日本ダービーと天皇賞・秋を勝った実績や血統の格に反して、産駒は思いのほか成績が出ておらず、苦戦傾向が強い種牡馬です。全体の単勝回収率は56%で、期待先行で買われるぶん妙味も乏しい。だからこそ、買える場面を絞り込むのが大事になります。
数少ない狙いは芝1600〜2000mで前走4〜6番人気だった馬、ルメール騎手の芝、そして前走中団から距離短縮してきた芝の馬。逆に牝馬・芝の短距離・母父ディープインパクトは割り引くのが基本です。
- レイデオロ産駒の成績と全体像
- レイデオロ産駒の距離適性|芝の中長距離が主戦場
- レイデオロ産駒の買い方【狙い目3選】
- レイデオロ産駒の母父別成績|母父ディープインパクトは苦戦
- レイデオロ産駒はダートを走る?|妙味は乏しい
- レイデオロ産駒は重馬場・道悪を走る?
- レイデオロ産駒の牡牝差|牝馬は割引
- レイデオロ産駒の世代別成績|晩成で4歳に本格化
- レイデオロ産駒の脚質|前で行くより「中団から短縮」
- レイデオロ産駒の消し条件
- レイデオロ産駒と騎手|ルメール騎手が突出
- レイデオロのプロフィール
- レイデオロの血統構成
- 代表産駒① トロヴァトーレ
- 代表産駒② アドマイヤテラ
- 代表産駒③ サンライズアース
- 代表産駒④ ムルソー
- まとめ:レイデオロ産駒の買い方
レイデオロ産駒の成績と全体像
| 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 182-160-153-1451/1946 | 9.4% | 17.6% | 25.4% | 56% | 67% |
現役時代のレイデオロは、日本ダービーと天皇賞・秋を制した紛れもない一流馬でした。血統の格も高く、種牡馬入り時の評判も上々です。
ところが産駒の成績は、その看板に見合っていません。勝率9.4%・複勝率25.4%はサイアーとして平凡で、単勝回収率56%は明確に低い水準です。名前で買われやすいぶん、馬券妙味はさらに削られてしまう、というのが実態に近いところです。
まだ最古の世代が5歳という若いサイアーで、サンプルは発展途上です。数字が動きやすい条件もあるので、更新の際に変化があればそこにも触れていきたいと思います。
単勝回収率は、万馬券が1本混ざるだけで簡単に100%を超えます。そこで本記事では、その条件で最も高い配当を1走ぶん除いても、なお100%を超えた条件だけを「買い」としました。1本の大穴に支えられただけの条件は採用していません。
レイデオロ産駒の距離適性|芝の中長距離が主戦場
| 距離帯 | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 芝1200m以下 | 3-1-0-52/56 | 5.4% | 7.1% | 24% | 13% |
| 芝1400-1600m | 32-30-25-219/306 | 10.5% | 28.4% | 83% | 76% |
| 芝1600-1800m | 47-42-46-361/496 | 9.5% | 27.2% | 61% | 81% |
| 芝1800-2000m | 70-47-60-525/702 | 10.0% | 25.2% | 66% | 70% |
| 芝2000-2200m | 52-34-40-382/508 | 10.2% | 24.8% | 69% | 64% |
| 芝2200m以上 | 34-38-20-206/298 | 11.4% | 30.9% | 54% | 74% |
走るのは芝の中長距離です。母父シンボリクリスエスから受け継ぐスタミナと持久力が濃く、距離が延びるほど好走率が上がって、芝2200m以上でピークを迎えます。
ただし単勝回収率を見ると、どの距離帯も低調で、いちばんマシなのが皮肉にもマイル前後という妙な形です。長距離ほど人気を裏切らない代わりに、配当妙味も乏しい。この「好走率と回収率のねじれ」が、この種牡馬をひと言で表しています。
一方で芝1200m以下は勝率5.4%・複勝率7.1%と大きく落ちます。追走のスピードが足りず、短距離は基本的に奮いません。
レイデオロ産駒の買い方【狙い目3選】
全体では妙味が薄いぶん、買い条件は「人気の盲点」に絞られます。出馬表の段階で判定できる3つにまとめます。
買い① 芝1600〜2000m×前走4〜6番人気
| 条件 | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 芝1600〜2000m×前走4〜6番人気 | 20-19-20-123/182 | 11.0% | 32.4% | 81% | 127% |
