結論:新潟芝2200mは「上位人気が力どおりに収まりやすい」コース
| 項目 | 数値 |
|---|---|
| 1周(芝・内回り) | 1,623m |
| 直線 | 358.7m(外回りは658.7m) |
| コース全体の高低差 | 0.8m |
| ゴール前の坂 | なし(ほぼ平坦) |
| スタート | スタンド前の直線/1コーナーまで約636m(Aコース) |
| 平均頭数 | 14.6頭 |
| 平均勝ちタイム | 2:14.0 |
| 勝ち馬の平均上り3F | 35.4秒 |
| 4角先頭の勝率 | 17.2% |
新潟芝2200mは、スタンド前の直線からスタートして内回りを1周する左回りのコースです。
1コーナーまでは約636mあり、スタート直後の位置取り争いにはかなり長い距離が使えます。
そこから緩やかな上りの1〜2コーナー、向正面で内回りに入り、スパイラルカーブの3〜4コーナーを緩やかに下りながら回ります。
最後の直線は358.7mで、新潟の代名詞である外回りの658.7mとは300mも違います。
高低差は0.8mしかなく、ゴール前に坂と呼べる起伏もありません。
長い助走で隊列が決まり、3〜4コーナーからのロングスパートで決着するというのが、このコースの骨格になります。
| 条件 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 全体 | 29-29-29-322/409 | 7.1% | 14.2% | 21.3% | 143% | 80% |
集計期間の3年間で行われたのは29レース、延べ409走です。
全体の単勝回収率143%が目を引きますが、これは2023年9月の未勝利戦で18番人気の馬が単勝328.1倍を付けた1本によるものです。
その1走を除くと全体の単勝回収率は63%まで落ちるので、コース全体に妙味があるという読み方はしないでおきます。
むしろこの記事で押さえたいのは、その1本を別にすれば上位人気が力どおりに走っているという点のほうです。
| コース | 1番人気の勝率 | 1番人気の複勝率 | 4角先頭の勝率 | 4角10番手以下の複勝率 |
|---|---|---|---|---|
| 新潟芝2200m | 41.4% | 75.9% | 17.2% | 5.3% |
| 中山芝2200m | 33.3% | 72.5% | 23.5% | 3.7% |
| 京都芝2200m | 32.7% | 65.3% | 16.3% | 5.0% |
| 阪神芝2200m | 28.0% | 76.0% | 16.0% | 5.6% |
| 中京芝2200m | 25.5% | 59.6% | 12.8% | 5.5% |
JRAで芝2200mが組まれるのは新潟・中山・京都・阪神・中京の5コースです。
そのなかで新潟の1番人気は勝率41.4%と最も高く、複勝率75.9%も阪神の76.0%とほぼ並ぶ水準にあります。
29レース中12レースを1番人気が勝ち、3着以内には22回入っている計算になります。
ただし新潟の29レースは5コースでいちばん少ない母数なので、順位そのものを強く握るのは避けたいところです。
4角先頭の勝率17.2%も、5コースのなかでは中山の23.5%に次ぐ2番目という位置にとどまります。
前が止まらないコースというより、上位人気の実力馬が位置を問わず力どおりに走るコースという理解が近そうです。
1コーナーまで約636mあって序盤で無理が生じにくく、直線も358.7mと短いので、力関係がひっくり返る場面が生まれにくいのかなと。
※以降の表はすべて29レース・409走からの集計です。
※率よりも「何走して何勝か」の実数を先に見ていただくのが安全かなと思います。
| 枠 | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1〜2枠 | 8-5-6-62/81 | 9.9% | 23.5% | 438% | 114% |
| 3〜4枠 | 8-8-5-78/99 | 8.1% | 21.2% | 39% | 45% |
| 5〜6枠 | 7-7-6-87/107 | 6.5% | 18.7% | 52% | 82% |
| 7〜8枠 | 6-9-12-95/122 | 4.9% | 22.1% | 111% | 84% |
勝率は内から外へ、9.9%・8.1%・6.5%・4.9%とほぼ順番に下がっていきます。
