結論:新潟芝1400mは「荒れる下地」がそろっている
- 平均16.1頭立てで、1番人気は勝率23.0%・単勝回収率51%とJRAの芝1400m5コースで最も報われない
- 7〜9番人気の単勝回収率115%・10番人気以下の複勝回収率88%はいずれも5コースで最上位
- それでも4角4番手以内は勝率12.6%・単勝回収率120%で、前は止まらない
- 前走4角5〜9番手×距離短縮は勝率13.4%・単勝回収率295%、勝ち馬の人気は中央値6番人気
- 距離延長は勝率3.1%・単勝回収率23%、前走ダートは76走1勝
- 新潟芝1400mのコースの特徴|内回りで3コーナーまで約648m
- 新潟芝1400mの枠順傾向|1〜2枠だけ複勝率が15.7%
- 新潟芝1400mの脚質と上がり|4角4番手以内が単勝回収率120%
- 新潟芝1400mで買える種牡馬|モーリスが5勝でトップ
- 新潟芝1400mの母父はディープインパクトが6勝
- 新潟芝1400mの前走の舞台|前走ダートは76走1勝
- 新潟芝1400mの前走の位置取り|前走4角5〜9番手が単勝回収率131%
- 新潟芝1400mの性別|牝馬の出走が全体の6割近い
- 新潟芝1400mの年齢別成績|5歳以上は214走6勝
- 新潟芝1400mのクラス別・馬場状態別平均勝ちタイム
- 新潟芝1400mの騎手成績|戸崎圭太騎手が9勝
- 新潟芝1400mの人気別信頼度|7〜9番人気の単勝回収率115%
- 新潟芝1400mの消し条件
- まとめ:新潟芝1400mは中団から短縮してきた人気薄を拾う
新潟芝1400mのコースの特徴|内回りで3コーナーまで約648m
| 項目 | 数値 |
|---|---|
| コース区分 | 芝・内回り(トラックコード0) |
| 1周(芝・内回り) | 1,623m |
| 直線 | 358.7m(外回りの658.7mとは別) |
| 内回りの高低差 | 0.8m |
| 直線の坂 | なし(平坦) |
| スタート | 向正面の右奥・2コーナー奥のポケット/3コーナーまで約648m(Aコース) |
| 平均頭数 | 16.1頭 |
| 平均勝ちタイム | 1:21.9 |
| 勝ち馬の平均上り3F | 35.1秒 |
| 4角先頭の勝率 | 18.9% |
新潟芝1400mは、内回りで施行される左回りのコースです。
実データのトラックコードを確認しても1,154走すべてが内回り扱いで、外回りとの混在はありません。
ここを取り違えると直線の長さが300mも変わってしまうので、まず内回りだと押さえておきたいところです。
スタートは向正面の右奥、2コーナー奥のポケットに置かれています。
そこから3コーナーまでが約648mあり、前半600mはまるまる直線を走る形になります。
コーナーに入るまでが長いぶんペースは緩みにくく、前半のほうが速い前傾のラップになりやすいコースです。
3〜4コーナーは緩やかに下るスパイラルカーブで、直線は358.7mです。
新潟の名物である658.7mの直線は外回りの話なので、こちらはローカルらしい平坦な短めの直線だと考えたほうが実態に合います。
| 条件 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 全体 | 75-73-75-927/1150 | 6.5% | 12.9% | 19.4% | 72% | 80% |
JRAの芝1400m5コースで比べると「1番人気が最も報われない」
| コース | 平均頭数 | 1番人気の勝率 | 1番人気の単勝回収率 | 7〜9番人気の単勝回収率 |
|---|---|---|---|---|
| 東京芝1400m | 15.0頭 | 36.4% | 86% | 93% |
| 中京芝1400m | 15.7頭 | 29.9% | 79% | 97% |
| 阪神芝1400m | 15.2頭 | 22.9% | 63% | 78% |
| 京都芝1400m外 | 14.6頭 | 19.2% | 52% | 111% |
| 新潟芝1400m | 16.1頭 | 23.0% | 51% | 115% |
JRAで芝1400mが組まれているのは、この5コースだけです。
そのなかで新潟は平均16.1頭ともっとも多頭数になり、1番人気の単勝回収率51%はもっとも低くなります。
いっぽうで7〜9番人気の単勝回収率115%は5コースで最上位です。
10番人気以下の複勝回収率88%も同じく5コースの最上位で、人気薄の突っ込みが配当につながっています。
3コーナーまで648mあるので隊列が決まるのが遅く、外の馬でも無理なく位置を取りにいけます。
能力どおりの位置に人気馬が収まるとは限らないぶん、波乱の下地が最初からそろっているコースという見方ができます。
新潟芝1400mの枠順傾向|1〜2枠だけ複勝率が15.7%
| 枠 | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1〜2枠 | 14-14-11-209/248 | 5.6% | 15.7% | 71% | 64% |