本命でも人気薄でもなく、前走で中位人気だった馬が、得意の芝1600〜2000mに戻ってきたときが狙い目です。複勝回収率127%は最高配当を1本除いても101%を保ちます(産駒全体の複勝回収率は67%)。
人気を集める産駒が上位を占めがちな一方で、こうした中位人気の馬は実力どおりには買われにくい。そこにこの種牡馬の数少ない妙味が残っている、と考えられます。単勝より、複勝やワイドの軸として拾うのが向いています。
買い② ルメール騎手×芝
| 条件 | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| ルメール騎手×芝 | 20-12-5-13/50 | 40.0% | 74.0% | 114% | 105% |
ルメール騎手が芝で乗ると勝率40.0%・複勝率74.0%。当然人気にはなりますが、それでも単勝回収率114%が残っているのがこのコンビの珍しいところです。
折り合いや位置取りに気を使うタイプが多いだけに、正攻法で運べる騎手の腕が数字に出やすいという背景が考察できます。50鞍とサンプルはやや少なめなので、現時点では信頼度の高い一頭として押さえておくのがよさそうです。
買い③ 前走中団(5〜9番手)×距離短縮
| 条件 | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 芝×前走中団(5〜9番手)×距離短縮 | 13-9-7-66/95 | 13.7% | 30.5% | 168% | 109% |
前走で中団だった馬が、今回100m以上の距離短縮で臨んだときに一撃があります。単勝回収率168%で、勝ち星も12頭にばらけており、特定の1頭に頼った数字ではありません。脚を溜めてスピードを使える形が、この血統の隠れた好走パターンのようです。
※ただし複勝率30.5%と好走率そのものは平凡で、単勝回収率は上位2本の配当に支えられる面もあります(最高配当2本を除くと75%)。狙うなら複勝の軸ではなく、単勝・ワイドの一撃向きと割り切るのがベターです。
レイデオロ産駒の母父別成績|母父ディープインパクトは苦戦
| 母父 | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| エンパイアメーカー | 17-3-6-25/51 | 33.3% | 51.0% | 128% | 98% |
| ダイワメジャー | 16-9-10-57/92 | 17.4% | 38.0% | 75% | 89% |
| マンハッタンカフェ | 13-13-6-78/110 | 11.8% | 29.1% | 120% | 92% |
| ハーツクライ | 15-10-11-114/150 | 10.0% | 24.0% | 46% | 62% |
| ディープインパクト | 17-25-32-294/368 | 4.6% | 20.1% | 26% | 50% |
血統相性ははっきり出ています。母父にパワー型・スピード型の血が入ると数字が伸びます。数字の目立つ母父エンパイアメーカーは、重賞3勝のトロヴァトーレと、ダートのアンタレスSを勝ったムルソーがともにこの配合で、2頭が全体を大きく底上げしています。「母父エンパイアなら誰でも買い」とまでは言えませんが、この組み合わせから重賞級が出ている事実は押さえておきたいところです。
対照的に、最も多い母父ディープインパクトは勝率4.6%・単勝回収率26%と苦戦しています(産駒全体は勝率9.4%)。レイデオロもディープも同じウインドインハーヘアの牝系を持ち、その血が重なるとレイデオロの持ち味であるパワーが薄まってしまう。血統表で母父ディープを見つけたら、評価を一段下げるのが無難です。
レイデオロ産駒はダートを走る?|妙味は乏しい
| 距離帯 | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| ダ1400m以下 | 7-4-9-102/122 | 5.7% | 16.4% | 31% | 50% |
| ダ1700-1800m | 30-31-27-249/337 | 8.9% | 26.1% | 41% | 64% |
| ダ1900m以上 | 4-7-5-59/75 | 5.3% | 21.3% | 19% | 56% |
ダートは芝より一段落ちて、全体でも単勝回収率34%と妙味に欠けます。アンタレスSを勝ったムルソーのようなダート重賞馬も出てはいますが、産駒全体としては芝向きの血統です。
そのなかでもダート1400m以下は勝率5.7%・単勝回収率31%と手が出せません。1900m以上の長丁場でもとくに数字は上向かず、ダートはどの距離でも積極的に買う理由は乏しい、と見ておくのがよさそうです。
レイデオロ産駒は重馬場・道悪を走る?