1〜2枠の単勝回収率438%は先ほどの328.1倍がそのまま出た数字で、その1走を除くと34%まで落ちます。
回収率のほうは参考外として、勝率が内寄りから順に並ぶという事実だけを受け取るのが妥当です。
1コーナーまで約636mあるので外枠でも位置は取れますが、そのぶん外を回された距離ロスが残ります。
コーナーを4つ通過して直線が358.7mしかないため、外を追走した距離ロスを取り返す場所がないという形です。
いっぽうで7〜8枠も複勝率22.1%と2〜3着はきちんと拾えており、勝ち切れないだけという読み方になります。
内枠が有利というイメージ自体は広く知られているので、そのぶん人気にも織り込まれます。
枠は決め手ではなく、能力が拮抗した2頭で迷ったときの最後の一押しに使う程度がちょうどよさそうです。
| 4角の位置 | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 4角1番手(逃げ) | 5-2-4-18/29 | 17.2% | 37.9% | 1167% | 279% |
| 4角2〜4番手 | 10-15-13-74/112 | 8.9% | 33.9% | 45% | 82% |
| 4角5〜9番手 | 13-8-10-106/137 | 9.5% | 22.6% | 64% | 56% |
| 4角10番手以下 | 1-4-2-124/131 | 0.8% | 5.3% | 82% | 60% |
29勝のうち28勝を4角9番手以内の馬が挙げています。
4角10番手以下は131走1勝・複勝率5.3%で、直線358.7mでは後ろからの巻き返しがまず利きません。
その唯一の1勝も15番人気の伏兵によるもので、狙って獲れる形とは言いにくいところです。
4角先頭の勝率17.2%は29レースで5勝という中身になります。
単勝回収率1167%はやはり328.1倍の1本で、除くと37%まで下がるため配当面の裏づけはありません。
むしろ注目したいのは、4角2〜4番手の複勝率33.9%と4角5〜9番手の勝率9.5%です。
先頭でなくても、中団までで運べていれば十分に勝負になるという並びになっています。
3〜4コーナーが下りのスパイラルカーブで、ここから加速していけるぶん、前が飛び抜けて有利にはならないという形かなと。
| 上がり順位 | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 上がり1位 | 10-5-4-13/32 | 31.2% | 59.4% | 416% | 309% |
| 上がり2〜3位 | 13-14-9-38/74 | 17.6% | 48.6% | 142% | 106% |
| 上がり4〜5位 | 4-6-14-62/86 | 4.7% | 27.9% | 398% | 150% |
| 上がり6位以下 | 2-4-2-209/217 | 0.9% | 3.7% | 2% | 10% |
勝ち馬の平均上り3Fは35.4秒で、外回りのような切れ味勝負にはなりません。
それでも29勝のうち23勝が上がり3位以内の馬から出ています。
上がり6位以下は217走2勝・複勝率3.7%と、脚を使えなかった組はほぼ馬券に絡んでいません。
位置を取ったうえで、なおメンバー上位の脚を残せているかどうかが着順を分けている形です。
上がり順位も4コーナーの位置もレースが終わらないと分からないので、ここから先は出馬表で確認できる前走の数字に置き換えていきます。
| 前走の位置 | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 前走4角1番手 | 2-1-1-19/23 | 8.7% | 17.4% | 18% | 30% |
| 前走4角2〜4番手 | 9-9-11-71/100 | 9.0% | 29.0% | 26% | 72% |
| 前走4角5〜9番手 | 8-9-9-86/112 | 7.1% | 23.2% | 46% | 65% |
| 前走4角10番手以下 | 5-4-3-77/89 | 5.6% | 13.5% | 175% | 67% |
前走の4コーナー通過順は、出馬表の段階で確認できる数少ない位置取りの手がかりです。
前走4角2〜4番手だった組が勝率9.0%・複勝率29.0%で最上位に来ています。
前走4角10番手以下の単勝回収率175%は、最高配当の1本を除くと55%まで落ちます。
