結論:新潟芝2000m外は「後方待機がそのまま割引にならない」コース
| 項目 | 数値 |
|---|---|
| 1周(芝・外回り) | 2,223m |
| 直線 | 658.7m(JRA最長/内回りは358.7m) |
| コース全体の高低差 | 2.2m |
| 直線の勾配 | 坂と呼べる勾配は無し |
| スタート | 向正面・2コーナー奥のポケット/3コーナーまで約948m |
| 平均頭数 | 13.7頭 |
| 平均勝ちタイム | 2:00.3 |
| 勝ち馬の平均上り3F | 34.1秒 |
| 4角先頭の勝率 | 15.8% |
新潟芝2000m外は、向正面にある2コーナー奥のポケットからスタートする左回りの外回りコースです。
最初のコーナーである3コーナーまでが約948mあり、これはJRAの平地でも屈指の長さになります。
コーナーは3角と4角の2つだけで、しかもスパイラルカーブを緩やかに下りながら回る形です。
直線は658.7mで、JRA最長になります。
高低差は2.2mありますが、坂と呼べる勾配はどこにもありません。
序盤に約948m、最後に658.7mと、まっすぐ走る区間が前後に用意された構造です。
同じ新潟芝2000mでも内回りは直線358.7mなので、出馬表で内外どちらかを確認するのが最初の作業になります。
| 条件 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 全体 | 38-38-38-373/487 | 7.8% | 15.6% | 23.4% | 89% | 69% |
集計対象は38レースと多くないので、以下の数字は傾向として読んでください。
| コース | 4角先頭の勝率 | 4角10番手以下の複勝率 |
|---|---|---|
| 新潟芝2000m外 | 15.8% | 23.4% |
| 新潟芝1800m | 11.1% | 11.3% |
| 東京芝2400m | 8.0% | 10.8% |
| 京都芝1400m外 | 16.5% | 10.2% |
| 新潟芝1600m | 15.5% | 8.6% |
| 新潟芝2000m内 | 15.4% | 5.3% |
JRAで50レース以上が組まれている芝コースを見渡すと、4角10番手以下の複勝率が最も高いのは新潟芝1800mの11.3%です。
新潟芝2000m外の23.4%は、その倍近い数字になります。
38レースという母数なので順位を競う話にはできませんが、水準が明らかに違うことは押さえておきたいところです。
しかも4角先頭の勝率15.8%は、内回りの15.4%や新潟芝1600mの15.5%と横並びです。
前が止まって後ろだけが来るのではなく、前も後ろも同じように馬券になるという並びになっています。
3コーナーまで約948mあるぶんテンの位置取り争いを急がずに済み、隊列が落ち着きやすいケースが多いのだと考察できます。
| 枠 | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1〜2枠 | 10-8-11-71/100 | 10.0% | 29.0% | 182% | 97% |
| 3〜4枠 | 7-10-9-91/117 | 6.0% | 22.2% | 100% | 68% |
| 5〜6枠 | 10-11-11-97/129 | 7.8% | 24.8% | 50% | 73% |
| 7〜8枠 | 11-9-7-114/141 | 7.8% | 19.1% | 51% | 46% |
勝率だけを見ると1〜2枠の10.0%が最上位で、あとの枠帯は6%台から7%台に収まります。
差がはっきり出るのは単勝回収率のほうで、内の2帯が100%を超え、外の2帯は50%前後まで落ちます。
1〜4枠でくくると217走17勝・単勝回収率138%になり、最高配当の1本を除いても101%が残ります。
17勝が17頭に散っているので、特定の1頭に寄りかかった数字でもありません。
| 条件 | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1〜4枠×1〜3番人気 | 7-10-10-21/48 | 14.6% | 56.2% | 53% | 92% |
| 1〜4枠×4番人気以下 | 10-8-10-141/169 | 5.9% | 16.6% | 162% | 79% |
