.3% 7% 51%

前走ダートからの芝替わりは156走して2勝、単勝回収率7%です。

芝の流れに戸惑っているうちにコーナーへ入ってしまうので、位置を取り切れないまま終わる形が想像できます。

芝替わりの一発を拾いにいく舞台ではなさそうです。

集計期間:2023.8.12〜2026.7.19/小倉芝1800m・前走の競馬場別(30走以上)
前走の場 着別度数 勝率 複勝率 単勝回収率 複勝回収率
小倉 27-28-27-271/353 7.6% 23.2% 110% 79%
京都 25-30-23-249/327 7.6% 23.9% 81% 75%
阪神 15-19-13-161/208 7.2% 22.6% 35% 76%
中山 12-9-7-87/115 10.4% 24.3% 101% 75%
中京 8-7-7-91/113 7.1% 19.5% 39% 52%
東京 5-4-9-59/77 6.5% 23.4% 156% 96%
新潟 6-1-8-60/75 8.0% 20.0% 43% 44%
福島 3-6-9-56/74 4.1% 24.3% 34% 95%

前走が同じ小倉だった組が353走と最も多く、単勝回収率110%です。

ただしこちらも大きい配当1本の寄与が大きく、それを除くと41%まで下がるので、コース経験だけで買える形ではありません。

勝率で上位に来るのは前走中山の10.4%で、小回りで揉まれてきた馬が結果を出しています。

前走東京の単勝回収率156%は77走のなかの1本によるもので、傾向として見ておく程度にとどめたいところです。

集計期間:2023.8.12〜2026.7.19/小倉芝1800m・レース間隔別
間隔 着別度数 勝率 複勝率 単勝回収率 複勝回収率
連闘〜中2週 34-41-32-315/422 8.1% 25.4% 46% 74%
中3〜5週 27-20-25-238/310 8.7% 23.2% 137% 71%
中6週〜3か月 33-31-35-323/422 7.8% 23.5% 83% 82%
3か月超 9-13-12-173/207 4.3% 16.4% 54% 66%

連闘から中5週までがボリュームゾーンで、勝率も8%台を保っています。

中3〜5週の単勝回収率137%も1本依存で、除くと58%まで下がります。

数字がはっきり落ちるのは3か月超で、勝率4.3%・複勝率16.4%です。

短い直線で立ち回りを問われる以上、実戦感覚が鈍った状態だと分が悪いという感じかなと。

小倉芝1800mの性別|牝馬は前に行けたときだけ複勝率35.9%

集計期間:2023.8.12〜2026.7.19/小倉芝1800m・性別
性別 着別度数 勝率 複勝率 単勝回収率 複勝回収率
牡馬(セン馬含む) 70-75-70-638/853 8.2% 25.2% 77% 83%
牝馬 54-49-55-617/775 7.0% 20.4% 75% 63%

牝馬は勝率7.0%・複勝率20.4%で、牡馬より1〜5ポイント下がります。

ただ、この差も位置取りとの掛け算で見たほうが実態に近いです。

集計期間:2023.8.12〜2026.7.19/小倉芝1800m・牝馬の4角位置別
条件 着別度数 勝率 複勝率 単勝回収率 複勝回収率
牝馬×4角4番手以内 37-34-31-182/284 13.0% 35.9% 69% 95%
牝馬×4角5番手以下 17-15-24-435/491 3.5% 11.4% 78% 45%

4角4番手以内に付けられた牝馬は勝率13.0%・複勝率35.9%まで上がります。

前に行けなかった牝馬は勝率3.5%・複勝率11.4%です。

牝馬を検討するときは、先行できる根拠が前走の通過順にあるかどうかを牡馬以上に厳しく見たいところです。

小倉芝1800mの年齢別成績|6歳は96走して1勝

集計期間:2023.8.12〜2026.7.19/小倉芝1800m・年齢別
年齢 着別度数 勝率 複勝率 単勝回収率 複勝回収率
2歳 19-19-19-131/188 10.1% 30.3% 42% 74%
3歳 62-58-54-606/780 7.9% 22.3% 85% 74%
4歳 27-23-25-238/313 8.6% 24.0% 90% 71%
5歳 12-20-17-156/205 5.9% 23.9% 50% 87%
6歳 1-3-7-85/96 1.0% 11.5% 24% 50%
7歳以上 3-1-3-39/46 6.5% 15.2% 192% 74%

2歳が勝率10.1%・複勝率30.3%で最上位ですが、単勝回収率は42%にとどまり、好走率の高さはオッズに織り込まれています。

3歳と4歳は勝率8%前後・単勝回収率85〜90%と、このコースの標準的な水準です。

数字が落ちるのは6歳で、96走して1勝・複勝率11.5%まで下がります。

7歳以上の単勝回収率192%は46走のうち1本の高配当によるもので、これを買える数字とは読まないほうが無難です。

小倉芝1800mのクラス別・馬場状態別平均勝ちタイム

集計期間:2023.8.12〜2026.7.19/小倉芝1800m・クラス別の平均勝ちタイム
クラス 平均勝ちタイム レース数
新馬 1:50.8 11
未勝利 1:49.3 53
1勝クラス 1:48.0 37
2勝クラス 1:48.4 11
3勝クラス 1:46.5 7
オープン 1:45.9 5
集計期間:2023.8.12〜2026.7.19/小倉芝1800m・馬場状態別
馬場 平均勝ちタイム 着別度数 勝率 複勝率 単勝回収率 複勝回収率
1:48.2 86-86-87-859/1118 7.7% 23.2% 81% 75%
稍重 1:49.7 26-26-26-276/354 7.3% 22.0% 62% 66%
1:50.1 11-11-11-113/146 7.5% 22.6% 69% 80%
不良 1:49.8 1-1-1-7/10 10.0% 30.0% 51% 59%

