結論:小倉芝2600mは「牡馬中心」で読むのが基本線
- 牝馬は102走4勝・勝率3.9%・単勝回収率16%で、芝2600mを施行する4場のなかで最も低い
- その牝馬も4番人気以下になると84走0勝・複勝率8.3%
- 牡馬(セン馬含む)は勝率8.9%・複勝率25.6%で、上位人気なら勝率28.4%
- 4角先頭の勝率32.3%に対し、4角10番手以下は111走0勝・複勝率3.6%
- 1番人気の勝率41.9%・単勝回収率112%は4場で最も高い部類
- 小倉芝2600mのコースの特徴|向正面スタートでコーナーを6つ回る
- 小倉芝2600mの枠順傾向|1〜2枠の複勝回収率158%
- 小倉芝2600mの脚質と上がり|4角先頭の勝率32.3%
- 小倉芝2600mで買える種牡馬|ルーラーシップが3勝
- 小倉芝2600mの母父|ディープインパクトが4勝
- 小倉芝2600mの前走の舞台|前走ダートは41走1勝
- 小倉芝2600mの性別|牝馬は上位人気でなければ数字が出ていない
- 小倉芝2600mの年齢別成績|4歳が勝率12.2%
- 小倉芝2600mのクラス別・馬場状態別平均勝ちタイム
- 小倉芝2600mの騎手成績|川田将雅騎手が6走4勝
- 小倉芝2600mの人気別信頼度|1番人気の勝率41.9%
- 小倉芝2600mの消し条件
- まとめ:小倉芝2600mは牡馬の前めから組み立てる
小倉芝2600mのコースの特徴|向正面スタートでコーナーを6つ回る
| 項目 | 数値 |
|---|---|
| 1周(芝・Aコース) | 1,615.1m |
| 直線 | 293m |
| コース全体の高低差 | 3.0m |
| 直線の坂 | なし(直線は平坦。起伏は2コーナー付近の上りと3〜4コーナーの下り) |
| スタート | 向正面の半ばよりやや左/最初の3コーナーまで約244m(Aコース) |
| 回るコーナーの数 | 6つ(コースを1周半) |
| 平均頭数 | 13.9頭 |
| 平均勝ちタイム | 2:40.6 |
| 勝ち馬の平均上り3F | 35.7秒 |
| 4角先頭の勝率 | 32.3% |
小倉芝2600mは、向正面の半ばよりやや左からスタートしてコースを1周半する右回りのコースです。
最初の3コーナーまでは約244mしかないので、ゲートが開いてすぐに隊列を決めにいく形になります。
1周1,615.1mはJRAでも小さい部類で、そこを1周半するぶんコーナーは6つを数えます。
高低差は3.0mあり、ゴール板を過ぎたあたりからゆるく上って2コーナー付近が頂上になります。
そこから3〜4コーナーにかけては下りで、しかもスパイラルカーブなので下りながら加速していく作りです。
最後の直線293mは平坦で、上り坂で止まる場面がありません。
下ってきた勢いをそのまま平坦の直線に持ち込めるのが、このコースの骨格になります。
同じ小回りの福島芝2600mとよく比べられますが、あちらは高低差1.9mで細かいアップダウンが続く作りです。
小倉は起伏の場所がはっきりしているぶん、下りに入ってからの加速がひと息に来る印象があります。
| 条件 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 全体 | 31-31-31-314/407 | 7.6% | 15.2% | 22.9% | 50% | 86% |
芝2600mの4場で比べると、後方から届く場面がほとんどない
| コース | 4角先頭の勝率 | 4角10番手以下の複勝率 |
|---|---|---|
| 函館芝2600m | 42.1% | 5.7% |
| 小倉芝2600m | 32.3% | 3.6% |
| 福島芝2600m | 31.6% | 3.0% |
| 札幌芝2600m | 24.1% | 0.0% |
4角で先頭に立った馬の勝率は、4場そろって3割前後という並びになります。
小倉の32.3%は函館に次ぐ2番目で、この距離が全体として前に行った馬に向いていることが分かります。
いっぽうで4角10番手以下の複勝率は、4場のどこも一桁にとどまります。
コーナーを6つ回る小回りでは、後ろから押し上げようにも進路が空かないケースが多いのかなと。
※阪神芝2600mは集計期間で7レースしかないため、比較から外しています。
小倉芝2600mの枠順傾向|1〜2枠の複勝回収率158%
| 枠 | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1〜2枠 | 7-9-5-67/88 | 8.0% | 23.9% | 79% | 158% |
| 3〜4枠 | 8-9-8-71/96 | 8.3% | 26.0% | 49% | 111% |
| 5〜6枠 | 10-7-7-84/108 | 9.3% | 22.2% | 56% | 54% |
