東京芝2400mは一気の距離延長に要警戒|傾向・血統・枠順データ

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東京競馬場




結論:東京芝2400mは紛れの少ないコース

  • 7番人気以下は勝率0.9%・複勝率5.9%で、人気薄がほとんど台頭しない
  • 前走2200〜2400m組は複勝率33.5%、前走1800m以下は13.7%・前走2500m以上は17.6%まで落ちる
  • 前走の上がり3Fが1位だった馬は勝率16.9%・複勝率43.4%
  • 4角2〜4番手の好位差しが最強で、4角10番手以下は複勝率10.8%
  • 枠順の有利不利は小さく、内枠だけ複勝回収率44%と評価に見合わない
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東京芝2400mのコースの特徴|スタートは正面スタンド前、直線525.9m

集計期間:2023.10.9〜2026.6.20/東京芝2400m・JRA平地
項目数値
1周(Aコース)2,083.1m
直線525.9m(新潟の外回りに次ぐ長さ)
高低差2.7m
スタート正面スタンド前/最初のコーナー(1角)まで約350m
平均頭数12.5頭
平均勝ちタイム2:25.7
勝ち馬の平均上り3F34.1秒
4角先頭の勝率8.0%

日本ダービー、オークス、ジャパンCが行われる舞台です。

スタートは正面スタンド前の坂の頂上付近で、ゴール板を一度通過してから最初のコーナーに向かいます。

1角までは約350mあり、ここは平坦です。

1〜2コーナーもほぼ平坦で、約450mの向正面を通り、3コーナー手前で緩い上りを迎えます。

3〜4コーナーは下りながら加速し、直線に入ってから2mほどの上り坂をもう一度上ります。

つまり同じ坂を2度通る形になり、距離表記以上に持久力を問われる作りです。

ただしコーナーの半径が大きいので、外を回した馬に致命的なロスが出にくいのも特徴になります。

勝ち馬の平均上り3Fは34.1秒で、2400mという距離のわりに速い上がりが要求されます。

そして4角先頭の勝率は8.0%と、東京の芝で定期的に番組が組まれる距離の中ではいちばん低い数字です。

集計期間:2023.10.9〜2026.6.20/東京芝2400m・JRA平地
条件着別度数勝率連対率複勝率単勝回収率複勝回収率
全体87-88-86-815/10768.1%16.3%24.3%60%62%

コース全体の単勝回収率は60%で、これは東京の芝マイル(83%)と比べてもかなり低い水準です。

1番人気が勝率37.9%・複勝率72.4%と順当に走り、そのうえで人気薄がほとんど突っ込んできません。

大レースが行われる舞台らしく、力どおりに決まりやすいケースが多いコースなのかなと。

本記事の回収率の見方

単勝回収率は、万馬券が1本混ざるだけで簡単に100%を超えます。

そこで本記事では、その条件で最も高い配当を1走ぶん除いてもなお100%を超えるかどうかを見ています。

ただし東京芝2400mでは、その基準を満たす条件が見つかりませんでした。

ですので数字は回収率で追わず、複勝率の高さと勝ち馬の頭数の広がりで読んでいます。

複勝やワイド、3連系の軸を固めるための材料、という位置づけになります。

東京芝2400mの枠順は有利不利が小さい|内枠だけ複勝回収率が落ちる

集計期間:2023.10.9〜2026.6.20/東京芝2400m・枠番別
着別度数勝率複勝率単勝回収率複勝回収率
1〜2枠16-16-13-178/2237.2%20.2%63%44%
3〜4枠17-19-26-181/2437.0%25.5%78%64%
5〜6枠30-26-14-206/27610.9%25.4%72%79%
7〜8枠24-27-33-250/3347.2%25.1%33%57%

