結論:阪神ダート2000mは「ひと息入れた馬」から入るコース
- 芝地点からスタートし、ゴール前の坂を2回上るスタミナの要る2000m
- レース間隔が中6週〜3か月の馬は単勝回収率149%・複勝回収率155%(連闘〜中2週は単回56%)
- 4角先頭の勝率26.3%と前が優勢な一方、7〜9番人気の勝利が38レース中10回と波乱含み
- 牝馬は43走で未勝利、種牡馬はキズナが8勝でトップ
- 集計は38レース・504走と少なく、傾向は幅を持って見たい
- 阪神ダート2000mのコースの特徴|芝スタートでゴール前の坂を2回上る
- 阪神ダート2000mの枠順傾向|枠の有利不利は小さいと見たい
- 阪神ダート2000mの脚質|4角先頭は単勝回収率205%・10番手以下は勝率0.7%
- 阪神ダート2000mの上がり|勝ち馬の平均上り3Fは37.9秒
- 阪神ダート2000mで買える種牡馬|キズナが8勝でトップ
- 阪神ダート2000mの母父|どの血統も20走未満で参考程度
- 阪神ダート2000mの前走の舞台|関西圏からの臨戦が中心
- 阪神ダート2000mはひと息入れた馬が狙い目|中6週〜3か月は単勝回収率149%
- 阪神ダート2000mの性別傾向|牝馬は43走で未勝利
- 阪神ダート2000mの年齢別成績|3歳・4歳が中心
- 阪神ダート2000mのクラス別平均勝ちタイムと馬場状態
- 阪神ダート2000mの騎手成績|岩田望来騎手が7勝
- 阪神ダート2000mの人気別信頼度|7〜9番人気の単勝回収率256%
- 阪神ダート2000mの消し条件
- まとめ:阪神ダート2000mはローテーションから入る
阪神ダート2000mのコースの特徴|芝スタートでゴール前の坂を2回上る
| 項目 | 数値 |
|---|---|
| 1周(ダート) | 1,517.6m |
| 直線 | 352.7m |
| コース全体の高低差 | 1.6m |
| ゴール前の坂 | あり(残り200m付近からの上り坂を2回通る) |
| スタート | 4コーナー奥の芝地点/1コーナーまで約500m |
| 平均頭数 | 13.7頭 |
| 平均勝ちタイム | 2:06.5 |
| 勝ち馬の平均上り3F | 37.9秒 |
| 4角先頭の勝率 | 26.3% |
| 条件 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 全体 | 38-38-38-390/504 | 7.5% | 15.1% | 22.6% | 88% | 90% |
阪神のダートは1周1,517.6m、直線は352.7mです。
2000mのスタート地点は4コーナー奥の芝の上で、80mほど芝を走ってからダートに入ります。
スタンド前を丸々通ってから1コーナーに向かうため、最初のコーナーまでは約500mあります。
阪神のダートはゴール前の残り200m付近に上り坂があるのが京都との決定的な違いで、このコースはスタート直後とゴール前で同じ坂を2回上ることになります。
距離・坂・芝スタートのどれを取っても、じわじわ消耗が積み上がるタフな条件と言えます。
番組は3歳以上のみで新馬戦はなく、38レースのうち16レースが未勝利戦、重賞は秋のシリウスステークス(G3)が組まれています。
なお集計期間には、スタンドリフレッシュ工事による約11か月の休催(2024年4月中旬〜2025年2月末)が含まれています。
この間の阪神開催がまるごと抜けているため、集計は38レース・504走にとどまります。
本記事の数字はどれもこの母数のうえに乗っているので、断定ではなく傾向の目安として読んでいただければと思います。
| コース | 4角先頭の勝率 |
|---|---|
| 京都ダート1800m | 31.0% |
| 阪神ダート1800m | 29.0% |
| 中山ダート1800m | 28.3% |
| 阪神ダート2000m | 26.3% |
| 東京ダート2100m | 20.0% |
| 東京ダート1600m | 17.7% |
4コーナーで先頭にいた馬の勝率は26.3%です。
中央4場のダートで並べると、平坦な京都ダート1800mの31.0%や同じ阪神のダート1800mの29.0%には届かないものの、東京ダート2100mの20.0%ははっきり上回ります。
坂を上り切るスタミナは要りますが、それでも基本は前で運べた馬の土俵、という位置づけになります。