| 7〜8枠 | 6-6-11-92/115 | 5.2% | 20.0% | 23% | 40% |
勝率だけを見ると5〜6枠の9.3%が最上位で、1〜4枠との差はほとんどありません。
はっきり違うのは複勝回収率のほうで、1〜2枠の158%は最高配当の1本を除いても122%が残ります。
3着内に来た21頭の人気を並べると、10番人気以下が5頭混じっている中身です。
内で脚をためた人気薄が、そのまま3着に粘り込む形が起きやすいのだと考察できます。
逆に7〜8枠は勝率5.2%・単勝回収率23%・複勝回収率40%と、どの指標でも最下位です。
コーナーを6つ回る小回りで外を回されると、その距離のロスが積み重なってしまいます。
大外の枠を引いた馬は、人気にかかわらず一段割り引いて考えたいところです。
小倉芝2600mの脚質と上がり|4角先頭の勝率32.3%
| 4角の位置 | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 4角1番手(逃げ) | 10-3-5-13/31 | 32.3% | 58.1% | 252% | 163% |
| 4角2〜4番手 | 12-17-12-76/117 | 10.3% | 35.0% | 61% | 89% |
| 4角5〜9番手 | 9-9-12-118/148 | 6.1% | 20.3% | 37% | 121% |
| 4角10番手以下 | 0-2-2-107/111 | 0.0% | 3.6% | 0% | 15% |
4角で先頭にいた馬は31走10勝で、勝率32.3%・複勝率58.1%です。
ただし単勝回収率252%は最高配当の1本への依存が大きく、その1本を除くと111%まで下がります。
勝った10頭のうち6頭が1番人気なので、誰が前に行っても配当がつくという話ではありません。
それでも4角10番手以下が111走0勝・複勝率3.6%であることを思えば、位置を取れるかどうかは決定的です。
勝ち星がいちばん多いのは4角2〜4番手の12勝で、複勝率35.0%とこの帯が現実的な中心になります。
| 上がり順位 | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 上がり1位 | 18-8-2-9/37 | 48.6% | 75.7% | 221% | 195% |
| 上がり2〜3位 | 10-17-15-38/80 | 12.5% | 52.5% | 85% | 263% |
| 上がり4〜5位 | 2-5-10-62/79 | 2.5% | 21.5% | 62% | 65% |
| 上がり6位以下 | 1-1-4-205/211 | 0.5% | 2.8% | 2% | 8% |
勝ち馬の平均上り3Fは35.7秒で、瞬発力勝負というより持続力を問われる数字です。
上がり1位は勝率48.6%と圧倒的で、上がり3位以内なら複勝圏は十分に見えてきます。
反対に上がり6位以下は211走1勝・複勝率2.8%まで落ちます。
下りで加速したまま平坦の直線に入るので、脚をためられなかった馬は最後まで置かれてしまうのかなと。
前めの位置と、上位の上がりを両立できるかがこのコースの分かれ目になります。
小倉芝2600mで買える種牡馬|ルーラーシップが3勝
| 種牡馬 | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 父:ルーラーシップ | 3-4-2-7/16 | 18.8% | 56.2% | 152% | 124% |
| 父:ドゥラメンテ | 3-2-3-20/28 | 10.7% | 28.6% | 67% | 88% |
| 父:サトノクラウン | 2-2-3-12/19 | 10.5% | 36.8% | 58% | 284% |
| 父:キズナ | 2-2-1-10/15 | 13.3% | 33.3% | 54% | 63% |
| 父:レイデオロ | 2-3-0-12/17 | 11.8% | 29.4% | 34% | 55% |
勝ち星のトップはルーラーシップ産駒の買い方でも触れている同産駒の3勝です。
16走で複勝率56.2%は目を引きますが、単勝回収率152%は最高配当の1本を除くと41%まで下がります。
配当の再現性まで言い切れる母数ではないので、まずは複勝やワイド、3連系の軸として見ておきたいところです。
ドゥラメンテ産駒の買い方で扱っている同産駒は28走3勝で、この距離では最も出走が多い血統になります。
サトノクラウン産駒の買い方の同産駒は複勝率36.8%・複勝回収率284%で、勝ち切るより3着内に押し込むタイプです。
キズナ産駒の買い方の同産駒とレイデオロ産駒の買い方の同産駒は、ともに2勝で複勝率3割前後という水準です。