複勝率13.5%も4区分で最も低いので、後方から運んでいた馬の一変を期待する形は薦められません。
| 種牡馬 | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 父:キズナ | 4-0-4-12/20 | 20.0% | 40.0% | 154% | 240% |
| 父:ドゥラメンテ | 3-2-1-11/17 | 17.6% | 35.3% | 60% | 75% |
| 父:Frankel | 2-0-0-0/2 | 100.0% | 100.0% | 535% | 245% |
| 父:ゴールドシップ | 2-4-3-35/44 | 4.5% | 20.5% | 93% | 68% |
| 父:オルフェーヴル | 2-0-1-12/15 | 13.3% | 20.0% | 55% | 29% |
勝ち鞍のトップはキズナの4勝です。
20走4勝・複勝率40.0%で、複勝回収率240%は最高配当を除いても97%残ります。
持続力のある産駒が多く、ロングスパートを求められるこの舞台と噛み合っている印象です。
ドゥラメンテは17走3勝・複勝率35.3%と、こちらも走数に対して結果を出しています。
Frankel産駒の2走2勝は、そのまま読める数字ではありません。
ゴールドシップは44走と最も多く出走していますが、勝率4.5%と勝ち切れていません。
複勝率20.5%は全体の21.3%と同じ水準なので、頭で狙うより3着まで拾う使い方が現実的かなと。
オルフェーヴルも15走2勝ながら複勝率20.0%・複勝回収率29%と、2〜3着まで含めた安定感は乏しい内容です。
上位5頭のうち4頭までがスタミナ寄りの血を伝える系統で、2200mを最後まで持たせられるかどうかが種牡馬選びの軸になります。
| 母父 | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 母父:キングカメハメハ | 4-1-3-17/25 | 16.0% | 32.0% | 68% | 75% |
| 母父:ステイゴールド | 2-0-0-5/7 | 28.6% | 28.6% | 63% | 39% |
| 母父:ディープインパクト | 2-0-2-21/25 | 8.0% | 16.0% | 48% | 36% |
| 母父:サクラバクシンオー | 1-0-0-0/1 | 100.0% | 100.0% | 280% | 130% |
| 母父:Fortify | 1-0-0-0/1 | 100.0% | 100.0% | 210% | 130% |
まとまった走数があるのは、母父キングカメハメハの25走とディープインパクトの25走です。
同じ25走でも勝率は16.0%と8.0%、複勝率は32.0%と16.0%で、ちょうど倍の開きが出ました。
切れ味で決まらない舞台なので、母系からパワーと持続力を補えるほうが向いているという読み方はできます。
下の2頭は1走1勝という中身なので、回収率の数字に意味を持たせるのは無理があります。
母父の傾向はサンプルがさらに集まり次第、更新の際にあらためて触れていきたいと思います。
| 前走の場 | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 新潟 | 2-6-8-65/81 | 2.5% | 19.8% | 14% | 60% |
| 福島 | 2-3-6-56/67 | 3.0% | 16.4% | 8% | 55% |
| 東京 | 8-5-1-28/42 | 19.0% | 33.3% | 56% | 54% |
| 中山 | 3-4-1-30/38 | 7.9% | 21.1% | 297% | 97% |
前走が東京だった組は42走8勝で、勝率19.0%・複勝率33.3%とはっきり上位に来ています。
同じ左回りで、しかも中距離以上の番組が厚い場から来た馬が結果を出している形です。
いっぽう前走が新潟・福島だった組は、あわせて148走4勝と数字が伸びません。
夏のローカルを使いながら滞在してきた組より、春の東京で一度もまれてきた組のほうが上という並びになります。
前走中山の単勝回収率297%は最高配当の1本に寄った数字なので、こちらは参考外として見てください。