複勝率で見ると、内から外までほとんど差がありません。

1角まで約350mあり、コーナーの半径も大きいので、外枠でも致命的なロスになりにくい作りです。

枠順で大きく取捨を決めるコースではない、という旧来の評価はデータでも支持されます。

そのうえで、ひとつだけ目立つのが1〜2枠の複勝回収率44%です。

内枠は距離ロスの少なさが誰の目にも分かりやすいので、その安心感がそのまま人気に織り込まれやすいところがあります。

ところが2400mでは各騎手が序盤から無理にポジションを取りにいかないので、内で包まれたまま動けずに終わる形も出ます。

評価されるほどには残っていない、というのがこの44%の中身なのかなと。

逆に7〜8枠は単勝回収率33%と低いものの、複勝率25.1%は他の枠と変わりません。

※5〜6枠の勝率10.9%は目を引きますが、複勝率は25.4%と他と横並びです。

※枠を積極的な材料にできるほどの差ではないと見ています。

東京芝2400mの脚質は好位差しが最強|4角先頭の勝率8.0%

集計期間:2023.10.9〜2026.6.20/東京芝2400m・4コーナー通過順別
4角着別度数勝率複勝率単勝回収率複勝回収率
4角1番手(逃げ)7-10-13-57/878.0%34.5%40%87%
4角2〜4番手38-30-31-206/30512.5%32.5%123%90%
4角5〜9番手31-41-30-305/4077.6%25.1%37%61%
4角10番手以下11-7-12-247/2774.0%10.8%29%24%

この表で使っているのは4コーナー通過順で、レースが終わるまで確定しない数字です。

出馬表の段階では読み切れませんが、このコースがどういう競馬で決まっているかはよく見えます。

いちばん強いのは4角2〜4番手、つまり好位でタメられた形です。

直線が長いぶん後ろからでも届きそうに見えますが、4角10番手以下だと複勝率10.8%しかありません。

大外から一気に差し切る競馬は、やはり例外の部類なのかなと。

逃げ馬は勝率8.0%と勝ち切れない一方で、複勝率34.5%・複勝回収率87%と粘り込んでいます。

坂を先頭で上る形になるので最後に捕まりやすく、それでも大きくは崩れない、という数字の出方です。

集計期間:2023.10.9〜2026.6.20/東京芝2400m・前走の4コーナー通過順別
前走4角着別度数勝率複勝率単勝回収率複勝回収率
前走逃げ(1番手)6-5-4-52/679.0%22.4%33%39%
前走先行(2〜4番手)21-29-22-198/2707.8%26.7%40%58%
前走中団(5〜9番手)40-36-38-286/40010.0%28.5%65%69%
前走後方(10番手以下)16-17-18-252/3035.3%16.8%62%60%

こちらは前走の4コーナー通過順なので、出馬表と競馬新聞の段階で確認できます。

最も成績がいいのは前走で中団だった組です。

前で運べていたかどうかより、道中で脚をタメられていたかが効くコース、という読み方になります。

前走で10番手以下だった馬は複勝率16.8%で、後ろすぎるのはやはり厳しいところです。

集計期間:2023.10.9〜2026.6.20/東京芝2400m・前走の4コーナー通過順×枠
条件着別度数勝率複勝率単勝回収率複勝回収率
前走逃げ(1番手)×1〜2枠0-1-1-7/90.0%22.2%0%27%
前走逃げ(1番手)×3〜6枠5-4-1-26/3613.9%27.8%55%39%
前走逃げ(1番手)×7〜8枠1-0-2-19/224.5%13.6%12%44%
前走先行(2〜4番手)×1〜2枠5-4-6-35/5010.0%30.0%49%51%
前走先行(2〜4番手)×3〜6枠8-13-11-96/1286.2%25.0%51%67%
前走先行(2〜4番手)×7〜8枠8-12-5-67/928.7%27.2%21%49%
前走中団(5〜9番手)×1〜2枠9-8-3-74/949.6%21.3%42%44%
前走中団(5〜9番手)×3〜6枠22-17-16-133/18811.7%29.3%82%82%
前走中団(5〜9番手)×7〜8枠9-11-19-79/1187.6%33.1%54%69%
前走後方(10番手以下)×1〜2枠2-3-3-54/623.2%12.9%124%48%
前走後方(10番手以下)×3〜6枠8-10-9-119/1465.5%18.5%58%67%
前走後方(10番手以下)×7〜8枠6-4-6-79/956.3%16.8%27%56%