いずれも15〜28走という母数なので、この5頭は傾向として押さえる程度がちょうどよいかなと。
※3年で31レースしかない条件なので、種牡馬別の数字は今後の更新で入れ替わる可能性があります。
小倉芝2600mの母父|ディープインパクトが4勝
| 母父 | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 母父:ディープインパクト | 4-6-4-17/31 | 12.9% | 45.2% | 99% | 140% |
| 母父:キングカメハメハ | 3-4-2-14/23 | 13.0% | 39.1% | 61% | 106% |
| 母父:Galileo | 3-1-0-10/14 | 21.4% | 28.6% | 144% | 108% |
| 母父:スペシャルウィーク | 2-2-0-1/5 | 40.0% | 80.0% | 236% | 776% |
| 母父:Frankel | 2-1-0-1/4 | 50.0% | 75.0% | 310% | 150% |
母父ディープインパクトが31走4勝で、複勝率45.2%・複勝回収率140%と安定しています。
母父キングカメハメハも複勝率39.1%で、日本のスタミナ寄りの主流血脈がそのまま結果につながっている形です。
母父Galileoの3勝は14走から出ており、欧州のスタミナが小回りの長丁場に合っている可能性があります。
母父スペシャルウィークと母父Frankelは5走と4走なので、傾向として眺めるにとどめてください。
小倉芝2600mの前走の舞台|前走ダートは41走1勝
| 前走の場 | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 小倉 | 6-11-8-94/119 | 5.0% | 21.0% | 18% | 60% |
| 京都 | 6-4-6-57/73 | 8.2% | 21.9% | 28% | 50% |
| 阪神 | 4-3-6-30/43 | 9.3% | 30.2% | 30% | 151% |
| 福島 | 4-4-1-31/40 | 10.0% | 22.5% | 162% | 91% |
| 中京 | 3-4-3-29/39 | 7.7% | 25.6% | 49% | 58% |
| 中山 | 2-2-4-25/33 | 6.1% | 24.2% | 61% | 162% |
勝率のトップは前走福島の10.0%です。
ただし単勝回収率162%は最高配当の1本を除くと51%まで下がるので、そのまま買い材料にはできません。
同じ小回りの右回りを使ってきた点は、材料のひとつとして見ておきたいところです。
目を引くのは前走も小倉だった組で、勝率5.0%・単勝回収率18%と数字が奮いません。
連続開催で人気を背負いやすいぶん、評価が先に立ってしまうケースが多いのかなと。
| 前走 | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 前走芝 | 29-28-26-260/343 | 8.5% | 24.2% | 50% | 64% |
| 前走ダート | 1-2-4-34/41 | 2.4% | 17.1% | 44% | 238% |
前走ダートは41走1勝で、勝率2.4%にとどまります。
複勝回収率238%は最高配当の1本で作られた数字で、その1本を除くと131%です。
芝替わりで一変という筋書きは、この条件では出ていません。
| 距離 | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 距離短縮 | 0-0-0-3/3 | 0.0% | 0.0% | 0% | 0% |
| 同距離 | 11-12-5-93/121 | 9.1% | 23.1% | 75% | 65% |
| 距離延長 | 19-18-25-201/263 | 7.2% | 23.6% | 38% | 91% |
この距離より長い舞台がJRAには限られるため、距離短縮での臨戦は3走しかありません。
同距離組は勝率9.1%・単勝回収率75%で、延長組の7.2%・38%を上回ります。
2600mを一度こなしている経験は、そのまま評価してよさそうです。
| 前走の位置 | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 前走4角1番手 | 4-1-0-16/21 | 19.0% | 23.8% | 84% | 40% |
| 前走4角2〜4番手 | 10-11-9-74/104 | 9.6% | 28.8% | 53% | 78% |
| 前走4角5〜9番手 | 12-9-13-104/138 | 8.7% | 24.6% | 68% | 71% |