阪神ダート2000mの枠順傾向|枠の有利不利は小さいと見たい
| 枠 | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1〜2枠 | 9-1-8-83/101 | 8.9% | 17.8% | 102% | 90% |
| 3〜4枠 | 6-8-7-100/121 | 5.0% | 17.4% | 14% | 39% |
| 5〜6枠 | 14-15-9-97/135 | 10.4% | 28.1% | 148% | 91% |
| 7〜8枠 | 9-14-14-110/147 | 6.1% | 25.2% | 84% | 129% |
数字のうえでは5〜6枠が勝率10.4%・単勝回収率148%で最上位です。
148%は最高配当の1本を除いても120%残り、勝ち馬も12頭に散っているので、見かけだけの数字ではありません。
ただ、すぐ内の3〜4枠が単勝回収率14%まで沈む並びはさすがに極端です。
芝の上を80mしか走らず、1コーナーまで約500mと長いコース形からすると、枠の有利不利はもともと小さいはずの条件です。
枠帯ごとの凸凹は101〜147走という母数の少なさが作った振れ幅と見て、枠は「外めがやや競馬しやすい」程度の目安にとどめるのが現時点での読み方かなと思います。
阪神ダート2000mの脚質|4角先頭は単勝回収率205%・10番手以下は勝率0.7%
| 4角の位置 | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 4角1番手(逃げ) | 10-7-3-18/38 | 26.3% | 52.6% | 205% | 255% |
| 4角2〜4番手 | 20-19-18-88/145 | 13.8% | 39.3% | 173% | 103% |
| 4角5〜9番手 | 7-9-11-152/179 | 3.9% | 15.1% | 50% | 88% |
| 4角10番手以下 | 1-3-6-132/142 | 0.7% | 7.0% | 17% | 33% |
4角で先頭にいた馬は勝率26.3%・複勝率52.6%で、単勝回収率は205%に達します。
勝ち馬は10頭に散っており、4角2〜4番手も単勝回収率173%(最高配当を除いても146%)と続きます。
逆に4角10番手以下は142走で1勝、複勝率7.0%です。
ゴール前に坂があるコースで前がここまで残るのは、坂で差しが届くというイメージのぶん、前で運ぶ馬の評価が上がりにくいことも効いていそうです。
2000mで道中のペースが落ち着きやすく、坂の手前で先行勢に余力が残るケースが多い、という機序で考えると数字と矛盾しません。
ちなみに同じ阪神のダート1800mでは4角10番手以下の複勝率が3.8%しかないので、200m延びるこちらのほうが後方からの好走がわずかに増えてはいます。
それでも複勝率7.0%ですから、後ろ一手の馬を積極的に評価する数字ではありません。
阪神ダート2000mの上がり|勝ち馬の平均上り3Fは37.9秒
| 上がり順位 | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 上がり1位 | 19-9-6-9/43 | 44.2% | 79.1% | 492% | 320% |
| 上がり2〜3位 | 13-19-17-49/98 | 13.3% | 50.0% | 183% | 219% |
| 上がり4〜5位 | 5-8-12-68/93 | 5.4% | 26.9% | 42% | 81% |
| 上がり6位以下 | 1-2-3-264/270 | 0.4% | 2.2% | 5% | 9% |
勝ち馬の平均上り3Fは37.9秒です。
メンバー内で上がり1位を使えた馬は勝率44.2%と圧倒的ですが、上がりの順位はレースが終わってから分かる数字です。
買い条件ではなく、坂を2回上ってなお脚を残せた馬が勝つコース、という性質の確認として見てください。
上がり6位以下は270走で1勝しかなく、バテた馬が押し切れる余地はほぼありません。
阪神ダート2000mで買える種牡馬|キズナが8勝でトップ
| 種牡馬 | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| キズナ | 8-4-4-22/38 | 21.1% | 42.1% | 132% | 128% |