| 3〜4枠 | 20-19-16-213/268 | 7.5% | 20.5% | 99% | 80% |
| 5〜6枠 | 19-19-20-222/280 | 6.8% | 20.7% | 59% | 82% |
| 7〜8枠 | 22-21-28-283/354 | 6.2% | 20.1% | 64% | 90% |
3〜4枠から8枠までは複勝率が20%台でほぼ横並びです。
ひとつだけ落ちるのが1〜2枠で、複勝率15.7%・複勝回収率64%とどちらも最下位になります。
スタートしてから3コーナーまで648mもあるので、外枠を引いても位置取りで損をしません。
逆にいえば内枠に位置取りの利がほとんど無く、多頭数で内に包まれるリスクだけが残る形かなと。
前を取れたときの配当は、枠によってはっきり違う
| 条件 | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1〜2枠×4角4番手以内 | 8-6-4-42/60 | 13.3% | 30.0% | 57% | 79% |
| 3〜4枠×4角4番手以内 | 10-12-6-55/83 | 12.0% | 33.7% | 162% | 84% |
| 5〜6枠×4角4番手以内 | 9-10-9-59/87 | 10.3% | 32.2% | 87% | 121% |
| 7〜8枠×4角4番手以内 | 16-9-11-74/110 | 14.5% | 32.7% | 147% | 96% |
4角で4番手以内につけたときの複勝率は、どの枠でも30〜34%とほとんど変わりません。
大きく違うのは配当のほうです。
1〜2枠で前に行けた馬の勝ち馬は人気の中央値が1.5番人気で、単勝回収率は57%にとどまります。
いっぽう3〜4枠は勝ち馬の人気中央値が4.5番人気で単勝回収率162%、最高配当の1本を除いても109%残ります。
7〜8枠の147%は最高配当を除くと92%まで下がりますが、それでも内枠より上です。
内枠の先行馬はイメージどおりで人気を集めやすいのに対し、外から前を取りにいった馬は同じ結果を出しても評価が追いついていません。
新潟芝1400mの脚質と上がり|4角4番手以内が単勝回収率120%
| 4角の位置 | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 4角1番手(逃げ) | 14-10-10-40/74 | 18.9% | 45.9% | 129% | 129% |
| 4角2〜4番手 | 29-27-20-190/266 | 10.9% | 28.6% | 117% | 88% |
| 4角5〜9番手 | 22-25-24-304/375 | 5.9% | 18.9% | 91% | 105% |
| 4角10番手以下 | 10-11-21-393/435 | 2.3% | 9.7% | 19% | 46% |
4角で先頭に立った馬の勝率は18.9%です。
前半600mが直線だけの前傾ラップになりやすいコースなのに、前に行った馬はしっかり残っています。
逃げ・先行をひとまとめにした4角4番手以内で見ると、340走43勝の勝率12.6%・単勝回収率120%になります。
この120%は最高配当の1本を除いても102%残り、43勝を42頭で分け合っているので特定の1頭が作った数字でもありません。
反対に4角10番手以下は435走10勝、複勝率9.7%・単勝回収率19%です。
直線が358.7mしかない内回りなので、後ろから一気という形は成立しにくいと考えておきたいところです。
| 上がり順位 | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 上がり1位 | 15-16-16-46/93 | 16.1% | 50.5% | 85% | 247% |
| 上がり2〜3位 | 32-22-22-112/188 | 17.0% | 40.4% | 180% | 166% |
| 上がり4〜5位 | 20-14-20-159/213 | 9.4% | 25.4% | 130% | 98% |
| 上がり6位以下 | 8-21-17-610/656 | 1.2% | 7.0% | 21% | 26% |
勝ち馬の平均上り3Fは35.1秒で、切れ味だけを問われるコースではありません。
面白いのは、勝率でも回収率でも上がり1位より上がり2〜3位のほうが上に来る点です。
メンバー最速の脚を使った馬は後方から追い込んで届かないケースが混じるぶん、勝ち切りが減っているのかなと。
上がり6位以下は656走8勝で、位置を取ったうえで最低限の脚は要る、という並びになっています。
新潟芝1400mで買える種牡馬|モーリスが5勝でトップ
| 種牡馬 | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 父:モーリス | 5-3-2-29/39 | 12.8% | 25.6% | 98% | 73% |