| 前走4角10番手以下 | 4-9-8-102/123 | 3.3% | 17.1% | 20% | 106% |
前走の4コーナー通過順は、出馬表の段階で確認できる数少ない位置取りの手がかりです。
前走4角1番手は21走4勝で勝率19.0%と、前で運べる馬がここでも通用しています。
前走4角10番手以下は勝率3.3%で、後ろからの競馬が続いている馬は評価を下げたいところです。
| 間隔 | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 連闘〜中2週 | 5-9-12-78/104 | 4.8% | 25.0% | 17% | 128% |
| 中3〜5週 | 9-10-7-93/119 | 7.6% | 21.8% | 28% | 53% |
| 中6週〜3か月 | 13-7-9-72/101 | 12.9% | 28.7% | 88% | 84% |
| 3か月超 | 3-4-2-54/63 | 4.8% | 14.3% | 82% | 58% |
レース間隔は中6週〜3か月が勝率12.9%・複勝率28.7%で最上位です。
長丁場の消耗が抜けきってから使われた馬が走る、という素直な並びになっています。
小倉芝2600mの性別|牝馬は上位人気でなければ数字が出ていない
| 性別 | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 牡馬(セン馬含む) | 27-25-26-227/305 | 8.9% | 25.6% | 61% | 93% |
| 牝馬 | 4-6-5-87/102 | 3.9% | 14.7% | 16% | 64% |
牝馬は102走4勝で、勝率3.9%・複勝率14.7%・単勝回収率16%です。
牡馬(セン馬含む)の勝率8.9%・複勝率25.6%と比べると、どの指標でもはっきり下回ります。
| コース | 牡馬の勝率 | 牝馬の勝率 | 牝馬の複勝率 | 牝馬の単勝回収率 |
|---|---|---|---|---|
| 函館芝2600m | 9.3% | 5.9% | 15.7% | 37% |
| 福島芝2600m | 8.2% | 5.5% | 17.1% | 80% |
| 札幌芝2600m | 9.2% | 4.2% | 21.9% | 45% |
| 小倉芝2600m | 8.9% | 3.9% | 14.7% | 16% |
牡馬の勝率は4場で8〜9%台に並んでいて、小倉だけが特別ということはありません。
差がつくのは牝馬のほうで、小倉は勝率・複勝率・単勝回収率のいずれも4場で最も低い数字でした。
牡馬を中心に組み立てるという読み方は、少なくとも数字の上では支持されますという言い方になります。
| 条件 | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 牡馬(セン馬含む)×1〜3番人気 | 21-14-10-29/74 | 28.4% | 60.8% | 107% | 94% |
| 牡馬(セン馬含む)×4番人気以下 | 6-11-16-198/231 | 2.6% | 14.3% | 46% | 93% |
| 牝馬×1〜3番人気 | 4-2-2-10/18 | 22.2% | 44.4% | 92% | 77% |
| 牝馬×4番人気以下 | 0-4-3-77/84 | 0.0% | 8.3% | 0% | 61% |
牝馬でも1〜3番人気に支持されていれば18走4勝・勝率22.2%と走っています。
実際、この条件で勝った牝馬4頭はいずれも3番人気以内でした。
問題は4番人気以下の牝馬で、84走して勝ち星がなく複勝率も8.3%です。
牡馬の4番人気以下が複勝率14.3%であることを思えば、同じ人気薄でも扱いを分けたくなります。
牡馬(セン馬含む)の1〜3番人気は単勝回収率107%で、最高配当の1本を除いても98%が残ります。
人気サイドは牡馬、人気薄の牝馬は手を出しにくいというのが、この31レースから見える形です。
| 条件 | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 牡馬(セン馬含む)×前走1〜3着 | 14-11-7-21/53 | 26.4% | 60.4% | 88% | 109% |
| 牡馬(セン馬含む)×前走4〜6着 | 10-6-8-53/77 | 13.0% | 31.2% | 133% | 125% |
| 牡馬(セン馬含む)×前走7着以下 | 2-7-11-140/160 | 1.2% | 12.5% | 16% | 78% |
| 牝馬×前走1〜3着 | 0-1-0-12/13 | 0.0% | 7.7% | 0% | 14% |