| 前走 | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 前走芝 | 24-22-23-235/304 | 7.9% | 22.7% | 78% | 64% |
| 前走ダート | 0-1-1-20/22 | 0.0% | 9.1% | 0% | 74% |
前走ダートからの芝替わりは22走0勝・複勝率9.1%です。
母数は薄いものの、勝ち馬が1頭も出ていない点は頭に入れておいてよさそうです。
| 前走の着順 | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 前走1〜3着 | 14-11-11-56/92 | 15.2% | 39.1% | 48% | 80% |
| 前走4〜6着 | 6-4-8-79/97 | 6.2% | 18.6% | 41% | 56% |
| 前走7着以下 | 4-8-5-117/134 | 3.0% | 12.7% | 115% | 63% |
前走1〜3着だった組が勝率15.2%・複勝率39.1%で、全体の7.1%・21.3%を大きく上回ります。
この92走14勝は最高配当への依存も小さく、実数としても素直に信用してよい部類です。
前走7着以下は134走4勝・複勝率12.7%で、大敗からの一変はほとんど起きていません。
単勝回収率115%は例の328.1倍を含んだ数字で、除くと36%まで下がります。
※集計開始直後のレースに出走した86走は、前走のデータが取れないため上表から除いています。
| 距離 | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 距離短縮 | 13-8-5-69/95 | 13.7% | 27.4% | 72% | 53% |
| 同距離 | 3-4-5-33/45 | 6.7% | 26.7% | 98% | 69% |
| 距離延長 | 8-11-14-154/187 | 4.3% | 17.6% | 67% | 70% |
出走馬でいちばん多いのは距離延長の187走ですが、そこから挙がった勝ち星は8つにとどまります。
勝率4.3%は距離短縮の13.7%と3倍以上の開きがあり、95走13勝という短縮組の中身も安定しています。
短縮組の単勝回収率72%は最高配当を除いても50%残っており、単発の大穴に支えられた数字ではありません。
2400m以上から矛先を短くしてきた馬にとっては、ロングスパート勝負がそのまま持ち味になります。
逆に2000m以下からの延長組は、3〜4コーナーで上がるペースに付き合った時点で余力を失いやすいのかなと。
| 間隔 | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 連闘〜中2週 | 4-8-6-79/97 | 4.1% | 18.6% | 34% | 50% |
| 中3〜5週 | 4-3-8-72/87 | 4.6% | 17.2% | 138% | 73% |
| 中6週〜3か月 | 9-12-6-78/105 | 8.6% | 25.7% | 60% | 67% |
| 3か月超 | 7-0-4-27/38 | 18.4% | 28.9% | 60% | 73% |
間隔を空けてきた組のほうが数字が出ており、3か月超は38走7勝で勝率18.4%です。
ただし38走しかないので、勝ち馬が1頭入れ替わるだけで勝率は3ポイント近く動きます。
詰めて使ってきた連闘〜中2週は97走4勝で、こちらは勝ち切れていません。
夏場に2200mを走る消耗を考えると、余裕をもって使われている馬を上に取るのは理屈が通ります。
| 性別 | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 牡馬(セン馬含む) | 19-19-18-206/262 | 7.3% | 21.4% | 165% | 86% |
| 牝馬 | 10-10-11-116/147 | 6.8% | 21.1% | 103% | 69% |
勝率7.3%と6.8%、複勝率21.4%と21.1%で、性別による差はほとんどありません。
29レースのうち3レースは牝馬限定の新潟牝馬ステークスなので、牝馬の147走にはその40走が含まれます。
それを差し引いても混合戦で牝馬が割を食っている様子はなく、性別で評価を動かす必要はなさそうです。
坂がなく、瞬発力より持続力を求められる形が、牝馬にとって極端に不利にならないのかなと。