いちばん厚いのは前走中団×3〜6枠で、勝率11.7%・複勝率29.3%と単複の回収率も揃っています。

真ん中の枠から、道中で脚をタメて好位に取り付ける形がこのコースの本線なのかなと。

前走で後ろにいた馬は、どの枠に入っても複勝率が2割を切ります。

東京の直線なら届く、という見立ては、2400mでは通りにくいところです。

※前走で逃げていた馬はどの枠も9〜36走とサンプルが薄いので、参考値として見てください。

※前走後方×1〜2枠の単勝回収率124%は、最高配当を1本除くと13%まで落ちます。

※上位1本が単勝配当の9割を占めており、材料にはできない数字です。

東京芝2400mの上がりの傾向|34秒台前半が勝ち負けの線

集計期間:2023.10.9〜2026.6.20/東京芝2400m・上り3F別
上り3F着別度数勝率複勝率単勝回収率複勝回収率
34.4秒以内62-60-47-215/38416.1%44.0%108%106%
34.5〜35.4秒23-24-32-276/3556.5%22.3%62%62%
35.5秒以上2-4-7-324/3370.6%3.9%2%11%

2400mでも上がりの数字が着順にきれいに直結します。

35.5秒以上かかった馬の複勝率は3.9%で、この時計になった時点で勝負になっていないという状態です。

スタミナ勝負のイメージが先に立つ距離ですが、実際に問われているのは最後の3ハロンです。

ただし上り3Fはレースが終わるまで確定しないので、出馬表の段階では前走の上がり順位を代わりのものさしにします。

集計期間:2023.10.9〜2026.6.20/東京芝2400m・前走の上がり3F順位別
前走の上がり順位着別度数勝率複勝率単勝回収率複勝回収率
前走上がり1位28-23-21-94/16616.9%43.4%75%78%
前走上がり2〜3位28-31-30-201/2909.7%30.7%52%64%
前走上がり4〜6位15-20-22-257/3144.8%18.2%37%54%
前走上がり7位以下12-13-9-234/2684.5%12.7%70%57%

前走で速い上がりを使えていたかどうかで、成績がきれいに階段状に並びます。

前走の上がりがメンバー1位だった馬は勝率16.9%・複勝率43.4%で、コース全体を大きく上回ります。

3位以内までひろげても56勝が50頭に散らばるので、毎週のように該当馬が出るふるいとして使えます。

東京の芝マイルでは上がり最速だった馬の妙味が薄れていましたが、こちらは逆になります。

距離が長いぶん「決め手のある馬」という評価が人気に反映されにくいのかなと。

逆に前走で上がり7位以下だった馬は複勝率12.7%で、この舞台では一枚割り引きたいところです。

※前走上がり3位以内でまとめると勝率12.3%・複勝率35.3%になります。

※単勝回収率は60%で、最高配当を1本除いても52%とほとんど動きません。

※配当で抜ける形ではなく、軸を決めるためのふるいとして向いています。

東京芝2400mで買える種牡馬|複勝率はドゥラメンテ産駒が最上位

集計期間:2023.10.9〜2026.6.20/東京芝2400m・勝ち星上位5頭
種牡馬着別度数勝率複勝率単勝回収率複勝回収率
父:レイデオロ8-5-2-33/4816.7%31.2%59%55%
父:ドゥラメンテ7-10-10-35/6211.3%43.5%58%85%
父:キズナ6-10-11-63/906.7%30.0%28%53%
父:エピファネイア6-4-5-29/4413.6%34.1%144%61%
父:キタサンブラック6-2-3-29/4015.0%27.5%35%44%