| マジェスティックウォリアー | 5-1-1-10/17 | 29.4% | 41.2% | 734% | 184% |
| リアルスティール | 3-1-0-9/13 | 23.1% | 30.8% | 49% | 40% |
| キングカメハメハ | 2-1-0-7/10 | 20.0% | 30.0% | 409% | 142% |
| Practical Joke | 1-0-0-0/1 | 100.0% | 100.0% | 1360% | 370% |
勝ち星のトップはキズナの8勝で、38走して勝率21.1%・複勝率42.1%です。
8勝が8頭に散っているのが良いところで、特定の1頭が数字を作っているわけではありません。
芝の中距離で語られることの多い種牡馬ですが、パワーとスタミナを問われるこの舞台でしっかり数字を残しています。
ただし単勝回収率132%は最高配当の1本を除くと66%まで下がるので、回収率まで含めて鵜呑みにはしないでください。
マジェスティックウォリアーは17走で5勝、勝率29.4%です。
単勝回収率734%は大きな配当が乗った見かけの数字で、勝ち馬も3頭(うち1頭が2勝)に集中しています。
回収率は割り引いて、米国型らしい持続力がこの条件に合う、という適性の証拠として見るのがよさそうです。
リアルスティールは13走3勝と好走率は高い一方、人気で買われて回収率が付いてこない形です。
キングカメハメハとPractical Jokeはそれぞれ10走・1走のみで、勝ち鞍順に並べた結果入っただけと考えてください。
阪神ダート2000mの母父|どの血統も20走未満で参考程度
| 母父 | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| ゴールドアリュール | 3-2-1-10/16 | 18.8% | 37.5% | 607% | 191% |
| ゼンノロブロイ | 2-1-0-3/6 | 33.3% | 50.0% | 642% | 182% |
| アグネスタキオン | 2-1-0-4/7 | 28.6% | 42.9% | 234% | 99% |
| ワークフォース | 2-0-0-4/6 | 33.3% | 33.3% | 67% | 38% |
| クロフネ | 2-0-1-11/14 | 14.3% | 21.4% | 39% | 29% |
母父はトップのゴールドアリュールでも16走・3勝で、どの血統も20走に届きません。
回収率の派手な数字はいずれも1〜2頭の高配当が作ったもので、母父単独で買い材料にできる段階にはないと考えています。
ダート色の濃い母父が上位に並ぶ顔ぶれ自体は、この条件の性格どおりという印象です。
サンプルがさらに集まり次第、更新の際にあらためて整理したいと思います。
阪神ダート2000mの前走の舞台|関西圏からの臨戦が中心
| 前走の場 | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 京都 | 15-12-13-128/168 | 8.9% | 23.8% | 111% | 94% |
| 阪神 | 7-8-10-99/124 | 5.6% | 20.2% | 57% | 81% |
| 中京 | 8-3-5-42/58 | 13.8% | 27.6% | 72% | 118% |
| 小倉 | 1-5-3-33/42 | 2.4% | 21.4% | 82% | 90% |
| 中山 | 1-4-0-29/34 | 2.9% | 14.7% | 37% | 46% |
| 東京 | 3-3-3-21/30 | 10.0% | 30.0% | 128% | 130% |
前走が京都だった馬が168走と全体の3分の1を占め、勝率8.9%・単勝回収率111%と水準以上です。
意外なのは前走も阪神だった組で、勝率5.6%・単勝回収率57%と奮いません。
前走中山も34走で1勝にとどまります。
前走東京の単勝回収率128%は30走・勝ち馬3頭の数字なので、これも参考程度に見てください。
| 前走の位置 | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 前走4角1番手 | 4-3-0-26/33 | 12.1% | 21.2% | 142% | 67% |