| 年齢 | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 3歳 | 25-19-18-167/229 | 10.9% | 27.1% | 232% | 110% |
| 4歳 | 3-7-3-65/78 | 3.8% | 16.7% | 22% | 46% |
| 5歳 | 0-1-5-57/63 | 0.0% | 9.5% | 0% | 31% |
| 6歳 | 1-2-3-25/31 | 3.2% | 19.4% | 113% | 62% |
| 7歳以上 | 0-0-0-8/8 | 0.0% | 0.0% | 0% | 0% |
3歳が229走25勝で、勝率10.9%・複勝率27.1%と他の年齢を引き離しています。
ただし29レースのうち9レースは3歳限定の未勝利戦なので、そのぶんの下駄を外して見る必要があります。
| 年齢 | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 3歳(未勝利戦を除く) | 16-10-9-47/82 | 19.5% | 42.7% | 62% | 81% |
| 4歳(未勝利戦を除く) | 3-7-3-65/78 | 3.8% | 16.7% | 22% | 46% |
| 5歳以上(未勝利戦を除く) | 1-3-8-90/102 | 1.0% | 11.8% | 34% | 38% |
未勝利戦を外しても、3歳は82走16勝・勝率19.5%・複勝率42.7%と数字が落ちません。
この82走16勝は最高配当への依存も小さく、単勝回収率62%という現実的な水準のまま出ている点が重要です。
いっぽう5歳以上は102走1勝・勝率1.0%で、3年間の勝ち星が1つだけという結果でした。
斤量の差が2200mという距離で効いてくるうえに、夏のローカルに出てくる古馬は頭打ちの馬も混ざります。
古馬相手でも3歳を素直に上に取るというのが、このコースでいちばん再現性のある形かなと。
| クラス | 平均勝ちタイム | レース数 |
|---|---|---|
| 未勝利 | 2:15.1 | 9 |
| 1勝クラス | 2:14.2 | 11 |
| 2勝クラス | 2:12.5 | 3 |
| 3勝クラス | 2:12.0 | 3 |
| オープン | 2:13.6 | 3 |
未勝利の2:15.1から3勝クラスの2:12.0まで、クラスが上がるにつれて3.1秒ほど詰まります。
オープンの2:13.6が3勝クラスより遅いのは、3レースとも牝馬限定の新潟牝馬ステークスだからです。
| クラス | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 未勝利 | 9-9-9-120/147 | 6.1% | 18.4% | 328% | 126% |
| 1勝クラス | 11-11-11-111/144 | 7.6% | 22.9% | 57% | 60% |
| 2勝クラス | 3-3-3-31/40 | 7.5% | 22.5% | 19% | 44% |
| 3勝クラス | 3-3-3-29/38 | 7.9% | 23.7% | 13% | 50% |
| オープン | 3-3-3-31/40 | 7.5% | 22.5% | 21% | 48% |
未勝利の単勝回収率328%も例の1本によるもので、除くと105%まで下がります。
2勝クラス以上は単勝回収率がそろって13〜21%と低く、上位人気で順当に決まっている裏返しでもあります。
| 馬場 | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 良 | 22-22-22-246/312 | 7.1% | 21.2% | 137% | 80% |
| 稍重 | 6-6-6-64/82 | 7.3% | 22.0% | 189% | 85% |
| 重 | 1-1-1-12/15 | 6.7% | 20.0% | 21% | 53% |
29レースの内訳は良が22、稍重が6、重が1で、不良馬場での施行は3年間ありません。
平均勝ちタイムは良の2:13.2に対して稍重2:16.8、重2:15.7と、渋ると3秒前後かかります。
ただし勝率・複勝率はどの馬場も横並びなので、渋ったからと一律に評価を動かす必要はなさそうです。