| 5〜8枠×1〜3番人気 | 14-13-9-30/66 | 21.2% | 54.5% | 76% | 90% |
| 5〜8枠×4番人気以下 | 7-7-9-181/204 | 3.4% | 11.3% | 42% | 49% |
人気の水準をそろえると、1〜3番人気では勝率21.2%の外枠が14.6%の内枠を上回ります。
ひっくり返るのが4番人気以下で、1〜4枠が単勝回収率162%、5〜8枠は42%です。
1〜4枠×4番人気以下の162%は最高配当を除いても115%残り、10勝が10頭に散っています。
勝った10頭の人気は中央値で8番人気なので、配当がつくのは内枠に入った人気薄という形です。
新潟の外回りには「直線が長いので外を回しても届く」というイメージがあり、外枠の差し馬が実際より買われやすくなります。
ところが3コーナーまで約948mある以上、内枠でも無理なく好きな位置を取れます。
コーナーが2つしかないぶん、内で包まれたまま何もできずに終わるリスクも小回りほど大きくありません。
このイメージと実態のずれが、内枠の人気薄に妙味を残しているのだと考察できます。
| 4角の位置 | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 4角1番手(逃げ) | 6-3-4-25/38 | 15.8% | 34.2% | 178% | 116% |
| 4角2〜4番手 | 11-9-10-107/137 | 8.0% | 21.9% | 81% | 52% |
| 4角5〜9番手 | 13-12-16-143/184 | 7.1% | 22.3% | 73% | 56% |
| 4角10番手以下 | 8-14-8-98/128 | 6.2% | 23.4% | 96% | 91% |
4角2〜4番手から10番手以下までの複勝率は、21.9%から23.4%までの狭い範囲に収まります。
そして4角10番手以下の23.4%は、全体の複勝率23.4%とぴったり同じ水準です。
後方にいたという一点だけでは、評価を下げる理由にならないコースということになります。
いっぽうで4角先頭も勝率15.8%・複勝率34.2%と数字を残しています。
この単勝回収率178%は最高配当を除いても129%あり、勝った6頭の人気は中央値で4.5番人気です。
ただし4角先頭は1レースに1頭しかいないため、集計は38レース分しかありません。
単騎で行けそうな一頭がいるなら、複勝やワイド、3連系の軸として押さえておきたいところです。
| 上がり順位 | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 上がり1位 | 18-13-4-7/42 | 42.9% | 83.3% | 511% | 251% |
| 上がり2〜3位 | 11-16-19-56/102 | 10.8% | 45.1% | 122% | 143% |
| 上がり4〜5位 | 4-9-11-75/99 | 4.0% | 24.2% | 25% | 58% |
| 上がり6位以下 | 5-0-4-235/244 | 2.0% | 3.7% | 29% | 11% |
勝ち馬の平均上り3Fは34.1秒です。
上がり1位の勝率42.9%・複勝率83.3%は極端で、この順位を取れた馬がそのまま勝ち負けしています。
単勝回収率511%は最高配当を除いても330%残り、18勝が17頭に散っています。
逆に上がり6位以下は244走5勝・複勝率3.7%で、終いが上位でなければ着はありません。
| 条件 | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 4角2〜4番手×上がり3位以内 | 8-6-6-1/21 | 38.1% | 95.2% | 359% | 217% |
| 4角5〜9番手×上がり3位以内 | 12-8-8-23/51 | 23.5% | 54.9% | 237% | 135% |
| 4角10番手以下×上がり3位以内 | 8-14-7-39/68 | 11.8% | 42.6% | 180% | 170% |
| 4角10番手以下×上がり4位以下 | 0-0-1-59/60 | 0.0% | 1.7% | 0% | 3% |
後方勢の中身を割ると、上がり3位以内だった68走が複勝率42.6%・複勝回収率170%を出しています。
この複勝回収率は最高配当を除いても151%残ります。
対して上がり4位以下の60走は、馬券圏内が1回だけです。