| 父:ロードカナロア | 4-3-5-30/42 | 9.5% | 28.6% | 139% | 101% |
| 父:エピファネイア | 4-2-7-40/53 | 7.5% | 24.5% | 122% | 93% |
| 父:キタサンブラック | 3-1-1-12/17 | 17.6% | 29.4% | 96% | 124% |
| 父:サトノダイヤモンド | 3-1-1-13/18 | 16.7% | 27.8% | 117% | 96% |
勝ち星のトップはモーリスの5勝で、39走して勝率12.8%と全体の6.5%をはっきり上回ります。
前半から流れるラップを追走できるスピードが、この舞台には合っている印象です。
ロードカナロアは複勝率28.6%・複勝回収率101%と、崩れにくさで存在感があります。
ただ単勝回収率139%は最高配当の1本を除くと53%まで下がるので、頭より複勝やワイド、3連系の軸に向く数字です。
エピファネイアの122%も同じく大きい配当1本の寄与が大きく、除くと58%になります。
キタサンブラックとサトノダイヤモンドはいずれも20走に満たない母数なので、傾向として見ておく程度にとどめます。
新潟芝1400mの母父はディープインパクトが6勝
| 母父 | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 母父:ディープインパクト | 6-7-7-64/84 | 7.1% | 23.8% | 132% | 94% |
| 母父:ダイワメジャー | 4-3-1-25/33 | 12.1% | 24.2% | 86% | 74% |
| 母父:グラスワンダー | 3-1-1-7/12 | 25.0% | 41.7% | 105% | 71% |
| 母父:キングカメハメハ | 3-4-4-38/49 | 6.1% | 22.4% | 58% | 77% |
| 母父:スクリーンヒーロー | 2-0-0-2/4 | 50.0% | 50.0% | 125% | 60% |
母父ディープインパクトは84走6勝で頭数がいちばん多く、単勝回収率132%と数字も出ています。
ただし132%は最高配当の1本を除くと92%なので、無条件に買える形とまでは言えません。
勝率で目を引くのは母父ダイワメジャーの12.1%で、母系にスピードが入っている組が上位に来ています。
母父グラスワンダーと母父スクリーンヒーローは12走・4走という母数なので、参考程度にとどめてください。
新潟芝1400mの前走の舞台|前走ダートは76走1勝
| 前走の場 | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 新潟 | 10-12-13-130/165 | 6.1% | 21.2% | 65% | 72% |
| 東京 | 12-5-15-129/161 | 7.5% | 19.9% | 94% | 67% |
| 福島 | 7-10-8-112/137 | 5.1% | 18.2% | 81% | 85% |
| 中山 | 5-6-5-47/63 | 7.9% | 25.4% | 113% | 176% |
| 京都 | 5-5-2-46/58 | 8.6% | 20.7% | 68% | 73% |
| 小倉 | 3-3-1-50/57 | 5.3% | 12.3% | 27% | 76% |
| 中京 | 5-2-4-43/54 | 9.3% | 20.4% | 131% | 67% |
| 阪神 | 2-5-5-29/41 | 4.9% | 29.3% | 32% | 105% |
出走数が多いのは前走が新潟・東京・福島の組で、いずれも回収率は平均前後にとどまります。
数字が出ているのは前走中山と前走中京で、単勝回収率はそれぞれ113%と131%です。
どちらも60走前後の母数なので断定はできませんが、遠征してきた組が人気を落としやすいのは事実かなと。
前走小倉は57走3勝・複勝率12.3%と、同じローカルでも数字が伸びていません。
| 前走 | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 前走芝 | 50-48-53-550/701 | 7.1% | 21.5% | 85% | 83% |
| 前走ダート | 1-3-2-70/76 | 1.3% | 7.9% | 13% | 98% |
前走ダートからの芝替わりは76走1勝、単勝回収率13%です。
荒れる下地がある一方で、この形からの一発だけは期待しないほうがよさそうです。
| 距離 | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 距離短縮 | 18-11-15-191/235 | 7.7% | 18.7% | 130% | 114% |