| 騎手 | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| ルメール | 5-1-2-0/8 | 62.5% | 100.0% | 127% | 125% |
| 川田将雅 | 2-2-0-0/4 | 50.0% | 100.0% | 152% | 127% |
| 吉田豊 | 2-1-0-3/6 | 33.3% | 50.0% | 107% | 110% |
| 佐々木大輔 | 2-0-0-5/7 | 28.6% | 28.6% | 224% | 84% |
| 戸崎圭太 | 2-1-0-8/11 | 18.2% | 27.3% | 33% | 35% |
ルメール騎手は8鞍で5勝、しかも8鞍すべてが3着以内という成績です。
川田将雅騎手も4鞍2勝で複勝率100.0%と、乗れば持ってくる形になっています。
この2人が上位人気の有力馬に乗るからでもありますが、単勝回収率が127%と152%で残っている点は見逃せません。
上位人気が力どおりに走るコースなので、その上位人気を任される乗り手がそのまま数字に出ているという形かなと。
いずれも10鞍前後の母数なので、サンプルが集まり次第あらためて更新したいと思います。
| 人気 | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1番人気 | 12-9-1-7/29 | 41.4% | 75.9% | 83% | 99% |
| 2〜3番人気 | 9-7-7-35/58 | 15.5% | 39.7% | 59% | 64% |
| 4〜6番人気 | 3-6-11-67/87 | 3.4% | 23.0% | 27% | 62% |
| 7〜9番人気 | 2-6-7-72/87 | 2.3% | 17.2% | 37% | 78% |
| 10番人気以下 | 3-1-3-141/148 | 2.0% | 4.7% | 318% | 94% |
1番人気は29戦12勝、複勝率75.9%で、複勝回収率99%とほぼ元が取れる水準にあります。
1番人気の複勝回収率が100%近くまで来るコースはそう多くないので、ここは軸として素直に信頼したいところです。
2〜3番人気の複勝率39.7%も含めると、3番人気以内の3頭で3着以内の枠をかなり埋めています。
いっぽうで勝ち馬こそ堅いものの、3着以内が5番人気以内で固まったのは29レース中7レースだけです。
軸は上位人気で固めつつ、相手は中位人気まで広げておくというのが、複勝やワイド、3連系での現実的な組み立てになります。
10番人気以下の単勝回収率318%はやはり328.1倍の1本によるもので、複勝率4.7%が実態です。
新潟芝2200mで評価を下げたい条件
このうち母数が厚くて信用しやすいのは、5歳以上・前走7着以下・距離延長の3つです。
いずれも100走を超えて積み上がっており、勝ち星の少なさが偶然では説明しにくい水準にあります。
前走が新潟・福島という条件は、夏のローカルを連戦している組が多く含まれる点も割引の理由になります。
消し条件といっても切り捨てる話ではなく、人気と重ねて評価を一段下げるための材料という位置づけです。
新潟芝2200mのポイント
新潟芝2200mは、直線658.7mの外回りとは骨格の違う、内回りのロングスパート戦です。
予想の入口は、上位人気の実力馬を素直に信頼できるかどうかの見極めになります。
そのうえで、古馬混合戦に出てきた3歳と、2400m以上から距離を短くしてきた馬を拾っていくと形が整います。
逆に5歳以上・前走大敗・距離延長・後方一辺倒の4つを引き算すれば、検討する頭数はかなり絞れます。
ただし3年で29レースという母数なので、ここまでの数字はどれも傾向の目安として扱ってください。
開催を重ねて傾向に変化があれば、更新の際にそこにも触れていきたいと思います。
同じ新潟の内回りでも芝2000m内や芝2400mとは求められるものが変わり、芝2000m外や芝1800m、芝1600mの外回りとは直線の長さがまるで違います。
短距離の芝1400mや芝1200m、直線競走の芝1000m、ダートのダート1200mとダート1800mも合わせてご覧ください。
新潟開催全体の傾向は新潟競馬のまとめ記事にも整理しています。
予想の際にはぜひ、本記事のデータを参考にしてみてください。
出典:TARGET frontier JV(集計期間 2023.7.30〜2026.5.2、新潟芝2200m・JRA平地)