| 牝馬×前走4〜6着 | 2-2-0-18/22 | 9.1% | 18.2% | 32% | 36% |
| 牝馬×前走7着以下 | 2-3-4-50/59 | 3.4% | 15.3% | 16% | 49% |
牡馬の前走1〜3着は53走14勝で、勝率26.4%・複勝率60.4%と非常に高い水準です。
牡馬の前走4〜6着も単勝回収率133%が出ていますが、最高配当の1本を除くと76%になります。
いっぽう牝馬は前走1〜3着でも13走0勝で、前走好走がそのまま結びついていません。
13走という母数なので言い切ることはできませんが、少なくとも同じ扱いはしにくい数字です。
3年で31レースという薄さもあるので、サンプルが集まり次第この章は更新したいと思います。
※牝馬限定戦はこの集計期間に施行がなく、31レースはすべて牡牝混合戦です。
小倉芝2600mの年齢別成績|4歳が勝率12.2%
| 年齢 | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 3歳 | 7-6-6-69/88 | 8.0% | 21.6% | 35% | 73% |
| 4歳 | 18-14-16-99/147 | 12.2% | 32.7% | 68% | 119% |
| 5歳 | 6-9-5-79/99 | 6.1% | 20.2% | 74% | 94% |
| 6歳 | 0-2-3-50/55 | 0.0% | 9.1% | 0% | 32% |
| 7歳以上 | 0-0-1-17/18 | 0.0% | 5.6% | 0% | 0% |
中心は4歳で、勝率12.2%・複勝率32.7%・複勝回収率119%と3つの指標で最上位です。
3歳は勝率8.0%まで届いていますが、単勝回収率35%と人気に見合った結果になっていません。
はっきりしているのは高齢馬のほうで、6歳以上を合わせると73走0勝・複勝率8.2%です。
コーナー6つを器用に立ち回る条件なので、体の張りが残っているうちに結果が出るのかなと。
小倉芝2600mのクラス別・馬場状態別平均勝ちタイム
| クラス | 平均勝ちタイム | レース数 |
|---|---|---|
| 未勝利 | 2:41.9 | 4 |
| 1勝クラス | 2:40.8 | 18 |
| 2勝クラス | 2:39.6 | 9 |
集計期間に組まれたのは未勝利・1勝クラス・2勝クラスの3区分だけです。
未勝利の2:41.9から2勝クラスの2:39.6まで、クラスの差は2秒少々にとどまります。
未勝利は4レースしかないので、目安として見ておく程度で十分です。
| クラス | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 未勝利 | 4-4-4-52/64 | 6.2% | 18.8% | 39% | 85% |
| 1勝クラス | 18-18-18-186/240 | 7.5% | 22.5% | 57% | 79% |
| 2勝クラス | 9-9-9-76/103 | 8.7% | 26.2% | 41% | 103% |
| 馬場 | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 良 | 23-23-23-226/295 | 7.8% | 23.4% | 42% | 89% |
| 稍重 | 7-7-7-75/96 | 7.3% | 21.9% | 82% | 86% |
| 重 | 1-1-1-13/16 | 6.2% | 18.8% | 13% | 29% |
平均勝ちタイムは良の2:40.0に対して、稍重は2:42.5です。
芝は渋るほど時計がかかり、力の要る馬場に変わっていきます。
好走率そのものは良と稍重でほとんど差がないので、渋ったからと一律に評価を動かす必要はありません。
重馬場は1レースだけなので、参考程度にとどめてください。
小倉芝2600mの騎手成績|川田将雅騎手が6走4勝
| 騎手 | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 川田将雅 | 4-0-0-2/6 | 66.7% | 66.7% | 130% | 80% |
| 佐々木大 | 3-0-3-5/11 | 27.3% | 54.5% | 144% | 108% |
| 吉田隼人 | 3-0-0-3/6 | 50.0% | 50.0% | 1025% | 240% |
| 幸英明 | 2-1-1-8/12 | 16.7% | 33.3% | 88% | 70% |
| 丹内祐次 | 2-1-2-15/20 | 10.0% | 25.0% | 34% | 50% |
勝ち星のトップは川田将雅騎手の買い方でも扱っている同騎手の4勝です。