| 同距離 | 25-18-26-219/288 | 8.7% | 24.0% | 84% | 65% |
| 距離延長 | 8-22-14-210/254 | 3.1% | 17.3% | 23% | 78% |
距離短縮組の単勝回収率130%は、最高配当の1本を除いても103%残る安定した数字です。
中身は前走1600mが140走ともっとも多く、マイルの流れを経験した馬が1400mでスピードを持続させる形になります。
逆に距離延長は254走8勝の勝率3.1%・単勝回収率23%で、はっきり奮いません。
延長組の大半を占める前走1200m以下に絞っても251走8勝なので、スプリンターがそのまま通用する舞台ではないという感じです。
新潟芝1400mの前走の位置取り|前走4角5〜9番手が単勝回収率131%
| 前走の位置 | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 前走4角1番手 | 4-4-5-50/63 | 6.3% | 20.6% | 44% | 58% |
| 前走4角2〜4番手 | 13-17-15-155/200 | 6.5% | 22.5% | 55% | 64% |
| 前走4角5〜9番手 | 26-16-23-218/283 | 9.2% | 23.0% | 131% | 97% |
| 前走4角10番手以下 | 8-14-12-193/227 | 3.5% | 15.0% | 43% | 96% |
前走の4コーナー通過順は、出馬表の段階で誰でも確認できる材料です。
そのうえで数字が出ているのは、前走で中団にいた4角5〜9番手の組になります。
勝率9.2%・単勝回収率131%で、最高配当の1本を除いても109%残ります。
前走で逃げ・先行していた組は勝率6.5%前後・単勝回収率44〜55%で、成績のわりに人気を集めやすい形です。
3コーナーまで648mある新潟芝1400mでは、前走で中団だった馬でも二の脚ひとつで前が取れます。
前走の脚質欄だけで先行馬を買い、中団の馬を切るという発想が、そのまま配当の偏りになっている印象です。
| 条件 | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 前走4角5〜9番手×距離短縮 | 11-2-4-65/82 | 13.4% | 20.7% | 295% | 108% |
| 前走4角5〜9番手×同距離 | 11-4-12-79/106 | 10.4% | 25.5% | 87% | 68% |
| 前走4角5〜9番手×距離延長 | 4-10-7-74/95 | 4.2% | 22.1% | 39% | 120% |
前走中団だった組を距離変化で割ると、短縮組が勝率13.4%・単勝回収率295%と抜けています。
この295%は最高配当の1本を除いても220%残り、11勝を11頭が分け合っている再現性のある数字です。
勝った11頭の人気は中央値6番人気で、まさに荒れる下地がそのまま形になった条件と言えます。
長めの距離で脚を溜めていた馬が、1400mに短縮して前半から流れに乗る、というのがこのコースでいちばん妙味のある形です。
| 前走の着順 | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 前走1〜3着 | 21-19-23-107/170 | 12.4% | 37.1% | 61% | 74% |
| 前走4〜6着 | 17-13-18-149/197 | 8.6% | 24.4% | 123% | 98% |
| 前走7着以下 | 13-19-14-360/406 | 3.2% | 11.3% | 65% | 83% |
前走1〜3着は勝率12.4%・複勝率37.1%と順当に走りますが、単勝回収率は61%です。
妙味があるのは前走4〜6着の組で、単勝回収率123%は最高配当の1本を除いても102%残ります。
前走7着以下まで落ちると406走13勝・複勝率11.3%なので、巻き返しがきくのは6着までと考えたいところです。
| 間隔 | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 連闘〜中2週 | 12-11-11-121/155 | 7.7% | 21.9% | 63% | 73% |
| 中3〜5週 | 6-14-18-128/166 | 3.6% | 22.9% | 21% | 78% |
| 中6週〜3か月 | 22-18-19-242/301 | 7.3% | 19.6% | 95% | 83% |
| 3か月超 | 11-8-7-129/155 | 7.1% | 16.8% | 121% | 107% |
間隔で大きく沈むのは中3〜5週で、勝率3.6%・単勝回収率21%です。
3か月超の単勝回収率121%は最高配当の1本を除くと80%になるので、休み明けを積極的に狙うほどの根拠にはなりません。
新潟芝1400mの性別|牝馬の出走が全体の6割近い