| 馬場 | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 芝良 | 122-93-79-807/1101 | 11.1% | 26.7% | 65% | 70% |
| 芝稍重 | 13-18-23-150/204 | 6.4% | 26.5% | 50% | 74% |
| 芝重 | 3-4-3-40/50 | 6.0% | 20.0% | 135% | 59% |
| 芝不良 | 1-1-0-5/7 | 14.3% | 28.6% | 83% | 60% |
渋った馬場への適性は検索も多いところですが、結論はシンプルです。ベストは芝の良馬場で勝率11.1%。稍重6.4%・重6.0%と、渋ると勝率はむしろ半分近くまで下がります。
パワー型のイメージから渋った馬場の巧者と思われがちですが、そこは実態と少し違うようです。
芝重の単勝回収率135%は目を引きますが、50走中の1本(3330円)が回収率の半分を占める見せかけで、これを除くと70%まで下がります。複勝回収率も59%どまりです。
芝不良は7走しかなく、勝率14.3%という数字も現時点では参考になりません。渋ったから買い、という材料にはならないというのが実態かなと。雨で嫌う必要もない代わりに、積極的に狙う理由も薄い、という中立の評価が妥当です。
レイデオロ産駒の牡牝差|牝馬は割引
| 性別 | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 牡馬(セン馬含む) | 146-119-112-818/1195 | 12.2% | 31.5% | 77% | 74% |
| 牝馬 | 36-41-41-633/751 | 4.8% | 15.7% | 23% | 55% |
「レイデオロ産駒の牝馬はなぜ走らないのか」という声をよく見ますが、データもそれを裏づけています。牝馬は勝率4.8%・単勝回収率23%と、牡馬(勝率12.2%)に大きく水をあけられています。
単純な体力差というより、レイデオロの持ち味である力感(パワー・迫力)が、牝馬には伝わりにくいという見方がしっくりきます。母父ディープとの相性の悪さと同じで、この種牡馬はパワーが伝わったかどうかで明暗が分かれる。とくに牝馬×ダートは勝率3.5%・単勝回収率13%とほぼ全滅で、ここは思い切って消してよさそうです。牝馬を狙うなら、力よりキレで運べる芝の平坦なコースに絞りたいところです。
レイデオロ産駒の世代別成績|晩成で4歳に本格化
| 馬齢 | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2歳 | 42-40-44-293/419 | 10.0% | 30.1% | 70% | 79% |
| 3歳 | 99-80-70-911/1160 | 8.5% | 21.5% | 51% | 55% |
| 4歳 | 34-34-26-190/284 | 12.0% | 33.1% | 65% | 89% |
| 5歳 | 7-6-13-57/83 | 8.4% | 31.3% | 35% | 89% |
2歳から動くものの、クラシック世代の3歳でいったんクラスの壁に当たり、4歳で勝率・複勝率とも最高になります。仕上がりの遅い欧州型で、古馬になってから本格化する晩成タイプ、という成長曲線です。
アドマイヤテラが菊花賞3着から古馬になって重賞を勝ち、天皇賞・春でも上位に来たのが典型です。3歳春の成績だけで見限らず、古馬の重賞や条件戦で見直すのがこの血統の付き合い方になります。5歳以降はまだサンプルが少なく、今後の走りを見て更新したいところです。
レイデオロ産駒の脚質|前で行くより「中団から短縮」