| 前走4角2〜4番手 | 13-12-13-57/95 | 13.7% | 40.0% | 135% | 121% |
| 前走4角5〜9番手 | 10-14-15-149/188 | 5.3% | 20.7% | 53% | 79% |
| 前走4角10番手以下 | 10-8-9-136/163 | 6.1% | 16.6% | 101% | 97% |
前走の4コーナー通過順は出馬表で確認できるので、こちらは予想にそのまま使えます。
前走4角2〜4番手だった馬が勝率13.7%・複勝率40.0%で、複勝回収率も最高配当を除いて107%残る安定ぶりです。
面白いのは前走4角10番手以下も10勝を挙げて単勝回収率101%ある点で、前走後方の馬がまったく用なしというコースではありません。
2000mへの舞台替わりで流れが落ち着き、位置を取り直せる馬がいる、という見方はできそうです。
はっきり奮わないのは前走4角5〜9番手の中団組で、勝率5.3%・単勝回収率53%にとどまります。
| 距離 | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 距離短縮 | 6-6-7-53/72 | 8.3% | 26.4% | 105% | 144% |
| 同距離 | 5-3-5-41/54 | 9.3% | 24.1% | 104% | 59% |
| 距離延長 | 26-28-25-275/354 | 7.3% | 22.3% | 87% | 87% |
出走の7割にあたる354走が距離延長組で、その大半は1800m組(211走)です。
数が多いぶん勝ち星も延長組に集まりますが、率と回収は距離短縮組がわずかに上回ります。
短縮組の複勝回収率144%は最高配当を除いても100%を保つので、2100m以上を使われてきた少数派は複勝やワイド、3連系の軸候補として面白い存在です。
ただし短縮組は72走・6勝なので、この数字も傾向の域を出ません。
| 前走 | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 前走芝 | 3-0-4-40/47 | 6.4% | 14.9% | 80% | 114% |
| 前走ダート | 34-37-33-327/431 | 7.9% | 24.1% | 93% | 90% |
前走芝からの転戦は47走しかなく、複勝率14.9%と好走率では見劣ります。
芝からの参戦馬をあえて狙い撃つほどの材料は、現時点では見当たりません。
阪神ダート2000mはひと息入れた馬が狙い目|中6週〜3か月は単勝回収率149%
| 間隔 | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 連闘〜中2週 | 12-10-14-162/198 | 6.1% | 18.2% | 56% | 67% |
| 中3〜5週 | 10-12-11-89/122 | 8.2% | 27.0% | 93% | 83% |
| 中6週〜3か月 | 11-12-11-84/118 | 9.3% | 28.8% | 149% | 155% |
| 3か月超 | 4-3-1-34/42 | 9.5% | 19.0% | 96% | 62% |
タイトルの答えがこの表です。
レース間隔が中6週〜3か月、つまり放牧などでひと息入れてきた馬は、勝率9.3%・複勝率28.8%に加えて単勝回収率149%・複勝回収率155%まで伸びています。
最高配当の1本を除いても単勝116%・複勝125%が残り、11勝は11頭がひとつずつ挙げたものです。
特定の1頭や1発の高配当に頼った数字ではないので、38レースという母数を踏まえても注目に値する傾向だと考えています。
この11頭の勝ち時の人気は中央値で4番人気、7番人気以下も4勝と、人気サイドに限らず走っています。
対照的に、連闘〜中2週で詰めて使われてきた馬は勝率6.1%・単勝回収率56%と奮いません。
芝地点から坂を2回上る2000mは消耗の大きい条件なので、疲れの残る馬に厳しく、リフレッシュして余力のある馬が走るという理屈は素直に立ちます。
なお3か月を超える長い休み明けまでいくと単勝回収率96%・複勝回収率62%と平凡で、「間隔はひと息ぶんがちょうどよい」という形です。