| 性別 | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 牡馬(セン馬含む) | 29-29-30-387/475 | 6.1% | 18.5% | 64% | 69% |
| 牝馬 | 46-44-45-540/675 | 6.8% | 20.0% | 78% | 88% |
1,150走のうち675走が牝馬で、出走数そのものが牡馬を大きく上回ります。
そのうえで勝率・複勝率・単複回収率のすべてで牝馬が牡馬を上回りました。
| 条件 | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 牝馬×牝馬限定戦 | 9-9-9-118/145 | 6.2% | 18.6% | 74% | 79% |
| 牝馬×混合戦 | 37-35-36-422/530 | 7.0% | 20.4% | 79% | 91% |
牝馬限定戦は74レース中9レースだけで、牝馬の好走の大半は混合戦で生まれています。
牡馬混合でも複勝回収率91%と数字を落とさないので、牝馬だからと割り引く必要はないコースです。
平坦でパワーより持続力が問われる形が、牝馬にも向いているのかなと。
※牝馬限定戦は「出走馬が全て牝馬のレース」で集計しています。
新潟芝1400mの年齢別成績|5歳以上は214走6勝
| 年齢 | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2歳 | 28-28-28-328/412 | 6.8% | 20.4% | 52% | 77% |
| 3歳 | 24-24-24-262/334 | 7.2% | 21.6% | 102% | 92% |
| 4歳 | 17-10-10-153/190 | 8.9% | 19.5% | 91% | 78% |
| 5歳 | 5-6-8-121/140 | 3.6% | 13.6% | 65% | 61% |
| 6歳 | 0-5-4-43/52 | 0.0% | 17.3% | 0% | 117% |
| 7歳以上 | 1-0-1-20/22 | 4.5% | 9.1% | 42% | 23% |
勝率は4歳の8.9%が最上位で、単勝回収率は3歳の102%が最上位です。
そこから先は落ち込みがはっきりしていて、5歳以上をまとめると214走6勝・複勝率14.0%になります。
6歳は52走して勝ち星がなく、単勝回収率0%です。
2歳と3歳で全体の6割を超える番組構成なので、5歳以上は頭数が少ないうえに条件クラスへ残った馬が中心になります。
新潟芝1400mのクラス別・馬場状態別平均勝ちタイム
| クラス | 平均勝ちタイム | レース数 |
|---|---|---|
| 新馬 | 1:23.0 | 12 |
| 未勝利 | 1:22.3 | 27 |
| 1勝クラス | 1:21.9 | 17 |
| 2勝クラス | 1:20.8 | 5 |
| 3勝クラス | 1:19.5 | 4 |
| オープン | 1:21.0 | 10 |
新馬の1:23.0から3勝クラスの1:19.5まで、クラスで3.5秒ほどの開きがあります。
3勝クラスの1:19.5は4レースしかないので、参考程度にとどめてください。
オープンの1:21.0が3勝クラスより遅いのは、2歳限定のオープン戦が3レース含まれるためです。
| 馬場 | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 良 | 62-62-62-762/948 | 6.5% | 19.6% | 77% | 77% |
| 稍重 | 8-6-8-91/113 | 7.1% | 19.5% | 47% | 120% |
| 重 | 3-3-3-45/54 | 5.6% | 16.7% | 61% | 54% |
| 不良 | 2-2-2-29/35 | 5.7% | 17.1% | 44% | 80% |
平均勝ちタイムは良の1:21.6に対して、稍重1:22.7、重1:23.4、不良1:24.3です。
芝は渋るほど時計がかかり、力の要る馬場に変わっていきます。
ただし好走率そのものは良と稍重でほとんど変わらないので、少し渋った程度で評価を大きく動かす必要はありません。
重・不良は合計89走と母数が薄いため、判断は継続して数字を積み上げてからにしたいと思います。
新潟芝1400mの騎手成績|戸崎圭太騎手が9勝
| 騎手 | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 戸崎圭太 | 9-4-5-15/33 | 27.3% | 54.5% | 95% | 88% |
| ルメール | 6-5-1-9/21 | 28.6% | 57.1% | 62% | 82% |
| 石川裕紀人 | 5-0-3-19/27 | 18.5% | 29.6% | 450% | 147% |
| 荻野極 | 5-2-0-24/31 | 16.1% | 22.6% | 258% | 83% |