| 前走4角 | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 逃げ(1番手) | 11-6-5-47/69 | 15.9% | 31.9% | 105% | 54% |
| 先行(2-4番手) | 39-39-30-196/304 | 12.8% | 35.5% | 53% | 74% |
| 中団(5-9番手) | 43-40-43-288/414 | 10.4% | 30.4% | 81% | 86% |
| 後方(10番手以下) | 23-16-16-245/300 | 7.7% | 18.3% | 56% | 69% |
好走率だけを見ると、前走で前にいた馬ほど勝率は高くなります。ところがそこは人気の集まるところで、先行馬の単勝回収率は53%まで沈みます。前で運べる馬は「買っても妙味が出にくい」というのが実際のところです。
逆に後方(前走10番手以下)は勝率7.7%・複勝率18.3%と、好走率からして低く、届かないまま終わるケースが目立ちます。ここははっきりした割引材料です。
妙味が出るのは、買い③で触れた中団から距離短縮してきた形。前々で我慢しすぎず、脚を溜めてスピードを使えたときに一発がある、という掘り方が向いています。出馬表では、前走で極端に後ろだった馬を嫌い、中団あたりから距離を詰めてくる馬に妙味あり、と読むのがよさそうです。
レイデオロ産駒の消し条件
買い条件と同じく、出馬表の段階で判定できる「消し」をまとめます。
| 条件 | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 牝馬 | 36-41-41-633/751 | 4.8% | 15.7% | 23% | 55% |
| 芝1200m以下 | 3-1-0-52/56 | 5.4% | 7.1% | 24% | 13% |
| ダート1400m以下 | 7-4-9-102/122 | 5.7% | 16.4% | 31% | 50% |
| 母父ディープインパクト | 17-25-32-294/368 | 4.6% | 20.1% | 26% | 50% |
| 前走7着以下 | 27-32-31-688/778 | 3.5% | 11.6% | 31% | 51% |
いちばん大きい消しは牝馬で、なかでも牝馬のダートはほぼ全滅です。短距離(芝1200m以下・ダート1400m以下)も、スピード勝負では力を活かせず奮いません。芝1200m以下は56頭とサンプルは小さめですが、複勝率7.1%は無視できない低さです。
血統では母父ディープインパクト、臨戦では前走7着以下からの巻き返しも低調です。前走で大きく負けた馬は、人気を落としても狙いにくいのが実情です。
レイデオロ産駒と騎手|ルメール騎手が突出
| 騎手 | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| C.ルメール | 23-14-7-15/59 | 39.0% | 74.6% | 107% | 112% |
| 川田将雅 | 12-5-6-16/39 | 30.8% | 59.0% | 141% | 97% |
| 横山武史 | 7-7-1-26/41 | 17.1% | 36.6% | 85% | 65% |
| 戸崎圭太 | 7-9-7-26/49 | 14.3% | 46.9% | 44% | 89% |
| 坂井瑠星 | 6-3-8-26/43 | 14.0% | 39.5% | 67% | 86% |
買い②で触れたとおり、ルメール騎手は勝率39.0%・単勝回収率107%と、人気を背負いながら回収率まで残す別格の存在です。芝に限ればさらに数字が上がります。
川田将雅騎手も単勝回収率141%と派手ですが、39鞍と数が少なく、まだ見せかけの可能性も残ります。そのほかでは戸崎圭太騎手が複勝率46.9%と手堅く、相手押さえに向いています。