同じ後方でも、直線で上位の脚を繰り出せたかどうかで結果が真っ二つに割れています。
658.7mの直線は、脚を余さず使い切れた馬にだけ届く距離を用意しているという理解でよさそうです。
参考までに、内回りの新潟芝2000mでは後方かつ上がり3位以内でも複勝率20.4%にとどまります。
同じ距離・同じ競馬場でも、直線300mの差がここまで結果を変えるという対比になっています。
4角の位置も上がり順位もレースが終わるまで分かりませんが、ここから先は出馬表で確認できる数字に置き換えていきます。
| 前走の位置 | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 前走4角1番手 | 3-2-1-29/35 | 8.6% | 17.1% | 42% | 35% |
| 前走4角2〜4番手 | 11-9-9-67/96 | 11.5% | 30.2% | 97% | 68% |
| 前走4角5〜9番手 | 12-14-16-132/174 | 6.9% | 24.1% | 90% | 69% |
| 前走4角10番手以下 | 7-8-6-90/111 | 6.3% | 18.9% | 69% | 63% |
前走の4コーナー通過順は、出馬表の段階で確認できる情報です。
最上位は前走4角2〜4番手の勝率11.5%・複勝率30.2%で、前走で好位を取れていた馬が素直に走ります。
11勝が11頭に散っており、単勝回収率97%も特定の配当に頼った数字ではありません。
いっぽう前走で逃げていた馬は35走・複勝率17.1%と数字が伸びません。
後ろから届くコースなので前走の脚質が軽視されそうなものですが、実際には前走4角10番手以下も複勝率18.9%どまりです。
後方待機が通用するのは脚を溜めて上位の上がりを使えるタイプであって、追走に苦労して後方になっていた馬ではありません。
前走で好位を取れていたか、あるいは後方でも見どころのある脚を使っていたかを分けて見たいところです。
| 種牡馬 | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 父:ゴールドシップ | 4-4-1-23/32 | 12.5% | 28.1% | 101% | 61% |
| 父:モーリス | 3-1-1-8/13 | 23.1% | 38.5% | 549% | 152% |
| 父:ハーツクライ | 3-3-0-15/21 | 14.3% | 28.6% | 114% | 67% |
| 父:ビーチパトロール | 2-1-2-4/9 | 22.2% | 55.6% | 62% | 81% |
| 父:ヴィクトワールピサ | 2-0-0-2/4 | 50.0% | 50.0% | 340% | 80% |
勝ち星のトップはゴールドシップの4勝です。
32走で複勝率28.1%と全体の23.4%を上回り、勝ち星は3頭に分かれています。
長くいい脚を使う持久力寄りの産駒が、658.7mの直線と噛み合っている印象です。
モーリスは13走3勝で勝率23.1%と高い数字が出ています。
単勝回収率549%は1本の高配当が6割以上を占めるので、額面どおりには受け取れません。
それでも最高配当を除いて208%が残っており、人気を落としたところで一発がある形です。
ハーツクライは21走3勝・複勝率28.6%で、こちらも長い直線でじわじわ伸びるタイプが揃います。
ビーチパトロールは9走で複勝率55.6%ですが、母数が薄いので傾向として押さえる程度にとどめてください。
ヴィクトワールピサの4走2勝も同様で、サンプルが集まり次第あらためて触れていきたいと思います。
| 母父 | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 母父:ディープインパクト | 4-2-7-23/36 | 11.1% | 36.1% | 77% | 74% |
| 母父:キングカメハメハ | 4-1-2-26/33 | 12.1% | 21.2% | 137% | 66% |
| 母父:ルーラーシップ | 3-0-1-5/9 | 33.3% | 44.4% | 181% | 116% |
| 母父:メジロベイリー | 2-1-3-0/6 | 33.3% | 100.0% | 127% | 155% |
| 母父:タニノギムレット | 2-0-1-6/9 | 22.2% | 33.3% | 249% | 87% |