このコースは3年で87レースしか行われないので、種牡馬別のサンプルはどれも薄めです。

そのため回収率で買える種牡馬を名指しできる段階にはなく、傾向として押さえる使い方になります。

複勝率で最上位はドゥラメンテ産駒の43.5%で、勝ち星も7勝が7頭に分かれています。

父:キングカメハメハ、母父:サンデーサイレンスという構成で、伸びやかな走りが広い東京で活きやすいのかなと。

勝ち星がいちばん多いのはレイデオロ産駒で、勝率16.7%も上位です。

ただし8勝が5頭に集中しているので、産駒なら誰でもという読み方はできません。

キタサンブラック産駒とエピファネイア産駒も勝率13〜15%と、勝ち切る力では見劣りしないところです。

頭数がいちばん多いのはキズナ産駒ですが、複勝率30.0%に対して単勝回収率28%と、人気に見合った走りに落ち着いています。

※エピファネイア産駒の単勝回収率144%は、最高配当を1本除くと39%まで落ちます。

※トップ5の外では、ルーラーシップ産駒が複勝率35.4%・複勝回収率108%と2〜3着で存在感を出しています。

※こちらも108%は最高配当を1本除くと71%になるので、複勝やワイド、3連系の軸向きという読み方です。

東京芝2400mの母父はマンハッタンカフェとクロフネが目を引く

集計期間:2023.10.9〜2026.6.20/東京芝2400m・20走以上/勝ち星上位5頭
母父着別度数勝率複勝率単勝回収率複勝回収率
母父:キングカメハメハ7-3-4-51/6510.8%21.5%88%40%
母父:マンハッタンカフェ7-4-2-20/3321.2%39.4%92%58%
母父:ディープインパクト6-11-3-59/797.6%25.3%38%56%
母父:クロフネ3-4-3-19/2910.3%34.5%285%207%
母父:シンボリクリスエス3-4-2-18/2711.1%33.3%34%113%

頭数が多いのは母父ディープインパクトと母父キングカメハメハですが、率としては平凡です。

目を引くのは母父マンハッタンカフェの勝率21.2%で、スタミナを補強する配合がこの舞台で機能しています。

母父クロフネも複勝率34.5%と好調で、母父にスピードが入る配合がむしろ噛み合っている形です。

2400mでもスタミナ一辺倒では足りない、という上がりの傾向とちょうど重なります。

母父シンボリクリスエスも複勝率33.3%・複勝回収率113%で、2〜3着に踏ん張るタイプが揃っています。

※母父クロフネの単勝回収率285%・複勝回収率207%は、それぞれ最高配当を1本除くと48%・147%になります。

※勝ち星も29走で3頭ぶんしかないので、そのまま受け取れる数字ではありません。

※トップ5の外では母父Tapitの複勝率52.4%が目を引きますが、こちらは20走ほどなので今後の推移待ちです。

※サンプルがさらに集まり次第、更新のたびに追いかけていきます。

東京芝2400mは前走の距離が最大の分岐|前走の舞台別成績

集計期間:2023.10.9〜2026.6.20/東京芝2400m・前走距離別(該当の少ない2100m・2300mは除外)
前走距離着別度数勝率複勝率単勝回収率複勝回収率
前走1800m以下7-12-5-151/1754.0%13.7%53%42%
前走2000m26-24-23-249/3228.1%22.7%71%58%
前走2200m17-17-17-110/16110.6%31.7%45%97%
前走2400m25-23-29-148/22511.1%34.2%80%72%
前走2500m以上7-10-7-112/1365.1%17.6%32%43%

前走の距離が2000mを超えたあたりから、はっきり成績が変わります。

そして前走2500m以上からの短縮組も伸びません。

純粋なスタミナ型が、上がりの速さを問われて足りなくなるということなのかなと。

ちょうど2200〜2400mを使ってきた馬がいちばん噛み合う、というのがこのコースの骨格です。

集計期間:2023.10.9〜2026.6.20/東京芝2400m・前走2200〜2400m組の内訳
条件着別度数勝率複勝率単勝回収率複勝回収率
前走2200〜2400m44-41-46-260/39111.3%33.5%66%82%
前走2200〜2400m×前走1〜6着36-29-41-164/27013.3%39.3%56%76%
前走2200〜2400m×中6週以上22-22-14-93/15114.6%38.4%109%101%