レイデオロのプロフィール
2014年生まれ、現役成績は17戦7勝。2歳でホープフルSまで無傷の3連勝を決め、3歳で日本ダービー、4歳で天皇賞・秋とオールカマーを制しました。ジャパンカップ2着・有馬記念2着と、トップクラスで走り続けた中長距離の名馬です。
母も祖母も母父シンボリクリスエスも名伯楽・藤沢和雄厩舎が手掛けた「藤沢血統」で、師に悲願のダービーをもたらした一頭でもあります。2020年から社台スタリオンステーションで種牡馬入りし、種付料は初年度600万円から現在は200万円まで下がりました。まだGI産駒は出ておらず、看板を張れる大物の登場が待たれる状況です。
レイデオロの血統構成
父:キングカメハメハ、母:ラドラーダ、母父:シンボリクリスエス。全弟にエプソムカップを勝ったレイエンダがいます。父はロードカナロアやドゥラメンテを送り出したキングマンボ系の大立者、母父シンボリクリスエスはロベルト系で、スタミナとパワーを供給する血統です。
自身がサンデーサイレンスの血を持たないため、サンデー系の牝馬と配合しやすいのが特徴です。ただし同じウインドインハーヘアの牝系を持つ母父ディープインパクトとは血が重なり、持ち味のパワーが薄れてしまう。逆に、重賞を勝ったトロヴァトーレとムルソーがともに母父エンパイアメーカーだったように、アメリカ型のパワーを補う配合が結果を出しています。ここが産駒選びの大きな分かれ目です。
代表産駒① トロヴァトーレ
東京新聞杯・エプソムカップ・ダービー卿チャレンジトロフィーと重賞を3勝した、現役の稼ぎ頭です。マイルから中距離のハンデ戦を得意にするタイプで、母父エンパイアメーカーというパワーを補った配合から出た一頭でもあります。
代表産駒② アドマイヤテラ
阪神大賞典と目黒記念を制し、2026年の天皇賞・春でも3着に好走した長距離の主役です。菊花賞3着から古馬になって力をつけてきた歩みは、晩成というこの血統の特徴をよく表しています。
代表産駒③ サンライズアース
新馬を逃げ切り、距離延長で臨んだすみれSから阪神大賞典まで駆け上がった一頭。日本ダービーでも4着に善戦しました。距離が延びて花開くあたりも、いかにもレイデオロ産駒らしい成長ぶりです。
代表産駒④ ムルソー
アンタレスSを勝った、産駒では数少ないダート重賞の担い手です。こちらも母父エンパイアメーカーで、芝が主流の血統のなかでダートの重賞を勝ち切った点に、パワー配合の強みが表れています。
まとめ:レイデオロ産駒の買い方
- 実績・評判に反して産駒は苦戦傾向が強く、単勝回収率56%と妙味薄。狙いは「人気の盲点」に絞る
- 芝1600〜2000m×前走4〜6番人気が数少ない買い(複勝回収率127%)。複勝・ワイドの軸向き
- ルメール騎手の芝は勝率40.0%・単勝回収率114%で別格
- 前走中団(5〜9番手)×距離短縮は単勝回収率168%の一撃。前で行けた馬は人気先行で妙味薄
- 血統は母父にパワーの血(エンパイアメーカー等)で好転、母父ディープインパクトは勝率4.6%で割引。晩成で4歳に本格化
- 牝馬(特に牝馬×ダート)・芝の短距離・前走後方・前走7着以下は消し
強い産駒が名前で買われやすいぶん、まともに追いかけても妙味の出にくい種牡馬です。だからこそ、中位人気に落ちた中長距離馬と、母父のパワー、そして中団から距離を詰めてきた馬で、人気の盲点をすくうのがこの血統との付き合い方になります。まだ発展途上のサイアーなので、変化があればそのつど更新していきます。予想の際にはぜひ、本記事のデータを参考にしてみてください。
出典:TARGET frontier JV(集計期間 2023.7.23〜2026.7.12、JRA平地)




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