阪神ダート2000mの性別傾向|牝馬は43走で未勝利
| 性別 | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 牡馬(セン馬含む) | 38-36-37-350/461 | 8.2% | 24.1% | 96% | 97% |
| 牝馬 | 0-2-1-40/43 | 0.0% | 7.0% | 0% | 14% |
牝馬はそもそも出走が43走と全体の1割未満で、その中で未勝利、3着以内も3回だけです。
スタミナとパワーを同時に要求される条件だけに、牡馬相手のここを使う牝馬自体が少ない、という番組事情がまず背景にあります。
43走で牝馬全体を断じることはできませんが、現時点では牝馬に強気になれる材料がないのも事実です。
阪神ダート2000mの年齢別成績|3歳・4歳が中心
| 年齢 | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 3歳 | 20-20-20-179/239 | 8.4% | 25.1% | 79% | 112% |
| 4歳 | 9-10-7-78/104 | 8.7% | 25.0% | 101% | 81% |
| 5歳 | 3-8-9-64/84 | 3.6% | 23.8% | 46% | 78% |
| 6歳 | 5-0-2-46/53 | 9.4% | 13.2% | 148% | 48% |
| 7歳以上 | 1-0-0-23/24 | 4.2% | 4.2% | 125% | 33% |
未勝利戦が16レースを占める番組構成なので、出走の半分近くが3歳です。
3歳は複勝回収率112%、4歳は単勝回収率101%と、若い世代はどちらも水準以上の数字を残しています。
5歳は84走で3勝と落ち込む一方、6歳の単勝回収率148%は5勝が5頭に散った結果で、勝つときは人気薄という一発型の並びです。
7歳以上の125%は24走で1勝の数字なので、買い材料としては読まないでください。
阪神ダート2000mのクラス別平均勝ちタイムと馬場状態
| クラス | 平均勝ちタイム | レース数 |
|---|---|---|
| 未勝利 | 2:07.9 | 16 |
| 1勝クラス | 2:06.8 | 5 |
| 2勝クラス | 2:05.4 | 7 |
| 3勝クラス | 2:05.4 | 5 |
| オープン | 2:04.5 | 5 |
| 馬場 | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 良 | 24-24-24-256/328 | 7.3% | 22.0% | 105% | 84% |
| 稍重 | 9-9-9-83/110 | 8.2% | 24.5% | 41% | 127% |
| 重 | 3-3-3-32/41 | 7.3% | 22.0% | 24% | 50% |
| 不良 | 2-2-2-19/25 | 8.0% | 24.0% | 170% | 57% |
平均勝ちタイムは未勝利の2:07.9からオープンの2:04.5まで、クラスが上がるごとに順当に速くなります。
馬場が渋ると砂が水を含んで締まり、脚抜きがよくなって時計は速くなります(良2:06.6に対して不良は2:05.2)。
好走率そのものは良から不良までほとんど動かないので、馬場状態でこのコースの評価を大きく変える必要は薄そうです。
重は41走、不良は25走しかないため、渋った馬場の回収率の凸凹は読み込まないでください。
阪神ダート2000mの騎手成績|岩田望来騎手が7勝
| 騎手 | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 岩田望来 | 7-2-2-11/22 | 31.8% | 50.0% | 258% | 131% |
| 坂井瑠星 | 4-4-4-8/20 | 20.0% | 60.0% | 56% | 129% |
| 武豊 | 3-0-3-5/11 | 27.3% | 54.5% | 325% | 155% |
| 松山弘平 | 3-6-2-11/22 | 13.6% | 50.0% | 57% | 114% |
| 浜中俊 | 2-0-1-6/9 | 22.2% | 33.3% | 627% | 169% |