2200mと2400mをひとまとめにすると複勝率33.5%で、コース全体の24.3%をはっきり上回ります。

44勝が40頭に分かれているので、特定の1頭が押し上げた数字ではありません。

このコースは出走の6割強が距離延長で、初めて2400mを走る馬が毎週のように大量に出てきます。

その中で、すでに長い距離で答えを出している馬だけが安定して走っている、という構図です。

さらに前走6着以内に絞ると複勝率39.3%、中6週以上あけた組だと勝率14.6%まで上がります。

※中6週以上の単勝回収率109%は最高配当を1本除くと65%まで落ち、上位1本が単勝配当の4割を占めます。

※回収率で押し切る形ではなく、複勝やワイド、3連系の軸を決めるための材料という理解が実態に近いところです。

※前走2100m・2300mは該当が少ないので帯から外しています。

集計期間:2023.10.9〜2026.6.20/東京芝2400m・前走の舞台別
前走着別度数勝率複勝率単勝回収率複勝回収率
前走も東京芝2400m21-18-22-88/14914.1%40.9%70%81%
前走東京芝39-28-31-211/30912.6%31.7%65%64%
前走中山芝15-27-24-211/2775.4%23.8%37%62%
前走関西芝14-17-14-139/1847.6%24.5%76%69%
前走ローカル芝15-14-12-159/2007.5%20.5%56%60%
前走ダート1-1-2-62/661.5%6.1%105%53%

同じコースを使ってきた馬が勝率14.1%・複勝率40.9%で、いちばん信頼できます。

坂を2度上る流れの中で、どこで脚を使うかに慣れが要るからなのかなと。

前走中山芝からの臨戦は勝率5.4%と落ちるので、小回りからの替わりは一枚割り引きたいところです。

※前走ダートの単勝回収率105%は、1着になった1頭だけで作られた数字です。

※その1本を除くと0%になるので、複勝率6.1%のほうを見るべき条件です。

東京芝2400mの牝馬は混合戦でも複勝率17.8%

集計期間:2023.10.9〜2026.6.20/東京芝2400m・性別
性別着別度数勝率複勝率単勝回収率複勝回収率
牡馬(セン馬含む)75-71-72-613/8319.0%26.2%59%64%
牝馬12-17-14-202/2454.9%17.6%63%55%
牝馬×混合戦9-14-11-157/1914.7%17.8%65%59%

牝馬は複勝率17.6%と、牡馬の26.2%にはっきり届きません。

この245走にはオークスの分も含まれていますが、牝馬限定戦を除いた混合戦だけで見ても複勝率17.8%と変わりません。

ヴィクトリアマイルのような舞台と違い、混合戦の2400mでは斤量差だけでは埋まらない部分があるのかなと。

坂を2度上る流れで持久力を削られる作りなので、牡馬相手だと最後の3ハロンで差が出るのかなと見ています。

単勝回収率だけは牡馬とほぼ同じなので、人気が落ちたぶんは正しく織り込まれているところです。

東京芝2400mは4歳が最上位|5歳以上は割引

集計期間:2023.10.9〜2026.6.20/東京芝2400m・年齢別
年齢着別度数勝率複勝率単勝回収率複勝回収率
3歳51-50-43-446/5908.6%24.4%65%65%
4歳25-20-23-155/22311.2%30.5%60%58%
5歳7-13-10-119/1494.7%20.1%67%59%
6歳以上4-5-10-95/1143.5%16.7%23%54%

ダービーとオークスがあるので3歳の出走がいちばん多くなります。

芝2400mに2歳戦は組まれていないので、3歳からの集計です。

率でいちばん高いのは4歳で、勝率11.2%・複勝率30.5%です。

6歳以上は勝率3.5%・単勝回収率23%まで落ちるので、ピークを過ぎた馬には厳しく出ます。

この距離では、こなせるかどうかより勢いのある世代かどうかが効きやすいケースが多いところです。

東京芝2400mのクラス別・馬場状態別平均勝ちタイム

集計期間:2023.10.9〜2026.6.20/東京芝2400m・1着馬の平均タイム
クラス稍重
未勝利2:26.72:28.4
1勝クラス2:25.92:29.52:25.9
2勝クラス2:25.52:25.4
3勝クラス2:24.82:26.72:24.0
リステッド2:23.5
G22:24.0
G12:23.7

芝2400mに新馬戦は組まれていないので、未勝利からの集計になります。

未勝利からリステッドまでで、ざっと3秒詰まります。

クラスがひとつ上がるごとに1秒近く速くなる、という旧来の目安はいまも生きています。

上級条件は2分23〜24秒台で決着すると覚えておけば十分です。

集計期間:2023.10.9〜2026.6.20/東京芝2400m・重賞の1着馬平均タイム(いずれも良馬場)
レース
ジャパンC2:22.5
日本ダービー2:23.6
青葉賞2:24.0
優駿牝馬2:25.1