走数のある2頭のうち、母父ディープインパクトは複勝率36.1%と3着内の拾い方が堅い形です。
勝ち馬の人気が中央値1.5番人気なので、人気を背負ってきっちり走るという中身になります。
母父キングカメハメハは複勝率21.2%と崩れやすいものの、勝つときは配当がついています。
下の3頭はいずれも10走に満たないので、回収率の数字に意味を持たせるのは無理があります。
母父の傾向はサンプルがさらに集まり次第、更新の際にあらためて触れていきたいと思います。
| 前走の場 | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 新潟 | 10-7-5-75/97 | 10.3% | 22.7% | 156% | 62% |
| 中山 | 5-3-2-48/58 | 8.6% | 17.2% | 43% | 42% |
| 東京 | 4-6-7-31/48 | 8.3% | 35.4% | 44% | 90% |
| 中京 | 3-5-4-35/47 | 6.4% | 25.5% | 56% | 57% |
| 福島 | 5-4-2-35/46 | 10.9% | 23.9% | 123% | 91% |
| 小倉 | 0-2-6-24/32 | 0.0% | 25.0% | 0% | 50% |
| 京都 | 2-1-3-24/30 | 6.7% | 20.0% | 79% | 69% |
| 阪神 | 2-3-2-23/30 | 6.7% | 23.3% | 59% | 71% |
前走も新潟だった組が97走10勝・単勝回収率156%で、配当面でも頭ひとつ抜けています。
この156%は最高配当を除いても109%が残り、10勝が10頭に散っています。
勝った10頭の人気は中央値で5番人気なので、ここも人気薄が突っ込んでくる形です。
長い助走と長い直線という独特の構造に一度慣れているぶん、二度目で変わってくる馬が拾えるのだと考察できます。
複勝率で見ると前走東京の35.4%が最上位で、同じ左回りで長い直線を経験してきた強みが出ています。
逆に前走小倉は32走0勝・単勝回収率0%で、小回りの立ち回りからの直行は形になっていません。
| 前走 | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 前走芝 | 33-33-31-294/391 | 8.4% | 24.8% | 87% | 67% |
| 前走ダート | 0-0-1-24/25 | 0.0% | 4.0% | 0% | 28% |
前走ダートからの芝替わりは25走0勝で、馬券圏内も1回だけです。
母数は薄いものの、芝替わり一変という筋書きはこのコースで形になっていません。
| 前走の着順 | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 前走1〜3着 | 15-13-14-77/119 | 12.6% | 35.3% | 72% | 66% |
| 前走4〜6着 | 10-7-11-75/103 | 9.7% | 27.2% | 122% | 91% |
| 前走7着以下 | 7-13-7-164/191 | 3.7% | 14.1% | 54% | 47% |
前走1〜3着は勝率12.6%・複勝率35.3%で、素直に走ります。
前走4〜6着の単勝回収率122%は最高配当を除くと90%になりますが、10勝が10頭に散っており妙味は残っています。
いっぽう前走7着以下は191走7勝・複勝率14.1%で、大敗からの一変はほとんど起きません。
後方から届くコースでも、届くだけの力量が前走で示せていたかは問われるということです。
| 距離 | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 距離短縮 | 7-9-6-79/101 | 6.9% | 21.8% | 44% | 50% |
| 同距離 | 15-15-17-130/177 | 8.5% | 26.6% | 72% | 70% |
| 距離延長 | 11-9-9-113/142 | 7.7% | 20.4% | 118% | 66% |
勝率と複勝率がそろって高いのは前走も2000mだった同距離組です。
距離延長の単勝回収率118%は最高配当を除くと86%になるため、そのまま買える数字ではありません。
距離短縮は単複とも50%前後で、長いところを使ってきた馬の割引材料になっています。