勝ち星トップは岩田望来騎手の7勝で、22鞍で勝率31.8%という高い決定力を見せています。
単勝回収率258%は最高配当を除いても137%残るので、人気薄でも仕事をしている騎手です。
坂井瑠星騎手は20鞍で複勝率60.0%と、馬券圏内への堅実さが光ります。
とはいえ上位5名でも騎乗数は9〜22鞍しかないため、騎手の数字はどれも参考程度にとどめてください。
阪神ダート2000mの人気別信頼度|7〜9番人気の単勝回収率256%
| 人気 | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1番人気 | 13-6-5-14/38 | 34.2% | 63.2% | 84% | 80% |
| 2〜3番人気 | 9-12-10-45/76 | 11.8% | 40.8% | 49% | 72% |
| 4〜6番人気 | 5-10-13-86/114 | 4.4% | 24.6% | 46% | 81% |
| 7〜9番人気 | 10-8-9-86/113 | 8.8% | 23.9% | 256% | 141% |
| 10番人気以下 | 1-2-1-159/163 | 0.6% | 2.5% | 19% | 70% |
当日の人気は買い条件にはできませんが、このコースがどれくらい荒れるのかの確認として見てください。
1番人気は勝率34.2%・複勝率63.2%と水準どおりの信頼度です。
目を引くのは7〜9番人気で、38レース中10レースでこの人気帯の馬が勝っています。
単勝回収率256%は最高配当を除いても223%、10勝は9頭に散っており、複勝回収率も141%あります。
勝率の序列は人気どおりでも、配当を運んでくるのは7〜9番人気という、穴が台頭しやすいコースです。
先ほどの「ひと息入れた馬」の勝ち馬にも7番人気以下が4勝含まれていたように、人気を落とした実力馬が巻き返す余地が大きいと見ています。
逆に2〜6番人気の中位人気帯は回収率が50%を割り込む水準で、妙味という点では奮いません。
阪神ダート2000mの消し条件
阪神ダート2000mで評価を下げたい条件
- 連闘〜中2週は勝率6.1%・単勝回収率56%で、間隔を空けた馬に見劣りする
- 牝馬は43走で未勝利、複勝率7.0%
- 前走中山は34走で1勝、単勝回収率37%
- 5歳は勝率3.6%・単勝回収率46%
- 4角10番手以下になりがちな追い込み一辺倒の馬は複勝率7.0%
- 10番人気以下は複勝率2.5%で、手広く拾う妙味に乏しい
いずれも38レースの範囲での数字なので、該当したら即座に切るというより、評価を一段下げる材料として使ってください。
消耗戦に耐える余力があるかどうか、という一本の物差しで見るとどの項目も筋が通ります。
まとめ:阪神ダート2000mはローテーションから入る
阪神ダート2000mのポイント
- 芝地点からスタートし、ゴール前の坂を2回上るスタミナの要る2000m(集計38レース・504走)
- ひと息入れた中6週〜3か月の馬が単勝回収率149%・複勝回収率155%、連闘〜中2週は56%
- 4角先頭の勝率26.3%で基本は前優勢、4角10番手以下は142走で1勝
- 7〜9番人気が38レース中10勝と穴の台頭が目立ち、種牡馬はキズナが8勝でトップ
- 連闘〜中2週・牝馬・前走中山・5歳は割引
阪神ダート2000mは、坂を2回上るタフさが数字の芯になっているコースです。
だからこそ、出馬表で最初に見たいのは脚質や枠より前走からの間隔だと考えています。
ひと息入れて余力を蓄えた馬を軸候補に置き、そこに前走4角2〜4番手の安定感や、人気を落とした7〜9番人気の一発を重ねていく手順です。
38レースぶんのデータで語れることには限りがあるので、開催が積み上がり次第この記事も更新していきたいと思います。
同じ関西の中距離ダートでも、ゴール前が平坦な京都ダート1800mや京都ダート1900mとは前の残り方の理屈が変わります。
予想の際にはぜひ、本記事のデータを参考にしてみてください。
使い分けの参考に、ダート1200m・ダート1400m・ダート1800mも併せてどうぞ。
出典:TARGET frontier JV(集計期間 2023.9.16〜2026.6.13、阪神ダート2000m・JRA平地)



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