新馬とオープンでは平均勝ちタイムに4.9秒の差があります。

芝の道悪は時計がかかって力が要る方向に振れるので、良の1:48.2に対して重は1:50.1まで落ちます。

ただし好走率そのものは馬場状態でほとんど動かないため、渋った馬場を特別視する必要は薄そうです。

不良は10走しかないので、ここは今後サンプルが集まり次第あらためて触れていきたいと思います。

小倉芝1800mの騎手成績|松山弘平騎手が10勝でトップ

集計期間:2023.8.12〜2026.7.19/小倉芝1800m・勝ち鞍上位5名
騎手 着別度数 勝率 複勝率 単勝回収率 複勝回収率
松山弘平 10-5-5-27/47 21.3% 42.6% 80% 60%
川田将雅 9-3-1-13/26 34.6% 50.0% 100% 60%
藤岡佑介 7-1-2-8/18 38.9% 55.6% 513% 154%
坂井瑠星 7-8-3-17/35 20.0% 51.4% 123% 84%
鮫島克駿 6-4-3-17/30 20.0% 43.3% 58% 62%

勝ち星のトップは松山弘平騎手の10勝で、勝率21.3%です。

川田将雅騎手は26鞍で9勝、勝率34.6%と数字をまとめています。

藤岡佑介騎手の単勝回収率513%は18鞍のうち1本の高配当によるもので、そこを除くと111%です。

坂井瑠星騎手は複勝率51.4%・単勝回収率123%と、頭でも軸でも計算できる数字を残しています。

鮫島克駿騎手は複勝率43.3%まで来ますが、単勝回収率58%と人気に見合った内容です。

いずれも18〜47鞍と少なめのサンプルなので、騎手だけで判断せず馬の位置取りと重ねて見たいところです。

小倉芝1800mの人気別信頼度|1番人気は勝率35.0%

集計期間:2023.8.12〜2026.7.19/小倉芝1800m・人気別
人気 着別度数 勝率 複勝率 単勝回収率 複勝回収率
1番人気 43-25-13-42/123 35.0% 65.9% 85% 86%
2〜3番人気 46-33-40-129/248 18.5% 48.0% 90% 82%
4〜6番人気 24-35-41-267/367 6.5% 27.2% 76% 82%
7〜9番人気 7-25-16-304/352 2.0% 13.6% 49% 79%
10番人気以下 4-6-15-513/538 0.7% 4.6% 85% 58%

1番人気は勝率35.0%・複勝率65.9%で、軸としての信頼は置ける水準です。

ここは「1番人気をどこまで信頼できるか」を確認するための参考情報として見てください。

集計期間:2023.8.12〜2026.7.19/小倉芝1800m・1番人気の枠別
条件 着別度数 勝率 複勝率 単勝回収率 複勝回収率
1番人気×1〜4枠 12-14-6-19/51 23.5% 62.7% 54% 77%
1番人気×5〜8枠 31-11-7-23/72 43.1% 68.1% 107% 93%

同じ1番人気でも、外めの枠なら勝率43.1%・単勝回収率107%、内めの枠なら23.5%・54%です。

複勝率はどちらも60%台なので、3着以内という意味では内枠の人気馬も崩れていません。

頭で買うか軸に留めるかを決めるときに、枠を一段かませたいコースということになります。

10番人気以下は538走して4勝、複勝率4.6%ですから、手広く流す妙味は乏しいところです。

小倉芝1800mの消し条件

小倉芝1800mで評価を下げたい条件

  • 4角10番手以下は457走して3勝・複勝率4.4%で、上がり最速でも勝率4.2%どまり
  • 前走ダートは156走で2勝・単勝回収率7%
  • 距離延長×前走4角5番手以下は勝率3.8%・単勝回収率29%
  • 牝馬×4角5番手以下は勝率3.5%・複勝率11.4%
  • 6歳は96走して1勝・複勝率11.5%
  • 3か月超の休み明けは勝率4.3%・複勝率16.4%

並べてみると、消し条件はどれも「位置を取れない」ことに行き着きます。

直線が293mで平坦という見た目から末脚勝負を思い描くと、いちばん分の悪い買い方になってしまうコースです。

まとめ:小倉芝1800mは器用に立ち回れる馬から入る

小倉芝1800mのポイント

  • 1コーナーまで約272m、4角先頭は勝率21.8%・単勝回収率229%
  • 4角10番手以下は複勝率4.4%で、上がり最速でも勝率4.2%どまり
  • 枠の有利不利は小さく、前に行けるかどうかが枠より先に来る
  • ローテは同距離が中心で、勝率10.2%・単勝回収率119%
  • 種牡馬はエピファネイア(14勝)、回収率ならリアルスティール(単勝回収率138%

小倉芝1800mは、スタートから272mで最初のコーナーに入り、下りきったところが平坦の直線という組み立てです。

脚を測って使うより、置かれずにコーナーを回れることのほうが先に問われます。

まずは前走の通過順で位置を取れる馬を拾い、そこに同距離かどうかを重ねると、検討する頭数はかなり絞れるはずです。

そのうえで1番人気の枠を確かめれば、頭で買うか軸に留めるかの判断まで付けられます。

同じ小倉でも短距離やダートでは求められる資質が変わるので、この記事の傾向をそのまま持ち込まないよう気をつけたいところです。

小倉の他コースは芝1200m芝2000m芝2600mダート1000mダート1700mにまとめています。

予想の際にはぜひ、本記事のデータを参考にしてみてください。

出典:TARGET frontier JV(集計期間 2023.8.12〜2026.7.19、小倉芝1800m・JRA平地)

Tokuma

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