6走4勝は数字としては強烈ですが、母数がこれだけなので勝率の水準そのものは割り引いて見てください。
吉田隼人騎手の単勝回収率1025%は、大きい配当の1本がほぼすべてを作っています。
再現性という意味では佐々木大輔騎手の11走3勝・複勝率54.5%のほうが素直に読める数字かなと。
※騎手名はデータの表記に合わせています(佐々木大=佐々木大輔騎手)。
小倉芝2600mの人気別信頼度|1番人気の勝率41.9%
| 人気 | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1番人気 | 13-5-4-9/31 | 41.9% | 71.0% | 112% | 97% |
| 2〜3番人気 | 12-11-8-30/61 | 19.7% | 50.8% | 100% | 88% |
| 4〜6番人気 | 5-6-10-72/93 | 5.4% | 22.6% | 67% | 65% |
| 7〜9番人気 | 0-6-6-75/87 | 0.0% | 13.8% | 0% | 71% |
| 10番人気以下 | 1-3-3-128/135 | 0.7% | 5.2% | 33% | 107% |
| コース | 1番人気の勝率 | 1番人気の単勝回収率 |
|---|---|---|
| 小倉芝2600m | 41.9% | 112% |
| 函館芝2600m | 31.6% | 62% |
| 札幌芝2600m | 27.6% | 71% |
| 福島芝2600m | 26.3% | 76% |
1番人気は31走13勝で、勝率41.9%・複勝率71.0%です。
芝2600mを施行する4場のなかでは、勝率も単勝回収率も最も高い数字になりました。
単勝回収率112%は最高配当の1本を除いても101%が残り、1本の大穴に支えられた形ではありません。
スタートから3コーナーまでが約244mと短く、隊列が早めに決まって力どおりに流れやすいのだと考察できます。
いっぽう7〜9番人気は87走0勝、10番人気以下は135走1勝です。
伏兵を探すにしても、6番人気あたりまでで足りるというのがこの31レースの傾向になります。
小倉芝2600mの消し条件
小倉芝2600mで評価を下げたい条件
- 4番人気以下の牝馬は84走0勝・複勝率8.3%
- 4角10番手以下は111走0勝・複勝率3.6%
- 上がり6位以下は211走1勝・複勝率2.8%
- 前走7着以下は勝率1.8%・単勝回収率16%
- 6歳以上は73走0勝・複勝率8.2%
- 7〜8枠は勝率5.2%・単勝回収率23%
- 7番人気以下は222走1勝
いちばん割り切りやすいのは位置取りで、4角10番手以下からの一発はこの3年で出ていません。
前走で大きく負けている馬が長い距離で巻き返す形も、数字の上では確認できませんでした。
ただし31レースという母数なので、これらは切り捨てる根拠ではなく評価を一段下げる材料という位置づけです。
まとめ:小倉芝2600mは牡馬の前めから組み立てる
小倉芝2600mのポイント
- 牡馬(セン馬含む)が勝率8.9%・複勝率25.6%、牝馬は102走4勝で単勝回収率16%
- 牝馬は4番人気以下だと84走0勝で、上位人気のときだけ扱う形
- 4角先頭の勝率32.3%に対し、4角10番手以下は111走0勝
- 1番人気の勝率41.9%・単勝回収率112%は芝2600mの4場で最も高い
- 種牡馬はルーラーシップが3勝、母父はディープインパクトが4勝
- 前走7着以下・6歳以上・7〜8枠・上がり6位以下は割引
小倉芝2600mは、向正面スタートからコーナーを6つ回り、下ってきた勢いのまま平坦の直線に入るコースです。
器用に立ち回れる馬が有利になるぶん、力関係が素直に出て1番人気が信頼できる舞台になっています。
そのうえで牡馬を軸に、前めの位置を取れる馬から組み立てるのが入口になります。
牝馬は上位人気に支持されている場合だけ同格に扱い、人気を落としているようなら評価を控えたいところです。
あとは前走7着以下・6歳以上・大外枠の割引を引き算すれば、検討する馬はかなり絞れます。
3年で31レースと薄い条件なので、データが積み上がって傾向に変化があれば更新の際に触れていきたいと思います。
同じ小倉の他コースについては、芝1200m、芝1800m、芝2000m、ダート1000m、ダート1700mの各記事にまとめています。
予想の際にはぜひ、本記事のデータを参考にしてみてください。
出典:TARGET frontier JV(集計期間 2023.8.26〜2026.7.11、小倉芝2600m・JRA平地)
コース諸元の出典:JRA コース紹介(小倉競馬場)




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