このページでは、中京ダート1900mのコースの特徴、各クラス別の勝ち時計の平均や活躍血統、成績上位騎手について解説しています。
脚質傾向:先行有利も逃げ~差し馬も台頭できる。ただ後方一気はかなり期待薄
枠順傾向:若干外有利な感あり
枠番 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
---|---|---|---|---|---|---|
1枠 | 9-10-13-123/155 | 5.8% | 12.3% | 20.6% | 33% | 82% |
2枠 | 14-13-8-130/165 | 8.5% | 16.4% | 21.2% | 71% | 70% |
3枠 | 7-20-10-139/176 | 4.0% | 15.3% | 21.0% | 18% | 48% |
4枠 | 19-8-19-148/194 | 9.8% | 13.9% | 23.7% | 43% | 57% |
5枠 | 18-14-8-167/207 | 8.7% | 15.5% | 19.3% | 123% | 66% |
6枠 | 18-17-27-160/222 | 8.1% | 15.8% | 27.9% | 71% | 70% |
7枠 | 23-14-22-172/231 | 10.0% | 16.0% | 25.5% | 74% | 84% |
8枠 | 14-26-15-184/239 | 5.9% | 16.7% | 23.0% | 33% | 86% |
種牡馬名 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
---|---|---|---|---|---|---|
ハーツクライ | 7-7-5-46/65 | 10.8% | 21.5% | 29.2% | 50% | 68% |
キングカメハメハ | 7-2-4-30/43 | 16.3% | 20.9% | 30.2% | 78% | 59% |
キズナ | 6-11-13-39/69 | 8.7% | 24.6% | 43.5% | 48% | 106% |
ホッコータルマエ | 6-8-4-34/52 | 11.5% | 26.9% | 34.6% | 43% | 66% |
ヘニーヒューズ | 6-3-3-18/30 | 20.0% | 30.0% | 40.0% | 181% | 179% |
スタート地点から2度の坂越えがあることから、タフなレース質になりやすく、中長距離をこなせる適性を持つ馬の成績が全体を通して良好です。
種牡馬成績では、まさに産駒が中長距離をこなすハーツクライがトップ。
そして中京ダートではすべての舞台で活躍を見せるキングカメハメハ産駒に関しては、ここでも上位。
その仔のホッコータルマエも種牡馬として今後伸びてくることが大いに期待されます。
1800mで圧倒的な良績を残しているキズナは、この舞台でも今後注目。
ヘニーヒューズ産駒は、ピンかパーであることが多かったり、距離適性に不安視されることから旨味有り。
同様の理由でドレフォン産駒にも目が離せません。
種牡馬名 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
---|---|---|---|---|---|---|
クロフネ | 8-8-3-45/64 | 12.5% | 25.0% | 29.7% | 51% | 146% |
マンハッタンカフェ | 7-4-3-21/35 | 20.0% | 31.4% | 40.0% | 86% | 95% |
キングカメハメハ | 6-7-6-55/74 | 8.1% | 17.6% | 25.7% | 85% | 97% |
スペシャルウィーク | 6-2-5-34/47 | 12.8% | 17.0% | 27.7% | 56% | 66% |
ハーツクライ | 5-1-0-20/26 | 19.2% | 23.1% | 23.1% | 198% | 78% |
本当に中京のダートコースというのは、フレンチデピュティ(クロフネ)とキングカメハメハ内包馬の活躍が顕著で、1900m戦においてもその傾向は変わらず。
タフさが求められるという条件下ゆえに、マンハッタンカフェやスペシャルウィーク、ハーツクライといった長めの距離に対応できる馬を持つ馬の成績も良く、侮れません。
ただの偶然ですが、母父アグネスタキオンは出走歴がなく。
しかし、出走の際には適性として十分対応できるものがあると思います。
騎手名 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
---|---|---|---|---|---|---|
幸英明 | 11-6-7-45/69 | 15.9% | 24.6% | 34.8% | 114% | 79% |
岩田望来 | 7-3-5-37/52 | 13.5% | 19.2% | 28.8% | 59% | 65% |
富田暁 | 7-3-4-32/46 | 15.2% | 21.7% | 30.4% | 101% | 159% |
川田将雅 | 6-10-3-9/28 | 21.4% | 57.1% | 67.9% | 60% | 100% |
松山弘平 | 6-8-6-37/57 | 10.5% | 24.6% | 35.1% | 46% | 65% |
最後までしっかり追ってくれる騎手の成績が良好な印象。
トップは幸英明騎手で、ベテランながらも若手騎手に負けない追い比べの強さがあります。
回収率ベースでは富田騎手の成績が目立ちますが、複勝回収率で100%の数値を持つ川田騎手も驚異。
松山騎手もダート戦では別距離でもトップですが、ここでも勝利度数では上位で、川田、松山両騎手がどんな馬に乗っているのかなという予想の入り方も一つの手法でしょう。
・逃げ~差しまで決まるものの、追い込み一辺倒では厳しい
・枠順的には若干外有利
・フレンチデピュティ、クロフネ、キングカメハメハ内包血統馬が強い
・ピンかパーのストームキャット系種牡馬が軽視され穴を空ける傾向に
・幸騎手の成績トップもやはり注目は川田、松山両騎手