ジャパンCの2分22秒台がこのコースの最速圏です。

集計期間:2023.10.9〜2026.6.20/東京芝2400m・馬場状態別
馬場着別度数勝率複勝率単勝回収率複勝回収率
75-76-74-694/9198.2%24.5%64%62%
稍重10-10-10-103/1337.5%22.6%29%64%
2-2-2-18/248.3%25.0%68%50%
不良0-0-0-0/0

集計期間中に不良馬場での施行はありません。

稍重と重も走数が少ないので、率は参考値として見てください。

それでも稍重の単勝回収率29%は目立つ低さで、時計がかかると人気どおりに収まりやすい傾向が見られます。

東京芝2400mの騎手成績|ルメール騎手の勝率36.2%

集計期間:2023.10.9〜2026.6.20/東京芝2400m・10鞍以上/勝ち星上位
騎手着別度数勝率複勝率単勝回収率複勝回収率
ルメール21-15-7-15/5836.2%74.1%90%103%
戸崎圭太6-9-8-27/5012.0%46.0%35%73%
佐々木大輔4-3-0-17/2416.7%29.2%72%105%
川田将雅4-2-2-6/1428.6%57.1%126%121%
横山典弘4-0-0-7/1136.4%36.4%508%104%

ルメール騎手が勝率36.2%・複勝率74.1%と別格です。

そのうえ複勝回収率103%が残っているので、このコースでは軸として素直に信頼できます。

3年で87レースしかないコースなので、ほかの騎手はいずれもサンプルが薄めです。

横山典弘騎手の単勝回収率508%は目を引きますが、最高配当を1本除くと93%まで落ちます。

それでも11鞍で4勝という結果は、道中でどこを通すかが問われるこのコースらしい数字なのかなと。

※川田将雅騎手の126%も最高配当を1本除くと71%です。

※佐々木大輔騎手の複勝回収率105%は除外後63%になります。

※いずれも鞍数が少ないので、サンプルが集まり次第あらためて確認したいところです。

東京芝2400mの人気別信頼度|前走1〜3番人気で複勝率43.0%

集計期間:2023.10.9〜2026.6.20/東京芝2400m・当日人気別
人気着別度数勝率複勝率単勝回収率複勝回収率
1番人気33-19-11-24/8737.9%72.4%78%85%
2〜3番人気31-38-28-76/17317.9%56.1%78%94%
4〜6番人気18-18-32-193/2616.9%26.1%68%62%
7番人気以下5-13-15-522/5550.9%5.9%47%48%

この表は当日のオッズによるものなので、1番人気をどこまで信頼できるかを確認するための参考情報です。

注目したいのは7番人気以下で、勝率0.9%・単勝回収率47%と人気薄がほとんど機能していません。

東京の芝マイルでは7番人気以下でも単勝回収率85%が残っていたので、その差がこのコースの性格をよく表しています。

2〜3番人気の複勝率56.1%・複勝回収率94%も高水準です。

上位人気を厚く買って、相手を絞り込むという組み立てが噛み合いやすいコースなのかなと。

集計期間:2023.10.9〜2026.6.20/東京芝2400m・前走人気別
条件着別度数勝率複勝率単勝回収率複勝回収率
前走1〜3番人気56-49-42-195/34216.4%43.0%82%81%
前走1〜3番人気×前走1〜3着38-29-26-114/20718.4%44.9%51%64%
前走1〜3番人気×前走4着以下18-20-16-81/13513.3%40.0%128%107%
前走4〜6番人気14-24-20-184/2425.8%24.0%45%63%