| 間隔 | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 連闘〜中2週 | 9-4-9-60/82 | 11.0% | 26.8% | 119% | 76% |
| 中3〜5週 | 6-11-6-80/103 | 5.8% | 22.3% | 39% | 67% |
| 中6週〜3か月 | 12-9-10-119/150 | 8.0% | 20.7% | 105% | 58% |
| 3か月超 | 6-9-7-63/85 | 7.1% | 25.9% | 54% | 58% |
詰めて使ってきた連闘〜中2週が勝率11.0%・複勝率26.8%で最上位です。
3か月超の休み明けでも複勝率25.9%あり、間隔そのものを大きな減点材料にする必要はありません。
坂が無く力の要らないコースなので、仕上がり途上でも走れてしまう面があるのかなと。
| 性別 | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 牡馬(セン馬含む) | 25-28-30-238/321 | 7.8% | 25.9% | 69% | 73% |
| 牝馬 | 13-10-8-135/166 | 7.8% | 18.7% | 129% | 62% |
勝率は牡馬も牝馬も7.8%で並びます。
違いが出るのは複勝率で、牡馬の25.9%に対して牝馬は18.7%です。
牝馬の単勝回収率129%は最高配当を除くと82%まで下がるので、そのまま買える数字ではありません。
勝ち切るか大きく負けるかに割れやすい、というのが牝馬の出方かなと。
| 年齢 | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 3歳 | 14-11-11-86/122 | 11.5% | 29.5% | 54% | 56% |
| 4歳 | 16-16-13-129/174 | 9.2% | 25.9% | 128% | 81% |
| 5歳 | 5-7-9-98/119 | 4.2% | 17.6% | 89% | 66% |
| 6歳 | 1-2-3-37/43 | 2.3% | 14.0% | 36% | 50% |
| 7歳以上 | 2-2-2-23/29 | 6.9% | 20.7% | 88% | 94% |
3歳の勝率11.5%・複勝率29.5%が最上位で、4歳の9.2%がそれに続きます。
5歳以上でくくると191走8勝・勝率4.2%・複勝率17.3%まで落ちます。
斤量の恩恵を受けやすい3歳と、まだ上積みのある4歳を上に取るのが素直な見方になります。
| クラス | 平均勝ちタイム | レース数 |
|---|---|---|
| 1勝クラス | 2:00.3 | 18 |
| 2勝クラス | 2:01.0 | 11 |
| 3勝クラス | 2:00.4 | 3 |
| オープン | 1:59.1 | 6 |
このコースで組まれるのは1勝クラス以上で、新馬と未勝利は内回りに回ります。
1勝クラスから3勝クラスまでの平均勝ちタイムは1秒以内に収まっており、クラスが上がってもほとんど速くなりません。
直線が長いぶん道中が緩みやすく、時計はクラスよりも展開に左右されるのだと考察できます。
オープンの1:59.1だけが1分台に入りますが、こちらは6レース分の平均です。
| 馬場 | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 良 | 27-27-27-259/340 | 7.9% | 23.8% | 80% | 66% |
| 稍重 | 8-8-8-88/112 | 7.1% | 21.4% | 95% | 71% |
| 重 | 2-2-2-17/23 | 8.7% | 26.1% | 45% | 55% |
| 不良 | 1-1-1-9/12 | 8.3% | 25.0% | 388% | 162% |
平均勝ちタイムは良の1:59.8に対して、稍重2:01.1、重2:02.6、不良2:03.6です。
芝は水を含むほど時計がかかり、スピードよりも力の要る馬場に変わります。
ただし勝率・複勝率はどの馬場もほぼ横並びなので、渋ったからと一律に評価を動かす必要はありません。
重は23走、不良は12走しかないため、回収率の数字は参考外として見てください。