| 大野拓弥 | 3-3-1-15/22 | 13.6% | 31.8% | 201% | 192% |
勝ち星のトップは戸崎圭太騎手の9勝で、勝率27.3%・複勝率54.5%と安定しています。
ルメール騎手も勝率28.6%と高いものの、単勝回収率62%と人気を背負う分の割引は必要です。
目を引くのは石川裕紀人騎手の単勝回収率450%ですが、最高配当の1本を除くと222%になります。
荻野極騎手の258%も除くと127%で、いずれも大きい配当への依存が大きい点は押さえておきたいところです。
それでも勝ち鞍上位5名のうち3名が単勝回収率200%超という並びは、人気を背負わない騎手から配当が出るこのコースらしい傾向です。
新潟芝1400mの人気別信頼度|7〜9番人気の単勝回収率115%
| 人気 | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1番人気 | 17-11-14-32/74 | 23.0% | 56.8% | 51% | 76% |
| 2〜3番人気 | 25-20-16-87/148 | 16.9% | 41.2% | 95% | 79% |
| 4〜6番人気 | 18-18-17-169/222 | 8.1% | 23.9% | 77% | 65% |
| 7〜9番人気 | 10-8-16-185/219 | 4.6% | 15.5% | 115% | 79% |
| 10番人気以下 | 5-16-12-454/487 | 1.0% | 6.8% | 47% | 88% |
1番人気は勝率23.0%・複勝率56.8%で、単勝回収率は51%です。
芝1400mの5コースで比べると、勝率は真ん中でも単勝回収率はいちばん低いという位置づけになります。
軸としては使えても、頭で信頼して単勝を買い続ける相手ではないという感じかなと。
いちばん数字が出ているのは7〜9番人気の単勝回収率115%です。
ただしこれも最高配当の1本を除くと95%なので、この人気帯をベタ買いすれば増えるという話ではありません。
10番人気以下は487走5勝ですが複勝回収率88%と踏みとどまっており、3着づけの相手には大穴まで広げる価値があるコースです。
新潟芝1400mの消し条件
新潟芝1400mで評価を下げたい条件
- 距離延長は勝率3.1%・単勝回収率23%
- 前走ダートは76走1勝・複勝率7.9%
- 前走7着以下は406走13勝・複勝率11.3%
- 5歳以上は214走6勝・複勝率14.0%
- 1〜2枠は複勝率15.7%・複勝回収率64%
- 4角10番手以下は435走10勝、上がり6位以下は656走8勝
荒れやすいコースだからといって、どの人気薄でも走るわけではありません。
距離延長と前走ダートは、前半から流れるラップに対応できないという意味で同じ割引材料です。
いずれの数字も断定ではなく、人気や枠と重ねて評価を一段下げるための材料という位置づけになります。
まとめ:新潟芝1400mは中団から短縮してきた人気薄を拾う
新潟芝1400mのポイント
- 内回りで直線358.7m、3コーナーまで約648mと長く、隊列が決まるのが遅い
- 平均16.1頭で1番人気の単勝回収率51%は、芝1400mの5コースで最も低い
- 位置は4角4番手以内が中心で勝率12.6%・単勝回収率120%
- 妙味は前走4角5〜9番手×距離短縮の勝率13.4%・単勝回収率295%
- 距離延長・前走ダート・前走7着以下・5歳以上・1〜2枠は割引
新潟芝1400mは、多頭数で隊列が決まるのが遅く、人気どおりの位置に人気馬が収まるとは限らないコースです。
その結果として1番人気の単勝回収率が芝1400m5コースで最も低く、中位人気から下の層に配当が回っています。
だからこそ入口になるのは、前走で中団にいて、今回1400mへ短縮してきた馬を探すことです。
そこに枠は外でも構わないという前提を重ねると、検討する馬はかなり絞れます。
あとは距離延長・前走ダート・前走7着以下・5歳以上の割引を引き算すれば、買い目の形はほぼ出来上がります。
同じ新潟の芝でも、芝1000mや芝1200m、外回りの芝1600m・芝1800m・芝2000m外、内回りの芝2000m内・芝2200m・芝2400mとは求められるものが変わります。
ダートのダート1200m・ダート1800mと、開催全体を見渡す新潟競馬のまとめもあわせてご覧ください。
データが積み上がって傾向に変化があれば、更新の際に触れていきたいと思います。
予想の際にはぜひ、本記事のデータを参考にしてみてください。
出典:TARGET frontier JV(集計期間 2023.7.29〜2026.7.26、新潟芝1400m・JRA平地)
コース諸元の出典:JRA コース紹介:新潟競馬場、JRA-VAN 競馬場コース解説(新潟芝1400m内)




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