前走人気は出馬表の段階で確定しているので、こちらは実際の予想に組み込めます。

前走1〜3番人気だった馬は勝率16.4%・複勝率43.0%で、コース全体の2倍近い水準です。

56勝が50頭に分かれており、紛れの少なさがそのまま数字に出た形です。

面白いのは、同じ前走人気馬でも着順で中身が分かれることです。

勝率がいちばん高いのは前走3着以内だった組ですが、勝ち馬の人気の中央値は1番人気で、当たっても配当がほとんど残りません。

配当がつくのは前走4着以下に敗れていた組のほうで、勝ち馬の人気の中央値は3番人気まで下がります。

勝率は落ちるのに単勝回収率だけが跳ね上がるので、これは人気薄が台頭する形という位置づけになります。

前走で人気を裏切ったことで一段評価を落とし、距離が延びて持ち味が出る、という流れなのかなと。

※前走1〜3番人気×前走4着以下の128%は、最高配当を1本除くと78%まで下がります。

※上位1本が単勝配当の4割を占めるので、数字どおりには受け取れません。

※それでも複勝率40.0%は落ちないので、ヒモ荒れの目印として見るのが安全です。

東京芝2400mの消し条件

出馬表の段階で判定できる「消し」をまとめます。

集計期間:2023.10.9〜2026.6.20/東京芝2400m
条件着別度数勝率複勝率単勝回収率複勝回収率
前走10着以下4-10-8-225/2471.6%8.9%12%44%
前走7番人気以下13-14-20-410/4572.8%10.3%41%46%
前走2500m以上7-10-7-112/1365.1%17.6%32%43%
5歳以上11-18-20-214/2634.2%18.6%48%57%
連闘〜中2週13-18-18-180/2295.7%21.4%31%44%

最も強い消しは前走10着以下で、勝率1.6%・単勝回収率12%です。

紛れの少ないコースなので、前走で大きく負けた馬の巻き返しはほとんど起きていません。

前走7番人気以下も複勝率10.3%で、前走の評価がそのまま持ち越されます。

前走2500m以上からの短縮は複勝率17.6%と伸びません。

長距離をこなせることと、東京の上がり勝負に対応できることは別、ということなのかなと。

連闘から中2週までの詰まったローテは単勝回収率31%と配当が残りません。

2400mは反動が出やすい距離なので、間隔を詰めてきた馬は一枚割り引くのが基本です。

※前走で上がり7位以下だった馬(複勝率12.7%)も、この舞台では割引材料になります。

※単勝回収率70%は最高配当を1本除くと44%なので、たまの一撃を狙って拾える条件ではありません。

まとめ:東京芝2400mの傾向と着眼点

東京芝2400mはこういうコース

  • コース全体は単勝回収率60%・複勝回収率62%で、紛れがきわめて少ないコースです
  • 7番人気以下は勝率0.9%・複勝率5.9%しかありません
  • 出走の6割強が距離延長で、初めての2400mに挑む馬が大半を占めます
  • 前走2200〜2400mを使ってきた馬は複勝率33.5%まで上がります
  • 前走2000m以下は複勝率19.4%、前走2500m以上は17.6%と両側が落ちます
  • 前走の上がり3Fが1位だった馬は複勝率43.4%まで伸びます
  • 前走1〜3番人気は複勝率43.0%で、前走4着以下に敗れていた組から配当がつきます
  • 枠順の有利不利は小さく、内枠だけ複勝回収率44%と評価に見合っていません
  • 4角2〜4番手の好位差しが最強で、4角10番手以下は複勝率10.8%です
  • 種牡馬はドゥラメンテ(複勝率43.5%)とレイデオロ(勝率16.7%)が上位です
  • 前走10着以下・前走7番人気以下・前走2500m以上・5歳以上・詰まったローテは割引です

直線が長いから差しが決まる、というイメージのままだと後方待機の人気薄を拾いたくなるコースです。

しかし4角10番手以下の複勝率は10.8%しかなく、実際には好位でタメられた馬が押し切っています。

先に確認したいのは前走で2200m以上を使えていたことと、前走で速い上がりを使えたことの2つです。

ここを見るようにするだけで、検討する馬はかなり絞れます。

回収率で抜ける条件が見つからないコースなので、複勝やワイド、3連系の軸をどう固めるかが本題になります。

データは開催のたびに動くので、傾向に変化があればそのつど更新していきます。

予想の際にはぜひ、本記事のデータを参考にしてみてください。

出典:TARGET frontier JV(集計期間 2023.10.9〜2026.6.20、東京芝2400m・JRA平地)

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