| 騎手 | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 丹内祐次 | 4-2-4-8/18 | 22.2% | 55.6% | 135% | 116% |
| 坂井瑠星 | 3-0-0-1/4 | 75.0% | 75.0% | 217% | 118% |
| 荻野極 | 2-3-1-11/17 | 11.8% | 35.3% | 34% | 94% |
| 国分恭介 | 2-0-0-5/7 | 28.6% | 28.6% | 366% | 80% |
| 菊沢一樹 | 2-2-1-14/19 | 10.5% | 26.3% | 230% | 197% |
勝ち星のトップは新潟を主戦場にする丹内祐次騎手の4勝です。
18鞍で複勝率55.6%・単複とも100%超えと、地元開催での存在感がそのまま出ています。
菊沢一樹騎手は19鞍2勝ながら複勝回収率197%で、勝った2頭の人気は中央値8番人気です。
坂井瑠星騎手と国分恭介騎手は騎乗数がひと桁なので、数字は割り引いて見てください。
38レースしかないコースなので騎手別はどうしても母数が小さく、サンプルが集まり次第あらためて更新したいと思います。
| 人気 | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1番人気 | 10-5-5-18/38 | 26.3% | 52.6% | 72% | 71% |
| 2〜3番人気 | 11-18-14-33/76 | 14.5% | 56.6% | 63% | 101% |
| 4〜6番人気 | 9-9-7-87/112 | 8.0% | 22.3% | 92% | 61% |
| 7〜9番人気 | 5-5-7-92/109 | 4.6% | 15.6% | 89% | 73% |
| 10番人気以下 | 3-1-5-143/152 | 2.0% | 5.9% | 105% | 56% |
1番人気の勝率26.3%は、多くの芝コースが30%台であることを思うと低めの水準です。
複勝率52.6%も、2〜3番人気の56.6%に逆転されています。
後方からでも届いてしまう構造が、上位人気の取りこぼしにつながっているのだと考察できます。
10番人気以下の単勝回収率105%は3勝分の数字で、複勝率は5.9%しかありません。
伏兵を探すなら9番人気までの範囲で、内枠に入った組から拾うのが形になります。
この表は買い条件ではなく、1番人気をどこまで信頼できるかを確かめる参考として見てください。
新潟芝2000m外で評価を下げたい条件
いちばん実戦で使えるのは、外枠に入った人気薄の割引です。
差しが届くコースというイメージから外の人気薄に手が伸びやすいものの、204走7勝という結果が出ています。
同じ人気帯なら内枠のほうを上に取る、という一手間で買い目はかなり変わります。
いずれも断定ではなく、枠や人気と重ねて評価を一段下げるための材料という位置づけです。
新潟芝2000m外のポイント
新潟芝2000m外は、序盤に約948m、最後に658.7mの直線が待つ、まっすぐ走る時間の長いコースです。
隊列が急がずに決まるので前が無理をせず、それでいて最後の直線が長いので後ろにも出番が回ってきます。
結果として4角の位置だけでは着順の説明がつきにくいという、めずらしい並びになりました。
代わりに見るべきは、直線で上位の脚を使えるかどうかです。
出馬表の段階では、前走で好位を取れていたか、前走も新潟だったかを手がかりにしたいところです。
そのうえで枠は内を上に取り、外枠の人気薄・5歳以上・前走ダートを引き算すれば、買い目の形はかなり絞れます。
同じ距離でも内回りは直線358.7mの小回りで、後方からはまず届きません。
内外の別を取り違えると記事の前提ごと入れ替わってしまうので、そこだけは必ず確認してください。
関連記事として、内回りの芝2000m内と、同じ外回りの芝1600m・芝1800mを並べて読むと違いがはっきりします。
ほかにも新潟の芝は芝1000m、芝1200m、芝1400m、芝2200m、芝2400mがあります。
ダートはダート1200mとダート1800m、開催全体の傾向は新潟競馬のまとめにあります。
データが積み上がって傾向に変化があれば、更新の際に触れていきたいと思います。
予想の際にはぜひ、本記事のデータを参考にしてみてください。
出典:TARGET frontier JV(集計期間 2023.8.5〜2026.5.23、新潟芝2000m外・JRA平地)